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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
140:
アロイジウス/傭兵達 [×]
2026-01-03 00:19:38
「……!」
(クロスボウ持ちの傭兵が戦端を開いた。一発の矢が音速に近い速度でアロイジウスに向かって飛翔したが、わずかに身を逸らすことで回避される。女傭兵が魔術をすぐさまに唱えると、手のひら程の大きさの火球が三つ、杖の先から素早く飛び出していく。するとアロイジウスの身体が文字通り、横方向へ跳ねた。その老体のどこでそんな力を発揮するのか、異様な速さで火球を次々と避けると、その場から傭兵達との距離を詰めるために接近していく。)
「コイツ、反応が早い…!」
(女傭兵が小さく驚嘆の声を漏らした。片手斧の傭兵も連撃に乗り、斧を振りかぶりながらアロイジウスへ接近していく。しかし両者が接近しきる前に、またもやクロスボウの矢がアロイジウスに向かって飛んでくる。)
「まずは弩からか」
(アロイジウスが右手に持ったロングソードを一瞬で逆手持ちに切り替えると、左脇に手を伸ばし、そこに納めていた黒塗りの投げナイフを親指と人差し指、中指の3本で掴み取って飛んでくる矢へと投擲する。アロイジウスの右脇腹に向かって斧が振り落とされたのは、矢と投げナイフがぶつかって甲高い金属音が響いたのと、ほぼ同時だった。)
「ッ!」
(ギャリリリ、と金属同士が噛みつきあう音を立てて、斧が刀の表面を滑っていく。アロイジウスは左手の刀で斧を受け流したのだ。その流れのまま、アロイジウスは刀の柄頭で片手斧の傭兵の額に一撃を喰らわせる。)
「ぐッ……!?」
(だが片手斧の傭兵は一瞬怯みはしたものの、すぐさまその場から飛ぶように後退する。瞬間、火球とクロスボウの矢がアロイジウスの視界の端に映った。アロイジウスもすぐさまそこから飛び退くと、矢が空気を裂く音がした。かと思えば間髪入れずに火球が到達し、勢いよく地面にぶつかり発火する。もし矢が当たっていたとしたら、それで怯んだ瞬間に火球の餌食になり、火だるまになるのは確実だっただろう。)
「……ッ、チィ!」
(後退し、離れていた片手斧の傭兵が大きく舌打ちを打った。先程のアロイジウスの一撃で血が目に入り、視界を失ったのだ。)
「何やってんの!」
(女傭兵が片手斧の傭兵に毒づきながら再び魔術を放つ。今度は火球ではなく、数本の氷柱が宙に現れ、アロイジウスへと向かって飛んでいく。)
「一人黙らせてしまえば……!」
(次々と飛んでくる矢と氷柱をジグザグ軌道で避けながら、アロイジウスはクロスボウ持ちの傭兵に接近する。狙われていると察したのか、クロスボウ持ちの傭兵は装填しながら後退し始めた。)
「気づいたな、だが」
「……!」
(アロイジウスは右手のロングソードを口に咥えると、また左脇の投げナイフを投擲する。クロスボウ持ちの傭兵はすぐさま反応し、装填を終えたクロスボウで投げナイフを撃ち落とした。)
「………な、に?」
(ナイフは撃ち落とされたはずだった。だがクロスボウ持ちの傭兵の胸元が赤く染まっていく。その滲む血の中央には、まるで先程撃ち落としたナイフは幻だったとでも言うように、投げナイフが刺さっていた。
"二重投擲"。2本のナイフを同時に投げ、片方の影にもう一本が隠れるように投擲する高等技術。)
「前よ!」
「……!」
(女傭兵の声に引き戻され、クロスボウ持ちの傭兵が胸のナイフから前方に視界を戻した瞬間。そこには両手の剣をハサミのように交差させて振りかぶるアロイジウスの姿があった。)
「……ッ」
(肉が裂ける感触の後、頸椎の僅かな隙間に刃が入り込み、太く張った神経を断ち切る感触が両手の剣から伝わってくる。ジワリ、とアロイジウスの心の内が嫌な感覚に蝕まれるが、先程のように過去の記憶に惑わされることは許されない。アロイジウスは歯を食いしばりながら、そのまま剣を振りきった。)
「ちょっと、アンタいつまで目擦ってるつもり!?」
「4秒寄越せ!」
(4秒。それが過ぎれば片手斧の傭兵が復帰する。アロイジウスに残された時間はそれだけだった。もう余計なことはできない。アロイジウスはすぐさま女傭兵の方へと走り向かう。)
「コイツ……っ!」
(1秒。女傭兵が高速詠唱により、再び火球を放つ。
2秒。火球がアロイジウスの眼前まで到達する。左右に避ければ女傭兵を仕留めるまでに4秒以上は確実にかかるだろう。それでは間に合わない。)
「当たれっての!」
(3秒。アロイジウスがまるでその場で滑ったかのような体勢になる。というよりかは、彼は足をわざと滑らせ、スライディングの形で火球を避けたのだ。
4秒。アロイジウスが右腕を地面に打ち付けた。その反動で体勢を戻しつつ、女傭兵の眼前まで迫る。片手斧の傭兵が回復した目を開けたのはほぼ同時だった。)
「………冗談だろ」
(片手斧の傭兵がようやく戻った視界で見た光景は、女傭兵の喉笛を、左手の刀で貫いているアロイジウスの姿だった。)
「……これで、残るは一人」
(アロイジウスが片手斧の傭兵に目を向ける。まるで海の底の深淵を切り取ったようなその瞳の紺色は深く、そして暗かった。)
(/返信遅れました!長かったので二つに分けさせて頂いております……)
141:
フラト [×]
2026-01-03 08:02:55
「サスガ旦那、鮮ヤカナモンダゼ。…サァテ、コッチノガ人数多クナッチマッタナァ。イヤ、雇主モ入レリャア五分カ。」
(スケイルメールを、返り血と自ら流した血で赤く染め、アロイジウスの傍らに立つフラト。それは、さながら手負の赤竜を思わせる。)
「ドウスル、旦那。一気ニ仕留メチマウカイ?」
(まるで手負の獣のような殺気をまとい、実質残り1人となった傭兵に視線を向ける。」
142:
アロイジウス/傭兵 [×]
2026-01-04 06:49:20
「……そうも行かんらしい」
(アロイジウスがフラトにそう囁くと同時に、片手斧の傭兵が自らの上着を脱ぎ捨てた。深く深呼吸をしながら、右手に握った斧の感触を確かめるように握る強さを強めたり、弱めたりしている。)
「……俺は」
(片手斧の傭兵が口を開く。今までとは違うその異様な雰囲気に、アロイジウス達は驚かざるを得なかった。なぜならば、彼が放つ殺意が段々と変化しているようであったからだ。)
「元々一人で売り出してた」
(今まで無口で端的な言葉しか喋らなかった彼が、突然饒舌に喋り始めた。その異様さに、アロイジウスは本能的に違和感を感じる。)
「だがこれで」
(何かがおかしい。何かしらの技かを繰り出してくる。アロイジウスがそう確信した瞬間だった。)
「……ようやく本気になれる」
「フラト!避けろっ!!」
(瞬間、片手斧の傭兵が得物を振るって地面に叩きつけた。直後、爆発音にも似た音と共に青い雷電がアロイジウスとフラトの方へ向かって放たれる。それはまるで、地面から雷が発せられたかのようだった。)
143:
フラト [×]
2026-01-04 10:07:40
「ナニブツブツ言ッテヤガ…ッ!?」
(様子が変わって行く傭兵に、臨戦態勢のフラトも訝しげに注視していると、アロイジウスが避けろ、と叫ぶ。しかし、一歩遅れたフラトに、傭兵が放った雷撃が直撃する。)
