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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
あの子 [×]
2025-04-07 08:12:48
全て背負って飛ぶことに決めたんだ。
僕に会いたきゃ西の空を見て。
君の幸せを願っているよ。
1:
あの子 [×]
2025-04-07 08:15:24
(/願望投下板でお声かけ頂いた南の魔女の子供ちゃまを待っています。)
待ってる間、何してたらいいかな?…えっと、本を読んで待ってもいい?途中なんだ、続きが気になって…。
2:
南の魔女の子ども [×]
2025-04-07 11:14:03
(/先ずはお相手にお選び頂きありがとうございます!お声掛けをした者で御座います。
早速ではありますが、女の子でも男の子でも「優しさはあるけど、それ以上にプライドの高さと計算高さ、そして圧倒的なカリスマ性」をベースにした南の魔女の「光=強者の余裕」と見られる部分を濃く受け継いだ、ハニカムの頂点に君臨する子供で構想を練って行きたいと思っていました…!この時点で萎えが有りましたら遠慮なく教えてください!また、女の子が良いか男の子が良いかもご一緒に教えて貰えると嬉しいです。)
3:
あの子 [×]
2025-04-07 13:15:47
(/遅くなってすみません、早速のご移動ご苦労様です!まずは言わせてください、ずっと言ってみたかったんです。南の魔女ちゃんの子供さんへ、『ようこそ、シズへ!』。そして背後様、うちの愚息共々よろしくお願い致します。
背後様の解釈上の子がとっても私の想像通りっぽくて嬉しいです。プライドはエベレスト級、でも周りの子達にはいい面を見せたいから『優しい子』、『いい子』でいようとする感じ、とてもいいです!実際なんて事ないように善に勤しむんでしょうね、可愛い。
そして性別ですが、お母様たち同様ルームメイトになれたら関係も深まるかな、なんて考えていて、できたら同性だと進めやすいかなと。
こちらの愚息は総括するとはたから見たら異質だけど打ち解けてみたらほかと何ら変わりないただの17歳。って感じかなと。
もちろん学生たちには気持ち悪がられたり『あのウィキッドの子供でしょ?』『ちょっとあの子…』みたいな扱いされてるといいなと。お母様同様読書が好きで知識や空想への貪欲さみたいなものは出したいと考えています。
背後様に刺さった愚息のイメージに合っていればいいのですが…。)
4:
あの子 [×]
2025-04-07 21:12:31
(/愚息をイメージしやすいように一応置いておきますね!めちゃくちゃ詰め込んでしまった感ありますが…。この子のお母様いわく、ちょっと皮肉屋なところもあるけどとってもいい子だよ。との事です。)
『違う、僕の母さんはそんな悪い人じゃない。…君たちも、みんなオズに騙されたんだよ。』
『別に人気者になろうなんて思ってない。君のコロニーを踏み荒らす気もないよ。ほっといてくれるならね。』
『友達に?僕と?…なんでかわかった、魔術のクラスに推薦しろってことでしょ。先生に話してみるよ。』
『その…友達だって言うならさ、…一緒に行こう、エメラルドシティ!』
ファビアン・スロップ
年齢 17歳
性別 男
性格 読書が好き。あまり人との関わりを好まないがそれは幼い頃から容姿をからかわれたり自身の母親のことで避けられたりしてきたから。本来の彼は空想が好きで動物や植物が好きな心優しい少年。基本は穏やかな性格であるが感情の昂りに伴う魔法を制御出来ないことがある。彼に言わせれば「偉大な魔法使いはみんな最初こうだった。特に母さんとかね。」らし
い。
たった一人の家族である母を、シズ大学の入学式の日に亡くしている。
あまり社交的では無いだけで笑顔も多く、成績も悪くは無い。教授からのすすめで魔術のクラスをとっており、「お母様そっくりよ。」とのお墨付きを頂いてしまっている。
容姿 顔立ちは聡明そうなキリッとしたもので、すっと整った眉とはっきりと意志の強そうなアーモンド型の目をしている。瞳の色は深い緑色で、頬には母譲りのそばかすがある。左の額から左目にかかる範囲に緑色の色素変異が見られ、これは腕や足、背中にも見られる。年々緑色の範囲が拡がっている気がするとは本人談。体型は骨ばったがっしりとした体躯。特に背筋はピシッと伸びて、肩幅もそこまで広い訳では無いが母の血を濃く受け継いで192cmと無駄にでかいのでいやでも目立ってしまうとか。
