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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
語り部 [×]
2025-10-06 20:14:56
復讐の夜は、「終わり」ではなく「始まり」だった。
1:
語り部 [×]
2025-10-06 20:16:19
# あらすじ
ある日、街中で一人の少女と一人の男がすれ違う。
そのとき、少女は男の左腕に特徴的な傷跡を見つけた。それは、かつて両親の命を奪った男のものと同じだった。少女は気づかれないように後をつけ、男の住まいを突き止める。後日、人通りのない夜を選んで忍び込み、命を奪おうとした。
しかし計画は失敗する。男は少女の侵入に気づいており、逆に返り討ちにされてしまう。男は当初、彼女をかつての仲間が差し向けた刺客だと考えていた。意識を奪い、遠くへ運んでしまうつもりだったが、もみ合いの中で交わした言葉から真実を知る。少女は、かつて自分が殺した罪のない夫妻の娘だったのだ。
身寄りのない彼女をこのまま外にまた放り出すよりは自分の傍に置いておいた方が安全だと考えて、「ここで殺さない代わりに言うことを聞け」と脅して、少女を傍に置くことにして、二人の歪な生活が始まる。
# 世界観
舞台は20世紀初頭ヨーロッパ、工業化と退廃が同時に進む港町。
古びた石畳の街路と煤けたレンガ造りの建物が並ぶ。表通りには劇場やカフェ、港へと続く倉庫街が広がり、夜ごとジャズやシャンソンが流れるが、裏通りへ一歩足を踏み入れれば、そこは無法と密売、暗殺が息づく影の世界。
この街は長い戦争の余波と権力争いによって荒れ果て、法と秩序は名ばかりとなっている。国家の警察も存在するが、裏社会に深くまで手を伸ばせず、組織や個人の力が生死を決める。武器商人、傭兵、殺し屋、腐敗した役人たちが夜の街を支配している。
# 募集
「男」 or 「少女」
- 男
20代後半~30代前半
かつて暗殺集団に所属して殺しを生業としていた男。罪を犯しながらも法律を掻い潜りのうのうと生きているような人間のみを標的にしていたものの、ある時組織に騙されて罪の無い夫妻(少女の父と母)を殺してしまい、その事実に気付き組織から逃亡、今は組織の追っ手から身を隠しつつ、小さな小屋を拠点としている。
-少女
10代後半
両親を男に殺される現場を目撃、仇を打つ為だけに彼を探しながら生きて来た。身寄りはなく、スラム街でスリをしたり万引きをしたりしながらその日暮らしの生活を繰り返している。街のはずれにある、放置されていたボロ家で一人暮らし。
・ロルは基本150~200程度でさくさくと進めていこうと考えています。展開によって長ロルでじっくりと進めるのも可。
・先の展開はお相手様と相談しつつ決めて行ければと思っております。
・夕方~夜の更新が多いです。こちらは大体一日一レスは返せるかと思います。少し間が空いてしまいそうな時はご連絡します。
\ 以下必須ではありませんが歓迎します! /
・展開に幅が出ると思うので、サブキャラも扱える方だと嬉しいです。
・一日数往復出来る日があると嬉しいですが、必須ではありません。
お相手を希望してくださる方がいらっしゃいましたら、以下テンプレートに記入の上お声掛けください!
▼テンプレート
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# 提供キャラプロフィール
名前:
年齢:
性別:
身長:
容姿:
性格:
その他:
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2:
語り部 [×]
2025-10-07 23:41:40
( / お相手様募集中 )
3:
語り部 [×]
2025-10-10 19:48:00
\ 募集変更 /
『男』もしくは 『少女』の募集とさせていただいておりましたが、内容を改めて当方が『男』を担当させて頂きます。
そのため、以降募集は『少女』のみとさせていただきますこと、ご了承ください!
