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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
66:
南泉一文字 [×]
2025-01-02 13:02:14
( ちりん、と光景鳴る爽やかな風が新年の門出を祝うように吹き抜けては頬を撫で。二重引く牡丹唐草の絵羽柄である和軽装を纏い、本丸の庭先に芽吹く花々の観察見ながら正門待機と。 )
67:
山姥切長義 [×]
2025-01-02 21:22:54
待たせたかな。…───その着物は初めて見たが、とてもよく似合っているじゃないか。自分を正しく理解し、相応しい物を選ぶ目利きの良さは優に値する。では行こうか。( 零れた吐息は白く澄み切った空気に溶けていき、前髪を流した軽装で待ち合わせの場所へ赴き。彼の装いに満足気に頷き素直な感想を述べては万屋街へ続く門に片手添えて押し開いて。 )
68:
南泉一文字 [×]
2025-01-03 12:04:46
───…、!いや、オレもさっき来たところだにゃ。今年初の優、そりゃ何よりで。お前も良く似合ってる、…凄く綺麗だにゃ。改めて明けましておめっとさん。あのさ、目的の万屋街に行く前にちょいと寄り道して行かね。( 視界に見据えるなり壮麗な身姿に魅入りて言葉発すること寸刻、気恥しさ混じりに真情本心を吐露しつつ横髪掻き上げ挨拶ながら、彼が風冷えぬよう肩掛けを首許巻いて。正門押し開きた片掌を掬い取れば手繋ぎ重ねて歩み出し、 )
69:
山姥切長義 [×]
2025-01-03 14:15:04
…まじまじ見られると流石に気恥ずかしくなる。だが、贈られた言葉は大切に受け取らせていただくよ。っ、おい、南泉───…それで、何処に向かっているのかな。( 彼から贈られた言葉は心に充足感を与えてくれ、とくりと鼓動が高鳴り嬉しくも少し落ち着かない心地になり。然り気無く繋がれた掌から伝わる体温に新たな関係で結ばれた事をじわじわ実感して、そっと握り返すと僅か後ろを歩いて。 )
70:
南泉一文字 [×]
2025-01-03 17:54:40
───…ふっ、さーて何処に向かっているのかにゃー。( 普段言い表せ慣れぬ感情も彼に対し薄ら口端緩ませ微笑ましく傍ら身護り歩幅を合わせて歩み辿り着いた場所、其処には何千年司る御神木が顕わに社殿へ続く表参道を通り。紅白と並ぶ鳥居の上にある紙垂が二振りを歓迎しているかのように心地好い風が大きく吹き舞うて。 )
71:
山姥切長義 [×]
2025-01-03 20:46:25
はぐらかさないで教えてくれ───、此処は……一緒に初詣行きたかった、のか?( 予想外の場所に辿り着けば数回瞬きを繰り返し、何とも言えぬ不思議な感覚を覚えながらも長い間共に在ったとはいえまだまだ計り知れない彼の胸の内が気になり視線の先を真っ直ぐ見据える横顔に向けて。 )
72:
南泉一文字 [×]
2025-01-04 00:05:18
おう、大正解だにゃ。今年迎えたら一緒に、初詣行きたくてよ。あー…柄じゃねえって、笑いたきゃ笑えっての。付喪神が参拝するのは可笑しい話かも知んねえが、偶にゃあ人間の真似事も良いんじゃねえかってな。( 此処訪れるまで秘密にしていた事情を種明かしと嘘偽り無く明示し視線合わせ、一廻る四季の幕開けに彼と共に同じ瞬間一時を重ねて往きたい愛慕の気持ちを。余り人混みを好まないであろうと予め配慮し、誰も人気無い頃合いの静かな境内を歩み進め。 )
73:
山姥切長義 [×]
2025-01-04 22:44:22
…いや、季節を尊ぶ姿勢はむしろ好ましく映る。それに、こうして外を歩くのも案外悪くないと思う事が出来た。誘ってくれて感謝するよ。( 静かな境内は厳かで神聖な空気に包まれており、書類作成で部屋に篭りがちな自分ではこうして誘われなければ訪れる事はなかった風景に双眸細めて眺め。作法に倣い、まずは手水舎へ赴くと皮手袋を外し懐へ入れてから杓子で水を汲み手と口を清めて。 )
74:
南泉一文字 [×]
2025-01-06 23:34:42
