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緋盈月の帷にーー〆/72


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53: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-09 10:06:22


ごめん、ごめんって。

(こちらの態度に耐えれなかったのか抗議するようにムスッとしてこちらの胸を小突いてくると、女性であるためかそれほど痛くはなくむしろ子どものじゃれかたのように思えて、笑みを浮かべては上記のように謝罪して。お詫びのつもりで提案した血の提供だがどうやらただで済むようではなく、たくさん欲しいと言われると、吸血鬼にとってのたくさんとはどのくらいなのだろうかと冷や汗をかきながら「それはちょっと怖いなぁ…。」と苦笑しながらそうは呟くが拒否はしないようで。お互いに息も整ったところで「じゃあ行こうか。」と駅から出て2人のアパートへの帰路を辿り。)

(/ありがとうございます!了解です、参考にして進めさせもらいますね!/蹴可)



54: 明石杏樹 [×]
2026-10-10 12:03:07


ぶっ倒れない程度には加減してあげるから安心しなさい。

(こちらの発言に苦笑いを浮かべるのを見て、フフンと悪戯っ子のような表情をしながらそう呟く。血を飲ませてくれるのを拒まれた訳ではないので、彼女はどこかご機嫌で、いつの間にか彼の手を握り返して普通の事のように家まで歩いていく。「そういえば龍枢くんの夕飯はどうするの?買い物するなら付き合うよ?」と相手を気遣ってそう言う。)


55: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-10 12:59:57


それその寸前までやるってことだよね?

(血を提供しないわけではないが、それでも加減はして欲しいと思っていたのに目の前の悪戯っぽく笑みを浮かべる彼女から物騒な言葉が聞こえてくると、どうやら遠慮はしてくれないようだと冷や汗をかきながら上記のように問いかけて。学校最寄りの駅から離していた手は満員電車から脱出するためとはいえ結局繋ぎ直されていて。そのことに気づいてまた離そうとすると彼女の方から握り返されれば結局その手を離すことは出来ずに繋いだままアパートまでへの道のりを歩いて。その道すがら、隣からこちらを気遣う言葉が聞こえてくると「夕飯の準備は大丈夫。買いだめしておいたやつがあるから。」と、普段から料理をする習慣があるためか冷蔵庫の中は万全だと自信ありげに告げれば2人のアパートが見えてきて。)



56: 明石杏樹 [×]
2026-10-11 10:39:42


そうなんだ。じゃあ…遠慮なくお邪魔させてもらうね?

(夕飯の準備は万全だと言う彼から何となく楽しそうな雰囲気を感じ取る。もしかしたら料理をするのが好きな人なのかもしれない。家では両親も自身も料理をする習慣がないので、彼がどんな料理をするのか、そんなに楽しいものなのか少し興味が湧いてきている。ひとまず、彼の食事に関しては心配いらないようなので遠慮なく部屋にお邪魔することにした。アパートの前まで手を繋いで歩いていたが、彼は別に逃げたりしないだろうと思い、手を離してあげる。)



57: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-11 15:37:02


は、ははは…。

(遠慮なく、と、まるで処刑宣告のように思える言葉が聞こえてくれば乾いた笑いしか出てこなくて。今日会ったばかりでもこれほどまでに親しくしてくるのは友人として見てくれているのか、それとも既に食糧として認定されて逃がさないようとしているだけなのだろうかと考えていて。そう考えているうちにやがてアパートへと着けば最早逃げ場はなく、繋がれていた手が解放されても従順に自身の部屋へとまっすぐ向かい「俺の部屋はここ。」と二階の端の部屋の前で立ち止まり。解放された手で鍵を取り出し、開錠すれば「ちょっと散らかってるかもしれないけど。」と前置きしながら彼女を招き入れるが、特段散らかってるわけでもなく家具がいくつかあり、整理整頓された部屋で。)



