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  ご縁をつないで _  /154


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135:  夕佐 [×]
2026-05-08 16:16:17




 よし、第一関門突破だ。お邪魔します。( 歓迎の意を受け取るとほっと肩の力を抜き / 自然な笑みを携えて促されるまま中へ )おれは遠慮がないのでそういうことを言われると本当に居座っちゃうけど。( 彼女の後ろを歩く間、申告通りの遠慮のなさは敬語からさらりと移り変わった口調にも表れ / 訂正するなら今のうちに、と続けようとした矢先、一層強くなったコーヒーの香りに気を取られたようで / 目だけでちらとテーブルの上を見やり )





136:  栞 [×]
2026-05-08 23:03:42




 ぜひ、そうしてくれませんか…?長く居てくださるほど私は嬉しいです。この紙に書いてくれたことの他にも、夕佐さんのこと、もっとたくさん知りたいから( 彼を振り返り、遠慮がちな眼差しで問い掛け / けれど続ける言葉はどこまでも真っ直ぐに )…あ、夕佐さんは何を飲みますか?温かいものでも冷たいものでも、お好きなものをご用意しますよ( そっと視線を辿った先には自身の白いマグカップが / 一緒にソファの前まで来たところで、にっこりと尋ね )




137:  夕佐 [×]
2026-05-09 09:19:36




 …上回って来られるとは思わなかったな。もちろんおれは紙一枚で語れる男ではないのでまだまだ秘密が、あります。( 眼差しを受けて瞬きをひとつ / 意外そうに呟くとやけに勿体ぶった口振りで / こく )え? ──あ、いやそんなつもりで見てたわけじゃ、( 注意を戻した先の微笑みに間の抜けた声を洩らせば、僅かに目を見開いて / けれども質問には素直に応じ / その後、彼女がキッチンに移動するようならそのまま後ろを着いて行こうか )…ないけど、じゃあ栞さんと同じのを。





138:  栞 [×]
2026-05-09 23:09:23




 ふふ、ソファでゆっくりしていてよかったのに( 背後の気配に瞳を丸くし振り返り / 着いて来てくれた彼と目が合えば、ふにゃんと笑み零し / 嬉しげ / 勝手知ったる自分のお部屋、彼と向き合ったまま、後ろ向きに歩いてキッチンへ )……あ…、もしかして「 実は意外と甘えんぼうさん 」というのが先ほどおっしゃっていた秘密の1つだったりするのでしょうか?( 柔らかな手つきで一つ一つを丁寧に、コーヒーとミルクの用意を進め / 良い香りが辺りを満たす頃、ふとその手を止めては視線を上げて / 人差し指を顎下に添え、恐らく的外れであろう推理を、おっとりとした調子で披露して )




139:  夕佐 [×]
2026-05-09 23:56:08




 …諸説ある。( つられてか真似てか、緩く握った拳を口元に当てて / 数秒真剣に考える素振りの後、どちらともつかない結論をぽつり )……それよりも今は、( そのポーズのまま逡巡するように彼女の瞳をじっと / 用意される間中ただ眺めていた手元に一度視線を落とし、また持ち上げて )…初めて来る人の部屋、落ち着か、なくて。( すす、と目逸らし / やっと言いづらそうに白状 )





140:  栞 [×]
2026-05-10 10:37:39




 !!…、そうですよね、そこに思い至らず呑気なことを言ってごめんなさい…( 少し苦しげにも聞こえた彼の言葉 / 途端に両眉を下げ、心から申し訳なさそうに )ソファで一緒に座ってコーヒーを飲むのは、落ち着けそうですか…?それとも何か別の過ごし方をしましょうか?( 用意の整った緩やかに湯気の立つ白いマグカップを両手で持ち / 再び視線が重なることを願いながら、彼の瞳をそっと覗き込んで )




141:  夕佐 [×]
2026-05-11 18:48:37




 これだけ良くしてもらっておいて文句なんて。( 塗り変わった顔色に彼女の人柄を見た気がして、ふ、と表情緩め / マグカップを受け取るためその両手を包み込むように上から手重ね / 温もりがこちらに移ったなら、部屋をぐるりと見渡して )この部屋の中で栞さんのお気に入りの物が知れたら、おれも愛着が湧いて落ち着ける、かも?( 疑問形で首こて / さらに「バンドメンバーのように紹介してほしい」と真顔で冗談を )





