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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
38:
フラト [×]
2025-11-01 22:13:12
「だな。あの館だけ別世界って風情だぜ。まぁ、古物商もピンキリだからなぁ。よっぽど儲かってるか、やべぇことしてやがるか。旦那、ちょいと依頼書見せてくれ。…ははぁ、ここ、見てくれよ、×が3つだ。つまり、俺たちの前に3回失敗してるってこったな。こいつぁ、一筋縄じゃいかねぇ、かもな。」
(依頼書を確認すると、端の方に小さく×が3つ書いてある。少なくとも、3組の冒険者が任務に失敗している、ということだ。頭をかきながら、館を見上げるフラト。)
(/ありがとうございます!)
39:
アロイジウス/馬車の御者 [×]
2025-11-01 22:26:23
「数人推奨の依頼が3回も失敗するとなると、廃鉱山内のモンスターは一体……」
(怪しさが増してきた依頼について二人が話していると、館の方から馬車が走ってくる。二人がこの村まで来た時に乗った粗末なものではなく、窓と天井付きの、加えて高そうな金縁がついた馬車だ。やがて馬車が二人の前で止まると、降りてきた御者がうやうやしく頭を下げる。)
「ギルドより派遣された、冒険者の方々ですね?どうぞ、こちらにお乗り下さい。ご主人様が館にてお待ちしております」
40:
フラト [×]
2025-11-01 23:00:15
「気ぃ入れてかかんねぇと、温泉どころじゃなくなっちまうかもな。…とりあえず、馬車ん中は大丈夫そうだぜ。さて、鬼が出るか蛇が出るか、楽しくなってきやがった。行こうぜ、旦那。」
(先に馬車の中の安全を確認し、アロイジウスに馬車に乗るよう促す。その際に、御者に聞かれないよう、アロイジウスに耳打ちをする。)
「旦那、やばくなったらこの馬車奪って、トンズラだな。」
41:
アロイジウス/馬車の御者 [×]
2025-11-01 23:46:17
「逃げるだけで済む相手なら良いが……」
(フラトに続いてアロイジウスが馬車に乗り込む。やがて馬車の扉が閉められ、館に向かって走り始めた。馬車が走り出してしばらくすると、近づいてきた館の装飾がこれまた豪華な事が分かった。やがて馬車が館の前に着き、馬車の扉が開かれる。)
「どうぞ、館の方へ。使用人がご主人様のお部屋へ案内致します」
(御者は二人が降りたのを確認すると、馬車を引いて去っていった。)
「………近くで見れば、やはり壮観だな」
42:
アロイジウス/馬車の御者 [×]
2025-11-01 23:46:18
「逃げるだけで済む相手なら良いが……」
(フラトに続いてアロイジウスが馬車に乗り込む。やがて馬車の扉が閉められ、館に向かって走り始めた。馬車が走り出してしばらくすると、近づいてきた館の装飾がこれまた豪華な事が分かった。やがて馬車が館の前に着き、馬車の扉が開かれる。)
「どうぞ、館の方へ。使用人がご主人様のお部屋へ案内致します」
(御者は二人が降りたのを確認すると、馬車を引いて去っていった。)
「………近くで見れば、やはり壮観だな」
43:
アロイジウス背後 [×]
2025-11-01 23:48:28
(/失礼しました。何故か連投されてしまいました。)
44:
フラト [×]
2025-11-02 08:04:03
「たはぁ、こいつぁ金かけてんなー。旦那、こいつぁ普通じゃねぇかもな。護衛の数、古物商にしちゃあ多すぎねぇかい?」
(建物の豪華さもさることながら、よく見ると要所要所にかなりの数の護衛を配置しているのが見える。各護衛の装備もバラバラで、恐らくは傭兵の類なのだろう。)
45:
アロイジウス/館の執事 [×]
2025-11-02 09:10:22
(フラトの言う通り、護衛があちこちに居るのを見て、アロイジウスは違和感を強める。)