生まれつき緩くパーマが掛けられたような真っ黒な髪をもち伸びてくると収集がつかなくなってしまうのでとりあえずショートヘアにして、邪魔な前髪は額の緑を隠すように流している。
せめて、と服装はあまり目立たないようなものを選びがち。よく着るのは黒いシャツと細身の黒いパンツ。靴も黒を選び、あまり色があるものは身につけないという。また、爪も生まれつき色素が異常で、大樹の幹のような深く黒っぽい色をしている。
備考 父はギリキン人で自分を認知して直ぐに母の元を去っているので顔も名前も知らない。ヴィンガスに生まれ、母とふたりで生活していた。一人称は「僕」、二人称は「君」、名前がわかる場合は名前を呼ぶ。ちなみにクラブには未所属で、長期休みには学校の図書館でアルバイトをするつもりだという。
5:
南の魔女の子ども [×]
2025-04-08 11:35:38
(/長らくお待たせいたしました!そして嬉しいお迎えのお言葉までありがとうございます!西の魔女の息子さまが最初の段階で刺さっていたのに、更に具体的に顕になったその姿があまりにも素敵で…!此方も趣味を詰め込んだ息子になっておりますが、長くなってしまったのでお手隙の際にでも萎え要素などが無いかご確認頂けると嬉しいです…!)
『だって、俺が言うことが正しい。』
『その考え、あまりにも…、俺個人の意見として聞いてくれ。ちょっと、品がないよ。』
『母さんは、手を差し出すのが上手い人だった。……誰にでも、俺だけじゃなくて、誰にでも。』
『母さんはね、光の中で笑う人だった。あまりに眩しくて、俺なんか、足元の影にもなれなかったよ』
『感謝なんか要らないよ。俺は困っている人をそのままにしておけないんだ。だから、そうだな、感謝の代わりに先生の前で俺を褒めてよ。』
『俺は着飾って、いくつかの練習があればごまかせる。でもおまえは、最初から本当の姿で立ってるんだろ。強さってのは、そういうことだと思う』
リアン・アップランド
年齢 17歳
性別 男
性格 気高い理想主義者。しかし、その理想は決して人にだけ向けた刃ではなく、自分自身に課した呪いにもなっている。「善きこと」「美しきこと」「正しきこと」を強く信じており、幼い頃から彼の母である南のいい魔女が体現していた“完璧な善”に憧れた結果、必然的にそう考える事が当然となっていた。母の背中とは追いかけるべき背中であると同時に、決して届かない幻影でもある。表向きは傲然とした態度を貫き、口調も振る舞いも洗練され、気品をまとっている。その姿は華やかで、周囲からは称賛と羨望の的となっている。だがその実、孤独を極端に恐れている節がある。完璧でなければ愛されない、尊敬されなければ価値がない。そう思い込んでおり、その思考が胸の奥底で疼いている。ゆえに決して弱音を吐かず、誰かに痛みを見せない気丈な振る舞いをする。気高さは鎧であり、祈りであり、そして贖罪にもなっている。凝り固まった思考のせいで善意に満ちた残酷さを持っている。それは母から受け継いだものでもあり、正しさとは誰かを救う光であると同時に誰かを裁く剣にもなり得るということをまだ完全に理解していない。生まれながらにして華やかで、聡明で、努力家だったからこそ、人の心を惹きつける術を知っている。自分が出来ることは人にも出来ると当然のように考えてしまうようで、“正しいと思うこと”を、人にも当然のように求めてしまう傾向がある。「こうすればいいじゃない」「君のためを思って言ってる」「俺なら、そうしないけど」──その言葉には悪意がない。だからこそ質が悪い。自分の価値観が、他人にとっても最善であると疑わないので、たとえ相手の状況や心の痛みを慮っていたとしても、言葉の端々で“自分の方がわかっている”という無意識の傲慢さが滲んでしまう。繊細な話題に踏み込みすぎることも多く、本人は「仲良くなりたいからこそ、ちゃんと踏み込んでる」と思っているが、実際には相手を圧倒し、深く傷つけてしまうことも少なくない。ノンデリカシー。
