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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
481:
三月兎 [×]
2025-12-31 18:24:15
>オルカード
(未来を約束する言葉が軽口だって分かってる。演技がかった所作だって、冗談半分の誘いなのだろうと。それでも、“来年も”なんて言葉を向けられて、何も感じないほど出来てはいなかった。困ったように、でもどこか楽しげに笑いながら、視線を一度だけ外す。雪に覆われた庭園は相変わらず白くて静かで、冷たい空気が頬を刺すのに、不思議と寒さはない。やがて観念したように、差し出されたその手を取り「来年だけで足りると思ってんの?」そう伝えるのは冗談めかした声色で「ポーカーだろうが、ツリーだろうが、アリスが僕を選んでくれるなら僕は来るよ」そう言って、握った手を一度だけ軽く持ち上げる。ダンスの導入みたいな、不器用で気取った仕草。最後に、握ったままの手を離さず、少しだけ距離を詰めて。「聖夜だろうが、平日だろうが──ね。」それはこの楽しさが今夜だけではないと、クリスマスが終わったとて楽しいことは沢山あるのだと含ませるように口にして。白い庭園に、二人分の足跡が並ぶ。溶けて消える雪の中だけど、今夜の思い出もこれからへの期待も、それだけは確かに残る気がして。)
482:
赤の女王 [×]
2025-12-31 18:24:45
>ウィリアム
(/初めまして、素敵な息子様の迷い込みをありがとうございます。プロフィールに不備など見られませんでしたのでこのまま息子様の登録をさせて頂きます。早速赤の女王にてお迎えに上がらせて頂きます。もし交流の中で絡みにくいなどありましたら指名主も変更できますのでいつでもお声がけください…!)
___。(今日はなんだか気分がよかった。体が動かしやすく、呼吸も安定している。こんなにも調子がいいのは久しぶりで、だから薔薇の香りを浴びに行きたくなったのだ。連れそうというメイドの声も、心配を露わにする側近の赤の騎士の声も、止めた。今日はどうしても一人での散歩がしたかったのだ。暖かい日差しと、柔らかな風が髪を揺らすのが心地よくてつい表情が柔らかなものになる。庭園を歩く道は久しぶりで懐かしさすら感じてしまう。ああ、アリスの頃はここをよく歩いたものだと自然と目元が撓む。そんな時、視界の先に背の高い男性を見つけた。それは美術館で展示されるような美しさを持った男性、周りを伺うようなその様子から彼がいまこの国に招かれたばかりなのかもしれないと察する事ができた。そうでなくとも、人を迷わせるこの庭園で迷子になっているアリスなのだろうと。ふわり、と淡く小さな花が咲くような微笑みを蓄えて大きいとは言えない繊細な声で話しかけて)香りに惑わされていたでしょう。薔薇はね、優しい顔をして人を捕まえるの……ようこそ、アリス。赤の城へ
483:
ウィリアム・ヴェイン [×]
2025-12-31 21:27:36
>赤の女王
(/登録ありがとうございます!これからよろしくお願いいたします…!)
( 近づいてくる軽やかな足音に、思考の糸を強制的に断ち切られた。弾かれたように身体を翻し、音がした方へと視線を向ける。知らない顔、知らない佇まいの女性がそこに立っていた。この世の春を一身に集めたような彼女は、花が綻ぶような柔らかな笑みを湛え囁き声で話し始める。しかし、発せられた言葉の内容──自分が置かれている状況と困惑のすべてを掌の上で眺めているかのような言い回しに、心臓がどくんと嫌な音を立てた。まるで喉の奥を冷たい指先でなぞられていくような感覚に、咄嗟の返事が口をついて出ない。彼女の表情には微塵の敵意も悪意すらも混じっていないからこそ、その無垢な振る舞いをどす黒いインクで塗り潰していくような警戒心が内側からじわりと湧き上がった。異様な静寂と咲き誇る赤い薔薇。なぜここにいるのか心当たりがないこと。これらすべてが彼女という目の前の「異物」と繋がっているのではないかという疑念。それが霧みたく脳内に立ち込めて、黙ったまま向き直ったあとまずは何と言うべきか慎重に考える。数秒の沈黙が永遠のように長かった。「……君が俺に、何かしたんだろうか」絞り出すようなその声は、濃厚な薔薇の香りに溶け込むことなく二人の間に突き刺さって )
484:
赤の女王 [×]
2025-12-31 22:19:36
>ウィリアム
(問い掛けを受けた瞬間、一度だけ瞬きをした。驚いたのではなく、まるでその言葉が来ることをずっと前から知っていたかのように。薔薇の間を渡る風に金色の髪が静かに揺れ、桃色の瞳がまっすぐに彼を捉える。その眼差しは柔らかく、けれど逃げ場を与えない深さを湛えていた。「……いいえ。少なくとも、“あなたに何かをした”つもりはないわ。無理に連れてきてもいないし、縛っても、騙してもいない」囁くような否定だった。甘い声音なのに、はっきりと境界を引くような確かさがある。赤いルージュを引いた唇がわずかに弧を描き、微笑みは崩れないまま一歩、薔薇を踏まぬ距離だけ近づく。そう言ってから、少しだけ首を傾げる。その仕草はどこか母が子を諭す時のようで「でも……“ここに来るきっかけ”を作ったのは、私かもしれないわ」薔薇の香りが、彼女の言葉に合わせるように一段濃くなる。彼の警戒を責めるでもなく、正そうともせず、ただ理解しているという顔で続ける。「怖いでしょう。知らない場所、知らない女。しかも、あなたの困惑を知っているような口をきく」一拍、間を置く。その沈黙すらも彼女の支配下にあるようで「安心なさい。あなたが思っているほど、私は敵じゃないわ」桃色の瞳がわずかに細められ、そこに一瞬、懐かしむような影が落ちる。「……私もね。昔はあなたと同じ顔をして、この庭園に立っていたの。理由も分からず、ただ“選ばれた”だけのアリスとして」薔薇へと視線を流し、指先で花弁に触れる寸前で止める。棘には触れない。「だから分かるのよ。今、あなたの胸の奥で何がざわついているのか」再び彼を見る。その目は逃げない。)あなたがここにいるのは、私の悪意じゃない。……少しの運命の悪戯
485:
ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-01 12:17:26
>赤の女王
( 嬉しいとも悲しいとも伝わってこない声色で、彼女はつらつらと話した。「要領を得ないな」そう呟くと考え込むように、あるいは身を守るように腕を組み、左手の人差し指をトントントンと打ち付ける。初対面の女性に苛立ちをぶつけるほど愚かではなかったのであくまで独り言のつもりだったが、そう気が長い方ではない自覚はあった。こちらを見つめる桃色の瞳を覗き込むようにして見返す。嘘をついているとは感じられない。得られたものは誠実さの類だった。「選ばれた……運命の悪戯?」放たれた言葉の中からここへ訪れてしまった理由を推測出来そうな単語を抽出して、噛み砕くように繰り返す。どれも記憶の端に引っかかるものではない。一度思い出すのを中断していた昨晩のことをもう一度手繰るべく目を伏せた。昨日は確か仕事の休暇初日で、太陽がのぞく穏やかな日だったように思う。それまでは悪天候が続いていたのだが、あたたかな休暇が始まるだろうと考えていたはずだ。そこまで思い出すとゆっくりまぶたを押し上げて、周囲の様子を観察する。明るい光が二人を照らし、背の短い芝生にシルエットを作っていた。もう一度彼女を見つめ返す。瞳に揺らぎがない。自分だけが不安定であることがことさら不快感を煽った。その根本を全て断ち切っておきたいのに、どこにあるのか分からない。乱暴な気持ちになりさえして、ひときわ強く指先を腕に打ち付ける。目の前の女性はやはり、全部分かっている顔で立っていた。事実、分かっているのだろう。一拍おいて、一つだけ問いを投げかけて )
これだけははっきりさせておきたいんだ。君は……何もわからない俺の助けになるために、そこに立っている?
