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 可愛いの魔法 (〆)/2080


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自分のトピックを作る
2061: 逆巻 傑 [×]
2024-05-15 20:54:29



けちとかじゃなくて。
( 大人として守った節操を、さも己が出し惜しんだかのようにすり替えられては、間髪入れぬ応答で直ちにピントの修正を図り。それでも観覧車のゴンドラに乗り込むまでいじけた視線を浴び続けるのはやむを得ないかと諦念を抱いた矢先、手のひと握りでころりと機嫌を直した相手の言動に見事に振り回されて、口を衝くのは「…まるで子守りだな…」という独り言然とした呟き。すっかり気が抜けてしまってほとんど腕を引かれる形で待機列に並べば、進んだ先で底を浚うピンク色の中へと入り、ふたりきりの空間でも寛いだ様子で深く座面に腰掛けて。少女に促されて側面のアクリルから外を覗いた後は、さすがに疲れが出たのか遠ざかってゆく地上をぼんやりと眺め続け )
…ほんとだ。ライトアップされると一気に雰囲気変わるすね。




2062: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-15 21:51:06



観覧車はお昼より夜がおすすめって、マップに書いてあったから。正解でしたね!
( きらきらと輝く遊園地のイルミネーションが微かに反射して彼の横顔を照らしては、ぼんやり黄昏れるように外を眺める彼もまたかっこよくて、景色よりも眼前の光景に満足げに頬を緩める。こういう時って何を話すものか、ろくに恋愛経験もなければ窓の外を見る振りしてその綺麗な横顔をじっと見つめるだけで。やがて頂上付近へと差し掛かった頃、漸く口を開いては「─…逆巻さん、今日はありがとうございました。お化け屋敷以外にもたくさん付き合ってもらっちゃって…」頬を掻きながら、にへ、と緩んだ笑みを浮かべると、ふと思い出したようにトワハトくんをぶらさげた鞄から取り出したのは、グッズショップで購入した鳩サブレ。自身のイメージカラーである白色のアイシングが施された3枚の鳩サブレを両手で差し出しながら、オタクの定番3セットになぞらえて )
あのこれ、ささやかなお礼ですが。食べる用、観賞用、布教用に!




2063: 逆巻 傑 [×]
2024-05-16 13:04:52



…別世界…。
( 辺りが薄暗くなるにつれて映えだし、絶叫アトラクションから眺めた昼間とは異なる表情を見せる園内に、ほとんど開いていない唇が紡いだ一言は相手に応えるようでも、ただそこから零れ落ちただけのようでもあり。光に見入る双眸の先が声を受けてゆるりと対面に移動すると、差し出された3枚の菓子を「毎度律儀に…」と小さく洩らして眼下の景色同様に眺めてから、やがて素直に受け取ろうかと両腕を伸ばす。その折にアイドルには馴染み深いであろう用途分けが付け足されては、それでこの枚数かとふっと笑んで鳩サブレを手中に収めつつ、浅い知識で強欲にも特典を欲する振りをして )
…──握手券は?




2064: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-16 17:02:33



あ、握手券ですかっ?
( 差し出したお菓子が彼の手に無事渡れば満足げに笑みを広げたものの、次いだ思わぬ要求を受けては双眸をぱちくりと瞬かせる。そんなのなくても、いくらでも握手するし手だって繋ぐ──むしろ彼相手ならこちらからお願いしたいくらいだし、もし握手会に彼が参加してくれるならずっと手を握っていられるようにたくさん券をあげたい。予想外の要求にあたふたすると、ほわりと頬を染めつつ真剣な表情で、お菓子を渡して空いた両手をぐっと握りしめながらころころと話題を巡らせて。お願いしますとばかりに両手を伸ばしたなら、最後に期待で煌めく瞳を向けつつ小首を傾げ )
今日は持ってなくてその、でも、逆巻さんなら何枚でも何十枚でもあげます!ていうか握手券なくても握手しますし、むしろ握手してほしいくらいですっ!…え、もし券あげたら本当に握手会来てくれます?




