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名も無き神社で 喧騒を忘れて/28


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9: 神主さん [×]
2026-04-19 13:57:27


もちろん、それがあなたの願いであれば断る理由はありません、少しと言わず気が楽になるまで居て頂いて構いませんから……ゆっくりなさってくださいね。
(どんな願いが飛び出してくるのだろう、と内心少し身構えていたからか、貴女の口からこぼれた言葉にどこかホッとしたようにその願いを優しく甘く肯定する、戸惑いと救いを孕んだ視線にも真正面から慈愛と優しさで応え、首を少し傾けて微笑む。1日でも半日でもいいからこの場でゆるりと静養して、また前を向けて歩いていけるならそれの何と喜ばしいことか。自分のことながら少し甘すぎると思う節はあれど、人の世はそれぐらい疲れる場所なのだと言い聞かせ、手に持っていた箒で石畳をトンと叩く)

10: 北條ゆかり [×]
2026-04-19 15:35:17



ありがとうございます…では、お言葉に甘えて。ところで、あの…参拝を先にしたいのですが…
(気が楽になるまで…なんてそんな風に言われたらいつまでも居たくなってしまう。非現実的だけど、そう思ってしまったのはきっと貴方のその温かな眼差しと耳あたりの良いお声のせい…でも不思議…見た目はまるで少年のようなのにこの落ち着きと懐の深さはまるで…そう、仙人様みたい…なんて我ながら突飛な発想に思わず笑みが零れそうになり誤魔化すように小さく頭を下げながら感謝を述べると拝殿してないことを思い出し顔を上げて)


11: 神主さん [×]
2026-04-19 17:53:41


どういたしまして……ああ、そういう話でしたら、本殿はあちらです。かなり古くて作法も廃れているので、あなたの知っているやり方でお参りして頂いて構いません。
(真面目さの抜けなかった貴女の様子が一瞬柔らかくなったように見えて、思わずこちらも表情を綻ばせる。そして境内の掃除を再開しようとすれば……参拝の話、確かに言われてみれば、と境内の奥の方に建つ大きいような小さいような本殿へと視線を送り指をさして位置を示す。少し離れた場所には自身の住まいである社務所も建っていて、とりあえずは知っているやり方で良い、と軽く笑って貴女へ促した)

12: 北條ゆかり [×]
2026-04-19 19:43:34


あちら…ああ、あれですね!分かりました、ありがとうございます。
─あの……
(指し示された方へ視線を遣り、場所を確認すれば小さく会釈をして背を向ける。その刹那やんわりと寂しい気持ちが顔を覗かせる。参拝が終わればこのまま帰る事に…帰ればもう二度と会えないかもしれない…あの温かな笑顔で迎えてくれた神主さんに会えなくなるなんて…そう思うとキュッと胸が痛んだ。顔だけ振り返って貴方の姿を視界に入れる。これが最後かも…そう思うと堪らず呼びかけてしまい。でもその先の言葉は続かずはにかむ様な曖昧な笑みを浮かべて軽く頭を下げると再び前を向いて歩き始めようとし)


13: 神主さん [×]
2026-04-19 20:45:27


……そういえば、この神社で得られるご利益は主に2種類あるんです。ひとつは忘れたい記憶の忘却や、それに近しい縁切り、そしてもうひとつが……忘れていた記憶の想起と、縁結び。
神さまに縁を望めば……また、ここに来れるかもしれませんね。
(前に進もうとするのは良い事だ、自分はそれを止めたりしない、そもそもこの神社は迷い込んだ場所であって帰るのが正しい、けれどここはあくまで神社で、人の参拝を拒む理由もない。
人の心を推し量るのは何より難しいこと、ただ、どこか寂しそうに見えた笑みと視線、重そうに感じる足取り、そして切なげに漏れた声を思えば……少しは分かる。引き留めることはないけれど、また疲れた時この場へ足を運べるように、あくまで説明の一環として貴女へ優しく言い聞かせるように語る。『縁結び』の部分を強調して、「また会えますよ」と言わんばかりに暖かい笑顔を向けて)

