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銀河鉄道の夜 / NL,ML,GL / 指名制/54


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自分のトピックを作る
35: 宮守 弓羽 [×]
2024-04-25 06:14:32



>兎座

貴方だって、とっても素敵な人よ!
(握った片手で口元を押さえつつはしゃいだ声はそのままに、誉め言葉を上機嫌にお返しする。こんなにはしゃいだのはいつぶりだろうか?それは紛れもなく、この無邪気で楽しい、自由なカムパネルラのおかげなのだ。アナウンスが響く。降りなければならない。でも、寂しいとは言わない。言ったら、もう会えないと思っていることになる。そうではないのだ。「 そうね。でもまた会えるでしょう?2度あることは3度ありますのよ。この夜空が私をまた乗せてくれる日まで、貴方と乗り合わせるその日まで、ずっとわたくしこの夜のことを覚えていますわ! 」立ち上がるとポケットを抑え、たしかに彼から貰ったメモ帳とボールペンがあるのを確かめると、同調して自分も夜空を眺める。短い静かな時間は彼がこちらを向いたことで終わる。相手のお願いに喜んで頷くのは、呪いを浴びているのかそれともこちらの方が相手に呪いをかけているのか。ドレスルームを思い浮かべて、白のスカートはあったな、と彼とのお願いを反古にしない姿勢を見せて。扉まで歩いて手を振り返すと、どこまでも嬉しい気持ちで向こう側へ降りていった。)
もちろん!貴方を思い浮かべて、明日から白ばかり着るようになるかもしれませんわね。では、また。貴方のこと、本当に本当に大好きよ!

(/お返事が遅くなり申し訳ありません……!また、美しい幕引きをありがとうございました。とても楽しかったです!次に出会うカムパネルラさんなのですが、どのカムパネルラさんも魅力的なのに加えどなたとお喋り出来るかわからないことも楽しみの一つになっている為、良ければ再び主様に選んで頂いてもよろしいでしょうか……?友好的な方で弓羽ちゃんに心を開かれるのも、弓羽ちゃんに対して攻撃的な方と接して弓羽ちゃんが噛みつくのもどちらもすごく楽しそうです。)

……フフッまたここに来られましたわ。なんて嬉しいのかしら。
(車内の揺れはまるで眠る自分を保護してくれているようだ。柔椅子の背もたれの柔らかい布の感触。自分以外の気配は恐らく1人分しかない。徐々に意識が明らかになっていく。瞼を完全に開く前に、もう大方今自分がどこに居るのかもう予想がついていた。目を開ける。口の橋に笑顔を浮かべる。声を出す。それら全てを同時にして、以前乗った時よりも心落ち着いた穏やかな気持ちで、座ったまま頭を下げて自己紹介。服の系統は前より明るくなっており、晴れやかな気持ちで目の前のカムパネルラの姿を確認しようとした。)
始めまして、カムパネルラ。わたくしがジョバンニなんですのね?名前は、宮守弓羽ですわ。




36: 牡羊座 [×]
2024-04-27 15:40:39




>オーブリー

───なら、次の夜に他のカムパネルラと乗り合わせたらオーブリーだって名前を伝えろョ、カムパネルラ全員に一枚ずつ絵葉書を預けとく。……そうすりゃ俺とお前の夜が巡り合わなくてもお前は俺のことを頭のどっかに残すだろ。( 己が好む事を見たいと前向きに捉えてくれた彼に不自然な沈黙を数秒だけ作り、それからわずか数ミリ広角が持ち上がり隠す事ができずに勝手に笑ってしまう口元を披露して。共に過ごしたこの時間が終わる事を惜しむように、彼の気持ちを少しでもこの夜に縛るような強気の発言を口にする。そんな眼差しは穏やかな夜を照らす月色とは遠退いた底の無い闇夜の世界に彼の事を引っ張り寄せるような奇しくも悪戯心を含んだ甘い瞳をしていて。──楽しい事、好きな事、それらを尋ねかけていたはずが彼の浮かべる表情には緊張感が漂っている。伝えるべきか黙するべきかを葛藤する雰囲気に気がつくと大きな勇気を連れた発言にどうしたって興味が湧いて耳を澄ませることとなり。一体どんな事を言うのだろうかと膨らむ期待値は肩透かしを喰らうほど健全で彼に相応しいものだった。情熱を無くした、そう告げる彼の声に探るように二つの目が光る。「 色男の人生を懸けたピアノ演奏かア。俺も聞きたかったなぁ。 」ポツリと独り言が落ちるのは色々考えた末の本心で、交わらない視線を取り戻すために名前を呼びかけてから己の頬を指先でぽりと掻いてから気持ちを伝えて )オーブリー、……俺は今すげー悔しい。お前がピアノを弾く姿が見れないのも、お前の指が弾く音を聞けないのも。残念だなア




37: ペガスス座 / 乙女座 [×]
2024-04-28 16:50:54




>宮森


【 ペガスス座 】

きゃっ。───礼儀正しいジョバンニね!ええ、ええ、そうよ!あたしが天馬のカムパネルラ。………雲の色をした髪にペリドットの目、弓羽さん。ユミちゃん。( 飽き飽きするほど慣れた車内にいるのに心がウキウキと弾むのは間違いなく正面に座る少女の力。まだ眠ったままの彼女の事をそわそわワクワクと浮ついた気持ちで覗き見て、早く起きないかしらと嬉しさを隠しきれない笑みを口元に蓄える。どんな娘かしら?話は合うかな?睫毛が長いのね!サラサラの髪は綺麗な雲の色だわ!視覚から手に入る情報だけでも期待がどんどんと大きくなり、いざ本当に彼女が目を覚ますと疚しいことは無いが驚きに声を上げてビクンと肩を揺らして。起きるや否や礼儀正しく続けられる挨拶に押されるがまま口を挟む事無く全てを聞き終えてからパチン!と弾くみたいな瞬きを。それから胸を張りふふんと強気な笑みを見せたかと思えば彼女の名前の響きとその見た目が知人から聞いたジョバンニとあまりにも似ている事に気がついて「 ねえ!兎のことは知ってる?真っ白な髪でガーネットみたいに真っ赤の目をしてるカムパネルラよ 」先に受けていた挨拶から彼女が銀河鉄道に初めて乗車したジョバンニじゃないと言うことを察し、自分の推測が合っているか否かを答え合わせするように話しかけ。 )