「……嫌に"効果的"な配置だ」
(アロイジウスはかつて軍人だった。フラトに深くは詮索されていなかったが、かつて戦場に居た兵士でもあった彼には、館の護衛達が"襲撃者にとって居て欲しくない箇所"にちゃんと配置されているのが一目で分かった。)
「普通の護衛兵ではないな。防衛策、というものを理解している」
(この配置の仕方は並の傭兵が思いつくものではない。おそらく、この護衛兵達の隊長あたりが頭の切れる者らしい。そんな事を考えながらフラトと共に館の玄関扉へ着くと、玄関の警備係であろう二人の護衛兵が、何も言わずに玄関扉を開いた。)
「冒険者様方、長らくお待ちしておりました。どうぞ中へ、ご主人様がお部屋にてお待ちしております」
(扉が開くと、アロイジウスと同年代くらいであろうか、初老の執事が恭しく頭を下げながら現れた。)
46:
フラト [×]
2025-11-02 12:13:59
「さすが旦那、目ざといねぇ。見なよ、俺らのこと値踏みしてやがるぜ。決まりだな、普通の仕事じゃねぇ。」
(アロイジウスの言葉を聞き、あらためて彼が百戦錬磨の切れ者であることを認識する。と同時に、頭の中で、記憶の扉が開きそうな感覚がする。)
「まただ、なんなんだこりゃ…。へー、こりゃ殿様待遇だな。」
(頭の中の違和感を振り払うように、扉を開いた護衛兵にニヤリと笑いかける。)
47:
アロイジウス/執事/依頼主 [×]
2025-11-02 22:42:42
(アロイジウスとフラトの二人は執事に案内され、館の中を歩いていく。館の中の装飾も非常に華美になっており、フラトの言う通り、莫大な財を投じたと分かる。)
「こちらのお部屋となります」
(やがて一つの部屋の前に着くと、執事が部屋の扉を開けた。)
「………あぁ、いらっしゃいましたか」
(部屋の中心、高級そうな革の座椅子に、一人の男が座っていた。これほどまでに財を成した人間であるからして、おそらく庶民とは比べ物にならないような豪華な食事を摂っているだろう、もしかすると依頼主はでっぷりと肥えた姿をしているかもしれない。そう考えてアロイジウスは目の前の依頼主の姿に目を見張った。)
「さぁ、どうぞお掛けになってください」
(その男を形容するとすれば、まるで死人のようであった。頬は酷くへこみ、髪も短い上に薄いため、頭皮があらわになっている。唇は紫色に変色しており、目はまるで玉のように飛び出ていた。服装も酷く滑稽で、所々ほつれた灰色の服には、あちこちにシミが見受けられる。この館の主というよりかは、下級の使用人と見られてもおかしくはない。)
「……失礼する」
(アロイジウスは依頼主の言葉に従い、対面側の革椅子へと座った。座った瞬間、この革椅子も非常に質の良い物だと分かる。)
(依頼主についてですが、最初は違法取引で悪どく稼いでいたものの、やがて財を奪われる妄執に取り憑かれた、という風な設定にしたいと思います。
また外にいた護衛達の傭兵隊長は、そんな依頼主の性質を見切り、キリのいいところで財を奪って逃走しようと目論んでいる、というのはどうでしょう?
坑道でモンスターを退治→依頼主が護衛を引き連れて襲撃してくる→依頼主を追い詰めて白状させたと同時に傭兵隊長が裏切り、依頼主ごと一緒に消そうと襲いかかってくる。
といった流れを考えてみました!)
48:
フラト [×]
2025-11-03 15:03:07
「邪魔するぜ。」
(アロイジウスが席につき、フラトはその傍に立つ。静かな部屋に、依頼主の風貌もあいまって、異様な緊張感が漂っている。座らないフラトに、依頼主の視線が注がれる。)
「あぁ、気にしねぇでくれ。甲冑着てると座りにくいもんでよ。旦那、話の方は任せたぜ。)
(視線は依頼主をじっと見たまま、アロイジウスに話しかける)
(/返信遅くなってすみません。依頼主、これまたミステリアス。アロイ背後さん、上手やなぁ。シナリオの流れもいい感じですね!乗っかっていきます!!ありがとうございます!!!)
