TOP > 1対1のなりきりチャット

うららかな陽だまりに( 〆 )/48


最初 [*]前頁 ▼下へ
自分のトピックを作る
28: 狩人 [×]
2025-01-03 13:06:28




( 一つの可能性に過ぎなかった推論は己の問い掛けによって限りなく事実に近い物へと姿を変え。決意しながらいざ目の当たりにした表情越しに、主君の顔に泥を塗った事実を自覚し「…出過ぎた、真似を」そっと息を呑み、瞳の奥を揺らすことしか出来ず。しかし自ら暴いた責任感か、それとも此処で逃げれば主君の信頼に背くという臆病故か決して瞳は逸らないまま一つ、また一つと雫を落とすように語られる経緯に耳を傾け。──姫が山奥に隠した真相は概ね明らかになり、常に正解を導く鏡ならばこれ以上の手出しは無用と判断するだろう。だが、己は狩人から成り上がった愚かな騎士。このまま鏡のように手を引けば父君を敬愛する姫に〝叩き割られて〟しまうと、真紅の絨毯に付けていた膝を離し立ち上がる。再び主君に対して、己が堪えられなかった痛みを投影する真似はしない。平素と変わらぬ琥珀と銀の眼差しは直に貴方を捉え、感情でぶれることなく淡々と言い切り己の臆病を晒すと、弱さを堪えるように口元を横に引き不出来な笑みを湛え。最後には拾われて人の温情を知った狼が生涯をかけて忠義を尽くすように、寄り添うように言葉を紡ぎ )
───グリムヒルド様。偽悪は、時にお体に障ります。今回の件は鏡を含め〝悪役〟などいない、そうでしょう。それに、臆病の何が悪いのですか。……俺だって、あなた方の関係の断絶を恐れ、こうして今も恐れを抱く臆病者です。





29:  [×]
2025-01-05 07:55:17




……お前にそうも不細工な笑みを向けられるだなんて、つくづく私も落ちぶれたものね。
( 拾った当初はまるで抜き身の刃のようだった男が、こうも自らの腹を晒し他者へ寄り添うなどとつくづく甘くなったものだ、と心に迫る眼差しと真っ直ぐに視線を絡め、くつりと喉の奥で低く笑い。娘とのコミュニケーション不足と親心故の呪いが運悪く掛け合わさり、昏倒事件などという事態を招いた自らの失策は十分悪役と評すべきものだろうに。亡き妻との約束でもあり、自らの信念でもある〝絶対的な美〟が揺らぐ事への恐れが家出の一件への対処を鈍らせただけでなく、今も娘との対話に些かの躊躇を生んでいる。自身の中での一等たる美が妻から揺るがぬように──美しさに他人の尺度を用いるものでは無いと、とうに承知している筈だったのに。腹心の部下であり実の息子のような相手にここまで言わせておいて、いつまでも不都合な事実に目を背け続けるなどとそれこそ内心の美まで危ぶまれるというもの。けれど身に染み付いた悪役仕草は中々抜けず、尊大な態度を崩さぬまま凍て付くような平素の声音で片手をすげ無く払い退室を命じ。最後の付言には紅を引いた口許へ何処か悪戯げな笑みを刷いて、以前〝自分も変わる必要がある〟と彼に漏らしたそれは虚言ではないと片目を瞑るだろうか )
ただでさえ忙しいって時に、これ以上お前の御託を聞く暇はないわ。次の任務の命令書と用意はどうせ外の侍従に渡してあるから、お前は疾く下がりなさい。何せ──…さっさと政務を片付けて、どこぞの不良娘に直接折檻をしてやらないといけないもの。


(/そろそろ場面転換の頃合かと思い、お声掛けを失礼いたします。マントの色へさり気なく王の瞳の色が取り入れられている事への感激から始まり、切々と胸に迫るような説得描写や巧みなロル、変わらないラウール様のお優しい人柄と愛情深さに改めて惚れ惚れいたしました……何て素敵なお兄ちゃん兼息子兼忠臣様…。この後は予定通り白雪姫と狩人様の軽い後日談的な対話を入れるか、あるいは白雪姫のお話はこれにて一旦〆とし、人魚姫の四角関係や千夜一夜物語などの他の物語に移るか、如何いたしましょうか?)





30: 狩人 [×]
2025-01-06 21:10:19




(/こちらこそ高潔で偽悪的ながら切なく儚いグリムヒルド様や主様の美しいロルに感激の至りでした!取り入れたいと突発で作成したマントや説得シーンも心情描写などつい好き勝手に綴ってしまったにも関わらず丁寧にお付き合い下さりありがとうございました…!また締めくくりとして是非とも白雪ちゃんにお会いしたくお茶会シチュエーションで場面転換させて頂きましたが、〆をご希望でしたらご遠慮なくお申し付けください。特に問題無ければ今回も斜線の有無や長さなど主様の好きな形に改変して頂ければと思います◎それではこちらはどうぞお蹴りください、改めて宜しくお願いいたします…!)



