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BLなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
とある政府役人 [×]
2016-12-14 22:21:37
審神者の皆様、お勤めご苦労様です。
私は本丸監査部門所属刀剣保護回収係の政府役人でございます。分かりやすく言えば、審神者と刀剣男士が円滑に活動出来ているかどうかの監視役と言った所です。
いつの世も完全や完璧とは無縁でございます。審神者が刀剣男士に無体を働く、あるいはその逆のパターンが数多く報告されています。
私共はそう言った本丸の調査をし、黒と判断した場合は特別権限を用いて本丸を強制解体、無体を強いられていた刀剣男士あるいは審神者を保護回収することがお役目です。
さて、ここから本題に入りましょう。
先日も黒と判断された本丸を計七ヶ所摘発し、強制解体後に一部の刀剣男士を回収しました。
彼らには難儀な特性…呪いとも言うべきでしょうか。ともかく、皆様方がよく知る刀剣男士とはかけ離れた性格、言動、行動を行う傾向があり、少々手を焼いています。
問題の刀剣男士は七振り。審神者の皆様方にはこの中から一振りを選んで頂き、引き取って貰いたいのです。
まずは以下の文章に目を通して頂きます。
>1 必読・規則及び注意事項
>2 七振りの刀剣男士
>3 審神者及び刀剣男士提出用紙
準備が整うまで、しばらくお待ちくださいませ。
1:
とある政府役人 [×]
2016-12-14 22:41:53
【必読・規則及び注意事項】
まずは、刀剣男士の引き取りにあたって皆様に守って頂きたい規則がございます。
こちらに書かれている文章全てに目を通して頂くことが最低条件となりますので、ご理解の程をよろしくお願い致します。
☆セイチャットのルール及びマナーはきちんと守ってください。
☆ロルは最低50以上、豆ロル及び短ロルは非推奨。小説ロルや心理描写ロルを好む方を優遇。
☆本体同士の会話有り。展開を話し合える方、受け身にならない方を募集。
☆シリアス、鬱、暗めが多くなる可能性大。
☆裏行為厳禁。(ハグ、キス、押し倒しまで許可)
☆刀剣男士の破壊、審神者の死亡厳禁。そうしようとしたり、そうなりかけるのは許可。
☆相性重視の為、参加希望のお断り有り。2,3回会話して合わないと思った時にお断りさせて頂く場合もあります。また、こちらとのやり取りが合わないと感じた場合は遠慮なく参加拒否して頂いて構いません。
~トピ主より一言~
(/初めまして、非常に俺得な設定満載のトピックにお越しくださりありがとうございます!
ブラック本丸出身の刀剣男士を引き取るという設定なので、注意事項にも記載した通りシリアス成分が多く含まれるかと思いますが、私自身はハッピーエンドが大好きなので、お相手様と幸せに結ばれたらいいなと考えております。
なにより、皆様に楽しく過ごして貰うことが私にとっての一番です。やりたい設定や展開、会話等がございましたらぜひ聞かせてください!出来る限り要望に添えるよう頑張りたいと思います!)
※レス禁
2:
とある政府役人 [×]
2016-12-14 23:46:29
【七振りの刀剣男士】
それでは、皆様方に引き取って頂きたい刀剣男士をご紹介致します。
七振りであることとそれぞれの性格が忠実であることから、『七つの罪源』による例えを致しましょう。あくまで例えですので、その通りとは限らないのですが。
『傲慢』三日月宗近
属性:受け
募集:一期一振、鶴丸国永、男審神者
綺麗な花には棘がある…という言葉がありますが、彼こそその言葉通りと言えましょう。
この世で最も美しいとされる刀である彼は、自身こそがこの世で一番だと信じて疑いません。本来のマイペースさと包容力は一体どこに行ってしまったのか、その姿はもはや別人ならぬ別刀と行っても過言では無い程です。
その言動は傍若無人、自分以外の全てを見下す態度はまさしく傲慢の一言に尽きます。
しかし、その態度には何処か違和感を感じるのです。わざと他人を自分に寄せ付けまいとしているような…そんな違和感が。
彼の傲慢な態度に呆れること無く寄り添ってくだされば、違和感の正体を掴めるのではないでしょうか。そう、彼が元いた本丸で経験した過去を知ることが出来れば。
『嫉妬』山姥切国広
属性:三日月相手は受け、審神者相手は攻め
募集:三日月宗近、男審神者
元より他者と己を比べて卑下しがちな性格ではありましたが、彼の場合は他者を羨む気持ちが強すぎるようです。
自分以外の全てが羨ましく、全てが憎らしい。その感情を物語るかのように、彼の発言には鋭利すぎる棘が目立ちます。その棘は貴方にも容赦無く突き刺さることでしょう。
いっそ哀れだと思う程に他者を意識するその姿は、嫉妬の成れの果てとも言えます。
きっと彼は気付いていないのでしょう。己の持つ価値、性能、その良さに。自らが多くの美点を持つと気付けないからこそ、彼は他者を羨んでいるのかもしれません。
言葉の棘が刺さることを厭わず、彼自身を認め続けてくだされば、羨む感情は別の形へ昇華するかもしれません。嫉妬は愛情と表裏一体とも言いますから。
『怠惰』御手杵
属性:刀剣男士相手は受け、審神者相手は攻め
募集:蜻蛉切、日本号、男審神者
天下三名槍でありながら平凡だと公言する彼ですが、今回はそれが悪い方向へ進化してしまったようです。
彼は決して怠け者ではありません。与えられた仕事はこなしますし、戦いにも積極的。では何に対しての惰性なのか?それは他者と関わりを持つことです。
人でも神でもなく武器としての意識が強すぎる彼は、人間関係というものを理解出来ていません。その上、誰かと関わろうとする感情すら皆無であり、目を離すとすぐにいなくなってしまうのです。
他者との関わりに積極性を持たないその姿勢は、ある種の怠惰とも言えるでしょう。
まずは人や神が持つであろう感情や心を教えることから始めなければなりません。根気強く教えていけば、彼が武器から心を持つ存在へなれる可能性は充分あるでしょう。
『強欲』鶴丸国永
属性:指名制
募集:三日月宗近、一期一振、男審神者
人は欲を持たずにはいられない存在ですが、彼は付喪神でありながら人より強すぎる欲求に取り憑かれています。
彼は凄まじい程に貪欲であり、全てを望み、全てを欲します。形有る物も形無い物も、何をどれだけ与えようとも彼が満足することは無く、すぐに次を要求する程です。ある意味で神様らしいとも言えますが…。
底の尽きない欲を晒すその姿は、まさしく強欲の権化としか言えません。
限界が無い欲望には、限界が無い感情を与えるべきでしょう。月並みな言葉ではありますが、彼に貴方の愛情を無限に注いでみてください。彼が与えられるのではなく与える行為に出れば、貴方の愛情で満たされた証拠になるでしょう。
『暴食』大倶利伽羅
属性:受け
募集:燭台切光忠、鶴丸国永、太鼓鐘貞宗、男審神者
食べる事は人の三大欲求の一つです。彼の場合はその一点のみが歪んだ形で強化されてしまっているようです。
彼は普通の食事を受け付けることが出来ず、口にしても拒絶反応を起こしてしまいます。彼が唯一食事として摂取出来るのは、人の身に流れる血液、あるいは顕現前の刀剣のみ。
人が口にするべきではない物を食らう彼は、暴食の衝動に侵されているのでしょう。
彼自身はその異常性を自覚しており、一層他者と関わりを持とうとしません。空腹時に審神者や刀剣男士と共にいれば、その血を欲してしまうからです。
その異常性を受け入れ、尚且つ拒絶することなく接していけば、衝動が緩和されるかもしれません。例えば…貴方の血だけを求めるようになる、とか。
『色欲』燭台切光忠
属性:攻め
募集:大倶利伽羅、へし切長谷部、男審神者
性的欲求は人であれば必ず備わっているもの。それは人の身を持つ刀剣男士も同じですが、彼の場合はそこに異常性があります。
彼には愛情や恋情が全くと言って良い程にありません。誰かを大切に想う心がそのまま抜け落ちてしまっているのです。それが異常だと分かっているのか、彼は必要以上に不特定多数の存在に愛に似た感情を振りまきます。
博愛とも偽善とも取れるその有り様は、色欲の完全欠落と言えるでしょう。
抜け落ちているのなら、新しく埋め直す必要があります。他者を慈しむ気持ち、愛する気持ちをそのまま彼にぶつければ、欠陥は修復されるはずです。
『憤怒』???※好きな刀剣男士を指名してください
属性:指名制
募集:男審神者のみ
…おや、困りました。彼に関する資料がどうやら紛失してしまったようです。申し訳ありませんが、彼の特徴だけをお教えしておきますね。
彼は人間という存在を心の底から憎んでおります。それはもう殺したいくらいに。これは決して比喩表現でなく、本気の感情です。私も何度か危険な目に遭いましたから。
人に友好的な付喪神がそこまで人に憎しみを持つ時点で異常事態でしょう。彼がいた本丸の審神者は一体何をやらかしていたのやら。
ご安心ください。彼がどれだけ貴方を殺しにかかっても、審神者たる貴方にその刃が届くことはありません。主従関係による枷、とでも言いましょうか。
彼がどうしてそこまで憤怒に染まっているのか、まずはそこから知るべきでしょう。正面から向き合えば、必ず貴方の気持ちは届くはずですから。
※レス禁
3:
とある政府役人 [×]
2016-12-14 23:56:42
本文:【審神者及び刀剣男士提出用紙】
お待たせ致しました、最後に貴方のプロフィールを提出して頂きます。
審神者の場合はこちらの用紙に、刀剣男士の場合はこちらの用紙にご記入をお願い致します。
【審神者用提出用紙】
名前:
容姿:
性格:
備考:(記入自由)
【刀剣男士用提出用紙】
名前:
性格:
備考:(記入自由)
こちらにご記入後、指名した刀剣男士を引き取ったという体でロルテストをお願いします。
他にご質問等がございましたら、お気軽に尋ねて貰って構いません。
皆様からの良き縁を願って、お待ちしておりますね。
※お待たせしました、レス解禁です!