486:
赤の女王 [×]
2026-01-01 13:15:21
新年のご挨拶
この国に生きる皆さま、そして今この瞬間もそれぞれの想いを胸に歩んでいるあなたへ。
またひとつ、新しい年を共に迎えられたことを、女王として、そして一人の人間として心から嬉しく思います。
この国は、強さだけで成り立っているわけではありません。
迷い、悩み、時に立ち止まりながらも、それでも前を向こうとする──そんな皆さま一人ひとりの意志が、薔薇よりも鮮やかに国を彩ってきました。
私ひとりに出来ることは多くはありません。
けれど、皆さまと共に考え、共に笑い、共に未来を選ぶことなら出来る。だからどうか、これからも私の隣を歩いてください。
喜びも痛みも分かち合いながら、今年もまた去年より少しだけ優しく、少しだけ誇れるそんな素敵な国を、一緒に作っていきましょう。
新しい一年が、皆さまにとって愛と希望に満ちたものでありますように。この国の女王として、心からの祝福を込めて。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
■ はじめに / 物語、説明、規約 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3
■ 優遇冷遇 ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E5%84%AA%E9%81%87%E5%86%B7%E9%81%87
■ 提供① ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A0
■ 提供② ■
https://alice.mamagoto.com/%E8%A8%AD%E5%AE%9A/%E4%B8%8D%E6%80%9D%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E2%91%A1
■ 手紙 ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E6%89%8B%E7%B4%99
■ 常時イベント ■
https://alice.mamagoto.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88
■ 倉庫HP ■
https://alice.mamagoto.com/
487:
赤の女王 [×]
2026-01-01 13:16:23
>ウィリアム
(問いを受け止めた瞬間、表情からほんの一瞬だけ柔らかな微笑みが抜け落ちた。否定も肯定も急がず、薔薇庭園に流れる光と風を一度胸いっぱいに吸い込む。その仕草の途中で、喉の奥が微かに引っ掛かり小さく、布越しに押し殺した咳が零れる。すぐに唇に指を添え、何事もなかったかのように背筋を正すが、その動きはほんのわずかに遅れていた。「ええ。あなたの問いに、はっきり答えるわ。私は──この国の赤の女王よ」一歩、薔薇の間を踏まぬように距離を詰める。赤みの強いピンクドレスが光を反射し、ティアラが淡くきらめいた。名乗りは誇示ではなく、事実の提示だった。王座に座る者の声音で、けれど威圧ではなく包み込むように続ける。「そして、あなたのように“何も分からないまま招かれた人”は、この国ではアリスと呼ばれるの」彼の反応を急かさない。理解できなくて当然だと知っているから。「私も、昔はあなたと同じだったわ。理由も分からず、運命なんて言葉だけ置き去りにされてね」ほんの一瞬、遠い記憶を見るように視線を逸らし、それからまた彼を見る。そう告げてから、踵を返す。薔薇庭園の奥、赤の城へと続く小径の方へ先に歩き出しながら振り返る。「立ち話には、ここは少し香りが強すぎるわね。……それに、私も長くは立っていられないわ──来て。赤の城へ」冗談めかした口調でそう誤魔化しつつ、胸元に手を当てる仕草は一瞬だけ。歩調は決して早くない。彼が追いつける速度を自然に選んでいる。赤い薔薇の海を背に、静かに先導する。その背中は小柄でけれど不思議と揺るぎなく、彼を拒まない道を、確かに示して)
488:
オルカード・エリス [×]
2026-01-01 14:38:13
>481 三月兎さん、赤の女王様
(おねだりの最後の承諾を委ねたのは、きっと一方的な筈のこの我儘に、今日と同じに彼の意思が欲しい身勝手さ。でもどの答えを選んだって互いが笑えるように、“必ず”なんて縛らず、冗談も散りばめて約束を軽くした。殊勝にはなれない、でも友を大切にしたい。しんと澄んだ空気の中、そう誘いを差し出したまま笑む眼差しで彼を待って――やがてその手に、温もりが伝わった。「……そう。そっか。じゃあ、」持ち上がる手が、近付く距離が。何より自分以上に未来を咲かす答えが、悪癖に引いた予防線を踏み消していく。「来年の聖夜も、誰かの誕生日も、何でもない日も――一緒に踊ろう、ヘアさん。」いつだって、己が選べば彼は来てくれる、一緒に楽しんでくれる。その歓喜が葛藤も遠慮も吹き飛ばして、彼に負けじと強欲な言葉が滔々溢れ出す。「次からは、迎えに行くから。」性に合わない待ち合わせも止めにして、元来の欲張りな前向きさを押し付ける程の勢いで誓った。――儚い雪の上、此処に残った“今日”の跡がいつか失われても、惜しくはない。想い出は確かに己に刻まれて、そしてこれからも多くを紡ぎ、描かれていく希望が心を満たしていたのだから。)
(/新年、明けましておめでとうございます。そして、イベントの開催お疲れ様でした。私もオルカードも、三月兎さんとの素敵なお時間を目一杯に堪能させて頂き、誠に感謝しております。またいつかイベントを開く時がありましたら、そちらにも参加させて頂きたいと思う程に充実した時間でした……!
