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 未明の輪郭 / 〆 /13


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自分のトピックを作る
■: 匿名さん [×]
2026-09-20 14:15:39 

  


この街には「日常からこぼれおちたもの」が集まってくる――――


◎待ち人あり


>1 世界観(初期設定)


 


1: 匿名さん [×]
2026-09-20 14:21:39

  


この街には「日常からこぼれおちたもの」が集まってくる――――

忘れられた人、なくなった店、存在しないはずの駅、誰にも話されることのなかった記憶、選ばれなかった未来、死んだ人間が歩むはずだった道。
そういうものが完全に消滅することなく、街のどこかに残っている。
人々はそれを知らない。あるいは知っていても気づかないふりをしている。
これは、そんな世界の取りこぼしに触れていく者たちの物語だ。


◆世界観
海と川に挟まれた地方都市『宵ヶ瀬市(よいがせし)』。
駅前には大型商業施設がある一方、少し離れると古い商店街や住宅街が残っている。市内には川が一本流れており、その川を境に新しい街並み、古き良き文化が残った土地、工業地帯、山間部が緩やかに別れているのが特徴的。宵ヶ瀬市は過去に大規模な再開発が行われており、市街地の一部が取り壊され、駅前には新しいビルが建った。

この街には不思議な噂がある。
夜中に歩いていると辿り着く、閉店したはずの喫茶店。静かなはずのシャッター街から聞こえてくる賑やかな声。クラス名簿に明記されていない生徒と笑い合った記憶。誰にも語られなかったはずの事件の記録が置かれた図書館。
時折、そういった取りこぼされたものと出会い、その事情に触れてしまう者がいる。


◆備考
・セイチャ規約厳守
・中~長ロル
・当方即レス~1週間ほどの置きレスまでムラあり(※レスペースは互いの私生活重視で!)
・連絡のないまま2週間経過でお相手解消
・相性、マナー重視


   

2: 名無しさん [×]
2026-09-20 17:20:02




トピ立てありがとうございます…!募集板でお声掛けしたものです。よろしくお願いいたします。





3: 匿名さん [×]
2026-09-20 23:56:15

 


改めましてお声掛けならびにご移動いただきありがとうございます!
ご興味を持っていただき大変うれしく思います。何卒よろしくお願いいたします……!

早速ではございますが、キャラクターの詳細や大まかなお話の進め方などご相談させていただきたく思います。
また募集板でもお伝えしていた通り複数のキャラクターを扱うことになりますので、まずは互いの萌え萎えを知れたらな、と。以下に当方の希望詳細を記載しておりますので、ロル相性も含めてお手隙の際にご確認くださいませ……!


◆ 進め方の相談

①互いに提供し合うキャラを決め、関係性や導入は二人に合うものを相談する。
②やりたい関係性からキャラクターと導入を練る。
③導入や大まかなストーリー展開を決め、それに合うキャラクターを作る。

基本的には以上の3つを考えております。ご希望がありましたら1つの形に絞っても良いですし、その時々で変えても面白そうだなと個人的には思っております!ご希望あればお知らせください。


◆ 萌え
キャラクター:萎え以外でしたらどんな子でもおいしくいただけます!意外性があったり、弱さや苦悩を併せ持つ人間味あるキャラクターが特に好きですが、浮世離れしたミステリアスなキャラクターにも魅力を感じます。

要素:偶然の人生の交わり / 名前のつかない関係 / 居心地の良い隣人 / 疑似家族 / 相棒関係 / 学生 / 因縁深い関係 / 共依存 / 関係や感情が変化していく過程

※人生が一瞬交わっただけの他人同士も、ドロドロの重い感情(恋愛親愛憎悪執着など問わず)を向け合う関係も大好きです。
展開としてはほの暗いものから日常シーンまで、名無し様の萎えに当たらない範囲で満遍なく楽しめたらと思っております。


◆萎え
キャラクター:コミュニケーションの意思が感じられない無口 / 過度なツンデレヤンデレ / 常に受け身 / 最強設定、完璧設定

要素:恋愛のみに偏った関係性 / 血縁者同士の恋愛 / 過度なギャグ展開 / 必要以上の暴力、暴言、悲壮な描写 / 相手キャラクターに対する過度な確定描写(モブキャラや展開に対する確定描写は◎)