「グガァァァッ!」
(激しい落雷のような音とともに、フラトの獣のような咆哮が響く。)
144:
アロイジウス/傭兵 [×]
2026-01-04 11:37:14
(アロイジウスが直撃を避けられたのは、ほんのわずかな一瞬の判断の差によるものだった。何故なら避けたはずのアロイジウスの右足も、雷撃の余波の影響を受けて激痛が走ったからである。)
「……ッッ!!」
(ギリリ、と奥歯が音を立てて軋むほどに歯を食いしばる。直撃を避けてこれだ、モロに食らったフラトのダメージは確実に深い。咄嗟に避けた事で地面に倒れ込んだアロイジウスは、右足に走る激痛を汗を垂らして耐えつつも、なんとか立ちあがろうとする。)
「……この攻撃は、あのゴーレム達には効かなかった」
(片手斧の傭兵がそう言いながら、脇目で遺骸となったゴーレム達に目をやった。忌々しげに見ているようだったが、その目にはどこか悔しさも含まれているように見える。)
「どういう原理で動いてたんだか、な」
(片手斧の傭兵の視線が、アロイジウスとフラトの方へ戻された。今度の目は、やってやった、という清々しいような感情が伺えた。)
「待て、では、お前は……」
「そうだ。俺もお前達と同様にゴーレムを討伐する依頼を受けた」
「依頼書に書かれた、3回の失敗回数も……」
「俺も含まれている。他の連中はお前らが片付けたが」
(そう言うと、片手斧の傭兵は他の傭兵達の死体を一瞥した。そう、ここへアロイジウスとフラトを始末に来た6人の傭兵達は、ゴーレム討伐に失敗した冒険者達でもあったのだ。)
「俺もこの依頼を受ける際、あの大身槍のヤツと組んだ。しかし他の連中もそうだが、俺が動きたい時にウロチョロしやがる。イライラしちまってあんまし喋れなかったが、巻き添えにするのも寝覚めが悪いしな」
(アロイジウスはフラトの方を見た。直撃を食らって、ただでは済んでいないのだから、おそらく手当が必要かもしれない。あの強さを誇る巨漢がそう簡単に息絶えるとも思えないが、やはり心配にはなる。)
145:
フラト [×]
2026-01-04 14:18:24
「グゥ…ナルホドナァ。テメェガ本気出セナカッタノガ、コイツラノセイダッテ?笑ワセンジャネェ。互イニ引キ出シアッテコソノちーむダロウガ。旦那、俺タチノ阿吽ノ呼吸、見セテヤラネェトナァ。」
(凄まじい雷撃が、効いていないはずもなく、まさに満身創痍の様相だが、枯れることを知らない気力で立ち続ける。さらに、アロイジウスに声をかけ、ニヤリと笑う口元には、出会った時にはなかった2本の牙が見える。さらに、フラトの呼気の温度が上がったせいか、口付近の空気が陽炎のように揺らいでいるのが、アロイジウスにも見てとれる。)
146:
アロイジウス/傭兵 [×]
2026-01-05 19:32:24
「チーム?お前こそ笑わせるな。冒険者も傭兵も、くだらねぇ二束三文にたった一つの命を賭けて飯を食う仕事だろうが。チームだろうと自分の命に責任持てんのは自分だけだ。他人と馴れ合うだけで死なずに済むんなら、誰も苦労しねぇよ」
(片手斧の傭兵が、呆れたようにそう言い放った。右手に持った斧が、わずかにバチバチと音を立てて電光を放つ。詠唱も無しにどうやってあんな大規模な雷撃を放っているというのか、アロイジウスには見当もつかない。)
「フラト……」
(アロイジウスはフラトの様相に、思わず目を細めた。完全な満身創痍だというのに、まだ戦えると言うのか。しかも加えて口元の牙や、その周りの空気が熱により霞んでいるのを見れば一目瞭然で、あの状態は明らかに異様だ。だがもはやそれに気を回している場合ではない。アロイジウスは右足の痺れがある程度回復してきたのを確かめると、フラトに視線を送りながら小さく呟いた。)
「……私が仕掛ける。後に続け」
147:
フラト [×]
2026-01-05 21:51:25
「グルル…イイ事言ウジャネェカ。タッタ1ツノ命ヲ預ケラレル相棒ニ、マタ出会エタ俺ハ幸セモンッテワケダ。」
(明らかにフラトの周りの空気の温度が上がり、フラト自身が膨張しているようにも感じられる。その場にいるアロイジウス、傭兵、そして館の主さえも変貌しつつあるフラトに気がついている。)
「了解ダ、旦那。イツデモ行ケルゼェ。グルルルゥ…。」
(低い唸り声を上げながら、まさに獲物に飛びかからんとする獣のように、重心を低く構える。)
148:
アロイジウス/傭兵 [×]
2026-01-07 15:22:14
(アロイジウスの動きは瞬発的だった。正面に相対した片手斧の傭兵の右側面へと疾走する。右足の痺れがまだ完全に治りきっていないせいで、痛みに眉をひそませながらの疾走だった。)
「囮のつもりか?」
(片手斧の傭兵がアロイジウスの動きを見て独言する。お粗末な動きというわけでもなかったが、あの様子を見るにおそらく囮の役目をするつもりだろう。であれば、牽制すべきなのは。)
「もう一人の方だ」
(片手斧の傭兵が斧を振るって地面に叩きつける。するとその着撃点から雷電が発生し、フラトの方へと電撃が恐ろしいほどのスピードで向かっていく。)
149:
フラト [×]
2026-01-07 16:35:01
(アロイジウスが動いた刹那の後に、フラトは信じがたい膂力で動かなくなったゴーレムの亡骸を抱え、これも人とは思えない速度で傭兵に向かって突進する。そう、傭兵は確かに語っていた。ゴーレムに雷撃が効かなかった、と。)
「囮モヘッタクレモネェンダヨ!テメェニ届イタ方ガ、殺ルダケヨォォォ!!」
(バチバチと音を立て、雷撃を弾きながらゴーレムを抱えたまま傭兵に迫る。それは.まるで蘇ったゴーレムが、再び襲いかかってくるかのような錯覚に陥らせる。)
(/イメージは、フラトのゴーレム突進を避ければアロイジウスが、避けなければそのまま押しつぶす、て感じで動かしました。なんとなーく、アロイジウスが矛、フラトが盾なイメージのコンビだな、って勝手に思ってます。笑)
150:
アロイジウス/傭兵 [×]
2026-01-08 02:28:12
「マジかよ」
(片手斧の傭兵はゴーレムを盾にして突進してくるフラトを見て、驚嘆の声を漏らした。だがその声に、焦りも動揺も含まれてはいなかった。チラリと左側を見てみれば、剣を構えながらこちらに接近しつつあるアロイジウスがいた。フラトの攻撃を避ければアロイジウスが、アロイジウスに気を取られればフラトが来る、というわけだ。)
「はっ」
(傭兵が小さく鼻で笑った。だが口角が上がった瞬間は一瞬で、すぐさまその顔から笑みが消える。)
「……なら、俺も痛い思いはするかもだが」
(ぐわん、と風を切る音を立てて、得物である片手斧を大きく振り上げる。そしてそのまま斧を、自らの立っていた真下の地面に振り下ろした。まるで落雷のような爆裂音が響き、周囲は雷撃による閃光で照らされる。そしてその威力の証明となったのは、フラトとアロイジウスの足元の地面にヒビが入る、という形で現れた。だがしかしヒビが入った程度で、段差ができたわけでも、ましてや遺跡の地面がめくれあがるようなものでもない。片手斧の傭兵の姿は土煙で見えなくなったが、その量も人一人が隠れる程度のものだった。)
(/矛盾コンビですか!自分としてはアロイジウスが小手先で相手を翻弄して、フラトの怪力で一気に攻め立てるイメージでした!