49:
アロイジウス/依頼主 [×]
2025-11-04 01:33:28
「……そうでしたか。ではそのように」
(依頼主はその飛び出た目でフラトをジロジロと見ながらも、口調だけは穏やかに返答した。)
「冒険者ギルドより派遣された。アロイジウス・ディートハルト=クルグリコフ、と言う。こちらの立っているのは、フラト・ジェネゲート。今回我々が受けた依頼についての仔細を聞きに来させて頂いた」
「よろしくお願いします、アロイジウスさん、フラトさん」
(依頼主が恭しく頭を下げる。風貌とは裏腹に、その所作には品が感じられた。やはり額の大きい品物の取引を行う商人というだけあって、そういった礼節は心得ているらしい。)
「今回の依頼についてですが……依頼書にも書かれている通り、ここから北に少し行った場所にある廃鉱山に住み着いたモンスターを討伐して頂きたいのです」
(依頼主がギョロリと視線をアロイジウスへ向ける。まるで魚のようなその目に、アロイジウスは依頼への疑いとは違う、強い違和感を覚える。)
「承知している。だが、何故今になって廃鉱を?そこは既に棄てられているのでは?」
「この村の為なのです。この村は廃鉱の目と鼻の先にあります。現状はそのモンスターが村に降りて来たことはありませんが、いずれはやってくるかもしれません。村に被害が出るその前に、退治してほしいのです」
(なるほど、話だけ聞けば筋は通る。モンスターによる被害が出る前に討伐してくれ、というのはよくある話でもある。が、しかし。)
「事由は理解した。しかし、解せないことが一つ」
「なんでしょう」
「そちらはこの地の領主ではないと聞く。本来こういった事態は領主側からギルドに公式の依頼が来る筈だが」
(依頼主が一瞬、ほんの一瞬ではあったが口をつぐんだのをアロイジウスは見逃さなかった。)
「道中ご覧になったと思われますが、この村の財政は鉱山の閉山と同じくして悪化してしまいました。そういった依頼への報酬すら用意できない、と言うのが領主様の現状なのです」
(なるほどそれらしい"言い訳"はある。側から見れば金持ちが慈悲の心を出して村を助ける、という訳だ。)
「……なるほど、承知した」
(アロイジウスは椅子から立ち上がって、依頼主の方を見据えた。)
「今回の依頼、我々に任せて貰いたい。早速その鉱山へ赴くとしよう。これにて失礼する」
「頼もしいお言葉、大変ありがたい。よろしくお願いします」
(立ち去ろうとするアロイジウスとフラトに、依頼主はまた恭しく頭を下げた。アロイジウスとフラトが部屋から出るまで、彼は頭を下げ続けていた。)
「……フラト君。あの依頼主を見て、私が話をして、どう思ったかね?」
(館の廊下、玄関に向かう道中でアロイジウスがフラトへ問いかけた。)
(/こちらも遅くなりました。お褒めの言葉ありがとうございます!実はサスペンス物の映画や小説なんかが好きなので、こういった展開はちょっぴり得意なのです!)
50:
フラト [×]
2025-11-04 12:22:48
「難しいことはわかんねぇけど、まぁ、聞いたところ大金持ちの慈善事業、ってとこだよな。ただ、どうにも胡散臭ぇ。こりゃ勘だがよ、あいつぁ村のことなんか考えちゃいねぇと思うぜ。だいたい、あんな館建てるくれぇなら、軍隊でも雇って山塞いじまった方が早ぇだろ?なんか裏がある、ってことだと思うぜ。」
(館の主の部屋の雰囲気にあてられて少し興奮気味に話すフラト。首から下げた竜珠も薄っすらと光を放っている。)
(/あ、やっぱりお得意なんですね!文章もお上手やもんなー。うらやましい!アロイ背後さんがお相手でよかった!!)
51:
アロイジウス [×]
2025-11-04 23:05:09
「流石に鋭いな。だが私が最も気になったのは……依頼主の目だ」
(アロイジウスは歩きながら、依頼主と目が合った瞬間の違和感を思い出していた。)
「あの目は猜疑心に満ちていた。こちらを最初から疑い切った目だ」
(やがてアロイジウスとフラトの二人は玄関に着き、再び扉をくぐり外へと出る。門まで歩く途中、やけに背中に視線が集まっているように感じたのは気のせいではないだろう。確実にあの護衛達もこちらを警戒している。)
「……しかし、依頼の内容自体に不備はなかった。下手に藪を突いて蛇を出す必要はなかろう。当初の予定通り、我々は鉱山へと向かう」
(/返信遅れ失礼します。お褒めの言葉、ありがとうございます!)
52:
フラト [×]
2025-11-04 23:18:18
「へっ、なら疑ってるもん同士、お互い様ってこったな。ったく、後ろも気にしとかなきゃなんねぇじゃねぇか、なぁ、旦那。」
(チリチリと焼け付くような視線は、フラトも感じていた。そもそも、館に着いた時から、こちらを値踏みするような視線を感じていた。鐵棍を、天秤棒のように両肩に担ぎ、アロイジウスの少し後ろを歩きながら、愚痴をこぼしてはいるが、なぜか口元は不敵に笑っている。)
(/お互い、無理のないペースでやりましょ。わたしはとっても楽しいです!)
53:
アロイジウス [×]
2025-11-05 12:31:31
「何事もなく終わってくれれば私はそれでいい。これだけ妙な事が多いのだから、背中に目が欲しいとは思うがね」
(フラトの不敵な笑みを見て、そう言いながらアロイジウスは肩をすくめた。館から出て、目的の鉱山を目指し歩き続ける。少し顔を上げれば、険しい山脈が連なっているのが見えた。あの山の一つ、その中腹に目的の廃鉱山はある。)
「……討伐を手早く終わらせたところで、この距離からしても日暮れまでに帰途につけるかどうか、というところか」
(年寄りには少しばかり酷な距離だな、などと付け加えながら、アロイジウスはまた溜息をついた。怪しげな依頼、訝しむべき状況、そして追い討ちのように厳しくなる旅路。フラトが言っていた通り、依頼を終えた折には湯治にでも行きたい気分だ。)
「せめて道中は明るい話題をするとしよう。君の言っていた温泉について話してくれないか」
(/暖かいお言葉痛み入ります……!こちらも楽しくやらせてもらっております!)