【 乙女座 】

オハヨ。いい夢だった?……へえ!驚いた。自分がジョバンニだって知ってるんだ。ははっ、そりゃあいい。( ほんのりと紫色が浮かぶホワイトカラーをしたくしゅくしゅパーマのミディアムボブ、葡萄のような色をしたマットなリップカラーと同系色のアイシャドウ。バッチリとか決めたパープルメイクと揃えたのは何処のショーガール宛らと言った濃い紫をベースにした煌びやかなタイトドレスにジャラジャラのアクセサリー。そんな姿で足を組みながらゴールドのシガレットホルダーを使用した煙草の煙をフーッと長く吐き出して挨拶を。何よりも先に現状を知っている彼女が名前を名乗ると楽しそうにアハハと笑って見せて「 オレは乙女。よろしくね 」倣うように自己紹介。彼女が起きたからか球体のパール色をした灰皿に煙草を捨てて足元へ下ろし。先ずは目の前の少女を品定めするように色の違う眼が二つとも彼女の事を射抜くように捉え、リップの塗られた口元には微笑みが乗って )お嬢ちゃん、何回目?…アンタさ何回この地獄に呼ばれたの?



( / そのように仰って頂けて嬉しいです…!弓羽ちゃんがとても可愛らしくて魅力的なお子様だからこそカムパネルラ
皆が話したがり、選ぶことが出来なかった為ペガスス座と乙女座の二人でお迎えに上がらせて頂きました…!少しでも気になった方を選んで頂けると嬉しいです!もしどちらも絡みにくいな等ありましたら遠慮なくお伝えください…!)




38: 匿名さん [×]
2024-04-28 21:34:58




◯ 身分証 ◯
名前 Liz Felicity (リズ・フェリシティ)
性別 女
年齢 18
外見 黒染めした髪に紫のインナーカラーが毒々しいパーマヘア。胸下辺りまで伸びた髪を無造作に遊ばせ、センターで分けた前髪を柔くかき上げた髪に、瞼を彩る暗めのアイシャドウと真ん中に輝くシルバーのラメ。勝ち気に釣り上がった眉毛に、ブルーグレイの瞳を際立たせるようなキャットラインが引かれ、跳ね上がったそれは本人の跳ねっ返りの強さを表しているかのよう。身長は166cm。まさに思春期真っ只中という風貌で、自己顕示欲に満ちたボディラインを強調する格好。ざっくりと開いた胸元とくびれを曝け出した臍出しのトップスに、足を露出させる黒いダメージジーンズ。首元にチョーカーを巻きつけ、耳元には大ぶりのピアスを輝かせている。

性格 毒舌のティーンエイジャー。挑戦的な態度と、お世辞にもいいと言えない口はどんな立場の相手に対しても対応を変えないだろう。むしろ嫌味の応酬が一種のコミュニケーションと捉えているまであり、故に嫌味が効かない相手や、飄々とした相手にはペースを崩されがち。また穏やかな気質の相手にはお得意の毒舌が滞り、途端に武装の剥がれた気難しい少女が現れる。その行動の理由としては相手に遠慮しているというよりも、単に一方的ないじめっ子になったようで反応に困るというのが本音だろう。思ったことをはっきり言うという点に関しては、他者に対して自身を偽らず、誠実であるということかもしれない。

備考 人生一度きり。思いっきり自分らしく生きていかなければ損。という考えのもと行ってきた結果が今の形。至って普通の家庭に生まれて、至って普通のスクール通っていた。家庭環境や友人関係から擦れたわけではなく、とくに良好とは言えないが、とくに嫌な思い出もない。双方で完全に一線を引いた無関心を貫いており、それよりも早く一人前になって自分で自分を支えられるようになりたいと考えていた。所謂世間のはみ出しものに分類されるが、自分がやりたいように生き、好きに生を謳歌する。それに伴う弊害や、責任は全てその道を選んだ自分にあるという考えをもっている。

ロルテスト
(まるであたたかな揺籠に揺られているような、微弱に振動する座席に腰掛けた女は、むずがるようにぱちりと、濃いマスカラに彩られた睫毛を持ち上げた。まるで覚えのない景色に戸惑うよりも先に…、瞳に乗ったのは警戒の色だった。近くの窓の外、一面に広がったうつくしい夜空。近年ではもう見れないであろう壮絶な星々の輝き。あまりにも非現実的な光景にぴくり、と眉尻を跳ねさせる。慎重に辺りを見渡すと、乗った覚えもなければ縁もないだろう小綺麗な車内に胡乱げな瞳を瞬かせて…、数秒の後に一言。「ハァ…?____コレ、何の冗談?」思わずかつん、と長い爪をテーブルに打ち付けたのは焦りか苛立ちか。じろり、と鋭い目付きで睥睨したのは見回してすぐに窺えた貴方のこと。偉そうに足を組んだのは威圧か、それとも無意識の警戒か。ことの元凶が全て貴方にあるとでもいうかのように片目を眇めると、つん、と高飛車な猫がそっぽを向くように顎を突き出しては、現在の状況が業腹とでもいうかのように嫌味を一つ。 )
…見覚えのない顔!アタシ、知りもしない相手に同乗を許すタイプじゃあないんだけど。

指名 おまかせ
( / おっとりさん相手にはたじろぎたいし、ぐいぐいいかれる方とはたくさんお話しをしてみたいです…!なにぶん癖の強い子ですので、相性の良さそうなカムパネルラさま、もしくは主様が動かされたいお方などいらっしゃればお相手お願いしたいです…! )



( / 素敵な設定と素敵なカムパネルラ様につられ、失礼いたします。すでに美麗なジョバンニ様方がいらっしゃる中、小生意気でただただ失礼な小娘で参じてしまい恐縮でございます…。ロルテスト含め、もし主さまのお眼鏡にかなうようでしたらお相手いただけると幸いです…!ご一考の程、よろしくお願いいたします。 )