実は、今後の物語に彩りが欲しいな、と思い、サブキャラを何人か考えております。(本編トピ主様のご許可が必要ですが)
いわゆるサポートタイプの女性キャラも考えておりますので、そのキャラとフラトが組むとなった時、フラトも矛の役割を担うことになるかもです!)
151:
フラト [×]
2026-01-08 11:14:30
「戦鎚ト言イ、斧ト言イ、埃巻キ上ゲルノガ好キミテェダナ。旦那、頼ンダゼ!」
(決して器用ではないフラトは、良くも悪くも迷いがない。まずは最初の選択を完遂することしか考えない。土煙で姿が見えなくなっても、まずはこのまま突っ込む。状況に変化を与え、対応を相棒であるアロイジウスに託す。)
「俺ガヤルコトニ変ワリハネェ!グァルルァァッ!!」
(周囲の空気が震えるほどの咆哮をあげ、土煙が上がる、傭兵が立っていた場所目掛け突進する。)
(/アロイジウスは老練ながら鋭い刃のイメージですね。我がフラトは、不器用でゴツゴツしてます笑
サブキャラ!それは楽しみが増えます!フラトも張り切り過ぎて怪我が増えそう笑 それはそうと、正直本流と交わることってないような気がしてます。なので、個人的にはこっちはこっちで、アロイジウス背後さんと構築していきたいな、とか考えてしまいます。フラトの後付け設定や故郷のドラセニア、九頭竜騎士団の設定なんかも頭の中で出てきてます。アロイジウス背後さんとわたしの独自路線、どうでしょうか。ご意見伺えれば、幸いです。)
152:
アロイジウス/傭兵 [×]
2026-01-09 03:10:47
「違うぞフラト!」
(アロイジウスがフラトに向かって叫んだ。閃光と爆音により視界と聴覚が一瞬狂いはしたが、そこからのアロイジウスの対応は早かった。土煙の量は一人隠れられる程度。傭兵は足元に向かって斧を振っていたのだから、そこから一瞬で走って逃げられるはずもない。普通であれば土煙の中で機をうかがっていると考える。
が、アロイジウスは違った。あの腕利きの傭兵がそんな行動をするとは思えない。であれば、どこにいるというのか。周囲にあの傭兵の姿は無い。強いて言えば戦いに慄く依頼主の姿が見えるだけだ。ならばあの傭兵はどこへ行ったのか。)
「"上"だ!」
(アロイジウスが再び叫ぶ。土煙の真上、その空中に傭兵は飛んでいた。否、"吹っ飛ばされた"と言うのが正しいだろう。自らの足元に雷撃を放ち、その爆発的な威力によって自らの身体を空中へ吹き飛ばさせたのだ。その証拠として、傭兵の身体は傷だらけな上にその表情も歪んでいる。おそらくとんでもない激痛が走っているのだろう。だが歪んだ表情の中でも、その口角は高く吊り上がっている。それは勝利の確信の笑みでもあった。)
「今更だ!」
(傭兵は落下しながら斧を振りかぶった。空中からの落下による重力の強い助力があれば、片手斧といえども、その一撃の威力は段違いに上がる。確実にゴーレムごとフラトを叩き潰すことができるだろう。)
「間に合わん……!」
(フラトとアロイジウスの合間には、どうしようもない距離があった。それはアロイジウスがいくら全身の力を込めて走ったとしても、フラトへの攻撃を防ぐことはできない距離だ。)
「……!!」
(だがアロイジウスはこの状況にいち早く気づくことができた。だからこそ、対応も早かった。しかし"それ"がすぐ足元近くにあると気づいた時、まるで奇跡だ、と感じた。そう、奇跡的としか言いようのない展開だった。)
「くたばれ化け物ォォォ!!」
(瞬間、何の予兆もなく傭兵の視界が白くぼやけた。別段見えないわけでもなく、目の前のゴーレムを抱えたフラトのことを認識はできる。だがそれでも、身体の激痛も忘れるほどに意味の分からないその現象は、勝利を目前に浮き足立っていた傭兵の思考を漂白させ、脳の稼働を完全に一時停止させてしまったのだ。)
「は?」
(そしてフラトの頭上には、斧を振りかぶったまま、とぼけた顔をした傭兵が非常に攻撃しやすい位置へと落下してきていた。)
(/傭兵の視界については後でアロイジウスから解説がありますので、ここでトドメを刺しちゃって下さい!
また、サブキャラについての嬉しいお言葉ありがとうございます!
フラト背後さんとの独自路線についてですが、これはすでに本編トピックから離れている「外伝」の時点で成立しているのかな、と。
ただやはり、本編トピ主様の考えた素敵な世界観を我々が間借りさせて頂いていることは紛れもない事実ですので、設定の矛盾等のトラブルリスクを減らす意味でも、打ち合わせトピックで重要な情報等は本編トピ主様に共有すべき、と自分は考えています……。)
153:
フラト [×]
2026-01-09 10:58:02
「…!!」
(アロイジウスの声に、反射的に上を見る。そこには、攻撃態勢の傭兵の姿。フラトの脳裏によぎるのは、敵の一撃をなんとか受け止め、アロイジウスにとどめを任せる、その一点。致命になるであろう敵の攻撃に備えて、フラトは改めて全身に力を漲らせる。しかし、十分な態勢であったはずの傭兵は、まるで憑き物が落ちたかのように、惚けた顔でただ落下してくる。一体なにが起きたのか全くわからない。が、フラトがこの機を逃すはずもない。)
「残念ダッタナァ。テメェモ良イ線イッテタケドナァ。アバヨ、強カッタゼ。」
(手向の言葉を呟きながら、躊躇も慈悲もなく、落下してくる傭兵の頭部を右手で掴み、そのまま勢いよく壁に叩きつける。骨がくだけ、頭の中身を飛び散らし、傭兵は事切れる。新たな返り血が、フラトの鎧を紅く染める。)
(/独自路線の件、ご意見ありがとうございます。では、このまま楽しんでいきましょう!)
154:
アロイジウス [×]
2026-01-10 05:37:04
(戦闘が、終わった。周囲を見渡してみれば、あちこちに傭兵達の死体が転がっている。緊張感が解け、心臓が自らの生存を喜ぶかのように強く鼓動する感覚がした。だが緊張が緩んだせいだろう、気にならなくなっていた生臭い強い匂いが、フラトとアロイジウスの鼻をついた。)
「………また、人血の匂いを嗅ぐことになるとは」
(生物が本能的に忌避する紅色のその液体は、遺跡のあちこちに飛散し、今までの戦闘の苛烈さを物語っている。アロイジウスがフラトに目をやると、その惨状に思わず眉をひそめた。フラト自身の負傷もあるが、夥しい量の返り血が彼の鎧を染め上げているのを見たからだった。)
「身体は大丈夫かね?もっとも、無事とは言えないだろうが……」
(アロイジウスがフラトへそう問いかけた時、その顔には僅かに自責の感情が見てとれた。アロイジウスといえば片足に痺れる程度の電撃を喰らっただけで、負傷などしていない。その反面フラトは傭兵達の攻撃の矢面に立ち、特に電撃の直撃を受けている。もう少しでも早く攻撃に気づけば、フラトの負傷を減らせただろう、という悔いにより、アロイジウスは自責の感情を感じずにはいられないのだった。)
(/ご提案、ありがとうございました!今後も、アロイジウスや他キャラとのやりとりを楽しんで頂ければ幸いです!)