────…、お前と迎える初月。浮かれちまうに決まってる、にゃ。オレが本丸に顕現した頃から良く来てた場所でよ、それに此処は兄貴達にも言ってねえんだ。お前が初めて。( 彼ならば本丸中引く手数多であろうに、私用背け執務室や自室に書類抱えて籠もる様子が容易目に浮かび。この機会に少しでも憩う労い兼ね、和装の片懐から青魚ワンポイント刺繍された木綿織の手巾を其方差し出し。己も手水舎へと作法続き心身清めると、ゆっくり徐に手許離れて数刻歩み生じた距離を振り返っては当初経緯ぽつり。 )
75:
山姥切長義 [×]
2025-01-07 21:44:21
君にとって大切な場所に連れて来てくれた。───…つまり、俺が特別だと自惚れてみて良いのかな?( 手巾に施された刺繍に目が留まり、煮干し絵柄のブランケットや贈り物のモチーフを思い出し彼の好みか猫の呪い故なのか気になりつつも短く礼を述べてから受け取り。使用した手巾をそのまま返すのは憚られる為懐に入れると皮手袋を嵌め直し、口元に緩やかな弧を描くと光彩煌めく瞳を見て。 )
76:
南泉一文字 [×]
2025-01-09 09:18:10
まあ端から見りゃ何処にでもある普通の場所だろうけど、な……───!嗚呼、そうだよ。自覚しちまったモンは仕方がねえ、意識してもらうように時間掛けてゆっくり教えてやるにゃあ。( 自身携行の私物は三毛柄を筆頭に猫関連物が多く、不本意ながら手許集う事知らずに。使用済み手巾返却でも全く気に留めない性格で自己奔放に、別途で再度用いるのかも知れないと解釈し頬弛ませ身護りて。今では自身一振りだったが、今年は彼と共に連れ添う事が叶った幸福を胸奥に青天等しく透き通る眼を見詰めながら途中。沸き起こる気恥しさ故に顔見られまいと背後立ち回ると、軽く両肩掴み掌押し出し本殿手前へ歩んで。 )
77:
山姥切長義 [×]
2025-01-10 22:22:10
ふ、ふふ。どう教えてくれるのか楽しみにしてるよ。…───さて、本殿へ着いたが。願い事は決まっているのかな。( 含羞浮かぶ彼の顔が瞳に映り、温かな感情が胸の内に広がっていきゆるりと目尻を下げ。自身に向けられる表情ひとつひとつが愛おしく大切なもので、穏やかに流れる時の中で言葉を交わすこの瞬間に幸せを感じて。ゆったりとした足取りで押されるまま、やがて本殿前へ辿り着けば両肩に置かれた手に片手を添えて肩越しに問い掛け。 )
78:
南泉一文字 [×]
2025-01-11 23:53:17
───…、あっはは!そうだなぁ。オレの願いは一つだにゃ。今までも、これからもずっと。( 肩越しで声語り掛け触れる片掌を撫で擦り抜け隣並び空模様仰ぎ見て散銭櫃に白色の賽銭袋を納入し、紅白結ぶ鈴緒を握りて本殿の上天揺れる大振りな本坪鈴を鳴らし。一度深く心呼吸を目前見据えては意志を真心込め、上体傾けつつ二礼二拍手一礼、掛け替えのない彼との巡り合わせに拝謝を胸懐唱え親愛なる恋刀の安穏無事を祈り掌合わせると双眸綴じて。 )
79:
山姥切長義 [×]
2025-01-12 22:04:49
───……神に祈りが届くと良いのだけど。彼方に置いてあるおみくじで運試しをしていかないか?( 続いて此方も賽銭袋を納入してから本坪鈴を鳴らし、その清々しい音色に心清め改めてから二礼二拍手一礼の作法で拝礼すると心優しく思いやりのある愛しい恋刀が一年間安寧に過ごせるよう祈り。双眸開き隣へ視線を巡らせる途中でおみくじに目が留まり、祈りを終えた頃合いに彼へ提案して。 )
80:
南泉一文字 [×]
2025-01-14 23:27:18
今後も本丸での活躍を上から見てるだろうにゃ、…───ん?おッ、良いなそれ。それじゃあ行くぜ、せーの…!( ゆるりと瞳開け隣傍ら聴こえた呟きに日々努力絶やさない彼が何を祈願したのか気になるも横槍はせず、やんわり薄ら頬緩ませ。提案告げる目的の視線先を追い見て六角木筒状の御籤箱を二つ見付け、其々中に細長く巻かれた無代の御神籤が入っているようで。数歩出向き手に取ると左右振りながら今年の自刃運試しである一つ御神籤を引いて、対の片方の御籤箱を持つなり彼の手許へ置き添え。お互い両者引き終えた後に何時でも御神籤の中身を見開けるよう待機を、 )
81:
山姥切長義 [×]