39: 海蛇座 / 大熊座 [×]
2024-04-29 10:28:18



>リズ


【 海蛇座 】

……………。あなたの方こそ冗談は無駄に濃いその化粧と長すぎる爪だけにするべきなのでは?( 派手な女性だと思った。同時に目を覚ましたファーストリアクションに警戒の色が見えると見た目通りの間抜けでは無いのだと窺えて、今夜を共に楽しむ相手として不足がないな等と無礼な感想を抱き。表情は微塵と変えることなく陰気で景気の悪いじめじめとした面のまま、真正面の彼女の事を熟視。温度を感じない眼差しは爬虫類のそれによく似ており、彼女の嫌味を気に停めた様子は見えずに上がりも下がりもしない口許がまるで往診のように淡々と言葉を連ねていた。まるで警戒心の強い猫が生きる為に慣れない武装を必死にしているかのような、そんな様子に初めての乗車だと言うことを察して「 あなた、勘違いしているな。──先ず訂正をする。この席に先に座ったのは私であり、あなたではない。あなたは遅れてこの席に訪れて惰眠に耽っていた。次に、あなたがしなければならないのは今この場を上手く切り抜けることであり、現状に対する情報収集であるべきだ。あなたが元の暮らしに戻り、平穏に帰りたいと望むならば、……だが。 」感情の乗らない一定の声色で抑揚無く伝える。それは事実であり酷な内容にも関わらず、優しさに欠けるもの。ツラツラと言葉を並べ立てた最後に漸く挨拶を付け加えようか )挨拶無く互いを知るのはマナー違反にあたるか?……私は海蛇のカムパネルラ。あなたが帰る方法を知るこの夜の唯一だ。


【 大熊座 】

ブルーベリージャムをたぁぷり使ったのねぇ。んふふ、とびきり甘酸っぱいのかなぁ?きらきらもジュエリーシュガーみたいで美味しそぉ~。( きらきらの星空に負けないほどキラキラとした砂糖菓子のような女の子。艶ある黒髪には目を引く紫色があり、自ずと甘酸っぱいフルーツが頭に浮かびお腹が減る。まるでお人形のようにスタイルが良くて、女の子なら一度は皆が憧れてしまうようなそんな少女だと興味津々といったところ。嬉しそうで楽しそうにふわふわと甘ったるい顔で微笑みながら唄でもまったりと歌うようにひとりごと。ちょこっとだけなら食べてもいいかなぁ?怒っちゃうかも。う~ん、でもとぉっても美味しそお!考える事は数秒の内にも沢山浮かび、少しの味見に天秤が傾くより前に彼女が目を覚ましたらしい。つんつん!と跳ね返すような言動にとろんとした眼差しをぱちくりと瞬かせて、シャーッと警戒に鳴く子猫のようなその仕草に両手の指先で口元を覆い音も立てずにふふふと吐息で微笑んで「 はじめまして、かわいいジョバンニ。 」甘え媚びるとろりとした微笑みを浮かべて長い髪をはらはらと揺らし幼い子供がするような動作でぺこ!と浅いお辞儀。顔を上げれば微睡む両目を蕩けた微笑みで向かい合い。ふわふわ漂う喋り方で意図を得ない単語のような言葉をまったりと名乗り。 )わたしはくまちゃん。くまちゃんはねー、カムパネルラよう



( / とても素敵なジョバンニをありがとうございます!気高くも根の優しさが浮かぶリズちゃんとお話が出来ることとても嬉しいです…!どのカムパネルラもリズちゃんに会いたがり選びきれなかったため海蛇座と大熊座の二人で絡みに向かいますので少しでも気に入った方を選んで頂けると嬉しいです。もしどちらも違うなど有りましたら別のカムパネルラでお迎えに行きますので遠慮なくお伝えください…! )




40: 匿名さん [×]
2024-04-29 11:05:49





(/ 主様こんにちは。前トピの後半に少しの時間お話させてもらったシャロンの背後です。その節は素敵な時間を誠にありがとうございました!此方の新トピにて少し性格に修正を加えたシャロンで再び絡ませてもらえたらと思い書き込みをさせてもらったのですが、前回シャロンに不備や相性の不安等はございませんでしたでしょうか?お時間ある時にお返事頂けると幸いです…! )





41: リズ・フェリシティ [×]
2024-04-29 15:04:15



>大熊座



…フゥン、はじめまして?…どぉーも。
( 自分を迎えたあまりにも無邪気な瞳。ぱちり、と瞬いた貴方にしてやったりほくそ笑む。挨拶と共に自分をかわいいと呼んだこと、それに軽く手をひらつかせると、まるで間に受けていないような不遜な笑みで一言。自分が知らない相手と言ったからだろうか、自己紹介にも似つかない言葉と、可愛らしい可憐で幼げな仕草。はらり、と散った髪の毛一つすら彼女のあざとさの一部だとでもいうかのよう。まるで砂糖とスパイス、それと…、素敵な何かでつくられたような。ぴこんと、乗った動物味のある耳は一度見ないふりをしつつ…、自分とはまるで真反対のそんな女の子にすぐさま眉間に皺が寄ったのは、あまり自分が得手としてないタイプだったから。加えて最初に反応したきり、初対面の自分にもまるで敵愾心の無いようなそんな瞳。放った嫌味も何も響いていないような態度に、唇に色濃く乗った紅を歪ませ口の中で一度咀嚼をするように口籠ったが、それも一瞬。お辞儀をした貴方とは対照的に、高圧的な態度を隠しもせず長い爪をくるりと髪の毛に巻きつけては、___…ジョバンニ、カムパネルラ。その言葉の意味を浅学ゆえか思い至ることなく、「……大変、全く理解ができないわ。…もっと、端的にお話しできる?かわいいリトルベァちゃん」 彼女のくまちゃんという言葉とふわついた口調を皮肉ってか、リトルという言葉と共に、口角を歪め赤子相手に話しかけるような意地の悪い揶揄いを仕掛けて。さてどう出るか、頬杖をつきながら相手の反応を待とうか。)



( / 素敵なカムパネルラさまのお迎えありがとうございます。海蛇座さまの常に冷静で、でも情報はきちんとお教えいただけるような一面に大変惹かれたのですが、可愛らしくて、それでいてほんの少し身に秘めた恐ろしさを仄めかすような大熊座さまがとても気になっておりましたので、今回は大熊座さまとお話しできたらと思っております…!
これからお話しする中で、失礼な態度をとってしまうことが多々あるかと思います。やっぱり相性が合わないと判断された場合は、遠慮なくおっしゃっていただけると助かります。これからよろしくお願いいたします )




