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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
19:
ハロルド [×]
2026-09-25 23:53:07
――そ、っか…そうだよな。
(告げられた否定を意味する言葉に瞬刻瞳を動揺で揺らし、僅かに眉を下げると問題ないとでも告げる様にへら、と笑んで。己を見る相手から目を逸らせば、ベンチの背にもたれ掛かり蔦の這う天井をぼんやりと眺め、問いかけにどこか懐かしさを孕んだ声色でああ、と答え)
俺の双子の片割れ。10年くらい前の…ほら、”あの事件”でさ、両親が突然消えていなくなってから、しばらく俺たちふたりだけで生きてきたんだけど。……ある日突然、あいつまでいなくなったんだ。ホント、困った世の中だよな。…お互い良く生きてるよ。
(空になったペットボトルを手で弄びながら、時折相手に視線を合わせ当時を思い返すように話しを進める。幾年か前の出来事である為か、何処か凪いだような調子で語り終えるとやれやれ、と言わんばかりの表情で相手に向かい目を細めると笑いかけ)
20:
グレイ [×]
2026-09-26 19:30:44
……双子、か。(ただじっと黙して話を聴き終えるも、気の利いた言葉は浮かばず、最後に向けられた笑みからも目を逸らして。異形との会敵こそ極めて稀だが、野生動物との遭遇や道中の不慮の事故も珍しくないこの世界では、希望的観測を安易に口にすることも出来ず。安い共感も躊躇われては「……役に立てず、すまない」と沈痛の色を宿し告げた所で、ふと周囲の陰影の変化に気が付き。木々の隙間から零れていた仄かな光はすっかり薄れ、窓の外は夜の帳が下り始めており。一度立ち上がり、窓越しに外の様子を軽く窺ってから再び相手へ声を掛けて)……今夜はもう外には出ない方がいい。寝具の用意はあるか?
21:
ハロルド [×]
2026-09-26 21:38:50
いや、……いいんだ。
(敢えて物を語らずに零された、何処か憂思を含んだ詫びの言葉に首を振ると、気にするなと言った様子でからりと微笑み。立ち上がり周囲を伺う相手に向かい「どうした?」とベンチの背にもたれていた頭を上げ目で追うと、次いで受けた助言でいつの間にやらすっかりと色彩の変わった情景に気づき。ぐるりと周囲を見渡せば青々と生い茂る草葉に目を留め。ふらりと立ち上がり壁際や地面に生える青葉に二、三度足で触れ確かめると、どさりとバックパックを下ろし、大きく伸びをして)
寝袋は持っていないけど、ここは結構緑も生い茂ってるから敷き布があればなんとかなりそうだ。何かを持っているなら君が使ってくれ。――あ、火を起こすんだったら遠慮しなくていいからな。俺、明るくても…と言うより、割とどんな状況でも眠れるからさ。
22:
グレイ [×]
2026-09-27 14:35:10
(相手の気丈な言葉を聞き、無言のまま顔を僅かに顰め。先ほどの消耗し切った姿を思い返せば、たとえ事実であったとしても到底額面通りに受け取る気にはなれず。己の鞄を引き寄せると、中から畳まれた寝袋を取り出し、そのまま相手の傍らへと置いて。「……。すまないが、嫌でなければこれを」有無を言わせぬというほどの強弁ではないものの、ただそれだけを端的に告げてから周囲を見渡し。崩れた壁や木材から十分に離れ、火の粉が燃え移るものもないコンクリートの床へ目を留める。そこへ乾いた木片や枝を集め、手早く火を熾して)
……この辺りは獣も多く、夜も冷える。火の近くで休んだ方がいい。
23:
ハロルド [×]
2026-09-27 19:46:57
――……。