4:
匿名さん [×]
2016-12-15 22:43:07
(/こんばんは、このトピックにふと目を引かれ、覗いてみたところ、大変自分好みのキャラクターが居ましたので、声をかけさせて頂きました。
よろしければ、暴食の大倶利伽羅の相手として、燭台切光忠で立候補させていただきたく思います。
少々アニメ等とは違った部分もございますが、検討していただけると嬉しいです)
名前: 燭台切光忠
性格: 基本的には温厚な性格であり、声を荒げたりすることは滅多にない。
戦に負けず劣らず料理は好きだが、食べている人が嬉しそうな顔になるのが一番好き。
できるだけ関わりのある刀剣達とは友好的な関係を築いておきたいと思っているものの、うまくいかなければ仕方がないと諦めるようなさっぱりした性格だが、手に入れたいと思ったものは、どんな手を使ってでも手の内に納めようとする。
備考:大倶利伽羅のことを、他の燭台切光忠とは違い、「大倶利伽羅」もしくは「倶利ちゃん」と呼ぶ。(/呼び方についてはそちらのお好きな方にお任せしますが、このどちらかでお願いしたいです……!伽羅ちゃん呼びはどうにも違和感がありまして……)
ロルテ: ──大倶利伽羅(倶利ちゃん)、また会えて嬉しいよ。この本丸に君は全く来てくれなかったから、鶴さんも、主君も、勿論僕だってずっと待ってたんだ、何て言ったら、格好よくないかな。……久しぶりなのに顔も見られないのはあんまりだろう?開けても、いいかい?
(柔らかな日差しと、ほのかな花の香りが包む本丸のうちの、最も新しい刀剣がいる部屋に、元は太刀であった相手にも分かりやすいよう、格好悪くならない程度に足音を立てて近づけば、部屋の前で膝を揃えて声をかける。室内から聞こえてくるのは、相手の声だろうか、それとも衣擦れの音か、はたまた、全くの無音であるのか。出来る限り普段通りの声、しかし心配そうな雰囲気は伝わってしまうかも知れず。相手が許可を出したり、障子を開いたりするならば、そこにはやや眉が下がり気味の男がいる)
(/このようにロルが長くなってしまいがちで、当方の都合により1日に一度返せるかどうかという置きレス式になってしまいますが、よろしければお考えください。乱文失礼いたしました)
5:
着ぐるみさにわさん [×]
2016-12-15 22:54:28
(/レス解禁心よりお待ちしておりました…ッ!とても素敵な設定で私の好みにドストライクだったので早速参加希望を出させていただきたく…!指名はまんばこと山姥切国広でお願いいたします。
以下pfとロルテストとなっておりますので!ロルテは引き取った後刀剣男士と顔合わせをしたあと、という展開になっておりますが宜しかったでしょうか…?お時間が空いている時にでも目をお通しくださいませ。)
< 審神者pf >
名前:睡蓮
容姿:昼夜問わず濃紺の生地に白のラインが入ったジャージ着用。庶民派審神者筆頭格でお洒落に疎い。見目より性能といったタイプで、着て満足のいく物であったら周囲がどれだけ「えっ…」と思う様なデザインでも全く気にしない。
まるで烏の羽が濡れているかの様な色をした黒い髪は短く切られており、特徴的な赤い瞳を遮らない。片親から遺伝したのか顔立ちは若干幼く、数年歳を偽ってもきっとバレない。なお検証済み。
性格:非常にさっぱりした性格。竹を割った様なと言えば聞こえが良く、空気を読まないと言えば聞こえが悪い。一切飾らない言葉に好感を覚える者も居れば気に食わないと感じる者も居り彼の評価は三者三様。誠実や真面目といった部類に入る人間なので頼まれ事や仕事はしっかりやっている。冗談も言える非常に高性能な審神者。(ただし服のセンスは除く)
備考:あまりにも壊滅的なセンスの持ち主な為最近の服の購入はセンスのある者が行っているとかいないとか。
年齢に反比例している身長。大体170cm辺り。成長期?知らない子ですね…な青春時代を送ってきた為身長の話題になると必然的に無言になる。
< ロルテ >
…中々に手強そうな相手だな。
( ふぅ、と軽く溜め息を吐き出せば、渡り廊下の真ん中で政府の役人から貰った手元の資料に再び目を向ける。まさかあれ程までとは…と、つい先程の彼の言動を思い返し、手入れの行き届いた庭先を見つめ一人物思いにふけた。資料に記されている通り彼には嫉妬の二文字がよく似合っている。誰彼構わず妬み羨む彼はまるで自分には価値が無いのだと言っているかの様で、自分はその姿に確かな憤りを感じた。彼をこうした審神者に対してなのか、彼自身に対してなのか定かではないが、許せないという感情に支配されていたのは事実だ。静止していた体を動かし歩みを進めながら、審神者は手元の資料ごと手を強く握り締めた。ぐしゃり、という音を立てて歪む紙には目もくれず、立ち止まっていた間の時間を取り戻すかの様にただひたすらに歩を進める。目的地へと向かう最中、審神者は引き取った際には強く感じていなかった思いが自分の中で燃え広がっていくのを感じていた。)
6:
匿名さん [×]
2016-12-16 00:56:40
(/魅力的な設定に惹かれ馳せ参じました…! 指名は色欲欠如の燭台切さん、提供はどちらかと言えば原作寄りの長谷部くんとなっております。相性重視との事です故、合わないと思った際には遠慮なくお断りくださいね。それでは、御検討宜しくお願い致します。)
▼ pf
名前:へし切長谷部
性格:厳格かつ審神者に忠実という基本的な部分は一般的なへし切長谷部と変わらず。責任感が強く、一度やると決めた事に関してはいっそ愚直なまでに一生懸命取り組もうとする。比較的早く顕現し他の刀剣男士や審神者と協力し合い生活して来たからか、口調こそ堅いままだが性格はやや丸くなっている様子。本丸内でも不器用なりに他者に歩み寄り、愛情を持って接している姿がよく見られる。相手の事情は審神者から渡された資料で全て把握しており、その上で普通の刀剣男士達と同じように接するよう心掛けている。自身が所属する本丸の穏やかな空気に馴染む事で彼の心に自然と愛情が芽生える事を祈っているが、本人も無意識のうちに相手の事を目で追ってはついつい必要以上に接触してしまう日々。大切なものが抜け落ちてしまっている相手に対して一種の危機感のようなものを抱いているのか、少し過保護になってしまっている。
備考:所属は古参の審神者が経営するホワイト本丸。大体の刀剣は揃っているのだが何故か燭台切光忠だけは今まで一度も顕現させた事が無く、今回保護した相手がこの本丸にとっての初めての燭台切という事になる。
▼ ロルテスト
(気温こそ低いものの、柔らかく暖かい光が降り注ぐ昼下がり。自身に与えられた仕事の手順を今一度脳内で確認しつつ改めて決意を固めるかのように両手を握り締めればゆっくりと深呼吸をし。審神者の名代として来たからには失態は許されないし、何より相手が初めて会う新しい仲間として、下手に恐怖心を抱かせるわけにもいかない。肺の中が冷たい空気で満たされるのを感じながら普段以上に気合いを入れれば、ぐっと口を引き結んで。いざ政府の管理する建物の中へ足を踏み入れ件の相手が待つ場所へとやって来れば、其処には数日前に資料で見た相手と全く同じ姿があり、一歩相手に近付けば驚かせぬようにそっと声を掛け。初めて味わう不思議な緊張感と喉が張り付くような感覚に内心困惑しながらもしっかりと相手を見据えれば短く自己紹介をして。)
もう知っているかもしれないが…改めて自己紹介をさせてくれ。新しく貴様が所属する事になった本丸の、へし切長谷部だ。これから宜しく頼む。
7:
大倶利伽羅(暴食) [×]
2016-12-16 17:31:21
>『暴食』指名者様
(/ご指名ありがとうございます!プロフ及びロルテを確認しました、問題無さそうなのでお相手をお願いします!
好みのキャラだなんて畏れ多い褒め言葉を頂けるとは思わず、文章で伝えきれない程に舞い上がっています。
私個人はそれぞれの本丸ごとに個体差があると考えておりますので、本家ゲームやアニメと違う部分があっても全然大丈夫です。私も倶利ちゃん派なので同志がいてとても嬉しい…!
呼び方に関してですが、その時の状況に合わせて『大倶利伽羅』と『倶利ちゃん』を使い分けるのはどうでしょうか?もし負担になるようでしたら、倶利ちゃんの方でお願いしたいです!
ロルが長い事や置きレス式でも問題無いですよ。むしろ長い方が私が喜びますし、無理せず自分のペースでやった方が楽しめると思いますので。
ではでは、これからよろしくお願いします!)
…………。
(濃厚な鉄の匂いと、味。自分はそれしか知らない。それ以外を知るのは許可されず、赤黒い血と白銀の刃で腹を満たす事しか出来なかったからだ。それが異常であることはよく分かっていたが、どうしようも無かった。政府によって本丸が解体された時は、悪夢が終わると思っていた。自分はようやく忌々しい衝動から解放されるのだと。しかし、現実は随分と残酷なようで、新たな審神者の元に引き渡されただけでなく、昔馴染みの伊達刀と再会した。して、しまった。部屋の襖越しに聞こえた声は記憶の中と何も変わらない。だからこそ、今の自分の状態を知られるのが恐ろしくて堪らない。自分はもう、彼が知る『大倶利伽羅』では無くなってしまったのだから。「………光忠」と無意識に溢れた声は、まるで助けを求めるかのように未練がましく震えていたような気がして、それを悟られまいと感情を無理やり押さえつける。「…開けるのは構わない。だが、俺には近付くな」と、必要以上に威圧を込めた低い声で告げては、警戒を示す為に自らの本体を利き手に持ち、襖越しに見える人影を静かに見つめて)
8:
山姥切国広(嫉妬) [×]
2016-12-16 17:42:28
>『嫉妬』指名者様
(/ご指名ありがとうございます!プロフ及びロルテを確認しました、問題無さそうなのでお相手をお願いします!
お待たせしてしまい申し訳ありません!あれもこれもと詰め込んだら俺得で自由過ぎる設定になったので、正直参加希望してくださる方はいないんじゃないかと不安だったのですが、そう言って頂けると感無量です…。
ロルテの内容に関しては問題ありません。私自身の説明が結構雑だったので、むしろやりやすいようにやって頂けるのが一番です!
ではでは、これからよろしくお願いします!)
…随分と穏やかな所だ、本当に…妬ましい程に
(新たな本丸で新たな審神者に与えられた部屋。そこから見えるのは風に揺れる桜の花で、前の本丸では見られなかったそれに対してぽつりと呟いたのがこの言葉だ。無い物ねだりの滑稽な嫉妬狂い…それこそ今の自分に相応しい評価と言えるだろう。自覚があるのに治せない、いや、治そうという考えが起きないのは、呪いのように深く深くこの体に刻み込まれた性質だからだ。一体いつから自分はこうだったのだろう、もしかしたら最初からかもしれない。ただ一つ確かなのは、自分が異常であるということだけ。しかし、その異常たる自分を生かした政府の役人がいた。そして、引き取る決断をした審神者がいた。理解出来ない、出来る筈が無い。彼らはきっと、自分には無い何かを持っているに違いないのだ。それが羨ましくて憎らしくて、気が狂いそうになる。「…俺の事など、折ってしまえば楽だろうに。建前か本音かは知らないが、大層な博愛精神だな」と、凍えるような冷たい声と表情で呟いては、こちらへ近付いてくる審神者…彼へと、翡翠色の視線を向けて)
9:
燭台切光忠(色欲) [×]
2016-12-16 17:50:31
>『色欲』指名者様
(/ご指名ありがとうございます!プロフ及びロルテを確認しました、問題無さそうなのでお相手をお願いします!