155:
フラト [×]
2026-01-10 09:21:48
「グルルゥ…コンナニ殺ッタノハ…イツ以来ダろうなぁ。さすがに、疲れたぜ。」
(荒い息遣いで両肩は上下し、甲冑の隙間からうっすらと湯気が立ち上っている。立ち込める血と肉の臭いの中、浴びた返り血を拭くこともなく、虚空を見つめ佇んでいる。竜珠の赤い光はおさまっている。そこに、アロイジウスの声がやっと届いたのか、我に返ったように、アロイジウスの方に向き直りながら、その場にしゃがみこむ。)
「正直なとこ、あんまり大丈夫じゃねぇや。へっ、見てくれよ、この有様。どれが誰の力わかりゃしねぇ。とっととひとっ風呂浴びてぇとこだぜ。旦那のほうは、なんともねぇかい?」
(ようやく顔の血汚れを拭い、アロイジウスを気遣う。戦闘中にも幾度か目にしたアロイジウスの異変、手の震えや俯き動くなくなる様、が気になっている。)
(/こちらこそ、ありがとうございます!今後の展開が楽しみです!)
156:
アロイジウス/依頼主 [×]
2026-01-10 16:14:26
「君のお陰で怪我なく五体満足だよ……」
(アロイジウスはフラトの返答を聞き、命に関わるほどの怪我はない事を確認すると、ほっと胸を撫で下ろす。だがやはり、フラトの鎧についた血を見ると、その目を僅かに曇らせた。戦闘による気の昂りもあったために過去の記憶に引きずられることはなかったが、こうして緊張状態が解かれてしまえば嫌でも気分が落ち込んでしまう。)
「う、うわぁぁぁぁ!!」
(突然、情けないとしか形容できない大声が聞こえた。アロイジウスがすぐさま振り返ると、そこには短刀を持って突進してくる依頼主の姿があった。涙と鼻水で顔は濡れそぼっており、その目も様々な感情が渦巻いて虚ろな色をしている。突進に勢いはなく、もはや自暴自棄を起こしているとしか思えないような有様だった。)
「……そういえば、そうか」
(アロイジウスは慌てる事なく剣を鞘ごと抜くと、突進してきた依頼主の腹に軽く一撃を加える。だが依頼主にとっては痛恨の一撃だったようで、うっ、と声を上げると短刀を手放して、転がるようにその場にうずくまってしまった。)
「……まずはこの件についてお話ししてもらいたいのだがね」
(依頼主は痛みに悶えて腹を抱えたまま、憎々しげな視線を二人に向ける。だがその目には怒りだけではなく、恐怖や焦燥、悲嘆や苦痛などの感情も含まれているように見えた。)
「お前達……よくも、よくもぉ……!」
157:
フラト [×]
2026-01-11 09:24:47
「俺のおかげ!?馬鹿言っちゃいけねぇ、旦那。俺は、自分のことで手一杯だったぜ。へへっ。」
(照れ笑いを浮かべながら、謙遜するフラト。アロイジウスの表情を見て、わざとおどけてみせる。そうして、腰をあげ、立ちあがろうとした時、館の主が大声をあげながらアロイジウスに向かっていく。)
「へぇ、逃げ出すかと思ったけどな。へっ、やるじゃねぇか。ま、そうなるだろうけど。」
(武器を持ち、アロイジウスに向かっていくところまでは意外であったか、その後の展開は予想通りのもの。特に慌てることなく、鐵棍を拾い上げ、アロイジウスの元に歩み寄る。)
「さて旦那、こいつどうしたもんかね。」
158:
アロイジウス/依頼主 [×]
2026-01-11 18:17:38
(依頼主がフラトの言葉を聞いて体を震わせた。そのままゆっくりと顔を上げると、表情にありありと恐怖の感情が見てとれる。自分も殺されるのではないか、と不安になっている事が、言わずともフラトとアロイジウスに伝わる程だった。だが特徴的な飛び出た瞳からは、何故か怒りにも似た感情も同時に感じさせる。)
「何故我々を欺いた?腕利きの傭兵を6人も従えて、こんな遠回しな略奪など……」
「わ、私は悪くない!元はと言えば私から資産を奪おうとする連中がいるのが悪かったんだ!」
「奪う?それはどういう……」
「私が古代の遺品を違法に取引しているのを知って、それを盾に資産を掠め取ろうとする連中がいるはず!お、お前達だって、この宝の山を見たら私に言わずに盗んでいたに決まっている!」
(自分からペラペラと事情を話す依頼主の様子に、アロイジウスは思わずフラトを見て僅かに肩をすくめた。どうやら、この依頼主は違法取引によって財を成したが、やがて財を奪われる妄執に取り憑かれた、と言ったところだろう。)
159:
フラト [×]
2026-01-11 20:48:43
「けっ、哀れなもんだぜ、ったくよぉ。こいつらも浮かばれねぇなぁ。こんな小狡い盗人野郎に雇われて、死んじまうなんてな。」
(雇主に蔑みの視線を投げかけ、次いで傭兵たちの亡骸に哀れみの視線を落とす。もはや、殺す気にもならない小物を目の当たりにして、なぜか疲労感が増してしまう。)
「見損なうなよ、盗みゃしねぇよ、こんなもん。旦那、とりあえずこいつふん縛って、街に戻るかい?罪人なら、引き渡しゃいくらかにはなるんじゃねぇか?」
160:
アロイジウス/依頼主 [×]
2026-01-11 23:34:57
「そうするとしよう。確か、この国の犯罪を取り締まっているのは騎士団だったはすだ」
(そう言いながらアロイジウスは辺りを見回した。すると目当ての物を見つけたのか、宝の山の一角に手を伸ばすと、首飾りか何かであろう金色の鎖を取って戻ってくる。)
「……まぁ、致し方あるまい」
「な、何をする気だ」
(高価な古代の遺物を手縄代わりにするのは気が引けたが、背に腹は変えられないとため息をつく。依頼主の両手を後ろに回させると、鎖を手枷のようにして縛り付けた。なんとも皮肉な物だ、とアロイジウスは依頼主を見てそう思った。古代の遺物であくどく儲けた人間が、今やその古代の遺物に文字通り縛られている。光に照らされて煌びやかに光る鎖が、何故だかひどく滑稽に見えた。)
「こ、こんな物で縛るなど……」
「では戻るとしようか、フラト君。街に着いたら馬車か何かを頼んで、彼を連れてデュランダルに戻ろう」
(アロイジウスも流石に疲れたらしく、疲労感がその顔にありありと浮かんでいた。だが、戦闘中に見せた陰りは今は見受けられない。)
161:
フラト [×]
2026-01-12 08:21:54
「よかったじゃねぇか、お宝で縛ってもらって。おら、とっとと行くぞ。」
(後ろ手に縛られた男の腕を引き上げ、連行する。疲労と館の主に対する蔑みが、フラトを苛立たせる。これまでも、依頼の内容とは全く違った仕事もこなしてきたが、今回のそれは、格段に後味の悪いものになった。それもまた、フラトの苛立ちの要因になっている。)
「そんじゃ、旦那、行くとするかい?こいつは俺が捕まえとくからよ。おかしな真似しやがったら、首の骨へし折ってやるからな。」
162:
アロイジウス/依頼主 [×]
2026-01-12 10:15:02
(フラトの凄みを見て依頼主は完全に毒気を抜かれてしまったのか、意気消沈し項垂れながらフラトに従った。)