(足元に置かれた寝袋に驚いた様子で相手とそれを交互に見て。正直なところ体はとうに限界を超えており、このまま劣悪な環境の中休んだとて大した回復は見込めないだろうと半ば諦めていた所、完全に状態を見透かされていた事に、はは、と声を上げて苦笑し「…ありがとう」と静かに感謝の意を述べ。寝袋を拾い上げバックパックを引きずりながら灯された火のそばに移動し、焚火に照らされる相手を横目に見る。明らかに場慣れした行動と言動の数々に、共にいたらこれほど心強い事はないだろう――と、脳裏をよぎった自分本位な考えを振り払うように、喉元まで出かかっていた声を押しとどめおもむろに口を引き結ぶ。火の温かさも相まって重くなる瞼と格闘しつつも、のろのろと寝袋を用意しながら)
なあ、グレイはさ、軍人かなにかだったのか?よかったらあとでサバイバルの基礎的な事だけでも教えてくれよ。君に習ったら俺も、もう少しこの世界を…上手く生き抜けるようになるかもしれない。
24:
グレイ [×]
2026-09-28 20:54:17
…あぁ、そうだ。父も軍人で、昔から色々と連れ回されていたから……そのお陰で、今がある。
(問い掛けに手を止めることはなく、新たな枝を火にくべながら短く頷いて。暫し言葉を迷うように黙り込んだ後、やがて火の粉が弾ける音に紛れるように、ぽつぽつと言葉を継いでいき。そうして今は亡き父の遠い面影を焚き火の向こうに思い浮かべたのもほんの一時のこと。ふと今にも閉ざされてしまいそうな相手の瞼へ目を留めれば、これ以上の会話は休止すべきと判断を。時折火の様子を確かめながら、静まり返った互いだけの空間に穏やかな声音を落とす中──そういえば、こうして誰かに就寝の挨拶を告げるのも久しぶりだな、なんて想念が頭の片隅でぷかりと浮かび上がり。やがてそれも、静謐な夜闇の中へひっそりと溶けていって)
基礎くらいなら教えられるが……今日はもう休んだ方がいいだろう。──…おやすみ、ハロルド。
25:
ハロルド [×]
2026-09-29 17:42:37
やっぱりそうか…。だったら俺、親父さんにも感謝…しないと。
(返答に納得したようにこくりと一つ頷きを返したものの、ぼんやりとした頭ではまともに答えを返せる訳もなくやっとのことで相槌を打てば、準備を終えた寝袋に横たわり。硬く冷たい地面とは打って変わって幾分か柔らかく暖かなその寝心地にほっと息を吐くと、微睡みの中語りかけるその落ち着きのある声色に耳を傾けて。パチパチとはぜる炎の揺らめきを瞼の裏で感じながらも微かに耳に届いた懐かしい響きに、夢見心地でおやすみと返し、「――君に会えてよかった」と殆ど独り言のように呟けば、そのまま意識を手放し規則正しい寝息を立て始め)
26:
グレイ [×]
2026-09-30 18:09:30
(──翌朝。窓や崩れた壁から差し込む陽光に瞼を開けるやいなや、微睡む間もなく手早く身支度を整え、未だ眠りの最中にある相手を起こさないよう早々に活動を始めて。この場所を訪れる前に仕掛けておいた罠の様子を見に外へと向かえば、果たして一匹の野兎が掛かっているのを発見。手早く解体を済ませて持ち帰ると、枝を削って簡素な串を拵え、肉を刺して焚き火へ翳し。調理工程としてはただ塩を振るだけの簡素なものながら、ぱちぱちと脂の弾ける音や香ばしい匂いは十分に食欲を刺激するもので。やがて程よく焼き上がった串を手に、相手の傍らへ歩み寄っては起床の声を掛け)
…ハロルド。朝だ。起きられるか。
27:
ハロルド [×]
2026-09-30 21:30:45
ん……ああ、おはよう、グレイ。なんだかものすごくいいにおいが――。
(香ばしい肉の焼ける匂いにつられうっすらと目を開ければ、自分を起こす相手の声に何処かまだ寝ぼけ眼で返答を返すと、寝袋からおもむろに上体を起こし凝り固まった体をほぐす様に盛大にひとつ伸びをして。ふと相手の手元に何らかの肉の刺さった串を認めれば、良い香りの出処を理解したようで「正体はそれか」とからからと笑いながらも立ち上がり寝袋を折り畳むと、首肩を回しながら体中をほぐし、最後にぱちんと頬を両手で叩いてよし、と小さく呟き)
いい目覚ましになったよ。それ、何の肉なんだ?