参加希望してくださり本当にありがとうございます!その上、こんな素敵な長谷部さんを提供してくださるなんて…!愛情が一切合切無い為に、無自覚無意識に辛辣だったり冷酷な発言をしたりするかもしれない光忠さんですが、どうか見捨てないでやってください…。
ではでは、これからよろしくお願いします!)
なんで、こうなったのかな…?
(政府によってあてがわれた部屋の中で力無く呟いた声は、誰にも聞こえる事無く霧散する。政府の役人を名乗る人物曰く、主…今は元主となってしまった審神者は、刀剣男士たる自分達を顕現させる際に細工を施し、本来とは違う存在として顕現させるという違法行為をしていた。その中で最も深刻なのが自分だったらしく、保護対象として回収された、だとか。…正直、何が深刻なのか理解出来ない。自分より酷い状態の刀は沢山いたはずなのに、何故自分なのだろう。そんな考え事を延々と続けている内に約束の時間が来たらしく、誰かの気配がこちらに近付いて来ている事に気付く。隻眼を動かした先に立っていたのは、紫の装束に藤色の瞳をした一振りの刀の姿。ああ、彼が新しい『仲間』なのか、と無感情のまま納得する。せっかく繋いで貰った命なのだから、役に立てるよう上手くやらないと。…そんな考えしかなかったせいか、にこりと浮かべた笑顔がどう見ても作り笑いであることに気付かず)
うん、こちらこそよろしく、へし切長谷部君。僕の自己紹介は…まあ、別にいいかな。その代わりって訳でも無いけど、君が何か聞きたい事があればそれに答えるよ。
10:
燭台切光忠(暴食指名) [×]
2016-12-16 22:31:42
(/使い分け……!その手があったかと目から鱗が落ちる思いです……!それでは、はじめのうちは大倶利伽羅、なれてきたり、ふと気を抜いてしまった際に、倶利ちゃん、と呼ばせていただいてもよろしいでしょうか?
長い方がお好きでしたら、遠慮なく長く書かせていただきます!
今後の展開については、相談があればそれに沿って、特になければアドリブでお返しさせていただきます。ご質問等あればお気軽にどうぞ!
これから宜しくお願い致します!)
……わかった、開けても君には近づかないよ。
(彼のいた本丸、および彼が陥ってしまった状態についての資料には、簡単にではあるが目を通していた。襖の向こうから聞こえる自分の名前は、ほんの少しだけ、震えているようにも聞こえて。しかしその震えも、続く言葉には見当たらず。緩く息を吐き出してから襖に手をかけれようとすれば、ちゃり、と微かに金属音がする。……彼が、自分自身に手をかけた音に、非常によく似ている。ピクリと手を震わせ、一瞬動きを止めてしまったものの、ゆっくりと襖に手をかけ、開く。彼の方へ顔を向けてにこりと笑みを浮かべてから、口を開き。「──体調はどう?人の体は環境が変わると体調を崩すこともあるみたいだから……。元が刀であるとはいえ、人の身をとっている以上、不具合が出ることもあるかもしれない。うまく眠る……休むことができなかったり、あとは、そうだな。……食欲があまりなくなってしまったり、だとか」眠る、という経験を、以前の主に虐げられていたらしい彼は知らないかもしれない。そう考えながら言葉を変えつつそう告げてから、不躾にならない程度に、彼を観察するような目を向けて。彼が体調が優れないのを隠してはいないか。……そして、食欲という言葉に、どのように反応を示すのか)
11:
大倶利伽羅(暴食) [×]
2016-12-17 21:10:24
(/はい、呼び名はそれで大丈夫です!
ありがとうございます、そちらからもやりたいこと等がございましたら遠慮無く仰ってくださいね。
ええと、とりあえずこれからの展開というか補足なのですが、暴食倶利ちゃんは常にお腹が空いている状態で、普段は理性で抑えつけるか、自分に傷を付けて血を自給自足して誤魔化しています。どうしても我慢が利かない場合だけ部屋に篭って審神者から与えられる顕現前の刀剣を食べる感じですね。でも一番空腹を満たせるのは血液なので、すぐにお腹が空いて堂々巡り、といった感じです。
さっそく限界が来て光忠さんを追い出そうとしてますが、部屋に残ってもいいし、言われた通り出て行っても大丈夫なので行動はお任せします!)
…………。
(向けられる優しげな笑みも、柔らかな声音も、蜜色に似た金の隻眼も、自分の記憶と何一つ変わらない。逢いたくなかったと言えば嘘になるが、逢いたいとも思わなかった。そんな複雑な気持ちのまま相手の言葉を聞いていたが、最後に聞こえた『食欲』という単語にびくりと大きく肩を震わせてしまう。政府に保護されてからは血や刀を口にするのを頑なに拒否していたせいか、一度意識してしまえば抑えつけるのが難しいのは分かりきっていた。それでも、目の前の彼だけは、自分の異常に巻き込ませるわけにはいかない。ギリ、と強く自らの本体を握りしめ、決して相手を視界に入れないよう顔を逸らし、込み上げて来る衝動に耐える。「…大丈夫だ。あんたが心配するような事は、何もない…」と、かろうじて返事は出来たものの、どこまで耐えられるか分からない。早くここから追い出さなくては。早く、早く、自分から遠ざけなくては。「…用がそれだけなら、もう出て行ってくれ…早く…っ…」血が欲しいと考え始める前に、と言外に告げて)
12:
燭台切光忠(暴食指名) [×]
2016-12-19 21:51:08
……──そう、それじゃあ食欲もしっかりあるんだね。
(体を分かりやすく震わせる彼にすっと目を細めて、少しだけ待っていてくれと声をかけてから、襖を閉じて立ち上がり、部屋から離れていく。しかし、それから十分もたたないうちにまた部屋の前へと。手には一振りの刀剣を持って。再度襖を開き、部屋には入らないまま、出来る限り彼の方へと腕を伸ばして、小さな音を立てながら畳の上へと。刃長二尺二寸三厘、焼ける前の姿が残るそれは、自身の腰に携えているものと全く同じもので。「僕は主君に、大倶利伽羅の食事当番に任命されているんだ。君についての資料は、簡単にだけど読ませてもらった。……普通の食事は、食べられないんだろう?この権限前の燭台切光忠を食べるか……それとも、僕から血を吸うか。好きな方を選んでいいよ。そのどちらを選ぶにしても、主君の許可はとってあるから」そう言って左腕の裾を捲上げ、普段は日に当たらない白い肌を見せる)
13:
へし切長谷部 [×]
2016-12-20 00:00:21
>燭台切 / >9
(/参加許可に加えこの身に余るお言葉、有難う御座います。恐縮です…!
見捨てるだなんてとんでもない。このように置きレスメインののんびり進行とはなってしまいますが、一度引き取ったからには責任を持って、必ずや世界中のどの燭台切さんよりも幸せにしてみせますよ!……なんて大口を叩いてしまいましたが、まだまだ未熟な面が目立つ背後です故、気になる点や相談事が御座いましたらまたいつでもお呼び出しくださいね。
それでは、背後は此処で一旦失礼させていただきます。此方こそこれから宜しくお願い致します!)
(…嗚呼、成程。彼の笑顔を見た瞬間、漸くそれを実感した。笑顔を貼り付けたよう、なんて表現では生温い。まさに空虚という言葉が相応しいと思えるその表情はただの作り笑いだと言ってしまえばそこまでだが、彼に大きな欠陥が有ることを改めて自分に思い知らさせてくれた。途端に心臓に杭を打ち込まれたようなずきずきとした痛みを感じれば、それとほぼ同時にただ漠然と彼を放っておいてはいけないという使命感に駆られて。新しい本丸に移籍する事に対して不安は有るか、とか、元の本丸や仲間達に未練は無いのか、だとか。相手に聞きたい事といえば幾つか似たようなものが思い浮かぶが、どれも今相手に聞くのは違う気がする。何より彼の気持ちを聞いた所で、自分には状況を変えられる程の力は無いのだ。相手の言葉に応えようと一度開きかけた口を閉じ、思考を巡らせるようにふらりと視線を彷徨わせればひとつ瞬きをした後に再び相手に焦点を合わせて。けして誰かと会話する事を嫌っているというわけではないが、自分が仕事に関係の無い話…所謂雑談を不得意としている事は理解している。何か気の利いた事を言えれば良いのだが…。と、歯痒さを感じつつも一先ず沈黙を破る為に発した問い掛けはやはり業務的なものになってしまい。)
…そうだな。元の本丸に忘れ物はしていないか? 他にも何か必要なものがあれば買い揃えておくが。
14:
大倶利伽羅(暴食) [×]
2016-12-21 01:24:33
………あ
(目の前に差し出された二つの『食事』に、殆ど無意識にごくりと生唾を飲み込む。数秒間まばたきも忘れて刀と白い腕を凝視していたが、すぐに理性が帰って来ては小さく後ずさり、片手で口元を抑える。審神者が自分のことをよく知る刀にその役目を命じたのは何故か。そして、目の前にいる彼がそれを引き受け、躊躇無く自身と同じ刀とその血を捧げようとするのは何故か。どうしても答えに行き着く事が出来ず、空腹感と溢れる衝動は強まる一方。何もかもが限界だ。これ以上は、気が狂いそうになる。だから早く、早く食べないと。段々と思考を蝕み始めたそれに、せめて彼自身を傷付けたくはないとなけなしの理性が抗った結果、伸ばした手が取ったのは燭台切光忠の本体たる刀。相手が見ていることも忘れて鞘から刃を抜き、美しい刀身に迷い無くかじりつく。バキ、と音を立てて呆気なく刀身が折れ、砕かれた刃が口内を傷付け、口端から血が流れるのも厭わずに飲み込む。「……ははっ…」と、思わず口から漏れた笑い声は自身を嘲笑するもので、折れてしまった燭台切光忠を力無く手にしたまま「…もう、いいだろう。今日はこれで充分だ…」と虚ろな声音で呟いては、放って置いてくれと言わんばかりに視線を下に落としており)
15:
燭台切光忠(色欲) [×]
2016-12-21 01:38:59
(/ひええ、まさかそんな格好良すぎる宣言されるなんて…!これは幸せにならざるを得ない!