( ──時は流れ、暖かい陽射しの下で開催された茶会は以前の賑わいを取り戻していた。例の騒動の渦中にいた狩人は黒褐色の髪を束ね、雪色を下地に春の色で彩り飾った騎士の装いで王の後ろに控えて。やがて束の間の休息を命じられ他の騎士と入れ替わり茶会の中心から抜け出すと、空間の片隅にどんぐりを手に佇むリスの親子の前で姿勢を低くして、ちちちと舌を鳴らし手招きを )お前、あの日からずっと居るじゃないか。しかも親子揃ってついてくるとはな。…ほら、おいで。






31: 白雪姫 [×]
2025-01-07 21:29:35




──…貴方の嫌われようも筋金入りね。ご機嫌よう、ラウール。( 親しげに動く手振りに嬉々と応え、小さな手足で一直線に駆けたかのように見えたのも束の間。実際にリスの親子が向かったのは遅れて相手の後ろを追って来た自分であり、足元へ擦り寄る彼らを快く腕の中へ迎え入れつつ、もはや驚異的と言えるその小動物避けの性質にぽそりと無慈悲な批評を。次いですぐに相手へと向き直ると、淡い新緑色のドレスの裾を片手で摘み、戯れにごく簡易なカーテシーを披露し。あの森での一件からすぐ別任務に向かってしまった相手との対面に嬉しさ半分、王との密接な距離に嫉妬半分の澄まし顔を緩やかに持ち上げ、やや棘のある視線と台詞で軽くつんつんとその身を突き刺して )こうしてお話をするのは小人さんのお家以来かしら。貴方ったら本当になかなか捕まらないんだから。それでいて、私を差し置いて先にお父様と二人きりでお会いしていたり、さっきもお父様の一番お側を陣取ったり……私を差し置いて。





32: 狩人 [×]
2025-01-10 00:34:21




──……嫌われ役を一手に引き受けて世の中の均衡を保ってるんだ。感謝の一つくらいあっても良いと思わないか、人気者の白雪姫。( すり抜ける親子が与えた僅かな傷心も小動物特有の愛らしい背中と一等大事な姫君のもとに行き着いたとなれば諦念と愛しさが混ざった眼差しを生み出す源へと変わり、瞳だけで二匹を追ってゆるりとした動作で振り返り。小さな生命からの祝福を一心に受ける彼女に一礼し戯れへの応えとすると、今まで通り隠すことを知らない対抗心に右眉を歪ませ、は、と主譲りの偽悪的で勝ち誇った笑みを湛え。然しながら火花を散らして舌戦を繰り広げる開幕の火蓋を切ることは無く、悪役染みた笑みは普段の冷淡な表情へ転じて歩み寄り、惚けた口調はそのままに淡々とした声音で続け )許せ、王命とあらば止むを得まい。……はて、僭越ながら、私の記憶と白雪姫様の記憶で僅かに違いがあるようです。一つ、いや二つほど付け加えても宜しいですかな。





33: 白雪姫 [×]
2025-01-11 21:03:49




あらあら、そうも大変な重役を担っていたの。…そういった自覚があるのなら、もう少し殊勝な態度を見せて欲しいものだけれど。( 元々は森での一件や父への口添えに対する謝意を告げるべく相手の背を追いかけて来たはず。それが目前の挑発的な笑みに思考を塗り替えられては、灰色の瞳を薄らと細め、むむと心内でファイティングポーズを取るも構えた拳は宙を振って。あの軽く閃光が飛び散るかのような、日々の何気ない日常を彩る愉快な攻防を繰り広げる気は少なくとも今は無いと、砂上を撫でたかのように急に凪いだ精悍な面貌が暗に語り。半ば肩透かしのような心持ちで腕の中にいるリスの親子の背を撫でつつ、自らの記憶の箱を探っても相手の言う齟齬らしきものは見当たらないと、小首を傾げて背丈のある彼を率直に見上げ )…?何かしら。貴方のお父様との謁見の方が私のそれより2日と5時間程早かったし、さっきのお茶会でも隣に座る私よりもすぐ後ろに控えた貴方の方が6センチ程近かったように記憶しているけれど……。





35: 狩人 [×]
2025-01-13 23:45:13




ふ、心の中で構えただろう? 土産を届けて介抱までしたってのに、手厳しいな。( 鋭い瞳越しに、対抗心という名の拳を受け止める。任務に出向いた期間も彼女の健やかな人格が損なわれてはいないか危惧していたものの、その心は内側に健在のようで、僅かな安堵と愛おしさで思わず肩を揺らしくつくつと喉奥で低く笑い。いけない、俺が笑っては煽りに捉えられてしまうな──と、笑みを押さえ込もうとする程に緩む口許に諦めて瞼を伏せ、足枷のない心で言葉を交わせる喜びを沁み沁みと噛み締める。やがて驚異的な状況把握能力と自身にとってほぼ誤差の範囲である訴えに、控えめな反論と共にため息混じりで茶会の裏事情を明らかにしては、これまで繰り広げた寵愛を巡る戦いも終焉の兆しが見えたと告げ、嫉妬を抱く彼女に花を持たせ。行き場の無い腕を組み、彼女の手によっていつの間にか微睡の淵に佇む暢気な親子に呆れと愛しさの入り混じる眼差しを注ぎ )根に持つなら何故距離を詰めなかった……。──宜しいですか。謁見は俺の方が先でも時間は約1時間程。姫様の方が長くお話されていたでしょう。それに此度の茶会も離れた位置を予定していた姫様の席を王の一声で変更したのです。……そう刺さなくても、誰がどう見たって俺の完敗さ。