容姿 髪は白金にわずかにローズピンクのニュアンスを帯びたアッシュブロンドで、柔らかな光を帯びて揺れる。その髪はゆるやかな波打つパーマのミディアムショートで毛先に向かうほど軽やかに跳ね、動くたびに華やかさを残す。前髪は意図的にやや長めで、右目にかかるかかからないかの絶妙なラインを保っている。魔力を持たない者が持つブロンドであることを知らないようで、自らのブロンドを恥じていない。瞳はガラス細工のような透明感を持つペールブルーで、まぶしいほど明るい青の中に、ほんの僅かに淡いピンクが差し込むような不思議なグラデーションがある。形は切れ長でありながらも鋭すぎず、睫毛は長く瞳を縁どり、下睫毛の影が光の加減で涙の痕のように見えることすらある。身長は178cm前後と高すぎず低すぎず、常に人目を引く絶妙なバランスを持った体型。華奢というには筋が通り、細マッチョというにはあまりにも優美なライン。肩幅は程よく、背筋は美しく伸びているが、本人はその“自分の見られ方”すら計算済みのように自然体に振舞っている。服装は常に計算された美学の上に成り立っているようで、差し色として使用されるピンクは、リアンの象徴のように巧みに使われる。例えば、ローズグレーのテーラードジャケットの裏地や、袖口に覗くサテンのピンクのライニング。あるいは、襟元にひとさじの薄いサーモンピンクを差したシャツや、靴紐に通した薄紅色のリボンのような小技。カジュアルな服装でも、ピンクは決して主張しすぎず、それでいて“リアンらしさ”を印象付ける仕掛けとして選ばれている。小さなブローチ、ポケットチーフ、リングの石、ソールの縁取り等など、そのどれもが無言で「リアン・アップランドとは何か」を語っている。常に人から見られる際に「完璧な存在」であることに執着している。そのため、姿勢・肌・指先のケア・歩き方に至るまで、細部にまで神経が行き届いているので人前に出る際には完璧な美しさを保っている。どれほど自然体を装っていても、それがすべて数多の努力の末に“造られた美”であることに気づく者は少ない。
備考 リアン・アップランドは、南の善い魔女グリンダの息子である。かつて“エメラルドの都”を救い、“西の悪い魔女”と対を成したその伝説的存在である母は現在も南の国クワドリング・カントリーにて、人々の希望と統治を担う「善政の象徴」として君臨している。それにも関わらず、彼には、魔力が無かった。かつては幼子として母の背中に隠れ、その魔法が咲かせる光や香りに目を輝かせていた。しかし、成長するに連れて誰もが当たり前に発現する魔力の兆しが、自分には一向に現れないことに気づいてしまう。母のように祝福の風も吹かせられず、花を咲かせる魔法も、傷を癒す魔術も全てがリアンには無いものだった。それでも彼は諦めておらず、諦めるという選択肢が存在しない。なぜなら、“善き魔女”のただ一人の息子なのだから。魔法の代わりにすべての知性と気品と努力を自らに宿し、政治学、歴史、芸術、修辞、舞踏、語学、錬金術理論、服飾美学──と、あらゆる分野で成績は常に首席か次席。完璧なエチケットと美意識、そして衆目を引くルックスにより、学園内では「王冠を被らぬクイーンビー」として男女を問わず羨望と憧憬を集める中心人物になった。けれどその完璧は、誰にも見せぬ焦燥と自己否定の上に立っている。「魔法を持たぬ息子を、母は本当に誇りに思ってくれるのだろうか」その疑念はいつしか呪いのように心に根付いている。彼の父親については、長らく語られていない。自身もその存在を遠く薄く捉えているようだが、決して嫌悪しているわけではない。一説には、グリンダが政治的判断として選んだ「南の名門貴族の末裔」、あるいは旅の中で出会った“異界の来訪者”とも囁かれるが、真実を知る者は少ない。自身にとって「父」は、喪われた記憶の一部であり、強く知りたいと望む存在ではない。強烈な承認欲求と劣等感は、時に無神経で押し付けがましい善意に転化され、周囲との衝突を生むこともある。しかしそれすら、不器用な愛情表現で、不完全であることを知られたくない、完璧でなければ存在が許されない、そんな孤独な少年のデリカシーに欠ける善意の押しつけである。
6:
あの子 [×]
2025-04-08 13:31:00
(/わああ…まだリアン坊ちゃんのあらましを読んだだけだと言うのに目からお水が…。とくにお母様によく似た『善の心』という名の武器をお持ちで!その武器のために己を崩すことも許されずにずっと頑張って来たんだねと抱きしめてしまいたくすらなりました!うちのにはとても勿体ない坊ちゃんですが、ぜひこのままのリアンくんでファビアンを引っ張りあげてやってください!!