54:
フラト [×]
2025-11-05 17:29:31
「何事もなくねぇ…旦那、そいつぁ無理だと思うぜ。つうか、旦那だってそう思ってんだろ?へへっ、顔に書いてあらぁ。」
(冗談まじりにアロイジウスをからかいながら、傍に仲間がいる懐かしさを感じている。失った記憶の中に、仲間の記憶があるのかもしれない、と思いながら。)
「おー、例の温泉か。小さな宿場なんだけど、湯は最高だぜ。前に仕事で知り合った猟師に教えてもらったんだよ。元は、猟師の湯治場だった、って言ってたな。」
(/今回の遺物について考えました。
【薔薇十字の王笏】十字架に絡まる薔薇の意匠が施された王笏。古代、妖精王が所持していたとされる。それを持つものは、腹部に薔薇十字の紋章が描かれたゴーレム軍団を意のままに操ることができるという。
みたいな感じです。それを守っている3体のゴーレムにも薔薇十字の紋章が刻まれています。アロイジウスなら、こんな知識も持ってそう、と思って考えました。ご一考願います!)
55:
アロイジウス [×]
2025-11-06 01:08:34
「ほう。猟師、となると山間の宿場かね?依頼の後の楽しみが大きくなった」
(フラトの言う宿場と温泉を頭の中に思い浮かべて、アロイジウスは思わず笑みがこぼれる。旅の道中で湯治などしてこなかったアロイジウスにとって、その誘いは非常に蠱惑的なものだった。そんな風に雑談を繰り返して歩き続けて数刻経ち、やがて山の麓まで辿り着くと、大きな字で"鉱山への立ち入りを禁ずる"と書かれた看板が目の前に現れた。どうやらここから山を登るらしい。)
「さて、ここから登りか。君は山登りの経験は?」
(/遺物のご提案ありがとうございます!その設定で行きましょう!)
56:
フラト [×]
2025-11-06 22:51:17
「あー、山かぁ。実はあんまり得意じゃねぇんだよなぁ、山はよ。温泉も、山っつっても、麓の方だしな。まぁ、でもやるしかねぇもんな。旦那は、山は得意なのかい?」
(眼前の山に、頭をかきながら苦い表情を浮かべる。しかし、意を決したように、ガシャリと甲冑を鳴らしながら、軽く屈伸運動を始める。)
(/採用ありがとうございます!)
57:
アロイジウス [×]
2025-11-08 00:25:36
「得意というわけではないが、経験はある………それも昔の話だがね」
(看板の先、かつて使われていたであろう山道をアロイジウスは進み始めた。山道自体の傾斜は緩やかだが、あちこちに曲がりくねっており、加えて長らく放置されていたせいか苔などが生えていて足場も悪い。油断していると足を滑らせてしまいそうだ。)
「その時に知り得たのは、山登りに必要なものは体力ではなく、精神力だということか。が、君なら心配はなさそうだな」
(/こちらに返信頂いたら廃坑内に突入しようと思います!)
58:
フラト [×]
2025-11-08 09:08:36
「旦那は、相当場数踏んでそうだよなー。」
(アロイジウスのやや右後ろ、リラックスしているが警戒は怠らない。カチャリ、カチャリといつもより慎重に歩を進めていく。)
「なるほど、山は根性ってわけだな。へへっ、まぁ、胆据えていきましょうかね。お、旦那、あれが坑道の入り口じゃねぇか?」
(曲がりくねった道の前方に見えてきた坑道の入り口を指差す。)
(/おお、いよいよですね!よろしくお願いします!)
59:
アロイジウス [×]
2025-11-08 11:04:25
「そうらしい。ここから気を抜かんようにな」
(山の中腹にぽっかりと空いたその坑道の入り口は、刺々しく削られた岩も相まって、まるで巨大な生き物が口を開き獲物を飲み込もうとしているようにも見えた。アロイジウスは身につけた装備品を軽く確認した後、その不気味な雰囲気を放つ坑道へと進んでいく。)
「……頭上に気をつけた方がいい。君の体躯だと頭をぶつけかねないぞ」
(/今後の展開ですが、坑道を進むうちに落盤で壊れたガーディアンを発見→さらに進むと坑道が地下墓と繋がっており、地下墓でガーディアン×3と戦闘→遺物発見、依頼主が現れ……といった感じでどうでしょう?地下墓は広まった場所にして、フラトが存分に暴れられるようにしたいと思います!)
