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2026-08-18 19:10:57 





▼ ロル練習の場
▼ 主に創作 / アイデア置き場







1: 社畜 [×]
2026-08-19 15:48:16


( 台風が接近するという報せはネットニュースで目を通したものの今日中に乗る新幹線が運休になるとは聞いてない、そんな駅からの帰り道。耳に当てたスマホからは上司が文句を垂れ流した挙句に若い頃の武勇伝を語り始めたところで道中の雨足が強まってきて ) 申し訳ございません、出先のお客様への対応に迫られていまして。…はい、…はい!それではすいません失礼致しますー、……ッ( 衣服が濡れてこれ以上不快な思いを増やすのは勘弁だとばかり、丁度雨を凌げそうなシャッターの閉じた寂れた建物の軒先へ駆け足で身体を滑り込ませて )

2: 僧侶 [×]
2026-08-19 16:17:18


あっはっは、急に降ってきましたね。これじゃあ暫くは雨宿りだ。
( 雨の気配と共に、遠雷が聞こえた。腰をやった父の使いで湿布等の入ったビニール袋を片手に、帰り道を辿る和装の男が空を仰ぐ。薄墨を溶かしたような雲が幾重にも重なる様子を眺めていれば、大量の雨粒は次第に豪雨へ形を変えて。慌てて入った傍らの、寂れた軒先のシャッターに身を寄せる。何度撫で付けても跳ね癖の付いた髪に溜息を落とした瞬間、慌ただしく軒先に駆け込む男性にレンズ越しの瞳は丸くなり。───この人。生唾を嚥下し気にされてない隙に盗み見る。眼鏡を外さずとも憑かれているのだろう、淀んだ空気を感じ取ったが早く人の良さそうな素振りで声を掛け )



3: 社畜 [×]
2026-08-19 18:57:21

( 濡れたスーツの上着を早々に剥がすように脱ぎながら先客が居たことに遅れて気付いたように一つ瞬き。場所も広くは無いので半歩分空間を開けた隣に居直ると横目に相手を見遣り、 )最近の天気は変わりやすい。仕事に差し支えて困りますね、──…其方は買い物帰りか何かで?( 短髪の隙間に溜まる雨の粒を相手の位置とは逆方向に払いながら尋ねて。よくあるような光景の中で一つ違いがあるとすれば、相手には黒い靄が己の肩から胸に掛けて円状に漂い、女性とも子供ともつかない不気味な笑い声を発しているのが分かるだろう。霊障の類として上げられるそれに此方は気付く様子もなく社畜として身に付いてしまった柔らかな愛想笑いを携えていて )

4: 僧侶 [×]
2026-08-19 20:20:31


そうです、買い物の帰りで降られて。この時期の雨は滅入りますよね。……ところで、最近身体が重かったりしません?
( 篠突く雨から視線を滑らせ、和やかな笑みを湛える中に何処か草臥れた雰囲気を察知し。ざらつく心地が確信に変わるのは一瞬。物心がついた頃合いから視え祓えると言えども、待ち行く人々に施す慈善ボランティア的精神論を踏襲する義理なんて己には実際無いのだ。…無いのに。隣で雨を凌ぐ彼を引き止めたのは反射に良く似ている。雷に打たれたような直感に従うまま、器用に誘導し先ずは状態を詮索しようと口唇は空気を食んで。再度言葉を選びながら、コンクリートの地面に跳ね返る雨粒が裾に汚れを残すのも厭わず、僅かに距離を詰めては近付き含みを持たせた発言を放つ瞳は応えを待つ面持ちは真剣さが滲み )



5: 社畜 [×]
2026-08-20 19:15:15

湿気も相俟ってどうにも鬱陶しいですよね。…ああ、…うん?どうかな、…最近と言わずいつでも身体は重い感じなので。…申し訳ないが見た目から想像できないんだけどつまりそれって、…ご職業は整体師さんとか?( 初対面にしては良い滑り出しで話せてるんじゃ無いだろうかと綻んだ瞬間に挟まる質問に一瞬微笑のまま動作がひたりと固まった。確かに此処最近上司と後輩の会話の行き違いを取り持ったり遅れた仕事を取り戻す残業など諸々あった昨今の出来事が頭を巡る。きっと疲れからくるものだと信じてやまない男は和装の相手から想像できないがもしや…!と確信めいた調子で一本指を立てて嬉しそうに聞いてみるなどして )

6: 僧侶 [×]
2026-08-21 15:11:00


整体師かあ、職を失ったら転職しても良いなあ。ちょっと試してみます?疲れ飛ぶと思うんですよ。
( 湧き水が如く饒舌な応酬をニコニコ人好きのする笑みで明言を控えるべく半ば聞き流す。察するに営業職にでも就いているのだろうか、普段から静寂が蔓延る寺院に住まう己としては情報量の多さで溺れそうだ。眼前に立てられた食指に大きく瞬いたと思えば、口端は仄かに上げたまま手首の力を抜いて宙でぷらぷら揺らして。胡散臭い天パ男は呑気な佇まいを崩さずして、彼──もといその体躯に絡まる異質───を確りとレンズ越しに眼に捉えて。祖父からの隔世遺伝の力を偶然貰い受けて三十路も近く、多数は背中を叩く事で除霊ができるのだ。いつぞやか祖父の除霊法は雷を落とされたようだと寺院を訪ねた客人が微苦笑で語ったのは古い記憶で。痛みに過敏じゃない事を頭の片隅で願いつつ、不調の改善を何気なく申し出てみれば彼の動向を伺い見て )



7: 社畜 [×]
2026-08-22 23:08:02

( どうやら当てが外れたらしいことを脳裏で察すること数秒、少し空気を間違えたのだろうかと勘繰る男は一度口を真一文字に結んで口角を上げる得意の誤魔化し笑いに転ずる。初対面で流石に喋り過ぎたであろうことは後で反省するとして返答に頷くと整体師では無いにしても近い職業なのだろうか、と思い直し口を開こうと、 )────…、ぜ、hひ…。 …いやごめんなさい。…背中は今なんか、…急に寒く、…?( 快諾の言葉を唱える前に黒い怪奇はより濃厚に姿を表し始める。大人の手腕と子供の手腕を象った二対がギチリと自らをさながら目の前の相手から遠ざからせる様に後退させる。一連の動作を当人は視ることも叶わないが突如襲いくる冷気めいたものは肌を這う様に伝わってきて。一寸不快そうに顔を顰めるも束の間のものに済ませ、相手には『お気になさらず』とばかりに緩慢に下がり眉で笑って見せて )

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