36: 白雪姫 [×]
2025-01-15 22:53:26




だって、あまり用もないのにお側に寄りすぎると、お父様から睨まれてしまうんだもの。…そんな鋭いお顔も美しいけれど。──8回。……何の回数か、察しが付くかしら。( 一旦矛を収めたかと思えば、まるで自らの優位を誇示するかのような笑みに再び臨戦態勢を取りかけるも、目前に描かれた弧から発されたのは裏のない敗北宣言で。本来は喜ばしい筈の密かな父の計らいとそれこそ殊勝な相手の態度を受け、胸の内へ泡ぶくのように浮かぶのは正の想念ばかりではなく。少しの間を置いて、涼やかな葉鳴りの音に混じり朱色の唇から零したのは何ら脈絡のない謎かけ。眠りの精にたっぷりと粉を掛けられたらしい友人達を木陰の柔らかな葉の上に乗せると、健やかな寝姿へと穏和な眼差しを向けたまま「お父様が、私とのご歓談で貴方の名前を口にした回数よ」と勿体ぶる事もなく答えを明かし。むざむざと競争相手に有利な材料を渡すのは下策ではあるが、一人でそう大人になられてもつまらない、という些か物寂しいような拗ねたような子供染みた感傷で、膝を折ったまま肩口程の黒を僅かに傾げては、平素の淡白げな面差しの中の眉尻を仄かに下げて相手を見上げ。気を取り直すように一つ吐息を挟むと、次はこちらの手番でしょうと、袖から取り出した小さな薄布を広げて本格的に腰を下ろし、橙色の陽射しが注ぐ暖かな隣席を緩く手の平で叩いて )私がお父様に一等愛されているのは公然たる事実ではあるけれど、貴方もそれなりの地位を占めているのは疑いようがないわ。……ね、私もひとつ貴方に伝えたいことがあるの。少し目線が高いわ、ここに座ってくれる?





37: 狩人 / ラウール [×]
2025-01-18 15:14:47




…名前を? ( 葉鳴りが胸の騒めきを誘い、ゆらゆらと黒褐色の髪を靡かせる。思案する間もなく与えられた正答に、ぽつり、ささやきにも近い声音で彼女の言葉をなぞり言葉が途絶える。率直に言えば驚きを隠せなかった。凛として歩む主君の背中を追いかけていたはずが、立ち止まって見れば後ろから見守られていた……そんな、思いもよらない出来事に。答えを咀嚼をする事で精一杯で、己を見上げるグレーダイヤモンドの瞳から滲む愛らしい感傷に気付いたのは数十秒遅れてのこと。──その瞳が、どうしようもなく愛おしい。愛おしくて、困ってしまう。彼女はいつだって一番に駆け出していくお転婆で日常の中に自ら愛を見つけ出す。かと思えば、愛するが故に悩み、時に樹冠の下で羽根を休める人間らしさと、昔日の想い出を抱き締めるいじらしさに弱々しく目線を下げて前髪をくしゃりと指で梳く。森の一件以来、変化の時が来たと独りで登った大人の階段を降り、木陰と陽だまりの境界をゆっくりとした足取りで越えて隣に腰を下ろし。狩人と騎士、両方の仮面を外して、穏やかに見つめ──ほんの少しだけ、小首を傾げて貴女の名前を呼んで )──…〝白雪〟の仰せのままに。





38: 白雪姫 / 白雪 [×]
2025-01-20 22:53:01




…えぇ、〝ラウール〟──その位置。( じい、と大きな両の瞳で腰を下ろす相手の所作を熱心に見つめ、自身との距離を内心で目測する。余計な装飾の取り払われた、ただ一人の兄としての柔い眼差しは、いつだって自らの心臓の蝋燭に優しい炎を灯してくれる。それに呼応したかのように見せかけて、やけに嬉しげに閃いた微笑は密かな悪巧みの予兆をも孕み。おもむろに彼へと上体を寄せて隻手を伸ばしては、その逞しい首元を捉えると同時にくっと此方へ奇襲気味に引いてみせ。その快い頭部の重みがちょうど自身の膝の上、目測した通りの位置に落ち着いたのなら、いつもと構図が逆転したことに対する満悦を口許に湛えるだろう。優雅な笑声を緩く丸めた手の隙間から零したのを契機に、本心からの労いを言葉として、その形の良い頭を愛でる指先でもって丹念に注いでゆく。そう茶会の席から離れている訳ではないが、元より近親者や気心の知れた者のみの気安い会。既に互いの関係性を知る他者の目があったとしてそれはきっと暖かなものであり、場の最高権力者である父王からは半ば呆れを含みながらも溜息と共に見逃されるだろう。──例え彼が本当に世の嫌われ役であったとして、惜しみない父や己からの無窮の愛情を片側に乗せれば、きっとその天秤は均衡だ )…ふふ。ご要望通り、日々大変な重役を担う貴方をもう少し労って差し上げようかと思って。……まぁ、いつものことと言えばそうなのだけれど、特に今回の一件では多々心労を掛けてしまってごめんなさい。私と父の為に、たくさん、たくさん貴方の心を砕いてくれてありがとう。──…大好き。





39: 狩人 / ラウール [×]
2025-01-24 21:38:57




(/ いつもお世話になっております、狩人の背後です。現在仕事が立て込んでおりまして、お待ち頂いてる中で大変心苦しいのですが、もう暫くお時間を頂けますと幸いです…!既に >17 >18でも一週間程度~とご理解を頂いておりますが、今回早くて土日、遅くとも20日と期日ギリギリが予想されるためご連絡させて頂きました…!(※こちらはお蹴りください◎))





40: 狩人 / ラウール [×]
2025-01-24 21:56:04



>39
(/正しくは『遅くとも27日』になります、連投失礼しました…!)