28:
グレイ [×]
2026-10-01 20:31:26
…兎だ。この辺りはよく獲れる。
(未だ芳ばしく薄らと白煙を燻らせる肉串を片手に持ったまま、身を起こす相手の様子を眺め。少々豪快だが彼なりの朝のルーティンなのだろうか、一連の動作をこなしていく姿には昨夜の不調など微塵も感じさせず、安堵から密かに口元を緩めて。朝から少し重いかと懸念したものの、空腹のまま放っておく方がよほど気に掛かるというもので、幾本かの串を持ち直してそっと相手へ差し出し)
昨夜のあれじゃ足りなかっただろ。……苦手でなければ。
29:
ハロルド [×]
2026-10-01 23:20:46
へえ、兎か…すばしっこいのによく捕まえられるな――あ。
(相手の回答にまじまじと串の肉を眺め感嘆の声を上げ。――と、不意に腹の虫が鳴り響き、睡眠で意識外にあった空腹の現実をまざまざと思い出しては、はは…と腹部を摩りながらも困ったように笑い声を漏らし。足りないだろうと勧められた串と相手を見てふと眉尻を下げ、「ありがとう」と感謝を述べながらそれを受け取れば、バックパックと寝袋を片手に昨日のベンチへと向かい腰を落ち着け。「借りの数をメモしておかないとな」とぽつりと呟き喉元で笑いながらも、早速一口齧りつき飲み込むと染み入るように瞼を閉じ、相手に視線を移せば表情を綻ばせ)
ん、うまい……何だか生き返った気分だよ。やっぱり誰かと食べる食事はいいな。
30:
グレイ [×]
2026-10-02 19:56:57
…それならよかった。
(相手の気持ちの良い食べっぷりや朗らかな微笑みを眺めていると、とうに身に馴染んだと思っていた独りの旅路へ思いがけず柔く暖かなものが差し込んだような心地を覚える。これではどちらが借りを重ねているものやらと思う一方、その曖昧な感覚を上手く言葉にする術もなく、今回もただ頷きを一つ返すのみに留めて。次いで自らの分の串を火の傍から取り上げると、相手が腰掛けたベンチの隣へ同様に腰を下ろし。こちらはまだ口をつけぬまま、少し考え込むように黙してから相手へと向き直り、静かな問い掛けを口にして)
…ここにそう長居はしないんだろう。次の行先の目処はついてるのか。
31:
ハロルド [×]
2026-10-03 00:09:49
――ン。ああ、実は森を歩いていた時に、結構高めの崖を見つけてさ…登れそうなところから登って辺りを見渡してみたんだけど。
(言葉少なに頷き隣に腰を下ろす相手にふと頬を緩ませると、次いで投げかけられる問いかけに、はっとしたように口に含んでいた肉をごくりと飲み込み、先日の出来事を思い返すかの如く宙を仰げばその目で見た光景をぽつりぽつりと紡いでゆく。記憶の中で手にした方位磁針が指し示す方角と、朝靄に霞む中で捉えた微かな立体物。おそらくは――とあたりを付け、手に持った串ですっと大体の方向を示しながらも相手に向かい)
森を抜けてさらに北の方角にいくつか建物が…多分廃村だと思うんだけど、見えた気がしたんだ。食料があるかもしれないし運が良ければ人がいるかもと思って……ひとまずそこを目指してたところだったんだよ。
32:
グレイ [×]
2026-10-03 15:46:56
……そうか。
(返された言葉を聞けば、また暫し口を閉ざす。手元の串へ視線を落としたまま、これまでの旅路を回顧するようにゆっくりと息を吐いて。十年もの間、独りで黙々と無機質に過ごした時間には決して存在しなかった得難い感情の数々。それらを噛み締めるように胸の内へ留めながら、改めて隣にいる相手へ薄蒼の瞳を向け。けれど、それを何と呼ぶべきなのかは未だに分からず。ただ脳裏を過ぎるのは、生前に父が口にしていた言葉──人は誰しも、何かを成し遂げるために生まれてきたのだと。それが相手との旅路に結び付くものかは判然としないが、ここで彼と別れてしまって本当にいいのだろうかと、珍しく自らの思考を長々と口にしてみたものの、やがて言葉に詰まれば末尾を濁すように黙り込んで)
……俺は、ただ自死は教義に反するからと、人は何かを成す為に生まれてきたのだからと、目的もなく惰性で生き続けているだけだった。……その惰性に付き合わせるようで悪いんだが、……もし、貴方が嫌でなければ……、……。
33:
ハロルド [×]
2026-10-04 12:41:10
――……?