「そうするとしよう。おそらく、いくつか宝を失敬しても問題は無さそうだが……まぁ、流石にこの量は私達の懐に有り余るか」
(アロイジウスは疲れた顔ながらも、わずかに笑ってそんな冗談を言った。今回の件をギルドにも報告すれば、多少の謝礼金程度は出るかもしれない。何より大資産を手に入れたところで、旅の身であるアロイジウス達にとっては道行の邪魔になる事が目に見えている。)
「それにしても、君が片手斧の傭兵に頭上を取られた時、これが偶然手元にあって良かった」
(そう言ってアロイジウスが拾い上げたのは、汚れや曇りひとつなく綺麗に磨かれた、金縁の小さな鏡だった。)
「咄嗟に思いつきはしたが、正直賭けでもあってな」
(アロイジウスが鏡をフラトの方へと向けると、フラトの胴体が鏡の反射光により、白く染め上げられた。あの時片手斧の傭兵の視界を一時的に阻害したのは、この鏡の反射光だったのだ。よく磨かれ、光を強く反射するが故にできた芸当でもあった。)
163:
フラト [×]
2026-01-12 11:16:19
「そうそう、そうやって大人しくしてろ。」
(すっかり大人しくなった館の主を半ば引きずるようにしながら、アロイジウスの元に歩み寄る。アロイジウスが手に持つ鏡の反射光に照らされた鎧は、白く、所々血の赤に輝き、赤竜の鱗を思わせる。)
「咄嗟の機転。さすがだぜ、旦那。旦那と組んで正解、俺の目に狂いはなかったってことだな、へっへっへ。旦那、その縁起のいい鏡くらいは持って帰っていんじゃねぇか?」
164:
アロイジウス [×]
2026-01-14 07:16:12
(フラトの言葉に一瞬面食らったアロイジウスだったが、鏡とフラトを交互に見ると少し可笑しそうに笑う。確かに、この鏡が無ければフラトがどうなっていたことか分からない。古代の遺物をくすねるのはどうなのかと内心咎めないでもなかったが、鏡の一つくらいは良いかもしれない。)
「……ふっ、そうだな。記念と言ってはなんだが、それも良いだろう」
(ふとフラトの方へと目を向けるアロイジウス。フラトの血に濡れたスケールメイルを見て、まるで紅色の龍だな、と内心感嘆の声を上げる。)
「君の戦い方もそうだが、その鎧を見るとまるで赤い龍のようだな。付いた血を落として、一度手入れが必要だろう」
165:
フラト [×]
2026-01-14 12:45:27
「そうそう、旦那が持っててもバチは当たりゃしねぇよ。旦那が食い詰めたら金にすりゃいいじゃねぇか。がっはっはっは。おっと、すまねぇ、つい力が入っちまった。」
(頼りになる相棒の笑顔をみて、安心したのか心の底から笑いが出るフラト。思わず、館の主の腕を掴む手に力が入り、館の主の顔が苦痛に歪む。)
「おー、竜みてぇってのは、俺たちドラセニア人にとっちゃ最高の褒め言葉だぜ。それを旦那に言ってもらえるとは、体張った甲斐があったってもんだぜ。よーし、旦那の言うようにとっとと街に戻って、血汚れ荒い落とそうぜ。」
(アロイジウスに褒められさらに上気分になるフラト。記憶も取り戻しつつあるようで、自身の出身が口をついて出てくる。愛用のスケールメイルを撫でながら、喜色満面の様子だ。)
166:
アロイジウス [×]
2026-01-15 10:32:00
「……ドラセニア?」
(聞き覚えのない単語がフラトの口から発せられたのを聞いて、アロイジウスは眉をひそませながら首を小さく傾げる。)
「フラト君、いつの間に記憶が戻ったのかね?」
(遺跡の出口に向かいながら、アロイジウスが少し驚いたような顔でフラトへ問う。初めてギルドで会った際には出身が分からない、と言っていた筈だが、フラトの記憶が戻りつつあることにアロイジウスは驚きを隠せないでいた。今もフラトが羽織っている、九つの頭を持つ龍が描かれたマント。見た事がないかとフラトに問われて、自分も心当たりが無い、と言ったことを覚えている。)
167:
フラト [×]
2026-01-15 11:43:10
「そうそう、俺の出身はドラセニアっつうんだよ。実は、旦那と肩並べて戦っているうちに色々思い出してきてな。たぶん、相棒がいるってのが思い出すきっかけになったんだと思うぜ。」
(訝しげに尋ねてくるアロイジウスに、にこやかに説明するフラト。身振り手振りをする度に、館の主の体が大きく上下する。)
「このマントの紋章も、騎士団のことも少しずつ思い出してきたんだよ。ほんと、旦那と組めてよかったよ。頭の中まで世話になりっぱなしだな。へっへっへ。」
(そう言って笑うフラトをよく見ると、傷口の血はすっかり固まり、半ば治りかけている傷さえある。)
(/アロイジウス背後さんとやりとりしている中で、フラトの後付け設定もいくつか思いついてしまい、アロイジウスを驚かせることになってすみません。ただ、アロイジウス背後さんとアロイジウスのおかげで、フラトへの愛着も増してきているところです!本当にありがとうございます!)
168:
アロイジウス [×]
2026-01-15 20:04:23
「そうか……それは何よりだ」
(どうやらフラトの記憶が戻った理由の一つに、自分の存在がある事にアロイジウスは感慨深い思いを抱く。そのせいか、何やら気恥ずかしいような、そんな気持ちも芽生えてきたような気もする。一人で旅をしてきたため、久しく無かった温かい感覚だ。)
「とにかく、一件落着ではある。一度麓の村に戻ろう」
(そう言いながらアロイジウスはそっぽを向くと、照れ隠しのように軍帽を直した。だが本人は気づいていないのだろう、獣人特有の尻尾は、漏れ出た感情を雄弁に語っている。激しくはないものの、ゆらゆらとゆっくり左右に触れる尻尾は、まるで振り子のようだ。)
(/後付け設定、大歓迎です!キャラクターって、喋らせたり動かしたりしてると当初の思ってもみない方向に設定が築かれていく事があるんですよね。創作物では「作者の手を離れてキャラクターが勝手に動く」なんて話もよく聞きます。
かくいうアロイジウスも、最初はもっとクールで冷酷なイメージで考えてたんです。そんなアロイジウスが変わったのも、フラトのおかげと言えます!)
169:
フラト [×]
2026-01-15 22:26:38
「どうした、旦那、急に。尻尾が揺れてるぜ?笑」
(照れるアロイジウスをからかうように、顔を覗き込もうとする。すぐに顔をあげ、ポンとアロイジウスの肩を叩く。)
「ほんとに、ありがとよ、旦那。やっと自分がナニモンか、思い出してきたぜ。へへっ。よし、村に戻るとするか。テメェは大人しくついてくりゃいいんだよ、コソドロ野郎。」
(戦闘中とは打って変わって、温和な表情で礼を伝える。一転、館の主には食い殺さんばかりの迫力をもって、念を押すようにすごむ。)
(/アロイジウス、味があって大好きです!フラトは良い相棒に恵まれました!ありがとうございます!!)
