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ある日、森の中(〆)/1130


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自分のトピックを作る
221: 皐月 夜 [×]
2017-09-11 00:20:27



( 確かに話は聞いていた。自分自身の中にある魔力はきっと自分が思ってる以上に少なくまた弱いものであるのだろう。そうして助言を貰えている事も駄目な箇所を指摘してくれている事も事実であればそれら全てに対しての言葉を心の中に留めるだけで終え。棒の先端を上げるに従って少しずつ少しずつ、まるで重力に逆らうようにして浮かび上がる本を初めて親の愛情に喜ぶ時のような、素敵な宝物を貰った時のような、はたまた胸が苦しくなるような温もりを受けた時のような様々な感情の籠る瞳で見つめ続け。「──あ、」されどそんな時間も長くは続かない。言われた通りに体内に宿る魔力が底をついたのか棒の先端の魔素も本を包んでいた魔素も何もかもが弾けるようにして空気中を漂う魔素に溶け込んでしまえば、せっかく胸の辺りくらいまで浮いた本は支えを無くしたようにまた切り株の上へと逆戻りになってしまい。「あーあ、せっかくいい所までいってたのに。何かもうなーんも残ってないみたい、体の中空っぽ」残念な気持ちがたくさん渦巻く中の真ん中に強く大きく残るのは清々しい達成感。心底満足だと言わんばかりの幸せそうな笑顔で相手の方に向き直ってはVサインを送って見せて )




222: ラウル [×]
2017-09-11 01:36:45



──……ほぅ、よくやった。今度は浮かんだと認めてやる。たった数回の手直しで終わるとは塵ほど思わなかったぞ、いやはや素晴らしい。貴様も満足したようだし──これにて、合格とする
(相手の胸の高さまで本は持ち上がり、全ての魔力の消費に伴い魔素との繋がりが切れれば、軽い音を立て切り株の上に落ちるまでの時間、目線を離さずにいて。相手の達成感に満ちた声が鼓膜に届けばゆっくりと顔をそちらに向け、手にしていた杖を肘で押さえては2、3回程度の軽い拍手を相手に向けて送り。もっと長くかかるかと予想していた宛が外れれば感嘆の息をつき、今までの不機嫌さや苛立ちに満ちていた低い声音を明るい響きへと変えては、努力を認めるような言葉を次から次へと連ね、何かに向けて宣言するかのように最後はやや声を張り上げ、合格の二文字を口に出し。するとそれに反応してなのか、いつかのあの日と同じく、どこからか風に流れ羊皮紙に両名の名が記入された契約書が二人の間に突如姿を現し。待ってましたと言わんばかりにそれにじっと目を凝らせば、一番下の部分から火種も何も無いはずなのにひとりでに紙は燃え上がり。真っ赤な炎が完全に全てを包み込めば、あっという間に灰へと変化し風に掬い上げられるように彼方へと流れて行き、やがてその場には何一つ跡を残す事無く契約書は目の前から消え去り。やっと肩の荷が下りたと軽く腕を回せば再び杖を握りしめ、相手に視線を戻しては口を開き。「喜べ、今此処に契約は守られ、無事執行されたと認められた。これで漸く、漸く貴様の我儘に付き合ってやる理由は潰えたわけだ」先程の相手と同じく、晴れ晴れとした気持ちと共に、フードから僅かに晒された口元ではっきりと弧を描いて見せれば、心の底から嬉しそうに自由を噛み締め。トンっと杖で地面を叩き、己の足元に魔方陣を展開させれば、館に帰る準備を早速進め始め)