分かりました、そちらからも何かご要望等がございましたら遠慮なく何でも仰ってくださいね)
(彼の表情が一瞬強張った気がするのは何故だろう。生憎自分には心を読む力は備わっていないので、目の前にいる彼が何を考えているかなんて分からない。まさか自分のことを気遣っている等とは露程も思い至らず、まあいいかと疑問の解消を早々に放棄しては、相手から投げかけられた質問…というより、確認に近い言葉への返答を考えることにする。自分には物に対する愛着が全くと言って良い程に無い。そのせいか、自分が扱う物はどれも長持ちしない程だ。もしあの本丸に何かを忘れていたのだとしても、正直な話、忘れてしまうような物ならば最初からあってもなくても良い程にどうでもいい物だったのだと断言出来てしまう。だから、彼にされた質問に対する答えはこうだ。)
大丈夫、忘れ物は無いよ。必要な物も特に無いかな…どうせすぐ無くすか壊すかしちゃうだろうから。そんなことより、早く君の本丸に行きたいかな。こう見えてすごく楽しみにしてるんだよ?
16:
睡蓮 [×]
2016-12-21 19:33:45
( / 返事が遅れてしまいました…申し訳ありません!
そんな、私には勿体ないお言葉です…!精一杯お相手努めさせていただきますね。ロルテの件、安心いたしました。そう言っていただけるとありがたいです。
大幅に遅刻してしまいましたが、改めてお相手よろしくお願いいたします。もし気になる点などございましたらばしばし仰って下さいませ。それでは一旦ドロンさせていただきます! )
此処は気に入ったか? ( 桜の花弁が舞う様子を横目に上記を告げ、氷の様に冷たい相手の瞳を真正面から見つめた。彼の心中を察するなんて事は敢えてせず、単純な会話のやり取りから始めようと社交辞令の様に掛けた言葉は正解だったろうか。今になって感じ始めた不安を誤魔化す様に軽く小首を傾けながら問いかけると、遠目に見えた相手の姿を思い出し桜が好きなのかと見当をつけてみる。以前の本丸では恐らく咲いていなかっただろうが、此処の桜は目に留まる場所には大抵植えてあるから三日も過ごせば飽きそうだという考えがふと頭をよぎり。きっと数日後には大なり小なり煩わしいとさえ思う事だろう。くだらない事ばかり考えていると、本題に入っていない事に気が付き、一旦縁側に腰掛けては視線を桜へと遣る。見事なまでに満開の桜は、寝起きに見ると目に痛いだろうから後で部屋を移すか相談しないといけないかもしれない。起き抜けにふと庭先を見てみるとたくさんの桜が目に入り顔をしかめている彼を想像しながら、実物の彼の方へ普段の鉄仮面を向けては「此処を案内しよう。知っておかないと後々不便だろうからな」とこの場所へ足を運んだ理由を漸く口にして。 )
17:
山姥切国広(嫉妬) [×]
2016-12-22 00:43:02
(/いえいえ、お気になさらず!出来るだけ楽しく長くお付き合いさせて頂きたいので、自分のペースで返事をしてくだされば充分ですよ。私もトピ主でありながらレス頻度が不安定なもので…。
はい、了解しました!そちらの方でも何かあれば遠慮なく言ってくださると幸いです、ではこちらも失礼します!)
…………。
(濡羽色の髪と赤の瞳を持つ彼。髪色はともかく、人としては珍しい部類に入るだろうその瞳に自分の視線を合わせはするものの、気に入ったかという言葉には何も返さない。何かを羨んだり妬むことはあっても、気に入ることは決して無い。それは認めることと同意義であり、自分が何かを認める事など有り得ないからだ。…自分自身でさえも、認めていないのだから。舞い散る桜の花弁を視界の端に捉えつつ、本丸の案内をしに来たらしい相手に僅かに目を細め「…審神者が護衛も付けずに直々の案内とはな。適当な刀剣男士にさせるか、護衛の一振りや二振りを連れてするかと思っていたが。あんた、余程の暇人か危機感が無い人間なのか?」と、皮肉のような言葉でありながら何処までも冷ややかで淡々とした口調でそう告げて)
18:
匿名さん [×]
2016-12-22 07:34:01
(/あまりにも素敵設定で我慢が出来ず、参加希望を出させて頂きたく……! 指名は御手杵、提供は男審神者で御検討頂けたら幸いです;; しかしながら、当方レス頻度にムラがあり、基本的にゆっくりペースとなっております為それも踏まえて御検討下さいませ。相性重視でいらっしゃいますので、合わないと思われましたら遠慮無く御断り下さい)
【審神者用提出用紙】
名前: 雨月(うづき)
容姿: 手入れを怠っている割には傷みが然程見受けられない白髪を右横に流し緩く根元付近で縛っている。毛先が首に当たるのが嫌だと考えていれば長さはいつのまにやら背骨付近まで伸びていた。髪色と同じくした瞳は量こそ無いものの長めの睫毛とハッキリした二重に縁取られた切れ長。ただでさえ少々悪い視力が余計悪くならない様にと前髪も後ろ髪と共に結っている。年中深緑色の単着物に黄褐色の羽織、黒無地の帯で締めており、夜は絹の白生地で仕立てられた寝間着を着用。
性格:一言で纏めてしまうのであれば面倒くさがり。何かと逃げ道を作ったり引きこもったり等世辞にも真面目、とは言い難い性格をしているものの一度懐に入れた人間や自身が気に入った存在にはとことん構い倒す世話焼きな一面も有り。何も考えたくないと普段豪語している割に人を良く見る様に心掛けていたり、第一印象は大事だと笑顔を絶やさなかったり、些細な表情さえも見逃したくないと存外そこまで駄目審神者ではない模様。
備考:華奢な身体付きの通り筋肉は付いていないが、身長は176cmと平均的。
ロルテ:
(凝り固まった首を傾ければ、静寂が支配する部屋に骨の音が響き渡った。長時間資料と睨めっこしていた首と目は疲れを訴えており、ついで背筋を伸ばせばそこからも同じ骨の鳴る音が聞こえてくる。年齢を嫌でも感じてしまう自身の身体に溜息を吐きながら億劫そうに立ち上がれば壁に掛けられた時計に目を遣り、若干経ちすぎた気がしないでもない時刻に少々急ぎ足で自室から目的地にへと歩を進める。何度も見た資料内容を歩きながら再度確認しても書かれている当方人の状態は同情を誘うもので、だが同時に一生分の溜息を吐き出しても足りないくらいに面倒な案件であった。記載されてある───否、されてあった本丸を見るに"そう"なってしまっても無理は無いのだが、しかしどうしたものかと無意味に頭部を搔く。無論自分で引き受けた手前匙を投げるつもりは毛頭無いにしろ、資料を見るに何度自身の心が砕ける事やら想像に難しくは無い。そうこう考え事していれば時は早いもので、然程自室から距離の無い場所に適当にあてがった空き部屋の前、そっと深い息を吐き出した。初の顔合わせに柄にもなく緊張しているのか、いつもは声もかけずに開け放つ襖は閉め切ったままに目当ての存在へ声を掛けて)
───御手杵、ちいと入らせてもらうぞ
19:
御手杵(怠惰) [×]
2016-12-22 14:30:40
>『怠惰』希望者様
(/ご指名ありがとうございます!プロフ及びロルテを確認した所、問題無いと判断したのでこのままお相手させて頂きますね。
素敵な審神者をご提供して頂きとっても嬉しいです…!人でも神でもなく武器に近い為に、コミュニケーションがかなり難しい御手杵になると思われますが、根気強く接して貰えたら幸いです。
レスに関しても了解しました、ご自分のペースで大丈夫ですよ!ちょっとした暇潰し程度にでも楽しんで頂けたら本望です、これからよろしくお願いしますね!)
(自分がいた本丸は、政府の役人を名乗る人間曰く『黒』とされる悪い本丸であったらしい。聞かされた話では、己の主であった審神者が刀剣男士を奴隷のように容赦も慈悲も無く扱っていたからだそうだが、自分にはそれが不思議で仕方が無かった。人の身を得たからといって、自分達は元々武器…人に使われる為の道具だ。人の手で思うように使われるのが普通であり、自身が受けていた扱いは至極当然の物だとしか思えない。刀剣男士達は悲しみと怒りが混ざったような奇妙な態度で自分と接し、政府の人間からは憐れむような目で見られたが、その事を特段気にした事も無い。新たな審神者が自分の主になると言うのなら、武器としてせいぜい役に立たねばならないだろう。己の本体たる槍を抱えたまま、与えられた部屋の真ん中でただ立ち尽くしていると、己の名を呼ばれて閉じていた目蓋を緩やかに開く。聞き覚えの無い声は恐らく審神者のものだろうと判断しては「ああ」と短い返事をしつつ、感情がまるで無い表情のまま襖をじっと見つめて)
20:
ななし。 [×]
2016-12-22 15:12:11
( /なんと素敵なトピ…!もう素敵すぎて間口が閉じませんねっ。
早速ご指名をさせて頂きたいのですが、『憤怒』で刀剣男士の方は“鶯丸”でお願いしたいのですが…属性の方はやや食い合いが好きですので…、攻めとさせて頂きたいのですがよろしいでしょうか。ロルテの方は引き取って改めて我が本丸にて顔合わせする…という場面を組んでおります。
相性重視ということですので、合わない場合は遠慮なく仰って下さいませ。 )
- 審神者pf -
名前: 銀朱 -ぎんしゅ-
容姿: 濡れ羽色の髪は項の辺りで前下がり気味に切り揃えられ(おかっぱ風)ており、項の辺りからは細めの一束、腰の辺りまで伸びており普段は紅色の結紐で根元のあたりで1本に束ねている所謂ストレートのウルフカット。前髪は中央にいくほど下がっているV字型。切れ長だがやや垂れ目気味の瞳は白緑色をしており、睫毛は少し長め。通った鼻筋と薄い唇を持っておりやや堀は深め。色は白い方である程度筋肉のある細マッチョ体型。服は基本としては淡い色を貴重とした狩衣を着ており寝間着としては紺色の浴衣を着流しにしている。
性格: 基本的に呑気でマイペース。平等に優しくいきましょうで、争いごとはあんまり好きでない平和主義者。大体は笑顔でいることが多く他の喜怒哀楽の感情表現も大変豊かな方でコロコロ変わるが怒ること自体そんなに好きでもないので滅多に怒らないが怒ると非常に性格の方が冷たくなり冷酷になるがある意味での二重人格気味だがどちらかと言うとそちらの方が本性かもしれない。仕事に関してはとても真面目な姿勢で、やや根を詰めすぎる所があるが茶目っ気もあるためたまに仕事を放り出して遊んでいることも。
備考: 一人称「私」二人称「呼び捨て」
身長は170cm程度で本当はもう少し欲しかったらしい。基本的に口調は敬語だが慣れたりするとそれが外れたりもする。
政府の方へと赴く際などは黒スーツを正装としているが堅苦しいのであまり好きではないらしい。
ロルテ:
(冬の報せも深くなり、吐く息は白さを増して周りを飛ぶ雪虫がそろそろ雪を降らせるものを教えてくれていて、冷えきる手足の先が悴んでは夜もきっと冷え込むだろうと縁側を歩きながら趣のある庭園を見つめつつ、ひとつ息を吐き出して。淡い青を貴重とした狩衣に上から紺色の羽織りを着込み、引き取ったばかりの刀剣男士に与えた部屋へと向かい。先日政府の方から受けた報告によれば黒と判断された本丸が強制解体されそこにいた刀剣男士を回収したとのこと、やや難癖があるらしいが理由はどうであり引き取ると決めたからには責任を持ってその務めを果たすと約束をした。放棄するつもりもないし、きっと最初こそ心は開いてくれはしないだろうが少しずつでも距離を縮めていけたらと内心考えていれば目当ての部屋にたどり着いて。襖の前で少し深呼吸をして一言先に挨拶をするが、部屋から返事はなく、仕方ないことかもしれないがやや心が折れそうになるが負けるなと鼓舞し襖の取手に手を掛けて静かに横へと引けば特有の音が響いて)
入りますよ…部屋の居心地はどうですか?
