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異能世界で送る学園生活/31


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21: 雪弦 静 [×]
2025-10-03 23:59:30


>20

……黒宮、さん。いえ、大したことでは……その気さえあれば貴方にも読めるかと。まあ、この本はお薦めしませんが。

( 視線を受付に立つ図書委員へと定め、一拍置いてから名前を呼ぶ。今日の担当は彼女だったか、とつい先程言葉を交わしたばかりの副会長の姿が脳裏を過ぎった。同じ蒼い瞳を持ちながらも、校庭で向けられた嘲弄の色とは程遠い人懐っこい光を宿していて─その落差に無意識か双眸を細め苦々しさが滲みかけるも、表情を大きく崩すことはなく淡々と、しかし棘はなく応じて。最も、一見正反対に見える姉妹だが本質がどうなのかは自分には分からない。同学年で彼女が図書委員という関係上勿論面識こそあれど、人間性に触れるほど深い関わりはないのだから。そんな疑り深い思考を胸に抱きつつ返却処理の終わりを待ち。)



22: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-04 07:08:55

>21

う~ん…読めるかなぁ…あ、そうそう。今日は利用者が少なくて暇なんだよねぇ。雪弦くんが良ければお喋りに付き合ってもらいたいな~…なんて。ダメ…かな?

(その気があれば読めると言われるも、燈香は自信なさげに首を傾げた。おすすめしてないみたいだしまあいっか、と早々に自分の中で折り合いを付け、手早く返却処理を済ませて本を預かると、興味津々な様子でカウンターから身を乗り出してそのまま話を続けた。普段ならそれなりの利用者がいることもあり返却処理後に雑談にふける時間もないのだが、今日の図書室は見ての通り閑散としている。同級生で、尚且つ図書室によく出入りしている静と交友を深められるチャンスではないかと思い至り、こうして呼び止めているようだ。身長差もあり、上目遣いで静の返答を待つ姿はまるで小動物のよう。暇を持て余したら目に付いた誰かに絡むという行動原理は姉と同様だが、その目的な全くの別物であった。)

23: 雪弦 静 [×]
2025-10-04 12:04:17


>22

お喋り、ですか。……構いませんよ。副会長の妹さんからのお誘いを断る理由はありませんし、お付き合いしましょう。

( 思いがけない誘いに一瞬の間を生むもふっと口元に薄い笑みを浮かべる。それは愛想ではなく思案の影を帯びたもので。本来であれば無駄話に興じる必要も無く適当に断る所だが、今は彼女が黒宮の名を持つ以上無碍に扱うべきではないと判断した。つい先程、姉である副会長から目をつけられたばかりなのだ。副会長の内側、また妹である彼女がどのような人物か。言葉を交わせば何かしら糸口を掴めるかもしれない。彼女に罪は無くとも、その血縁関係は紛れもない事実なのだから。当然自らの性格がよろしくない自覚はある。小動物のような愛らしささえ感じる眼差しを受け止めながらも、胸中に打算を潜ませたまま表面上は穏やかに応じ、「副会長の妹」という呼称を敢えて差し込み彼女の反応を窺って。 )



24: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-04 13:00:29

>23

やったぁ!でもでも~…副会長の妹って言い方はなんか引っかかるなぁ…私は私として見てほしいの。だから燈香って呼んでほしいな。私も静くんって呼ぶから!

(了承を得ると嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねて、身体で喜びを表した。オーバーリアクションにも見えるがこれが彼女の素である。しかし、副会長の妹として見られることは気に入らないようで、頬を膨らませて分かりやすく不機嫌な様を示した後に、一転してキラキラした瞳を向けて、自分自身を見てもらう手段として互いに名前で呼ぶことを提案した。手法は違えど距離の詰め方が強引なのは姉譲りなのだろう。)

25: 雪弦 静 [×]
2025-10-04 14:09:36


>24

は、はあ……では、燈香さん、ですね。……全く仲良くもないのに、名前で呼ぶのはなんだか違和感が……。

( 無邪気に跳ねて喜ぶ姿に意表を突かれ軽く眉根を寄せる。副会長と同じく強引さを感じさせはするが、そこに横暴な圧迫感はない。むしろ悪意の欠片も感じさせず距離を詰めてくる様子は、此方の探りを容易くすり抜けられてしまいそうで厄介だとさえ思った。生憎と純粋な交友を望んでいない上、元々人付き合いとは縁遠い性質である自身にとって、こうした無垢な押しの強さは居心地の悪さを覚えるもので。自然と声色には淡い困惑が滲み、思わず「仲良くもないのに」と彼女の強引さを刺すような本音を零してしまい。)



26: 流 ことは [×]
2025-10-04 14:55:14

>all

__ 小生の器に音を注ぎ、試してみませんか? 安全で、そしてきっと少し愉快な結果になりますゆえ。

(秋の気配を孕む風が頬を撫ぜ髪を攫う正午。中庭にて奏でられた小さな音は誰に応えられることもなく、静かに空へ溶けていった。怪訝そうに向けられた瞳をものともせず、両の掌に淡く光を宿す水晶…発明品を彼女は抱えている。慈しみと微かな誇らしさをその瞳に宿し、発明品へ視線を落としながらひとつの木陰に腰を下ろした。そっと手を翳す、それだけでも良いのに……なかなか難しいものですな。唇に穏やかな笑みを浮かべ乍も眉尻は僅かに下がり、吐息ともつかぬ息が零れた瞬間__きゅるると腹の虫が盛大に鳴く。余程恥ずかしかったのだろう。片手を腹部に添えては、逃げるように言葉を並べ。)