(そうかと呟き押し黙った相手を見て怪訝な表情で目を細める。元から物静かな気質なのだろうとは言葉を交わすうちに感じてはいたものの、殊更に何かを含んだような面持ちで口を閉ざす様子に、何処か落ち着かない心地のまま最後の肉を喉の奥へと押し込んで。…と、不意に己に向けられたほんの僅かに迷いの色を孕む淡彩の瞳に、一瞬肩を僅かに揺らすもすぐに正面からそれを捉え。次いでぽつぽつと零される言葉に何処か胸の奥を締め付けられる感覚を覚えながら、息をひそめ耳を傾ける。少しずつ途切れていく言葉の後再び訪れた静寂に、ひとつ何かを決心するようにゆっくりと息を吐き出すと、ふっと口元に淡く笑みを浮かべ、いつになく真剣味を帯びた瞳で相手を真っ直ぐに捉えて)
――グレイ。俺さ、昨日からずっと考えてたんだ。君に受けた恩をどうやって返そうとか、君の話、もっと聞きたかったなとか、言葉を交わす誰かがいるのってやっぱりいいな…とか…。せっかく会えたのに、またひとりになるのかとか…、もしこの先も君が隣にいたら、どれだけ心強いだろう、なんて――。だから、嫌なわけないじゃないか、むしろ俺が君に頼みたかったんだ。なあ…グレイ。迷惑…沢山かけるかもしれないけどさ、良かったら力を貸してくれないか。俺には、君の助けが必要なんだ――頼む。
34:
グレイ [×]
2026-10-05 20:05:44
──……分かった。俺で良ければ、貴方の旅に同行させて欲しい。
(初めて会った時から、ずっと。その暖かな眼差しは、十年前のあの日に置き去りにされた己の心臓へ忘れていた鼓動を呼び戻すようだった。思いがけない言葉の羅列に暫し目を瞬かせるも、己が口にしたかった言葉を先に差し出されてしまったような心地にそっと瞳を伏せれば、知らず張り詰めていた息をゆっくりと吐き出して。他者から必要とされるなど、これまでの十年にはなかったこと。それが己の奥底まで染み入る程に嬉しく思えて、胸に残っていた迷いが静かに解けていくのを感じ。再び相手へと向けた薄蒼の瞳に、もはや先刻の揺らぎはなく。ただ心の底から自然に感情が溢れ出したかのように、ひどく柔らかに相好を崩し。…しかし、結論が定まるやいなや、手にしていた串へ視線を落とすと、その肉をガッと手早く齧り取り。先刻までの繊細な空気が一瞬にして霧散したかのような面持ちで互いの荷物へ目を向け、これから早急に教授すべき事柄の整理と、その最も合理的な道筋を己の中で組み立て始めて。そうして一通りの算段がつけば、おもむろに腰を上げて相手へ向き直り。自らの手本となるのが父のみである以上、当然その指導もまた、かつて部下達から鬼教官と呼ばれた父譲りのもの──これから始まる旅がしばらく相当なスパルタ教育の場と化すことなど、今の相手はまだ知る由もなく)
……では、まず食事を終えたら荷物をまとめよう。今日は野営地の選び方と火の起こし方、それから飲料水の調達。明日以降は罠の仕掛け方と、ナイフを用いた簡単な狩猟まで教える。──さぁ、立って。
(/こんばんは、いつもお世話になっております。今回のロルで一度区切りもつきましたので、そろそろ場面転換を挟んで次の展開へ進められればと思い、お声掛けさせていただきました。以下が展開案となりますので、お手隙の際にご確認をお願いします。
① 次の目的地で、何者かが残したと思しき痕跡を発見。探し人のものであるかは不明。
② 道中あるいは目的地にて、異形や熊などの危険な生物と遭遇。負傷を伴う展開も可。
③ 道中の森の中で同じ場所へ何度も戻ってしまうなどの異常現象に遭遇。
④ 一度CCを挟み、全く別の場面から再開。
特に決め打ちではございませんので、もし上記以外にご希望の展開などございましたら、ぜひお聞かせいただけますと幸いです。
また、ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございました!まだ短い間ではありますが、ハロルドさんと旅をご一緒出来、とても楽しかったです。もしよろしければ、もう少しこの終末世界の旅の続きを楽しめましたら幸いです。)
35:
ハロルド [×]
2026-10-06 13:13:34
――ありがとう、グレイ。
(そうあってほしいと望んでいたままの返答に、ほっと胸を撫で下ろす。強張っていた心身がゆっくりと解れてゆき、旅を続けるうちに喪失していった何かが少しずつ埋められていくような、何処か満たされる感覚に深い安堵の息を漏らし。自らに向けられたその眼差しと初めて目にする笑顔の暖かさに、ほんの僅か驚いたように目を見開くも、目の前に佇む彼元来の姿が垣間見えた気がして、つられてふわりと微笑みを返す。――と、まるでスイッチが入ったかの様にテキパキとことを進める相手にややきょとんとした表情で二、三瞬きを繰り返すと、思わずと言った様子ではは、と微かな笑い声を零し、己を振り返り教示を並べ立てる相手をまっすぐに捉えるとひとつ頷き、瞳に頼もしく映る相貌にどこか楽しげにくしゃりと笑み)
ああ、わかった。よろしく、グレイ――どうかお手柔らかに頼むよ。
(/場面転換のご相談ありがとうございます、ご提案大変助かります。どれもとても楽しそうで、かなり悩みますが…③+② → 続けられそうなら①のようなルートでも、要素ましましで楽しそうかな?と感じました。ましましすぎそうでしたら③ → ①でも、② → ①でも良いかもしれません!