21:
雨月 [×]
2016-12-22 15:41:41
(/自分の性癖詰め込んだ審神者でしたのでお気に召して頂けるか不安でしたが、参加許可を頂いて驚いております……素敵な審神者だなんて畏れ多い……!頑張って御手杵さんを懐柔させます頑張ります。レス頻度寛容で嬉しい限りに御座います。駄目本体と駄目審神者ですが、どうぞ宜しく御願い致しますね)
>>19 御手杵(怠惰)
(返事が返ってきた事に酷く驚いている自分が居る。というのも、────積極性の欠如。何度も見返した資料の一部にはそう書かれていた。他者との関わりを持たない、放浪癖有。故に幾ら審神者と言えども自身は彼をその状態に陥れた審神者と同様の存在なのだ。無視されるのが関の山だと思っていたが、口は聞けるようでそっと心をなで下ろす。然し、さてどうしようか。入室の許可は貰ったが、いざ入ったところで何を言おうか、何を喋ろうか。己が話下手だとは思っていないが、話上手だとも思っていない。振られる話題に答え、唐突な話題を振る、それでコミニュケーションは成立していた。何を話そうか、なんて考えた事すら無かった故に引手に飛ばした手は何度か空を切る。嗚呼、らしくない。最早今日だけで癖になりつつある溜息をぐっと飲み込んで自身が浮かべられる最大限の笑顔を作り、勢い良く襖を開け放つ。手入れが施されているそれは何とも心地よい音を出して盛大に滑ってくれた。若干の気まずさが無いわけでも無いが気にしている暇は無い。袖口に手を突っ込みながら中央に立っている相手を見遣る。それが想像していたより大きい身丈に出会い頭頭を撫でる作戦は霧散する。闊歩ながらも鷹揚に近付き、少し踵を上げ肩に手を置くとぐっと力を入れ)
───お初にお目に掛かるなァ、御手杵よ。我が本丸にようこそいらっしゃったいらっしゃった。皆も歓迎しているぞ。まァ、なんだ。先ずは座って自己紹介でもしようや
22:
トピ主 [×]
2016-12-22 17:21:53
>『憤怒』希望者様
(/ご指名ありがとうございます!参加希望をしてくださり、その上とても素敵な審神者様をご提供してくださったにも関わらず大変心苦しいのですが、今回はお断りさせて頂きます…。こちらの勝手な判断とわがままで断ってしまい、本当に本当に申し訳ありません!改めて、参加希望をしてくださりありがとうございました…!)
23:
御手杵(怠惰) [×]
2016-12-22 17:29:19
(/何か質問やご要望等がございましたら遠慮なく仰ってくださいね。では、そろそろ背後は失礼します!)
(勢い良く開かれた襖の先にいたのは、白い髪に同じく白い瞳を持つ人間…すなわち審神者。人間は老いていくと髪が白くなっていくことは知っていたが、目の前に立つ彼はどうにもその年齢に至っていないような気がする。不思議だな、とぼんやり考えながら眺めていると、自分より低い位置にいる審神者がこちらを見上げ、座るように『命じた』。それに逆らう意味も理由も無い。武器が人の命令に背くなどおかしな話だからだ。返事の代わりに小さく頷いてから、肩に置かれた手に込められた力に従うようにしてその場に座る。今度はこちらが見上げる側になりながら、ふと浮かんだ疑問に僅かに首を傾げる。審神者は自己紹介をしようと『命じた』。ならばそれをするべきなのだろうが、自身が御手杵という槍であること以外に出来る紹介が一つも無いのだ。その事は審神者たる彼も知ってるはず。知っていることをわざわざ言う必要はあるのだろうか。僅かに首を傾げ、無表情のまま口を開き)
自己紹介って、必要なのか?あんた、俺が『御手杵』だってことはもう知ってるんだろ?
24:
燭台切光忠(暴食指名) [×]
2016-12-22 17:31:19
……なるほど、そんなふうに、
(主の考えを完璧に推し量ることはできないものの、全く知らない相手よりは、ある程度見知った相手の方が良いだろう、といった考えだと予想して。そして、自分自身と同じ刀を捧げる理由は至って単純だ、希少性があまり高くはない上、相手の空腹の度合いがどのようになっているのかはわからないが、小さな短刀等よりも腹が膨れそうだ、というもの。それだけではないけれど。置いた刀を鞘から抜き、勢いよく食らいつく彼をじっと見つめて上記のように口を開き。頷いて主への報告を頭のなかでまとめながら、相手の口の端しからこぼれる赤には、軽く眉をしかめる。刃物を食らうのだ、考えてみれば当然のことではあったのだけれど。はい、と言いながら、白い手拭いを一枚差し出して。「痛いだろう?あとで、主君に頼んで手入れしてもらおうか」笑顔を浮かべて、口の端から血を流して放心した様子の彼へ声をかけ、少しだけ部屋に入らせてもらい、相手の手から燭台切光忠を回収する。「それじゃあ、またね」襖を閉じて立ち上がった自分は、声をかけられない限り、もう依り代にすらならない刀だったものを持って主の方へと向かおうと)
25:
大倶利伽羅(暴食) [×]
2016-12-22 20:00:09
…………。
(何処か他人事のようにさえ聞こえる相手の声にろくに反応もせず、手にしていた燭台切光忠が回収されたこと、相手が自分の近くにいたことさえも気付かないままで。彼がこの部屋から去ったことにようやく気付いたのは襖が閉まる音が聞こえてからで、自分の為にと差し出されたまま畳の上に置かれている手拭いへと視線を向ける。口端を伝って衣服に落ちては赤い染みを作る血をそれで拭おうかと一瞬考えるも、すぐにその考えは霧散して消え、口の中で広がり続ける鉄の味を呑み込む。「……痛い」彼に掛けられた気遣いの言葉をに対して遅すぎる返事をするかのように呟いたそれは、じくじくと痛む口内の傷のことでもあり、同じように切り刻まれた己の心も指していて。いっそ助けを求める事が出来たらどれだけ楽だろうか。しかし、自分は欲のために『彼自身』を含む多くの刀剣達を喰らい過ぎた。今更そんな事が許されるはずも無い。自分に向けられた彼の笑顔を脳裏に思い浮かべては、一刻も早く審神者が、あるいは彼が、自分のことを見捨てるようにと願い、自らの本体を抱きかかえたまま小さく蹲って)
26:
とくめーさん [×]
2016-12-22 23:06:26
( /素敵私得トピッ! 是非参加したいのですが…まず、最後の“憤怒”での募集の方はまだ空いてますでしょうか?
取り急ぎご確認まで失礼しますっ…! )
27:
トピ主 [×]
2016-12-22 23:40:52
>『憤怒』希望者様
(/参加希望ありがとうございます!『憤怒』は空いておりますので大丈夫ですよ!)
28:
雨月 [×]
2016-12-23 00:23:21
(/了解です、こちらも何か気になる部分等御座いましたらお気軽にお知らせ下さい。背後は失礼致しますノ+)
>> 23 御手杵(怠惰)
(話し掛ければ応答もする。審神者の命にも何を思うまでもなく第一に従う。それだけ見れば異常性は無い様に見えるだろうし、こんな時で無ければ従順だと笑っていたかもしれないが、彼は能面の如く表情といった表情が素晴らしいくらいに一切動かない。此処まで無表情を保てるのもある種尊敬するものがあるが、こりゃ思っていたより深刻だと内心眉を顰めた。良くも悪くも武器として生きてしまっている。どうしたって我が本丸のアレ達と比べてしまうと己には荷が重いと感じざる得ないが、自身でそれを払うかのようにあっさり座り込んだ彼の頭に手を置き、そのまま指通りの良い髪の毛に指を通しながら物理的に見下していた視線を中腰に屈める事で合わせた。表情筋は無いものの、捻くれてもいない。僅かながらでも首を傾げるその動作に存外可愛い奴だと笑みを零せば、先程とは違ってやや乱暴に頭を撫でる。当面の目的は決まった。喜怒哀楽、どれでもいいから彼の無表情を崩せるよう努力でもしてみようか。───まずは、名前を言うだけが自己紹介としている彼に何を質問しようかと考えてはみる、が。浮かび上がるのは"好きな食べ物"なんて陳腐なものだった。そもそも美味しいと思える飯を食っていたのかすら謎だが、とりあえず聞いてみようかと真似をするかのように首を傾げて見せて)
───名前を言うだけが自己紹介じゃねェだろう。……そうさなァ、美味しかった食いもんはねえのかい?
29:
御手杵(怠惰) [×]
2016-12-23 01:14:40
(ぐしゃぐしゃにされた頭になんとなく手を添えつつも、髪を整えるような事はせずにじっと審神者を見つめたまま、自分にされた質問について考えてみる。食い物…つまりは食事のことを指しているのだろうか。つくづく不思議な発言をする審神者だ、武器に食事を与える人間などいるはずが無いというのに。…いや、それは間違いだった。わざわざそんなことを聞くということは、目の前の審神者こそがいるはずの無い稀有な人間だという証明だから。「あんた、変な奴だな。物が物を食べるわけないのに」と、無礼だとか失礼だとかいう思考は一切持たずに思ったことをそのまま口にしては、先程の質問に対する返答をする。他の刀剣男士がどうだったかは知らないが、自分は食事という行為をしたことなど無い。そんなことをしなくてもこの身体は充分に動けたし、そのことに関する不満なども存在しない。もっとも、自身の使い手たる審神者が『命じる』のならば、そういった行為をすることに抵抗は無いのだが、生憎自分は槍だ。突くこと以外に関してはあまり期待しないで欲しいのも事実で。保証の無い言葉になると分かっていながらも口を開き)
あんたの『命令』なら、食事もする。出来ないわけじゃない…と、思う。多分。
30:
とくめーさん [×]
2016-12-23 22:29:22
( / 主様ご回答のほどありがとうございましたっ。“憤怒”の方がまだ空いてらっしゃるということで…刀剣男士と致しましては“小狐丸”でお願い致したいのですが…NGキャラなどはありますでしょうか…
属性は“攻”でよろしくお願い致しますっ…!