42: 宮守 弓羽 [×]
2024-04-30 07:57:17





>ペガスス座


……あらあらまあまあ……今夜お話するカムパネルラはとっても可愛らしいんですわね。
(自らの目に写ったのは、天使はきっとこんな姿だ、と突きつけられているような眩いばかりの色彩を持つ少女。髪も目も真珠やプリズムみたいに輝いている。その類まれなる容姿に自然に賛美の言葉と微笑みが出る。ここで居合わせた始めての女の子だ。そして服装を見て、元から伸びていた背筋を改めて意識する。正直、今まで自分は学生時代でもクラスメイトと日常会話をしたことがない。女友達というものに憧れてはいたが孤立していた。いや、自分が遠ざけていたのだろうか。どうしましょう、普段通りで良いんですの?と話せて嬉しい反面内心不安を覚えながら彼女の声を聞く。額に生える一本角と上を向いた耳に、もしかして?とメモ帳に友人が描いてくれた似顔絵を思い出す。もしかして、あのボールペンの送り主は、似顔絵のモデルは彼女だろうか。教えてくれた名前も一緒だ。そして今自分のことを言った呼び方、ユミちゃん、はまたもやあの長い耳の友人を思い出す。やはりそうか、と口を開いて聞こうとすると、今自分が思い浮かべていた人物と全く同じ特徴を尋ねられる。)
知っていますわ!貴方が兎が言っていた天馬なのね!


(/乙女座さんも天馬ちゃんも大変素敵なロルを下さりとても迷ったのですが、弓羽ちゃんと女の子とお喋りする様子が見たい……!という思いにより天馬ちゃんにお返事させて頂きました!よろしくお願いします!)



43: カムパネルラ / 大熊座 /ペガスス座 [×]
2024-05-01 10:52:37



>シャロンPL様

( / お久しぶりです!またこうしてお会い出来たこととても嬉しいです…!前トピにてシャロンさんとお話していた時間は私にとっても兎座にとっても大切なお時間でした。またこのようにシャロンさんとの物語を紡げることにワクワクしています…!前回お会いしたシャロンちゃんに不安や苦手な面など何も有りませんでしたので気になさらずお話をさせて頂ければ嬉しいです。それではまたお会い出来ることを楽しみにしています! )



>リズ

たんてき、たんてき。ん~、……ジョバンニは汽車に拐われてきた人のことで、くまちゃんが助けてあげないとブルーベリーちゃんは元通りの暮らしには帰れない、ってこと。かなぁ~?( 一見高圧的に思える言動も美人がすれば絵になるという物らしい。赤ちゃんを相手にするようなわざとらしい話し方も気に留めずにきゃらきゃらと無垢な笑い声を囀るだけ。いっそ清々しいほどのあざとさで伸ばした人差し指でこめかみの辺りをちょんっと突っついて勿体ぶってからはでろでろの蜂蜜のように甘ったるい間延びした喋り方で短く纏めた。悪意を感じさせない無邪気であどけないそんな空気感のまま、目の前に座る彼女の威圧の裏に秘められる緊張感を嗅ぎ分けて「 あのね、ブルーベリーのジョバンニ。くまちゃんが大切なこと教えてあげる!…もしも間違った駅で降りたら、この汽車には二度とのれなくて、降りた先がどの時代のどこに繋がってるかもわからなくて、そしたら大好きなママにもパパにもお友だちにも、……ばいば~いってお別れしなきゃだめみたい。 」ほんの一瞬、息を吸うだけの間の後に幼い雰囲気がひやりと冷えるみたいに変化する。目の前の彼女が無事に生還するには正しい駅を選ぶこと、乗り過ごさないこと、目の前の私に食べられないようにすること、本当の意味で端的に教えるならこの三点だったはず。それを伏せたのは意図的なのかどうかさえも伏せて 、目の前の綺麗な少女を見つめる。滑らかなみるく色の肌にキラキラ煌めくジュエリーキャンディのようなメイク、綺麗なブルーベリージャムを乗せたココアマフィンを連想させるふわふわの髪、すらっとした細い四肢はぺろっと食べ終えてしまいそう。口の中には涎が溜まり空腹を刺激されてぐうと腹の音がなってしまった。 両手でガオと指先を丸めて爪を見せるポーズをとると、途端につま先が硬化されて鋭い獣のそれに変化して。 )がお~!くまちゃんね、可愛いこぐまちゃんじゃなくてね、ほんとうは大きな大熊なのよう




>宮守

ふふ!ふふふっ。アナタってば人を見る目があるのね!話がわかるジョバンニと出会えてとっても嬉しいわ!( 互いの目線が重なり共に把握する。開口一番が容姿の褒め言葉だった事に戸惑いつつも嬉しさの方が勝ったらしい。心から嬉しそうに鈴を転がすような笑い声を上げるとその一言と兎座から良い子だと聞いていた話から簡単に彼女に対する好感度が上がってしまうらしい。無条件に心を開きながら目の前の彼女を視界に収め、自分よりも少しだけお姉さんのように見えた事から仲良くなりたいと思う気持ちに加えた少しのどきどきとした緊張感を抱きつつ期待のままに口端が上がり「 やっぱり!兎から話を聞いて私も会いたいって思っていたの!ねえ、弓羽さん。私ね、弓羽さんみたいに綺麗な色のキャンディを持ってるのよ。 」共通の知人がいるということ、その知人から素敵なジョバンニと出会ったのだと聞いていたこと、そしていま実際に目の前にて彼女と出会ったことで話したいことも聞きたいことも沢山浮かぶが先ずは持ち歩く小さなスクールバッグからこれまたちいさなキャンディ缶を取り出して。透明なフィルムに包まれるのは透き通るような黄緑色のキャンディで、正に彼女の瞳のようにキラキラと煌めいている。それを一つどうぞ!と差し出して )マスカット味よ。美味しいんだから!