以下、当方のプロフィールとなります。
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# 提供キャラプロフィール
名前: アルバート
年齢: 28
性別: ♂
身長: 183
容姿: 全体的に柔らかな印象を持ちながらも、どこか影を帯びている。灰が混ざったようなくすんだ金髪を無造作に後ろで束ね、淡い琥珀色の瞳は光の角度によって優しげにも冷たくも見える。左腕には深く刻まれた特徴的な古傷があるが、これは任務で負ったものではないと言う。
身長は183cm。均整の取れた体躯だが、筋肉というよりもしなやかさを感じさせる体つき。
服装はいつも簡素で、白いシャツに黒いパンツ。アイロンの跡もないが、不潔な印象はない。
性格: 滅多なことで怒りや悲しみの感情を表に出すことはなく、基本的には穏やかな性格。面倒見が良く、困っている人のことは放っておけない。ただし、他者に対して一定の距離を取る節があり、深い関係を構築することを恐れている。生まれ持った性質として歪んだことが嫌いで、故にこそ自らの犯した罪に常に苛まれている。
その他: かつて暗殺組織に属していて、依頼を受けて人を殺すことを生業としてきた。罪を犯しながらも法律を掻い潜りのうのうと生きているような人間のみを標的にしていたものの、ある任務で組織に欺かれ、無実の夫妻を手にかけてしまったことを境に組織から脱走。以来、逃亡生活を続けている。
一人暮らしをしている期間が長い割には生活能力はほとんどないと言う致命的な欠点がある。無類の猫好き。
一人称は「俺」、二人称は「君」「~ちゃん」
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質問のみでもお気軽にお声掛けください!
4:
少女 [×]
2025-10-11 17:47:16
(/お声掛け失礼します!復讐劇の先の2人がどうなるのか興味を持ちました。よければ、御相手させていただきたいです。)
名前:リアラ
年齢:17
性別:女
身長:158cm
容姿:癖のない真っ直ぐな母親譲りの珍しいピンクブロンドの髪を背中まで伸ばしている、父親譲りの深い碧色の瞳が特徴的な少女。色白く歳の割に体は細く小さいが、凛とした雰囲気をもっている。薄汚れた格好だが見目は悪くない。
性格:事件を機に人との距離を取り簡単に人を信用しなくなった。根は優しく世話焼きで、困っている人は放っておけない。貴方に対しては恨みを持ち復讐心に燃えている。
その他:幼い頃に両親を暗殺されてから、その犯人を探している。身よりがなく、スリや盗みを働き何とか生きているが、上手くいかず何日も食べられないこともしばしば。スラム街の隅、ボロボロの一軒家でひとりで生活をしている。料理上手な母と幼い頃から料理をしていたこともあり、家事などは得意。
5:
匿名 [×]
2025-10-11 17:56:05
非常に性癖に刺さる危うい関係性に惹かれまして、是非『少女』に立候補させていただきたくお声掛け失礼いたします!
以下にプロフィール提出させていただきます、お手隙の際にご確認いただけますと幸いです。また修正箇所等ございましたら喜んで対応いたしますので、ご検討の程よろしくお願いいたします。
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名前: エヴィ
年齢: 17
性別: ♀
身長: 156cm
容姿: 顔立ちには年相応の未熟さを残しながらも、常に表情は暗く沈んでいる。光を宿さない伏し目がちな瞳は澄んだ青色。ホワイトブロンドの髪は手入れが行き届いておらず、ただ時間経過で伸びただけのロングヘア。前髪は若干目にかかる程度の長さで雑に切られている。栄養を満足に取れない日々のため身長もそう伸びずやや小柄、相応に体格も華奢。普段は顔を隠すためフードのついた服や動きやすいパンツを好むが、襲撃の夜は両親から最後に買い与えられた黒地のワンピースを着用。
性格: 生きるため、復讐を果たすためならば何でもするという胆力がある。自分の体格では大抵の相手には勝てないと理解しており、ずる賢い。猫を被るのが得意で、同情を買って物を強請ってみたり、無垢を演じて油断を誘うような手段を使う。両親が亡くなってからの荒んだ生活の影響で他人に弱みを見せることを嫌い、演技ではなく素で甘えることを苦手とするが本来は明るく人懐こい性質だった。
その他: 両親に可愛がられて育った一人娘。ある日いつものように友人と遊びに行き、帰宅した所で両親が殺される現場を目撃。いっそあの時一緒に殺されていればという希死念慮を抱えつつ、唯一の目撃者である自分が復讐を果たさなければという使命感で生き長らえてきた。
年頃の少女らしく可愛らしいものを愛でる一面も持ち合わせ、住処の窓際には道端で摘んだ花が生けられた適当な空き瓶を飾っている。
一人称は「私」、二人称は「アンタ/お前」
6:
語り部 [×]
2025-10-11 21:41:28
素敵なお嬢様方、立候補頂きありがとうございます…!