ロルテは政府の方から本丸へ帰還し、初めて顔を合わせるという所に致しました。
相性のほう重視ということですので合わないと感じましたら遠慮せず斬り捨ててくださいませっ )
-審神者pf-
名前: 秋声(しゅうせい)
容姿: くすんだ、というよりは鈍く限りなく茶色に近い赤の髪は自由にうねりを持っており長さは襟足が項を隠す程度。前髪は適当に右斜めから流せるように切ってあり、左目は少々隠れがち。切れ長の涼し気な目元だが目尻はやや垂れており睫毛は全体的に短いく瞳の色は暗めの黄金色。肌の色はどちらかと言えば白い方でそこまで筋肉ムキムキでは無いものの、ある程度鍛えているので細マッチョ体型。服装は基本、紺色の着物を着流しにしているが正装時には嫌々だが黒のスーツを着ている。
性格: 良く言えば素直、悪く言えば無神経。その言葉如く、殆どの物事に対して思っていることや考えていることは口から出てしまう方で、時と場合によっては我慢することもあるが問題なのは上手く表情がくっついてこない為に誤解を招きやすいということ。喜怒哀楽の感情はきちんとあるがそれを表情筋に託して面に出すのが苦手で、オブラートに包みきれていないストレートな物言いは人を不快にさせてしまうことも。しかしそれでも、他人を思いやる気持ちを忘れているわけではないし、冷酷に思われがちな言動とは裏腹に根っこの方は寧ろ面倒見が良かったりする所もあるのだが、上手く伝えられない不器用さ。意外とマイペースで急かされるのが苦手。
備考: 身長:173cm。
普段は素足で外に出る際は低めの二本下駄を履いている。気は長い方でもあるが意外と気分屋な所もあって短気なところもある所謂身勝手。
ロルテ ▽
(急に政府からのお達しで呼ばれる羽目になり、近侍に駄々をこねたが強制的にスーツを着せられて向かってみれば強制解体された本丸からの刀剣の引き取りに関してのことだと言う。残念ながら資料が紛失しており、色々と手続きも面倒だったがやっと解放された所で。きつく締めたネクタイに人差し指を引っ掛けながら緩ませては欠伸をひとつ、だらしないとかき上げられていた前髪を空いた片手でぐしゃぐしゃと形を崩しては本丸へ帰還し、与えられた資料に目を通しつつ何かしら“患った”刀剣男士だと聞いて、覚えるのは怒りか呆れなのか。解体された本丸の審神者には問い質してやりたい事が山ほどあるのだがもちろんそんな事が叶うはずもなく、“道具”としてだけに扱われている神々の心をどんな感情で察していたのか。深い重めの吐息を零しつつ肩を落としてはスーツの上着を脱いでは左腕に掛け、ふと背筋に走る寒さに冷え込むと肩を窄めて。目当ての刀剣男士は既に本丸へ送られたと聞いて、勝手に空いている部屋に居ると言うので目当てのそこまで向かい。スーツ故に靴下を履いているが今はその1枚ですら暖を取るのには必要で、寒さ故にさっさと自室に戻りたいが挨拶はきちんとしないといけないし、少し話したいこともあって。お目当ての部屋にたどり着くともう一度だけ深い吐息を吐き出して)
……、入るぞ。失礼する。
31:
トピ主 [×]
2016-12-24 18:39:29
>『憤怒』希望者様
(/ご指名ありがとうございます!プロフとロルテを確認した所、問題無いと判断したのでこのままお相手をさせて頂こうと思うのですが、一つだけ心配な点が…。
実は当方、小狐丸の性格や口調を掴めていないのです。大体こんな感じかな?という非常に曖昧な提供になってしまうので、お相手様を不快にさせる可能性が高いです…。ご指名自由と言っておきながらこんな事を言ってしまい本当に申し訳ありません、私が未熟なせいでお相手様に不快な思いをさせることだけは絶対に避けたいのです…!
もしも他に候補の刀剣男士がいらっしゃいましたら、何振りでも構わないので教えて頂くことは出来ますか?いない場合は小狐丸でお相手を精一杯頑張らせて頂きますし、この時点で無理だなと思った時は遠慮無くキャンセルして頂いて構いませんので!)
32:
匿名 [×]
2016-12-24 23:03:04
(/こんばんは、トピックの素敵な雰囲気と設定に惹かれてのレス失礼致します…!
宜しければ「強欲」の鶴丸国永(属性:攻め)でのお相手を此方一期一振でお願いしたいと思っております。レスに目を通し確認をしたつもりなのですがもし既にお相手様がいらっしゃいましたら申し訳ございません;
また相性重視ということですので合わないと感じた際にはどうぞお気になさらずに、御検討宜しくお願い致します。)
名前: 一期一振
性格: 温厚な性格で余程のことが無い限りは大きくは怒ることはなく、普段はよく穏やかな笑顔を見せる一振。和やかな雰囲気を好み、弟達と過ごす時間や他の刀剣男士達と会話をすることを大切にしている。日々努力をする事を怠らず、時に分からないことを見つければそれを納得が付くまで調べ、演練にて重症を負うことがあれば自身の戦い方を一から見直して見たりと己に厳しく真面目な性格が特徴的。
また本丸には早い頃に顕現をした為、周りに心配を掛けるという行為を苦手としており悩み事等を一人で抱え込んでしまう一面も。
備考:上記の通り、本丸で長く生活をしておりその錬度と信用から、引き取った刀剣男士への"本丸案内"を任命され担当する事に。当初審神者から受け取った書類にて、この本丸に未実装な刀だということに加えて他の刀剣男士とは異なる強欲との表記を見つければ、それが重要な任務だということを理解しつつも"本丸案内"という名目の任務ゆえ対象とする刀剣男士と交流を深めることを第一に考えようと心に決めており。
(ロルテスト、)
(目的の部屋へと足を進めている最中、しんしんと降り積もる雪に今日この本丸で迎え入れた刀剣が真っ白い姿であると耳にした事を思い出せばまだ見ぬその姿に様々な想像を浮かべつつ、緊張からでる溜息に心を落ち着かせようと呼吸を合わせ。悪質な審神者による本丸から保護された刀剣男士、…保護する側に立つ不安など彼の不安や馴れない環境からくる辛さに比べれば__いや、いまはまだ考えるのはよそう。接したことのない相手に対して曖昧な感情を抱くことは失礼だ、そう感じれば他の刀剣男士と異なる部分があろうと自身は普段と変わらずに対応をしようと決意をし。進めていた足が目的の部屋_中に相手の居るはずの来客用の個室の前へと辿り着けば、いよいよ己が緊張している場合ではないと最後に大きく深呼吸した後に出来るだけ優しい声色になるよう意識をしつつ声を掛け。)
失礼致します、本丸案内役の一期一振と申します。鶴丸国永殿はいらっしゃいますでしょうか?
33:
鶴丸国永(強欲) [×]
2016-12-25 00:08:26
>『強欲』希望者様
(/ご指名ありがとうございます!プロフとロルテを確認した所、問題無しと判断したのでこのままお相手をさせて頂きますね。
当方、つるいちは好きですがこういう場では初の試みな上、特殊設定でもあるのでかなり緊張しています…!初対面でもグイグイ行ったり、何でもかんでも際限なく欲しがったり、ふとした時に場違いでおかしな発言をする鶴丸になりそうですが、どうか呆れずに付き合ってあげてください…!)
(畳の上にだらしなく寝転がり、退屈そうな表情を浮かべながら無意味にぷらぷらと足を動かす。まるで自分の為だけに用意された個室であるかのように無防備に振る舞うその姿は、自分の経歴を知る者から見たら異常であることだろう。自分が元いた本丸はいわゆる『黒』と呼ばれる本丸で、主だった審神者が問題を起こしていたとかで連行され、残された刀剣男士の中で最も状態が悪いと判断された自分は政府に保護され、新しい審神者の元に引き取られ、現在に至るのだから。勿論、他者からどう思われようと自分には関係無い。欲のままに生きるのは人の性、ならば人の身体を与えられた神もその道理に従って良いではないか。それの何処が『状態が悪い』というのだろう。そんな事を考えていると、閉ざされた襖の向こうから聞こえたのは、己の名を優しく呼んでは一期一振と名乗る声。それを耳にするやいなや勢い良く飛び起き、返事もせずいきなり襖を開け放つ。そこに立っていたのは涼しげな水色の髪に黄金の輝きを持つ瞳をした刀の姿で、視線が合うのと同時に眩いばかりの笑みを浮かべては、場違いな程に明るい声色で矢継ぎ早に喋り始めて)
君がここの一期一振か!俺の知る彼とは全く違うな、そんな優しい表情と声が出来るとは知らなかったぞ!ああ、そんなことはどうでも良かったな、本丸の案内をしてくれるんだろう?丁度退屈で死にそうだったんだ、ぜひ君の時間を俺に捧げてくれ!
34:
とくめーさん [×]
2016-12-25 11:53:51
( >>31/主様
ご回答ありがとうございますっ。不備等の方は見当たらないということで安心致しました。
小狐丸ですと難しいということで、別の刀剣男士に変えさせて頂きたいと思いますが、主様ならどの刀剣男士の方がやりやすいでしょうか?以下に候補を挙げさせてもらいますねっ。主様のやりやすいもので大丈夫ですよ。
鶯丸、蜂須賀虎徹、江雪左文字、太郎太刀、にっかり青江、へし切長谷部)
35:
トピ主 [×]
2016-12-25 20:35:14
>『憤怒』希望者様
(/こちらこそ、我儘を聞いてくださってありがとうございます…!
そうですね、候補の中でちゃんとした提供が出来そうなのは江雪左文字、太郎太刀、にっかり青江、へし切長谷部の四振りになります!他は小狐丸同様、口調や性格が掴みきれていないので…。
この四振りの中で改めて選んで頂けたらと思います。本当に長々とすみません…!)
36:
とくめーさん [×]
2016-12-25 21:55:28
( >>35/主様
お返事ありがとうございますっ。
四振りの中でしたら、江雪左文字でお願い致しますっ…!