名残惜しくはありますが、>409にて保留にして頂いた通常交流でのフラミンゴさんとのお話も、続きを紡げる事を今か今かと楽しみに息巻いておりました。これからもより一層と文を磨き、不手際の無いよう精進して参りますので、どうぞこれからも宜しくお願い致します。それでは本年も、赤の女王様、住人の皆様方、アリスの皆様方全ての御健勝と御多幸をお祈り致しております。)
489:
ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-01 15:24:28
>赤の女王
( 思考の渦が脳内をかけめぐる。……招かれた人?アリス?次々と投げかけられる不可解な単語に喉元まで疑問が競り上がってくるが、そのまま尋ねてしまうのは己の矜持が許さなかった。全てを彼女の口から零れ落ちる慈悲として受け取ることはしたくない。それに状況がわずかばかり前進したことは確かで、何もかもが不透明だった数分前に比べればずいぶんマシだった。その事実が強張っていた肩の積み荷を僅かにおろし「ああ……すまない。混乱していたよ」そう無礼を詫びると踵を返した彼女の背中を追って歩き出す。一つ呼吸を整え肺の奥まで冷たい空気を送りこむと、歩きながら周囲の景色を観察するだけの余裕も芽生えた。迷宮のように入り組んだ薔薇のアーチの連なりを、彼女は迷いなく進んでいく。一歩踏み出すたびに手入れの行き届いた柔らかな芝生が心地よい抵抗を持って沈み込み、立ち上った青い匂いと重苦しいほどに濃厚な薔薇の香りが鼻腔をくすぐる。先導する彼女の小柄ながらも凛とした歩容を見つめるうちに、先ほど耳にした"長くは立っていられない"という言葉をふと思い出した。しゃんと伸びた背筋は揺るぎなく、女王の名にふさわしい気品に満ちている。しかし先程彼女が一瞬だけ見せた、咳を押し殺すような仕草が何らかのサインとして脳裏をかすめる。その僅かな綻びに潜んでいた危うさが、今の彼女の静かなしたたかさと対照的に妙な現実味を帯びて胸に迫った。ともすれば今にも消えてしまいそうな儚さを感じて「……隣を歩いても?」と声をかけると、彼女の歩調にあわせて保っていた距離を容易く詰める。振り返ったときに言葉の意図が伝わるよう、片腕をそっと差し出して。)
490:
ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-02 06:01:22
>トゥイードルダム様
(クリスマスプレゼントについての最初の記憶は、孤児院でみんなが平等にもらえる少し豪華なケーキだった。確かに美味しかったし嬉しかったけれど、自分だけではなく仲間たちも等しく貰っていたものだから、そこに期待以上の特別感なんてなかった。だから、彼がユリーシャという個の事を思って選んでくれた事実が小さな胸に抱えて置き切れないほど嬉しくて、彼の腕に安心してエスコートを委ねながら普段なら添えないもう片方の手も使って両手で彼の腕に身を寄せて「…ユリね。プレゼントをもらうことがすきなの。だから、ユリから何かをあげるなんて初めてなの」部屋までの道のりでおもむろに語り始めたのは、今から初めての経験が待っている高揚感と少しの不安。ダムが喜んでくれなかったらどうしよう、そんな想いの保険とも取れる言葉の後に、並び歩く彼の横顔を見上げて「……初めて、だから。あんまり上手じゃないかも」今一度、紛れもなく彼が人生で初めて自ら贈り物を選ぶ相手だと告げて、無意識に既製品ではないことを示す言葉にプレゼントを渡し慣れていないことが簡単に窺い知れてしまう。自分のお部屋に着けば「待っててね、」どこか緊張するような面持ちで告げてするりと彼の腕を離れ、パタパタと扉の奥へ。小指に絡めていた星のチャームを大事そうにベッドの傍に置いて、その隣に置いてあった贈り物をそっと両手で持ち上げる。部屋から出る前にダムの帽子を一瞥して、勇気をもらうように一度深呼吸してからそっと扉から顔だけを覗かせて「…ダム、」中に入って、と乞うような声と目線で告げて。後ろ手に隠していたプレゼントをそっと両手で差し出す、それは包装されていない手縫いの革のブレスレット。黒に近いダークブラウンに、優しい夜みたいなダムの瞳の色とちゃっかりと自分の瞳の色の二色の糸でDとYのステッチを入れたそれは、完璧な仕上がりとまでは言えないものの丁寧に一針一針思いを込めたことが伝わる手作りの品で)…ユリ、がんばったのよ。ユリがいない時も、ダムが寂しくないように
>チェシャ猫様
悪意が無いなんて分かってるさ。だから謝る必要ないぜ
(責める気なんて最初から無い、彼が自分を責める必要も無い。力を抜け、もっと気楽に、そんなジェスチャーのために抱いた華奢な肩をわざとらしく揺するようにしながら、逃げ道を塞ぐのではなく自分は彼が何を言おうと此処に居るのだと示すように、この幸せな夜に彼の心を占めるのは暖かい感情ばかりであって欲しいから声はカラッと明るい色で彩って。続いた言葉には思わず二、三度瞬きをして「…そりゃ怖いよな。だから何があっても悔いないように大事にしたいと思った奴はとことん大事にするのがロメオ流だ」この国にとって、そしてアリスにとって重要な事は真剣に語れる彼のことだから、自分にまつわることは軽んじるような調子で声に乗せてしまうのかもしれない、そんな風に感じたから彼がその後に添えた冗談に乗る前に、自分だって同じことに恐怖を感じる弱さを持っていると共感を示して。抱いたままの肩を力強く自分の方に寄せて、自分からも蟀谷あたりを彼の方に寄せて「ビビりで可愛い君の事だぜ」失うのが怖いほど彼を大事に思っている事を伝える。またしてもジャバウォックの忠告が脳裏を掠めたけれど、彼の事を想うあまり何も伝わらずに終わってしまうなんて嫌だという気持ちが先行してしまって。城の中は暖かく、そこかしこに赤色が散りばめられていても横に彼がいてくれるから何も怖いとは思わなかった。それを自覚していたからこそ隣にいてくれる彼の存在に感謝がこみ上げて、それを形として渡すことが出来るこの後のプレゼント交換がより一層楽しみで仕方なくて、その気持ちを素直に浮かれた声に乗せて)じゃんじゃん期待してくれ。チェシャに渡す最初のプレゼントだ、俺が手を抜くわけないだろ