60:
フラト [×]
2025-11-08 11:44:23
「ったく、思ったより狭ぇな。旦那の言う通り、頭ぶつけそうだぜ。狭ぇとこも苦手なんだよなぁ。鐵棍、振り回せねぇから。ま、愚痴ってたってしようがなぇ。旦那、俺から行くからよ、後頼んだぜ?」
(少し身をかがめ、坑道に入っていく。愛用の鐵棍は突くしか使えなさそうなため、腰あたりにやや低く構えている。薄暗さで見えにくいのか、やや目を細め、ゆっくりと周囲を確かめながら進む。)
(/了解です!完璧な流れですね!広い場所で戦えるのは、フラトも喜びます笑 お気遣い、ありがとうございます!!)
61:
アロイジウス [×]
2025-11-08 12:11:11
「……念の為事前に準備しておいて良かったと思うよ」
(アロイジウスがコートの内側に手を入れると、小ぶりな木の棒を取り出した。胸のポケットからマッチを取り出して火をつけると、暗い坑道がオレンジ色の光で照らされる。)
「簡易的ではあるが、これを使ってくれ」
(そう言うとアロイジウスはフラトに向かって小ぶりな松明を差し出す。ギルドを発つ前に市場で物資を準備していたのはこのためだったのだ。)
(/お褒めのお言葉大変恐縮です!フラトが思い切り戦うシーンが楽しみです!)
62:
フラト [×]
2025-11-08 13:53:59
「さすが旦那、抜け目がねぇや。さぁて、そんじゃあ行きますか。」
(アロイジウスから松明を受け取り、坑道を進み始める。坑道の壁は、松明の灯りを受けて所々キラキラと淡い光を放っている。どうやら、この鉱山にはまだミスリル銀鉱が残っているようだ。)
「旦那、廃坑って割には、まだ銀が残ってるように見えねぇか?」
(松明で壁を照らし、反射する銀鉱をアロイジウスに見せる。)
63:
アロイジウス [×]
2025-11-08 23:20:53
「ミスリル銀は抽出が難しい上に工数がかかると聞く。低い純度の所は掘らない事が多いそうだ。無闇矢鱈に掘り進めると落盤の危険性もある」
(そう言いながらアロイジウスは、壁の銀鉱を指でなぞる。たしかに、光に照らされて白く反射した銀があちこちに見受けられるが、そのどれもが細かい。)
「鉱山労働の従事者は皆短命だ。採掘の際に出る粉塵が肺に入って、致命的な炎症を起こす。また今のように低い姿勢を長年続ける事で、骨が曲がり血の巡りが悪くなる。落盤だけではなく、それらのリスクを負っている以上、下手な掘り方は時間と命を無駄にすることに繋がる」
64:
フラト [×]
2025-11-09 11:44:44
「なるほどねぇ、命懸けの仕事ってわけだな。俺たちも、落盤に巻き込まれねぇうちに、終わらせねぇとな。」
(アロイジウスの話を聞きながら、キョロキョロと周囲の岩肌を見渡す。)
「しかし、旦那は色々と物知りだな。ほんと、頼りになるぜ。うおっ!見なよ、旦那。落盤してやがるぜ、ここ。ん?なんか下敷きになってねぇか?」
(フラトが松明で照らすと、崩れ落ちた天井が地面に積み重なっているのが見える。見ると、瓦礫の下に、何かが埋まっているようだ。)
65:
アロイジウス [×]
2025-11-09 12:52:03
「長く生きているとその分知識を得る機会が多くなって…………この下敷きになっているのが、ゴーレムだということが分かるくらいにはなる」
(物知りだ、というフラトの言葉に返答しながら、松明で照らされた先を見た瞬間、アロイジウスは足を止めた。前にいるフラトを手でそれ以上進まないように制止しながら、瓦礫の下の存在が何なのかを観察する。)
「ゴーレム?……いや、それに近いがいわゆるガーディアンと呼ばれるものだな。古い時代の人工生命体だよ」
(アロイジウスは地面から小さな石ころを一つ拾い、潰れたガーディアンに向けて放り投げる。小石はガーディアンに当たって、硬い物同士がぶつかる甲高い音を坑道に響かせたが、ただそれだけでガーディアンが動く気配は一切無い。どうやら完全に機能を停止しているようだ。)