◆参考ロル

( 今日という日はすこぶる運が悪い1日だった。取引先のミスが発覚して対応に追われたかと思えば、急病で帰宅した後輩から急ぎの仕事を引き継ぐことになり、明日の会議で必要な資料作成をまとめ終わる頃には時刻は既に深夜。どうにか終電を逃すことはなかったが、自宅までの道のりを歩む足は重い。疲れも勿論あったが、それよりも辛いのはこの空腹。コンビニでおにぎりの一つでも買えば良かったと後悔しながら、ふと静かな路地に差し掛かる。冬の終わり、季節の変わり目を知らせるような柔らかな風が舞い込み、どこからか桜の花弁を運んできたらしい。目の前を横切った淡い色につられるようにして顔を上げると、目の前にはレンガ造りの建物が存在していた。レトロな雰囲気の建造物はどうやら喫茶店らしいが、その扉にかけられた「OPEN」の文字には首を傾げるだろう )……いや、ないない。この時間に。( こんな時間に喫茶店が開いているなんて。おそらく閉店作業を一つ忘れてしまったに違いない。しかし確かに中の明かりは灯っており、美味しそうな香りまで漂ってくるではないか。ぐう、と鳴く腹の虫に誘われるようにそっと扉に手をかければ鍵はかかっておらず、入店を知らせる涼やかなベルの音が己の真上から聞こえ )こんばんはー……あの、この店開いてます?

※300~1000文字程度ならペースを落とさず対応可能です。希望のロル指定がなければ500字前後に落ち着くことが多いかと!


その他にもご質問などありましたら遠慮なくご連絡ください。長くなりましたがよろしくお願いいたします!
 

   

4: 名無しさん [×]
2026-09-21 12:41:32




詳細な確認をいただきありがとうございます!ひとまずそれぞれに答えさせていただきましたので、ご確認の程よろしくお願いいたします。
萌え萎えにつきましては被る部分も多いため、主様に上げていただいた内容につきましては割愛しております。主様の萌えが萎えに、萎えが萌えに該当しているといったことは特にございません。
また、参考ロルについてこちらも適当なシーンで回させていただきました。相性に問題ないかご確認いただけますと幸いです。こちらからはロルに特に問題点などは感じておりませんので、主様からも問題がないようでしたら、詳細決めに移らせていただければと思います…!

◆ 進め方の相談

ご提案いただいた3案から都度都合の良い方法を選択して進める形でお願いしたく存じます。初回については雰囲気掴みも兼ねて、③で進めさせていただきたいです。


◆ 萌え

キャラクター:萎え以外は基本的に萌えと捉えていただいて問題ありません。人間的な深みのあるキャラクターは勿論のこと、アニメ記号的なわかりやすいキャラ付けをされたキャラクターも好みです。また、どちらかというと真面目すぎるいい子よりは周囲の環境などによって性格に難のある部分を持ち合わせた子の方がより好みです。

要素:シリアス・しっとりとした展開 / 異類婚姻譚 / ローファンタジー / ちょっとした冒険 / 明かされない秘密(PL側に種明かしがあると嬉しいです) / ボーイ・ミーツ・ガール / 綺麗・耽美寄りな描写


◆ 萎え

キャラクター:事情通、物知りすぎる / 悲劇のヒロイン / 上から目線

要素:平坦な日常シーンが長く続く / 複数話題の同時進行 / 嘔吐などの汚い描写 / 幼すぎる子供 / 未成年と年離れた大人の恋愛要素


◆ 参考ロル

――ッやば、寝過ごした!( 電車に揺られる振動が心地良く、もうすぐ降りる駅だというところでついウトウトしてしまった。体感的には2、3駅分程だろうか。長い間眠っていたような感覚に焦りを覚えて飛び起きれば、丁度何処かの駅に停まったらしい。眠ってしまう前に眺めていた碌に覚えられていない単語帳を雑に鞄の中にしまい、急いで駅に降り立って初めてこの駅の名前を認識しパチリと目を瞬かせて )知らないとこだ。そんなに遠くに来ちゃったかな……。( 扉が閉まり去っていく電車を横目にスマートフォンを取り出して見るも、生憎電波が悪いようで現在地を調べることは叶わず、本来ならもう家に着いている時間だということだけがわかり大きな溜息をついて。どうやら無人駅の様で、降りたのも自分1人だけ。反対側のホームに移動するべく一度改札を出てみれば、長閑な風景の広がる――言わば、何もない光景に圧倒されることになって。降りる予定の駅は住宅街の辺りで、そこから少し離れたとしても多少は建物やお店が見えたっていいはず。鞄を持つ手には緊張からかぎゅっと力が入り、周囲を警戒する様に見回して )え、ええー?寝てたっていってもそんなに時間経ってないのに、こんなに何もないとこ着くことある……?