41: 狩人 / ラウール [×]
2025-01-26 14:25:45




( 熱のこもった眼差しに目を細め、光を増す微笑を前に、何かが通じ合えたような気がして縮まる距離を喜んで受け入れ。細腕から伝わる力に気付いても、緩んだ脳ではもう時既に遅し、鍛え上げた体は呆気なく傾いて一度視界は暗転。「……ッ、……あのなあ……!」わなわなと声は震え、利き手で目元を覆い隠す。やられた、完全に場の空気に当てられた、顔に熱が集まるのが分かる。普段ならあのやけに煌めく微笑みが意味する所など容易に理解出来たはずが、形成逆転を許すとは。柔さも甘さも消し飛んで眉間に刻んだシワはとりわけ濃く今にも逃げ出したい衝動が沸くものの、彼女の指先とくすくすと多幸感ただよう笑声が奪うのだから更にタチが悪い。はあ、とこれ見よがしに重い溜息を吐き出してバツが悪そうに目を逸らす。けれど、ぽつり、ぽつりと降り注ぐ言葉の雫は払えるはずもなく。王が鏡に執心し城から彼女が消えた日、これも仕方ない運命だと呑み込み。父娘が手を取り合う未来を案じる傍ら、それでも頭の片隅で、森か隣国か、彼女が城から羽ばたき自由に笑える場所に行くならと再び呑み込み続けた想いに雫が優しく波紋する。意を決して視線を戻し、ためらいがちに彼女の黒檀の髪を指先で僅かに梳きながら、今度はこちらが彼女を見つめる番。運良く拾われ、木陰からグリムヒルド様と白雪を見守る以上に望むことは無かった。片側の天秤が重たかろうが、その宿命を抱え続けるつもりだった。……その片側が、今かたんと宙に浮く。宿命の楔が壊れる。瞬間、目頭が僅かに熱を持って揺れたアンバーと銀の水面を、彼女はどう思うのだろう。きっと情けないと笑われてしまうかもしれない。それでも今は、このひと時を享受する選択を手に取りたい。───そして、うららかな陽だまりに照らされた白雪姫にも、無窮の愛の花束を捧げよう。彼女の行く道が、溢れんばかりの希望と愛で満ち満ちているよう、祈りを込めて )
お前が城を出て再会して、…倒れた日のことは今でも夢に見るんだ。城でも、任務の時でさえも。その度に、お前が笑う顔に安心する。…冬を越す場所さえあればそれ以上望まなかったってのに。今なら言える、白雪。これからもお前の傍にいさせてくれ。──……愛してる。


(/お待たせいたしました、そろそろ頃合いかと思いかなり長めに纏めてしまいましたが、このまま〆て頂いても書き残し等あればご自由に綴って頂いても大丈夫です…!すぐにお届け出来なかった点や当方口下手ゆえに十分に喜びをお伝えできない事が大変むず痒いのですが、最後に(と言うと語弊が生まれそうですが)もう一度白雪ちゃんとお話できて多幸感でいっぱいでした!常に片意地を張っているラウールも嬉しかったことと思います。改めて素敵な時間をありがとうございました…!

さて、次なる物語ですが背後様の方からシンデレラやヘンゼルとグレーテルなど気になる題材があればお聞かせ頂けますと幸いです…!)





42: 白雪姫 / 白雪 [×]
2025-01-28 17:33:39




(/この度はお忙しい中、事前に丁寧なご連絡をいただきまして、本当にいつも細やかなお心遣いをありがとうございます…!また、こちらこそ綺麗すぎるトピ名の回収から、あまりにもエモく秀逸な幕引きまで大変堪能させていただきました。過去の重い枷を引き摺りながらも愛情に揺れ動くラウール様と心温まるお話を共に紡がせていただき、とても楽しかったです!今後の彼らの活躍は以前にお話させていただいたクロスオーバーか、あるいは過去話などの派生ストーリーで軽く紡いでみても面白いかもしれませんね◎(※蹴り可)

次なる物語について長考してしまいましたが、ご提案いただいた人魚姫の案がやはり大変魅力的でして、もし宜しければそちらに移らせていただけますと幸いです。こちらの提供としては、寡黙で愛情深く微ヤンデレ風味な海の魔女、シャイな気質ながら健気で頑張り屋な人魚姫、泰然自若として案外雑な天然タラシ王子、貞淑可憐でシレッとやり手な隣国の姫君(あるいは隣国の姫君ではなく、単なる村娘としている話もあるようですので、器量の良い世話焼きな村娘なども○)を今の所考えておりますので、ご随意にお選びいただけますと幸いです。各キャラの性別改変含め、性格や容姿などについてもご要望があれば是非お聞かせいただきたく存じます。

お話の進め方に関しましては、四角関係案と姫君同士&魔女と王子の対談案のどちらも魅力的でどうにも甲乙つけ難く……もしよろしければ、四角関係状態で原作ストーリーをざっくり進行(提供Cの組み合わせに寄りますが、各々の好きなシーンを随時かい摘む形で)後、後日談的な意味合いも込めて軽く対談といった流れは如何でしょうか?あるいは他にご希望の進め方やご提案等がございましたら、何なりとお申し出くださいませ…!)