苦手なものはあるでしょうから大丈夫ですよっ)
37:
一期一振 [×]
2016-12-25 23:04:00
>>33
(/承認ありがとうございます。此方も本丸での特殊設定の成自体が初めての事で…!とてもどきどきしています笑、至らぬ所があるかと思いますがその際にはどうかご指摘お願い致します;素敵な鶴丸殿とお話をする事が出来て嬉しい限りです、宜しくお願い致します。)
っ、貴殿が鶴丸国永殿…でございますか、初めまして一期一振と申します。(自身の声掛けに答えたかのようにいきなり開け放たれた襖に思わずびくり、と肩を震わせれば途端に己とよく似ている色の瞳と目が合い。見た事のない、けれども耳にしていた通り真っ白い容姿で眩いほどの笑みを浮かべているその刀剣男士に釣られるように緩む頬、__まるで至って普通ではないか。…そう思ったのも束の間、彼の口からでた己ではない一期一振の話、それは彼の居た本丸が通常とは異なっていたことを示す内容であり。下がる眉に精一杯の笑みを浮かべつつ改めて挨拶を述べ。…しかし己が思っていたより遥かに元気のありそうな相手に救われたような心地と共にそれまでの気持ちを切り替えては相応な声色で「えぇ、本丸案内…及び鶴丸殿がこの本丸に慣れるまでの間は主から非番を頂いておりますゆえ、」と柔らかい笑みを浮かべた後、…それまで私の時間を鶴丸殿に捧げましょう。と続けては手を己の胸に宛てにこりと微笑み。
さて、本丸を案内しに行くにあたってまだ降り続いている雪に相手の召している物を比べては寒いということは無さそうだが念のためにと、持ってきていた自身用の水色のマフラーを相手の首元へ緩く巻いてみせては)外は此処より冷えますからな、もし暑ければ解いてくだされ。まずは鶴丸殿のお部屋から案内致しますね。
38:
睡蓮 [×]
2016-12-26 19:34:26
俺は余程の暇人でも危機感が無い人間でも無い。 ( 視線を逸らさず一言告げれば、右手を伸ばして相手の片頬をぶに~、とつまみ。事実それなりに多忙を極めてはいるし危機感も持っているつもりだ。最近は腰を上げる事も少なくなってきた為、些か運動不足を感じている。たまには体を動かさないとな、と考え事をしながら相手の様子など気にも留めずぶにぶにと少しの間遊んでいると、やっと気が済んだのか立ち上がっては肩に着いていた桜の花弁を払い落としつつ下記を。「護衛を付けてまで警戒する様な奴じゃないと判断したまでだ。
__それに、お前は中々に頭が切れると見た」此処で暴れれば自分がどうなるか分からない馬鹿ではないだろう、と暗に告げて。…まぁ、それを視野に入れて尚襲い掛かってくるのだとしたらそれまでだがな。小さく呟けば本丸の中心部へと続いている廊下を進み始めて。相手が自分に着いてきているかどうか確認もしないのは、これまで大勢の刀剣男士を率いてきた影響からか。若しくは、今日が帰還予定の遠征部隊率いるリーダーである山姥切国広と、つい先日引き取ったばかりの山姥切国広が対面してしまうかもしれない焦りからか。 )
39:
江雪左文字(憤怒) [×]
2016-12-26 22:49:53
>『憤怒』希望者様
(/優しいお言葉をありがとうございます…!分かりました、江雪左文字ですね。では提出して頂いたロルテにそのまま絡ませてもらいます!
本家は争いが嫌いな江雪さんですが、ここの江雪さんは審神者様のことを積極的に殺しにかかるので凄いキャラ崩壊になると思われます…。無理だと感じた時は遠慮なく仰ってくださいね!)
(襖が開き、その先に人の姿を確認するのと同時に抜刀し斬りかかる。風を切る音と共にその刃は寸分の狂いも無く相手の首筋を捉えていたが、まるでそこに見えない壁があるかのように直前でぴたりと静止した。ふわり、と動きの余韻で僅かに浮いていた自らの長い髪が重力に従って落ちるのを横目に見ては「…はぁ」と、如何にも憂鬱そうに溜め息を吐いて刀を下げる。主従関係、審神者と刀剣男士の間にある忌々しい契約の枷。主たる審神者への危害を封じるソレは、自らの意志に関係無く結ばれるもの。どれだけ人に対する憎しみと怒りが強かろうと、その枷だけは壊す事が叶わない。それを酷く煩わしく思いながらも、表面上は静かな表情を保ち、刀も鞘に収めず片手に持ったまま目の前の人間…審神者を見据え、隠しきれない怒りを滲ませた声を口にして)
余程自身の命を軽んじていると見えますが…私の経歴を知らないわけではないのでしょう…?それとも、『江雪左文字』であれば大丈夫だと…そう考えていたのですか…?
40:
鶴丸国永(強欲) [×]
2016-12-26 23:20:18
…そうか!君の時間を俺にくれるのか!それは嬉しいなぁ!
(まさか自分の言葉通りになるとは思っていなかったのか、有り得ない物を見るかのように瞳が見開かれ、口を閉ざして押し黙る。しかしそれも数秒間だけで、すぐに笑みを浮かべては明るく言葉を紡いで見せて。さっそく本丸の案内をして貰おうと部屋から出ようとした矢先、自身の首に巻かれたのは目の前の彼と同じ水色をした何やらふわふわした物で、じわりと首元が暖かくなるのを感じては驚きで目を見開く。何度か両手でその物体を触ってみてから、ばっと勢い良く相手の方を向き「一期!これ、欲しい!」と子供じみた要求を口にして。もう返す気は無いとばかりに両手でその物体を強く握りしめたまま「『君の時間』をくれたんだから、『君の物』も俺にくれたっていいだろう?」と、他者から見れば訳の分からない屁理屈のような言葉を並べ立て、無邪気な笑みを浮かべながら軽い足取りで部屋を出ては、相手の数歩先まで行った所でぴたりと立ち止まって振り返り「ほらほら、何をぼさっと立ってるんだ?俺の部屋から案内してくれるんだろう?早く行こうじゃないか!」と先程の要求に関する返事を聞く気が無いかのようにそう口にしては、急かすように手招きをしてみせて)
41:
山姥切国広(嫉妬) [×]
2016-12-26 23:53:11
…物好きな人間なのは確かだな
(まさか悪戯を仕掛けるかのように無遠慮に頬を引っ張られるとは思っておらず、驚いて目を見開いたまま硬直してしまう。ようやく我に返ったのは満足した様子の相手の手が離れてからで、僅かに痛みを感じながら引っ張られていた頬を自身の手で抑えつつ、小さく上記の言葉を呟き。相手の言葉通り、自分には主となる審神者に刃を向ける理由も無ければ、この本丸で暴力沙汰を起こす気も無い。そんな事をすれば審神者に従う者達が自身を破壊する勢いで反撃するのは目に見えている。…それはそれでいいのかもしれない。先程も口にしたが、自分のような存在は折れてしまった方が楽なのだ。相手にとっても、自分にとっても。廊下を歩いて行く背中を数秒黙って見つめ、やがて諦めたように一つ溜め息を吐いてから足を動かし、相手から2、3歩離れた位置でついて行く。別について行く義務も必要も無いが、自然に足が動いたのは相手が仮とはいえ自身の主であるからか。何処と無く急いでいるようにも思えるやや早い相手の歩調に合わせつつ、黙ったまま後を付いて行き)
42:
秋声 [×]
2016-12-27 12:04:40
( >>39/江雪左文字 )
(襖を開けて片足を踏み込んだ刹那、風を切る音と共に向かってきた銀色の刃は迷わず自身の首元へ骨をも断ち切らんと勢いのあるそれはしかし、寸前の所でピタリと静止画の様に静止してはそれ以上動くこともなく。審神者の力とは別に存在するそれは絶対的なもの、犯してはならない“禁域”で互いにも存在しようか。無表情、というよりもどこか眠気が勝っているようなその表情で眺めてはゆっくりと残りの半身も室内へと入り「見事だな。だが俺の本丸では無闇な抜刀は禁止だ……特に、“故意的な殺意のある”抜刀はな」くたびれた、とでも言いたげに盛大な欠伸を洩らしては部屋を見渡し。物も揃っている良い部屋なのに何を突っ立っているのやら、スーツの上着を適当に隅へ放り投げては押入れに向かいその中から座布団を取り出してはひとつは相手の方へと投げて、真ん中辺りにある七輪の向かい側に座布団を置いては腰を下ろして胡座をかいて座り。火花が散る音を聞きながら暖を取り始め、憂鬱そうなそれを聞くと視線を上げて)
知らない訳では無い。あまり資料が無かったんで詳しくは知らないが…怒りを覚えるのに俺は反対はしないさ。“江雪左文字”だから、と一括りにもしたくはない。皆、感情はそれぞれだろ。---、まぁ。まさかすぐに刃を向けられるとまでは思っていなかったがな。いくら刃を向けようと、“その刀で”俺は殺せない。
( /ありがとうございますっ。普段(?)の江雪左文字とは異なるその雰囲気に今からどんな展開になるのか楽しみでございますっ。こちらも合わないなと思いましたらいつでも仰ってくださいませ! )
43:
一期一振 [×]
2016-12-28 03:51:25
>>40
えっ、と…それですか?あの、それは__(マフラーが初めてだったのか初々しい反応を見せる相手を微笑ましく思い、目を細めて見守っていた最中、突然要求を口にされればその内容に戸惑いの声を漏らして。眉を下げ困ったような表情を浮かべては、そのもの自体は特に大事な物という訳ではなく相手に渡しても構わないのだが、後にきちんとした新しい物を渡される為自身のおさがりのマフラー等必要ないだろうことを伝えようと口を開くも、既に彼の両手に強く握られている水色にそっと苦笑いを零しては諦めた様に小さくはにかんでみせ。…して彼の口から続いた屁理屈を並べたような言葉に若干の違和感を覚えればむ、と眉を潜めここは注意をするべきかと相手を見詰めるも、目に入ってきたのは悪気の欠片もない無邪気な笑顔で。それが自身の弟達の時折見せる表情によく似ていては己はそれに滅法弱く。結局口を開くことはなく少し悔しそうに己の先を行く相手を目で追いかけていては、手招きをされその言葉ではっと我に返り足を急がせて。
__来客用の個室を離れ少し長い廊下を渡って各刀剣男士の部屋が集まっている離へと案内しては、ふと張り替えられた新しい障子のある部屋の前で立ち止まり。静かにそこの障子を開けて見せては、その部屋にほどほどのクローゼットにストーブ、隅に小さい机やその上の筒に入れられているいくつかの文具など必要最低限の物が幾つか揃えてあることがわかり。)ここが鶴丸殿のお部屋になります。今は少し寂しい気もしますが物が増えれば直ぐに馴染みましょう。鶴丸殿の部屋は壁際で、隣室が私の部屋となっているのですが……もし違うお部屋が宜しければご相談ください。
44:
江雪左文字(憤怒) [×]
2016-12-29 19:36:10
(/こちらこそよろしくお願いしますね!では、背後は引っ込ませていただきます~)
(自分のような刀を引き取る辺り、普通の審神者ではないだろうとは思っていた。しかし、刃が届かないと分かっていても自らの急所に攻撃を仕掛けられたら、普通何か反応を示すだろう。だが現実はどうだ、座布団の上に座ってこちらを見上げる審神者の表情は驚く程に変わっていない。肝が据わっているのか、単に鈍いだけなのか。今はそのことについて考えていても仕方が無いと思考を改め、ゆっくりと己の本体を鞘に入れる。カチン、という金属音と共に刃が完全に収まり、こちらへと放られた座布団を綺麗に整えてからその上に正座をする。本体は利き手の方へと一時的に置き、静かな表情のまま相手を見据えて「…ええ、分かっています。私が『刀』で、貴方が『主』である限り、私の望みは叶わない」と、淡々とした口調で告げた後「ですが、理屈や理性で分かっていても、感情や本能によって真逆の行動をする事もある…それは、人である貴方なら理解出来るでしょう」と続けて口に出し、視線を自分の手元へと下ろす。自身の強い怒りの原因へと思いを馳せ、緩く拳を握り込んで)
私は、貴方を主と認めていません。よって、この本丸の規則に従うつもりもありません。秩序を乱すような屁理屈であることは重々承知しております…。ですが、貴方への…人間に対する怒りを抑える事は不可能です。無意味であれ不毛であれ、『故意的な殺意のある』抜刀を止めるつもりはございません
45:
鶴丸国永(強欲) [×]
2016-12-29 20:04:29
(弾むような軽い足取りで歩く度に、視界の端で水色がちらちらと舞う。まだ許可が貰えたわけでも無いのに上機嫌なのは、彼ならばきっと自分にこれをくれるだろうという確信を持っているからだ。勿論それは何の根拠も無いもので、一種の勘や思い込みに近い。自分が求めたモノが手に入らぬはずが無いという自信。それこそが『強欲』だと政府の役人に言わしめた感情であることには気付かぬまま、案内された部屋をひょこりと覗き込む。先程まで自分がいた部屋より物が多いせいか若干狭く感じるものの、一人部屋にしては上等な印象を受ける。本来なら刀解されてもおかしくない自分を引き取ってくれた上に部屋まで用意してくれるとは、ここの審神者は聖人かなにかなのだろうか。何故なら、自分の知る審神者は…。)
こいつは驚いた!神とはいえ元は刀、しかも『黒』の本丸から来た俺にこんな上等な部屋を用意してくれるなんてなぁ。君の主は少々優しすぎやしないか?ああ、部屋に関してはこれで問題無いぞ!何より、君の隣室というのが気に入った!