14: 神主さん [×]
2026-04-20 08:59:24

<12
……参拝後も気が優れない様でしたら、社務所の方でしばらく休まれてはいかがでしょう?お茶ぐらいなら出せますよ。
(前へ進もうとするのはいいことだ、けれど、それはあくまでその人が本当に心から前へ進みたいと思っていればの話で、普段なら迷い込んだヒトを引き留めるような真似はしないのだけど、向けられたどこか寂しげな笑みと、瞳、そして切なげに漏れた声を思えばその背に声を掛けずにはいられない。そも気が楽になるまで居ていいと言ったのは僕なのだから……と言い訳じみたことを自分に言い聞かせながら、貴女の背中に優しい言葉を投げかけた)

(/思うところがあり内容を変えました、レスの消し方が分からないため1つ上のレスは見なかった物として頂けると幸いです/)

15: 北條ゆかり [×]
2026-04-20 20:37:00



ふふ、お心遣いありがとうございます。…ですがこれ以上神主さんのお仕事のお邪魔をするわけには…。ですので参拝したら今日はそのまま帰ります……本当にお世話になりました。
(歩き始めると同時に掛けられる貴方の声に背を向けたまま耳を傾ける。社務所でお茶…なんと抗い難いお誘いだろうと心が揺れる。だけどこれ以上ここに居たら本当に帰りたくなくなってしまいそうで…そんな葛藤を抱えながら一度立ち止まり体ごと振り向いて貴方を視界に入れ。視線が重なるととびきりの笑顔を見せて深々と頭を下げる。再び向き直ると静かに歩を進め始めた。貴方の優しい眼差しを思いながら)

(/レスの件、承知致しました。お返事ありがとうございます。思えばここは一対一でしたね…当方が長居することで他の方がお話出来ないと思い一旦退室致します。神主さんさえ宜しければまた是非お相手をお願い出来たらと思います。素敵な時間をありがとうございました)


16: 神主さん [×]
2026-04-20 21:45:23

……そう、ですか。そういう話でしたら止めることはありません、短い間ではありましたが、久しく人と話せて僕としても喜ばしい時間でした、ありがとうございます。
──どうか、外でもお元気で。
(ほんの少し, 久しく忘れていた寂しさが身を刺した, しかしこれも道理のひとつ, 出会いがあれば別れもある, この神社では何度も起きていること……別れるのを惜しんではいけない, きっと貴女は前に進んでいけるだろうから。
にこりと微笑んで貴女の門出を彩る, また疲れて迷い込んでしまった時には改めてお茶を振舞おう, なんてことを考えながら)

(/此方こそ、その様なお気遣いまでして頂いてありがとうございます。またご縁があればお話しましょう、この時間はとても楽しかったので。私はいつでも待っていますから。
本当に、ありがとうございました)

17: 神主さん [×]
2026-04-20 21:56:05


──さて、ひとり見送って、お暇になってしまいましたね。次の方がいらっしゃるのは何時になるでしょうか……まぁ、時間だけは有りますし。

ゆっくり気長に、何年も何十年でも待ちましょう。
待つことには慣れていますし、きっといずれ、新たなヒトが迷い込んでくるでしょうから……。

18: 神主さん [×]
2026-04-23 12:13:30

(/ゆる~く、再募集/)

19: 北條ゆかり [×]
2026-04-24 08:03:15


─…さて、お参りも終わったし。早速、神主さんを探してみましょう…!
(気が付けばまたここに来ていた。目の前にある歴史を感じる鳥居に見覚えがあるもののまだ確信はなく、半信半疑のまま鳥居をくぐると周囲を見渡しながら参道を歩いていく。ところどころ見覚えある景色に胸の高鳴りを感じてやや早足しになり。そして拝殿が目に入るとようやく確信した…あの時のあの場所で違いない、と。願えば叶うって本当なのね…と再びここに来れたことに心が浮き立ち自然と口許が緩む。まずはここに呼んでもらったお礼をしたくて参拝を。二礼二拍手一礼、だったかな…とうろ覚えではあるものの丁寧にお参りを終えると貴方を探すため期待に胸を膨らませながら社務所へと足を向けて。)


