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うららかな陽だまりに( 〆 )/98


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自分のトピックを作る
82: 海の魔女 / レヴィ [×]
2025-06-22 08:09:55




( ふと、海へと向けられた双眸は軽やかな口振りに相反し、何処か遠く、奥底に深慮を湛えた切なげなもの / ……軽薄げな見目と風聞通りの中身であれば楽だったものを、ほとほとこちらの調子を狂わせてくる男だ / 本来なら相手の要求が満たされた今、ここに留まる理由などない。それでも未だ両の足を陸に縫い止められているのは、人助けを生業とする魔法使いとしての性か。あるいは、かつて自らが〝運命〟のもと導いてきた者達と同じ尊い輝きを、相手の中にも視たからか / きっと俗世では軽妙に響くだろう誘いを受けるも、口下手な己から巧みな返しが発される筈もなく。面白味のない否を端的に告げ、ローブを深く被り直し / あの少女に告げた、運命の終結はいよいよ近い / どうかその明朗な声で、暖かな陽を宿す眼差しで、一切の悪気などない無慈悲さで──早く彼女を泡にしてくれと、思えなくなったのは何時からだ )……舞踏会も近いと聞く。貴方の誘うべき運命は、他にいるだろう。





83: 陸の王子 / アレックス [×]
2025-06-26 01:24:39




……運命だろうとなかろうと、俺はあんたの手も取りたいんだ。( 裏も表もない誘い文句が夜風に乗って呆気なく夜の彼方に消えていく / 享楽が染み付いた器ではあしらわれて当然と肩を竦めて振り向いた先には / 酷く淋しげな声と、何かを諦め続けて精神を擦り減らしたであろう貴方。そして、貴方を深淵に閉じ込める残酷な運命の気配 / 此方のエゴと理解した上で耳を傾ける誠実な魂を──たかが天の気まぐれ如きが縛り上げる現状を赦せず、眉根を寄せ傲慢にも運命そのものを煩わしいと一人吐き捨て / ゆるりと立ち上がり、彼の元へ赴くと、何度も藍色の双眸を覆い隠すローブの片側に手を添え / 決して無理には剥がさない、けれどもし彼の一端にでも触れることが許されるなら / 手を伸ばした行動の背景には、自身を取り巻く環境に気付き窮屈な思いをする中で、ただ一人の人間として束の間でも安息を得た幼き日の隣国での思い出が根を張り / しかしその頃の思い出は胸に秘め無意識に、真正面から言葉を投げかけ、ペリドットの瞳は貴方を淡々と映し出し )これは俺個人の頼みだ。さっきは逃げてくれて構わない、なんて言ったけど撤回させてくれ。……〝貴方〟にも舞踏会に来て頂きたい。たった一晩の付き合いでも、貴方の顔と名前ぐらいは知りたいよ。叶うなら、とっておきの場所でさ。





84: 海の魔女 / レヴィ [×]
2025-06-30 20:31:38




……本当に、おかしな男だ。( 如何な風聞も、身分や種族の差も、天の運命などもっと関係ないと言わんばかりの戯言が妙に心を騒がせる / ゆっくりと互いの距離が詰まり、金の鱗粉をはたいたような神々しい双眸が真っ直ぐにこちらへ / それは皮肉にも、己の手から陸へ逃れたあの日の少女を想起させる清らかさと愚直さで、今度こそ直視を逃れ得ずに / ずっと目を逸らし続けて腹底へ沈殿した汚泥すら、遂にはその光の下に引き摺り出され──自覚する / 「──僕は、貴方が嫌いだ。その誰人を惹きつける眩さが憎く、疎ましく……ひどく妬ましい」 / ローブに触れた手首を力強く捕らえると同時、確りと正面から瞳を交じわせ。直後にはザアァ、と自身の膨らむ感情に呼応し、海面へ巨大な波が渦を巻いて凄絶にうねり上がり / けれど、青白い月光を背に、ローブの狭間から微かに覗いた微笑は何処か吹っ切れたような、冷えた胸に確かな闘志を宿したようなそれで / すんなりと握った手首を解放してやれば、背後の海の怒りも泡沫の如く霧散 / 相手の誘い自体には結局是とも否とも返さぬまま、海へと足を向けて放った呆れ混じりの別れ文句は、分かりにくくも一定の親愛らしきものを仄かに灯らせていて )……そんな悪しき魔女を招くなんて、死にたがりは貴方の方だろう──アレックス。