223: 皐月 夜 [×]
2017-09-11 01:58:51



やったー!!やれば出来る子なんだよ私。でもまさか魔法使いさんがそんなにも褒めてくれるだなんて思わなかった。ふふー、今日はいい夢見れそうだよ。
( 体に感じる疲労感は確かにあるもののそれよりも遥かに強くて大きい達成感に、今までの相手からは想像のつかない饒舌な褒め言葉と拍手。そうして欲しくてたまらなかった"合格"の言葉に気分はもう最好調に達しており、だらしなく緩んだ頬を引き締める事もしないまま嬉しさを全面に押し出すようにつらつらと言葉並べていき。そうこうしてるうちに飛んで来たのはあの日契約を交わした時以来見ていなかった契約書。それが目の前で炎に包まれ最初から無かったかのように消滅してしまえばそこで漸く何故相手が己の合格をこんなにも喜んだのかを理解し。「っ、ま、待って!」理解すれば当然喜びは瞬く間に消えて無くなると言うもの。今までは契約があったから呼べば出て来てくれたがそれが無くなった今、相手が自らの呼び掛けに応える義務はもう無くなった訳で、性格を考えればこれからたったの一度だって姿を現してくれなくなる事だって高い確率で考えられる。そうなれば相手の家に辿り着く方法を知らない自分はもう二度と相手には会えなくなると言う事。契約が終わったからと言う理由で相手から離れる事が出来ないくらいには時間を共有してしまった事実に考えるよりも早く足は勝手に動き出していて。「嫌だ!」体は相手が展開した魔法陣の中。まるで置いて行かれて駄々を捏ねる幼子のように何度も何度も首を左右に振っては切羽詰まったように必死に相手を見上げ、無駄な事だと頭の片隅でわかっていながらもお願いだから行かないでくれと懇願して )




224: ラウル [×]
2017-09-11 12:06:35



良い夢が見れて良かったな、人間。さぞ楽しかったであろう?普通に生きているだけでは到底体験出来ないであろう、貴重な一時を過ごせたのだ。最後くらい俺に感謝の一言でも述べたらどうだ?
(森から帰そうとしても来る相手の訪れを阻止するべく、課題を与えたものの失敗に終わり、言い争いが絶えないなか、ゆっくりとした歩みで進めていった魔法習得の日々を思い出しては、漸く迎えた終わりに、人間相手にどう教えようか苦労も多かった分、相手とはまた違う心地よい達成感に満たされ。笑みを浮かべる口元とは正反対な冷ややかな瞳を注ぎ、相手の言葉尻を繰り返しては、そうだろ?と同意を求めるかのように問いかけ。「望みが叶ったと言うのに、まだ喚くとは……貴様と言う人間はやはり、理解し難い生き物だな。だがもう貴様の我儘には付き合わないと言っただろうが。……あぁ、そうだ。その代わり、今非常に気分が良いので宙を飛ぶ感覚を味わわせてやろう。まだ足りないのならそれで我慢し、後は己の力でのみ達成してみせろ──『ウィンド』」契約書が燃え散ったのを皮切りに言葉少なく拒絶の言葉を発する相手を、その心情が理解出来ないと首を傾げ。しかしすぐ、気持ちを切り替えては陣の中に侵入してきた相手の懇願する瞳を見つめ返した上で、拒否するように首を左右に振って見せ。魔方陣に注ぐ魔力を一旦止めては、相手に教えた魔法だと分かるよう、呪文をわざわざ口に出してからを行使し。柔らかく温かな魔素の光が相手の元に引き寄せられるように集まれば、問答無用でふわりとその体を持ち上げ、そのまま一番高い木の上まで上昇してから、ゆっくりと先程まで本の置かれていた切り株の上まで浮遊してはその上に下ろすように徐々に高度を下げ、相手を運ばせ。「これで終わりだ。では──『行け』」浮遊の魔法を解除し、転移魔法を発動されれば膨大な量の様々な魔素が、魔方陣の上で自分の姿を隠すかのように周囲を取り囲み、激しく渦を巻いてはやがて目映い光を放ち──やがて相手が再び瞳を開いた時には、まるで夢や幻だったかの如く、その場に先程まであったはずの自分の姿は完全に消えている事だろう)

