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アリスは憂鬱な夢をみる / 半無登録、指名制 / 再建/664


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自分のトピックを作る
441: ディー、悪魔 [×]
2025-12-18 22:13:26



>ユリーシャ

芋虫も話すしムカデも話すよ。(彼女の反応を見たことで多くのアリスが最初に勘違いをするその事柄に例に漏れず彼女もまた勘違いしているのだとピンと察した。だからこそ後に真実に辿り着いたときに彼女がどう反応するのかを期待するようにもう一人、勘違いを起こしやすいその人物のことを口にして。誇らしげに片割れについて話す姿を見れば何でだろうか、なんだか少し面白くないと感じてしまう。ふうん、と先に漏らした声は何処となく拗ねるような音を含んでいて「でも俺じゃなかった。ミルクティーちゃんが幸運のアリスならダムじゃなくて俺に出会ってたよ」最後には“いー”と歯を見せるように餓鬼くさい表情で締めくくって、彼女の中には片割れがずいぶん大きく存在しているのだということを痛感する結果となった。しかし、手品とも呼べないくらい簡単な渡し方を彼女がとびきりに喜んでくれると、白銀がそうなるように星の煌めきを受けて輝く彼女の瞳に目が奪われた。それは出会ってから今に至るまで、初めて彼女の大きな瞳に光が宿ったように感じたから、こんな表情きっと片割れだって見たこと無いぞと折れかけた自尊心が復活することとなる。羊の雑貨店を経由した訳じゃない、たまたま持っていたいつかの飾り。それをこんな風に喜んでもらえると彼女の表情につられるように、同じようにくしゃりと大きな笑顔を見せて「そうだよ。俺の友達だから、ミルクティーちゃんを怖がらせないように言っといてあげる。」触れた華奢な手は冷たくて、赤みを帯びていた。普段外で過ごすことが多いからだろうか、自身の手はそんなことなくて、だから反射的に彼女の手を包むように両手で触れて「ミルクティーちゃんの手、つめたくなっちゃった」最後にぎゅっとその手を握ってから離し、その際に自然な動作で彼女の手の中へ星を握らせればふっと微笑んでから声をかけて)俺も寒くなってきたし、戻ろっか


>ロメオ

(自由気儘に程よく酒を楽しみ、おいしい食事で腹を満たし、時折目が合ったアリスと時間を共にする。そんな風に過ごしている中で疲れた体を休めるべく、近付いたソファ。そこにいた先客に目を向ければ、その様子は悪酔いしている姿そのものだった。その背格好からきっと勢いのままに酒を飲んで酔い潰れてしまったのだと推測することは容易く、そこに悪友が絡んでいるとは少しも思わない代わりに「おいちゃんも隣に座らせてくれんか」と気さくな声色で話しかけたその時、呻き声にも似た掠れる声が一人の人物の名前を挙げた。ぴく、と耳を傾ければ「なしたん、坊ちゃん。おいちゃんがお水でも貰うて来よか。可哀そうに、えらい具合悪そうやないの」そう話しかけるのは親しみのあるしゃべり方と、純粋な心配を浮かべるようでもあり。上を向いている彼の胸元をポンポンと軽い力で叩いて)

( / ご丁寧なご連絡ありがとうございます。お声がけいただきとても嬉しいです。私自身も、そして悪魔も、ロメオさんとのやり取りを心から楽しませていただいておりました!悪魔を相手にしてなお一歩も引かず対等に渡り歩いていくロメオさんの立ち振る舞いは本当にお見事で、その上手さには思わず感心してしまいました…!また、続きの流れでジャバウォックを拾っていただきありがとうございます!こちらもまたかなり癖のある役持ちとなってしまうため、絡みにくかったり、違和感やご都合の悪い点などありましたらいつでもお知らせください。
ユリーシャちゃんとの交流もとても楽しく、あまりに魅力的でディーの方も自制が効かず、ちょっかいばかり出してしまって申し訳ありません…!ご相談いただいていた赤の騎士のミニゲームにつきましても大歓迎です!この後の流れとして、他のアリスたちから話題に上がっていた聖夜儀式についてユリーシャちゃんが耳にし、それに参加するため赤の騎士へ護衛を頼む、等々理由はどのような形でも問題ありませんので赤の騎士への護衛依頼の交流文を投げていただけると嬉しいです!お任せする形になってしまい恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。それでは改めまして素敵な時間をありがとうございます。今後の展開もとても楽しみにしております!)

442: 三月兎 [×]
2025-12-18 23:53:52



>オルカード

(可愛いと思えるほどのあからさまな挑発に乗らないほど大人でも無ければ、引くほど子供でもなかった。手招きされるまま肩を竦めてついて行き賑やかな室内へ足を踏み入れれば、喧騒と酒と欲が混ざったみたいな活気ある空気に喉の奥で小さく笑う。何においてもスマートな彼の様子に「はは、随分と手際がいいじゃない。ナンパもゲームも、手慣れてる」なんて揶揄うように軽口を零しつつ、確保されたダーツ台の前に立ち。差し出された矢を受け取って、指先で転がすように重さを測り、羽根の癖を確かめる仕草はどこまでも気怠げに見えて「カウントアップね。無難でいい。うん、嫌いじゃないよ、そういう分かりやすい勝負」彼からの提案を前に、同意はあっさりと、けれど視線だけは的から外さずに真っ直ぐに向いて。先にどうぞ、なんて言葉に一瞬だけ彼を見れば、そこにあったのは負けん気の浮かぶ芯のある眼差しだった。「先制譲るって顔じゃないでしょ、それ。……ま、いいや」好戦的なその表情を笑うように軽く息を吐いてラインに立つ。それから向ける構えは教科書通りで力も入れすぎなく、かと言って独特な癖も持っていない。そして一投目、中心は外すが数字は悪くない。二投目、少し右に逸れて平凡。三投目も同じような位置に刺さり、最終的な結果は“普通”の点数。肩をすくめて振り返り、照れ隠しの声を向けて)どうせなら、もうすこし格好つけたかったね



443: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-12-19 00:14:57



>トゥイードルディー様

(驚きと半信半疑の混ざった顔を浮かべるのは、足がたくさんのあの生き物ですら話すという事実をあまりにもあっけらかんと彼が口にしたから。無知だからこそ世界を広げる事に抵抗はないから、自分の知らない世界をさらりと紹介してくれる内容に少し戸惑いながらも「……この国はほんとうに不思議ね」と呟いて。双子とは文字通り自らの半身を意味するものという知識はあったから、そんな近しい人を良く評価されれば片割れは喜ぶものと思っていたあたり、世間知らずな自分は男心に全く疎い。だから、どうしてそんな顔をするの、と怪訝そうな視線を返しながら「ユリはディーに会えたことも幸運に数えるのよ」自分の心の中で、彼ら双子は色の違う二つの灯火のようだと感じる。どちらも消し合うことなく、心を暖めてくれる優しい炎。ダムは揺るぎない基盤のように心を支える存在であり、ディーは軽やかな風のように心をくすぐり、未知の親しみを運んでくる。二つの幸運は、まるで片方が太陽で片方が月のように、同じ心に共存して自分を照らしてくれているように感じて、拗ねないでと彼の頬に手を伸ばし包むようにそっと触れて。「ありがとう、ディー。ユリも夜にお話してみるわ」彼の真似をしてみたいと思ったのは、本当の親友みたいに夜のことを語る彼を素敵で羨ましいと思ったから。手の中に感じる星の感触はなんだか暖かいような柔らかいような、これを握っていれば夜に試されずに済むのではと思わせてくれるものだった。その正体が彼の分けてくれた手のひらの温もりだということは未だ気付かないまま、こくりと頷いて「ユリを温かくしたからディーが冷えちゃったのね。ねえ、ユリを守ってくれてありがとう」肩に感じていたのは僅かな重さと温もりだけではなかったのだと振り返り、目を見て感謝を伝えたくなってクイと彼の服の裾を引っ張って、柔らかな微笑と共に見つめて)