2065: 逆巻 傑 [×]
2024-05-16 19:18:38



いや、冗談──…
( ほんの軽い思い付きで口にしたアイドル知識が想定外に少女を前のめりにさせたようであれば、熱を増してゆく弁舌に撤回の隙はなく。霧のように掻き消えていった己の声を遠くに聞き、熱烈な誘いの最後に吸い込まれそうな瞳から見つめられると、気圧され気味の視線は相手の顔に留まった次に伸ばされた手へと落ち、果てには完全に瞼を下ろして。はっきりとした断りを口にすると共に手の感覚だけでトランプの束のように3枚の鳩サブレを揃え、伏し目がちに両眼を開いて鞄に仕舞った頃には当惑の色は失せていて、再度握手を求めるように差し出された瑞々しい両手を見遣る。理由の一つは実直に券を手にしたファンに後ろめたいから。そしてもう一つは──。先程の動きを逆に辿るように彼女の顔まで眼差しを戻すと、もしこれが本当の握手会だとしたら対面側にはいない、ファンよりも踏み込んだ関係性であることを公然と自負して )
…、行かない。ズルだし……、俺〝こっち側〟じゃないし。




2066: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-16 22:15:50



そ、そっかあ…。
( すっかりその気になっていたけれど、はっきりと握手会を断られてしまえばしょんぼりと眉尻や肩を落として。確かにズルだ、と一理どころか百理ある言葉に納得しては握り返されることのない手のひらを徐々に膝上へと戻していると。〝こっち側じゃない〟彼の瞳とゆっくり交わっていけばきょとんと双眸を瞬いて。ファンとアイドルという関係性ではないことを指しているのだろう、視線を斜め上へと一度逸らしてふと考えたあと徐に立ち上がると、不安定に微かに揺れるゴンドラの床を渡り、半分の距離を越えた辺りで彼側へゆったりゴンドラが傾けば、合わせてふらり。「わ、」と小さく驚いた声漏らしつつ彼の隣の座面に両手を付いて辿り付けば、体を反転させて座面に腰を落ち着けると、にへらと微笑んで。それから以前玲ちゃん推しかと尋ねた際に返ってきた言葉を引っ張ってくると、頂上へ到達し煌めいた景色が一望できる窓の外へ視線を配りながら、絶対的な自信を秘めた双眸を緩めて宣言し )
こういう、こと?…──そうは言っても、前に推しって言ってくれたの忘れてないですからねっ。ライブはいつか絶対観に来てくださいね、この景色よりもずっときらきらしてみせますから。




2067: 逆巻 傑 [×]
2024-05-17 18:25:43



…そういうこと。
( やおらにゴンドラが傾斜して、綱渡りの如く危うげな足取りで座席の間を渡った少女が無事〝こっち側〟へと腰を下ろす。ファンからすれば憧れのアイドルが自らの隣に進んで来てくれる経験など一生の思い出となるに違いないが、担当ヘアメイクである己はそれを平然と受け入れ、仄かに口元を綻ばせるばかり。しかし多少の好感が上乗せされているとはいえこの関係も契約の上に結ばれたはかないもので、もし担当から外れて顔を合わせる機会が減ったなら彼女の想いも風化し、やがては消えるのだろう。そんな念慮が頭を掠めて一抹の寂寥を覚えたせいか、少し肩を寄せて相手と同じ窓から覗き下ろした光に、自然と耳元に近づいた唇からは「…遠いな」という声がこぼれ。そのまま内から放たれる煌めきを宿した傍の瞳へ注意を移すと、宙ぶらりんの約束で淡い縁を結び直そうとするかのように肯いて )
今もじゅうぶんきらきらしてるけど、…まぁ、そうすね。いつか。




2068: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-17 21:35:13



( こうして隣に来たのは自分だけれど、彼の方から少し身を寄せてきてはどきりと心臓が跳ねて鼓動が強くなり。〝遠いな〟と呟く彼とは反対に〝近いな〟と心の中で呟きながら、頬や耳たぶは桃色に染まり、景色よりも彼の横顔に夢中になる。近くで再び交わる視線に微かに双眸を見開くと「や、約束ですよ!逆巻さんが観に来てくれるまで、絶対アイドル辞めないですから!」ぴ、と小指だけを立てた拳を彼との間に作っては、より強固な縁を繋いで離すまいとするように見えるかもしれない。小指へと彼の指が絡んだなら小指を折り曲げて約束を紡ぎ、絡まなかったとしても「絶対ね」と彼の手を取り指を絡ませようとするだろうか。互いの小指を解いたなら、表情を幸せいっぱいに緩めながら今日いちにちの感想を謝辞と共に伝えて )
──…わたし、今日すごく楽しかったです!息抜きもできたし…本当にありがとうございました。