170:
アロイジウス [×]
2026-01-17 06:56:56
(フラトがアロイジウスの尻尾を指摘すると、ゆらゆらと揺れていた尻尾がピタリと止まり、やがてゆっくりと項垂れるようにダラリと垂れ下がる。どうやら尻尾を振っていた事に気づいて、無理やり尻尾の動きを抑え込んだらしい。フラトが覗き込もうとしたアロイジウスの横顔からも、普段よりかは僅かに見開かれた瞳がそう語っていた。)
「……そうか、尻尾が」
(アロイジウスが独り言を呟いて、笑う。それは自嘲の笑みだった。だが嫌味を感じさせるような雰囲気ではなく、むしろ可笑しな失敗を笑って誤魔化すような、そんな笑みだった。)
(/非常に嬉しいお言葉です!こちらこそありがとうございます!フラトとの出会いはアロイジウスにとっても、まさに幸運だったと自分も思います!
さて、今後の展開ですが、フラト背後さんがやりたい展開はありますか?
特に差し支えなければ、依頼主を更迭後、一晩明けた所から再開したいと思っているのですが……)
171:
フラト背後 [×]
2026-01-17 08:54:00
(/おはようございます。アロイジウス背後さんにおんぶに抱っこで申し訳ないですが、アロイジウス背後さんの思うように展開していたたけるとありがたいです!それと、排鉱山編の最後のコマが、アロイジウスの「そうか、尻尾が」なのが個人的にはものすごくハマりました。なんとなく、アロイジウス、フラトのバックショット、あ、依頼主も笑、が思い浮かんで、1人でニヤニヤしてしまいました。今後ともよろしくお願いします!)
172:
アロイジウス背後 [×]
2026-01-18 11:26:15
(/展開についての方針、了解致しました!
尻尾についてアロイジウス的には「え、尻尾振ってた?俺が?マジで?うわぁこの歳でそれは恥ずかしいわ」的なニュアンスですね笑
依頼主はともかくとして、フラトとアロイジウスの二人並んで歩く後ろ姿、自分も目に浮かぶようです!
二人のある程度離れた年齢差もあり、有名な某相棒物の警察ドラマも一緒に思い浮かびました笑
次のイベントの繋ぎとして、アロイジウスの過去の深掘り描写だけ、本人の夢として描写させて頂きたいと思います。長いのでまた連続投稿になりますが、どうかご容赦ください……。)
173:
アロイジウス [×]
2026-01-18 11:40:32
「戦争で人を殺したら、罪に問われるのだろうか」
(ふと気がつくと、何十年も前、かつて下士官だった頃の風景が蘇るように視界に広がっていた。かつて戦争に行っていた頃の記憶だ。水たまりと泥が足を絡み取る塹壕、漂う死臭は鼻をつき、あちこちから聞こえる負傷者の呻き声。そんな最悪な環境でも、人は案外生きていけると知ったのはもっと若かった時分だったか。)
『……隊長って、責任に拘りますよね。人を殺す責任に』
「……責任?」
(この会話はよく覚えている。あどけなさの残る顔つきをした、目の前にいる獣人の女性のことも。)
『無責任な殺人がそんなにお嫌いですか?』
「待て、どういうことだ」
(彼女は兎の獣人で、頭から生えている大きな灰色の耳が特徴的だった。そして彼女の服装は、軍服とその上から部分的に着ている甲冑。それらには血と泥があちこちに付着しており、その装いは彼女の柔らかな表情とあまりにかけ離れていて、違和感すら感じるほどだった。)
『……正義って言葉、何のために生まれたと思います?』
(彼女から問われて、思わず黙り込んでしまう。正義という言葉。軽々しく口に出したようでいて、その言葉には妙に重みがあった。自分が何も言えないのを察すると、彼女が再び口を開く。)
『人を殺して"自分のせいじゃない"って自分に言い聞かせるためです。じゃなきゃ責任……いや、罪の重さに、普通の人間は心が耐えきれませんから』
(彼女の話を初めて聞いた時は、若いのによく考えているんだな、なんて疲れた頭で感じていたが、もっと真剣に聞いておくべきだった、などと今では強く後悔している。)
『隊長はお強い方ですから、耐えれるんでしょう。だから戦争で人の命を奪う行為に、ちゃんと責任を感じられる。でもグラキエス帝国の兵士も、私達ルスキニアの兵士も、あなたみたいに強くないんです』
(自分が強いだなどと考えた事もない。むしろ弱いのではないか、と常々思う。過去に引き摺られて、未だにこんな夢を見るくらいには。)
『責任なんてある訳無いでしょう、戦争での殺人なんて。だって、敵も味方もみーんな、正義ってやつに酔ってるんですから。酔っ払ってる人の行動なんて、無責任なものでしょう?』
(彼女がその幼さが残る顔で、可笑しそうに笑った。声色も変わらないのに、どうしてか酷く哀しげな表情に見えてしまう。)
『まぁその正義に縛られてこそ、出来ない事もあるんですけどね。でも隊長は違う。正義なんかに縛られない。だからこそ』
(瞬間、視界が赤く染まり始めた。彼女の姿が、まるで赤い霧に呑まれていくように見えなくなっていく。何だ、これは。)
『正義なんテ無クとモ、あナタは人ヲ殺セル。ダカら、ヤはり………』
(……いや、違う。彼女はこんな声ではない。第一、そんな事を言うはずがない。彼女は、彼女は、彼女は。)
『 オ前ハ只ノ、大量殺戮者ダ 』
(あぁ、思い出した。あの会話を終えたすぐ後に。彼女は、彼女たちは、私の部下たちは。私の目の前で、斬り刻まれて死んでしまったのだ。)
174:
アロイジウス [×]
2026-01-18 11:41:35
「……これ程早いと、流石に誰もいないか」
(アロイジウスが悪夢から覚めたのは、空が白み始めるくらいの早朝だった。着ていた寝間着が汗で肌に張り付く感触が嫌になり、こうして普段着ている軍服に着替えて外に散歩へ出てきたわけだが、やはり朝の散歩としては早かったらしくデュランダルの街は殆ど静まり返っている。時折小さく聞こえてくる人の声や物音は、おそらく商人達が今日の商いに向けて前仕込みを行なっている音だろう。その音も何やら控えめで、未だ眠りの中にある隣人を起こすまいとしているのがうかがえる。)
「……ふぅ」
(歩いていると、噴水のある広場に出た。広場の端にベンチが置いてあり、アロイジウスはそこに座って空を見上げた。夜の暗さが混じり残る空に向かって、パイプの紫煙を吹いてみる。アロイジウスの口から勢いよく飛び出た紫煙も、やがてすぐさま空中でその勢いを無くし、渦を巻いたり揺らめいたりして消えていく。煙を掴もうと右手を伸ばしてみると、シワのある傷だらけの手が目の前に現れて、何やら感慨深い気持ちに陥ってしまう。デュランダルの街は相変わらず静かだが、アロイジウスの耳の奥では未だに戦いの音が染み付いたように響き続けていた。
武器のぶつかり合う金属音。得物を振り回す時の怒号。肉が裂け、血が吹き出す音。すぐ昨日の戦いで聴いた音が、止む事なく耳の奥で繰り返される。
あの時私は、また人を殺した。正当防衛であろうと何だろうと、人の命を奪ったのだ。だからこそ、あの夢を見たのだろう。)
「……忘れるな、と言っているつもりかね?」
(アロイジウスは白みを増して明るくなっていく空に向かってそう問いを投げかけた。答える者など、誰もいない。)
「そろそろギルドが開く時間か」
(そう呟くと、ベンチから立ち上がってギルドへと向かい歩き始める。しばらくすると、ギルドの建物が見えてきた。煙突から煙が上がっているのを見るに、どうやら営業は始まっているらしい。やがてギルドの建物前に着き、扉を開けて中へと入る。おはようございます、と挨拶してきた職員に対し、おはよう、と手短に返す。食堂を見てみると、こんな早朝でもまばらに冒険者はいるようで、数は少ないがあちこちで朝食を摂っていた。やがて一番奥、端の2人掛けテーブル……最初にフラトと出会った、あの時と同じ席に座り、一息ついて紫煙を吐く。)
(/依頼主を更迭後、互いに宿に戻って一晩明けた所から始めたいと思います!)