そして多分当方はロルに多少のばらつきがあるかもしれませんが中文程度、100から200くらいを想定しております。もちろんあわせろとは言いませんし、背後様とリアンくんがお話ししやすい形式で構いません。
大切な出会いの瞬間はどんなものがいいでしょうか…。こんなに素敵な王子とも言える子とのお話は今から楽しみで仕方ありません!)
7:
リアン・アップランド [×]
2025-04-08 15:05:03
(/ご確認をありがとうございます!趣味を詰め込みながら構想を練るのが楽しかったのでそのように言っていただけてとても嬉しいです…!ファビアン君に少しでも釣り合うようにと練ったので温かいお言葉にほっとしております。ロルに関しては長くなってしまいがちなのでなるべく短く纏めるつもりでは有りますが、長くなった場合は背後様の負担にならないように短く返して頂ければと…!大事なファーストコンタクトなので入学式のシーンでも、すったもんだあって二人が同じ部屋になったと言うので同じ部屋からのスタートでも、それ以外でも多くの可能性があり…!どうしましょうか!)
8:
ファビアン・スロップ [×]
2025-04-08 19:53:54
(/もう最高にいじらしくて健気な一面を見てしまってあたふたしてしまいましたよ!ファビアンにも是非ともリアンくんと仲良くするように命じておきましたが捻くれ者なのでどうなるか…。
改めてよろしくお願いしますね!リアンくんもよろしくね!
始まりですが入学式の最中に学長から西の魔女の訃報について告げられる辺りからだと初っ端から大スペクタクル風になるかな、なんて考えておりましたがいかがでしょうか?みんなが喜ぶ中1人複雑な感情から魔法を抑えられず入学式会場をめちゃくちゃにしてしまったり…。そんなファビアンを止めてくれるのか、それとも周囲と共に軽蔑するのかはリアンくん次第!みたいな展開に持っていくのはいかがでしょう?)
9:
リアン・アップランド [×]
2025-04-10 11:52:50
(/とても素敵な出会いの場面に今からわくわくする反面でファビアン君の心情を思うと胸がぎゅっと締め付けられます…!それでは後は場の流れに任せつつファビアン君と交流が取れれば嬉しいです!早速入学式の場面にて交流文を落としますのでお手隙の際に拾って頂けると…!早速無神経にファビアン君を傷つけてしまい申し訳ないです!)
(シズ大学、入学式会場では春の陽光が緑のガラス天井から差し込み、若草色の光がゆらゆらと床を撫でている。何百という新入生たちの胸が期待に躍る中、リアンもまた期待や希望と言った明るい未来に思いを馳せてその場に現れた。数名の取り巻きを傍に置いて学校の説明、教師の紹介と滞り無く指揮が進む中でその空気を切り裂くように、学長の声が全体に届いた。『…本日未明、西の善き魔女、エルファバ・スロップ氏が、急逝されました。』その途端、ざわり、と風が走ったように会場がざわめいた。誰かが「あの西の魔女?」と囁き、誰かが「信じられない」と呟いた。それから、波が広がるように会場内は喜びに溢れ出し嬉々とした歓声で満ちていた。ただ一箇所、ヒソヒソ話の中心にいる男だけを除いて。リアン・アップランドは考える、母ならこんな時にどう動くのかと。堂々とした佇まいはその姿が光のようにシャンパンブロンドの髪に朝の光を受けて輝きを強めている。彼は躊躇いなく、嘲笑の中心へ足を進めて誰かが止めようと手を伸ばしたが、それを振り払って進んだ。そして彼の前に立てば哀れみや同情といったわかりやすい表情を浮かべて)そうか、君がウィキッドの子供か。……誰も彼も何も知らないで口を開く、失った者に沈黙すら与えられないとは。俺個人として、君のことを気の毒に思うよ
10:
ファビアン・スロップ [×]
2025-04-10 16:21:45
(/もう初手からリアンくんの魅力が爆発する交流文でワクワクが止まりません!少々ひねくれたところもある愚息ですが、リアンくんとの出会いには必然性を感じていると思います。初手から手荒な真似をすみません。どうぞよろしくお願いします!)