85: 陸の王子 / アレックス [×]
2025-07-03 23:32:06




( ──それは深海からの一矢。月を飲み込むほどの渦に意識が逸れた瞬間、射抜くような魔女の双眸に引き戻される / 曝け出された感情は今まで浴びた言葉の数々よりも鋭く昏く、内側に重く響き / ならば尚更、俺は貴方に手を伸ばさなければ / 太陽の子として碧の国の王子として、そして何よりすべてを救う側としてある種舞台装置のように構築された救済者としての無意識が反応した瞬間───太陽の光を跳ね退け、月光を背に海の魔女は笑う / そうして泡沫の如く消え去る貴方をペリドットの瞳は呆然と見届け、砂色の髪を冷たい夜風が撫で付ける中 / 青白い月は映し出す。享楽の仮面が砕け、救済者としての王子の役割も剥がれた青年の素顔を / ──…名前も告げずに消え去って、しかも死にたがりとは散々な言われよう。まるで恋敵にでもなったみたいだ / 憎み嫌われ、疎まれても尚清々しい笑みに安堵するなんて、幾ら嫌われる事に慣れていようと、本当に〝いかれている〟と肩を竦めながら、青年らしい柔らかな笑みを浮かべ / 「それでも、……俺は待ってるよ」 / 再会を願う言葉が魔女に届く事はない。けれど今は、この距離感が心地良い / 物語はいよいよ終わりへと向かう。今この場に哀れな海の魔女は存在せず、王子の仮面は緩やかに剥がれ落ちる。やがて機械仕掛けの運命の歯車が確かな意思を宿す時、彼らが目にする結末は───? ( 〆 ) 


(/お世話になっております、そろそろ頃合いかと思い一旦〆させて頂きました。5月から続く『(2-3)王子と魔女』大変な長丁場でしたがお疲れ様でした!途中、時期的な体調の変化や愚息の人物像を中々掴めずテンポが悪く屡々お待たせすることも多かったやもしれませんが、ここまでお付き合い頂きまして本当にありがとうございます。再び麗しのレヴィ様とお話出来て大変幸せな時間でした……!(そして猪突猛進型の愚息が大変お世話になりました…!) 

人魚組もいよいよ終盤へと差し掛かってまいりまして、改めて次のご希望のシチュエーションをお伺いしても宜しいでしょうか…?以前お話した『王子と姫君 / 人魚と魔女』でも『舞踏会当日』でもどれでも喜んで対応させて頂きたく存じます……!また前回及び今回の『人魚と姫君・王子と魔女』チャプター通過に伴い、シチュエーションの変更等も視野に入れてご検討頂けますと幸いです(レヴィ様とアレックスの関係性が変化した中で、王子を手にかける夢の中での再会は人魚の刃モチーフと言えど中々大惨事ですので…)
長々と失礼いたしました。また次回のお返事にて現在のコーデリア、アレックスの補足メモをご用意いたしますのでひとまずは主様の自由なご意見をお聞かせ頂ければと思います……!)




86: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-07-06 12:50:58




(/こちらこそ、いつもお世話になっております。毎度の事ですが、本当に映像が浮かぶほど鮮やかで、物語の呼吸にぴたりと寄り添うような完璧な〆をありがとうございました!また、長丁場となった『王子と魔女』編もお疲れさまでした。病みがちな上に敵意マシマシなレヴィが大変ご迷惑をお掛けいたしまして……善性が強くヒーロー気質なアレックス様の神対応に魅せられると共に、展開的にも非常に助けられました。仮面の剥がれたアレックス様の動きが今後もとても楽しみです!今回の一幕にも最後までお付き合いいただき、重ね重ね感謝申し上げます。

次のシチュエーションについてですが、確かに今人魚の刃モチーフのお話は少々惨事やも……と思いましたので、もし可能でしたら初対面時の『王子と姫君』のシチュエーションにて軽くやり取りをさせていただいた後、舞踏会当日(順当に進めるなら、恐らく王子と姫君(現在)の舞踏会での様子→失恋を悟った人魚姫に魔女が接触、の流れでしょうか…)へ移行出来ればと思います。早速ですが以下に初回文を置かせていただきましたので、舞台設定等に不都合がなければこちらから始めさせていただければと…。それでは、もし問題等ないようでしたら、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!)


( 朧月が照らす静かな庭園で一人、くるくると淡い桃色のドレスをひらめかせ / 庭師による手入れが行き届いた芝と低木は柔らかな緑の絨毯のようで、舞踏のステップを刻むには申し分なく / 明日は初めての舞踏会──といっても身内向けに開催される社交練習のようなものだけれど / それでも幾らかの緊張から深夜に目が覚めてしまい、密やかに寝床から抜け出して / 一通りのステップを滞りなく終えると、胸元に片手を添え小さく吐息して )……ふぅ。





87: 陸の王子 / アレックス [×]
2025-07-12 23:09:57




〈 アレックス 〉
モチーフ・テーマ:太陽と若獅子、舞台装置キャラからの脱却
→優しい陽光ではなく、煌々と輝き続けることを義務付けられた灼熱の太陽イメージです。明るくて爽やかだけれども運命に翻弄された時期を抜けた事で時々ギラッと鋭さと胆力が窺える、青年に成長していくのかなと。またモチーフ元の悪者にされがちな人魚姫の王子にも幸福があればと思い「仮面が割れる=便利な役からの脱却、その始まり」…という旨を描きたかったのが >85 です。図としてはマリオネットの糸を解き始めた様子が近いです。