58: 明石杏樹 [×]
2026-10-12 13:19:31


なんだ。私の部屋の隣だったのね。
ふふっ…すごい偶然…。

(彼の部屋の場所を知ると驚いたように目を丸くして、隣の部屋の扉を指差して、「あそこが私の部屋だから。」と教える。本当にこんなに近くに住んでいたとは驚きで、クスクスと楽しそうな笑顔を浮かべてる。相手の部屋の中に「お邪魔します」と言いながら入っていく。散らかってるかもと彼は言っていたが、全くそんなことはなく、むしろきちんと整理整頓されており、「ちゃんと綺麗にしてるじゃない。一人暮らしできてて偉い偉い」と謎の上から目線で褒めてくる。家具が違うだけで同じマンションなのにちゃんと彼の部屋に見えて、ついキョロキョロと部屋を見回してしまう。)

59: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-12 23:53:13


えっ?お隣だったの!?

(自身の部屋の前へと案内すれば、傍の彼女が隣の部屋を指さしながらそこが自宅だと告げてくると、同じ最寄りの駅、同じマンション、そして隣の部屋と、偶然に次ぐ偶然にこちらも目を丸くしながらあっけにとられて上記のように驚いて。確かに、そこのの住人とは活動時間が絶妙にズレて顔を合わせるタイミングがなかったと思い返せば、まさか彼女が隣人だったとはと苦笑を浮かべ。彼女を部屋へと迎え入れると、大学生の男子らしからず片付いている部屋を見ておどけるように話す相手に「ちらかってると落ち着かないんだよね。大学生だから友達呼ぶことになるかもしれないし。」と、意外とマメな性格なことを告げれば「まさか最初に招き入れたのが女子になるとは思わなかったけど。」と、大学生になって交友関係こそ固まってきたが、まだ友人を自宅に招き入れたことはなかったと告げて。荷物の片付けを終えれば「先にご飯食べてもいい?それとも、杏樹さんが先がいい?」と、先ほどの彼女の腹の虫を思い返すと空腹に耐えれるだろうかと問いかけて。)



60: 明石杏樹 [×]
2026-10-13 06:52:44


(貴方が意外とマメなところを知って感心しながらニヤニヤと見ていると、なんと自分が最初に訪れた女子と知って、妙に心臓が跳ね上がる。何故かその情報はくすぐったくてソワソワ落ち着かない気持ちにさせる。もしかしたら自分で思っている以上に彼に執着しているのかも?それは食糧として?友人として?考え込んでボーッとしている時に話しかけられたのでピクリと肩が跳ねると、彼から目線を逸らしながら、落ち着かない手つきで「じゃあ私の方からで、良いかな?すぐ済むだろうし」と答える。)


61: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-13 09:50:34


(なにやらにやにやしていたり、謎の上から目線で偉そうにしていたりと、先ほどまでは余裕綽綽と言った様子だったのに、彼女が始めれの来客であることを告げた瞬間、そわそわし始めたり、心ここにあらずな様子になれば急にどうしたのだろうかと首を傾げ。どちらの食事を先にするかと問いかけると、不自然に肩を跳ねさせる相手に「わかった。」と快く了承するが「杏樹さんのお腹の機嫌も手ごわそうだからね。」と、先ほどの上から目線の意趣返しか、駅での気持ちの良い腹の虫の鳴き声を揶揄うように笑みを浮かべながらそう言って。一度経験したとはいえ、やはり少しばかりの緊張はあるのか、ふぅ、と一つ息をついてから「どうぞ。」と首筋ではなく学校の時のように?まれた腕のほうを差し出して。)



62: 明石杏樹 [×]
2026-10-13 12:48:48


……忘れてってば。
(自分に対しての意趣返しなのか、また豪快な音を鳴らしたお腹の虫を揶揄われて、少しムッとして照れているのか頬を赤く染めながら「忘れて」と年相応の反応をしてみせる。こうなったら本当に倒れる寸前まで血を吸ってやると思いながら、差し出された腕にそっと触れて、学校の時と同じように唇を這わせた後、少しだけ歯を立てて噛み付く。最初はびっくりしてそんなに味わって飲まなかったが、雫のように溢れてくる血が甘くて、今まで吸ったどの血よりも美味しくて、病みつきになってしまいそうだ。しかし、彼を困らせるわけにはいかないので、倒れない程度までに留めて、また舌で傷口を塞いで口を離してあげる。吸血が終わった後、なんだかいつもと身体が違うような、具体的には1人だと安心できないような焦燥感に見舞われて、不安そうに彼の顔を見上げて何か言いたそうにしている。)