2069: 逆巻 傑 [×]
2024-05-18 15:35:50



…推しは推せるうちに推せ、だっけ。
( 彼女と指切りをするのはこれで2回目。前回のように公衆の面前ではないぶん抵抗感は薄れるけれど、やはりこの子どもじみた儀式には未だ気恥ずかしさが伴い、数瞬躊躇った後におそるおそると小指を伸ばす。不確かな約束をより確かなものにしようとする相手に対し、目の前の顧客がいつかアイドルではなくなる時が来るのかと当然の未来に小さな衝撃を受けては、また聞きかじっただけの格言を口にしつつ契りを交わして。頂上を過ぎて陽が沈むように緩やかな下降を始めるゴンドラの中、一日を締め括る改めての礼が伝えられると、特訓の成果には微妙な顔をする反面、充実度に関しては同意を示し、同行者ではなく友人の立場から礼を述べ )
いいえ。…特訓になったかは、ちょっと怪しいけど…、俺も久々の遊園地で特訓関係なく楽しんだし、こちらこそありがとうございました。




2070: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-18 21:53:53



そうそう!まあわたしは、めいっぱいアイドル楽しむつもりですけど…逆巻さんに爆レスして、きゅんってしてもらうのも夢なので。
( 躊躇いがちに繋がれた小指をきゅっと絡めるように繋ぎ返すと、軽く上下に揺らしながらよ笑みを溢しつつこくりと頷いて。己の限界までアイドルをやりきる未来もあるかもしれないけれど、めいっぱいアイドルを楽しんだら華やかに幕を閉じるのも憧れる。ときめかせたい、夢中にさせたい夢も欲張りに持ち合わせては指先を折り曲げて模したハートの片割れを、笑みを広げた頬に寄せてみせると。楽しかったと感想を聞けば「ほ、本当っ?」きらきらと双眸を煌めかせつつ、彼の方へ前のめりに身を寄せては、絡めた小指はいつしかぎゅっと彼の手のひらを包むように両手を添えていて。ライトアップされた景色がゴンドラの窓の水平線上に訪れ始めては更に瞳に光を取り込んで )
これまでで何番目に楽しかった…? 




2071: 逆巻 傑 [×]
2024-05-18 23:09:59



…ばく……。
( アイドルの口から馴染みのない言葉が飛び出すと、ピンと来ていない表情と共に小声で一部を反復する。そしてそれとは全く関連付けず、むしろ意味を理解できずに話の腰を折りかけたのを誤魔化すかのように、眼前で披露される愛らしいポーズに「可愛いすね」と静かに笑んで。結果的にその言動が己の知識不足の隠匿において功を奏したにせよそうでないにせよ、二人座るのがやっとの座席の上では更に迫って手を掴む彼女から逃れる術はなく、思いがけない問いに目を丸くして息のような声を洩らす。順序など考えたこともなく、しかし宝石のような瞳に見つめられて逸らすこともできず、暫し思案する振りをしてその双眸に見入っているうち、自然とまろび出たのは一体どこから湧いた答えだっただろうか。自分の事にも関わらず真偽の確かめ方も分からないでいれば、お茶を濁すように当たり障りのない言葉を付け足して )
…え。…──一番。…同率で。




2072: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-19 09:28:41



はわ、…わたしの方がきゅんってしちゃいました…。
( 薄く笑みながら可愛いだなんて褒められてしまえば、きゅんとしてほしい夢を語ったばかりにも関わらずいとも容易くこちらが心を射抜かれてしまい。一瞬で頬に赤みが差せば、ときめきに胸を高鳴らせながらハートにしていた手を崩し頬に添えていたところに、更なるときめきの追撃が自身を襲い。「…い、一番!?」もちろん欲しかった言葉だけれど、同率でとも付け加えられては、自身と過ごしてきた日々のどれもが最高に楽しいものと自己解釈し。ぱあっと輝かせた笑みはすぐに、ふにゃりと幸せそうに弛緩しはにかんだものへと変わると、包み込んでいた手のひらを緩め解放しては両手の人差し指をつんつんと合わせ、もじもじてれてれ )
えへへ、嬉しい…!えっとじゃあ、次は特訓はなしで、ちゃんとデートとして来ましょうねっ…?