44: リズ・フェリシティ [×]
2024-05-01 15:05:46




>大熊座


…アー…、待って…、なに?…それマジで言ってる?…もしかして、アタシをからかってんの?
( まるで歌うかのように無邪気な声で伝えられた事実はあまりにも自分がいた現実からは遠く、まるで絵空事のよう。嫌味も意にも介していないような態度を取られればぐっと下がる口角。みるみる萎んでいく意地悪な心は脇に捨てられ、呆れたような、理解ができないとでもいうかのような。考えるように視線を一度端にやって…、数秒後。再度貴方を見つめ返す瞳に、今度は取り繕わない困惑の二文字が浮かんでいる事だろう。ここがおかしいだなんてわかっていた。星の上を走る汽車があるわけないって。でも信じられるわけがない。元の時代に帰れるかどうかも…、普段なら馬鹿馬鹿しいなんて一蹴できるはずなのに。この満点の星の上での下車など正直考えられなかった。突如として変わった雰囲気にも先程とのギャップか、まるでひどく恐ろしいことを言われたかのような感覚に陥る。煽られたかのようにぐ、といきんだ声で、冗談はヤメて…、と言いかけ、「…、っ、あ…?___…、」思わずそう空気を漏らしたのは、持ち上げた貴方の手。その爪が一瞬にして尖り、大きく姿を変えたから。俄には信じがたい光景に動揺を抑えるためか至極ゆっくりと瞬きをする。そして先ほど見えた頭についた耳が、頭のおかしいコスチュームプなんかじゃないことがやっと理解できて。…___大熊。まぐれでリトルなんて呼んだことがあまりにも滑稽に映ったであろうその姿。そんな爪を見せつけても尚、変わらぬ幼げな口調。むしろ言葉も仕草も。とてもかわいらしいはずなのに…、その凶悪な鉤爪との噛み合いが全てをかき消していく。先ほどの空気感がまるで足元をくすぐるように撫でていき、先ほどぐぅ、と車内に響いた音の意味合いが今、百八十度変わった。ゆっくりと足を組み替えたのは無意識か否か。幼げな少女から変貌していく姿。だが、しかし…、正体を見せたこっちの少女の方が自分には性に合っている。みるみるうちに好戦的に瞳を輝かせて見せれば、「……____アラ、はしたないわね。ビッグベァ。……それがアンタの本性?」気丈にもそう口端を釣り上げて。その姿は圧倒的な存在の貴方にどう映るのか。…弱いものから搾取されて、恐れて縮こまれれば一瞬で食われる。はみ出しのせめてもの知恵か。少しも怯んでいないかのような挑戦的な笑顔を浮かべては、試すように貴方の爪を触れようと指を近づけてみせて、 )




45: 大熊座 [×]
2024-05-01 18:16:56




>リズ


( 近づく手はお人形の手のように華奢な作りで力加減を間違えることは許されないと見た目だけでも感じ取る事ができた。そんな指先を掬い上げるように指同士を絡めるような動きで彼女の手を握ると戯れにぎゅっぎゅと淡い力を込めてみて。マスカラが長さも太さも強調した睫毛に縁取られる綺麗な瞳を真っ直ぐに、ただその瞳だけをとろんと蕩けた微睡む眼差しが見つめると怯えを隠して気丈に振る舞うその気高い姿が逆に愛らしくて守ってあげたいと不思議な庇護欲を作らせたらしい。力加減ができずに握る手は僅かに彼女の手の甲に爪の先が食い込んでしまっていることにも気付かずに春の陽だまりのようなふわふわと温かい微笑みを見せて「 うーん、なにが本性かはくまちゃんにわからないかも。…でもブルーベリーちゃんが美味しそうでかわいいってことだけはわかるよぉ 」触れ合う手を軸にしてリボンがひらりち揺らめく静かな動きで上半身を倒し彼女との距離を物理的に縮めてしまう。上目遣いで見るように少しだけ下の位置から彼女のことを見上げればぽてっとした作りの小さな唇が微笑んで。近づいたことで香るのは彼女が使う香水だろうか、それとも彼女の香りなのだろうか。少し距離を詰めただけでも興味はより濃くなってしまった。ほんの僅か、空気の中にピリリと走る緊張感には見て見ぬふりを。甘えるみたいにまどろっこしいそんな喋り方でもう一度だけ現状を紐解いて。 )ブルーベリーちゃんはお家に帰りたいのねぇ。でも、どうしようかな。ふふ、くまちゃんはもっともっとあなたの事が知りたいの




46: リズ・フェリシティ [×]
2024-05-01 22:28:31




>大熊座


( 戯れで伸ばした指先は、思いの外しっかりと迎え入れられて逆に恭しく救い上げられて仕舞えば、ぱちり、と目を瞬かせる。握られた手のひらから伝う優しい体温。加減はしてくれているのだろう。こちらを見つめる瞳は甘やかでどこまでも穏やかなのに、本性はわからないと言った貴方の、美味しそうとかわいい。その言葉に確かな獣を感じて。しかし握られた手のひらの優しさがそれを否定する。その危うい二面性に興味が湧き始めていることをはっきりと自覚すると、…かちり、と自分の中で優先順位が変わった。にぃ、と初めて貴方の前で楽しそうに口角を上げると、きらり、ハイライトの散った瞳で貴方を見つめ、今この気持ちをまっすぐ伝えようか。「…アタシね、キケンなコトにハマっちゃうタイプなの。……女の子は棘を持っていた方がキレイだし、少し凶暴で悪辣なぐらいがステキ。アンタの爪だってそうね、正直サイコーにイカしてるって思った。……アンタのそういう姿、アタシももっと知りたいって今、思っちゃった」大好きなママもパパも友達も。あの現実にはいない。むしろ、非現実的な貴方の方に惹かれていることに、貴方の言葉を持ってして肯定をしよう。もしかしたら酷い目に遭うかもしれない。そんなスリルさえも楽しむように繋がった手のひら、じぃと見つめれば蕩けたチョコの甘い香りが漂ってきそうな貴方と自身の香り。そのすべてを混ぜ合わせるようにこちら側から強く握り締めて。「……これでもまだアタシが帰りたいだなんて思ってるって、言える?」常ならば不快に思うであろう詰められた距離さえも逆手にとって、猫のような瞳を挑発するように細め、より高飛車に位置の低い貴方を見下ろすようにしてゆるく小首を傾げた。自発的に言うことは少ない名前を名乗ってみせたのは、貴方へのわかりにくい敬意の表し方。どこか喜んだような、愉しげな声は貴方に届くだろうか。 )
アタシの名前はリズ。___ブルーベリーちゃんって呼び方も……まぁ、案外気に入ってるけれど、一応ね。