※かなりのムラレスで、実際にやりとりを開始した際は300~400字程度が多くなるかもしれません。文字数が多くなればなるほどお時間をいただく可能性が高いです。





5: 匿名さん [×]
2026-09-21 16:18:11




丁寧なご返答ありがとうございます!
こちらも名無し様の萌えが萎えに、萎えが萌えに該当していることはございません。特に萌えに該当する内容に関しては当方も好みとしている部分が多く、ロルに関しても問題ないため、是非このまま詳細な相談に移らせていただきたく思います……!


進行について初回は③をご希望とのことですので、まず導入や大まかなストーリー展開を決定していけたらと思います。雰囲気の掴みやすさという点で、初回は何も知らずに日常を生きている二人が非日常に巻き込まれるといった形が分かりやすいのではと考えておりますが、いかがでしょうか?
互いの参考ロルに記載しているような「開いているはずのない時間帯に現れる店」や「辿り着くはずのない見知らぬ駅」をそのまま採用するか、あるいは名無し様が記載してくださった「ボーイ・ミーツ・ガール」「ちょっとした冒険」も初回としては取り入れやすいため、学校や学生をテーマとして「校内図に載っていない教室」や「取り壊されたはずの旧校舎」などの要素を導入としても面白いなと思っております。


  

6: 名無しさん [×]
2026-09-21 17:52:58




諸々のご確認いただきありがとうございます。問題ないようで安心いたしました。改めてにはなりますが、よろしくお願いします…!

初回のご提案もありがとうございます。その中であれば既に主様に参考ロルを回していただいており、イメージがつきやすいと感じましたので「開いているはずのない時間帯に現れる店」で初めさせていただけないでしょうか。
何も知らずに日常を生きている二人ということですので、こちらからも偶然店を見つけて入店したキャラクターを提供できればと考えています。店内が混み合っている、あるいは店内規模が小さいなどの理由で相席をすることになったという流れで、キリの良いところまで交流ができればと思うのですがいかがでしょうか…?





7: 匿名さん [×]
2026-09-21 19:35:35

 


こちらこそ改めてよろしくお願いいたします!

初回の導入について、ご希望ありがとうございます。それでは「開いているはずのない時間帯に現れる店」に入店した二人で始めさせていただけますと幸いです。相席になる流れの提案も大変助かります……!ありがとうございます。
キャラクターのご希望がなければこちらからは参考ロルのような仕事終わりのサラリーマンか、夜にふらっと散歩に出かけた大学生を提供したく思います。問題なければpfを作成してまいりますね。
今回は偶然知り合う二人ということもあり、当方からのキャラクターの希望はございませんので、名無し様もご自由に作成いただければと……!


  

8: 名無しさん [×]
2026-09-21 19:56:41




ご提供いただけるキャラクターについても承知いたしました…!特にこちらからの強い要望はございませんので、強いて言えば主様の動かしたいキャラクターを作成していただければ嬉しいです!
こちらのキャラクターも似たような感じで仕事終わりの社会人か、大学生を予定しております。相席する都合上同性の方が進めやすそうなので、主様のキャラクターに合わせようと思います。作成にあたりどちらの性別でも調整できるように進めて参りますので、その他に何も問題ないようでしたら此方への返答はなくて問題ございません…!主様のpf楽しみにお待ちしております。





9: 匿名さん [×]
2026-09-22 12:42:06

  


当方のキャラクターに合わせて下さるとのことで、お言葉に甘えて先にpfを提示させていただきます。同性キャラクターでの偶然の相席、嬉しいシチュエーションで今から楽しみです!
以下pfとなりますのでお手隙の際にご確認ください。変更希望点などございましたら遠慮なくお伝えいただければと……!


名前 / 相原 京佑( あいはら きょうすけ )
性別 / 男性
年齢 / 25歳

容姿 / 学生時代は明るい色に染められていた髪も、今ではすっかり染色知らずの黒一色。目にかからない長さの前髪に、清潔に整えられた髪型。切れ長の黒い瞳に176cmほどの身長と、平凡な日本人男性らしい容姿を持つ。仕事中はシャツにスラックス、ジャケットという比較的ラフでシンプルな服装。取引先によってはネクタイを締めることもあるが、本人はあまり堅苦しい衣服を好まない。自宅では眼鏡にジャージとラフな格好で寛ぐのが日常。学生の頃にサッカーを続けていたこともあり肉付きすぎもせず細すぎもしない体型を保てているが、最近は運動不足による肩こりが悩み。