どちらのお嬢様も大変魅力的で、非常に判断に迷ったのですが、
今回はエヴィ様にお相手頂きたいと思っております!
>4
リアラ様、素敵なプロフィールと共にご応募頂きまして心より感謝申し上げます…!
主の力不足でご一緒させて頂くことが叶わず申し訳ございません…。
リアラ様、リアラ様の背後様にも素敵なご縁があることを願っております。
>5
この度はご応募頂きましてありがとうございました。
素敵なお嬢様にお会いできて光栄でございます…!
設定につきましてもお褒め頂きありがとうございます。
これから息子共々何卒よろしくお願いいたします!
特に希望が無ければ、襲撃の夜から開始させていただく予定ですが、そちらで宜しいでしょうか…?
7:
匿名 [×]
2025-10-11 23:20:11
この度はお相手に選んでいただきありがとうございます。こちらこそ、娘共々よろしくお願いいたします!
開始点につきまして、そちらで問題ありません。また声掛けの際には記載し忘れてしまったのですが、当方サブキャラの使用も大歓迎ですので、必要になった際には是非お気軽に言っていただければ…!
8:
語り部 [×]
2025-10-12 09:38:50
ありがとうございます、それでは襲撃の夜から開始させて頂きますね。また、サブキャラの使用につきましてもご快諾頂きありがとうございます!こちらも適宜使用して参りますので、必要そうなタイミングになりましたらご相談させてください!
展開などで気になる点がございましたら、いつでもお声かけください!
たいへんお手数ではございますが、お手隙の際に侵入の場面から初回ロルを回していただければと思いますので、よろしくお願いいたします……!
9:
エヴィ [×]
2025-10-12 19:40:36
数々のお気遣い、ありがとうございます!
下記に初回ロルの方置かせていただきました。一旦侵入するに留めてしまいましたが、もう少しアクションが欲しいなど何か修正点ございましたら何なりとお申し付けください!また、その他にも苦手な表現方法や言い回し等々、気になる点がございましたらどうか遠慮なくご指摘いただければと思います。
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──…っ……よし…。
(日常を一瞬にして奪い去って行った憎き男を街で見付けて早数日。忘れもしないあの日から数年の時を経て、漸く本懐を遂げる日がやってきた。興奮か緊張か、激しく脈打つ心臓を落ち着けるように深く息を吐き出して。小屋の灯りが消えたのを確認したのはもう数十分は前のこと。隙間から覗き見る程度では暗い室内を完全に把握など出来てはいないものの、物音一つしない状況から考えるに寝静まった頃だろうと当たりをつけては、音を立てないよう極々ゆっくりと扉を押し開き。)
10:
アルバート [×]
2025-10-13 10:50:35
初回ロルのご提出ありがとうございます!全く問題ございません。静寂の中に緊張感の滲む素敵なロルで、今後の展開がとても楽しみです…!
当方のロルに関しましても、気になる点等ございましたら遠慮無くご指摘ください!
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(浅い眠りの最中、玄関の扉が軋む僅かな物音と衣擦れの音を拾い、薄く瞳を開く。侵入者の気配に瞬時に意識を覚醒させる癖は暗殺組織に身を置いていた頃から変わっておらず、片時も離さず傍に置いているナイフの位置を横目で確認すると、静かにまだ姿の見えぬ相手との距離を測った。玄関から自分が横になっている古びたソファの置かれたリビングまでは5~6歩もあれば到達するだろう。静かに息を吐き神経を研ぎ澄ませ、侵入者を制圧するタイミングを図り。)
11:
エヴィ [×]
2025-10-13 15:32:38
稚拙な文に勿体ないお褒めのお言葉、恐縮です。ありがとうございます…!こちらも特に気になる点等はなく、大変読みやすく、続けやすいロルでお返事いただきまして今後のやり取りがますます楽しみです…!
改めまして、これからよろしくお願いいたします!
