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自分のトピックを作る
20:
来栖カカオ [×]
ID:f23dc50ef 2025-05-25 13:19:37
>伊多狩 秀
(……ああ、そういうふうに引くんだ。こっちを追い詰めるの、やめるんだ?一瞬だけ、胸の奥で緩んだものがあった。張り詰めていた糸が、かすかにほどける感覚。呼吸がふっと浅くなる。けれど安心するにはまだ早い。視線が、空気が、まだ自分にまとわりついて離れない。カカオは小さく息を吐いた。会長が手を叩いて場を仕切ると、それだけで群れは方向を変える。実に素直だ。口角だけをわずかに引き上げる。けれどそれは笑顔とは言い難い。小さな爪痕のような笑みだ。)
心当たり?……あるって言ったら、“共犯者”になりません?? じゃあ、ないってことにしておきましょうよ……。お互い、余計な書類仕事は避けたいでしょ?
(──あるよ。そりゃあ、あるに決まってる。タイミングも、状況も、部長の不審な言動も……全部、何となく繋がってきてる。でも。だからといって、それを言葉にした瞬間、自分まで“中にいた”ことになる。境界線のこちら側で誤魔化せるうちに、軽口で流してしまいたかった。)
(/許可ありがとうございます!こんな不器用な感じですがよろしくお願いいたしますm(*_ _)m)>常盤 刹那
……。
(問いかけに、カカオはすぐに返事をしなかった。むしろ──声を出そうとした喉が、ふいに詰まった。言葉になるはずだった息が、胸の奥で引っかかる。
何が喉に引っかかったのか。わからない。ただひとつ、刹那の笑顔を見た瞬間に、思考よりも先に、息が止まったのは確かだった。眩しすぎるわけじゃない。けれど、完璧すぎた。あの声音も、仕草も、まるで“出来すぎている”。それが逆に胸の奥を圧迫して、言葉に変換できない。返すべき軽口も、吐き出すはずの皮肉も、口の中でどろりと溶けて、意味を失った。だからカカオは、ごまかすように唇の端を引いて、天井を見上げる。そこに染みなんて、最初からなかった。ただ、何かに視線を逃がしていないと、あの“偉大さ”に吸い込まれてしまいそうだった)
……あの部長、顔面は中二、声量は災害。……教室にいるの、面倒だっただけ。
(“さっき何か言ってた?”に対して、カカオなりの防衛本能として部長をディスり、刹那への意識を逸らす。)
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