(/主様、新年あけましておめでとうございます。昨年は主様の織り成す世界や物語が生活に彩りを加えて下さり、大人になってからそうそう感じる事の出来ない胸のときめきや物語の続きが気になって仕方がないわくわく感をたくさん頂戴してしまいました。本当に、日々お忙しいなかありがとうございます。こちらからも少しでも多くそのお返しが出来ますように、ぜひ今後とも末永くご縁が続くと嬉しいなと思っております。
もうクリスマスイベント期間が終了してしまいましたが、このままプレゼント交換を続けさせていただいても問題ないでしょうか…?もし不都合ございましたらこの先を誘導頂ければそれに沿う描写をさせていただきますので、ご遠慮なくおっしゃってください。暖冬と言いながらも冷え込みが強くなってきましたので、なにとぞお体を大切に、暖かくしてお過ごしください。赤の女王様を始めとする役持ちの方々からアリスの皆様、不思議の国を形作る全てにとって幸せな一年となることを心から祈念しつつ、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。)
491:
名無しさん [×]
2026-01-03 00:28:51
登録
指名/ 決めていただきたく。
名前/ 千崎 涼(ちさき りょう)
年齢/ 27歳
性別/ 女
性格/ 大雑把で大胆。細かいことや多少の不利益を気にすることはない。自分への自信もあるので困難なことにも果敢に取り組むことができる。アクティブで強気。多くのことに積極的で、何事にも挑戦する。それだけの実力も兼ね備えているが故。自分の価値をよく理解している。それを使って取引をすることも。自分を安売りしないが、プライドは持ち合わせていない。プライドなどという生きていく上で必要のないものは排除する。職業柄、スイッチが入ると上品。外面が良く初対面でも距離を縮めるだけのコミュニケーション能力が備わっている。ただ、家族や恋愛というところだけが脆い。
容姿/ 墨を被ったような漆黒の長髪。癖がなく手入れされた艶髪。胸元を隠す程の長さで前髪は鎖骨程。前髪はかきあげているか、分けて耳にかける。平行眉の下には切長で目尻がやや上がるアーモンドアイが。向日葵を収めたような目と長い下睫毛、厚みのある涙袋が特徴的。左目下には黒子がある。通った鼻筋と薄い唇。純白の肌に映える健康的な紅の唇。168cmでやや華奢な体躯。仕事では柄の少ない品性ある着物を着用する。私服には拘りがなく、どんなものでも着こなす。
備考/ 齢7歳にして原因不明の火災により家族を失う。平凡という言葉が似合うほどの家庭で育った。そんな平凡の中に唯一自分が輝けたのは整った容姿。そのお陰で誰からも愛されて育った。何不自由なく、何をしても許された。それが家族を失ったことにより一変し、その日飢えを凌ぐことに精一杯、輝いた容姿は廃れ、愛された心は脆く崩れ落ちていった。それほどに養父母からの扱いは酷いものであった。自身の人生を変える出会いは中学生になったとき、養父母の知り合いであった女性。彼女こそ現在働く高級クラブのママ。ママに差し伸べられた手を取り、そこで教養や品性、容姿を磨いた。ママのお店で働き始めたのが成人になってから。それからは養父母とも別れ、お客様の伝手で都内のタワーマンションの一室で一人暮らしを始める。ママのクラブこそ自身の居場所であり、価値を見出せる場所となる。源氏名は「涼夏」。火災のトラウマは未だ消えず、ママの紹介で定期的に精神科を受診している。鬱、というほどではないが、心に何かが足りないのは確か。軽い不眠症も患っている。大した趣味はなく、仕事のない日は1日ベッドで過ごすことも多い。養父母のこともあり、深い男女の関係を無意識に避ける傾向がある。
ロルテ
( 瞼の裏にはいつも同じ光景がある。夜の星に届きそうなほど高く昇る火柱。暖かった居場所が燃えていくのを只々眺めている。__眠るのが怖い。薬を使って無理やり目を閉じるしか体を休める方法が見つからなかった。病院へ足を運ぶのは少しの休息を得るための手段を手に入れるため。馴染みの顔に挨拶をして名前が呼ばれるのを待つ。瞬きの間、癖のない黒髪が頬を撫でるように温かく柔らかい風が吹いた。鼻を掠める微かな香りとその香りの主である真紅の花が視界に飛び込んだ。無機質な白い空間はここにはもうない。自身の思考を停止させるのに然程時間はかからなかった。でも、彼女はこんな状況すら楽しめてしまうだけのポテンシャルを持ち合わせている。現実的に考えることよりも今この状況を存分に味わうことの方が彼女にとっては重要なこと。白く傷ひとつない指が棘を持つ薔薇の茎に伸ばされる。人差し指で棘の腹をなぞるように丁寧に触れる。至極楽しそうに口角を上げては「夢のような場所。夢ならばもう少し眠らせてくれるかしら。ね?薔薇さん」と薔薇を相手に語りかけ。暫く薔薇を眺めたり、空を眺めたりしたながら時を過ごす。現実逃避なんて言葉があるがこういうことか、なんて思う。数分後、気がつけば天を眺めるように仰向けに寝ていて。うたた寝しそうなほど穏やかな時間が流れる中、ふと天に向けて手を伸ばし )
独りは寂しいわね。折角の素敵な場所なのに、独りじゃつまらない。
(/ 初めまして。宜しければ登録アリスで参加させていただきたく。募集していなければ蹴っていただいて結構です。前々から参加できればと思っておりました。やっと勇気が出て希望させていただいた次第です。未熟者ですが、この世界に触れられたら幸いです。また、初回指名が決められず…。勝手ではありますが、赤の女王様に決めていただけたらと思っております。ご検討ください。 )
492:
フラミンゴ [×]
2026-01-03 10:43:12
>オルカード