(汽車から降り、1人重たい足取りで大学の門をくぐる。少なすぎる荷物は大きめの旅行カバンひとつに納まっており、片手に読みかけの本を携えている。これからここが自分の家なのだと傍らに見える寄宿舎の建物を一瞥してからコツコツと薄汚れた黒い靴を鳴らして会場へと入れば、そこはまるで自分の居場所などではないというように生徒や着いてきた親族、教師たちでごった返していた。とりあえず空いた椅子に座り、周りから聞こえるひそひそ声に聞こえないふりを決め込んで本を開く。ふわり、とても眩しい光を見た気がした。目を向ければ数列前の椅子に座る1人の少年の頭が見える。まるで絵画から飛び出してでも来たような綺麗なアッシュブロンド。微笑みを称えて談笑する彼には見覚えがある。母と共に写真に写った美しい女性、グリンダ・アップランド。多分その息子だろうと早々と興味を失ったのか、開会の宣言とともに本を閉じて。)
母さんが…そんな、
(数分後、学長から告げられたのは入学に対する祝辞とそれから自分の母の死。心臓が早鐘を打ち、呼吸が浅くなる。涙は出ないらしい。どうしてそんなことに、落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせるも周りからは歓喜の声。どうしてそんなことが言えるのか。人が死んでいるというのに。その時、伏せた顔のすぐ上から柔らかそうな、春の陽気を纏った声が降ってきた。ハッとして顔を上げれば先程の彼。どうやら気の毒に、と言われたようだ。なにか答えなくては。同情なんかいらない、と言おうとして口から出たのは、)
あ、ああ…それはどうも。『おめでとう』って言うべきかな?
11:
リアン・アップランド [×]
2025-04-10 17:19:21
(/初っ端からファビアン君に失礼な態度ばかりを本当に申し訳ないです…!手荒でもなんでも構いませんのでファビアンくんの動きやすいように動かしてあげてください!。それでは一旦背後は下がりますのでまた何かございましたらいつでもお呼び立てください!)
(ひどく背が高く、暗い服を着た少年。姿勢、顔色、手の動き。どれをとっても己の生きてきた道とは馴染まない。まるで舞台を間違えて入り込んだ悲劇の登場人物のようだった。それがエルファバの息子。今や“ウィキッド、悪い魔女”と断じられた女の、たったひとりの血だ。けれど、知っている。悪い魔女だと報じられるそれらが事実のすべてではないことを。母、グリンダはかつて一度だけ『彼女は、本当に悪い魔女だったわけじゃないのよ。ただ、不器用で、真っ直ぐで、…正しいことを選び続けた人だった』そう語ってくれたことがある。言葉のひとつひとつに、迷いが混じっていたけれど、それでも、母は真剣だったのを忘れた日は無い。学長の口から西の魔女の死が告げられた瞬間、会場に満ちたのは、どよめきでも悲しみでもなく、拍手と歓声。「新しい時代の始まり」だと祝福とも、安堵とも取れるざわめきが、響き渡っていた。母を失ったばかりの少年に、それはあまりにも残酷だった。誰ひとり、彼を気に留める者もいない。その事実に何だか少し腹が立った。だからそれを同情として憐れむ事で、ウィキッドの息子である彼の立場くらいは守ってあげたいと思っての事だった。自身のことを見上げる瞳は、泣いてもいなければ怒ってもいない。ただ、凪いでいた。皮肉のように向けられた声に棘はあったけれど、敵意はない。どこかで自分を茶化しているような、無力さに笑うような声音に思わず笑いそうになってしまった。それを抑えて気品ある微笑みを口元に浮かべれば「君、それ皮肉で言ってるんだろうけど……驚いた。案外、君の方が“おめでたい”のかもね。母親を失ったっていうのに、そんな口がきけるなんて」手を差し出すでもなく、同情を与えるでもなく。ただ、皮肉を皮肉で返しただけ。向けられた棘は抜かない。ただ、踏み込みすぎないように言葉を置いた。それが彼のことを傷つけるとも煽るとも気づきもせずに、ただ無邪気に驚きを表して)
12:
ファビアン・スロップ [×]
2025-04-10 17:57:12
おめでたい?…君、僕がおめでたいって言ったの?