142:  栞 [×]
2026-05-12 16:46:53




 バンドメンバー、ですか…?( まだしっかりと手の甲に残る彼の体温に、どきんどきんと跳ねる心臓を胸に抱えていたけれど / 予想もしなかったリクエストを受け、瞳をまんまるにしながらゆっくり首傾げ / 向けられた表情からは“ 冗談 ”ではなく“ 本気 ”を読み取り )えっと…、私のお気に入りは、このソファです。ふかふかでとっても座り心地がいいんです……。あ、このソファクッションも抱き心地ばつぐんなんですよ…!…こんな感じであってますか…?私、バンドのことは全然分からなくって…( 数秒考え込んでから、見えないマイクを右手に握り口元へ / 初めこそ自信無さ気な声音だったものの、次第に無邪気な笑顔見せ / そこでふと我に返り、恥ずかしそうに眉を下げ、ほんのり淡い頬を両手で隠し )




143:  夕佐 [×]
2026-05-13 21:06:19




 ばっちり。このソファは今からただのソファじゃなくて、栞さんお気に入りのふかふかソファに格上げです。( 紹介を受けながら「ふんふん」だとか「たしかに」だとか相槌を打ち / 合間にソファクッションを触ってみたり / フィードバックを求める声にはぐっと親指を立てて / いいね! )本当にやってくれるとは。…ふ、かわいいな。( 戸惑いながらも応えてくれた彼女の姿が蘇り、一拍遅れて思い出し笑いならぬ思い出し緩み / 少し近づいて頭ぽん / しかしバンドノリは継続で )よし、続いて行ってみよう。





144:  栞 [×]
2026-05-15 12:45:44




 か、かわいいだなんて、全然そんなこと、ないです……( ふいにかけられた胸のときめく言葉と、頭部を包む温もりに、瞳をぱちり / 弱々しく伸びる語尾と共に、ぶんぶん首を横に振って否定 / けれどその語調には明らかに照れ混じりの嬉しさが滲んでいて / 何とか気持ちを落ち着けたところで、徐ろに彼の手の下から離れては、ソファの向かいにあるアンティーク調の本棚へと足を運び )続いてのお気に入りは、こちらのオーク材の本棚です。そこまで大きくないし、シンプルなデザインですけど、このガラス扉とか落ち着いた色合いとか、何もかもが私の趣味にぴったりあっていて。中に並んでいる本も、上に飾ってある小物も全部含めて、目にするたびに心がときめいて幸せな気持ちになるんです( 滑らかな木肌にそっと手を触れ愛おしそうに瞳を細め / そこには愛読の洋書や文庫本などが収められており / 飾られているのはサイズの小さな英国アンティークの真鍮製キャンドルホルダー、淡いピンクの芍薬が活けられたガラス花瓶、それと甘めの香り香水 / 手にマイクを持つことを忘れたまま、ぽつぽつゆっくりと言葉を繋ぎ )




145:  夕佐 [×]
2026-05-17 00:05:57




 ほう、確かにこれは…( ルームツアーよろしく彼女の後に続けば、本棚を一目見て / 誰にともなく「持ち主のこだわりがうかがえるな」とぽつり / 説明に耳を傾けながら、立ったり屈んだり、点検でもするように丁寧に観察し / 最後にそっと側面を撫でて / それから隣を見ると )…──くやしいな。おれが褒めた時よりときめいてる。( 柔らかな表情に思わず此方も顔を綻ばせ / 言葉に反してその眼差しは優しく )





146:  栞 [×]
2026-05-17 17:03:28




 その時は必死にお姉さんぶって、心を落ち着かせていたんです。本当は夕佐さんに聞こえちゃうんじゃないかっていうくらい、心臓どきどきだったんですよ( 本棚も、こちらの気持ちも、全てを丁寧に扱ってくれている彼をあたたかな気持ちで見つめていたら / とても優しい眼差しに気がついて / 先程のときめきを思い出しては、ゆるゆると眉尻を下げ、えへへ )