20: 神主さん [×]
2026-04-24 12:13:25


うぅん、今日は何をしましょうか……ん。
──こんにちは、参拝客の……あれ、あなたは、確か。
(今日もまた波風立たぬ時間が過ぎていく、境内と本殿の掃除を済ませ、奉納を済ませ、そうしたらもう空き時間。信仰心はあるけれど一日中祈りっぱなし、なんて事をするほど信心に厚い訳でもなし…頭を捻って時間を潰す方法を考え、とりあえず社務所に戻ってゆっくりしようとすれば社務所の傍の人影に気が付く、最近はよく人が迷い込むなぁ、なんて能天気に思い優しく声を掛けると…その姿が、見知った貴女であることに気付いて驚いた様な顔をした)

21: 北條ゆかり [×]
2026-04-25 23:15:06


ふふ、ご無沙汰しております。先日はありがとうございました。こちらのおかげで……一つ、二つ抱えていたものを降ろす事ができましたので今日はそのお礼参りという感じです。
(社務所に着いたものの中に神主さんが居る気配はなく別の場所を探しに行こうとした矢先に声掛けられて振り向けば、驚いたような表情の貴方と視線が合い。また貴方に会えた喜びを感じつつまずは安心してもらおうと笑顔を向け深く頭を下げる。近況を伝えようと話し始めたがふと身の上話を長々と立ち話するのは失礼にあたるかも…、と思いやや強引に結論づけて)


22: 神主さん [×]
2026-04-26 03:55:23


……ええ、お久しぶりです。
こちらこそ、あなたがそうして重い荷物を降ろすことが出来たのなら、それに勝る喜びはありません。本当に、良かったです。
──社務所、すぐそこですから、お茶でも飲んで少し休んでいかれませんか?
(以前よりも心做しか晴れやかに見える笑顔に安心して思わず表情が緩む、この神社に再訪してくる人間は中々居ない、顔見知りというのはそれだけで少し嬉しくなるものだけど、神主という立場上ここであまりここで私情を表に出す訳にもいかず、一旦は形式的な言葉を返し……その次に、立ち話も良くないし社務所も近いしと、前回は断られてしまった誘いを穏やかな微笑みと共に持ちかけた)

23: 北条ゆかり [×]
2026-05-15 23:45:39


お茶を…!ありがとうございます。今日はたっぷり時間がありますから……ってもちろん神主さんのお邪魔にならない程度でお暇しますけれどっ…!
(貴方の言葉と表情から自身の身を案じてくれていたことが分かり、初対面同様の人間にこれほど心を砕いてくれる貴方に感謝の気持ちが溢れてくる。そして以前と変わらぬ柔らかな声音と温かな笑みに懐かしさを感じては自然と頬が緩んで。貴方からのお茶のお誘いに待ってましたと言わんばかりに声色に嬉しさ滲ませつつお礼を述べながら小さく頭を下げて。貴方とこれから過ごす二人きりの時間に胸を高鳴らせつつ、どんな話をしようかと心わくわくさせながらもふと、神主さんはお仕事の途中かもしれない…と思い自分の言葉を打ち消すかのように顔の前でひらひらと小さく両手を振りながらやや早口になり)


24: 神主さん [×]
2026-05-16 03:18:01

邪魔だなんて、僕も時間を持て余していましたから。
以前にも言った通り、気が済むまで、帰りたいと思う時まで居て頂いて構いませんよ。
……とりあえず、ご案内しますね?
(健気にも発言を訂正する姿を見ていると、本当に真面目な人ですね……なんて事を思ってしまって、つい柔らかな笑みが零れる。神さまに仕えているだけのこの身に真摯に向き合ってくれていることが反応から分かり、つい包み込んで甘やかすような事を言ってしまう、わざわざ時間があるときにお礼参りと称し訪れてくれたことを思うと、少しではなく時間を気にせずゆっくりして行ってほしいと、神主らしからぬ私情が言葉になってどんどん喉の奥から溢れ出してきた。
どうにかそれを誤魔化すようにはにかんで、貴女の隣に立つと社務所の玄関、引き戸を開けて入るよう貴女へと促す)