2073: 逆巻 傑 [×]
2024-05-19 13:38:27



──…ん?
( 順位を聞かれて〝同率一位〟など何も答えていないのと同義だが、それをどう解釈したのか、彼女の面様は無邪気な子どもの表情から恋する乙女の顔へと変化して。はにかみながら紡がれた誘いはすっかり両想いの気らしく、段階をすっ飛ばした物言いに一拍遅れて眉を顰め、素早く思考を巡らせるも発言の背景は上手く掴めずに。困惑気味の心中をそのまま口に出しては、支えをなくして座面に落ちていた腕を緩く組み、半ば確定しかけている予定を遠慮会釈なく否定して )
何がどうなってそうなったんすか…。来ないし。デートじゃないし。




2074: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-19 19:18:24



今日は特訓デートじゃなかったんですか!うう…。
( 全否定を受けてしまえばショックを隠さず衝撃マークを2つほど増やし、もじもじと合わせていた人差し指を、今度はいじけるようにつんつんと合わせながら視線を落として。けれどお互いに楽しんだ事実は変わらないのだし、それくらいで彼を振り向かせるのを諦めないことも変わらない。変えられるのは未来いじけるのをやめて顔を上げると、両手にぐっと拳を握りながら輝きを失わない瞳を向けて宣言を。ただ、何よりも前に心霊ロケが待ち構えているのも変わらない事実であれば、双眸を横線にしてなんとも言えぬ複雑な表情を浮かべては、意気込んで胸の高さまで持ち上げていた拳は徐々に降下して )
ううん、絶対また来るもん…今度は逆巻さんのことを振り向かせてから!で、わたしと来たのが一番楽しかったって言ってもらえるように頑張ります!──…まあまずは、ロケを頑張らなきゃなんですけど…。




2075: 逆巻 傑 [×]
2024-05-19 22:42:45



特訓とデートは両立しないんすよ。…、それに子どもと出掛けるのをデートとは言わない。
( 最後のアトラクションに至って今日の予定に対する認識の齟齬が発覚しては、何か教訓でも授けるように指導者然と先の否定を補強し、ついでに双方の人差し指を突き合わせていじけている細い手首の学生用フリーパスに目が留まったのを機にトドメのひと刺しを。それでも強い花の如く顔を上げた少女はやはり同率一位では物足りなかったのか、宣戦布告を思わせる目標を掲げてみせるけれど、彼女の気力が漲っていたのもそこまで。「それだけの根性があればロケもどうにか──…」直前までの前向きさを受けてつい浅薄な言葉が飛び出しそうになる口を、思い直して「いや、」と噤む。相手の苦手意識もひたむきな頑張りも近くで見てきた自身がそれを軽んじられるわけもなく、特訓の頼みを引き受けた当初より傾いた情が、ゴンドラの地上に落ちゆくにつれてぽろりと零れ )
…今になって断るっていうのは、無理なんすかね…やっぱり。




2076: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-20 00:12:38



( 手首が視線にふと留まったかと思えば学割料金を引き合いに出した子ども扱いに、はっとしてつられて手首に取り付けたフリーパスのバンドに視線を遣ると、手首を背後へと隠しながら「も、もう18だもん、ほとんど大人だもん…」とごにょごにょと控えめな抵抗を呟く。それなら高校を卒業したらデートって認めてくれるのかな、ああ、早く卒業したいな。現役高校生という大きな壁にも直面している中、口を噤む彼に不思議に思ってきょとんと見つめると、続いた言葉にはますますぽかんと唇を開いて。「─…えっ、ちょっとそれは考えもしなかったです、結構前から決まってたスケジュールですし…」と思わぬ提案に正直に驚きを見せつつも、もしそれが可能ならぜひともお断りしたいところ。仮に要望が通ったとしたなら経費が無駄になるか下りないかになるけれど、もっと最適な人材が現れているかもしれないし、と一縷の望みに瞳を煌かせては再び拳を強く握って )
でもでも、ダメもとで牧さんにお願いしてみるのもありですよね…!?無理なら無理で今度こそ、腹を括ります!