225: 皐月 夜 [×]
2017-09-11 13:42:09



たくさんしてるよ感謝!本当に本当にしてる!でも──っ!
( 相手が人間、子供を嫌っている事はひしひしと伝わって来ていた。そんな中で契約に縛られてたとは言え最後まで相手をしてくれたのだから伝えても伝えきれぬ位の感謝に溢れているに決まっている。決まっているが、頭ではわかっていても心情は離れたくないと言うそれだけが勝っており。大切で大きな何かが一瞬にして消え失せた消失感から今にも泣き出してしまいそうな表情浮かべ、それは体が浮き上がる、普通であったら興奮のみで支配される状況下に置かれても何一つ変わる事なく。感じる少し冷たい空気にも、本の小ささにも、広がる緑にもその他何もかもに全くと言っていい程気持ちは向かない。それどころか物理的に相手から離れる恐怖すら覚えるくらいで。「お願いだから待って魔法使いさん!行っちゃ嫌だ!」やがて己の体は静かに下降し切り株に両足が着いた時には時すでに遅し。必死の懇願も虚しく相手の体は今まで見た事もない様々な色や形の魔素に囲まれ手を伸ばしても届かず、眩しさに耐えきれずに瞳を閉じて、そうしてハッとしたように見開いた時にはその姿はもう何処にも無くなっていて。それと同時にこれで終わったのだと言う事を嫌でも理解すればみるみるうちに双眸には溢れんばかりの涙が溜まり、それを拭う事もしないまま、心底悲しそうな表情で暫くの間立ち尽くし相手が消えた先を見つめ続けていて )




226: 妖精 [×]
2017-09-11 14:40:56



んー……よく寝た!
(相手と別れた後、己にとってはベストポジションと呼べる日当たりの良い開けた土地にある花畑を見つけては、草花の隣で寝転がり、昼寝と言うにはいささか長い眠りから漸く目を覚まし。上半身のみ地面から持ち上げては大きく伸びをし、自然と浮かんだ目尻の涙を拭えば花畑から飛び立ち。気持ちの良い穏やかな風に乗れば心地よい日光の光を浴びながら、軽く体を動かそうとパタパタと羽ばたき、散歩のついでに川にでも行って水分補給をしようとその場から移動しては、午前中に会った相手の後ろ姿を偶然発見し、ぱあっと顔を綻ばせ。「あらヨルじゃない!また会うなんて奇遇ね、エルフの所はもう終わったの?……って、ど、どうしたのよその顔!どこか痛いの?大丈夫?」嬉しそうに話しかけながら、周りにエルフの姿が見当たらなければ確認するように質問を投げ掛け。そして相手の前に回り込めば、涙の流れた跡が幾つも頬に残る、普段では想像もつかないような悲しげな表情を目の当たりにし、怪我でもしたのだろうか、でもそんな様子は無いとうろたえたように落ち着き無くあちらこちらに視線をさ迷わせた後、相手の顔を覗き込み、心配そうにその瞳を見つめては問いかけ)

227: 皐月 夜 [×]
2017-09-11 14:56:41



( この場所でいくら待った所で相手はもう来ない。その事実だけがやけに重くのしかかってくればグズグズと鼻を鳴らし隠す事をしない悲しみを全面に押し出しまるで幼子のように泣き崩れ。それからどれくらい経っただろうか、未だにゆらゆらと揺れる不安定な気持ちと頬を伝ういくつもの涙の跡に風が当たりひんやりとした冷たさを感じるようになった頃、ふいに午前中楽しげに時間を共有した友である妖精の明るく朗らかな声が聞こえてくればぴくりと双肩を震わせ。「ジュリー……」あぁ、やっぱり心配を掛けてしまった。相手が己の目の前に回った事できっとぐちゃぐちゃで不細工になってるだろう顔を見られてしまえばぽつりと小さく名前を呼び。その瞬間、一人ではなくなった安心感や様々な感情が大きく膨れ上がり続いて破裂したようにまた涙が溢れ出てくると次の日きっと腫れて重たくなるだろう瞼に気を遣う事もなく乱暴に手の甲でゴシゴシと拭い。「此処がね、痛い…っ。契約が終わっちゃったから、魔法使いさんともう会えないんだよっ…」心配そうに問われた言葉に返事を返さない訳にはいかない。涙で濡れた手でギュッと胸元のローブを握り締めては、嗚咽で縺れる言葉を懸命に相手に届けようと試みて )