>赤の騎士様

(立食会場に戻ってもダムの姿は無かった。どうしようかしら、思案するように溜息を吐いていれば近くの少女たちのお喋りが自然と耳に入って。聖なる夜にだけ行われる特別な儀式――その響きに、まるで雪の結晶が胸に落ちて溶けるように強く惹かれてしまった。聖夜の祝福のようであり、秘密のようでもあり、どんな催しなのか知りたいという気持ちが心を強く揺さぶって、自分でも気付かないうちに足は動きいつの間にか立食会場を抜け出していて。廊下を進むうちにどんどん人気が少なくなるのと比例して自分はまだ夜を克服できていないことを思い出し、一人で儀式へ向かうのは心許なく、その神秘さに触れる前に不安が胸を締め付けて。ふと見つけた彼は見上げるほど背が高く、それこそ本の中に出てくるような綺麗な男の人で、そういえば女王様に謁見した際に一度姿を見ていた気もする。ダムの顔がよぎるけれど、女王様の邪魔はしたくない。意を決するように胸の前で両手を握りながら「……ねえ、」掛けた声は良く言えば凛として、悪く言えば傲慢な響きすら持っていた「ユリ、聖夜儀式に行きたいの。みんなが話していたのを聞いて……どうしても、参加したいの。でも夜は寒くて怖いから、だから、あなたに守ってほしいの」不遜な態度の割に言葉選びは拙いものばかり並んでしまう。でも精いっぱい心からのお願いを伝えているつもりで、一度息継ぎをして)あなたは女王様を守る人でしょ。でもお願い、今だけユリを連れていって


>ジャバウォック様

(悪魔と甘く危うい毒の応酬に興じていた瞬間はただ甘美な刺激に酔いしれていたはずなのに、今はその余韻が体内で暴れ回り、まるで熱を帯びた蛇が血管を這うように落ち着かない。視界はゆらゆらと揺れ、仮面の奥の瞳は焦点を結ぼうとしてはすぐにほどけていく。メリーごめん、そんな言葉が頭に浮かんだ直後に軽く胸元を叩かれる感覚で誰かに話しかけられていると初めて気が付いて「あー…、いや…それは助かる――けど、大丈夫だ。悪魔の毒はあとちょっとで切れるはず…だから」手の甲を少し浮かせて作った隙間から覗き見れば、ずいぶん人当たりの良い見ず知らずの人に心配をかけてしまっているのだと判断して。言葉に甘えそうになって、でも他人の手を煩わせたくない妙な意地も残っていたから、浅い呼吸の合間にもうすぐ回復するはずだと伝えて。火照った頬と上昇した体温が首筋に汗を伝わらせて、それをグイと拭うように乱雑な手つきで首を撫でながら痩せ我慢のような笑みを口角に浮かべて)……イカした…爪だ。ジャケットと、よく…マッチしてる


(/こちらこそ、ご丁寧なお返事ありがとうございます。主様の巧みなリードのお陰様で息子も娘も心の赴くまま活き活きと動けておりますので、本当に感謝感謝です。主様の紡がれる世界や台詞、ロル回しの一ファンとして、勿体ないお言葉を頂けたこととても光栄に思います…!息子こそ醜態を晒したり失礼をやらかすかもしれませんが、何かあればいつでもお伝えいただけると幸いです。
ディー様の前でダム様を持ち上げる真似をしてしまい申し訳ございません、でもそれを受けたディー様の様子がとても可愛らしく、この後の双子様同士の会話を覗いてみたくなりました。赤の騎士様のミニゲームについて、ご丁寧にありがとうございます。上記の通り発生条件を回してみましたが、不足や不備あれば書き直しますのでお手数ですがご指摘ください。息子も娘もこの先の物語にわくわくしかありません、こちらこそ今後とも末永くよろしくお願いいたします!)




444: 赤の騎士、ジャバウォック [×]
2025-12-19 02:22:39



>ユリーシャ

(深い赤を基調にしたショート丈のダブルブレストジャケットに、ブラックサテンのスタンドカラーを合わせたミリタリー調フォーマルなタキシード姿。素材はウールサテン系で、滑らかな光沢と構築的なシルエットとなっており、その中で目を引くのは程よくルーズなホワイトトラウザーのボトムだった。足元には黒の革靴を合わせ、正装に僅かな軍服要素と抜け感を加えている。全体を紅色と黒の二色でまとめ、儀礼服の緊張感と日常的な軽やかさを共存させたスタイルと、顔がより綺麗に現れるように掻き上げられた前髪と整えられたヘアセット。ウエストの辺りにシルバーのチェーン装飾をアクセントにした姿で今宵の儀式の指揮をとっていた。不意に夜の回廊に落ちた彼女の声は鈴をひとつ転がしたみたいに澄んでいた。その声に呼ばれるように顔を向けると、そこにいたのは見覚えのある顔だった。此方を見上げるその瞳を見て、口元に自然と笑みが浮かび「また会ったね。__確かに、俺は女王陛下を護る騎士だ。だけど、」わざと途中で言葉を区切るとその表情には微笑みを浮かべ「可愛いお嬢ちゃんを護るのも、騎士の大事な務めだ。お嬢ちゃんがそう望むなら、今夜は君の剣になる」それは承諾の言葉、そして彼女のためにと用意をするのは落ち着いた真鍮色のアンティークな手燭。使い込まれた意匠は派手さこそ無いが、不思議と夜に馴染むそんなつくりをしていた。マッチを擦ると硫黄の匂いが、続いて短い火花。芯に触れた瞬間、柔らかな橙の火が生まれて揺れた。そうしてそれを彼女へと差し出し「良いかい、お嬢ちゃん。この火は何があっても消しちゃいけない。恐くても、寒くても、立ち止まりたくなってもだ。」そうして掬うような視線が回廊の奥、闇が輪を描くようなその先を示し「この灯を持ったまま、回廊をぐるっと一周して戻ってくる。それが出来たら、聖夜儀式は成功だ。祝福は君のものになる」彼女が興味を抱いてたその儀式こそがこの場所だと教えるように、しかし余裕たっぷりの微笑みを浮かべては楽しむような声で続けて)もちろん、道中は俺がついて行く。__可愛いお嬢ちゃんを夜に放り出すほど、無粋な騎士じゃないんだ。


>ロメオ

(当初、こんなにも弱り切った姿の男からチェシャ猫の名が挙がっただけでも興味を抱くのに十分だったと言うのに、“悪魔の毒”という単語がその口から登場するとその興味は更なる強まりになっていた。猫が先か、悪魔が先か、どっちが先に彼を知り残る方が興味を抱いたのか。それを知ることは出来ないが、自身もまた悪魔に手を出されながらも気丈に振る舞おうとするその姿を一瞥してからカカカと肩を震わせて笑って見せて。ぐったりとした姿にも関わらず、自身のことを褒めてみせる彼の気概に好感を抱き「坊ちゃん。あんた、それ悪魔の毒言うたじゃろ。……よ~し、あいわかった。おいちゃんが少しだけラクにしちゃるわ」自らの懐から取り出したのは古びた懐中時計、その時計を持てば爪の先で弾くように三回カツンと音を鳴らし。「坊ちゃんしんどいじゃろ。やけん、ちょおと気張り。おいちゃんの目ぇ見て逸らさんこと。ええか」縦に細い瞳孔を持つ瞳が彼の瞳を射抜くように、ほんの一瞬だけ鋭く向いた。そして時間を戻すように懐中時計を弄る、それは彼がいつ悪魔の酒を飲んだかがわからないから一時間ほどの時間を彼の体調部分だけを文字どおり戻してしまった。酒も毒も、そのいずれもを体に入れる前の状態に戻してしまって)



445: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-12-19 07:55:22



>赤の騎士様

(深い赤と白黒の三色でまとめられたその姿は、精悍で神秘的で、まさに物語の登場人物みたいだと感じた。光沢を帯びたジャケットは炎の鱗のように滑らかで、白いトラウザーは雪原に伸びる道のように彼の足元を清らかに見せているようで。そこに煌めきを添えるシルバーのチェーンは夜空に橋を架ける星座みたいで、謁見の間とは違うアップにされた前髪は夜空を切り裂く流星の軌跡のように彼の顔立ちを際立たせる。綺麗な彫刻に見惚れるようにじいっと顔を見つめること数秒、手燭を差し出されてはっと我に返ったようにそれを両手で受け取って。ちらつく小さな火が過去を刺激するような感じがして、これもまた夢なのではとしつこく首を擡げるトラウマから意識を守ってくれたのは、小指に絡めるようにして失くさないように手中に持ったままのディーがくれたチャームが、もしくは女王様のバレッタが守ってくれたおかげかもしれない「……火を消さないで、戻ってくる。…ユリ、やってみるわ」反芻することで儀式の内容を簡潔に覚えて、彼の視線が示す暗い道にはぐっと息をのむように恐怖を感じるけれど「…騎士、さま。ユリからはなれないで」儀式的な彼の装いと、精悍で涼しげで女性を柔らかくリードするような笑みと言葉にすっかり彼を見る目は物語の中でお姫様を守る勇敢なナイトと重なって。お姫様が騎士をそう呼ぶように硬すぎない響きで敬称をつけて、左手に燭台を、右手は守りを求めるように彼の腕にそっと添えて、彼も足を踏み出すなら自分もきゅっと強い瞳で前を向いて歩き始めるつもりで)