(肩に力の入らない笑みを浮かべて、相手の言葉を受け止めるように一拍置く。真っ直ぐな視線には慣れているつもりでも、その率直さは少しだけ照れ臭くて、視線を外しながら首の後ろをぽり、と掻いた。「……欲張り、なァ。ま、否定はしねえけど。正解はやりたいこと全部やろうとして、転びながら進んでるって感じ。」ふ、と喉の奥で小さく笑ってから、相手の方へ視線を戻す。応援、という言葉を咀嚼するみたいにゆっくり噛み締めて、“先輩”の件については、少し意外そうに瞬きをしてから、なるほどと納得したように口角を上げる。「……ああ、そういう意味合いなら、まあ、アリかも。遊園地の先輩ってのも変な話だけどな。」肩をすくめつつも、拒む気はさらさらない様子で軽く笑いながら口にして。ミラーハウスの前に立ち、入口をちらと見やる。鏡の奥を覗き込むように目を細めてから、相手の高揚した様子に気付いて、少し楽しそうに笑い「自力で行くって顔してると思ったョ。でもやべーって思ったらすぐ声かけるんだぜ」指先で入口を示しながら、冗談とも忠告ともつかない調子で言い添えて、彼に先を行かせるように少し後ろについてから巨大なアンティークミラーで作られた入口を進み、歪み鏡や半透過ミラーがランダムで配置される中で時折通常の鏡が混ざるその空間を進み)
(あらためまして、新年あけましておめでとうございます。そしてこの度は、突然の企画でしたのに最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。三月兎との時間をそのように大切に受け取っていただけたこと、これ以上ない喜びです…!お預かりしていたフラミンゴとの交流につきましても、変わらぬ熱をもってお待ちいただいていたこと、心より感謝申し上げます。
本年も、背後様にとってもオルカードさんにとっても実り多く、穏やかな一年となりますように。それでは改めましてよろしくお願いいたします。)
493:
赤の女王 [×]
2026-01-03 10:43:52
>ウィリアム
( その声に、歩みを止めるほどではない小さな間が生まれた。けれども確かに、落ち着いた動作で振り返る。迷いのない足取りのまま、ほんの少しだけ首を傾ける仕草は威厳よりも柔らかさを先に連れている。差し出された腕のその意味を一目で汲み取った瞬間、桃色の瞳がゆるやかに細まり、赤いルージュに縁取られた唇に穏やかな微笑みが灯る。「まあ……」と小さく零した吐息は、驚きと可笑しさが溶け合ったもので。一拍置いてから、素直に一歩戻る。細い指先がそっと彼の腕に触れ、確かめるように軽く添えられる。濃い薔薇の香りが漂う現実味のない空気の中で、その温もりは不思議なほど現実的だった。「ありがとう。少しだけ風にあたったら戻る予定だったの。ついてきてくださる?……大丈夫、あなたの首を刎ねたりしないわ。私と初めて会うアリスはそれを心配するのよ」感謝の言葉は飾らず、けれど確かに胸の奥から掬い上げたもの。並び立つ位置に身を落ち着けると、再び歩き出しながら、ふっと軽やかな調子で言葉を添える。冗談めかした声音には、先ほどまでの重苦しさは影を潜めて。ゆっくりとした足取りで進む中で、目の前を塞ぐような薔薇が道を変えるように蔦を解いて城への道筋を作り、通り抜けた後ろではまた蔦を絡めていた。薔薇に意思があるかのような口ぶりで続けて。)優しい子でしょう。もしも迷子になったなら、素直にそれを伝えるのが一番いいのよ
494:
ダム、チェシャ猫 [×]
2026-01-03 10:44:51
>ユリーシャ
(先に部屋へと戻った彼女の背を視線で追うように顔を向けては大人しく待っていた。そう時間を待つことなく扉の向こうから覗く小さな顔と、乞うように揺れる声に、自然と足が前へ出て。招かれるまま室内へ入り、閉じられる扉の音を背に聞きながら、彼女の両手に隠されていた“それ”が差し出される瞬間を、息を詰めて見つめ。そこには包装も飾りもない、けれど何より雄弁なその姿があり、一瞬だけ言葉を失った。「……ユリーシャ。」つい自然と溢れるように名を呼ぶ声は、いつもより僅かに低く、慎重だった。差し出された革のブレスレットを、壊れ物に触れるみたいにそっと受け取る。指先に伝わる革の温度と、縫い目の不揃いな感触。そこに込められた時間と迷いと勇気を、数え切れないほど想像してしまって、視線を落としたまま小さく息を吐いた。黒に近いブラウン。そこに縫い込まれた二色の糸で為す自分と彼女を示す文字。それが“初めて”で、“たった一人のため”だという事実が、胸の奥を静かに締め付けた。「……参りましたね。」ふ、と自嘲気味に笑いながら、けれど口元はどうしようもなく緩んでしまう。「こんな素敵なものを貰って、平然としていろと言われても……僕には少々、酷です。」ブレスレットを胸元に引き寄せるように持ち、彼女の方へ視線を戻す。その瞳には、嬉しくて仕方がない感情が素直に浮かんでいる。「一針一針、僕が“寂しくならないように”と考えて縫ってくれた。その事実だけで、これ以上の完成品はありません。」感動するようにそう言って、自分の手首へとブレスレットを当ててみせる。サイズを確かめる仕草すら、どこか大切そうで、無自覚にも表情が緩んでしまう。留め具を留めながら、視線をあげて柔らかくほほ笑みながら静かに続け「これがあれば、ユリーシャがいない時でも……僕は、独りじゃない気がします。__いや、正確には、“待てる”気がする、ですね。」
少し身を屈め、彼女と目線を合わせる。心からの感謝を、静かな声と距離で伝えるように自身の手首を彩るブレスレットを向けて)ふふ。こんなにも真っ直ぐな贈り物をくれたのは、あなたが初めてです。素敵なプレゼントをありがとうございます。
>ロメオ
(肩に寄せられる温もりと共に伝わる言葉に、思わず頬が綻ぶ。自分を怖がらせないように、彼は自分のために強くあろうとしてくれているのだと理解するだけで、胸がジワリと暖かくなった。彼の言葉が、ただの冗談混じりの慰めではなく、自分に向けられた真剣さだと感じられるから、自然と口角が上がり「……なんだロメオ、俺と同じでビビリで可愛いんだから」と、少しからかうような声色で呟き、けれどそれは嫌味でも嘲笑でもなく、彼の気持ちは受け取ったよと言葉なく言うようでもあり。ぽん、と彼の手を軽く叩いてからゆっくりと歩みを進める。そうして到着したのは、他の役持ちが過ごす部屋が並ぶ廊下の一角。きっと、この近くにも彼の居場所があるのだろうと、微かに想像しながら、自分に充てがわれた部屋の扉を開ける。中はありふれた内装のゲストルーム。淡い光の中で適当に座ってと声をかけてから、直ぐに渡せるようにとテーブルの上に置いてあった濃い紫のギフトボックスを自身の腕の中へ。明るめのピンク色のリボンを指でなぞればそれを渡す前に軽く微笑みながら「……ロメオ、これはね。赤が必ずしも悪いものじゃないって知ってほしくて選んだんだ。」その中身は蓋に銀色の小さな猫のチャームがついた透明な硝子の小瓶。中には夕暮れの空を閉じ込めたような優しい橙色の液体が入っており、見る角度や光によって赤みを帯びた色が夜の濃紺に変わり、また暫くすると穏やかな橙色に戻る。彼が恐れるものを強要するつもりは少しもないけれど、それが安らぎや暖かさをくれるものでもあることを知って欲しくて選んだものだった。)