アレックス→レヴィさん
兎にも角にも生きてくれて良かったと一安心。正面切って「嫌い」と告げた上、嫌悪しながら恩恵は欲する周囲と違い自分の救いを拒否した彼が清々しく、死にたがりとまでは行かずとも生き方を見破られた事もあり気になって仕方がない。せめて名前くらいは知りたい様子。それはそれとして仮に会えなくても何かが変わった一夜の思い出として大事にしていくと思います。

→リリアンヌちゃん
兄にも言えない想い出の人。軽薄な自分も、今より自由に生きていた幼少期の自分も知られているので友人として当たり障りない言動ばかりしてしまう。同時に太陽の子として王家の運命に翻弄されていく中で、気が付けば彼女の運命を名乗るには己は余りに軽薄で程遠い生き方をしてしまったとも思っている。リリアンヌちゃんに想い人がいる…といった噂を耳にしたら頭を抱えると思います。アレックス視点ですと特に明るく溌剌した笑顔が好きです。Sっ気もきっと好きになると思います…!


コーデリア→レヴィさん 
これまでの思慕 / 罪悪感 / 不実な弟子の事など忘れて欲しい、罰して欲しいなど綯交ぜ。言葉では正確に表し切れないです。ただ一番の変化は陸へ上がろうとするほど一直線だった性質が「大事だからこそ触れられない」に変わり、悪く言えば自分の傷にばかり敏感な状態です。泡になる呪いは不実な自分に与えられた慈悲のように捉えていますが、同時にこのまま逃げ仰るのかという迷いも。また、コーデリアはレヴィさんに対して出来る最大の誠実な対応がもう二度と姿を見せないことだと考えています。が……(下記参照)

→リリアンヌちゃん
市場で会った時心臓が止まりそうな程ビックリ。内心ざわつきながらも熱量と可憐さと、何より端々から窺える思慮深さに「嫉妬する暇もなく好きになってしまった……」とのこと。リリアンヌ様の問いかけをきっかけにレヴィ様の現状を聞いた事で、自身の犯した罪の深さを自覚。抱擁も自身が享受していい温もりではないのに、咄嗟に縋ってしまいお洋服も濡らしてしまったので申し訳なく感じています。リリアンヌ様の強さをきっかけに「逃げてばかりではいられない」と覚悟を決められたら良いかなと。


(/勿体無いお言葉をありがとうございます…!前回お話させて頂いた通り、>85のロルが心理描写に偏りがち且つ表現力不足を痛感したため、諸々後付けの要素等も有りますがお恥ずかしいながら此方で補足させて下さい。またご迷惑などとんでもないです!息子共々レヴィ様の切ないお心を間近で垣間見る事ができ大変光栄でした。次回以降もどうぞありのままのレヴィ様で宜しくお願いいたします。アレックスも便利キャラ的側面が強い余り進め方に違和感が無いか懸念していたのですが、胸を撫で下ろしました。根気強く王子と魔女編終幕までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました!
併せてお二方に向けての印象も記載させて頂きました。ただご覧の通り娘が特にレヴィ様に対して多大なご迷惑をお掛けしている状態ですので「この要素・この感情は厳しい」「好きになれない」といったご意見が御座いましたらご遠慮なくお申し付け頂けますと幸いです。

今回も『王子と姫君』の素敵な初回のご用意をありがとうございます…!(次回は此方から提出いたしますね…!)エンディングへの流れも承知いたしました。また最近は気圧の影響や気温さが激しいので、体調等崩されませんようご自愛ください……!それでは改めて、後半戦も宜しくお願いいたします!(お蹴りください◎)



( 訪問一日目の夜 / 明日の舞踏会を前に早々に寝所に移った兄とは対照的に、どうにも目が冴え休む前に一人夜の散歩をしていれば / 淡い月光を浴びて少女に思わず足を止め / 可愛いらしくも卒がないステップはやがて終わりを迎え / ……盗み見てしまった / 自ら頬をぺち、と優しく叩き彼女の時間を邪魔するのも忍びなく、ゆっくりと引き返し柱の影に引っ込むも / 庭師の行き届いた手入れにより緑の絨毯がざざ、と音を立てて己の存在を知らせ、柱の影に隠れたまま思わず息を潜め ) ……っ。





88: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-07-18 23:36:43




あら、まぁ……お猫さま、でしょうか。……いけませんわ、もうこんな時間。( 騒めく草木の囁きが、密かな来訪者の存在を己に耳打ちし / 一瞬柱からふわりと覗いた、月夜に淡く輝く髪色は… / 一先ずは素知らぬ顔で口許に手を添えた後、少し慌てた素振りでその場を去り / ──と、見せかけて / にょき / 密かに柱の背後から回り込むと、片手で猫の手を軽く模しながら悪戯げに微笑み / かと思えば、一転して淑女としてのカーテシーを披露 )──ふふ。悪いお猫さまが、こんなところに。……アレックスさま、こんばんは。こんな夜分遅くにどうかなさいましたの?