「……落盤に巻き込まれたのか、これは?」
66:
フラト [×]
2025-11-09 13:16:10
「ゴーレム…!へぇ、初めて見たぜ、ほんとに居るんだな。ぶっ壊れてるみてぇだな。」
(アロイジウスに制され、足を止める。様子が見やすいように松明を掲げ、アロイジウスの肩越しに落盤の下敷きになったガーディアン・ゴーレムを見ている。)
「人工、ってことは、誰かが作った、ってことだよな?それがなんでこんなとこでぶっつぶれてんだろな。ちょいと掘り起こしてみるかい?」
67:
アロイジウス [×]
2025-11-09 14:20:03
「……動く心配はなさそうだが……なぜここに?」
(アロイジウスはガーディアンを見つめながら考え込む。ガーディアン・ゴーレム。もといゴーレム族は、言うなれば無機物に魂が入り込んだ存在だ。ゴーレム族の生態は謎めいており、なぜ人型であるのか、繁殖方法はどうしているか、未だに解明されていないという。が、しかし。)
「……ゴーレム族の中には、人が作ったとされるものも存在している。あのガーディアン・ゴーレムが最たる例だ。その多くは、古代文明の遺跡に生息し、遺跡を荒らそうとする者を排除しようとするという」
(アロイジウスが、フラトを制する手を下げる。周囲を確認したところ、他のガーディアンが居る心配は無さそうだ。)
「掘り起こしてみてくれないか、フラト君」
68:
フラト [×]
2025-11-09 15:46:01
「てことは、なんだ、ここにその遺跡でもあるってことか。あの館の古物商野郎、ますます胡散臭ぇな。旦那、ちょいとこれ頼むわ。」
(松明をアロイジウスに渡し、鐵棍を壁に立てかけ、潰れたガーディアン・ゴーレムに近づく。瓦礫に手をかけ、一気に持ち上げる。)
「おーらよ、っと。へー、こん風になってんだな。これが生き物なんて、ちょいと信じがたいぜ。」
(軽々と瓦礫をどかすと、腹部に薔薇と十字架のレリーフが描かれた胴体部分があらわになる。所々、歯車やバネが剥き出しになっている。)
69:
フラト [×]
2025-11-09 15:46:02
「てことは、なんだ、ここにその遺跡でもあるってことか。あの館の古物商野郎、ますます胡散臭ぇな。旦那、ちょいとこれ頼むわ。」
(松明をアロイジウスに渡し、鐵棍を壁に立てかけ、潰れたガーディアン・ゴーレムに近づく。瓦礫に手をかけ、一気に持ち上げる。)
「おーらよ、っと。へー、こん風になってんだな。これが生き物なんて、ちょいと信じがたいぜ。」
(軽々と瓦礫をどかすと、腹部に薔薇と十字架のレリーフが描かれた胴体部分があらわになる。所々、歯車やバネが剥き出しになっている。)
70:
フラト背後 [×]
2025-11-09 15:46:59
(/あ、あら?すみません、なぜか連投になってしまいました…。)
71:
アロイジウス [×]
2025-11-10 00:30:03
「……生き物、と言うよりかは魔法現象に近いらしい。物を浮かせたり、操ったりする方式のな。一応は魂が宿っているから、便宜上生き物として扱っているだけだと聞くが」
(押しつぶされたガーディアンの全貌が晒され、アロイジウスは体勢を屈めて松明で照らしながらその姿を見つめる。)
「薔薇と、十字架?」
(それは見覚えのない紋章だった。十字架は一般的に聖教が用いるモチーフだが、それに薔薇が加えられているのは見たことがない。また歯車やバネも、現代では使われていないような形をしている。)
「……この紋章は私も見たことがない。だが、依頼主はおそらくこの坑道に埋まっている物を知っているらしいな」
(そう言うと、アロイジウスは体勢を戻す。どうやらあの依頼主を怪しむのは正しかったようだ。)
「この鉱山には、何かしらの古代遺跡が埋まっている」
(/以前自分もなぜか連投されたんですよね。何かしらのバグでしょうかね?)