63: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-13 14:36:22


はいはい。

(こちらの意趣返しに抗議するかのように、彼女が頬をムッと膨らませてこちらを見てくると、その少女のような反攻に思わず笑みを浮かべながら上記のように、反撃はここまでにするようで。そうして、学校の時と同じように一度唇が這わされ、そうして牙を立てられれば皮膚を貫かれた痛みに「っつ、ぅ…。」と、一度経験したとはいえその痛みに一瞬苦悶の表情を浮かべて。それからは傷口からあふれてくる血の雫を先ほどとは違って執拗に吸われ、このままでは彼女の宣言通り、本当に失血で倒れてしまうのではないかとぞっとして。結局、倒れるほどまでは吸われなかったがそれでもまとまった量の血を抜かれたわけで、ふらふらとめまいを覚えては「ふぅ…。」と呼吸と体調を整えるために深呼吸をして。ふと、目の前の彼女に視線をやると、なにやらただ事ではない様子でこちらを見上げており学校の時とは様子が違うようだと首をかしげていると「杏樹さん…どうかした?」と、未だ収まらぬ息を落ち着けながら、吸血行為による昂ぶりで頬を赤らめながら問いかけて。)



64: 明石杏樹 [×]
2026-10-14 12:26:37


ロール思案

っ、え、あ…その…な、何でもないのっ
ほ、ほら疲れたでしょう?座ってゆっくり休んで!

(相手と目を合わせると途端に胸がドクンとなり、身体が沸騰するような激しい興奮と、締め付けられるような苦しさを感じ、離れたくない、側にいたい気持ちが溢れてくる。違う、そうではなくて自分はもっと彼の事を大事にしたいはずなのに、触れたい触れたい触れたいと彼への執着は次第に大きくなり、抑えられない衝動に戸惑って思わず息を飲む。このままではマズいと悟り、心配している彼には本当の事は話さずに、目を合わさないように彼の後ろに回って、肩を軽く押し身体を安静にするようにと提案する。視界は遮ることができたが、彼の大きな背中もしっかりと鍛えられた逞しいもので、こちらの好みドストライクにはまってしまい、魅了されたように熱視線を向け、肩に置いていた手が動いて思わず彼の背中にそっと這わせていく。)

65: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-14 15:05:01


うん…ありがとう。

(一度に大量の血が抜けたためか、多少のめまいを感じながらも様子のおかしい彼女の容態を心配するが、目を合わせた瞬間に心配ないと気を取り直せば杞憂だったかと首をかしげて。それよりも、こちらの背後に回る相手の言う通り多少の疲労感を自覚せずにはいられず、食事は落ち着いてからにしよう提案通りに座って休憩し。リラックスできる体勢になり深呼吸しながら休息していると、何を思ったのか彼女が背中に手を這わせられるとびくり、と大きく体を跳ねさせて驚き。己の視界に映らないところで不意を突かれたことで一回り大きく驚いてしまったらしく、相手がどうして背後へと回ったのか知る由もなく彼女のほうへ振り向き直りながら「あ、杏樹さん?どうかした?」とまた目を合わせながら問いかけて。)



66: 明石杏樹 [×]
2026-10-14 18:51:07



っ、だ、め…っ
もう限界…

(彼と再び目が合うと先程の衝動がまた強く胸を打ち、もう身体が落ち着かなくて我慢ができなくなる。頬を紅潮させて切なげな表情を見せながら、短く「…ごめんね」と謝罪の一言を告げると、背後から腕を回して相手の背中にギュッと身を寄せてくる。自分とは違う温かな体温が絶妙に心地好く不思議なくらい安心感を覚えており、これは自分から離れることは難しいと瞬時に悟る。そもそもこの状況はまるで女性が意中の男性を誘っているように思われてしまうのでは?と思うと、「嫌だったら、私の腕を振り解いて…逃げて。」と気遣ってそう伝える。彼の背中にずっと擦り寄っている、チグハグな状態で何を言ってるのかと自分でも思っている。)


67: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-15 00:01:32


ごめんねってなに…が…?