228: 妖精 [×]
2017-09-12 14:27:33



もう……可愛い顔が台無しじゃない。私のヨルをこんなに泣かせるなんて、やっぱりエルフは最低野郎ね!
(此方に気付いた途端に次から次へと大粒の涙が溢れる様を見れば、虚空を睨み憤るように、原因である今此処には居ない人物について文句を述べ。相手の頭上まで上昇すれば、その頭をよしよしと慰めるように優しく撫で「そっか……心が痛いんだね。──でも大丈夫、大丈夫だよ。そんなのまた探せばいいだけの話じゃない!困った時は助けてあげるって言ったでしょ。私はヨルの味方よ、あの糞エルフをまた見つけられる日まで、とことん付き合ってあげる。だから大丈夫だよ、ヨル。ヨルは一人じゃないんだからさ!」嗚咽混じりの言葉に引っ張られ悲しみの渦に自分も呑まれそうになるも、ふるふると首を左右に振っては大丈夫と述べ。エルフの家が何処にあるのか、また幻覚の解き方等も今ださっぱり分からない、まったく根拠の無い言葉ではあるものの、自分の胸をポンっと叩いては、相手を励ますように何度も何度も繰り返し言葉に出しては、胸元をキツく握り締める手にそっと触れ、自分が側で手助けすると、ほんの少しでも悲しみに暮れる相手の心に自分の言葉が届きますようにと、こちらも懸命に言葉を紡ぎ)

229: 皐月 夜 [×]
2017-09-12 16:14:09



──ジュリー大好き…。
( グズグズと幼子のように泣いていたも相手が自分の為に怒ってくれる、慰めてくれる、そうして暖かい温もりをくれればそれは今の何も無くなってしまった心の深い深い所でちゃんと光を放つようで自然と口元には笑みが浮かび、それと同時に薄く開いた唇の隙間からは大きな感謝が暗に隠れた好意的な言葉が漏れて。「こんなの私っぽくないね」自身も相手も魔法使いの家は知らない。それでも自らを励ますために紡がれる言葉の数々の何と温かい事か。相手と一緒ならば見つけ出す事も出来そうな気がすると理由のない自信が泡ぶくのようにふつ、と湧いてくればその小さな手に人差し指をそっと触れさせ一つ大きく頷き。そうすればもう鬱々とした気分は長くは続かないと言うもの。「私だってジュリーの味方なんだよっ。…なーんかすっかり元気出て来た。自主練もいっぱいして、次に魔法使いさんに会った時にビックリさせるんだ!それで絶対に三度目の正直を実行する!」今一度乱暴に目元を拭い水分をローブへ染み込ませては真っ赤になった目で確かに強い光を滲ませつつ、木の棒を握る手にグッと力を込めて )




230: 妖精 [×]
2017-09-12 17:22:39



ふふ、知ってる。私もヨルの事大大だーい好きよ!
(相手が笑みを浮かべればほっと安堵の息をつき、自然とつられるかのように声を立てて笑いながら頷き。体全体をこれでもかと一杯に広げて見せれば軽い冗談っぽく、好きの大きさを表現してみせ。「良かった……やっぱりヨルはそうでなくっちゃ!大丈夫って言ったら大丈夫なの。ヨルなら知ってるかもしれないけど、言霊の力って案外馬鹿に出来ないのよ?」自分の言葉はどうやら届いたのだと、相手らしい前向きな発言が聞こえたならば確信し、満面の笑みを浮かべれば得意気に、声に出した事が現実にも影響を与えると言霊について話。「うんうん、頑張って。私にも手伝える事があったら言って頂戴ね!……でも、三度目の正直って何の事?」再び力の宿った瞳を見つめては何度も頷くも、最後の言葉には何を指しているのかいまいちピンと来ず、不思議そうに首を傾げては問いかけ)

231: 皐月 夜 [×]
2017-09-12 17:59:13



ジュリー!もう、何でこんなに可愛いんだろっ。
( その表情も仕草も何もかもが己のストライクに当てはまれば現金な事に沸き上がる気持ちは先程までの落ちたものではなく、相手の事を慈しむ母性や慈愛に満ちたようなもので。人差し指で遠慮もなくグイグイと頬を撫で、頭を撫で、そうして抱きついてしまいそうな勢いを必死に抑え込むべく手をわきわきと動かし破顔させ。「そうだね、こんな時こそ言霊の力を信じなきゃだ。契約書なんかよりもずっとずっと力があるってね」魔法使いとの繋がりは繋がりとも呼べない程、それこそ紙一枚の薄いものだった。だからこそかそれ以上に強いものが言葉の持つ魂だと肯定の気持ちをいっぱいに大きく頷き。それから、ふふふ。とやけに楽しげに笑っては「私と一緒に魔法使いさんの家を探してくれるっていうだけで幸せなんだよ、チョコの個数増やしたくなるくらいにはね」と戯言を先に、「何としても魔法使いさんに抱き着くんだ!もう二回失敗してるからね、三回目こそはって事。不意打ちとかじゃないとやっぱりなかなか背後は取れないだろうけどさ」後にはやはり諦めていなかった抱擁についてを述べ、手にしていた木の棒をローブのポケットにしまいつつ「あのねジュリー、私の中にある魔力の量を増やす方法ってあるのかな?」先程より真剣味を帯びた瞳を真っ直ぐに向け、これから先の事を考えるにあたってのまず一番最初に知っておきたい事柄を問い掛けて )