175:
フラト [×]
2026-01-19 10:34:53
(アロイジウスとの仕事を終え、体に多少の痛みは残るものの、さしていつもと変わらない朝を迎える。いつも通り身支度をし、いつも通りギルドへと向かう。いつもと変わったことは、自分がどこの何者であるかを思い出したこと、背中を預ける相棒がいる、ということ。そのせいか、ギルドへと向かう道中の景色も違って見える。)
「旦那、ここ相席してもかまわねぇかい?」
(ギルドへ到着し、見知った職員と挨拶をかわす。見ると、相棒と初めて会った席に、あの時と同じように佇むアロイジウスがいる。あの時と同じようにその席に向かい、あの時と同じセリフを、ニヤリと笑って投げかける。)
(/新章幕開けですね!またよろしくお願いします!)
176:
アロイジウス [×]
2026-01-21 06:53:17
(声をかけてきたフラトを見て、アロイジウスは思わず口角を上げた。最初に会った時と同じ声の掛け方をしてきたのを見るに、フラトの調子は悪くないらしい。どうやら傷の具合は良さそうだ。)
「……ここに座っていれば、また来てくれる気がしたよ」
(パイプを口から離して紫煙をゆっくりと吐きながら、フラトに対面側の椅子へ座るようアロイジウスは手を差した。)
「フラト君、朝食は済ませたか?よければ一緒にどうかね」
(/こちらこそよろしくお願いします!新章ではいよいよ考えていた新キャラを出そうと思います!打ち合わせトピックの方に新キャラのプロフィールを本編トピ主様に提出するので、トピ主様から承認頂ければ後々登場させたいと思います!)
177:
フラト [×]
2026-01-21 08:23:06
「へへっ、そうこなくっちゃよ。腹減ってたとこなんだよ。」
(待ってましたとばかりに、ドカッと席につく。傷はほとんど塞がり、アロイジウスが初めて目にしたフラトの姿そのままだ。違う点は、愛用の鎧が、血汚れが落ちなかったのか、うっすらと紅に染まっているところぐらいである。)
「さてと、そういや旦那と飯食うの、初めだな。ますます相棒らしくなってきたじゃねぇか、俺たち。へっへっへ。」
(/新キャラ!楽しみです!そのキャラクターと、フラトがどんな動きをするかも楽しみやなぁ。よろしくお願いします!)
178:
アロイジウス [×]
2026-01-21 09:37:02
(フラトの言葉にアロイジウスは笑みで返すと、手を挙げて食堂の給仕員を呼んだ。朝早い時間だということもあり、まばらに客がいるだけの食堂では給仕員も暇を持て余していたようで、すぐさま飛ぶようにアロイジウスとフラトの席へとやってきて、注文を取ろうと伝票にペンを立てた。)
「お待たせ致しました。ご注文は?」
(机の端に立ててあったメニュー表を流し見ると、一つの品書きに目が移る。アロイジウスは眉を上げながらそれ見つつ、愛想笑いを浮かべた給仕員に自分の注文を伝える。)
「私は……そうだな、フレンチトースト2枚に、ベーコンとホウレン草炒めを。それとコーヒーを頼む。砂糖とミルクはいらない」
(給仕員はアロイジウスの注文を聞いて、朝食とはいえ冒険者がそれだけしか食べないのか、とでも言うような表情になったが、すぐさまフラトに視線を向けると再び愛想笑いに戻り、伝票を抱え直しながら注文を聞いてくる。)
「そちらの方は何になさいます?」
(/打ち合わせトピックをご覧になったかもしれませんが、気の強い女魔法使いとなります!フラトとアロイジウスが近接型である分、遠距離型の援護キャラが欲しいなぁと思いまして。他にも色々考えているサブキャラがおりますので、今後もご期待頂ければ嬉しいです!)
179:
フラト [×]
2026-01-21 10:25:42
「そうだなぁ、俺は…ティーボーンステーキをミディアムレア、ソースは要らねぇから、胡椒効かせてな。あとは、適当にパンと野菜つけてくれ。あ、茹でたジャガイモとゆで卵を3つずつな。」
(アロイジウスとは対照的に、いかにも体格に見合った注文をする。)
「腹が減っては戦はできぬ、ってな。食費がかかってしょうがねぇぜ。へへっ。」
(/拝見しました!気の強い女性に、アロイジウスとフラトがどんな絡みをするのか、楽しみでしょうがない笑
わたしも、余裕がでたら騎士団以外のサブキャラ考えてみます!)
180:
アロイジウス [×]
2026-01-21 11:07:45
(少食なアロイジウスとは打って変わって、朝食とは思えない量と質の食事を頼んできたことに対し、精をつけるにしても朝からこの食事か、とでも言わんばかりに給仕員は驚愕の表情を浮かべる。)
「か、かしこまりました……」
(そんな表情のまま給仕員は注文を伝票へ素早く書き記すと、厨房へと伝えに殆ど小走りになって戻って行く。すぐさま厨房から"冗談だろう!?"という声が聞こえてきたのを鑑みると、厨房の職員達も朝からそれほど重い料理を作るとは思ってもみなかったようだ。)
「……よく食べるものだ」
(アロイジウスも同様、ポカンとした表情になってフラトの食事内容に驚いている。寝起きで働きの悪い胃臓に脂っこい料理を流し込むのを想像すると、実際に食べてもいないにも関わらず胃が縮こまるのをアロイジウスは感じた。)
(/と、とんでもない食事……お年寄りのアロイジウスには真似できない芸当ですね……。
サブキャラについてですが、フラトの在籍?していた九頭竜騎士団について非常に気になっているので、こちらも楽しみにしておきたいと思います!)
181:
フラト [×]
2026-01-21 11:32:18
「まぁなぁ、騎士団の中でも食うほうだったからなぁ。それに、昨日は結構血流したし、その分入れとかねぇとだろ?」
(実は、フラトはドラセニアにおいて『竜の器』と呼ばれる特異体質である。体力、回復力が並外れており、故に竜力付与に耐え得る体となっている。)
「まぁ、体が多少頑丈なのと、よく食うことぐらいしか取り柄がねぇからな笑」
(/実はわたしも食べるの好きなんです笑 それはさて置き、九頭竜騎士団のこと気にしてもらえているなんて、めちゃくちゃうれしいです!お言葉に甘えて、どっかで登場させてみよかな笑)
182:
アロイジウス [×]
2026-01-22 10:17:31
「まぁ、食べ切れるのであれば良いが」
(確かに昨日の戦闘で、フラトが大量に血を流していたのは記憶に新しい。その分のエネルギー補給ということか、とアロイジウスは腑に落ちる。)
「……さて、食事の前になんだが、この件は早めに済ませておくべきだろう」
(するとアロイジウスが懐から革製の袋を取り出し、テーブルの上へと置いた。ジャラジャラ、と音を立てながら置かれたその中には、何枚かの金貨、あとは銀貨が十数枚ほど入っている。これは何を隠そう、昨日の依頼についてギルド側に報告を入れた際の謝礼金であった。件の依頼主を騎士団庁舎へ更迭した後、ギルドへと依頼トラブルについての報告を行なったは良いものの、まるで手切れ金かのようにこの謝礼金を支払われ、これが上限額だからと突き返されたのが昨日の夜のことだった。)
「本来の依頼報酬金の5割にも満たない額だが、まぁ、それなりにはある。この内の7割は君に譲ろう。君が居なければ私も命が無かっただろうからな」
(そう言ってアロイジウスはパイプを咥えると、ゆっくりと紫煙を吸い込み、口の中で転がした後にふーっ、と吐き出す。アロイジウスの言い放った言葉は本心から出たもので、事実フラトが居なければ過去に苛まれていたあの時に命を落としていただろう。)
(/九頭竜騎士団員の登場、楽しみにさせて頂きます!「こんな展開がやりたい」などあればお気軽にお声掛けくださいね!)