こちらこそ、お付き合いいただき本当にありがとうございます。色々お任せしてしまいっぱなしかつのんびり進行で申し訳ないな…と思いつつ、グレイさんにいつもほっこりさせていただいております。ハロルド共々、またお付き合いいただけると有難いです。どうぞご無理のない範囲で、引き続きどうぞよろしくお願いします。)
36:
グレイ [×]
2026-10-07 21:41:21
(高く連なる林冠が空を覆い、昼でさえ仄暗いほど鬱蒼とした森へ分け入ってから、どのくらいが経過しただろうか。道中で発見した獣道を唯一の頼りに、歩きやすいとはお世辞にも言えない隘路を先行する己が枝葉を払いながら進み、後に続く相手が歩きやすいよう道を開けていく。道中には朽ちた巨大な倒木が横たわっている箇所もあり、足を止めて半ば登るように跨ぎ越せば、後に続く相手へ手を差し出して。幸い今のところは獣の気配も不審物もなく、二人の旅路は至って平穏そのものではある。しかし、休憩を挟みながらとはいえ相応の距離を歩き通してきたことに変わりはなく、もし相手が己の手を掴むならば、その顔色を確かめつつぼそりと声を掛けて)
……疲れていないか。
(/こちらこそ、ご丁寧にありがとうございます…!では、とりあえずは③+②から始めて、様子を見つつ①へ繋げていく流れにて進めさせていただきます。また、展開案は出したものの特に細部は詰めておりませんので、こちらからお渡しした案に縛られず、ご都合の良いように展開を転がしていただいても大丈夫です。
それでは、また何かありましたらお声掛けくださいませ。次の場面もどうぞよろしくお願いいたします。)
37:
ハロルド [×]
2026-10-08 19:27:19
――っだ、大丈、夫だ…。
(巨木の前で差し出された手を握り返し、勢いをつけてそれを乗り越える。この数年間、一人で何とか生き長らえ以前よりもある程度の体力は付いたと実感できてはいたものの、足元の悪い獣道を数時間進んだだけで容赦なく削がれていった己の体力の凡庸さを内心恨みながらも、思っていた以上にひどく上がってしまった息のせいで絶え絶えの返答を返し。一旦調子を整えるために幾度か大きく息を吸って吐き出し、顎を伝う汗を手の甲でぐいと拭って周囲を見渡せば、バックパックのサイドポケットから方位磁針を取り出し問題なく目的の方角を示しているのを確認して頷くと、見慣れぬ植物の生い茂る獣道を物珍しそうに横目に眺めながらも歩みを進め)
…ん、この先で合ってそうだ。それにしても森ってのは…どれだけ進んでも似たような景色ばかりで、先に進めてるのか不安になるな……。
(/展開の件、承知いたしました!こちらこそ、何かありましたらお気軽にお声がけくださいませ。引き続きどうぞよろしくお願いします。/蹴推奨)
38:
グレイ [×]
2026-10-09 23:35:25
……そうだな。森では目印になるものも少ない。
(方位磁針を手にする相手を横目に捉え、その針が示す方角を確かめるように前方へ意識を向け。どこまでも似通った木々の連なりは依然として変わり映えに乏しく、進むべき方角が分かっていてもなお道のりを実感しにくい。相手の疲労も単に身体的なものばかりではなく、鬱屈とした景色の中を延々歩き続ける事からも来るものだろう。頭上を覆う枝葉の隙間からはか細い陽光が仄かに差し込んでおり、木々の梢越しに辛うじて窺える太陽の位置から昼を過ぎる頃合いと大方の見当をつけて。再び前方へと向き直り、先程よりも幾分か歩調を緩めて歩き出すと、背後の相手へ肩越しにちらと視線を送り)
もう少し進んだら、一度休もう。……行けそうか。
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