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(小屋へ侵入し数歩足を進めた頃、ソファに横たわる人影を視界に捉え。そのまま足音を立てないよう静かに近寄り、眠る標的の姿を改めて確認するよう左右へ視線を動かす。途中、今日まで唯一の手掛かりとしてきた左手の傷が目に留まれば、袖に忍び込ませていたナイフを取り出して。決して許されない失敗と、初めて人を殺めることへの恐怖から微かに震える手を制御すべく、両手でしっかりと得物を握り締めてはその首をめがけて振り下ろし。)
12:
アルバート [×]
2025-10-13 21:04:26
ロルについて問題無しとのことで安心いたしました…!襲撃の夜に関してのみ展開が確定しておりますので、確定ロルを使用させて頂くことご容赦ください…!何かありましたら、いつでも背後にお声掛け頂ければと存じます。それでは、背後は一度こちらで失礼いたしますね。
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(侵入者の足音は想像以上に軽く、子供か小柄な女性かと想像を巡らせる。自分が横になるソファのすぐ横まで忍び寄った気配が刃を振り翳したのを感じ取ると、咄嗟に手を伸ばしてその細い手首を強い力で掴んだ。空いた片手で近くに置いていたナイフを掴むと少女が手に持っていたナイフを正確に弾き飛ばす。そのまま腕を軽く捻って均衡を崩せば、勢いを殺した状態で床に押し伏せた。暗殺者らしからぬ格好をした未だ幼さの残る少女の顔を一瞥すると、その正体を見極めようと瞳を細め)
……ふうん、夜這いにしては物騒じゃないか。……君、誰?組織の連中?にしては随分素人みたいだけど……。
13:
エヴィ [×]
2025-10-13 23:43:50
襲撃の夜に関しては勿論ですが、過度なものでなければ確定ロルも問題ございません。あまり気にせず、展開によって適宜ご使用いただければと思います。それではこちらも失礼いたしますね、いつでもお気軽にお呼び出しくださいませ!
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…ぁ、……ッ!?
(キン、と高い音を立てて容易く手を離れていくナイフをつい目で追ってしまった次の瞬間、しまったなどと思う暇もなく背から伝わる冷たく硬い感覚に失敗を悟る。男の意識を覚醒させてしまった時点で勝ち筋は殆どなくなったと理解しながらも殺意が消沈することはなく、訝しむ視線に睨み付けて返しつつ自由のきかない腕の代わりとなる次の手を画策しては膝を折りたたみ、腹部を狙って蹴りを入れようとして。)
ッ……お前に名乗るつもりなんてない、組織なんてものも知らない。私は私の意思で、この日が来ることだけを、ずっと……!
14:
アルバート [×]
2025-10-14 08:26:29
やっぱり組織の追っ手じゃ無いんだ。そうだよね、ワンピースで仕事してる子、見たことないし。……ああ、ほら、年頃の女の子がそんな格好で足を動かしたらいけないよ。ちょっと、ごめんね。
(改めて落ち着いて少女を観察すると、痩せぎすではあるものの大きな生傷のようなものは見当たらず、組織の追っ手ではないと言う言葉にも合点が行った。しかし、追っ手では無いとすれば、会ったことも無い年端もいかない少女に明確な殺意を向けられる心当たりも無い。対処に困ったように眉を下げつつ腹部を狙う足の動きに、咄嗟に膝を内側へと入れて防御すると、床に押さえつけていた手首を頭上で一つにまとめて片手で動きを封じ、もう片手で乱れかけていたワンピースの裾をさっと直し)
……君、どこかで会ったことある?見覚えがあるような……
15:
エヴィ [×]
2025-10-14 18:58:32
……お気遣いありがとう。手を離してくれたら、こんなことする必要ないんだけど。
(攻撃をいなすどころか衣服を整える余裕すらあるその様子に、思わず舌打ちが漏れる。嫌味の一つを零しつつ、この状況をどう打破するべきかと思考を巡らせたところで投げられた問いは予想外のもので目を見開いた。てっきり被害者の顔などとうに忘れ去っているものと思い込んでいたが、そうとなればこの機会を逃す訳にはいかない。軽く首を振って顔に掛かる髪を退かすと、両親の面影を残す顔を見せ付けるように顎を上げて男の目を見据え。)