183:
フラト [×]
2026-01-22 12:38:42
「食いもん残すのは、性に合わねぇ。もちろん、食える分しかたのんでねーよ。腹八分、って言うしな。」
(コップの水を飲み干し、テーブルに置かれたピッチャーから新たな水を注ぎながら、アロイジウスに答える。)
(アロイジウスがテーブルに広げた謝礼金を見た後に、7割をフラトに、と言ったアロイジウスの顔をじっと見る。食べ物を待つどこか悪ガキのような表情から一変、まさにその道のプロフェッショナルの顔になり、アロイジウスの目をまっすぐにみながら、話し始める。)
「旦那、ふざけたことを言っちゃいけねぇや。俺たちゃ、相棒だよな?だったら、命預けあって、命を拾いあうってことだろ?旦那がいなきゃ、俺はあそこで頭割られて死んでるぜ。つまり、お互い様、ってことだ。だから、こいつはキッチリ半々でいこうぜ。じゃなきゃ、俺は銀貨1枚だっていらねぇよ。」
184:
アロイジウス [×]
2026-01-23 10:07:00
「……」
(フラトの返答を聞いて、アロイジウスは眉をひそめて黙り込んでしまった。パイプを咥えたまま口の端で紫煙を吐きながら、どうしたものかと思案する。正直なところ、老い先短い自分が余分な金を得た所で使い道は限られている。そのため老人特有の、若者への施しとしての意味合いも、あの配分には含まれていた。しかしフラトにとってはあくまで相棒、という立ち位置にアロイジウスは据えられているらしく、そういった気遣いはフラトからすると厭われる行為なのだと、アロイジウスは思い知った。)
「……良かろう、君の心意気を素直に受け取ることにしようか」
(アロイジウスはそういうと、革袋から自分の取り分を取り分けて、残り半分の額が入った革袋をフラトへと差し出した。)
185:
フラト [×]
2026-01-23 20:34:55
「そうそう。そうこなくっちゃよ、旦那。稼げる時に稼いで、食える時に食う。だいたい、いつ死ぬかわかんねぇんだからよ。特に俺たちみてぇな稼業は、だろ?」
(きっちり半分の自分の取り分を懐に仕舞い、屈託のない笑顔を見せる。とそこに、アロイジウスの注文した朝食、少し遅れてフラトの分が運ばれてくる。)
「お、来た来た。さ、旦那、腹拵えして、今日の飯のタネ探しと行こうぜ。」
(/九頭竜騎士団は、国内のトラブルで追われる身となり、国外に脱出。今は散り散りになっている、って感じでなんとなく考えてます。フラトを含む9人の名前と装備は決まってますが、設定を考えて、トピ主さんの許可を得て登場させようと思います。今は、気の強い魔法使いさんとの絡みを楽しみにしています!)
186:
アロイジウス [×]
2026-01-24 15:31:23
「そうだな」
(アロイジウスは短くそう言うと、運ばれてきたコーヒーを一口だけ啜り、ナイフとフォークを持って食事を始めた。ほのかに香る蜂蜜と、振り掛けられたシナモンシュガーの甘くスパイシーな匂いが鼻腔を通って舌根を誘惑してくる。ナイフで一口大に切り取ったフレンチトーストを口へと運ぶと、卵の芳醇な舌触りに、しっとりとしたパンの食感が口の中に広がった。)
「……ほう」
(アロイジウスが感嘆の声を上げる。蜂蜜やシナモンシュガーに頼り切った甘さだけではない。パンや卵もその存在を主張し、甘さを引き立てる役割をしっかりと担っている。どうやらこのギルドの厨房にいる炊事員達は良い腕、そして良い舌を持っているようだった。)
「美味い」
(アロイジウスの食事は淡々としていて、しかし淑やかだった。重ねた年齢による経験から来るその食事の作法は、見ていて不快感を抱かせない。だがその一方、彼の尻尾はその内心を表したように、ほんの少しだけではあるが、ゆったりと動いている。フレンチトーストを迷いなく注文した事から、それが彼の好物なのであろうことは誰の目にも明らかだった。)
(/9人ですか!いやはや登場がさらに楽しみになりました!九頭竜騎士団に関する出来事にも興味が湧いているので、それらが語り明かされるのを心待ちにしております!
さて、次の展開ですが、最初の依頼で人的トラブルに巻き込まれた分、今度はファンタジー世界を活かした純粋な展開にしようと思い立ち、モンスターの討伐依頼を受ける展開にしようかと考えております!魔法使いともそこで邂逅する形にしようかと思っていますが、何か希望等ありますでしょうか?)
187:
フラト [×]
2026-01-25 23:03:42
(アロイジウスの食事の所作とは対照的に、フラトのそれはまさに”喰らう”と表現が相応しい。汚いわけでも無作法と言うわけでもないが、大量の食料を吸い込むように胃袋にいれていく。周りにチラホラいる冒険者たちも呆気に取られる間に、フラトの朝食は済んでしまう。)
「よし、ごちそうさん。ここの飯、うめぇよな。旦那も気に入ってるみてぇだよな。尻尾見りゃわかるぜ。」
(ゆったりと揺れるアロイジウスの尻尾を見て、笑顔のフラト。自身も満足げに何杯目かの水を飲み干し、ナプキンで口元を拭く)
(/ファンタジーの王道にして醍醐味、モンスター退治!フラトも腕がなることでしょうねぇ。楽しみです。魔法使いとの出会いもあって盛りだくさんですね!今の所具体的な希望はありませんが、展開次第で思いつくこともあろうかと思います。その時にはよろしくお願いします!いつもありがとうございます!!)
188:
アロイジウス背後 [×]
2026-01-29 18:06:29
(/大変申し訳ないのですが、私生活の方が忙しく、返信が遅くなると思います……2/1には返信ができるかと思いますので、心苦しいのですがお待ち頂くことになる次第です。)
189:
フラト背後 [×]
2026-01-29 19:52:41
(/わざわざお知らせ、ありがとうございます。まーったく問題ないですよー。ゆっくりと時間を使っていきましょう。まだフワフワしている九頭竜騎士団の設定を考えながら、お待ちしておりまーす。)
190:
フラト [×]
2026-02-05 10:54:33
(微睡の中で、聞き馴染みのある声がきこえる。単なる夢なのか、蘇る記憶の断片か。自分の名を呼んでいる。憧れ、慕い、追いかけた背中。)
「あれは、アーロット団長…?」
『フラト、いつまで寝惚けているつもりだ。思い出せな。我々はなんのために国を出たのか。』
『”竜の器”が聞いて呆れるぞ、フラト。しっかりしろ!』
「カイン副団長も…。」
『フラトさん、アベルさんが散り散りになったわたしたちを探しているはずです。一刻も早く合流しないとなりませんよ。』
「ソフィア副団長まで…。」
(『我らは雷、我らは炎、我らは解き放たれた怒り。我らは盾、我らは剣、我らは光をもたらす者。目覚めよ、目覚めよ、竜の騎士』繰り返し唱えてきた、九頭竜騎士団の心得。仲間たちの声は、再び記憶の霧の中に消えていく。)
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