性格 / 基本的には穏やかで人当たりの良い人物。特別社交的ということもないが、人と話すことは嫌いではない。職業柄初対面の相手とも自然に会話できる程度のコミュニケーション能力はある。根はツッコミ気質の現実的な性格だが、変なところで柔軟性があり多少妙なことが起きても「そういうこともあるか」と受け入れるだろう。強いこだわりを持つことなく、時には諦めることも肝心という思考回路は幼い頃から姉妹たちに振り回されてきた故かもしれない。自覚はないが感情を溜めこむ癖があるため、爆発する前に連れ出してストレス発散させないと後が面倒とは友人談。

備考 / 宵ヶ瀬市内の出版会社に勤める入社3年目の編集者。地方情報雑誌『よいがせ』を発行している会社で、担当しているのは主に地方情報の記事。仕事内容は新しくできた飲食店の紹介や、地域イベントの取材、地方企業へのインタビューなど。ある程度責任ある仕事も任されるようになり、社会の荒波に揉まれているところ。しかし昔から馴染みのある街について人から話を聞き、それを文章にするという仕事が思いのほか性に合っているらしい。職業柄妙な噂話を耳にすることもあるが、よくある都市伝説や井戸端会議から生まれた作り話だろうと捉えている。
家族構成は両親、姉二人、妹一人。実家も市内に存在するものの、現在は会社から電車で二駅程の距離にあるマンションで一人暮らし。仕事が忙しく年々会う頻度は減っているが家族仲は悪くなく、たまに姉妹に呼び出されては荷物持ちとして任命されることも。


  

10: 名無しさん [×]
2026-09-22 18:23:23




pfありがとうございます!特に気になる点はありませんので、そのままお願いいたします!
こちらのpfも作成しましたので提出いたします。癖のあるキャラかなと思うので、何かあればご指摘の程よろしくお願いします…!


名前 / 山瀬 哉多( やませ かなた )
性別 / 男性
年齢 / 21歳

容姿 / 身長185cmと長身、骨格がしっかりしているがやや細身。髪は全体暗い瑠璃色に染められており、襟足の長いウルフカット。オレンジ色のヘアピンで目が出るように前髪が留められている。化粧をしており場面に合わせて雰囲気を変えている。バイトや大学の授業に出るときは比較的抑えめ、ライブなどに出る時は派手め。両耳にはピアス、手指にはシルバーの指輪が数個、日によって気分で着用している。黙っていると威圧感のある顔立ちをしているが、実際は表情がよく変わり笑うと八重歯が見える。服装はいわゆるサブカル系、オーバーサイズのTシャツにカーゴパンツなどの組み合わせが多い。

性格 / かなり楽観的。なんとかなるでしょの精神が強く、実際はなんとかならず痛い目を何度か見ている筈だが、それでもへこたれないポジティブさを持つ。人懐っこいというよりは警戒心がなく、初対面の相手でも臆せず接する。健啖家であり食べることが好きだが、特に理由もなく食事を抜く日があるなど不健康な生活を送りがち。自分のことは何かと後回しにする癖がある。

備考 / 宵ヶ瀬市の大学に通う大学生。大学の授業よりはサークルやバイトに全力で、単位不足により留年済みの2年生。音楽系のサークルに参加しておりギターを演奏しており、時折ボーカルも兼任する。バイトは色んなものを複数掛け持ちしており、ファミレスや居酒屋などの飲食系が多め。コールセンターや倉庫の仕分け、イベントスタッフなども経験が有るが、現在は駅前の居酒屋バイトがメイン。
現在はマンションに一人暮らしだが、自分の部屋に帰るときは殆ど寝に帰るだけ。外食で済ませることが多く、食料の類は殆ど置かれていない。大学に入った直後はかなり地味で、その頃に撮った車の免許証を他人に見せたがらない。





11: 相原 京佑 [×]
2026-09-23 01:25:24




(/ pfのご提出ありがとうございます!今を生きているポジティブ大学生、大変魅力的で嬉しく思います。問題もございませんので、このままお願いできれば幸いです……!
それでは参考ロルを若干変更させていただき、初回ロルとさせていただきますね。問題なければ一度背後は下がらせていただきますが、展開の相談などございましたらいつでもお声かけください。引き続きよろしくお願いいたします! )