(背後の彼女に目をやれば、その顔には切なげな表情を浮かべており、頬もどこか熱っぽい。本格的に体調がおかしいのではないのか。自身の『特別な血』のなにかが原因なのではないかと心配し、それから彼女の小さな謝罪が聞こえればなにを、と体ごと相手の方へと振り向こうとして。しかしその瞬間、背中の方から柔らかく、暖かな体温に包まれると何が起こったのか理解ができず、振り向くこともできずにぽかんとして。一瞬間を置いて、彼女に背後から抱きつかれていることに気付き、「ちょっ、杏樹さん!?どうしたの!?」と、これほどまでに女性と密に触れ合ったことはなく取り乱してしまって。密着したことで、先ほど電車でも接触した彼女の豊かな胸をまた味わうことができてしまって、自分の背中でひしゃげる柔らかな胸の感触にドクンと鼓動が暴れ出すと必死に落ち着けようと深呼吸をして。そうやって背中から伝わる幸せな感触に耐えていると、背後の方から遠慮がちな声色で気遣うような言葉が聞こえてくればピタリと止まって。その声色は、相手も戸惑っている様子が聞いてとれ、彼女も自身の不調に乱されているのかもしれないと思えば放っておくことはできず、一つ息を置いて落ち着きながら「嫌ではない…から、杏樹さんが落ち着くまでこうしてていいよ。」と、嫌ではないことは本心であり、むしろ役得なところもあるので、相手が気負わないよう配慮しながらそう告げて。)



68: 明石杏樹 [×]
2026-10-15 12:42:20


…ありがとう。

(面倒だと思われてもう仲良くしてもらえなくなるくらいは覚悟していて、しかし返ってきたのは優しい言葉で吃驚させられた。電車でくっ付いた時や背中を撫でた時の反応から、こういう過剰な接触に慣れて無さそうだと思えるのに、こちらが気負わないように落ち着くまで抱き着いてて良いと言ってくれて、胸の奥がきゅうっと切なくなる。しかし先程までのような苦しさや焦燥感はなく、むしろポカポカと胸が温かくなるような……ともかく嬉しい気持ちが込み上げてきて、プルプルと震えて少し目頭が熱くなるのを感じながら「ありがとう。」と感謝して、引き続き彼の背中に擦り寄ってくる。妙に照れくさい気持ちになり黙っているのも気不味かったので、「龍枢くんって普段から鍛えてるの?背中もお腹も腕もがっちりしてる。」と話しかけてきて。)


69: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-15 16:56:52


…。

(どうして相手がこんな行為に及んだのかは分からないが、先ほどの切羽詰まった表情を浮かべていたところを見るとただ事ではないことはなんとなく理解でき、それならば、困っている相手を放っておくことは出来ないため、彼女がこの状態でいたいならそうさせてあげようと気遣って。むしろ大変なのは己の方で、何でも無い風を装って言葉を紡いだが、胸の内では背中に感じる彼女の柔らかい豊かな胸の、幸せな感覚に心を乱されてばかりで、多量の血を採られたというのに鼓動がドクドクとうるさくて。しばらく黙っていると、背後の方から話しかけられれば「うん、一応ね。運動するのが趣味なんだ。」と、体つきを褒められたためか照れくさそうにしながらも自信ありげに生活習慣の話しをして。ふと、こちらの腹部の方に回ってきている彼女の手を上から包むようにそっと触れると「杏樹さんは…、栄養足りてなさそうだね。」と、自身のに比べて色白で、華奢なそれの感想を述べて。)



70: 明石杏樹 [×]
2026-10-15 21:11:30



はぁ…それ、男の子の腕と一緒にしてない?