232: 妖精 [×]
2017-09-13 04:15:21



妖精だからね、私が可愛いのは当然なのよ。ってヨル、その手は止めて。気持ち悪いって言ってるでしょ?
(褒められれば心地よいもので、ふふんと上機嫌に笑みを浮かべては冗談混じりに返し。しかし、此方に向けて相手の手がわきわきと、各々の指がバラバラに動く様を見れば途端に顔をしかめ、パタパタと羽ばたき相手から距離を取っては非難の声を上げ。「そうそう、その調子だよ、ヨル!」実際に比べてしまえば、言霊よりも拘束力のある契約の方が強く、だからこそエルフを引き留めたであろう相手が望み叶わず悲しむ事になった気がしないでも無いが、そこにはあえて触れず、にこにこと笑っては同意するように頷いてみせ。「やったね!じゃエルフを見つけたら、その時はお祝いに豪華なお茶会をしようね!」チョコの一言に嬉しそうにキラキラと瞳を輝かせ、朝方に話していた内容を思い出しては、どれくらいかかるかは分からないが無事捜索が終わった暁には、約束の茶会を開こうと述べ。「え……何だ、そんな事?まぁヨルがそうしたいなら止めはしないけどさ」意気込む様子の問いの答えは、自分の中ではイマイチ呆気ないものであれば、拍子抜けしたような眼差しを向け。「魔力量?さぁ……年齢とかと一緒に自然と増えるものなんじゃないの?よく分かんないけどさ。あの本には何も書いてなかったの?」問いかけにはきょとんと目を丸くし。力にはなりたいとは思うも、さして魔法に詳しいわけでも、己の魔力の容量が足りないとも思った事も無ければ、小首を傾げながら、分からないなりに憶測を口に出し。相手が持つ教科書のような冊子に答えは無かったのだろうかと問いかけ返し)

233: 皐月 夜 [×]
2017-09-13 13:18:01



あー!私が悪かったから戻っておいでー!
( 妖精だからと言うよりも相手だからだと言葉にしようとするもそれを音として発する前にわきわきと動く己の手から逃れるようにして距離をとられてしまえば、苦笑いを浮かべつつ戻っておいでと大きく手招きをして。言霊がどれ程の力を持ちそれがどれくらい大きく作用するかはわからない。所詮言葉だと言われてしまえばそれまでの事だが、それに縋りたくなる程度には魔法使いの事も相手の事も大好きで。「いいねいいねぇ。たくさんの種類のチョコとついでにミニケーキとかも用意するよ。──今日はもう魔力がないからきっと何しても駄目だと思うからね、明日から頑張って見つけなきゃだ」瞳を輝かせ喜びをいっぱいにするその可愛らしい表情に此方もまた自然と笑みが浮かぶとより一掃の決意を。続いての何処か拍子抜けしたような呆気ない返事には「私にしたらすんごい重要な事なんだからねー。例え反撃を受けたって一歩たりとも引きません!」と意気込み。「書いて…あった気もする」年齢で変わるのならばそれはまだ先が見えると言うもの。あの分厚い魔法冊子は一応最初から最後まで目を通したが──。「もう10回くらい読み込みが必要かもしれない。だって細かいし文字多いページ数たくさんなんだよ」元より活字などが苦手な己には何度読んでもなかなか頭には入って来なく、切り株の上に置き去りにされた本に一度ちらりと控えめな視線を向けそう答えて )