72:
フラト [×]
2025-11-10 14:48:52
「へっ、こんな胡散臭ぇ仕事、初っ端からいいヒキしてるぜ、俺たちゃ。それにしても、旦那と組んでるとこの先も退屈しそうにねぇな。まだこの仕事も終わってねぇけど、俺たち、いいコンビなんじゃねぇか?」
(松明を持ち、ガーディアン・ゴーレムを見下ろすアロイジウスの肩をポンっと叩き、ニヤリと笑うフラト。立てかけていた鐵棍を手に取り、先へと続く坑道を見やる。)
「とりあえず、こいつはこのままにして、先に進むかい?」
(/バグかもしれませんね。またきっと起きるでしょね笑)
73:
アロイジウス [×]
2025-11-10 19:23:15
「……まぁ、君の言う通り、退屈はしないかもしれんな。この歳になって心躍ることになるとは思わなかったよ」
(ニヒルな笑みを向けたフラトに対し、アロイジウスは呆れたように、だが嫌味を感じさせない穏やかな抑揚のまま皮肉を返した。男同士でこんな会話をするのは彼にとって15年振りだったが、まだこういった会話が出来ることにアロイジウスは内心喜んでいた。フラト・ジェネゲート。何やら不思議な魅力のある男だ、とアロイジウスは内心独り言を呟く。こんな男に出会ったのは、アロイジウスにとって初めての事だった。確かにフラトの言う通り、自分達は良いコンビなのかもしれない。そう思いながら、アロイジウスはフラトの方へ向き直った。)
「さて、では君の言う通り奥へ向かうとしようか」
74:
フラト [×]
2025-11-10 20:19:24
「なに言ってんだ、旦那。俺が見たところ、まだまだ老け込むような男にゃ見えねぇよ。よーし、こっからはちょいと気合い入れていくぜ。旦那、そのまま松明持っててくれ。旦那にゃ悪ぃが、一番槍は俺がいただく。」
(記憶を失い、ずっと1人で依頼をこなしてきたフラトに、奇妙な、しかし懐かしい高揚感が湧き上がっている。背中を預けるに相応しい相棒との出会いに、心の奥が喜びに打ち震えている。再び鐵棍を腰に構え、奥へと進んでいく。)
(/ちなみに、フラト・ジェネゲートって名前は、平将門を文字ったものなんです。平はフラット、将はジェネラル、門はゲート、でフラト・ジェネゲートです!)
75:
アロイジウス [×]
2025-11-11 01:25:27
「……なんとも頼もしい背中だよ」
(だからこそ、こちらも安心して背中を預ける甲斐があるというものだ。アロイジウスはそう思いながら、つい最近出来たばかりの相棒に向かって信頼の言葉を小さく呟いた。まるで恐れを知らぬと言わんばかりに突き進むその背中は、側から見れば無謀かもしれない。だがアロイジウスには、この相棒が多少の事では動じない、それこそ鉄のような心を持っている事が分かっていた。)
(/なんと!実在の人物の名前を翻訳するとは!自分には思いつかない巧みなネーミングセンス……非常に勉強になります。自分なんて実在の名前を組み合わせるくらいしか思いつかないもので……)
76:
フラト [×]
2025-11-11 17:00:15
「旦那、見てくれ。こっちは坑道じゃねぇよな。塞いだ壁が崩れた、って感じだぜ。やべぇ感じがプンプンしやがる、が、当然行ってみるよな?」
(坑道をしばらく進むと、壁の一部が崩れ、坑道とは違った道があらわれている。アロイジウスに松明で照らしてもらうように声をかけ、崩れた壁を指差す。)
(/そんなに褒められると照れますね笑アロイジウスの名前は、実在のものなんですね!わたしは、名前考えるの割と好きです。)
77:
アロイジウス [×]
2025-11-12 17:33:05
「ここまで来たからには、私も気になるとも」
(崩れた壁とその先の道を松明で照らしながら、依然進み続けることをアロイジウスは明示する。この先がどうなっているのか知りたい、という冒険者らしい探究心などアロイジウスはここ数年間持ち合わせていなかったため、久しぶりに感じる高揚感が体を支配するのを抑えられなかった。)
78:
フラト [×]
2025-11-12 21:09:16
「へへっ、そうこなくっちゃよ。お、こっからちょいと広くなってんじゃねぇか。こいつぁいいや。旦那、鐵棍に巻き込まれねぇよぉにしてくれよ?へへへっ。」
(横道の奥へと進む、アロイジウスとフラト。横道は、明らかに採掘のために掘られた物ではなさそうだ。坑道よりも天井が高く、道幅も広く作られている。進むにつれて、香を焚いているような香りが漂ってくる。)
79:
アロイジウス [×]
2025-11-14 02:22:19
「やはり何かしらの遺跡のようだな」
(フラトに続いてアロイジウスも道を進む。その途中、道端に吊るしてある燭台のような皿を見つけた。)
「………油か」
(皿の中の粘性の液体を指先に付けて擦り、匂いを嗅いでみると、それが古い時代に使われていたであろう油である事が分かった。皿の中に松明をほんの少し浸けてみると、勢いよく炎が付き、松明よりも明るい火が周囲を照らし始めた。)
「これは良い、松明だけでは心許なかったからな。フラト君、これを使え」
(アロイジウスは燭台の皿を外すと、持ち手をフラトに差し出した。ティーポットの上半分を切り落としたような形のその燭台にも、先程見た薔薇と十字架の紋章が刻んである。)
80:
アロイジウス背後 [×]
2025-11-19 11:28:58
(/お久しぶりです。長らく返信頂いておりませんが、返信は難しい状況でしょうか?とりあえずご返答だけ頂ければ幸いです。)
81:
フラト背後 [×]
2025-11-24 14:48:02
(/ご無沙汰してしまい、大変失礼いたしました。諸事情で返信できなくなっていました。アロイジウス背後さんさえ良ければ、続けさせてもらえればうれしいです。ご一考のほど、よろしくお願いします。)
82:
アロイジウス背後 [×]
2025-11-24 16:37:26
(/ご無事なようで何よりでした……!フラト背後さんに何かあったのかと不安になっていたので……もちろん、続行に問題ありません!)