47: 大熊座 [×]
2024-05-02 01:06:09




>リズ


curiosity killed the cat、───くまちゃんが、死ぬまで忘れられない最高の夜をあげるねぇ。( 覗き込む澄んだ瞳に星の煌めきが見えた気がした。綺麗な煌めきは今まさに窓の外デ輝く星のように刹那的で瞬く間に消えてしまいそうなほど一瞬のようにも感じてしまい、それが酷く愛おしい。命を投げ捨てるようにも思える彼女の選択肢は少なくともこの場において大正解、奇しくも彼女のことを食べる事が勿体無いと思わせるのに十分だった。『 好奇心は猫をも殺す 』どこかで聞いた諺を歌うようにひとりごと。覚悟を決めた彼女の発言に幼い子供のようにあどけない微笑みを浮かべ、繋いだ手を自分の頬っぺたにぴとりとくっつけて甘えるように滑らかな肌へすりすりと頬擦りを行いながら眠りにつく前の子守唄のような優しい声で彼女の覚悟に応える意志を見せて。距離を縮めた時と同じように繋いだ手を離せば元のように体を起こして背もたれに身を預け、教えられた名前を宝物のように記憶に刻む。彼女の名前があまりにも彼女にぴったりでふにゃふにゃと破顔、嬉しそうに両手の指先をくっつけて顔の傍に運び「 リズちゃん。あなたにぴったりのお名前ねぇ!名前のとーり、くまちゃんの心はリズちゃんに惹き付けられちゃった。 」カリスマ由来のその名前は間違いなく彼女に相応しい。獣の心さえも惹き付けてしまったらしい、それが良いのか悪いのかは彼女にしかわからないけれど。元のように硬さを無くしたつま先が汽車の窓をカンっと弾いてから顎をちょんと指差し改めて自己紹介を。付け加えるようにこの汽車についても触れると他にもいるカムパネルラの発言で事前に用意された食事を思い出し、一人分とは思えない大きなランチボックスが入る花柄のランチバッグを手に取って )くまちゃんは大熊よう。大熊のカムパネルラって呼ばれてるの。この銀河鉄道を走るこの汽車にはねぇ、くまちゃんだけじゃなくて色んなカムパネルラがいてね、───ねえねえ、くまちゃんお腹ぺこぺこだから小狐くんが作ってくれたおべんとさん食べてもいーい?




48: リズ・フェリシティ [×]
2024-05-02 10:46:24




>大熊座


( 貴方のその答え。成熟していなさそうなその瞳と優しい声色。それが気障ったらしい言葉を吐くのにぞくぞくと背筋が粟立つ。幼いだけじゃない、しっかりと芯を持って人を無邪気に振り回す。そんな少女。少なくとも自分にとってはこの上ない最高の口説き文句だ。離れて行った手の温かさを惜しむように閉じた拳。その中をゆっくりと閉じ込めたのは、ここまで情動が揺らされることが珍しいからだろうか。やけに嬉しそうに呼ばれた名前はどこかくすぐったくて、貴方に釣られたか無意識に相貌を緩めて楽しそうに、先ほど繋いでいた手とは逆の方の手で口元を抑える。その下には年相応の笑顔を浮かべて。「ありがと。___大熊ね、アンタの名前もステキよ。愛嬌があって可愛くて…、でもちょっぴりキケンでスパイシー。まさにアンタにぴったりだわ。____アタシたち、似たもの同士ね」だってアタシも、そんな貴方に惹かれちゃったんだもの。リップグロスが輝く薄い唇を機嫌よく持ち上げては、彼女の改めての自己紹介を今度は疑わずきちんと聞いて、それを踏まえた上で答えを。その途中の会話の中で出てきたカムパネルラという単語に未だ疑問は残るものの、貴方のような人智外の生き物…、とりあえずそう捉えては、やけに大きなバッグを取り出してみせた貴方を優先するのが先だろう。肯定するように手をバッグの方に向けては、「もちろんどうぞ?このままはらぺこのくまちゃんを放置して、万が一でも噛みつかれてしまったら大変だもの」意地悪げな瞳と相も変わらず嫌味ったらしい口調だが、そこに秘めた感情の色はどことなく柔らかく変化していることだろう。が、しかし。ぴくり、と指先を跳ねさせたのは少しの憂慮で。なんだかんだ流れて行ったが、先ほどしたのは一歩間違えれば自分の身が危うかった、まさに命のやり取りだったわけで。別に彼女の食性についてどうこう言うつもりはないけれど、自分にカニバリズムの気はない。つまり、少し寄った眉で貴方に釘を打っておかねば。 )
…まさか中身が人肉とか、そういうのだとか言わないなら、だけど。




49: 大熊座 [×]
2024-05-02 22:03:19




>リズ


ふふっ。ふふふ!りずちゃんは特別に美味しそうだもん。衝動的に食べちゃうなんて、そんなもったいない食べ方なんてしないよ。食べるならもっとちゃんと下拵えをしてから、りずちゃんだけを見て、そして大事に大事に食べるねぇ( 食事の許可が降りると嬉々として大きなランチボックスを膝の上に広げるその途中、お腹がすいたから彼女のことを食べるだなんて今となってはそんな勿体無いこと出来るわけがなかった。だからこそきゃらきゃらと無邪気に鈴を転がすように笑い声をたてて否定をし、ただその否定は彼女の事を食べてしまうこと自体に対する物ではない。彼女の柔らかそうな肉も、舌触りが良さそうな滑らかな皮膚も、その内側に流れるだろう赤いジャムも、彼女を形取る全てが『 美味しそう 』だと言うことは変わらないらしい。釘を刺された彼女の言葉に寂しがるような困ったようなそんな表情を見せて「 くまちゃんは人も牛も豚も犬も猫もなんだって食べるのよう。でもね、小狐くんがだめだって言うの。だから小狐くんが作ってくれた時は~……ほらねぇ、今日は牛さんのサンドウィッチ。 」カパッと蓋を開けばその中には全部で一斤のパンが使われているのではと言うほどのサンドウィッチが並ぶ。定番のタマゴサラダにハムとレタスやトマトを使ったもの。たっぷりのローストビーフが使われたそれがメインらしく、肉食の大熊が空腹でジョバンニを食べてしまわないように多すぎるほどたくさんの肉が使われていた。たっぷりの生クリームと多種に渡るフルーツサンドがデザートとしてランチボックスに並ぶ中で、一番心を震わせたのは彼女を連想させるブルーベリージャムがチョコレート生地のパンに挟まれたもの。他には目もくれずにそれを真っ先に手に取るとにっこりとした甘えた笑顔で彼女の口元へ差し出して )ブルーベリーとチョコレート、りずちゃんとくまちゃんみたいだから。りずちゃんにあげるねぇ、───ね、おくちあけて。あ~んって