43: 狩人 / ラウール [×]
2025-02-01 20:16:51




(/こちらこそ、いつもお早く素敵なお返事をありがとうございます!お日様の下で二人(三人)のラストを迎えたい気持ちから始まり、この幕引きもひとえに所々主様が上手く汲み取って下さったおかげで迎えられました。タイトル引用の件も含めて楽しんで頂けたようでなによりです……!優雅で健気な白雪ちゃんと高潔かつ不器用なグリムヒルド様、主様に重ねてお礼申し上げます *(蹴り推奨です◎)


次なる物語について承知しました!Cについてですが、実は既に主様の『寡黙で愛情深く微ヤンデレ風味な海の魔女』と『シャイな気質ながら健気で頑張り屋な人魚姫』が余りにも刺さり…。正直に申しますと二人の組み合わせが見たい気持ちでいっぱいでして、ご提供は海の魔女様をお願いしたく思います。そして此方の提供ですが、もしご抵抗が無ければ主様にご提示いただいた人魚姫ちゃんの人物像に沿って作成することは可能でしょうか……?(当初、わがままな坊ちゃん気質の海の魔女と好奇心旺盛な人魚姫を予定しておりましたが、どうしても狩人や白雪ちゃんと似てしまうのではという懸念もありまして……)無論、新たな人魚姫像をご所望でも問題ございませんので率直なご意見をお聞かせ頂けますと幸いです!

王子と姫君についても、概ね似たような想定をしておりました。人魚姫達よりも年上で正反対な性格ですと余裕が見え隠れするとより少女漫画的と言いますか、魅力的な四人組になりそうだなと…!

a.ヤンチャで博愛主義、隣国の姫に一目惚れした初心な王子。
b.甘いマスクで愛を謳いつつ何処か俯瞰して物事を捉え、かつ奔放な生き方を求める王子。
c.強かだが嫌味がなく、基本的にリアリスト思考であるものの、海辺で見た海の魔女との再会を諦めきれずに夢見る娘。
d.包容力に溢れておっとり、他者の恋愛を応援しつつ自分の恋も諦めない愛に溢れる姫。

提供は上記2パターンを予定しておりますが、同じくご希望の設定や主様の担当したいポジションがあれば是非お聞かせください。また、性格もご提示頂いた人物像が非常に魅力的でして、容姿や現実的な色からファンタジーな色まで特に苦手要素は御座いませんのでご自由に創作して頂ければと思います(お任せばかりで大変申し訳ございません…!)性別は魔女(男性)→人魚姫→王子→隣国の姫を想像していましたが、魔女は女性のままでも隣国の姫を王子様に改変でも対応可能です◯


○進め方について
当方も四角関係と対談どちらも捨てきれず…是非その展開でいきましょう、ご採用ありがとうございます!また二点ほど質問で、最終的な組み合わせと進行中の雰囲気についてのご要望はございますか? 前者はC同士の相性で変わってくることと思いますので、纏まったタイミングでお聞かせ頂けますと幸いです。後者は題材が人魚姫や四角関係なので、余りにもしっとりした雰囲気だったり、事細かに描写してしまうと少々重たく胃もたれしてしまうかな、と懸念があり……(前回の狩人時の交流が非常に楽しく筆が乗ってしまい、心理描写の点で此方が勝手に暴走してしまった感が否めず…!)元々ほのぼのというお話でしたし、失恋描写など組み合わせが確定する瞬間はぼかし後日談の対談で明記する…など考えておりますが、主様はいかがお考えでしょうか?





44: 白雪姫 / 白雪 [×]
2025-02-04 18:33:14




提供についてお気に召していただいたようで何よりです…!それではこちらが海の魔女、そちらが健気な人魚姫のご提供をぜひぜひお願いしたく思います。そうなりますと、対談の組み合わせ的にこちらは+隣国の姫君を提供させていただければと思うのですが、王子についてはaが特に可愛らしくて刺さりましたので宜しければそちらの提供をお願い出来ましたらと…!
また、早速以下に提供のpfを載せさせていただいておりますが、一点すみません…人外要素を入れたいあまりに海の魔女が長命になってしまっておりますが、引きこもり故に精神年齢はそこまで高くなく、恋愛面においては「たかが百年程度の現世での結び付きや肉の器に意味なんて…」などと口では言いながらも余裕皆無で王子に対し一方的にバチバチしていそうなので、そこまで背後様のご想定からは外れないかな…と思いましたが、やはり年下の方が、あるいは何か他の点でご要望やお好みにそぐわない点がございましたら何なりとお申し付けくださいませ。

◇海の魔女
レヴィ / 男性 / 10代後半(外見年齢) / 178cm

常に何処かじっとりとした湿感を湛える、深海よりも深く昏い藍色の双眸 / 濡羽色の前髪は少し長めで、後ろは項を覆う程度 / 生気の感じられない青白い肌 / 怪しげな漆黒のローブ / 如何にも恐ろしげで胡乱な〝魔女〟の風体 / 海中でも人としての形態を取るも、魔法の力により特に不便はない

寡黙 / 内に秘める情熱は海よりも深い / 引きこもり気質 / 大胆 / 独占欲、嫉妬心強め / 影から密かに人々を導く善き魔法使いの一族 / 世俗を嫌い、数百年程前から海底の穴蔵で隠居生活中 / 古くから人魚達へ対価と引き換えに数々の魔法や知恵を授けて来たが、未知の魔法を扱う長命種としての畏敬の念から遠巻きにされがち / 人魚姫へ恋とも愛とも形容し難い強い執着を抱く / 魔女として人魚姫の〝運命〟を知るも、後に泡となって消え、海へと残るはずのその魂を己の物に出来ればそれで良しとする人外的価値観の微ヤンデレ。しかし、〝物語〟が進むにつれ次第に増していく欲に見て見ぬ振りは出来ず…。