46:
睡蓮 [×]
2016-12-29 20:50:13
( / 主様!大変申し訳ないのですが年末年始はろくに返せる時間が取れそうになく、いつにも増して黙り込む日が多くなりそうです…。本当に申し訳ありません。
それに加え、勝手に時間経過させたり勝手に刀剣男士登場させたり…勝手な部分が多い奴ですので、主様のタイミングでいつでも切ってもらって構いません。長々とお目汚ししてしまい大変申し訳ありませんでした。 )
…今日はこのくらいにしておこう。 ( 日常的に使う部屋、場所が分からないと困る所、入ってはいけない部屋等、少々足が痛む程案内していると急ぎ目にやって来た一振りの刀剣男士に遠征部隊帰還の報せを受け。まだ明るいが日没には違いないのだろう、遠方の空が茜に染まり一日の終わりが近づいている事を知らしていた。ああ、もうそんな時間か。随分長いこと彼を連れ回してしまっていた事に幾分かの罪悪感を覚えるも、それを上回る焦燥感に突き動かされるかの様に上記を告げ。そう都合好くばったり出会す事はあり得ないと信じたいが少しでも可能性が残っているのなら潰しておくに限る。とりあえず食事や風呂のことは後に回すとして、今は説明と労いの為に帰還部隊の方へ出向かなくては。「先に部屋へ戻っていてくれ。飯時になれば誰か報せに向かわせる」背後を振り返り申し訳なさげにそう言えば、報せに来た彼に後の事を任せ急ぎ足でその場を後にして )
47:
秋声 [×]
2016-12-29 22:11:15
( >>44/江雪左文字 )
そうさなぁ…無理だろうなとは思っているさ。何かしら“患っている”っていうのは理解している。まぁそれでも、この本丸の主は“俺”だ。逆らうならそれなりに覚悟するこった。
(大人しく座ってくれたのを目で追い、首を上げていると疲れるのでとても助かるなんて内心思いつつ揺れる炎を見つめ、告げられたそれらは確かに怒りそのもの。理屈だとかそういったものとも違う、刀としての物とも違う芽生えた感情のひとつでどうしてそこまでその感情が目立ってしまったのか渡された資料にそこまで詳しくは載っていなかったがこれだけの殺意を主たる審神者に向けてくるとなると、その原因は些か“よくない”ものだったとは容易に理解できるもので。所謂、黒と判断された本丸は幾つもあるしその度に嫌々政府機関へ趣報告会議に出席させられる羽目になっており、正直“そういった傾向”になるかもしれない要素を持っている者を審神者として任命するのはどうなんだと問い質してやりたい程だがそんなことをすれば首が飛ぶのも目に見えている訳で。ひとつ緩い溜息を零して少しだけ張り詰めていた肩の荷を下ろすように上半身を後方へと下げては両手で支え、ぼんやりと薄暗い天井を見上げて)
…俺を殺したいと思うのは、俺が“審神者”だからか?それとも、“刀”として見た“主”だからか?…何れにせよ、今まで以前の審神者に向けていた感情を俺に向けているのだとすれば…すれば、の話だが、少なからず“どちらか”としては認識しているんだ、素直になりなさい。
(全く、と言わんばかりに片手を上げて手をひらひらとさせれば呑気に欠伸を零してこれこそ屁理屈かもしれないし、相手にとったら綺麗事だともとれるかもしれないが根気よくいかなくては、と体勢を戻しては胡座をかいていた大腿を軽く両手で叩きゆっくりと立ち上がると政府の方で変に長く座っていたせいか腰が痛くて思わず「いてて」と零しつつ放り出していたままのスーツの上着を拾いにいき、片手でくるりと背中に背負い空いた片手でさらにネクタイを緩め「…よし…とりあえず江雪、お前は俺の近侍だ。俺の所は日替わり制なんだが“新人君”のお前は暫くは“近侍の命”だ。励めよ……まあ今日は休め、この部屋はお前のものだから好きに使うと良い」似合わない緩やかなウインクと笑みを浮かべてみればさっさと着替えたくて欠伸を再度零しながら部屋を出ようと襖に手をかけたところでひとつ思い出したように振り返り「そうだ…ここの刀に危害を加えることを禁ずる。“俺”に殺意をいくら向けようと構わんが、他の奴らに知られたら恐ろしいぞ…ま、他の連中とは仲良くやりなさい」ひらひら、と軽く手を振れば襖を開けて)
48:
雨月 [×]
2016-12-30 17:24:52
>>29御手杵(怠惰)
(命令をしたい訳ではない。しかし今の彼に言っても不思議そうな顔付きになるだろう事は何とも容易に考えがつく。自分としては変なことを言ったつもりは毛頭無いにしろ、食事すら与えられていないとなると頭が痛かった。とはいえ、本人に自覚は無いのだろうが己に軽口が叩けるくらいだ。此処の生活に、物の以前に人格を持つヒトとしての振る舞いに一刻も早く慣れてくれればいいと願う。ともあれ、腹が減ってはなんとやら。古き言葉にも記されている事を知らぬとは、何とも哀れと思わざる得ない。特に甘味はストレスを和らげてくれる働きを持つというのに。しゃくり上がってくるため息を唇を一文字に結ぶ事で飲み込み、袖口に手を差し込んだ。数秒探るように手を動かせば目当ての物を取り出す。懐紙に包まれたそれは少々甘さ控えめにしてある洋菓子である。作りすぎたと取ってあったものだが、役に立つとは。薄紅色や緑色と鮮やかなる色が装飾されたそれを彼の目の前に差し出し、にやりと笑ってみせる。我が刀剣男士が毎日やっている事をできない訳もあるまいと洋菓子の角の彼の唇に軽く触れさせ、言外に口を開けろと示して)
俺が作ったモンだ。毒は入ってねェから安心しろ。
(/申し訳ないのですが、年末年始ともあって忙しく、正月シーズンが抜けるまでは顔出し出来ません事ご了承頂ければ幸いです……!)
49:
一期一振 [×]
2016-12-31 03:38:16
>>45
えぇ、主はとても心の暖かい御方です。(相手の様子に安心した様にほっと息を吐き、再度部屋の中へと視線をむけては外の景趣のせいで冷えている空気に微かに頬を赤くしつつ口を開いて。まだ生活感のないその部屋に相手の云う"黒"の本丸の事を頭に浮かべれば、思うのは相手はきっと己の理解の範疇を超えているような酷い目にあっていたのだろうという事。しかしそれを深く考えるのは相手からきちんと話をされた時にしよう、経歴からまるでそれまでの悲しみや辛さを理解したかのように実は何も知らないまま、さぞ辛かっただろうといくら言葉を重ねたとしてそれで相手が心を癒すとは思えない。そう考えては相手の黄色い瞳を真っ直ぐと見詰めつつ「…鶴丸殿はもうこの本丸の一員ですからなぁ、此処に居る他の刀剣男士のように部屋を持つのも当然のことです。」と柔く微笑み掛ける、とその後にふと何かを思い出したかの様にそうだ。と呟けば少しだけ困った様に眉を下げ、けれどもどこか嬉しそうな表情で)
あの…伝え忘れていたのですが、私の部屋にはよく弟達が遊びに来るので少々賑やかな時があるかもしれません。度が過ぎないよう注意は致しますが…ご迷惑をお掛け致します。
50:
秋声(背後) [×]
2017-01-06 13:47:15
( /年末年始と仕事で正月休みなど全然ありませんでしたが皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか。
たいへん遅くなりましたが、このトピックで顔も本名さえも知りませんが何かしらの形で知り合っているというのも何かの縁にございましょう。明けましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。やっとこ背後も落ち着いてきた様ですので何卒よろしくお願い致します。 )
51:
一期一振 [×]
2017-02-27 00:02:21
( /こんばんは、お久し振りです。新年の挨拶もままならないままに日付が過ぎてしまい、大変申し訳ありません。遅くなりましたが、改めまして今年もどうぞ宜しくお願い致します。
年が明けてもう少しで2ヶ月となりますが皆様は如何お過ごしでしょうか…?
また物語を紡ぐことができるよう祈りつつ、こっそりと上げさせて頂きますね。それでは失礼致します´`* )
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