( 今日という日はすこぶる運が悪い1日だった。取引先のミスが発覚して対応に追われたかと思えば、急病で帰宅した後輩から急ぎの仕事を引き継ぐことになり、明日の取材で必要な資料をまとめ終わる頃には時刻は既に深夜。どうにか終電を逃すことはなかったが、自宅までの道のりを歩む足は重い。疲れも勿論あったが、それよりも辛いのはこの空腹。コンビニでおにぎりの一つでも買えば良かったと後悔しながらふと静かな路地に差し掛かる。冬の終わり、季節の変わり目を知らせるような柔らかな風が舞い込み、どこからか桜の花弁を運んできたらしい。目の前を横切った淡い色につられるようにして顔を上げると、目の前にはレンガ造りの建物が存在していた。レトロな雰囲気の建造物はどうやら喫茶店らしいが、その扉にかけられた「OPEN」の文字には首を傾げるだろう )……いや、ないない。この時間に。( こんな時間に喫茶店が開いているなんて。おそらく閉店作業を一つ忘れてしまったに違いない。しかし確かに中の明かりは灯っており、美味しそうな香りまで漂ってくるではないか。ぐう、と鳴く腹の虫に誘われるようにそっと扉に手をかければ鍵はかかっておらず、入店を知らせる涼やかなベルの音が己の真上から聞こえ )こんばんはー……あの、この店開いてます?( 覗き込んだ店内は落ち着いた雰囲気。カウンターに佇む店主らしき初老の男はにこやかに頷き、二人用のテーブル席を勧めてくる。元々席数が少ないこともあってか、この時間だというのに席はほぼ埋まっているようだった。他の客が注文したであろうチキンライスの香りに誘われて椅子に腰かける頃には、深夜に開いていることへの違和感より空腹が勝り、自然な流れでメニューを手にして )うわ、全部美味そうだな……。


  

12: 山瀬 哉多 [×]
2026-09-23 10:58:38




(/ ご確認いただき、また初回ロルについてもありがとうございます…!特に問題ございませんので、こちらも次回から背後は一旦引っ込ませていただきますね。何かあればお声掛けくださいませ。何卒よろしくお願いします…! )


( 大体数時間ほどの居酒屋バイトを終了して帰路に着いたところ。賄いとして夕飯は済ませたものの、食べ盛り故か小腹が減っている感覚を覚え。交通費の節約だなんていって涙ぐましく歩いていたのに夜食でも買って帰ろうかと――思い至るのはもう遅く、コンビニはとっくに通り過ぎてしまっている。こんな時間に他に開いている店といえば遅くまでやっている居酒屋かバーか、いずれにせよすぐ辿り着ける場所にはなく、踵を返して駅前に戻るのも馬鹿らしい。残念ながら料理をするような習慣もなく家には何も食べるものがないが、他に向かう先もなければ帰路に着く他になく。一応は夕飯を食べた後とはいえ切なく鳴る腹の音に溜息をついて )あーあ、腹減ったなー……。( 気を紛らわせるつもりで普段は通らない路地へ差し掛かったところで扉から灯りの漏れるレンガ造りの建物に目を惹かれ。「OPEN」と下げられているからにはまだ営業中なのだろうか。外観からどうやら喫茶店らしいということは伺えて、こんな時間にとは思いながらも扉に手を掛けると思っているよりもスムーズに開き、店主らしい男性と目が合って。多少の混乱は見せながらも人差し指を立てて人数を示すも、すんなりと案内されるとはいかず )え?あ、1人で……あ、ああー満席。あの、どのぐらい待ちそーかとかってー……。( 店内を見れば席には全て客が座っている様子。仕方ないとは思いながらもどうにか食事にありつける機会を逃すまいと食い下がったところで少し待つようにと示されて。店主の動きを目で追っていれば、どうやら二人席に座っている一人客に相席のお願いをしてくれているようで。その様子を眺めては相手に届くかわからないが、祈るような気持ちで手を合わせてお願いのポーズを取り )





13: 相原 京佑 [×]
2026-09-24 19:46:41

  


……え?ああ、相席ですか。( メニューとにらめっこしていたところ、先程席を案内してくれたばかりの店主の声が頭上から聞こえて顔を上げる。どうやら己が最後の席を埋めてしまったらしく、他の席がすぐ空く様子もないことから相席を頼まれたらしい。ちら、と入り口に視線を向ければ長身の若そうな男性がこちらに向かって手を合わせているのが見え、思わず小さく笑ってしまった。元々拒否するつもりもなかったが、あんな風に頼まれてしまっては断る気も起きず )大丈夫ですよ、案内してあげてください。( 店主にそう告げればまもなく男性が席に連れられてくるはずだ。相手が気負わないよう緩やかな笑みを浮かべて迎え入れたつもりだが、空腹と疲れでくたびれた微笑みになったかもしれない。何にせよ向かい側の席を勧めるだろう。普段なら立ち寄らない時間帯に巡り合った店の中、不思議な縁を感じながら手に持っていたメニュー表を彼の方に向けて差し出そうと )こんばんは、よかったらこれどうぞ。俺もさっき入ってきたところなので、気楽に過ごしてもらえたら。


  

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