2077: 逆巻 傑 [×]
2024-05-20 12:21:33



えっ。…じゃあもっと早く言えばよかったすね。
( てっきりもう変更不可の出演予定だと思い込んで今まで口にしなかった選択肢に、目から鱗が落ちたような反応を受ければ此方もまた喫驚して。この少女は事ここに至るまで一度も辞退を試みなかったのだろうか、盲点だったとばかりに落とした呟きには微かな悔いが滲むけれど、それも後の祭り。今回のロケに関しては望み薄だろうが、将来のために相手より僅かに長く己の技術で身を立ててきた先達としてひとつ助言すると、これまでの彼女の努力を労るようにぽん、ぽん、と優しく頭を撫でて )
…まっすぐ頑張れるのは水瀬さんの良い所だけど、選べる時は選んだ方がいいすよ、仕事。




2078: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-20 17:00:01



いえいえ、そんな…──
( 微かに悔いた言葉を聞いては握った拳をぱっと開いて左右に慌てて振って。まだまだ駆け出しのアイドルの身ゆえに、回ってきたお仕事は基本断れないものとすっかり思い込んでいたせいだし、事務所からの依頼をこなしてもらっているだけの彼には何ら落ち度はなく。あたふたとしていたところへ受けた優しく温かい手のひらもそうだけれど、内面もちゃんと見てくれていることに慕情がふわふわと湧き起これば、はにかんだ笑みを咲かせながら小さく頷いて。やがて、地上へと近付いたゴンドラの扉を順に開けていくスタッフの姿が見えたなら、「もう地上に着いちゃいましたね、もっと二人きりの空間楽しみたかったなあ…」と名残惜しく呟きつつ、扉が開かれると従うようにゴンドラから大人しく降りるだろうか )
っ…、つ、次からそうします。…えへへ、ありがとうございます、逆巻さん。




2079: 逆巻 傑 [×]
2024-05-20 22:17:51



うん。
( 従順な返答と共に八重歯の覗くどこかあどけない笑みを向けられると、此方も表情を緩めて簡素に応える。上るのは焦れったいほどゆっくりなのに、下るのは何故だか早く感じるゴンドラもそろそろ一周を終えようかという頃で、徐に立ち上がって出入口の近くまで進み出たところに少女の呟きが耳に入れば、ちらりと横目で傍を見遣って。ふ、と僅かに口元を綻ばせて発した言葉は、忠言と呼ぶには軽口めいた口調のそれ。次の瞬間にはスタッフによって扉が開け放たれて外へと降り立ち、続いて相手も降りてくるのを待ってから、ライトアップされた遊園地の中をゲートへと向かって歩きだし )
…あこがれる相手も選んだ方がいいすよ。




2080: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-21 00:16:36



( ──なんでそんなこと言うの。扉が開けられる寸前に呟かれた言葉に、一度だけ瞬いた双眸で、ぽけ、と降りゆく彼の背中を見つめていれば〝早く降りてくれないかな〟とでも言いたげなスタッフの眼差しに押され、数瞬出遅れてゴンドラから降りては、それを視認した彼はゲートに向かって歩き出す。けれど、自分の足はなんだか動かなくて。軽口めいた言葉は自分の想いを軽くさせられているような気がして、きらきらとライトアップされた周りの景色へと溶け込みゆく彼の背中を、戸惑いの渦のなか見つめては。何も考えずに、た、と駆け出した足が彼の背に追いつくとジャケットの服の裾をぎゅっと掴んで引き留めて。彼が驚いてこちらを振り向いたなら、不服たっぷりな表情が一瞬彼の瞳に映るだろうか。持ち前のよく通る声で、わっと異議を立てては、周囲の人がちらちらとこちらを見るけれど、帽子とやや俯きがちに訴えたからか顔は伺い知れないはずで )
──~~っ……憧れも大好きも、選んだ結果がぜんぶ逆巻さんだもん!わかってくれないと帰してあげ、な、…明日お仕事なら帰しますけど…!

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( / お世話になっております。明日…というか日付が変わり今日なのですが、21日は終業後に送別会がありまして、もしかしたら一日通してお返事が難しいかもしれません…!それから6/1ですが、朝から夜まで友人とお出掛け予定がありまして、同様にお返事が難しいかもしれません。早く帰れたら夜にはお返事できるとは思いますが、確証はないので念のためご報告を。ご了承くださいませ…!
そして本編ですが、長らくお化け屋敷デートイベのお相手いただきありがとうございます…!そろそろ〆の方向でよろしかったでしょうか? )




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