◇隣国の姫君
リリアンヌ / 女性 / 19y / 160cm

穏和な印象を与える垂れ目がちな蜂蜜色の瞳 / 緩やかなウエーブを描く薄桃色の長髪 / 普段は紅のリボンでハーフアップに纏める / フリルやレースの多い女性的で品のあるドレス / 色白 / 衣服で目立ちにくいが程良く豊満な肢体

典型的なお嬢様言葉のお嬢様 / 綿菓子のように甘やかで柔和な物腰とは裏腹に刺すべき所は刺す、美味しい所はちゃっかり持って行く強かさ / 世渡り上手のしっかり者 / 知識も経験も豊富…に見せかけてこちらも相当な初心 / 社交界での経験や姉達の話から耳年増なだけ / 女性らしく恋バナや甘いもの、可愛らしいものが好き / 愛らしくいじらしい人魚姫には内心メロメロ / 一国の姫たる自らの結婚に夢など見ていないが、ある時海辺で垣間見た海の魔女の姿が頭から離れずにいる / ので山勘のみを頼りに〝偶然の再会〟を重ねるも、その精度の驚異的な高さ故に魔女当人から若干恐怖の対象とされている事には気が付いていない / 高位聖職者の血筋により第六感や霊感が鋭く、海の魔女や人魚姫の正体を薄ら察知 / 少々Sっ気あり

○ストーリーラインについて
提供する組み合わせが決まったという事で、一先ず以下に現時点での構想を連ねさせていただきますが、かなりふわふわとした所も多い為、どうぞ遠慮なく追加エピソードや逆に省略、改変希望がございましたらお聞かせいただけますと幸いです。
①王子との再会を求め、人魚姫が海の魔女に秘薬を求める。
②幸い慈善事業に熱心なお国柄であり、口が利けず新しい足では歩行も不慣れな人魚姫は王子の元で保護を受ける。そうして人魚姫が王子の元で暮らすようになってしばらくといった頃合のエピソード。(歩行能力や口が効けない程度についてはご都合の良いように◎)
2ー1)隣国の姫君と王子
2-2)隣国の姫君と人魚姫
2-3)王子と魔女
2-4)人魚姫と魔女(うっかり出会してしまった形)
※何れかのお好きな組み合わせをいくつか綴らせていただけたらと。シチュエーションは市井でお忍び中にばったりでも、近く開かれる予定の舞踏会の誘い関連でも何でも。
③舞踏会で隣国の姫君と仲睦まじく踊る王子の姿に失恋を確信。さりとて王子を殺せる訳もなく、海で泡になって消えようとする人魚姫を王子が引き止め、友情という真実の愛を貰う事で運命を打ち砕き声を取り戻す人魚姫。後は舞踏会へ密かに潜り込んだ魔女と人魚姫でダンスなども取り入れられれば美味しいやも…?
④人魚姫&隣国の姫君、王子&海の魔女で後日談的な対談を軽く。

○進め方について
現時点での希望としてはやはり原作通りの隣国の姫君&王子と、海の魔女&人魚姫の組み合わせでしょうか…。とはいえ基本は流れ次第、あるいはカップリング成立、とまでは行かずとも一歩前進した程度で〆も美味しいと思っております…!
後者につきましては、ご提案いただいた内容で異論ございません。いつも多々ご配慮をいただきましてありがとうございます…!ただラウール様の心理描写は個人的にかなり最高オブ最高で大変楽しませていただきましたし、トピ的にはほのぼのを主な題材としてはおりますが、特にシリアスや重い話が萎えという訳ではございませんので、今後もお好きに描写いただいて全くもって大丈夫ですとだけお伝えさせてください◎





45: 狩人 / ラウール [×]
2025-02-09 22:48:56




◇人魚姫
コーデリア / 女性 / 16y / 158cm

くりっと丸く、感情表現豊かで目の覚めるようなアクアブルーの双眸 / 薄い青緑を帯びた白髪 / 前髪はふんわりと真ん中で分かれ、顔周りや毛先を緩く巻いたロングヘア / 仄かに赤く透明感のある肌 / 手足が長くしなやかな体型 / 水中でも肩周りまで覆ったドレスを纏い、頭上には珊瑚のティアラ / 現在は小粒パールのイヤリングを付けている / 鱗と尾ひれは朝焼けの海の色

シャイ / 内気で夢見がちな気質ながら、憧れに向かって努力する意思の強さと大胆さを持つ / 哀しむことはあっても絶望せず、例え転んで時間がかかっても自力で起きあがる / 「海底の国」を統べるソフィ一族の末娘 / 長命種だがまだ16年しか生きておらず、価値観は人間寄り / 姉達から人間界の噂を、現女王である祖母から陸の厳しさを教わる / 学問に励み祖母を手伝う傍ら、時々陸を眺めていた / 15歳の誕生日に海辺を歩く王子に一目惚れ / しかし恋心が本物か憧れかは不明 / 海底の国では神代文字を用いて読み書きを行い、現在は陸の言語を勉強中 / 秘薬と引き換えに声を差し出し、現在は潰れた声しか出ない / そのため途切れ途切れに話すか、身振り手振り筆談を用いることも / 手に入れた足も歩くたび違和感が生じ、当初はよく転倒していた / 現在は足の動きがぎこちなく、稀に痛む程度で済むため一人で歩行可能 / 舞踏界で披露する機会はないと分かっていながら人知れず踊りを練習中 / 隣国の姫君は恋敵でありながら、彼女の人柄に惹かれていく / 海の魔女に対しては噂を鵜呑みせず、臆しながらも祖母のお使いや彼の人柄やまだ見ぬ知識を学びに定期的に通う