(/蹴り可との事でしたが、キャラクターへの造詣の深さと彼ら彼女らの確かな感情の重みを感じさせるあまりにも素晴らしい読み物でしたので、お返しになるかは甚だ疑問にはなりますが、描写不足の補填や自分用の整理の意味も含めて同様のものをこちらも置かせていただきますね。また、返信ペースについてはこれまで通りご都合の良いように、もっと軽め、あるいは濃密な描写でもどちらでも、お好きな形で気軽にお返事いただけたらとても嬉しいです◎それでは、こちらは特に何もなければお蹴り下さい。以降も何卒よろしくお願いいたします!)


レヴィ→アレックスさん
コーデリアちゃんの想い人である時点で好意的になど思える筈もなく、視界に入れただけで無性に腹の煮える相手……だったが、過去の運命を司るヒーローヒロインらに通じるものを彼にも感じ、一個人としてはその人柄や、皆を惹きつけるカリスマ性を含めた王器を認めている形。コーデリアちゃんが彼に惹かれた理由にもある程度納得してしまったが故にかえって腹立たしさもある。ただ、小箱の件や深夜の海辺を出歩いていた様子を普通に心配はしているので、仮に舞踏会の一件がなくとも、こそっと様子を見に行く程度はしそうです。

→コーデリアちゃん
鬱々と余生を過ごしていた隠居生活にいつの間にか添えられていた一輪の花、唯一の心の支えで至上の癒し。その執着や熱情が恋愛感情(未だ成熟しきっていない彼女しか知らない為、性愛的な感情は抱いておりませんが…)であり、アレックスさんへの鬱屈とした感情が嫉妬と自覚しました。会えぬ日々が(仄暗い)愛を育み、リリアンヌとの不本意ながらの交流で気付きの芽を与えられ、アレックスさんとの邂逅で開花。最終的に魂だけは必ず手に入れる、から、たとえ一度屈した運命に対抗してでも彼女には生きていて欲しい+死後の魂だけではなく、生の煌めきを宿す今とこれからの彼女の全てが欲しい、にグレードアップしています。

リリアンヌ→アレックスさん
一時親交を交わした少年の記憶はあれど、遠くから相手の派手な風聞を伝え聞いては、彼も生き馬の目を抜くような貴族社会の中で変わってしまったのかな、と少し悲しく思っていたかもしれません。再会してからは彼の王器や昔と変わらない人柄の良さは感じれど、当たり障りのない対応から深い心内や本性までは見通せず。また他国の王族相手には当然こちらも分を弁えるものとして、こちらから踏み入る事も一切しませんでした。魔女への懸想は完全に内に秘めてはいそうですが、誰かを想うように海辺を眺めて溜息を吐く程度はしているかと思うので、噂話程度はあるかもしれませんね。

→コーデリアちゃん
ある種達観しているというか、自分の世界がかなり完成している人なので、愛する人が必ずしも自分と結ばれる必要はなく、ただ幸せでいてくれればいいとして嫉妬心などは最初からほぼ皆無。ですが、想い人の力になれない悔しさ悲しさを丸ごと包み込み、宝石のような涙まで流してくれたコーデリアちゃんに対しては、市場での運命的な出会いもあり愛情が爆発しています。その内テレテレと「良ければわたくしの事はリリィお姉様と…」とまで言い出すかと。それはそれとして、彼ら彼女らの泣き顔や憂い顔は大変に愛らしく唆る……という内心は言わぬが花。

〈 リリアンヌとレヴィについての補足 〉
レヴィがコーデリアちゃんを想い、時折陸に足を運ぶと恐ろしい程の高確率でリリアンヌに遭遇します。何故か初対面時から〝リリィ〟という愛称でのみ名乗られたため、適当にそのまま呼んでいる様子。とはいえリリアンヌ側も魔女相手には立場を弁え、深く相手の内情に踏み入るような振る舞いはしませんでしたが、交流を重ねる内にレヴィ側がいくらか絆されてぽろりとコーデリアちゃんに対する内心を零した形。単なる知人なのか友人の域なのか、はたまたストーカー被害者と加害者なのか今一つ不明瞭な関係。





89: 陸の王子 / アレックス [×]
2025-07-20 23:23:12




(/すみません、此方も蹴り推奨との事でしたが感想が色々溢れてしまいまして…レヴィコデちゃんの仄暗くも儚げでプラトニックな関係性やギクシャクしながら僅かでも重なり合う瞬間があった男子組に共感の嵐で、特にリリアンヌさまは愛情深く熱烈ながらも常に神秘のベールを纏っている印象(解釈違いでしたらすみません…!)でしたので、息子娘の欄からレヴィさんとの関係性まで大変興味深く…!わくわくしながら拝読させて頂きました。深窓の令嬢のようでいて実はタロットカードの女帝のような気品と包容力を持つリリィさま、堪らないです…!良い意味で結末が予想出来ない師弟や思い出の糸を手繰り寄せ始めたアレリリちゃんの交流がより一層楽しみになりましたとお伝えさせてください…!
まだまだ頂いた情報を味わっている最中ですが一旦この辺で…!また返信に関しても毎回多大なお気遣いを頂き誠にありがとうございます、主様もご無理ないペースやお好みの形式でお付き合い頂けますと幸いです◎それでは今度こそ失礼いたしますね、素敵なキャラクターメモをありがとうございました!◎)