ふむ、実に正直な音……やはり甘味は常備せねば。これでは研究も小生も進めませんからね

27: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-04 17:09:48

>25

えっ……あ~…ごめんね。嫌だった…?最近、皆に避けられてる気がしてて。マイペースな…あっ、悪い意味じゃなくてねっ…!静くんだったらお友達になれるかもしれないって…そう思ったんだけど。押し付けがましかったよね…?ほんとに嫌なら…呼び方も直すから…

(悪名高い黒宮派の存在のせいで周囲の人間から距離を置かれていることに燈香は耐え難い孤独を感じていた。そんな中で、同級生で本が好き、そして派閥争いなんてものに興味がなさそうな静とならもしかしたら友人になれるかもしれない…そんな淡い希望を抱いていたが、彼がふと零した本音に、それは単なる独りよがりなんだと思い知らされる。あまりのショックにしばらく固まったかと思えば、瞳に涙を溜めて謝罪した。思えば自分の主張を通すのみで、碌に彼の意思を確認していなかったことを反省すると、震える声で、嫌なら呼び方を戻すと付け加えて。)

28: 桃園 ひまり [×]
2025-10-04 18:40:41

>all

……チョココロネ、売り切れだった……お、怒られる……よね……

(ひまりは小さく身を縮め、購買袋を胸に抱えたまま校舎の廊下を歩いていた。袋の口からはほんのりと甘い香りと焼きたての温もりが漂っている。けれど、それはひまり自身のものではない。上級生の女子たちに頼まれたパンだ。突然頼みがあると声をかけられ、反射のように「分かりました」と答えてしまった…もう、何度目だろう。何か言おうとするたびに、喉の奥が詰まってしまう。買ってくるパンの種類を間違えたり、売り切れていたり。それだけで役立たずと笑われるのも、もう慣れたはずなのに。今日もまたきっと、そうなる…そう思えばどんよりと暗い表情を浮かべ、涙を滲ませながら。まるで処刑台へと歩かされる罪人のようにひまりは静かに足を進めた)

29: 雪弦 静 [×]
2025-10-04 21:37:03


>27

な……何故、泣くんですか。

( 目の前で瞳を潤ませる彼女の姿があまりにも予想外で、一層困惑の色を深めると言葉を詰まらせた。まるで些細な言葉に過敏な反応を返されたようで、内心ではこんなことで泣くのか、と呆気に取られており。他者との関わりが気薄であるが故に、誰かが泣く理由が自分にあるというのが不思議でどうにも落ち着かず。ほんの一言でそこまで傷つけてしまったという事実に、面倒だと思う以上の罪悪感が胸の奥に芽生えた。どう宥めればいいのかよく分からないが、嫌悪から出た言葉ではないとだけは伝えておくべきだろうと考え。)

その……別に嫌だとは思っていません。距離感に少し戸惑ってしまっただけで。……確かに言えることは、貴方が嫌いというわけでも、避けたいと思っているというわけでも決して無いということです。僕は平等に、誰に対しても距離を取っていますから。

( 微かな気遣いも混ざった真摯な声音で淡々と口にした言葉は、慰めのつもりでありながら彼女も含めて誰に対しても無関心だという宣言だった。心の内では相応に戸惑いを抱いているからこそ、それがどう受け止められるか慮る余裕もなく。ただ真実を捧げることで不器用にも弁解を示したつもりで。)



30: 黒宮 燈香 [×]
2025-10-05 15:21:25

>29

そっか…それじゃあ…まだお友達になれるチャンスがあるってことだよね…?すぐには無理でも、私…静くんにお友達って認めてもらえるよう頑張るから…!

(嫌ではなかったと、それだけ聞いて心の中で安堵する。嫌われていないのならまだ友達に至るチャンスがあるかもしれない。姉を理由に距離を置いている訳ではないのなら尚のことである。その希望を胸に立ち直ると、涙を拭い、真っ直ぐな瞳で自分の意気込みを語って。初めてまともに言葉を交わした程度の相手に見せるここまでの執着、方向性が違うだけでやはり本質は姉と同様なのだろう。加虐心と友愛心、同日に姉妹からそれぞれ異なる感情を向けられる静はもはやそういう運命にあるのかもしれない。)

31: 雪弦 静 [×]
2025-10-06 20:24:51


>30

……随分と前向きなんですね。僕には到底真似できません。しかし……どうしてそこまで人と関わりたがるんですか?

( 自らの淡白な言葉さえも希望に変える前向きな返答に、苦笑ともため息ともつかぬ息を零す。こちらを見つめる瞳には先程の涙の名残が残っていて、必死さを隠そうともせず頑張るとまで言い切ったその姿に理解が追いつかない。何故、ここまで真っ直ぐに人を求められるのか。姉の影に縛られた孤独がそうさせているのか、それとも彼女自身の持つ天性の光なのか。人と交わることは煩わしく、時に傷を負う行為だというのに。答えを探すようにほんの僅かに瞳を細めると、嘲る意図も無い純粋な疑問を投げかけて。 )



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