83:
フラト背後 [×]
2025-11-24 16:46:04
(/ご心配をおかけして、すみませんでした。そして、アロイジウス背後さん、底なしに優しい!それでは、引き続き、フラト共々よろしくお願いします!)
84:
フラト [×]
2025-11-24 18:33:36
「へぇ、こいつぁいいや。ちょいと油臭ぇのは気になるけどよ。」
(アロイジウスから燭台の皿を受け取り、辺りを照らしながら、目を慣らす。ゆらゆらと揺れる炎に、フラトのやや高揚した顔も照らし出されている。)
「旦那、この通路、掘ったのは坑夫たちでも、あの館の胡散臭ぇ野郎でもなさそうじゃあねぇか?あの潰れた樽人形も、ここが閉まって住み着いたわけじゃなさそうだしよ。」
(通路の奥に進みながら、アロイジウスに問いかける。)
85:
アロイジウス [×]
2025-11-24 22:57:34
「ああ。明らかに遺跡だ。それも古い時代のな。やはりあのゴーレムに何かしら関係していると見て良いだろう」
(二人が通路を進んでいると、やがて非常に広い部屋に出た。フラトの持つランプに照らされて、部屋の全貌があらわになる。)
「ここは……」
(部屋の壁には壁画が描かれており、あちこちに薔薇と十字架をモチーフにしたであろう絵があった。だがフラトとアロイジウスの目を引いたのはそれではなかった。)
「なるほど、な。フラト君、我々は厄介な物を発見してしまったぞ」
(アロイジウスはフラトに皮肉めいた言い回しでそう言った。宝、宝、宝。見渡す限り、古代の彫刻や巻物、希少金属の用いられた武具や装飾品で溢れていた。光に照らされたそれらは、自らの存在を示さんばかりに輝きを放っている。依頼主の目的、それはおそらくこれだったのだ。)
86:
フラト [×]
2025-11-25 08:36:22
「こいつぁ…すげぇや。へへっ、これを見りゃ、誰だって欲に目が眩んじまうぜ。」
(アロイジウスの『厄介な物』という言葉に、なるほどと小さくうなづきながら、入った部屋をランプで照らす。ランプが部屋を照らしているのか、黄金に輝く財宝が照らしているのか、わからなくなる、と思いながら。)
「こいつらかっぱらってトンズラ、ってわけにゃいかねぇよなぁ、旦那。」
(そう言いながら、フラトがランプで照らした先に、薔薇十字の紋章が描かれた樽のような胴体部分に手足と頭を収納し、休眠状態のゴーレムが3体見える。)
87:
アロイジウス [×]
2025-11-25 18:20:09
「できればそうしたいところだがね。あのゴーレム達が起動する条件を知れたら良いのだが……」
(アロイジウスは辺りを見回した。おそらく道中で倒れていたゴーレムは、何かしらの起動条件が満たされたことで動き出し、あそこまで辿り着いたのだろう。だがその際、落盤に巻き込まれてそのまま押しつぶされてしまったようだ。)
「ふむ……何かしらの結界を張っているのか、それとも宝が元の位置から動かされると起動するのか……」
(どちらもありうる話だ、とアロイジウスは一人呟く。この遺跡、そして宝を守るための番人として、あのゴーレム達はここにいる。そう考えると、ゴーレム達がどうやって起動するのか、道中倒れていたゴーレムは何故一体だけ起動したのか。そんな事を考えていた瞬間、突然背後から石が転がる音が聞こえた。)
(/この石音のせいで、ゴーレムが起動する、という流れにしたいと思います。いよいよ戦闘です!)
88:
フラト [×]
2025-11-25 20:29:32
「動かねぇうちに、パパっと潰せねぇもんかね、こいつら。」
(アロイジウスの話をききながら、ランプを下に置き、鐵棍を両手持ちで構え、ゴーレムを注視する。)
「どうする旦那。1発、ぶっ叩いて…後ろっ!!」
(鐵棍を振りかぶろうとした時、後ろから聞こえた石が転がる音に反応してしまい、ゴーレムから目を切ってしまう。)
(/いよいよですね!しかし、このタイミングでの石の音…館の主の差金かと、勘繰ってしまいますねぇ。アロイ背後さん、上手やからなぁ。)
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