うわ──っ!? え、キミ、気付いて……! ( …行ったみたいだ / 張り詰めた呼吸を吐き出し庭へ注意を向けた瞬間── / に、にょき…!? / まんまるの、ちいさな手に緑眼を見開いて、毛を逆立てる猫の如く喫驚 / 敬称も抜けて緊張を訴える心臓もそのままに、数拍遅れてギクシャクした礼を返すも / 唐突に両手を勢い良く合わせて、悪い猫は瞳をぎゅっと瞑った ) 目が冴えて、ちょっと散歩に。──~~……っ、ごめん! ……今のダンス、盗み見てしまった。





90: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-07-22 20:01:39




……そうでしたの。あんな拙いものをお見せしてしまっただなんて……お恥ずかしい。( 打てば響く、愛くるしいお猫さまだこと / そんな内心は一旦そっと胸奥に。薄桃の横髪に軽く指先を添え、頬を淡く染めると少し困ったような吐息を / ──なにせ丁度、ダンスの相手方が欲しかったところ / ふわり、と零れる年相応の幼げなはにかみと、緩く傾げた首に伴って揺れる薄桃 / 種明かしのように小振りな手のひらは上向きに、淑やかな仕草で相手へと / それは、もうじきお互い本格的に社交の仮面を被る事になる前に、ほんの一時、月夜のたわいない遊び相手になってほしいという無邪気な誘いで )……でしたら、貴方さまも少し程度は恥をお見せになっていただかなければ、不公平かもしれませんわ。──ふふ、こういった趣向はお嫌いですか?





91: 陸の王子 / アレックス [×]
2025-07-29 00:15:47




そんなことない、…素敵だった。兄上が見てもきっと、……!( 柔らかな響きに意を決して瞼を上げて / ぶんぶんと砂色の髪を揺らしながら、慎重に、けれど正直に言葉を選んでいると──彼女の指先から咲いた、月夜のお誘いに瞳を瞬き / 刹那、硬く強張った表情は緩々とほどけ、くく、と彼女に習い無邪気な笑みを溢せば、手をそうっと重ね / 「 ──…いいや、久々に胸が踊った! そういう工夫は大好きさ 」 / きらきらと闇夜でも淡く輝き続けるペリドットの瞳で真っ直ぐに彼女を見つめ、手を引き、その歩みに呼応してザア、と風さえも優しく祝福し / ダンスの前に他愛のない問いを一つ ) キミも、……いいや。リリアンヌ殿も、眠れなかったのかい。





92: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-08-05 22:09:01




えぇ、……大人の世界は、きっとご本にある悪い魔女さまの呪いよりも恐ろしいものでしょうから。( 歓待するような快い風を受けて、砂色の髪が淡い月明かりに照らされ、草木と共に小金色に揺れる / 引かれた手にそっと笑みを深めて、自らもまた月夜の舞台に上がろう / その際、手渡された問いには半月型の唇を微かな憂いを帯びた微笑に変え / デビュタントには少し早いとはいえ、新たな世界に踏み入ることへの普遍的な恐れ。こんな時間に起き出している相手と交換する視線には〝貴方さまも同じ想いでしょう?〟と密やかに含ませ / 一転して朗らかな声音で、歌うように、祈るように / 楽しげに弾むステップは先刻のものとは異なる、全くの自己流 / これではすぐにどちらかが足をもつれさせて、草花の絨毯の上へ転がってしまうかもしれないが──それもまた、子供の世界においては一興だろう )……そうですわ、お互いに月夜の魔法をかけましょう。わたくしたち、これからもきっと、今日のように楽しく、上手く──踊っていけるように。





93: 陸の王子 / アレックス [×]
2025-08-10 23:52:34




……それは、……。( 横顔から溢れた小さな憂いは、夜風に乗って月夜に揺蕩い / 花弁のように散って静けさを齎す。自身にも覚えのある恐れに、少しずつ兄の笑顔が、後ろ姿が、変わり始めた口惜しさを知ったばかりの己では、先を示し不安を拭う一言を見つけられず / 口惜しさから触れ合っていない方の手を握り締める。けれど、 / ──少女は暗闇を前にしても尚、確かに此方を見据えている。瞳は暖かな月のように、笑顔は花のように。声無き想いは風のようにこの身に届いて / 彼女の全てに釘付けで。まるで戦友のような心強さと、対等でありながらその笑顔から涙が出て溢れることがないようにと祈るのも束の間 / 「 なんだ、先の続きじゃなかったのか! っふ、これじゃ全然公平じゃないだろうに……! 」言葉とは裏腹にくすくすと小さな笑声を奏で / 彼女の提案に迷う事なく頷くと、ゆっくりと祝福の言葉を続ける / さて、最後はどうしたものかと口を尖らせた後、一旦動きを止めて繋いだ手を解き。そうしてすぐに、小指を立て、指切りのポーズで彼女へ差し出し )──あぁ! 月の無い夜でも、この瞬間を思い出せるように。もしも忘れてしまいそうになったら、……忘れてしまったら。その時は──俺がもう一度、キミの手を取りに行くよ。何度でも魔法をかけに行くよ。……これじゃ魔法じゃなくて約束、か?