25: 北條ゆかり [×]
2026-05-16 16:31:54


ふふ、ありがとうございます。
_…それではお言葉に甘えまして、お邪魔します。
(貴方の柔らかな表情に、なんて優しいお顔…と刹那的に魅入るもすぐさま微笑みながら小さく頭を下げる。気が済むまで居ていいという貴方の寛大さについ甘え心が疼くのはここの居心地の良さを知ってしまったせいだろうかそれとも…。元々お礼参りをして貴方に軽く挨拶した後すぐ帰るつもりでいたのに、貴方の姿を見て、声を聞いて、長居しても良いと言われてしまったらその決意が簡単に揺らいでしまう。それは自分にはもう帰る場所が無い…いや物理的にはあってもここのように心から安らげる居場所が無いというのが正しい。勿論そんな私情を打ち明けるつもりは無いけれど、もし親切な貴方がそれを知ってしまったらどうするかしら……なんて心の中で独りごちりながらもその思いが顔に出ないよう笑みを携えたまま開けられた引き戸から中へ一歩入り貴方を待ち)



26: 神主さん [×]
2026-05-16 17:45:58

はい、いらっしゃいませ。
靴を脱いで頂いて……少し不便かもしれませんが、そのまま、こちらです。
(微笑みを保ったまま、貴女の存在を歓迎して遅れて玄関へと踏み込む、古めかしい日本家屋と言ったような社務所の室内からは時間を経た木材の香りがする。後ろ手に戸を閉めると下駄を脱いで木張りの床へと上がり、貴女へもそう促した。内心少し、現代を生きる人はこういう古いものに拒否感を持たないのでしょうか、と思うものの、真面目で律儀で……現代社会というものでは疲れやすそうな貴女に、この場で休んでいってほしいと思う自分の心は変わらないし、誘った以上は致し方ないと考えて、先導するように奥にある襖の方を指で示した)

27: 北條ゆかり [×]
2026-05-16 22:30:36


不便だなんてそんな…。
……今は亡き祖父母宅が日本家屋だったので、…むしろ落ち着きます。
(他人様の住まいだからあまりきょろきょろするのは如何なものかと思いさっと家屋内に視線を流し。目の前に広がる襖や板の間に古き良き時代そのままの内装に懐かしさや親しみを感じて、思いのまま静かに言葉を紡ぎ。貴方に倣うように靴を脱ぎ木張りの床へ上がると靴を整えるために少し屈む。屈んだ時にほのかに漂う木の匂いがふと子ども時代を思い出させる。毎年夏休みの一週間だけ祖父母宅で過ごした幼いながらも楽しかった記憶が脳裏を掠めその懐かしさに思わず頬が緩んでしまう。そんな事を考えていたからだろう立ち上がりながら穏やかな口調で昔話をしつつ貴方に先導されるがまま奥の部屋へと足を進めていき)


28: 神主さん [×]
2026-05-20 20:27:51


祖父母……家族、そう、ですか。
そう言ってもらえると、有難いです。
……本当に、何もないところですけど、ゆっくり休んで頂ければ幸いです。
(家族、血の繋がった存在。貴女の過去を思い返して懐かしむような表情と昔話を聞けば、自身にもそういう存在が居て、 子供の頃があった筈だという考えが脳裏を過る。遠い昔のことだからか記憶は曖昧で、案内しながら瞳を細めて少し物思いに耽るものの結局思い出すことはできず、気付けば襖の前まで辿り着いていた。余計な思考を悟らせないよう微笑んで誤魔化し襖を開くと、特段変わったところのない、畳の香りを強く感じるだろう座敷の一部屋へと貴女を招き入れる)

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