>ジャバウォック様

(なんだか猛禽みたいだと、初対面の彼に対してそんな風な印象を抱く。纏っている空気感は柔らかく穏やかなのに、瞳の造りや一瞬垣間見えるこちらを射貫くような鋭い光を宿すのも猛禽類のメリハリを彷彿させて。まだこの国では聞いたことのなかった笑い方もその印象の追い風になっているのか、そんな彼から持ち出された話には苦しそうに少し眉を寄せて「……楽、に…?」整理が追い付かない頭は、そうでなくともこれから彼のやろうとしている仕掛けに想像もつかなくて。何かのおまじないのように時計を打ち鳴らす音に「…なあ、何…を」何をするつもりか、本能からわずかな警戒心が生まれて確かめようと力の入らない上半身を起こそうと腹筋に力を込めたところで、不思議な感覚にぴたりと体の動きは止まって。胸の奥を焼いていた熱が、まるで潮が引くようにすっと消えていく。血管を這う蛇も視界を揺らしていた霞も、懐中時計の音と共に静かに解かれていって呼吸が深く戻り、額に浮かんでいた汗も乾いていくのを感じて、思わず仮面の奥で目を見開いた。強がった形の笑みは消え、代わりに驚きと感謝が入り混じった表情が浮かび「……すごいな、どういう絡繰りだ?」勢いよく上身を起こして自分の胸板や腹の辺りをぺたぺたと両手で探るように触れるも何の変哲もない自分の身体だけがそこにあって。クリアになりすぎた頭は毒による酩酊と一緒にパーティーをより楽しむためのほろ酔いも吹き飛ばしてしまったのかと直感で感じて「いや、君が何をしたって俺の身体が楽になったのは事実だな。グラツィエ、……俺はメリーのアリスだ」感謝を告げるために立ち上がり、誠意を示すように恭しく胸に手を添えてゆったりと一礼して。彼の名前も感謝の言葉に添えようとして初めて見る相手だと気付いて自分から身分を明かし、これまた悪魔に続いて只者ではなさそうなオーラを放つ彼の佇まいに楽しげな笑みを浮かべて)素敵な姿に懐中時計の芸当。……魔法使いみたいな君にお礼をしたいんだが、何ならお眼鏡に適うかな



446: 赤の騎士、ジャバウォック [×]
2025-12-19 11:35:53



>ユリーシャ

(彼女が手燭を抱く指先にわずかな震えが走ったのを見逃すほど、無粋じゃなかった。だから差し出された右腕にそっと力を込め、彼女の歩幅に合わせて一歩を刻む。夜の回廊は静かで、蝋燭の火が作る小さな円だけが、世界を切り取っているようにも見えた。勇気を振り絞るような彼女に低く、柔らかい声が送るのはそんな彼女への評価で「お嬢ちゃんいい目をしてるな。怖さを知っていて、それでも前を向く目だ。__騎士冥利に尽きるよ」彼女が“騎士さま”と呼んだ余韻を、胸の内で転がす。悪くない響きだと口元に浮かぶ笑みは、彼女を安心させるためのもので半分は本心、半分は口説き文句にも似ていた。「大丈夫。火は君が思うより強い。守るべきものがある灯は、簡単には消えないんだ。それよりも気をつけるべきなのは、ほら、足元。俺の歩幅を真似しなくていい。お嬢ちゃんの速度でいいよ」回廊の曲がり角で歩みを緩め、影の深い方へ彼女を先に通す。壁に刻まれた古い紋様が、揺れる炎に生き物のように踊るのを横目でちらりと盗み見る。それからわざと軽い調子で語りかけるのは「俺は試験官じゃない、護衛役。だから転びそうになったら、遠慮なく掴んでくれ」澄ましたような微笑みが一緒の心配で。それは彼女がどんなにゆっくり歩いても、その途中に何があっても、そばにいるから大丈夫だと言う証明のようなもの。冗談を語るような明るく軽さを持った声色で続け)俺はきみを独りにしない。……お嬢ちゃんみたいに可愛い子を独り歩かせたら、噂になってしまうさ。俺の評判がね

>ロメオ

良か良か、せっかくのパーティじゃ。具合悪ぅて楽しめんのは可哀想じゃき、良おなったならそれでええよ。おいちゃんからのプレゼントじゃ(時計の針が時間を巻き戻すように動くにつれて、糸の切れた操り人形のようにぐったりとしていた彼の表情に色味が戻っていく。隠された顔でも伝わるのだから、その仮面の奥ではよほどの辛さを耐えていたのだろうと察することができた。誠意ある感謝を受ければ、その対応がむず痒くてカカカと癖のある笑い声で体を揺らし気前のいい物言いで「坊ちゃん、あんたホンマもんのファントムみたいな面しとったけぇね。真っ白い顔して冷や汗かいて、……悪魔にゃあ気をつけんといけんよ。まー、気ぃつけたとて気づけば懐に居るんが悪魔じゃけど」扱っていた懐中時計は元のように懐へ収め、今とはすっかり違う青ざめた顔色を笑うように顎を使い彼の顔を示して。それから長い爪がトンと今まで彼が座っていた場所を弾くと「ほれ、座りんさい。どれどれ、ほ~。たしかに!言われて見りゃメリーのアリスじゃ。服にメリーの拘りを感じるわ」改めて見直した彼は纏う服の細やかな所に彼の話す人物が垣間見えるようだった。その服装からしてテーマは浮かびやすく、気さくな雰囲気はそのままにして「魔法使いなんて大それたもんと違て、おいちゃん普段は公園のマーケットでちっちゃいお店を開いてるんよ。」人差し指と親指を使うことで少しを表して)ジャバウォックの時計屋っちゅうたら皆知っとるけぇ、今度遊びに来んさい



447: オルカード・エリス [×]
2025-12-19 21:00:52



>442 三月兎さん


これでも、紳士の国の生まれなもので。
(慣れている事は事実そうなので否定せず、軽口に片眉を上げておどけた後に、またわざとらしく丁寧な物腰で胸元に指を揃えた手を当てる仕草を返す。――遠慮の要らない勝負ほど刺激的なものもそうそう無い。「頑張ってねえ、」勝気と逸楽の混ざった此方の表情に気付いて尚笑う彼へ、感情は隠さず“お手並み拝見”と挑発を含めたエールを送り数歩退く。彼の全体とダーツ台が把握出来る位置にてフォームや矢の軌道を余さず見詰め追って、肩を竦める彼に片手を軽く振り、「充分カッコ良かったじゃん、様になってた。」純然たる賛辞を贈った次、今度は己の手番と矢を取りラインに立つ。手本よりも少し身体を捻る構え、片目を閉じて二度の予備動作の後に投げる。「……もっと下、」一投目は中心の真上、点は高いがブルには遠い位置。刺さったそれを真剣な眼差しで見据え、唸る声音で自らに調整を言い聞かせる。「……左上、」二投目、今度は真ん中に近いが右下で数字も低い。次こそと構え投げたその瞬間、「――あ、」不味いと自覚したそれはもう取り返しがつかない、回ってきた酔いに狂った手元から勢い良く飛んでいった先は、隣の台のダーツボード。それも高得点のマスに当たった矢に数秒呆けて、それから湧き上がってきた可笑しさに大きく噴き出し、それでもきちんとそのボードを使っていた人へ謝りつつ矢を回収し、「なあ、今の見た?」今の出来事を共有せんと笑いを引き摺ったまま彼に問い。それから一ゲーム中に何度投げても、的確に高い数字に当てる内の幾つかに一回、的そのものを外してしまう。途中にスコアを確認して、「やべ、オレ負けてんじゃんよ。」積もった無効点が勝負相手との差を明らかに付け、だが焦るような台詞は形ばかりで音は嬉しそうに、「……でも楽しいね、ヘアさん。」いつの間にか持ってきたグラスもすっかり空に、酔いに染まった表情や声はその前よりも寧ろ静穏を湛え、しかし言葉には“ご機嫌”を顕す。続けて彼にもう少し近寄ろうと踏み出した足が酒で一瞬覚束ず、そのまま彼へ向けて倒れそうになった所を寸でで何とか留まり、「ごめん、何ともない?」ぶつかった感触は無いが、それでも何か害してないかと真っ先に詫びが転がり落ちて。)