◇陸の王子
アレックス / 男性 / 20y / 175cm

つり目がちでペリドットのように暗闇でも光り輝く金色を帯びた緑の瞳 / 明るい砂色の髪は、さらさらとした手触りで前髪は右に流す / 両側の髪を耳にかけ、正面だと短髪に見える / 束ねた襟足は背中の中心部分まで垂らす / 若々しく血色の良い肌 / 白いシャツに濃紺のベストとスラックス / 手首の袖は捲り、アクセサリーは訳あって身につけない / 正装時は純白と金、彼の象徴である黄緑が多く一目で〝王子様〟と分かる / 実はまだ成長期で身長がゆっくり伸び続けているとか / 歯を見せた笑顔が印象的

「碧の国」を治める王家の第二王子 / 明朗快活だが何処か享楽的 / 碧眼が殆どの王族で一人だけ緑眼のため、太陽の加護を授かって生まれてきたと称される / 王位継承者の自覚が足りないとの声も / 実は第一王子である兄が片耳が不自由であり、万が一不満が出た時に自分に矛先が向くよう仕向けたことがきっかけ / 他国に留学中も言い寄られることが多々あり、自衛も兼ねて敢えて派手に振る舞っていた / ろくでなしかと思いきや実は人懐っこく爽やかな若人 / 12歳前後に隣国に訪問した記憶を時折思い出しては胸にしまっていた / 今回の再会を人知れず喜びつつも、顔の良さを持て余し直球なアプローチしか出来ず頭を抱えている初心 / なお幼少期相当なヤンチャであったことは事実であり、5~8歳までは侍従長泣かせの王子であったとか / 人魚姫は兄や自身の〝大切な友人〟 / 姓はテュルコワーズ





46: 狩人 / ラウール [×]
2025-02-09 23:07:36




◯キャラクターについて
レヴィさん、リリアンヌちゃんのpf作成お疲れ様でした!華やさとお茶目が共存する愛くるしいリリアンヌちゃん(お嬢様口調というキャラ付けも素敵です◎)妖しい魅力を湛えつつ余裕が無いレヴィさんのギャップに何度もpfを読み返してしまいました…。素敵なお二人をご用意下さりありがとうございます…!またレヴィさんの長命設定は何ら問題なくファンタジーにおける醍醐味だと捉えておりますのでご安心ください!
>45 )大変お待たせいたしました…!人魚姫及び王子のpfも完成致しましたのでご確認宜しくお願いいたします。今回どちらも補足設定や事前に盛り込んだ接点が多々あり両者共に主様のイメージにそぐわない部分やご要望、年齢差まで変更点があれば何なりとお申し付け下さいませ。

◯ストーリーラインについて
前回に引き続きご用意頂きありがとうございます。一点だけ③の王子が引き留める部分の改変をお願いしたいのですが、それ以外の構成は異論ございません。基本はご提示頂いた流れで進めさせて頂きたく思います…!また②の希望の組み合わせと大まかなシチュを作成いたしましたが、シチュの変更やご意見等御座いましたらぜひお聞かせください。また、最終的に選ばなかった組み合わせに関しては、交流中に話題として登場させて掘り下げられるかなと…!

(2-2)姫君と人魚姫
外出先の市場に積み上がった木箱が倒れ、咄嗟に目の前の女性を引き寄せた人魚姫。その女性は海の魔女を求めてお忍び観光中の隣国の姫君だった。新たな友達との第一歩と並んで歩いた街の風景。王宮では手に入らないひとときのお話。

(2-3)王子と海の魔女
目前に迫る舞踏会。後は当日を待つだけだが滞在中の姫君にアプローチできず胸を焦がすばかりの王子。気晴らしに向かった浜辺で、彼は海の魔女を見つけ「最高の舞踏会にしたい」と悩みを語る。一夜の奇妙な友情のお話。

◯改変について
王子が引き留める流れを何度かシミュレーションしたのですが当方の技量不足で人魚姫が残るまでの流れが思い浮かばず…。そこで③失恋を確信しテラスに移り翌朝泡になることを覚悟する人魚姫が舞踏会に潜り込んだ海の魔女(または結末を見届けにきた等)との最期の会話を交わし、これまで培ってきた友情や自分は三人を始めとする人々の愛に守られていたことに気付き、また愛を貫いた事に満足しているため悲劇の運命が打ち砕かれて声を取り戻す流れとさせて頂きたいのですが、いかがお考えでしょうか…?