50: リズ・フェリシティ [×]
2024-05-03 00:29:54




>大熊座


……その小狐くんってコとは気が合いそう。アタシ。
( 犬も猫も。と言われると途端に微妙な顔をしてしまうのは人間の汚いエゴだろうか。本来生き物としてのあり方は貴方の方が正しくて、彼女にとっては等しく形の違う食べ物でしかないのだろう。だから、そんな貴方に大事に食べてあげると言われることは案外光栄なことなのかもしれない。広げた先のサンドイッチ。その鮮やかな彩りに、もしも…私が死ぬとして。くだらなくて惨めな負け犬のような最後よりかは、こんなにも綺麗に飾ってもらえるのなら…この最後の方が案外いいのかも。そんなことをぼんやりと思っていれば、ずい、と差し出されたサンドイッチの色合い。それが自分の愚かな思考を揶揄したかのようで「___…アハハ、この歳になってあーんなんて…、今どきカップルでも流行んないよ」自分の思考が浅はかに思えるぐらいまっすぐな貴方の言葉、発想に思わず屈託のない笑い声を溢した。もちろん拒否する気はさらさらないようで。さらりと落ちてくる長い髪を指で掬い、耳にかけながら貴方の手からサンドイッチを一口齧った。途端に広がるベリーの酸味とじゅわりとした瑞々しさ。それが甘いチョコレート生地に挟まれて、甘すぎず酸っぱすぎず。ちょうどいい塩梅に仕上げられていて、優しい美味しさに目尻が緩む。これを作ったという小狐くん。貴方と同じように動物を冠した名前。恐らく彼もカムパネルラという存在なのだろう。先ほどの発言から意外と人間に近しい考えを持つこと、小綺麗なお弁当を誂えてくれること、そして小狐という名前。それらから彼をどこか家庭的な細身の男性、もしくは理知的な少年として連想しては、「____ん、美味し。…なんだか久々にイイもの食べちゃった」ぺろり、と口端についたジャムを微かに舐め取りつつ、はらぺこな彼女のために、せっせこ作り上げている光景が目に浮かんでくすりと。ぱくり、と喰んだサンドイッチはすでに紅とグロス汚れている。ふとそこだけを器用にちぎっては、今度はこちらから。貴方の手からサンドイッチを軽やかに奪い取ると、お返しのように形のいい唇にちょん、とサンドイッチを当てて悪戯っぽく笑ってみせた。)
アタシだけじゃなくて、アンタも食べなよ。アタシたちそっくりってんならさ、二人で食べなきゃ。……でしょ?




51: 宮守 弓羽 [×]
2024-05-03 17:18:09



>宮守

ええ、目利きには自信がありますわよ。
(己の言葉を否定せず素直に喜ぶ様子が好ましい。産まれた時から人も物も一流に囲まれてきたのだ。今までここで出会った人達は皆整った容姿をしていることは間違いない。希望を纏わせた顔と笑い声は見ていて気持ちのよいもので、こっちまで元気になりそうだ。伝えられる真っ直ぐな関心に顔が綻びながら、兎が自分のことを良い様に伝えていたこともじわじわと嬉しくなる。何を話したのだろうか、などと考えていると彼女が持っていたバッグに手を入れだし、何を取り出すのか、と思えば出てきたのはかわいらしいサイズの缶、そしてキラキラのキャンディ。自分みたい、と言われ一瞬思い当たらず首を傾げそうになるが、すぐにああ瞳の色かと合点がいく。差し出してくるその姿だけでお腹いっぱいになりそうだが、幸せな気持ちでお礼を言って受け取る。煌々しいそれを列車の明かりに透かしてみれば窓の向こうの星のようだ。包みを明けて片手で口元が見えないようにしながら食むと、フルーティーな風味が広がって大変美味だ。)
ありがとう、頂きますわね。……おいしいわ。天馬がくれたから尚更ね。何か……お返しをしなくてはね。どうしようかしら……



52: 大熊座 / ペガスス座 [×]
2024-05-05 02:20:54



>リズ


小狐くんはお料理がと~っても上手でねぇ、くまちゃんがお腹ぺこぺこになったらジョバンニを食べちゃうから、そーならないようにおべんと作ってくれるのよう。りずちゃんと小狐くん……どっちもくまちゃんのお気に入りだから、二人がなかよしさんになったら、それって素敵ねぇ( 手元にある情報だけで気が合いそうだと伝える彼女により情報を与えるように己視点での小狐に対する感想を口にして。最後に締めくくるのはまるでお気に入りのお人形を両手に持って遊ぶように奔放で無邪気な内容で。美しい所作で長い髪を纏める姿はそれだけで目を奪うほど、綺麗なだけではなく口元に残るジャムを舐めとる姿は可愛くて感情のままに撫で回したくなるのを我慢我慢と堪えるくらいきゅんと胸を鳴らし。可愛い雛鳥に餌を与える親鳥の気持ちで庇護欲を掻き立てられていたのに、予想外にも手にしていたサンドウィッチが彼女の手に渡るとおっとりとした反応で数秒後にぱちりと静かな瞬きをして「 ふふ~。りずちゃんってば怖いもの知らずねぇ、──あ~ん。 」ワンテンポ遅れてくすくすと吐息と共に笑い声を落とし、口元にあるサンドウィッチを一瞥。それから正面の彼女のことを射抜くような眼差しで真っ直ぐ見つめたままぷくりと膨れた唇を大きく開き、開いた口内は熟れた柘榴のように赤赤と濡れた色をしている。それよりと目を奪うのは上下共に刃物のように鋭く尖る犬歯、食い破るようにパンに牙が沈むとたっぷり入っていたジャムが耐えきれずに少しだけ溢れて彼女の指を汚してしまった。磨り潰すように僅かな咀嚼の後に飲み込めば当たり前のようにパンを持つ彼女の親指をぱくんと咥えて指を汚すジャムをぢゅ、と舐め取って。 )