94: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-08-16 12:15:23




ふふ、公平さに欠けるように感じるのは、アレックスさまが器量のある素敵な方だからですわ。( 様式美も何も無い、ただ互いが快いだけのオリジナルの円舞 / そんな気ままな誘いに躊躇なく応じる者など、気位の高い王族においてはきっとずっと少ないだろうに / ふ、と自然に綻ぶ唇と、一層軽やかに弾んでゆくステップ / ……この月夜の密やかな一時を、もう少しだけ続けていたい / 言葉を交わすのはほぼ初めても同然だというのに、まるで昔からの馴染みのように息のあった社交ダンスも、どこかくすぐったい戯けた言葉の応酬も己の胸を熱くさせ / 一方で不意に遊び事が止めば、まだそう大きく背丈の変わらぬ相手を不思議げに見詰め / 本来なら一種の言葉遊びとはいえ、気安く不確定な約束事を交わすような性質ではない / けれど、雲間から覗いた明朗な月明かりが、内なる魂から輝くようなペリドットの瞳に反射して、こちらのささやかな恐れをも優しく包み込むものだから。ついこちらも小指の先を相手のそれと絡め、少しだけ泣きそうな微笑みで夢想に応じてしまったのは、月夜の魔力によるものだったのだろうか )──……いいえ、魔法です。確約された未来なら、それはきっと、そう呼ぶべきものでしょうから。……その時はわたくしも、貴方さまに再び魔法をおかけいたしましょう。お話はいつも、魔法によって誰もが幸せに終わるものですもの。


( ──ぱちり / 朧に見上げた天井は、自身に宛てがわれた客室のそれ / 随分と懐かしい夢を見たような、見ていないような… / コンコン / 窓を叩く硬質なノックの音と共にかけられた声は、間違いようのない黒き魔女のもの / 何となく、そんな予感はしていた / 寝台から身を起こすと、手櫛で髪を整え、薄い羽織物と、柔らかな微笑を携えて / あぁ、ちょうど良い。こちらも、明日の舞踏会に向けて話しておきたいことがあった所だ── / 〆 )こんばんは、魔女様。……良い夜ですわね。


(/いつもお世話になっております。時には猫のように愛らしい、アレックス様の初々しさや真摯さがいつもながら瑞々しくも温かく描写された貴重な一幕、大変堪能させていただきました。ありがとうございました…!さて、頃合いかと思い、一旦舞踏会前夜として今後の伏線(実際に活かせるかは不明瞭ですが…)らしきものを撒きつつ、〆文を投下させていただきましたが、書き残しなどは大丈夫そうでしょうか…?もし何かありましたら、このまま続けていただいても大丈夫ですので…!)





95: 陸の王子 / 人魚姫 [×]
2025-08-20 22:35:41




(/いつもお世話になっております。此方こそ幼少期リリアンヌ様という貴重な一幕や、切ない余韻を残しながらもじんわりと心が暖かくなる〆をありがとうございました…!ラストの台詞が本当に暖かくて、つい心臓がぎゅっと締め付けられました…。改めて『王子と姫君』編、お付き合い頂きありがとうございました!また、王子の人魚の関係について漸く纏まったので下記に記載させて頂きました。お暇な時にでもさっとお目通し頂ければと思います…!

さて、人魚組最後の舞踏会ですが、此処に来て四人組どの組み合わせも見たいという気持ちを捨てきれなかったと言いますか、最後ですので自由に…!と思い、当方の欲になってしまいましたが、二人それぞれの視点の初回をご用意いたしました。初期のご相談通り【王子と姫君(現在)の舞踏会での様子→失恋を悟った人魚姫に魔女が接触(または決別に焦点を当て、人魚姫側からの魔女へ接触する)】の流れ通りでも、それ以外の男子同士女子同士などの組み合わせでも、どちらかお好きな方に、お好きなキャラでお話頂けますと幸いです…!(急な路線変更のように感じられましたら申し訳ございません…)
※再び事後報告で申し訳御座いません。コーデリア側のロルですが、(恋心や陸の生活の終わりを予期したため)魔法が呪いに変わり始め錯視などの描写を追加しております。アレックス側のロルと併せて絡みづらい・分かりにくい場合は再提出いたしますのでご一報頂けますと幸いです……!(相談事項等無ければお蹴りください◎)


〈 コーデリアとアレックスについての補足 〉
浜辺で会った時から、声など諸々の症状や高価なイヤリングから訳ありと感じつつ、下手に暴けば身寄りもないのに逃亡するだろうと踏んで王子側から踏み込むような事はしませんでした。コーデリアは拾われて暫く与えられた部屋に篭る有様でしたが、その様子を見兼ねたアレックスとの会話を得て今に至ります。そこから兄との関係修復やリリアンヌ様の話など距離を縮めながら『それでもあの子は何処かへ行くのだろう』、『その仮面は私では外せない』と互いに踏みとどまった関係。アレックス兄など第三者がいると兄妹のようにわちゃわちゃする事もありますが二人の時はややしんみりした雰囲気です。