448: 三月兎 [×]
2025-12-20 20:56:16



>オルカード

(矢が隣のボードへ吸い込まれていくのを、思わず目で追ってから一拍。刺さった場所を確認して、次いで彼の顔へと視線を戻せば、そこには呆けと可笑しさの入り混じった表情があった。ああ、これはもう点数の勝ち負けじゃないな、と胸の内で結論付ける。こういう“綻び”が混じる勝負は、嫌いじゃないようで口元だけを緩めて微笑めば肩をすくめる仕草で軽く応じて「……見たよ、あれは流石に笑う。隣の台まで射抜くのは、紳士の国でも減点対象だろ」謝りながら矢を回収する姿を眺めつつ、余裕と酔いが同時に滲むその立ち振る舞いを、内心で面白がる。勝負に慣れた人間特有の気安さと、酒で外れた歯止め。そのどちらもがこの場の空気を心地良くしているようで、先の発言を拾いながら笑って見せて。スコアを見て負けを悟った彼の声色には悔しさより楽しさが勝っているのを聞き取ることが出来て「その言い方だとさ、もう勝ち負けどうでもよくなってる顔だよ」視線を合わせ、口角をほんの少しだけ上げて指摘をするように口にする。グラスを空にした彼が一歩近づいたその瞬間、足取りが僅かに揺れたのを見逃さず反射的に手を伸ばすことが出来た。完全に倒れ込む前に肘の辺りを掴んで支えれば、距離が一気に詰まって、酒と甘い匂いが混ざった気配が鼻先を掠め。「……っと」低く短く零してから、支えたまま様子を窺い、よろめいた彼を揶揄うように続け)───俺に倒れ込んでも点は入らないよ。




449: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-12-21 09:24:26



>赤の騎士様

(回廊に一歩足を踏み入れた瞬間、完全にパーティーの喧騒から切り離されたと感じた。赤の城の華やかさは遠ざかり、代わりに静寂と冷気が支配する領域が広がっていくような感じがして、自分の中でこの場所を〝怖い〟と認識してしまいそうで、無意識に彼の腕に添えた指先にぎゅうと力が籠る。そんな中でも前に進もうとする足を止めずに済んでいるのは、静寂を露払いするように彼が絶え間なく語り掛けてくれる声のおかげで「…色以外で目を褒められたのは初めて」どう返していいか分からなくて、でも褒めてもらえた事は伝わったから、不意に足を止めて彼の顔を見上げ「……ああ。胸がどきどきするのは、きっと騎士さまの目がダムに似てるからだわ」普段と違う環境に立っている緊張や恐れからくる脈動の加速を階段でダムが後ろから抱き締めてくれた時のそれと同じだと思い込んで、氷の剣みたいな彼の双眸からこの先に続く暗闇へと視線を戻し、再び足を踏み出して。足元に注意を促す彼の言葉通り、なるべく手の中の火が揺れないようにゆっくり一歩一歩進んで、しかしより深く暗い場所に差し掛かれば「…!」思わず身が竦んで足を止めてしまう。壁に刻まれた古い紋様は長い眠りから目覚めた精霊みたいに、揺れる手燭の火に照らされては影を伸ばし、縮め、呼吸しているように見えて「だめ、こわいわ、」縋るものを求めて反射的に彼の腕に深く手を絡めて後退るも、優しく背中を押してくれるような〝きみを独りにしない〟という言葉にぱっと目を瞠って。手燭を持つ手が震えているから、同時にその先に灯る火にもそれが伝わって頼りなさげに揺れている。それをじっと揺らがない目で見つめながら「……騎士さまはユリを守ってくれる。なら、この火は…ユリが守らなきゃ」自分に言い聞かせるように、意を決して暗い通路に踏み出す。評判の為にユリを守ってくれるの、普段ならそんな問い掛けを投げるところだが今は余裕がなく緊張から肩が上がってしまうほど体に余計な力が張り巡らされていて)


>ジャバウォック様

Generoso、――俺の国じゃ君みたいな人をこう呼ぶんだ。みんなに好かれる公園の人気者さ
(それは気前がいいとか寛大とか、そんな意味合いを持つ母国の言葉。にこにこ笑顔で日向ぼっこしながら公園で遊んでいる子供たちを眺め、鬼ごっこの途中で転んでしまった子が居れば絆創膏を張って頭を撫でてやるような、鳥や猫にすら好かれる紳士。現時点ではそんな印象を彼に抱いて、すっかり親しみを持ちながらつられるようにこちらもハハと豪快に笑い「ああ、君が助けてくれなきゃホントの怪人になっちまうところだった。…覚えがあるねえ、それ」警戒も虚勢もするりとすり抜けて気付けば背後に立たれ、笑みのまま喉元に刃を突き付けられるような。悪魔にはそんな印象を感じているから彼の例え話に本音の共感を示しつつ、それが悪魔と話していて楽しいところなのだとむしろポジティブな雰囲気で促されるまま横に腰掛け「そうだろ。主役のマントコートはメリーが選んでくれたんだ」メリーのアリス、そう評されたことが何だかやけに誇らしくて、胸を張りつつ拾い主を自慢するように襟を正して「君のその服は自分で?センス良いな」彼のジャケットのデザインはなかなかお目にかかれないもので、大衆向けではなさそうだからこそ着こなす人間も選ぶように感じる。この国でそれが似合うのは目の前の彼だけ、自然とそう思わせる彼の雰囲気に感心していれば友人から聞いていた名前が出た瞬間に仮面の奥の目を瞠り「ああ…!、チェシャの時計の。あれには俺も世話になってる、…なんだ君には助けてもらいっぱなしだな」一日を終えるための自分だけの儀式、それなしでは眠れないルーティンの既に一部となっている時計の作者と分かれば照れくさそうに後頭部あたりをカシカシと掻いて)ここで出会えてよかった、今度手土産持ってお礼に伺うよ。甘いものは好き?




450: オルカード・エリス [×]
2025-12-21 14:56:21



>448 三月兎さん


減点も減点、人のもんナンパするくらいアウトだね。
(あんまりにもな暴投は彼にも受けてくれたらしい、返された軽口に何とも適当なジョークを混ぜて肩を竦める。窺えるその顔は、己と同じようにこの場を快く感じているのだと知るには充分で、「バレた。…うん、正直勝ちとか負けとかより、ヘアさんと全力で勝負してんのが楽しい。」指摘を受けて笑う口から舌をべっと覗かせ戯ける仕草、しかし次いでは何処に心が浮かされているのかをはっきり告げて肯定する。転びかけ、彼の手を借り踏み留まった目の前、まず視界に入るのは非対称の銀の髪と兎耳。それから少し視線を下げて彼と目を合わせるまでの短い間、酔う顔は表情を置いてきてしまったようにぼんやり曖昧で、だが直ぐ様朗らかなそれに戻り、「ダメか、そりゃ残念。じゃあ点取れる方行かんとね。…手、あんがと。」飲む物の影響か、距離の程近い彼からほんのりと漂う柑橘の甘さを鼻に捉えつつ、揶揄に大事無いと判じて此方からも冗談を一つ放り、それから支えてくれた手の甲にぽんと此方の掌を軽く添えて礼を伝え、そのまま身をダーツ台側に遠ざける。――それからゲームの最中、酔いの巡りが進むに連れて言葉や所作、表情は楽しげながらも静かでのんびりと大人しいものが増え、その時折はっと思い出したように賑やかな喜楽が顔と声を染めて。「負けた負けた、強いなあ。」一通りゲームが終わって、結果は差を埋められないままの彼の勝利。悔しさは微塵も無く、寧ろ清々しげにそれを素直に湛えて拍手を贈った後、「はー、あっつ……」ダーツの集中が切れた今頃になって夢中の熱と酩酊の熱が駆ける身の温度に気が付いてぱたぱたと自らの顔を仰ぐも、起きる風は微々たるもので外の冷たい風が恋しい所。「ヘアさんは大丈夫?」続けてあまりアルコールに強くないと言っていた彼にも意識は向いて、心配を問い掛ける傍ら彼の体調を目視にも確かめんと、顔を覗くように上体をほんの僅か屈めて。)