>宮守

お返し?……いいのいいの!弓羽さんみたいに綺麗なキャンディだったから、アタシがあげたくなっちゃったんだもん。( 今この場で取り繕うような仕草ではない、彼女に染み付いているのだろう美しい動きで小さなキャンディを口に運ぶ姿にポーと見蕩れてしまう。まるで妖精が星をひとつ食べるシーンのように絵になっていると見蕩れる最中に胸中でひとりごち、そうするとお返しをと考える彼女に少しだけ反応が遅れてしまってブンブンと頭を左右に振ってから考えを止めるように口にして。何よりも美味しいと伝えられた事が嬉しくてニコニコと笑顔を隠せず、それからその表情を不自然に隠すように口角を不自然に結んで「 お礼が欲しくてあげたんじゃないのよ!キャンディくらい沢山あるんだからっ 」両腕を胸下で組めば胸を張り偉そうな口振りで言わなくていい発言を連ねてしまう。仲良くなりたいから自分の好きな物をプレゼントしたのだと素直に言えないまま余計な事を発してしまう口を急いで結び。口を開けば余計なことを言ってしまうと言う気持ちと、折角出逢えた彼女と仲良くなりたいと思う気持ちが葛藤となりつつ再度そろそろと視線を泳がしつつ少し上擦る声で口にして )あたし、弓羽さんと話した時間が楽しかったって兎に聞いたの。烏と相席になったのに何も無く銀河ステーションに辿り着いたってことも。……だから、あたし、そんな素敵なジョバンニがいるならあたしも会ってみたいって。そう思ってたから、───本当に会えて、いまとっても嬉しくて浮かれちゃってるの!




53: 宮守 弓羽 [×]
2024-05-05 13:41:04


>ペガスス座


…………顔が熱いわ。その、恥ずかしいのだけれど同じ年頃の同性と雑談するってあまりしたことがなくて。気恥ずかしいというか……でも私もすごく嬉しいですわ。
(キャンディを味わっているとお返しを断られ相手の言葉に嬉しく思いつつもやはり染み付いた返礼の精神にこちらも何かあげたくなってしまう。どうしようかしら、と相手を見ているとさっきまで笑っていた顔が真顔に戻され強気な言葉を言われる。それは明らかに本心ではないのだろうとわかる声色で、以前までの弓羽であれば困惑で終わっていただろうが、ここでの交流で多少人の機微を慮ることを覚えたのと相手が年下のそれも女の子であったことも相まってかわいらしくしか見えない。妹が大きくなったらこんな風であろうか、などと微笑ましい気持ちで目を細めていれば、緊張した様子で出てきた言葉に、数秒硬直した後、両手で顔を押さえて俯いてしまう。自分で同じようなことも言っていたけれど、相手からはっきりと言われるのがこんなに嬉しくて頬が紅潮するなんて。胸が暖かいもので埋まっている。相手は特に何も意識していないだろうに動揺してしまうなんてとても恥ずかしい。恐る恐る気を落ち着かせると、咳払いを一つして話し出す。この気持ちへのお礼として彼女にあげたいものが出来たのだ。持っていた大きな木製のトランクを持ち上げて彼女に見せる。)
っ、やっぱり一つ天馬にあげたいものがありますわ!お返しじゃない、わたくしが貴方に差し上げたいんですのよ!……受け取ってくれるなら、立ち上がってわたくしに背を向けて。そして、少々髪を弄らせてほしいのだけれど。いいかしら?



54: リズ・フェリシティ [×]
2024-05-06 21:32:16




>大熊座


…っ、ちょっと、アンタ、いつもこんなことしてんの?
( ぐわり、と開いた口。そこから見える発達した犬歯に、改めて彼女の前に無防備に指を突き出したこと。その行為の恐ろしさと貴方の言う怖いもの知らずという言葉に合点がいく。でも貴方の牙は指に突き立てられることなく、そのまま茶色い生地へと沈み込んでいった。こちらをじぃと見つめる瞳に宿る真性の捕食者。その視線だけで食われてしまいそうだ。圧迫が一部に偏ったことでぶちゅりと飛び出たジャム。貴方がひたりとこちらを見つめているからか、擬似的に捕食されているかのようだと危うい倒錯感が走り抜け無意識に息を漏らす。彼女の距離感の近さには薄々気がついていたが、指をぱくりと咥えられると流石に驚いたようにぴく、と肩を跳ねさせ呆れたような声で。貴方にしてみれば大きな愛玩動物、もしくは喋るロリポップキャンディを軽く一舐めしたぐらいの感覚なのかもしれないが、それはそれで気に食わない。獲物としてではなく、アタシを見ろと幼稚な考えが浮かんだのは自己顕示欲の強さゆえか。貴方が自分を知りたいといったことによる欲からか。口内に招き入れられた指先を抜こうするタイミングで大きな牙をわざと掠るように通っていくと、牙とは似つかない小さく愛らしい唇から指先を引き抜いて一言。「だぁめ。他のジョバンニはどうか知らないけど、…アタシ、つまみ食いは許さない主義なの。」濡れた指先で貴方の唇をむにりと軽く押しながら、安っぽい女だと思われたくないプライド故かませた態度でそう高飛車に言い放つと、少し唇を尖らせて。意趣返しといったところか、貴方の鋭い牙ではどんな硬いキャンディであろうとスナック菓子同然、むしろ舐め切る方が難しそうだと悪い考えを浮かべては、貴方が自分に関心があると疑っていない傲慢さと、享楽的な思考は貴方とそのカムパネルラという名を冠す者たちに釘付けなのだろう、更々降車するという前提は無いような口ぶりで。)
もしそのコに会えたら、今度紫色のおっきなキャンディでも作ってもらえるようお願いしようかしら。____色んなカムパネルラがここにはいるんでしょ?いつかは会えるかもだし




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