見覚えあるのは私じゃなくて、私のお母さんとお父さんでしょ。……思い出した?何年か前に殺した、夫婦の顔。
16:
アルバート [×]
2025-10-14 22:11:37
夫婦、…………
(少女の顔を隠していた髪が払われ顕になったその顔立ちを見て、思わず息を飲んだ。幾度後悔したか分からない、忘れるはずもない、あの夜に自らが手に掛けた罪の無い夫婦のそれぞれの面影が色濃く刻まれたその顔。家を出る際に最後にすれ違った、帰宅したばかりの幼い少女の姿が脳裏に浮かび、無意識の内に瞳を見開く。あの夫妻が罪の無い人間だったと知った日から、あの夜にすれ違った少女のことを気に掛けていたが、成長して自分の前に現れるとは。彼女の手で人生に幕を閉じるのならばそれでも良いという思いが静かに心の内に湧いたものの、同時に痩せ細った体、伸ばしっぱなしになっている髪を見れば、孤児となった彼女がどのような生活をしているかは想像にかたくなかった。僅かの間、迷うように口を噤んでいたものの、決心したように一度瞳を閉じると、右手に持ったナイフを、相手の肌を傷つけないよう留意しながらその首筋へと宛てがい)
……なるほどね、合点が行ったよ。
さて、と。君も殺されたくなかったら大人しく俺の言うことを聞いてくれるかな。
これでも一応暗殺稼業からは退いてるから、あまり手荒なことはしたくないんだよ。
17:
エヴィ [×]
2025-10-15 00:25:07
(押し黙った男の反応を見るに、どうやら心当たりはあるらしい。殺人を生業とするような者でも、多少なりとも罪悪感は持ち合わせているものなのだろうか。そんな考えが過ぎった矢先、首筋からひやりと金属特有の冷たさが伝えば息を呑む。それが引き金となるようにして、目の前の男が人を殺めた瞬間の光景がフラッシュバックした。あの日、両親と共に死んでいたならと幾度となく考えて過ごしてきたはずが、いざその状況に直面すると本能的に体が強ばる。反抗することばかり考えていた頭は途端に従順性を覗かせ、揺れる瞳には恐怖が滲み、薄く開いた唇からは微かに震える吐息を零して。)
ぃ、……言うこと、って、なにを……?
18:
アルバート [×]
2025-10-15 08:29:26
ここで、俺がいいって言うまで俺と暮らすこと。約束出来るなら命は取らないであげるよ。…あ、動かないでね。切れちゃうから。
(どれだけ罪悪感を覚えていても、ナイフを握る手は震えも無く至って冷静で、自分と言う人間の残忍さに自嘲の笑みが零れてしまう。恐怖の色がありありと浮かんでいる少女の瞳を見詰め、有無を言わせぬ圧をかけるように刃を少しだけ強く押し当てた。こんな手段しか取れない自分のことを情けなく思う気持ちを抱えつつも、選択肢を徐々に奪うように淡々と言葉を続け)
怖いんでしょ、死ぬの。痛いの、嫌だよね?何が賢い選択か……よく考えてごらん。
19:
エヴィ [×]
2025-10-15 12:54:03
……わ、かった。…わかったから、ちゃんと、アンタの言う通りにする、
(確実に急所に食い込む刃に、こくりと小さく喉を鳴らす、心音が激しくなっていく。不意に見せた笑みの意味も、手元に置く意図も全く理解出来ず、ただただその得体の知れなさに肌が粟立った。駒にでもされるか、或いは慰みものにでもされるのか。いくつかの顛末を想像した末、観念したように目を伏せては体から力を抜くことで降参の意を示し、声色は弱々しく。)
だから、ころさないで、……
20:
アルバート [×]
2025-10-15 21:00:00
うん、賢明な判断だね。あ、今ので分かったと思うけど、君じゃ俺を倒せないから余計な気を起こさない方がいいよ。体格も経験値も違いすぎる。はい、じゃあこれは返すね。護身用に持っておいた方がいい。
(漸く腕の下で大人しくなった少女を見て首筋からナイフを離すと、一纏めにして押さえつけていた手首を解放する。片手を床について立ち上がると先程弾き飛ばしたナイフを回収し、おもむろにそれを差し出した。自分の目の届く場所に居る内は良いが、隙を見て脱走を図ったり、あるいは留守にしている時に組織の人間に襲撃されたら危険だという判断で、すっと瞳を細めると相手を見詰め)
俺との約束を守ってくれるなら、安全な暮らしを保証するよ。一つ、俺が良いって言うとき以外は勝手に外に出ないこと。二つ、俺の命を狙わないこと。どうかな、簡単でしょ?
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