2025-01-15 23:24:03
…───中吉。まあ、こんなところかな。願事は人の助けで叶う。…っふふ、転居の項目に良い早くせよと書いてある。お告げが出た事だし本格的に準備を進めてみるのも良いかもしれない。君の結果は?( 手に取りやすいよう然り気無く此方に御籤箱を置く彼の心配りに胸が高鳴るものの涼やかな笑みで隠し、からからと軽快な音を立てて振り出てきた一つのおみくじを手に取ると開き。綴られた内容をかいつまんで伝え、それよりもと彼が引いた内容を一緒に見ようと肩同士が触れ合うくらいに距離を縮めて。 )
82:
南泉一文字 [×]
2025-01-17 23:29:58
───中吉。まぁ、ぼちぼち…ッて、あっは、結果同じかよ…!どんだけ笑いりゃあ気が済むんだにゃ。…?や、でも。内容が違えな、どれどれ。家移り旅立ち良し、吉事は良い方に行く、…然し人に疑い掛けるべからず。──…まあ、なんだ。同室の場合。何方の部屋か、主に新しい部屋を所望するか決めねえと、にゃ。其処はお前が選んで良いからさ。( 一斉に同時見開いた二つの御神籤を交互見やり、最上の大吉よりも彼と同じ結果である中吉の二文字に瞳輝かせ驚喜と。先方の内容掻い摘みながら伝え読んでくれた事柄を視線寄せ共に見聞きし、彼が見やすいよう手許其方へ傾け持ち後方続きお告げ内容を口交えつつも朗読の語勢を低め、後半至るは自刃が故の問題であり自戒の念を心刻みて。ふと気付けば肩触れ合う近距離にて布地越し感じる体温に思わず一度双眸を宙逸らし眉尻下げ面映い表情浮かべて、 )
83:
山姥切長義 [×]
2025-01-19 22:03:58
では、主には日当たりが良い少し広めの和室を希望と伝えておこう。同室になる事で共に居る時間が増えるのは俺にとって喜ばしいと感じてるけれど、───…何か懸念している事があるんだろう?話してくれないか。( 麗らかな春の日差し包まれながら微睡む彼の姿を想像してはじんわりと胸が温かくなり幸せな気持ちで満ちていくのを感じつつ、おみくじを丁寧に折り畳むと大切にしまい。耳に届く声音は相も変わらず心地好いが何処か拭いきれない違和感をそのままにはしておけず、そっと彼の頬に手を添えて此方を向かせると吐露するまで離さないとばかりに至近距離で瞳を合わせ。 )
84:
南泉一文字 [×]
2025-01-20 21:59:19
日当たりが良い場所か、うッし。わーかったにゃ。そうと決まりゃ主には直接オレから伝え、───…!…ばか、そんなツラするなっての。情けねえ話、顕現してから今まで長く過ごした事も無かった。だから、こそ。こんな感情、初めてなんだよ。…にゃ。時折胸奥が閊えて、唯一お前を見る度に端から余裕すら無くなっちまう。けど絶対に。山姥切が厭う事だけはしない、刀に誓って約束する。何時でも還って来て欲しい、にゃ。( 其方本丸に戦力為る新刃たち増員との経緯で開拓増築済みと認識以降は、日向ぼっこ征く散歩中に見付けた風通しの良い木札無き部屋から見える四季折々の開花見頃な景色は一層想い駆り立つ月日を振り返って。その最中、ふと頬伝う心温い感触に眼見開き合わさる純真煌めく碧瑠璃へ嘘偽り吐ける筈も無く。添えられた手甲ごと掌内覆い片頬擦り寄せると心憂い胸懐を打ち明け、最近仄聞した朗報に彼の更なる飛躍を願い祝言贈り。 )───極実装、おめでとにゃん。
85:
山姥切長義 [×]
2025-01-21 21:58:33
全く、そんな心配は杞憂だ。服の中に虫を入れるといった稚拙な悪戯をしない限りは厭わないから安心してほしい。───……君の極実装から三年と少しか。先に修行へ旅立ったもの達とようやく肩を並べて戦える強さを得られて嬉しく思うよ。( 掌に伝う感触と仕草にゆるりと双眸細め、もう片方の手も添えて心が和らぐようにとほんの少しの冗談も交えてやわやわと。待ち望んだ文字の羅列を一つずつ確かめながら決して短くはない月日と積み上がった思いの数々が溶けて新たな景色へと進む為の糧となるような、一言では表せない気持ちを抱きながら瞳を伏せると握った手を胸に当て。 )
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