(彼の口から放たれたのは謝罪の言葉でも、自分を気遣うふうなことばでもなく、まさに真逆の言葉。もちろん皮肉を返されたのだと理解はできてもそれを処理するためのスペースが自分の中には無い。思わず少し語気を荒らげてしまいながらも口元には自分でも意図せずに笑みすらうかべていて。周りのざわめきがより一層大きく聞こえ、その後にキーンという耳鳴りが続く。段々と暗く、黒くなっていく視界にこのままではなにか良くないことを起こしてしまうと思いつつゆらりと立ち上がれば柔らかい、人の良さそうな笑みを浮かべる彼の目を真っ直ぐに見つめて。「あるいはそうかも。こんな時でも涙も出ないんだ。」何とか自分の気を落ち着けようとそんなことを言ってみるも無駄なこと。背後でガシャンガシャンとまどが割れる音。次いで誰かの悲鳴が上がる。全ての窓を割った己の魔力は手加減を知らないようで、床に無数のヒビを作る。そのヒビが自身の足元に到達した時、学長が両手をパチンと打ち合わせたのが見えた。みるみる消えていく床のヒビと、元通りに窓に嵌っていくガラスたちに視線をやれば、小さく謝罪を述べる)
ご、ごめんなさい…。
13:
リアン・アップランド [×]
2025-04-10 22:00:13
───ッ、(まさかこんなことになるなんて、思っていなかった。突如の出来事を前にその場に立ち尽くし、目の前で繰り広げられる魔法に完全に圧倒されていた。窓が粉々に砕け、床には亀裂が走り彼の魔力が暴走していくその瞬間、何も言えずにただ呆然と見つめるしかなかった。彼の力がこれほどまでに強大で、制御されていないことに、息を呑むことしか出来なかった。それでも、目をそらすことなく彼のことを見続けた。その表情には、驚きと恐れが混ざり合い、言葉では言い表せない感情が渦巻いているように感じた。破壊された物が次第に元に戻るとそれが学長による物だと知り、学長の行う授業を受けたいと憧れが募る。その気持ちが簡単に上塗りされたのは謝罪をする彼が本来の背丈よりもずっと小さく見えたからだった。次に口を開いた時には皮肉なんて姿を消していた。目の前の力に圧倒されながらも先の勢いに心配も含ませた物だった。)俺はリアン・アップランド。……君のような魔法は見たことがない。凄い、どうやったんだ。怪我は?怪我はしてないのか?
14:
ファビアン・スロップ [×]
2025-04-10 22:20:05
大丈夫…だと思う。その、僕にも何もわからないんだ。
(己の口からするりと出ていった小さな声は彼に届いたのか。その顔を窺いみるようにしてみれば先程までとは打って変わって心配そうな、それでいてどこか恐れすら成したようななんとも形容しがたいもので。気まずそうに頬をかいては改めて彼の名を聞き、ああやっぱり。と納得してしまう。母は魔法の他に予言めいた能力を持っているかのように度々口にしたものだ、『あなたもシズへ行くわ、そこで出会うの。彼女の血を持つ子に。』と。正しく今彼に出会ってしまっているわけで「母さんはすごいや…」と思わず呟いてしまう。ここで彼が自らの身分を明かしてくれていたことを思い出す。さっと居住まいを正して恐る恐ると言った感じに自分の名を口にする)
僕はファビアン。苗字は言わなくてもわかるね?…今のは、そう、ちょっとした手違いで。
(どうも言い訳じみてしまうがそれ以外に言いようがない。母に魔法を教わったこともあるが全く上手くできなかった。それに苛立ちを覚えた時にだけ起こる破壊の魔法。それが今の自分の全てだった。彼にどう説明したものかと一旦視線を泳がせてから、)
手違いっていうか生まれつき…って言うかさ、
15:
ファビアン・スロップ [×]
2025-04-14 18:07:31
(/あげてみます。)
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