(/あけましておめでとうございます。こちらこそ、昨年は不思議の国の物語に寄り添い、あたたかな言葉とともに見届けてくださり本当にありがとうございました!背後様からいただくご感想やお気持ち、不思議の国に命を与えてくれるロメオさんやユリーシャちゃんが物語を紡ぐうえで何よりの励みであり、日々の原動力でもあります。
また、クリスマスプレゼントの件につきましても、こうしてご相談いただけたこと自体がとても嬉しかったです。せっかくのやり取りですから、このまま区切りの良いところまで、物語としてきちんと進めさせていただければと思っております。背後様のお気持ちに甘えさせていただけること、ありがたく感じております。
それでは、寒さも本格的になってまいりましたので背後様もどうかご無理なさらず、あたたかくしてお過ごしください。背後様にとって穏やかで実り多い一年となりますように。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。)
495:
赤の女王 [×]
2026-01-03 10:45:20
>No.491 名無し様
(/初めまして。勇気をだしてお声掛けして下さったとのこと、嬉しいお言葉と共に素敵なお嬢さんの迷い込みをありがとうございます!確認させて頂いたところプロフィールに不備など見られませんでしたので、このまま登録とさせて頂きます。現在、データ更新が出来る環境じゃないのでホームページヘの登録は暫くお待ちください。
早速、涼さんのお迎えへ上がらせて頂きたく思っております。現在、帽子屋、赤の騎士、リトルオイスターの三人でお迎えする役持ちを迷っておりました…!この中に背後様の気になる役持ちはいましたでしょうか。もちろんこの場にいない役持ちでも大丈夫なのでご遠慮なくお申し出ください。それではどえぞよろしくお願い致します。)
496:
千崎 涼 [×]
2026-01-03 11:53:29
>赤の女王様
(/ 登録ありがとうございます。データ更新の件了解いたしました。ご報告ありがとうございます。
どの方も素敵でして、こうして人数を絞ってもらえて助かりました。我儘を聞いてくださり感謝いたします。お三方どなたもお話ししてみたいところではありますが、初回は帽子屋様にお願いしたく。よろしくお願いします。 )
497:
匿名さん [×]
2026-01-03 13:32:09
(/初めまして、華やかな筈なのにどこか影のある魅力的な世界観についサイトを読む手が止まりませんでした。もしまだ募集が終了していなければ参加希望をお願いしたく、ご検討お願いできれば幸いです…!)
指名:優柔不断で申し訳ありませんが魅力的なご子息ばかりで選べないため、相性の良さそうな方をお選び頂ければ幸いです
登録 or 無登録:登録
名前:エスペランサ・ミロ
年齢:20代半ば
性別:女
性格:享楽的な刹那主義。その場その場が楽しければそれで良い、嫌な事は全てアルコールで流し去ってしまえば良いという自堕落な前向きさでもって日々を暮らしている。彼女にとって責任感や倫理観は息苦しいだけであり、未来や希望などといったものは恵まれた人間のためのものという諦観を無自覚に持つ。他人を信用しない分、自分を信用してもらおうとも思っておらず、故に自由奔放。本人が認める事はないが、お国柄と親譲りの気性により、良く言えば愛情深く情熱的で、悪く言えば執着の強い激情家。
容姿:うねる様な長い黒髪を臍上までしどけなく伸ばし、前髪はセンターで分けている。瞳の色は薄緑色で、瞼には濃いブラウンとゴールドのアイシャドウが乗っている。垂れた目尻を強調するアイラインと、それを縁取り伏し目がちに飾る長い睫毛。自らの意志を譲らない吊り上がった眉。唇には深い赤色の艶やかなルージュ。身長165cm程で、滑らかな小麦色の肌と、付くべきところに肉のついた豊満な身体つき。襟と胸元がレースで飾られ、裾にタッセルの付いた下着のような薄く短いワンピースを着用。
備考:ヒスパニック系アメリカ人。物心ついた頃には孤児院におり、最低限生かされているだけの貧しい環境で必死に生きる中、痴情の縺れから母が火を放ち家と家族を失ったのだと聞かされる。母のせいで今の自分があるのかと肉親への恨みと恋しさを拗らせながら、恋に狂う愚かな女にはなるまいと幼いながらに決意すると共に、ちらりと見てしまった母の写真もまたトラウマの様に脳裏に刻まれた。16歳になり規定によって孤児院を出されると、以降はセーフティネットに助けられる事なく、唯一自らの容姿が金になる事だけを学んでずるずると夜の街に堕ちていく。バーレスクで働く中で、愛を囁き乞い願われるのも性に合っていたのか十二分に愉快に過ごしていたものの、万が一にでも本気になる事があれば母と同じ末路を辿るのではないかと常に薄ら怯えを抱えており、仕事で飲み始めた酒に救いを求め溺れ見事アルコール中毒者に。売れっ子を長持ちさせるためバーレスクの主人に無理やり精神病院へ通院を強制させられながら、夜には浴びるほど酒を飲む生活を送っている。見かねたスタッフから時折酒を取り上げられては、禁断症状から幻覚でも見ているのか「あんたのせいよ、あたしがダメになったのは」と叫び暴れ狂う姿が見られるとか。
ロルテ:
……アハ、あはは……あ~おかしい。あたし、とうとう頭がイかれちゃったのね。