234: 妖精 [×]
2017-09-13 17:36:52



もうしないでよね。足がうじゃうじゃついてる虫みたいで本当に嫌なんだから!
(おいでの一言にはビシッと人差し指を向けては、自分の苦手な物を彷彿とさせるのだとぷりぷりと怒りながら述べた後、再び相手の側に戻り。「ふふ、とーっても楽しみ!その為にも早く見つけなきゃね。ん、そうね。いろいろあってヨルも疲れただろうし、今日はゆっくり休んだ方がいいわね」相手の為、そして何より自分の為になるならば俄然やる気が湧いてくるもので。にこにこと笑いながら頷けば、相手の体調を考えてもそうした方が良いと同意し。「そ、そうなのね。まぁ、……頑張って?」あの性格の悪いエルフに抱き着く為に何故そうも意気込むのだろうかと、イマイチ共感出来ずにいれば、一歩引いた目線で応援の言葉を送り。「うわぁ……聞いただけで読む気が失せるわね。大方、目次を作ったり分野ごとに何枚にも分けるのとか面倒臭がって、必要な事を一枚に詰め込めるだけ詰めながら書いたんでしょうね。読む側の配慮を一切しない所があのエルフらしいわ」本に書かれた内容について聞けば活字は自分も苦手であり、あのエルフの性格からだいたいを予想しては、相手につられげんなりとした眼差しを切り株の上にある冊子に注ぎ)

235: 皐月 夜 [×]
2017-09-13 20:09:05



うんうん、ジュリーが嫌がる事はしないよ。勿論だとも。ちょっと気持ちが抑えきれなくなる事はあるかもだけどねー。
( 足がうじゃうじゃ付いている虫とはつまり百足とかその辺りだろうと脳内でその姿を想像しふむ、と一つ頷いては両手を上げた態とらしい降参ポーズで以て一先ずの約束を紡いでみせ。体力的にも精神的にもヘトヘトである事は紛れもない事実であるだろう。顎を上げ少しずつ薄暗くなっていく空に一度視線をやっては「今日は何だかぐっすり眠れる気がするよ。明日も午前中から魔法使いさんの家を探す予定だけど、ジュリーは?」前半をそのまま視線空に向けた状態で、後半をその視線相手に向け気を遣わないで構わないよ、と言う気持ちも声色に含ませつつ問い掛けて。おそらく伝わっていない意気込みにはただただ何度も首を縦に振るだけで終え。「要点を摘んで読んではいるんだけどなかなかねぇ。でも魔法の知識を蓄える事も絶対絶対必要な事だってわかったからちゃんと覚えるけどね!」ふと、あの本の中身を見せてあげようかと思うもすぐにその考えに蓋をすれば切り株の所まで歩み寄り、魔法冊子を手にそのまま開けた鞄の中に突っ込んで )




236: 妖精 [×]
2017-09-13 22:27:37



その言葉、全っ然信用出来ないんだけど?
(一先ずの約束の言葉には、良くも悪くも感情に素直な相手がそう簡単に抑えられるとは思えず、その場で腕組をしては眉を少し吊り上げ、疑うようにじとっとした瞳を向け。「私?私はいつでも構わないわよ。ヨルさえ構わなければ、明日はとりあえずここに集まらない?」気遣われれば何を今さらと不思議そうに見つめ返すも、特に予定があるわけでは無い為大丈夫だと答えれば、相手が森に来た際にいちいち探す手間が省けるからと、切り株を目印に此処を集合場所にしないかと提案し。「ふーん、大変そうねぇ。──さてと、それじゃそろそろ帰る?もしそうするなら入り口まで送ってってあげるわよ?」魔法の勉強に関しては自分があまり手助け出来そうな部分は少ない為か興味は薄く、冊子を鞄に入れる姿を眺めやや他人事のように呟き。空を見上げればぐっと伸びをした後、相手に視線を戻しこの後について問いかけ。相手がまだ森に用があればそちらに付き合うつもりだが、もし帰るのであれば言葉通り町の近くまでの道程を共にし、入口付近まで送っていく事だろう)

237: 皐月 夜 [×]
2017-09-13 23:02:53



まぁまぁ、そこは流そうじゃないか。
( あまり信用されていないのは己の性格をおそらく相手がちゃんとわかっているからだろう、疑うような眼差しににっこりと口角吊り上げた笑みを浮かべてはその疑いを晴らす気があるのかも疑わしい何とも適当すぎる返事を返して。一人より二人の方が──ましてや頼りがいのある相手が一緒ならば気の持ちようも違うというもので、「良かった!じゃあ今日は早く寝て体調万全にしておくね。明日の朝…そうだなぁ、10時に此処の切り株の前に集合にしよう」出された提案の目印が此処ならば迷子になる事もないと一つ頷き早くもない遅くもない丁度良いくらいの時間を上げ。それから少しだけ考える間を空けた後「うん、今日出来る事はきっともう無いはずだからね。そろそろ帰ろうかな。帰り道が大好きな友達と一緒っていいねぇ」ここ数日は一人で帰る事、しかもお尻へのダメージ付きだったなと今はもう痛くないそこを反射的に片手で擦り、幸せを噛み締めるように同行を願って )