( 舞踏会当日: アレックス )

( 極彩色の世界を夢中で掻き分ける。束の間に見る夢の記憶だけが淡く色付き、心の寄る辺だった。けれど、夢はいつも小指を差し出した所で終わる。うららかな陽だまりのような温もりは、月夜の魔法は、太陽の訪れを前に毎夜うつつに溶けて───消えていく。あの日、泣いてしまいそうな微笑みで彼女が告げた言の葉を探していた。今日まで、ずっと。
巨大な満月の夜。灯火が輝く城の大広間では多くの招待客が始まりの刻を待っていた。そこに、三つ編みに結んだ後髪をしなやかに揺らして青年が、かつて宮中が割れるほど不仲を囁かれた兄と揃いの純白の正装に身を包んで現れる。さざめく会場の声が止む頃、告げられた始まりの合図と共に物語の最後の章は開かれた。──招待客がそれぞれ時間を楽しみ、華やかな色で染め上げられても、貴方を見つけ出すのにそう時間は掛からなかった。ゆっくりと歩み寄って一礼後、中央で分けた前髪から覗く橄欖石の瞳はあなた一人を映し出して ) ──……良い夜ですね。もし宜しければ、一曲お付き合い頂けますか。


( 舞踏会当日: コーデリア )

( 月明かりに手を透かす。月光を浴びた手は、一瞬指先から泡沫のように溶けて、瞬きの間に再び人の手へと戻り、時折聞こえるはずの無い水中の音が耳を掠めていた。──この身に宿る魔法が、呪いへと変わり始めている。まだ定まり切らない感情をセレニティカラーのドレスを身に纏う事で覆い隠し、心の奥に押し込め。豊かな白髪を纏め上げ、桃色に彩ったかんばせにかつてのあどけなさは存在しない。アクアブルーの眼差しにほんのりと諦観を滲ませながらも、脳内で姫君の言葉を繰り返し、周囲を見渡す。かの海の魔女が舞踏会になど訪れる訳が無いのに、伝えるべき言葉など持たないのに。迷う心を逃すように眩しいシャンデリアを見上げれば、華やかな空間は海色に染まる錯覚に視界を支配され、瞬きの間に元の景色へと戻る。……会いに、行かなければ。大きな音を立てる心臓に手を当て、ゆっくりと階段を降りて ) 見つけ、なく、ちゃ。……明日の、朝、までに。





96: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-08-25 20:21:47




大変光栄に存じますわ、アレックス様。えぇ、本当に……心から。けれど、申し訳ありません。今夜はとっても大事な先約がございますの。……わたくしには、どうしてもこのお約束を違える事は出来ません。( 物心が着くよりも前から、自身の頭には一国の姫君という冠を戴いていた。そして、目前には数多の視線を縫い止める麗しい王子様。惹き込まれるような美しい煌めきを内包した瞳が、あの頃と同じように自分を映している。今思えば、当時は自覚すらなかったものの──淡い淡い初恋の相手方。この後は薄らと頬を染めて、差し出されるだろう手を取るだけ。それが王族としての自身に求められた、当然の帰結。定められた筋書きの瑣末な一節。……しかし、大事な友人が泡と消える物語など、些か以上に趣味が合わないというもの。きっととても大事なことを忘れている、と幼き自分が懸命に彼へと伸ばしかけた手を柔く引き戻し。代わりに薄桃色のドレスの裾を摘み、深い礼と優美な微笑み一つでそれら全てを辞退して。主催たる王家の誘いを退けたとして、周囲には一瞬ざわめきが広がるも「どうか、その栄えある一時は、わたくしよりも相応しい方とお楽しみくださいませ」と謙虚に胸元へ手を添えれば、王家との縁や利権に目を輝かせた姫君達が、我先にと彼を取り巻くだろう。そっと会釈を交えながら王子達の輪から離れては、やがて舞踏の熱気から逃れるように階段を緩慢に下りてゆく貴方を見付けて。今宵泡になって失せるという、自らが一方的に先約と定めた悲劇の少女。階段の下で暖かく相手を迎えるように、一層洗練された美貌へ差し込む暗い顔色には気付かぬ振りをして、淡い紅を引いた口許へ微笑を象る──〝上手く魔法をかけてあげられれば良いのだけれど〟昨夜の夢のせいだろうか、妙に子供じみた想念が胸に浮かんで )コーデリア様。──どなたか、お探しですの?