451: 赤の騎士、ジャバウォック [×]
2025-12-22 10:08:01



>ユリーシャ

(足を止めた彼女の気配が腕に伝わってくると歩調を緩めて、彼女のすぐ隣へと身を寄せる。回廊の冷気が外套の裾を舐め、聖なる蝋燭の火がふらりと揺れたことに気づくと無意識に一歩だけ彼女の風上にち「……お嬢ちゃん、怖がることは悪いことじゃないよ。怖さを抱えて前を向く事が強さだ、恐れを知らなければ国を統べる者としては未熟だからね」低く、穏やかな声は勇敢であれなどとは言わない。壁の紋様が影を伸ばし、獣めいた形を作っては崩れていくその中で、彼女の足取りだけを気に掛けながら、ゆっくりと先を進むその中で思わず小さく笑みが漏れる。「……ダムに似ている、か。お嬢ちゃんを見つけて手を離さなかった男に似ていると言われるのは光栄だが、”誰か”に重ねないで”俺”にドキドキして欲しいな」横目で彼女を見れば、暗がりの中でも分かるほど肩に力が入っているのが見て取れた。だから火に影が落ちぬよう、風が抜けぬよう、位置を計算しながら先を目指して歩みを進める。そんな中でひやりとした風が再び吹き抜けて蝋燭の火が大きく揺れた瞬間、迷いなく身を寄せて火も彼女も守ろうと大きな体を壁にするように彼女の事を隠してしまうような形で、空いていた腕も明確には触れないまま添えるように僅かな距離を挟んで蝋燭を二人の間で挟むように向かい合う形になり。火は一度だけ大きく揺れたがすぐに落ち着きを取り戻し、それを確認したことで安心の息を小さく落として。すると少し眉を落とし甘さを持った注意の声が落ち)──悪い風だ、


>ロメオ

そらまた、随分エラい評価貰てるわ。ちご、ちご。そがあ良か人じゃなか。(皆に好かれるとの評価を貰えば随分と彼から好印象を得たらしいと知る。謙遜すると言うよりも冗談を重ねるような言い方で、顔の前で手のひらをパタパタと振り。悪魔については同意を示しているが、それを話す声色やトーンその語気なんかはネガティブな感情を持っておらず、ぐったりと弱っていた事もなんのそのと楽しさを見出している彼にひっそりと興味を募らせた。「坊ちゃんは勇気があるんやねえ。じゃっどん気をつけんせぇ、悪魔とやり合うてアリスを終わらせたって子も居るけぇね」そう話すのは親戚のオジサンが世間話とともに世の注意点を語るような、気さくさとある意味では責任を負うつもりが無い力の抜けた雰囲気でカカカと笑いを交えて。何処か誇らしそうに着ている服を教えてくれる彼に、彼を拾った人物とは他の誰彼とは違う接点を持っているのだと教えてみせて「おいちゃんな、メリーとも仲良しこよしじゃけぇね。メリーの好きなもんは、よ~おわかるんよ。もう知っとるが?あれもちょおと前まではおいちゃんみたいにマーケットでお店やってた仲間じゃで」今のように店を構える前は公園で出店のように物を取り扱っていたものだと懐かしむように伝えてから「おいちゃんのは帽子屋に頼んじょる。背中にコレが有るけぇ、普通の服は着れんのよ。」自身の服については背中に存在する大きな翼を畳んだまま褒められたことを喜ぶみたいなそんな雰囲気で鋭い目元を線のように瞑るほどの笑みにして。猫の時計、世話になっている、先程も猫の名前が挙がった所だったから関係性に好奇心膨らませて「坊ちゃんな、けしみかけながらもチェシャを呼んじょったが。──甘いもんも好ぃとおが、なあに、おいちゃんそ~いう話が大好きじゃ。あん子と好い仲なんか?」始めはカラカラと溌剌とした喋り方で揶揄うことを敢えて雰囲気に混ぜ込み、途中で意図的に区切りを見せれば今度は突如、彼の肩を包むみたいにガバッと抱き寄せて。後半は周囲に聞こえないように秘密の恋バナとでも言うつもりかヒソヒソと続けて)



452: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-12-22 16:14:11



>赤の騎士様

でも…騎士さま、ユリは…、
(怖いのはいや。狼狽のあまり僅かに上擦る声で弱音を吐きそうになってもそれを飲み込むことが出来たのは、彼が説く王についての心得が心に響いたから。女王様のために頑張ると決めたあの日の決意を、傍に侍る彼もきっと聞き届けてくれていたはず。恐れに寄り添いながらもその先の道を示し導いてくれるような彼の言葉に目から鱗が落ちたような気がして「……ううん。ユリは怖いのがいやなんじゃない。弱いままなのがいやなんだわ」怖くてもちゃんと前に進めるアリスになりたい。表層的なところだけではない、その何層も奥にある自分でも気付けていなかった気持ちをちゃんと自分の言葉で形に出来れば、心は幾許かいつもの落ち着きを取り戻しつつあって「…騎士さまの声、すきよ。やさしくて甘くて、ダムより少し苦いの」唐突に抑揚に欠ける声で伝えるのは、他の誰でもない赤の騎士さまの中に見出した好きな所。双子より落ち着きがあって大人っぽい、そんな雰囲気を誤解を恐れず〝苦い〟と表現したところで一際強く冷たい風が吹き抜ければ後れ毛がぶわっと揺れて「だめ…!」火を守るように胸元に手燭を引き寄せ前のめりになって上体を被せるように守るように反射的に動いたところで、恐れていた突風は感じず「…?」何かの温もりに庇われるような空気と良い香りを感じて白い顎を逸らすように見上げれば、そこには自ら壁となって自分たちを守ってくれた騎士さまの姿。思わず見惚れるように少しの間言葉も出ず、呆けたように「騎士さま…、……ありがとう」子供がヒーローを見た時のような、格好いい存在に憧れを向けるようなきらきらとした目線を向けながら、まるで妹か弟にそうするように蝋燭の火にも小さな声で語り掛けて)あなたも。騎士さまにお礼を言って
 

>ジャバウォック様

(自らを善人と評する者は分かりやすく胡散臭い。では彼の反応は…?、ただの謙遜とは少し違う色の滲んだ否定がほんの僅かに心に引っ掛かりを残したけれど、色々と恩を感じていることもあって今はそれをスルーして。「アリスを終わらせる、ってのはどういう意味だ?」抽象的な響きを持つそれは見過ごしてはいけない気がして、人当たりの良い微笑みのまままっすぐに彼の目を見て問い掛ける。この華やかなパーティーの場には相応しくない話題だとは分かっていたから、「君達やアリスに傅くメイドになっちゃうって事か?それは困るな、俺のガタイに合うメイド服なんて中々無いぞ」真実への興味を冗談に溶かすように肩を竦めて。メリーとの関係を教えてもらえれば、なら話が早いと自分の膝をぱしっと打ち鳴らして「じゃあ、都合がつくならメリー邸の後夜祭に君も来てくれ。メリーの好きなものなら俺も仕込まれてるから答えられるが、昔話はあまり聞いたことがなくてね」衣食住の世話になっているという利害関係だけでなくシンプルにその人間性を慕っているから、メリーの過去や親しい知己とどんな顔でお喋りをするのかが気になって。作り物かと思っていた背中の翼が本物だとその口振りで知れば、ヒュゥと口笛を吹いて「空を飛べるなんて羨ましい限りだが、それなりの苦労もあるってことか。帽子屋って人は紅茶マスターってだけじゃなくて仕立ての達人でもあるんだな」初めはメリーの口から、その次は猫の友人の口から帽子屋の名前が出るときは必ず紅茶の文脈だったから、どうやらそれ以外にも得手があると知ってまだ見ぬその人物への万能感が勝手に膨らんで。突然肩を抱き寄せられると思わず「うおっ」と小さく声を零すもそこには笑気も混じっていて、猛禽のような鋭さを持つくせに距離の詰め方は陽だまりの猫みたいに唐突で人懐っこい――いや、猫というよりは虎に近い力強さを感じたが。いずれにしてもそんなギャップにむしろ心地よさを覚えて、肩に回された腕を拒まず自然と体の力を抜きながら「俺、チェシャを呼んでた?…マジか、恥ずいな。いや、ママに泣きつくよりマシか」全くの無意識で記憶も無かったからこそ揶揄われているのかと一瞬疑うも、悪魔との会話の中で友人の事についてかなり頭に血を上らせていたところまでは自覚があるから、一旦それを事実として受け止めメリーを〝ママ〟と冗談ぽく表しながら片手で口元を掴むように隠して「チェシャの事好きだぜ。すごく良い奴だし、放っておけない。旨いもん鱈腹食って、毎日幸せに笑って欲しいと思う。この国一の俺のダチだ」顎先を擦りながら並べるのは嘘偽りない本心ばかり。彼の言うような色恋の感情かどうかは考えた事もないという態度でふうと大きく息を吐いて)…上っ面の恋なら俺も達人を名乗れるんだけどな。心の底から惚れたって経験が無えからそれがどんな感じなのか分かんねえ。…ジャバウォックは分かるか?




453: 三月兎 [×]
2025-12-22 19:16:57



>オルカード

(まるで懐いてくれている犬が遊んで貰うことを心底喜んでいるかのような、心からの楽しさを語りかけてくれている彼の表情やその声色と照れ隠しをしない真直ぐな言葉選びが羽で擽るような温かさと擽ったさを与えてくれた。自身と共に遊びに耽ることをこんなにも喜ばれたのはいつだったろうかと直ぐに思い出せないくらいにはとても新鮮な気持ちで、目元を和らげて口元には余裕のある微笑みを見せてから「変な子だね、ほんとうに。」だなんて捻くれた視点での、それでいて愛があるような親しみのある声色で再度ゲームに戻っていくその背へつぶやいて。それからは暫しゲームが続く。互いに特別上手なわけじゃなかったから、だからこそ試合は読めなくて面白かった。最終的に逃げ切る形で勝利を得れば声を出すように“はは”っと笑い声をあげて「じゃあアリス、勝者には何があるんだっけ?」浴びる拍手を止めるように片方の手のひらを彼へとむけて、当初の約束にあった目的を口にして。とはいえ彼が随分とアルコールにやられている事にも気づいているからか、少しだけ頭を傾ければ傍のソファを視線で示しながら声をかけて)僕は途中でジュースに変えてたから、全然平気。それよりも君が倒れたら僕には運べないよ、少し休むかい



454: 赤の騎士、ジャバウォック [×]
2025-12-22 19:18:08



>ユリーシャ

……お嬢ちゃん、陛下がアリスだった頃のことを教えてあげようか。それはそれは怖がりでね、夜になると小さな物音でも怖がっていたんだよ。(自分の気持ちを整理して向き合うことは簡単なことじゃない。自分に向き合うことは奇麗な面ばかりではなく、見たくないと目を逸らしていた部分にも触れるという行為だから、彼女が自身との会話の中で何かを得ることが出来て自己を受け入れ前に進むことが出来たのならば、それほど嬉しいことはなかった。そして彼女が纏う空気の中に迷いや怯えが薄れたことに気が付いたとき、彼女よりも長く生きてきた自身の人生がその彩の一つになれたのだと実感が出来てつい口許が緩んでしまった。初めて彼女と対面したその場にいた人物を、彼女はとても慕っているようだったから。暗闇の中で行う内緒話のように冗談めかすような声で「俺が言ったことは秘密にしてくれ」と付け足して。彼女が彼女の言葉を使って誰かと重ねるのではなく赤の騎士としての個人を見てくれれば、その気持ちが嬉しくて「お嬢ちゃんに褒められると自信になるな。」と目尻の皺を少し深くするように目元を和らげて。突然の風から小さな火を守ることが出来たのだと自身の目をもって確認することが出来るとほんの僅かに気取る訳じゃない素の反応としてほっと胸を撫で下ろし。それから遅れて彼女からの眼差しに気が付くと少し眉を上げてからくく、っと喉を鳴らすように笑って見せて。被さっていた体を正せば正面にはぼんやりとした明りが見え始め、暗闇にも風にも彼女が耐え抜いた証となっている。強気な視線をその明りへ向ければ彼女の背を押すように前向きな声をかけて)礼には及ばない。お嬢ちゃんとこの子を護るのが俺の使命だろ?──ほら、もう折り返しだ。どうだお嬢ちゃん、あと少し頑張れるよな

>ロメオ

カカカッ!坊ちゃんは面白い子ぉじゃの。ばってん、その答えは外れとも言えんし当たりとも言えんよ。正解を自己防衛んために知っちょくんな良か手じゃち思うで、どげんしてん気になっんならまた次ん機会に教えちゃるけぇ、聞きに来んさい(輪郭を持たないぼんやりとした表現を流さずに見抜いた彼が、ストレートにそこを射抜くのではなく冗談を小匙分混ぜたその締めくくりが可笑しくて声を高らかと上げて豪快に笑って見せて。彼の意図を汲んでか、それとも確実な次回に繋げるためか、この場での回答は飲み込むことにしたようでばちんと気さくなウインクを送り。彼から受けた誘いは唐突で、そしてまさかそんな事が在るとは少しも予想をしていなかった内容で。だったからこそ興味を持ちながらもそれを素直な言葉にするのは一度抑えて「メリーが後夜祭?あん人がそげん手間の掛かっことをすっなんて今まで見たこと無か。坊ちゃんが企画したんか?」は~驚いた、とわざとらしく肩を持ち上げて。紅茶マスターの名が本業よりも知れ渡っていることを知った当人はどんな顔をするのだろうか、そう思うほど彼の発言が耳に残り「坊ちゃん帽子屋にはまだ会うたことが無いのか?あん人が作る服は全部一流品じゃ。あん人は最高の服を作る紅茶狂いじゃども。」揶揄いを含んだ声色ながら、その人物の作品に対しては敬意を払っていることが伝わるそんな雰囲気を持っていて。抱き寄せた肩をパンパンと軽い力で数度叩いては「坊ちゃんが悪魔にやられたなんて聞いたら“ママ”はヒステリー起こして怒り狂うじゃろ。……そりゃあ、なんちゅうか。でたん奇麗な友情だけんど、本人にはゆわんほうがええかもしれんねぇ」冗談のような彼の言葉を拾いながら飄々と軽いそんな声で口にしてから、友人、引いては他人に抱くには奇麗すぎる感情や気持ちの羅列に茶化すことは出来ず、ただその願いは奇麗すぎる願いはその猫にとって抱えきれない物だろうと渋い気持ちが浮かび、ぽろっとこぼれるように口にしてしまって。誰が見ても男前だと評価をするだろうその甘い顔を持っているからこその悩みだろうか、まさか率直に恋愛を問うそんな質問をされるとは思ってもおらず、少しだけ視線を逸らしてから大げさな言い方の冗談のように言葉にして) あるよ。──世界なんかどうなったっちゃ構わんってくらいの恋をしたけぇね


455: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-12-22 22:02:30



>赤の騎士様

女王様も…。それ、ほんとう…?
(じっと炎の挙動を観察していた瞳を思わずまんまるに開いて、隣の彼を見上げる。彼が敬愛する女王様の過去を語り始めた理由は分からなかったけれど、それを気にするよりも先に胸の中を染め上げたのは何とも形容しがたい親近感に似た想いで。完璧で、強くて、誰よりも綺麗で、優しい――大好きな女王様。その人が“怖がりだった”という事実は自分にとって衝撃というよりも、胸の奥で柔らかく何かがほどけていくような温かさをもたらして、疑問符を返す言葉尻には疑いではなく確認の意味合いの方が強く浮かんでおり「……騎士さまはずっと女王様のお傍にいたのね」続いて顔を出すのは羨望の響き。自分の知らない女王様を知る彼に羨ましいと目線で語りながら「ユリはね、女王様との間に内緒があるの。だから騎士さまとの内緒も守るわ」唐突に女王様との内緒話――本当は女王様のアリスになりたいという願い――を持ち出したのは、自分にだって女王様との絆があると誇示したい幼稚な動機があってのこと。取引なんてするつもりはなく、師に教えを乞うような切実な視線を彼に向け「守るから、…ときどき女王様のことをもっと聞かせて」どんな物語よりも魅力的だと感じた女王様の昔話に思いを馳せて。揺れる手燭の火を見つめながら、不思議なくらい心に恐怖を感じず澄み渡ったように感じるのは、敬愛する人の弱さを知った失望ではなく“同じ場所に立てた”ような何とも言えない親しみや愛しさが恐怖を塗り潰すほど胸に広がったからで、胸を張るように背筋を伸ばし「…ええ。ユリ、頑張れるわ。きっと女王様も、こうやってここを歩いたのね」そんな想像をすれば、くすくすと笑ってしまうくらいに過去の女王様が愛らしく感じる。すっかりご機嫌な様子で、冷たい大理石ではなく春の日差しが降り注ぐ柔らかな芝生の上に駆け出すような軽やかさで躊躇いなく足を進めて)
 

>ジャバウォック様

…白黒ハッキリ着く事の方がこの国じゃ少なそうだもんな
(外れとも当たりとも言えないという曖昧な返しに思わずふっと笑ってしまった。煙のように掴みどころがなくて、けれど妙に核心を突いてくるような彼の言い回しは、まさに悪魔とは異なる種類の危険な香りを漂わせる。でも、腹に据えた真意はどうあれ自己防衛に関する忠告を差し出してくれた事には感謝する気持ちの方が強く「俺は実直な男だから〝次の機会〟って言葉に弱いんだ。近いうちにお邪魔するよ」この国の理を知る事が、大好きな人々を――或いは目の前の彼をも理解する一つの礎になるかもしれない。こちらに発射されたような見事なウインクを受け取るように、虚空で何かをキャッチするように手を動かしてそれを次の約束への招待状のように懐へ仕舞う仕草を見せて。「種明かしはホストから聞いてくれ。もちろん来てくれるなら俺も持成すよ」平静を装った返答をしながら、メリーを良く知るという彼のリアクションから、自分の事を気遣って三人だけのパーティを言い出してくれたメリーの提案にどれだけの思い遣りや優しさがあったかを思い知ってしまう。にやけそうになる頬を表情筋で制しながら「会いたいさ。ずっと」帽子屋、様々な役持ちの口から名前が連なるその人への興味は日に日に募っている。しかしハハッと豪快に笑うように歯を見せて「でも、会いに行きたい人が多すぎるんだ。こんなにも果たすのが楽しみな約束ばかりの人生、美しくて明日が来るのが待ち遠しい。ジャバウォック、君との約束もそうだ」美しく楽しい日々を。その固定観念に縛られていることに変わりはないけれど、それを叶えてくれるこの国や素晴らしい人々、そして各々が贈ってくれる個性豊かな思い出の数々に幸せでいっぱいだと伝わるような満面の笑みを向けて。しかし大袈裟でも何でもなく自分が本心から抱く願いを友人に伝えない方がいいという彼の言葉にはその笑みも一瞬にして鳴りを潜め、上がっていた口角はみるみると落ちていき「……何故だ?」全く理由が分からない、そんな動揺にも似た感情が徒に鼓動を速めていく心地がして、やはり猫の彼の事となると容易く心を揺さぶられる事には無自覚なまま少し前のめりになるようにして寄せた眉間と共に答えを求めて。彼の口から語られるのはその先が気になってしまう物語のプロローグみたいで、惹きこまれるように深々と本音を乗せた声で)羨ましいな。…こっちの方がよっぽど、君のお店で続きを詳しく聞かせて欲しいね



456: オルカード・エリス [×]
2025-12-23 00:00:19



>453 三月兎さん


(覗いた彼の顔色も答える声音も、調子の不良は無さそうで一安心。姿勢を戻した後差し出された手を見て、すっかり頭から抜けていた会場での言葉を今頃思い出し、「あ、そうだったそうだった。ちっと待って、休むから一旦座ろ。」しかしまずは雲を歩くような足の覚束なさの解決が先、彼の提案に乗り目の前にあるその手を取ってソファの着席まで誘い引く。「んー……いつもは、このくらいじゃあんま酔わないんだけどな、」こうもふわふわ思考の纏まり難い頭は久々。耐性は人より多少あった筈の疑問を独り言ち、だがその答えが“特別な今日”にある事など考えずとも知れて、「……思ったより浮かれてんだな、オレ。」自己完結にふっと静かに笑いを落とすその一方で、約束を果たすべく上着の内側を探って、「はいヘアさん、メリークリスマス。」両手の上に収まるサイズの平たく小さな黒色の箱を取り出し彼にそっと手渡す。薄い青と銀のダブルリボンと“For my mate”のメッセージカードが控え目に飾られたそれの中身は、やや厚みのあるカシミヤのハンカチ。「綺麗でしょ、これ。真っ白で、まっさらでさ。……でも、それだけじゃなくてね。」一見には白一色、まるで描く前のキャンバスにも似たそれを自ら手に取り広げて、照明の方へゆっくり掲げる。「ほら、見える?」それは極々うっすら、強い光が裏から直に当たる部分へ目を凝らしてやっと何とか視認出来るもの。アカンサスの花の縁取り、隅に座る片耳の垂れた兎の後ろ姿、その兎が跳ね回っただろう周りの足跡――彼を彷彿とさせる形が散りばめられた隠れた刺繍達。「この模様がさ、使ってく内に段々持ち主の色に染まって浮かんできて、その人だけの無二の逸品になんの。面白いでしょ。」普通ならば避けられる汚れや色褪せ、それらさえ個性の彩りに変えてその前よりも美しく味わいを深める、そんな贈り物。「……そんで。あげるからには、これをとびっきりの“作品”にしてくれんの期待してんだけど――」一通りの説明を終えて元通り丁寧に畳み直したハンカチをとんと指差し、間近に距離を詰めて悪戯と不敵が混ざるにんまりとした含みのある笑顔で彼の目を見据え、「ヘアさんなら出来んでしょ?」どうか、この贈り物をただ大事に囲い、奥に仕舞うような勿体無い真似はしてくれるな、と。寂寥を封じる願いと念を一緒くたに籠めたその上に、彼の芸術家としての性を擽らんとわざと挑発じみた信頼を紡いで。)




457: 赤の騎士、ジャバウォック [×]
2025-12-23 15:40:46



>ユリーシャ

厨房に“ライオン”って料理人がいるんだが、彼がお嬢ちゃんにとってのトゥイードルダムだよ。俺が陛下のそばに立つようになったのは彼女が赤の女王の名前を引き継いだときからかな(今でこそ国を愛し導く象徴として君臨する彼女だけれど、その女性がそうなる前に隣の彼女と同じように迷いながら選択をして道を進んできた結果いまがあるのだと言うことを言葉にするのではなく、この国に初めてきた時に彼女を見つけてを引いた人物の名前を具体的にあげながら、アリス時代の陛下を自分よりもよく知る人物を紹介して。秘密にしてほしいという申し出を彼女が汲んでくれると、そんな彼女にもまた内緒があるのだと語ってくれた。その“内緒”が何かはわからないけれど、歩みを再開する彼女の動きに倣うように自身も足を進ませるとその際に穏やかで余裕を持つ落ちついた声で楽しげに笑ってから「その通り。陛下がまだアリスだったときに、お嬢ちゃんと同じようにこの蝋燭を護ってこの回廊を進んだよ。」そう語る声は実際に側で見たことを表すような懐かしさや思い出を振り返るような色を持っており、彼女の足取りが最初とは全く違う軽やかな物に変わったことに気づくと、その心境の変化だけではなく勇気の花がその胸に咲いたのだと言うことが伝わった。そうして勇気ある彼女の聖なる儀式は元いた場所に戻ってきた事により終了となれば彼女と向かい合うように顔を向けて)お嬢ちゃん、お疲れさま。___その蝋燭を俺に、


>ロメオ

(アリスに関する情報を率先として収集している訳では無いから、羊がアリスを囲っているという事実に素直な驚きを抱いてしまう。そう言った類には手を出さないような男だからこそ、しかし仮面に隠された彼を覗くように顔を向ければ「メリーは不器用な奴だが、善人じゃ。坊ちゃんはええ奴にひらわれたな。チェシャも善人やし、坊ちゃんの周りにはええやつが多い。きっと坊ちゃんがええ奴やけぇ、集まっとるんじゃろ」会いたい人が多いと語る彼へ飄々とした物言いでそう伝えればほんの少しだけ眉を持ち上げて「善人には悪いやつが寄ってくるけぇね。そうして悪いやつに騙されても善人にゃあ、その罪悪感に耐えられんのじゃ。坊ちゃんも、匂いを嗅ぎつけて寄ってくる悪いやつには気をつけんさい」なぜ、どうして、チェシャ猫にとって幸せを願われることが辛さに変わるのか。具体例を挙げる事はせず、しかし抱えたままの彼の肩を二度ほどポンポンと叩いてから腕をおろして「白い紙に黒のインクを落としたら真っ白にゃあ戻らんように、心が壊れたら元に戻すことが出来んのよ」それが何を指すのかはぼんやりとしたまま、御伽噺か注意ごとか、そんな口ぶりで独り言を語るように締めくくり。ジャバウォック個人への興味に対して僅かに瞳孔を鋭くしてから、すぐにその両目を瞑り線のようにする笑顔を見せて「え~~~?おいちゃんの恋愛事情聞きたいか?その時は坊ちゃんの甘酸いい話も聞かせてくれにゃー教えらんないちゃ」最後にはハートマークをつけるような、女子高生がきゃっきゃと楽しむようなそんな華やかなテンションで続け)



458: ユリーシャ・ゼレンカ、ロメオ [×]
2025-12-23 21:38:01



>赤の騎士様

ユリにとってのダム…。…ふふ、じゃあきっと、ライオンは女王様の事が可愛くてしかたがないのね
(彼が分かりやすく例えを示してくれたから、まだ会ったことのない名前が出てもその人と女王様の絆を容易に想像出来て、胸の奥に小さな花がふわりと咲いたみたいに柔らかく自然と口元が綻んで。敬愛する人が誰かに愛され大切にされていたと信じられるのは、それだけダムに大切にしてもらっているという自覚があるからで「会いたいわ。アリスの女王様……。……?」手燭を持つ指先に視線を落とせば、そこに光に透けて消えてしまいそうな女王様の繊細な指先の残像が重なって、闇を怖がりながらも勇気を出して同じ道を歩んだ彼女にどうしても会ってみたくなって。そこで、女王様がアリスだったなら、騎士さまやダムはどうなの?、そんな疑問がふと浮かんだところでちょうど儀式は終了したらしく「……ありがとう、やさしい騎士さま」彼の労いの言葉には夜の冷気を溶かすようなあたたかさを感じて、それに加えて儀式をやり遂げたという達成感からも自然と満ち足りたような微笑みが浮かんで。きちんと火を守れたのかしら、自分では分からない出来栄えを気にするようにとくとくと高鳴る胸を抱えながら両手で手燭を差し出して)…ユリ、ちゃんと出来たかしら
 

>ジャバウォック様

(右も左も分からない自分を拾ってくれたメリーも、夜を超える力を惜しみなく貸してくれたチェシャも善人だと言われれば胸の奥がじんわりと温かくなる。自分が惚れ込んだ人たちをこうして他者が肯定してくれるのは嬉しい。けれど同時に、彼の言葉の端々に混じる影のようなものが際立ち気になって仕方がなく、良く回る舌も考え込むように珍しく大人しくしていて。インクの例え話にはまるで刃の背で胸をなぞられたようにひやりとして、誰のことを言っているのか考えるまでもなかった「……元には戻らない、か」ゆっくりと息を吸い、仮面の奥で伏せていた目をそっと開いて「紙が真っ白じゃなくても、絵は描ける。……むしろ、黒がある方が深みが出るだろ」少しだけ、目尻と口角にほろ苦いような微笑を乗せて。元に戻す必要なんてない、今の彼の事を大切にしたいと思ったから。そんな感情に切なさはほどけて、自分の手元に視線を落とし「俺は黒を消すんじゃなくて、上から色を重ねていくよ。俺の色、メリーの色、君の色……その先に、あいつの幸せがあるといい」声は低く震えもなく、静かに熱を帯びて。まだ何も友人の口から聞いてはいないけれど、目の前の彼が指すのが猫の彼の事ならば現時点での自分の気持ちは固まって。しめやかな空気を締め括るようにぱっと顔を上げ、真似するようにきゅうと目尻を細めるように笑顔を見せて「世界がどうでもよくなる恋なんて滅多に聞ける話じゃないからね。俺の話はハードル上げないでくれよ」茶目っ気のある彼の雰囲気に思わずこちらの気分も明るくなって、もっと彼とのお喋りに興じていたくなる。でも、どうしても今すぐ親友に会いたい気持ちにも偽りはなく、ソファから立ち上がって)ありがとう、ジャバウォック。君との語らいは実りが多い、…今度は公園のお店で。


(/忙しなく顔を出して申し訳ございません。イベントも後半であることと、ジャバウォック様とのお話がちょうど区切りがつきそうなタイミングでしたので回収らしきロルを回させていただきましたが、不都合ございましたらおっしゃってください…!問題なければ、チェシャ猫様のミニゲームに向かうべく発生条件ロルを回させていただこうと思います。娘の方もそろそろダム様の元に戻らせていただこうかなと思っております。紳士的なのに少しキザな赤の騎士様もとても素敵な方で、是非またの機会にゆっくりお話させていただきたいなと感じました…!)




459: 三月兎 [×]
2025-12-23 21:57:28



>オルカード

___クリスマスパーティに参加するのは初めてじゃないけど、誰かとダーツをするのは初めてだったから。悪くないもんだね、クリスマスってのも。“僕も”楽しい(ふわふわとした雰囲気の彼は自身が見てきた彼の姿よりもどこか覚束なくて心配の気持ちさえ持ってしまう。けれど、彼が独り言のようにポツリと落としたその声を聞くと“ふむ”と何かを分析でもするかのような小さな相槌を落として、彼の隣に腰を落とす際に彼が言葉にはしていなかったその気持ちを自分がそうなのだから彼もそうだろうとある意味では傲慢な考えの元つらっと言葉にして見せて。そんな彼から差し出されたのは景品ではなくクリスマスと言えばのプレゼントだった。綺麗なラッピングはほどいてしまうのが勿体無いと思わせて、しかしその中身を暴かずにはいられないもの。感謝の声をあげるよりも先に彼の言葉に誘われるようにその箱を開くと説明にある通り、肌さわりがよくて、目を奪うような白いハンカチが姿を表した。繊細なデザイン、細やかな作りのそれは続く挑発のようなセリフにも“ふふ”と控えめな声で笑って見せてから「ありがとう。……嬉しいときは言葉が出ないんだね、こんなこと初めてだよ」手の中のハンカチを今一度広げるように少し高くあげて、数秒見とれるように目を向けてから今度は彼へ顔を向けて感謝を伝えて)



460: 赤の騎士、チェシャ猫 [×]
2025-12-23 23:08:07



>ユリーシャ

(回廊の終端、白い息が静かに溶けるような暖かい場所に戻り差し出された手燭、儀式の間は心細く彼女の手の中で小さく灯っていたその火は最後まで消えることなく誇らしげに燃えていた。彼女の勇気によって護られたことが確認取れれば浮かべる笑みはより深いものへと変化する。その火が灯ったままの手燭をアンティークなつくりのケースの中へ閉じると儀式の成功を褒め称えるように言葉を送り「……よく護ったな。これは__聖夜の火を、最後まで守り抜いたものにだけ渡される。約束でも、誓約でもない、お嬢ちゃんが見せた勇気の証だ」微笑みを含ませた低く落ち着いた声で伝えれば閉じたケースを再度開く。そこには彼女が護った蝋燭の姿は無く、代わりに宝石も刻印もない淡く光を含んだ指輪があった。蝋が溶け、流れ、固まった痕跡が残っている少しだけ歪でそれ以上に美しい円は淡いシャンパンゴールドに僅かのピンクを含んだ乳白色をした指輪だった。それを取り出し、彼女へと向ければ「儀式の結果によって蝋燭は姿を変える。多くがオーナメントや小さなキャンドルだが、__お嬢ちゃんが怖さを抱えて、それでも前に進んだその勇気をこのキャンドルが見届けたんだ。この指輪は溶けず、割れず、削れない。金属でも宝石でもない、勇気の証だとも。」身につけていれば今夜を思い出し、彼女に勇気を湧かせるだろう。そう続けるように彼女の手へとそれを差し出して)お嬢ちゃんが守った火が、ここに残った。儀式は大成功、おめでとう。


>ロメオ

(立食会場で羊を見つけたのは暫し前のこと、その頃には数杯のカクテルを含んだ後だったようでアルコールにあまり強くない身体はそれだけでも十分ふわふわと意識を揺らしてしまっていた。羊がいると言うことは友人もいるはずだと声をかけたけれど、羊もまた彼を見つけられないでいるのだと教えてくれた。折角のパーティーで友人に会えないまま終わるのは嫌だから、と知人に声をかける度に挨拶がてら特徴を伝えて彼の姿を探す合間にも乾杯は続きすっかり酔っ払いになってしまったらしい。このままでは見つけられるものも見つけられないと一度酔い覚ましに向かったのが今らしい。雪を被ったいつもとは違う庭園を進み、雪を纏った大きな木がいくつも並ぶ中庭のあたりで暑い体を冷ましていて。その姿は囚人服ではなく、細身の体に沿って仕立てられた深いワインレッドと黒の上品なドレススーツ、近くで見れば鈍く光るシルバーグレーの縞模様が見える。もふもふとした白のファーのマフラーを肩にかけた、そんな姿で賑やかな会場からは切り離された静かな空間を楽しんで)


(/お声がけをありがとうございます!思っていた以上にイベントが楽しく、中々堪能するには時間が足りなかったので次回開催時にはもう少し余裕を持って行えればと学んでおります…っ。赤の騎士のミニゲームもありがとうございます。大成功の投稿時間でしたので倣ったプレゼントをお渡しで、このまま回収しダムと再会に回していただいても大丈夫です。赤の騎士もユリーシャちゃんとの時間をとても楽しませて頂いたので、ぜひまたお会いしていただけると嬉しいです!ジャバウォックの方の回収も有難うございます。では酔い覚ましのため外にいるチェシャ猫を落としておくので此方をに発生条件のロルで絡んで頂けると嬉しいです。では残りのイベントもよろしくお願いいたします!)



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