238: 妖精 [×]
2017-09-14 19:41:44



もう!そこが重要なの、流したらまた同じ事になるでしょ?
(適当な返事にはまた怒ったように首を左右に振っては、後頭部のポニーテールをブンブンと激しく揺らし。「じゅうじ?……よく分かんないけど、早めに来るようにするね。でも遅れたらごめんね?」時刻を指定されれば、人間とは違う暦を使っている事やあまり時間に縛られず生活している為、首を傾げ何の事だろうかと首を傾げるも、早く来れば何とかなるだろうと楽観的に述べつつ、もしもの可能性についても先に伝え。「ふふ、そうね。あ、急いでないならゆっくり歩いてね?その方がヨルとたっぷりお喋りしながら帰れるもの!──それじゃヨル、行きましょうか?」何故自分自身のお尻を擦っているのだろうとは思うも、それよりも大好きな友達と言う言葉に反応し表情を緩めれば、嬉しそうに声を弾ませながら頷き。そして楽しい時間は長い方が良いと思えば、のんびり行こうと提案しつつ町のある方角に一足先に羽ばたき、振り返れば相手を呼び掛け。その後は隣を飛びつつ談笑に花を咲かせながら、相手を入口まで送り届ける事だろう)


239: 皐月 夜 [×]
2017-09-14 20:30:30



大丈夫大丈夫、任せといてよ。
( 左右に凄い勢いで揺れるポニーテールが横から顔を覗かせる様を楽しげな笑みで見やれば結局返す返事も相変わらずの信頼性のない楽観的なもので。「え──あ、時間の感覚違うのか。取り敢えずお昼前に集合にしよう」自らが指定した時間に首を傾ける相手に此方も同じように首を傾けるも、そこでふと互いの生きる場所や生活等が違っている事を思い出すと太陽の昇りがちゃんと感じられる昼前だと大まかに伝え直し。気持ちが同じ事の何と嬉しい事か。「まーったく急いでないよ。暗くなったって全然問題ないくらいなんだから。ジュリーと一緒に居られる時間が長くなるんならね」少し先を行く相手にそう言葉を掛け己もまた歩みを進め。大好きな友達との会話は薄暗く少し肌寒い森の中の寂しげな雰囲気すらも無かった事にしてくれるというもの。ややして入口まで辿り着くとそこで一度残念そうに歩みを止め、「──着いちゃったねぇ。まだまだジュリーとなら一緒に居れたんだけど」眉下げた心底残念そうな表情を向け、ふうと一つ溜息をついて見せて )




240: 妖精 [×]
2017-09-15 10:11:23



任せられないったら任せられない!
(平行線を辿る会話には頬を膨らませ否定するも、相手との言い合いは楽しいものであり、最後は思わず「ふふ」と可笑しそうに小さく笑い。「あ、お昼前ね!それなら分かったわ、りょーかい」大まかに伝えられた言葉には今度は合点が行き、一度空を見上げた後、頷き。「それなら良かった!」自分の提案に相手の了承を得られれば顔を綻ばせ嬉しそうに金色の鱗粉を振り撒きながら、その場でくるりと一回転し、普段よりもさらにお喋りになる口とは正反対に気持ちゆっくりと進みながら入口へと向かっていき。「あ、もう着いちゃったんだ。そうね……私もちょっと寂しいな。でもでも、また明日も会えるんでしょ?それにヨルは疲れているんだから、ゆっくり家で休まなきゃ!じゃないと明日また頑張れないでしょ?だから……またね、ヨル!」楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい終わりを迎えてしまえば、此方も名残惜しそうに声を落とし相手を見つめ。しかし相手の体調を気遣えば、休んだ方が良いと述べては手のひらを向けまたねと左右にその手を振ってみせ)

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