(背中にくっ付いている状態では前方が見えなくて、手にそっと触れられドキッと胸がざわついたのも束の間、「栄養足りてなさそう」と言われ失礼な言い方にムッとして、もう少し「細過ぎて心配だ…」くらいの言い方はできないのかと呆れてため息を吐いてしまう。別に彼にそう言われたいとか期待してた訳ではないけれどっ!と自分に謎の言い訳をして頬を膨らませて拗ねている。ふと脳内でピンと閃いてイタズラ心が芽生えクスッと微笑むと、「私、何を食べても体の一部にばっかり栄養がいっちゃうみたい…」と揶揄うように耳元で囁いて、少しだけ身を寄せると、彼の背中に豊かな胸をより強く押し当ててくる。彼の動揺っぷりには気付いており、自分も彼を煽れるくらいには元気を取り戻しているようで、視界の後ろでニヤニヤと楽しそうな笑顔を作りながら「何か想像しちゃったかしら?」と意地悪な事を聞いてくる。)

71: 夜玖龍枢 [×]
2026-10-15 22:59:23


実際、栄養足りてなかっただろ?

(まだ背中にくっついたままでいるため相手の様子は分からないが、声を聞く限り、どうやら不機嫌になっている様子。どうやら男性の腕と比べられたことに不満を感じているようで、少しデリカシーがなかっただろうかと反省するも、学校では体調を崩し、悪漢達に絡まれていたことは事実だろうと反論し。しかし、少し間を置いたと思えば「まぁ…これからは栄養は大丈夫なんじゃない?」と、遠回しにこれからも自身の『特別な血』を提供するようなことを匂わせる言葉をぼそりと呟いて。未だ、彼女が落ち着くまで抱きつかれる態勢を保っていると突然に耳に囁かれれば油断を突かれたようで、その声の近さにぴくり、と体を跳ねさせて。『栄養がある部分に集中してしまう』。その部分とは今まさに押し当てられている彼女の豊かな胸であることは容易に理解してしまい。いざ相手からそんな言葉を聞かされるとより強く押し当てられた、背中に感じる柔らかな感触を意識せざるを得なく、続けて耳元に囁かれる言葉に頬を赤くすれば「よしっ、これで終わり。飯食べてくる。」と、声の調子的に妄大丈夫だろうと、体に巻き付いている相手の両腕を無理矢理引き剥がしては赤らんだ顔を見られないようそのまま台所へと歩を進め、今回は彼女の勝ちのようで。)



72: 明石杏樹 [×]
2026-10-17 06:04:39


あ、そっちの話ね…。

(学校で体調を崩して悪漢に絡まれていた話を持ち出されて、ようやく彼の言葉の真意が伝わった。何だか心配をかけてしまったようで申し訳ない気持ちになっていると、彼が呟いた一言で再び顔を上げる。まるでこれからも『特別な血』を分けてくれる事を匂わされているような、そんな風に聞こえて期待してしまい、後ろから彼に視線を送っている。こちらから意地悪を仕掛けたことで耐えられなくなったのか、突然自分の腕を剥がされて彼に逃げられてしまい、その反応が可愛らしくて思わず「ふふっ」と堪らず笑っていた。しばらく抱き着いていたお陰か、もう先程までの不安や焦燥感はなく、彼の面白い反応を見られたこともあり、スッキリした気分になっている。キッチンまで行ってしまった彼を遠くから眺めているだけだが、ここは居心地が良くて安心できる温かさがあり、「私のものだったら良いのに…」と彼を見つめながら独り言を呟いて、無意識に出たその言葉に自分でハッとなり、まだ彼の血の影響が残ってるのかしら?と吸血鬼としての独占欲と混同しているのか自分の気持ちに酷く鈍感で首を傾げている。)


(/ すみません。次の展開のご相談です。この後ってどうしましょうか?杏樹を帰らせて次の日とかにしても良いのか…。龍枢様の方でこうしたい!などあれば聞きたいです。)


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