(喧騒とネオンに囲まれた生活をしているせいか、明るく清潔な病院内の廊下を歩いていると、笑える程場違いに感じられて歩みが重い。昨日飲んでいた酒を無理やり取り上げられたせいもあるのだろう、と鈍痛が響く頭に思わず手を当てては俯いて。こんな状態でお医者様のご高尚な話を聞ける気分などでは到底なかった。診察時間は決まっているというのに、どこに行くでもなく、よろりと身を翻しては逃げる様に来た道を戻って。すれ違った看護師からは、アルコール依存性の女が飽きもせず酒の濃い匂いを振り撒いていることに顔を顰められるが何だっていい。あんたに関係ないじゃない、そう馬鹿にするつもりでうっそりと目を細めて笑ってやれば、看護師の向こう、廊下に置かれていた鏡に自分の顔が映っていて。__その顔は、その笑みは、一番許せない女と同じものではなかったか。瞬間、衝動的に湧き上がる感情に付けるべき名前を考える余裕はなかった、呼吸が乱れて浅くなるのが分かる。網膜に焼き付いた顔を掻き消すように頭を掻き毟り、カヒュカヒュと空気が漏れ出す様な無様な呼吸を繰り返す。ようやく苦しいと明確に自覚した途端、ぷつりと意識は途切れ。甘い匂い、嗅ぎなれた匂い、控え室に充満する日常の香り。鼻腔を擽る香りに誘われ、がばりと悪い夢でも見たかの様に勢い良く上半身を起こしては、寝転がっていたらしい地面に手をつきながら辺りを見回して。寝転がっていた……?と疑問に思う間もなく視界に飛び込んできたのは赤い薔薇、薔薇、薔薇。生まれてこの方庭園なんてもの見た事がないだけに、視界に映る景色を現実のものとは受け止めきれず、ぽかんと口を開けたまま何度も目を瞬いて。匂いだけは慣れ親しんだ香水の香りとそっくりなのに、あまりに突飛なその光景が変わることなく目の前に広がっていることを確認しては、座り込んだまま壊れた様に笑い出して)
498:
ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2026-01-03 13:59:47
>トゥイードルダム様
(喜んで欲しい、ただその一心で彼の為に用意したプレゼントがその手に渡るのを待つ、息を呑むような静けさに触れた一瞬に彼にも聞こえてしまうのではないかと恥ずかしくなるほど鼓動は早鐘を打つ。でも彼がいつもより低く名前を呼んでくれると、ずっとずっと小さく抱えていた“喜んでくれるだろうか”という不安がまるで光に照らされた影みたいに揺れて思わず息を止めて。壊れ物に触れるみたいにそっと両手で受け取ってくれたその仕草が、想像していたよりもずっと優しくて丁寧で、胸の奥がじんわりと熱を帯びていく。初めて誰かのために針を持って、初めて誰かのために色を選んで、初めて自分の手で贈り物を作るという行為に胸を焦がした時間が、彼の指先に触れた瞬間に現実になって、嬉しさと怖さが入り混じった甘い痛みが胸の奥でふるりと震えた。緩みを堪えきれないといった風な彼のいつもより良い意味で締まりの薄い表情が、プレゼントから自分の瞳に戻ってきてくれた視線が、その全てがダムのことを考えて試行錯誤した時間を肯定してくれるみたいで胸の奥がきゅうっと縮んで、嬉しさが声の形を保つのをぎりぎり許しているような震えを含んだ吐息を零して。「そう。…そうなの。ダムは分かってくれる、のね」選んだ革も糸の質感も全体の色合いも全部が彼を想って積み重ねたものだから、彼の言葉からそれが伝わったのだと思えて、それがどうしようもなく嬉しくて。贈り物をあげるのも嬉しいこと、それを教えてくれた彼が目線を低くしてくれれば、そっと両手で彼の頬を包んで「それはダムとユリが繋がってる証なのよ。離れても消えないの」胸の奥からそのまま差し出したような言葉は信じる気持ちと甘い期待が混ざった小さな祈りみたいで。ブレスレットが彼の手首に収まっていくのをずっと見つめていたくて、そしてとてもそれが彼に似合っていたから、全ての不安がほどけて夜空に浮かぶ星屑に弾けたみたいに光のない瞳にはきらきらと控えめなハイライトが戻って。慈愛を感じさせる微笑みのまま、少し背伸びをして彼がしてくれたみたいに形の良い額へ祝福のキスをそっと触れさせて)
>チェシャ猫様
(ゲストルームへ移動する間も、頭の中にはジャバウォックの忠告が木霊していた。深入りすれば壊れてしまうとでも言いたげなあの目、あの声が今でも鮮烈に心を揺らして、でも隣を歩くチェシャの体温を感じながら彼の声を聞くたびにその忠告は薄紙みたいに破れていく。距離を置くにはもう遅い、離れたところで見守れるほど器用じゃないし彼の心に触れたいと思ってしまった自分を止める気もなかった。室内へ案内されればどこかに腰を下ろす事無く彼の後姿を見つめて、チェシャ猫らしい色合いの包みにふっと微笑ましそうな吐息だけの笑いを零して。しかし中身が自身の苦手として忌避する〝赤色〟に関するものだと示唆されては全くの予想外というように瞠目して「…チェシャ、」名を呼ぶ声はいつもの軽さではなく僅かな震えが宿って。赤は喪失の色、過去の痛みの呼び水でもあるから触れてしまえばまた何かを失う気がして、れっきとした大人の男らしくもなくずっと避けてきた色。その赤を彼が自分のために選んでくれたと知った瞬間、胸の奥で何かが静かに揺れる。恐れと同時に温かさがじわりと広がったのは、自分が避けてきた色を、彼は怖くないものとして差し出してくれたから。押しつけではなく、ただ“知ってほしい”という優しさだけを添えて。「…俺が赤を苦手なこと、覚えててくれたんだな。」感謝の滲む柔らかな声を彼の目をじっと見つめて空気に乗せて、そっと両手で箱を受け取る。丁寧に包装を解けば、そこには瓶に閉じ込められた夕焼けと朝焼けが見て取れて、自分と向き合わざるを得なくさせる苦手な朝焼けの光の鮮やかさに思わず短く笑って。なんで君は俺の怖い物をこんなに丁寧に扱ってくれるんだ、そんな言葉にならない感傷が喉の奥でぐるぐると渦巻いて、息が少しだけ詰まる。でも次の瞬間には、瓶の中の橙がふわりと揺れて赤にも紺にも変わるその光が、まるでチェシャの鼓動みたいに優しく瞬いて見えて、怖さよりも“嬉しい”が勝ってしまう。小瓶を傾けた一瞬、最も強く赤が発色するタイミングで猫のチャームがちりと優しく小さな音を立てて傾いて、自分にはチェシャがいるのだと、一人でトラウマに立ち向かわなくていいのだと実感できた。こんな優しさを向けられて、怖がるままでいられるはずもなかった「……ありがとう、チェシャ。君のくれる赤なら受け取りたいと思える」こんな日が来るなんて想像してもいなかったから、心の底に宿った本音を万感の思いと共に低く穏やかな声に乗せて微笑んで。そっと仮面を外して、いつもの顔を晒しながらニッと歯を見せて笑みを深め「俺達、思考回路が似てるのかもな」そんな風に言いながら、マントコートの懐から差し出したのは濃紺の光沢のある上質な紙で包装された横長のボックス。包装紙の四隅には、箱の傾きによってエンボス加工で点々と続く猫の足跡とそれに寄り添う靴底がプリントされていて、まるで一匹と一人が散歩をしているかのよう。包装紙の奥には、磁石式で軽く何度でも開閉できる横長の木箱が収まっていて、蓋となる上面だけがガラス張りになっておりその下には手描きと思われる縞々の猫とそれを追いかける怪人の絵。猫の目は楽しそうに湾曲しキラキララメ入りのミントグリーンで色が塗られ、怪人は挑戦的に見える表情を浮かべているそれはまさに保育園児が描いたような絵心に欠ける仕上がり。蓋を開ければ、さらに8個ほど個包装された透明のボックスが収まっていて、中にはミントとアンバーの混じり合うような小さめサイズの飴玉と、二つ折りにされて中身が読めないミニレターが各箱に一つと一枚ずつ入っていて。「ハンプティに協力してもらって作った栄養満点のキャンディ、名付けて〝チェシャのための栄養ボム〟だ。スッキリするフレーバーだけ選んでるから安心してくれ。いいか、どんなに美味しくても一日一個までだからな」摂取量を制限するような注意を付け足したのは、本当に凄まじい栄養が含まれているというのもあるけれど、制限をつけることで彼が次にこのキャンディを食べるのを楽しみに思ってくれるように、そしてキャンディを食べなければ読むことの出来ないミニレターの中身にも興味を惹かれてくれるようにと。)
(/ご丁寧にお返事いただきありがとうございます。新年早々嬉しいお言葉や素敵な贈り物ばかり頂いてしまって、息子・娘共々寒さを忘れるほど心が暖まっております。クリスマスプレゼントについて、寛容なご判断をありがとうございます。少しお時間をいただくかもしれませんが、娘から赤の女王様にもクリスマスを祝うお手紙を出させていただこうと考えております。あたたかいお言葉重ね重ねありがとうございます、こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。)
499:
ウィリアム・ヴェイン [×]
2026-01-03 19:13:49
>赤の女王
( 背景に小鳥の歌が聞こえる。不確かな世界の輪郭をかえって鮮明に縁取っているような気さえして、彼女が放った物騒な言葉に抗いようもなく息だけで笑った。自嘲気味でいてどこか晴れやかな笑い声。それが驚くほど自然に場に溶けた直後、冷徹で理性的なもう一人の自分が内側から問いただす。首を刎ねる?赤の城?赤の女王?アリス?彼女の口から零れる単語を脳内で繋ぎ合わせるたび、ある児童文学の断片が恐ろしいほどの整合性を持って牙を剥き始めた。……迷い込んだとでもいうつもりか。鏡の向こうのワンダーランドへ。人に言って聞かせれば鼻で笑われるような空想に真剣になって、彼女の柔らかな声ではっと現実へと引き戻された。自分よりもずっと低い位置にあるつむじを見下ろして、促されるように前を向く。幾重にも連なって咲き誇る深紅色の薔薇たちが、少し先の行く手を阻んでいた。近付くと、それらがまるで意思を持った巨大な生き物のように左右へ割れ、通り過ぎたそばからまた何事もなかったかのように蔦を絡めて背後の道を塞いでいく。自分の知る物理法則に支配された世界ではないのだと認めざるを得ない光景を目の当たりにして、差し出した腕にぐっと力がこもった。添えられた指先の体温だけが、この狂った箱庭の中で唯一の現実を繋ぎ止める錨のようだった。「……ああ。そうするよ」短く答えて考えることにリソースを割く。彼女は立ち話はしたくないという意思を示していて、目的地へはきっとまだ幾分の猶予がある。仮説を立てられるだけの情報は集まっていて、あとは整理するだけだ。彼女のペースにあわせて歩きながら、こちらも冗談めかした口ぶりで話して。 )
話を聞く限り、俺は君のものではない何らかの力の働きによってここへ来てしまったんだろう。それなのに、きっとこのあとさまざま君に問いただしてしまうだろうということを、先に詫びておくよ。
(/お世話になっております。今後の展開ですが、このまましばらく城までの道中を続けていただいても構いませんし、城に到着するところまで飛ばしていただいても、はたまた城に到着してどこかの部屋へ通したところまで飛ばしていただいても構いません。城への到着後、女王の休憩のため他の方に変わるでも大丈夫です。お任せいたします。特に何もないようであればこちらご返事には及びません。)
500:
帽子屋 [×]
2026-01-03 20:36:01
>涼
(城に住まうアリスから受けていた依頼のワンピースが仕上がり、それを本人へ渡しに行った帰り道だった。他の役持ちと比較をすれば城に出向く回数が多い方かもしれない自身だが、そうは言えど実際に迷い込んできたばかりのアリスに出会う経験はそう多い訳ではないようで。だからこそ、心地よい陽だまりの中で仰向けになり悠々と手を伸ばして空を掴もうとする彼女のことを、今来たばかりのアリスだとは思わなかったらしい。濃い真っ赤なルージュが乗った唇を笑みの形で持ち上げて、転がる彼女の顔を覗き込むように上半身を屈ませてから「ハァイ、アリス。迷子になっちゃった?」薔薇に意地悪をされて城への戻り方を見失うアリスは見つけた経験があるから。人好きをするような気さくな雰囲気で声をかけて。「もし迷ったなら城に連れてってあげる。城から出てきたばかりだから迷わないで戻れると思うよ。アタシもね“ひとりじゃ寂しい”って思ってたところだからさ」続けるのは近づく際に彼女から聞こえたその一言。それをからかうとは違う、親しみや共感を持つように口にして。屈んでいた体を起こし、屈んだことで少しずれた帽子の位置を正し。彼女が体を起こしたなら改めて彼女と向き合ってから自己紹介を交えた挨拶をして)初めまして、アタシは帽子屋。アリスは城の子?それとも違う場所の子だった?
(/お選びいただき有難うございます。それでは早速帽子屋にてお迎えに上がらせていただきました!交流の中で拠点を赤の城にする場合はこのまま赤の城を目指していただいて、逆に帽子屋邸を拠点にする場合は帽子屋についていく方を選んでいただければと思います…!どちらを拠点にしても後々変更できるのでご安心ください。)
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