◯進行について
承知いたしました!交流の方向性から度重なる嬉しいお言葉までありがとうございます…!ペアの進行度も同意見で、特に海ペアは後日談で恋心が芽生えるくらいの塩梅でも大変可愛らしいなと思います。ロルも前回の白雪姫同様何番は長く、何番は短くテンポ重視などチャプターやその時々に応じて長さや形式をご変更頂いて問題ございません。また今回もご返信の際は適宜蹴って頂けますと幸いです◎





47: 海の魔女 / レヴィ [×]
2025-02-14 23:23:47




○キャラクターについて
こちらこそ、お二方分の綿密なpf作成お疲れ様でした!こちらの描いていた理想を遥かに飛び越え、非常~に可憐可愛い正当派ヒロインなコーデリア様と、少々軽薄と見せ掛け、その実兄を想うエピソードなど諸々に彼の本来の魅力溢れる心根が透けるようなアレックス様とお話を紡げること、今から大変心を踊らせております!無論設定や接点等にも何ら問題はございませんので、ぜひこのままのお二人と交流をさせてください。また、年齢差についてもご寛恕いただきありがとうございます。ただ、もし交流中にでも解釈違いや展開に不都合等ございましたらいつでもお申し付けくださいね…!

○ストーリーラインについて
あれほど粗のある曖昧な素案をこれ程までにエモさ溢れる物語に仕上げていただき大変恐縮です…、ありがとうございます!是非ともそのままの内容で進行をさせていただけましたら幸いです。改変につきましても、特に③については当方もお恥ずかしながらかなり抽象的で、ご負担がないようざっくり場面省略をしていただこうという思惑程度しかなかったため誠に助かります◎お手数をお掛けしてすみません…!

○進行について
やはり物語の主役である人魚姫側にスポットを当てる形で進行させていただきたい気持ちがございまして、②と④は出来ればテンポよく、①はどちらでも、ただクライマックスの③は特に力を入れて…という形かなと今の所薄ら考えております。ただついこちらも筆が乗って長くなりがちですので、基本的にはその都度の流れで、というのは如何でしょうか…!また、①の場面にて早速以下に初回文を投下させていただいてはおりますが、こちらはもっと手短かつハイテンポにでも、ローペースでじっくりとでもご随意にご対応いただければ幸いです。最近お忙しそうなご様子なので、ペースについてはご負担がないよう以降可能な限り合わさせていただく所存です…!それでは、特にご要望や相談事項等なければこちらはお蹴り下さい。以降も何卒よろしくお願いいたします!



……。
( 少しの光も届かぬ深海の底の底。およそあらゆる命を阻む領域にある昏き死の淵に横たわる暗闇に、不意に朱の石を閉じ込めた小瓶から洞窟内を満たす焔が灯るだろうか。それはもうじきここへ訪れるだろうたった一人の特別な少女の為の道標であり、いくら人魚といえど少々辛いだろう深海の水圧や冷たい海温を和らげる為のもの。そう広くもない自身の居住空間にある背の高い平石にそれを浮かばせ、深く自らの面を覆っていた黒色のフードを肩へと落とすと、地上の家具類と何ら遜色なく並ぶ棚の書物や、薬の調合に用いる植物類、怪しげな生物の瓶詰めなどを再度確認し始めて。さて、今日はどんな魔法や知恵を教授しようか、あるいは如何な煌めきを秘めた徒然の話があの麗しき鈴の音で奏でられるのか。この時間が何よりも愛しく、かけがえの無い一時に変容したのは何時だったろう。変わり映えのない長命の日々に、全ての色を排したはずの日常にそっと慎ましやかな彩りを添え、理外に置かれた冷たい身体に再び暖かな熱を宿させたのはあの人魚だった。気付けば柔く口許を綻ばせながら、あの東雲の陽を淡く帯びるような魚の尾が打つ水の波紋をただ静かに、けれど強く焦がれるように待ちわびて )





48: 人魚姫 / コーデリア [×]
2025-02-18 20:33:41




(/勿体ないお言葉から初回文までご対応ありがとうございます!各チャプターの流れも承知いたしました。また解釈違いや不都合等もお互い様ですのでどうそお気になさらず、まずは主様のお好きなように綴って頂ければ幸いです!返信ペース含めいつも沢山ご配慮をありがとうございます、これだけお伝えしたくスペース失礼いたしました。改めまして宜しくお願いいたします…!(お蹴りください◎) )



( 海に揺れる灯火を辿ってごつごつした空間を縫うように進んでいく。宮殿を満たす海水より冷たく何度も進んでは戻り、ようやく見つけた隠れ家への道も今ではすっかり通い慣れた。けれど、暫くこの場所からも離れる事になる。最後の道標の前で泳ぎを止めて、心内を表したかのように揺らぐ焔に指先を透かし。「次は、いつ来れるのかな」定まりきらない想いを固めるように焔を撫でて昏い深海から瞳に映らない空を見上げる。海の魔女との縁は祖母の遣いから始まったが、寡黙だが静かに導き背中を押す人柄と知識は海の宝石に並ぶ輝きを放ち、自らの意思で今日までこの縁を紡いできた。穏やかな波音のような声を通して世界の神秘に触れる、穏やかに輝く日常がずっと続くと思っていた。昨夜、哀愁の滲む目で佇むあの青年を見つけるまでは。──はっと我に返り、見つめる程時間を忘れて意識を引き込む焔から手を引くと再び目的地を目指して泳ぎを進める。急いだ甲斐あって普段より早く到着したものの、それに気付かない程新たな道を歩こうとする意思は不安と期待を誘い。乱れた息を整えてコンコンと隠れ家の戸を叩き努めて平静を装うものの彼には声だけで緊張が伝わってしまうだろうか。内に巣食う動揺を宥めようとそわそわと尾を左右に揺らしながら返答を待ち、入室の許可が与えられればすぐに顔を覗かせるつもりで )
海の魔女様、レヴィ様! コーデリアです。お待たせいたしました……!





最初 [*]前頁 ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle