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勇者の子供と魔族さん/107


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61: アイリス [×]
2025-09-27 14:54:09

わかった…!あっ、せっかくだしお家案内してあげるっ
(手を握ったままほぼ無理やり…拒否する隙を与えないないまま家に引きずり込む形で家を紹介し、内装は外見とは違いやけに整理整頓ができておらず、まさに子供が一人で暮らしている感が否定できない雰囲気を醸し出しており…)

62: ナハト [×]
2025-09-27 15:00:20

おや、案内していただけるんですか?では、お邪魔します。ほうほう、アイリスさんは、片付けが苦手なようですねぇ。
《なるほど、自身のテリトリーに引き摺り込む算段ですか。いいでしょう。ここはあえてあなたのやり口に乗ってさしあげますよ。》
(無力に引っ張られる非力な魔族を演じながら)

63: アイリス [×]
2025-09-27 15:06:39

…えっ?そうなの?
(「片付けが苦手」と今まで言われたことがないため少しショックを受けており、シュンと肩を落として…)

64: ナハト [×]
2025-09-27 15:08:12

アイリスさんが良ければ、お手伝いしましょうか?
(家の中で何か有力な情報が得られるかもしれない、と考えながら)

65: アイリス [×]
2025-09-27 15:11:49

いいの?ありがとっ、ナハトさん…!
(手伝ってくれると聞き、さっきまでの様子が嘘のように元気になって…)

66: ナハト [×]
2025-09-27 20:14:43

ええ、もちろん。わたしも、アイリスさんに頼み事をしている身ですから。持ちつ持たれつ、ですよ。今日はもう陽が暮れますから、明日にしましょうか。
《勇者に関する情報を見つける良い機会を得ました。できれば、弱点など見つかると良いですねぇ。》

(絶好の機会を得て、思わず顔が邪悪ににやけてしまっている。)

67: アイリス [×]
2025-09-27 20:26:26

……うんっ、わかった!あっ、でもベッド一つだし…せっかくだし一緒に寝よっ
(邪悪にニヤけてる顔を見て、少し驚いたようで間が空いたが「明日にしましょうか」には素直に頷きながら返事をし…。するとベッドが一つしかないことに気づき自身の身長的に全然余裕があるため、一緒のベッドで寝よう!と誘って)

68: ナハト [×]
2025-09-27 20:39:30

1つのベッドで、一緒に寝る、とは?わたしは、明日出直そうかと思っていたのですが…一緒に寝る、とは?
(罠?罠なのか?ナハトの頭脳が全く処理できず、フリーズ寸前)

69: アイリス [×]
2025-09-27 20:44:10

ん…?えっと、そのままの意味だよ…?
(ナハトの反応で自分がなにかおかしいことを言ったのに気づくも、心当たりが全くないため、とりあえずベッドに寝転びそのまま手招きをし…)

70: ナハト [×]
2025-09-27 21:18:00

そ、そうですか。わかりました、いいでしょう。ベッドに行きましょう。
《虎穴に入らずんば、虎子を得ず、いいでしょう、あえて死地に飛び込みましょう!》

(招かれるままに、おずおずとベッドに腰掛ける)

71: アイリス [×]
2025-09-27 21:31:45

…ナハトさん寝転ばないの?
(ベッドに腰掛けたナハトにそれでは寝づらいだろうなと思い、声をかけ)

72: ナハト [×]
2025-09-27 21:54:36

そうですね、わたしはこうして眠るんですよ。どうぞ、お気になさらず、おやすみになってください。
《油断は禁物です。完全に相手の間合いの中ですからね。落ち着いて、落ち着いて。》

(なぜこんなに動揺しているのか自分でもわからないが、なんとか平静を装っている)

73: アイリス [×]
2025-09-27 21:59:42

ん…、わかった~。
(そう言い終わると同時に大きく欠伸をし、その後すぐに眠そうに目を擦りそのままゆっくりと目を閉じて…)

74: ナハト [×]
2025-09-27 22:05:28

眠った…んですか?なんと無防備な。い、いや、寝たふりかもしれません。油断は禁物です。
(目を閉じたアイリスを、注意深く観察する)

75: アイリス [×]
2025-09-27 22:09:54

んぅ……。
(すぅ、すぅ…。と寝息を立てて眠っており突如、「ジョウロでスープを飲んだらダメ……。」というわけのわからない寝言を言い、そのまま寝返りを打って)

76: ナハト [×]
2025-09-27 22:18:49

本当に寝てしまって…っっ!魔法の詠唱かと思ったら、寝言でしたか。しかし…これは…うーん、まるっきりただの少女ですねぇ。わたしの買い被りでしたかねぇ。…いや、まだ油断はできません。もう少し、観察しておきましょうか。
(寝言→寝返りのコンボに驚くが、流石に拍子抜けしている。が、じっと観察を続けている)

77: アイリス [×]
2025-09-27 22:24:20

ふふふっ、あったかい…。
(ナハトの体にぴたっとくっつき、上記のセリフを言った後、またムニャムニャと寝息をたて始め…)

78: ナハト [×]
2025-09-27 22:31:39

…っ!!あ、あたたかい?わたしが、あたたかい?人間が、魔族にあたたかみを感じるとは…。それほど、孤独だということですか…。
(魔界から人間界に逃げのび、隠れるように孤独に過ごしてきた自身とアイリスが重なり、なんとも言えない感情が湧き上がる)

79: アイリス [×]
2025-09-27 22:42:46

……。
(その日はナハトにぴったりくっついて寝たまま、気づけば朝になっており、起きる気配が全くないうえに 窓から差し込む日光に背を向ける形で寝返りをうっているアイリス…。)

80: ナハト [×]
2025-09-27 23:01:19

結局朝になりましたねぇ、普通に寝たまま。しかも、わたしにくっついたまま、です。
アイリスさん、朝になりましたよ。そろそろ起きましょうか。
(一睡もできないまま、一晩中アイリスの観察を続けた結果、普通に寝続けるアイリスを眺めるだけ、であった)

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