147:  夕佐 [×]
2026-05-17 22:35:27




 うそだ、とてもそんな風には…( 心なし眉を持ち上げて見せるけれど / よくよく思い出してみるとそうだったような? / 心情に連動して保留していた言葉は「見え、なくもない、か?」と続いて / とはいえやっぱり曖昧なので、真っ直ぐ視線を向けたまま確かめるようにもう一度 )かわいい。





148:  栞 [×]
2026-05-18 23:07:22




 ……このほっぺで、納得してくれますか…?( 目と目を合わせた状態での反則級の不意打ちに一瞬で思考停止 / 視線を逸らすことさえ叶わぬまま、ぽふんと頬を、続いて耳までを淡く染め / 降参と言わんばかりに右の頬を彼に見せて )




149:  夕佐 [×]
2026-05-19 11:04:43




 …うん、おれに聞こえそうなくらい、どきどきしてるんだ。( 分かりやすい反応に呆気に取られたのも束の間 / すぐに満足げに目細め、先程聞いた台詞を繰り返し / 彼女のお気に入りの本棚へ「悪いね」と勝ち誇ったように声を掛け、ぺしぺしと軽く叩いて / それから少し温度の下がったコーヒーを一口啜ると / おもむろに手の甲で赤い頬に触れ )同じくらいかも、温度。





150:  栞 [×]
2026-05-19 22:35:45




 なんだかすっかり仲良しになってます…、ね…( 白旗を振ったおかげで、ずっと無意識に引き締めていた心が程良く和らぎ / 頬を差し出したまま、彼と本棚のやりとり( ? )をくすくす楽しげに見守っていたけれど / その頬に触れた温もりに微かに睫毛を震わせて / 大人しく体温を測られた後、そっと両手を伸ばしては、彼の頬を手のひらで優しく包み )……夕佐さんはあんまりあつくない…




151:  夕佐 [×]
2026-05-20 01:47:52




 ハートだけなんだ熱いのは。( 伸ばされた両手によって強制的に向かい合わせになり / 意図を測りかねて見つめ合うこと少し / ややあって聞こえた呟きで動機を悟ると、瞼を下ろして芝居がかった調子で適当を / ゆっくりと目を開いたその後、ふっと力の抜けた笑みを浮かべて )…びっくりした、一瞬おれが本棚とばっかり仲良くするからやきもち妬いたのかと。





152:  栞 [×]
2026-05-20 23:04:02




 ふふ、やきもち、ではないんです。私のほっぺを触った時、夕佐さんもどきどきしてくれているのか、どうしても気になっちゃって。驚かせてしまってごめんなさい( 何だか可愛らしい三角関係を想像しつつ、ほのぼのとした表情で彼の頬を解放し )でも、そっか…。じゃあその時、ハートは熱かったですか?( 後ろ手を組み、首こてん / 真っ直ぐな眼差しで問い掛けて )




153:  夕佐 [×]
2026-05-21 02:27:44




 ハートはいつでも熱いけど。…、おれがどきどきするかどうかは、栞さんが聞いて確かめて。( 通常運転の軽口で一度言葉を切っては / 僅かな思案の後、マグカップを持たない片手を頬へと伸ばし / 彼女の両腕で届いた距離は必然、こちらからも届き、指先は髪を梳くようにして後頭部へ / 抵抗が叶う程の力で自分の胸元へ頭を預けさせたなら / そこからは徐々に早まる鼓動が感じ取れるだろうか )





154:  栞 [×]
2026-05-21 23:52:54




 ……、どきどき、してます。とても。……かわいい( ほんの十数秒前まで、ぽやぽやと彼を見上げていたはずなのに / 気付いた時には頬も耳も、ぴったりと彼の胸に / あまりに甘く優しい動作だったものだから、どうして抵抗なんてしようと思うだろう / そのまま柔らかく目を閉じ、あたたかな心音にじっと耳を澄ませ / 悠々とした言葉、表情とは結び付かないその拍動に、きゅんと深く胸を締め付けられ、心からぽつりと )




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