(/蹴り可との事でしたが、密かに気になっていた王子&人魚姫ペア(+アレックス様のご兄弟事情)の解像度を引き上げる美味しい情報投下を誠に誠にありがとうございますという感謝と、いたたまれなさが過ぎたもので少々の謝罪を……。どちらの初回文にもあまりに心惹かれてしまい、もはや全組み合わせを無理やり網羅させていただきたい衝動にも駆られたものの、ここはやはりコーデリア様にスポットライトを当てたい!と熟考した結果、初回文を繋げさせていただいた挙句に、どうにも展開的にアレックス様が不憫になってしまい大変面目ありません……。もし繋げ方や展開が合わなければ早急に修正させていただきますので、気軽にお申し出いただけますと助かります。もし問題ないようであれば、ぜひコーデリア様をご誘導させていただいた後、王子&姫君ペアで一曲(あるいはお話を)お願い出来ればと……!それでは、こちらも最後ということで自由にやり過ぎてしまった感が多々ありますが、特にご相談や修正事項等なければこちらはお蹴り下さい。以降もどうかよろしくお願いいたします…!)





97: 人魚姫 / コーデリア [×]
2025-08-28 23:47:57




( 海の魔女に与えられた足で一歩、また一歩と進むたび、自らの意思でタイムリミットを縮めているような気分になる。早く、早く、でもどうやって。思考を巡らせるほど視界が霞んで水中にいるような錯覚に襲われ、咄嗟に階段の中央で立ち止まる。もし見つけられたとして、私に名前を呼ぶ資格があるのだろうか。……師の苦しみを癒せる言葉が言えるのか。今更、貴方の失望を覆せなどしないのに。真に師を慮るなら、師と慕うほど大切な存在であるのなら、大人しく泡に還る事が唯一の償いだ。人魚だった頃のもう一人の自分が、ゆらゆら尾を揺らし背後から首元へと抱きついて耳元で囁く。幻聴に言い返す言葉もなく静かに唇を噛み、咄嗟に瞳を瞑って視界を暗闇に逃す。……会えない。会うことが、恐い。だってわたし、会ってしまったらきっと。──思考の渦に引き込まれる瞬間、鈴の音の声が錯覚も幻聴も消し去り間一髪我に帰った視線の先に、一輪の花が咲いていた。「 リリ、アンヌ様……? 」 自分でも驚くほど頼りなく揺らいだ声で名を呼ぶと、裾をつまみ思わず駆け寄って。どうして此処に、だって今頃貴女は大広間で陽光の王子の手を取っているはず。少しばかり疑問符が浮かぶものの、変わらぬ暖かさを宿す問いにゆっくりと息を吸い込み、何とか探し人を告げるが上手に笑顔が作れない。それどころか未だ罪悪感が支配する心では呪いが邪魔をして師を見つけることすら儘ならない。震える指先を誤魔化すように手を強く握るけれど、道を見失った子供のような表情では自身の弱さをもう隠し通せなかった )海の。魔女、様を。探し、に。──……でも、今の、私の目では、見つけ、られなく、て。


(/此方も再度スペース失礼いたします、まずは素敵なお返事をありがとうございます!王子を袖にしてでも会いに行く、女の子の友情が大好きな背後としては大変好みかつ、確かにリリアンヌ様なら其方を優先するだろうという納得感も十分の展開ですのでどうぞご安心ください…!(コーデリア誘導後、是非ともテラスで黄昏れるアレックスを書けたらいいなとも思いました…不憫属性なアレックスも大変美味しいのでお気になさらず◎) またコーデリアが大変重たく湿っぽく、リリアンヌ様やレヴィ様に再びご迷惑をお掛けするかと思われますが、もし宜しければ結末までお付き合い頂けますと幸いです……!それでは失礼いたします◎)





98: 隣国の姫君 / リリアンヌ [×]
2025-08-31 22:10:40




っ、……コーデリア様の瞳に霧がかかっておいでなら、どうぞわたくしをお使いください。貴方様の為ならば、この身も心も、決して惜しくはありませんわ。( 大海を映し込んだような蒼が乏しなく揺れている。確実にタイムリミットが近付いている事を知らされて動揺の走る表情は、一度伏せた瞼の裏へ。すぐに持ち上げた蜂蜜色の瞳はひたすらに甘く揺るがず、会場の喧騒や華やかな楽団の演奏をも呑み込む静穏なそれで。冷えた相手の頬を両手で包み、そっと顔を寄せて珊瑚色の唇へ変わらぬ円弧を浮かべる。──その命の蝋燭が消えかけているのなら自身の灯を分け与えて、心が窒息感に喘ぐなら酸素を注いで、恐怖に凍える身体にはこの手の平から溢れんばかりの熱を伝えよう。少し大仰に聞こえるかもしれない密やかな囁きは、自身が今差し出せる嘘偽りのない親愛の一端。昨夜の魔女との密談においては、彼女に迫る運命の内実と、それとなく気にかけてやって欲しいといった程度の会話しか交わしていない。しかし、彼の居場所は己の胸の直感が知らせてくれる。包み込む手を、相手の頬から震える手へと移動して、口許の弧は少し空気を軽くするような茶目っ気のあるものに変じ。最後にはかつての海辺での相手の仕草を真似て、他愛ない内緒話のように人差し指を唇に添わせてみせ )ですからどうか、諦めないで。心を覆う恐れや不安に下を向いていては、大切なものも見落としてしまいます。……ご安心くださいまし。わたくし、あの方を見付け出すのは少しだけ自信がありますの。





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