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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
81:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-16 21:57:42
…では私はこれを…
(自分が貴方に選んで欲しいと言葉を零すと何を思ったのかはわからないが、頭に置かれた手でそのままわしゃわしゃと豪快に、でもその手つきは優しく頭を撫でられると最初は手を伸ばされるだけで恐怖で染まっていた表情はいつの間にか緩んでいて。なんの躊躇いもなく大量のパンを選んでいく貴方の後ろについて行けば、会計の時に受け取った紙袋はとても大きくパンパンに詰められていて。それに驚きながら外にあるベンチに座ると紙袋の中からなにやら細長いパンを取り出したのを見て首を傾げながらも貴方が買ってくれたパンが入った紙袋から適当に選べば中から取り出したのは丸く上部が膨らみ格子状の線が入っている不思議なパンで。匂いを嗅いでみれば、甘い香りが鼻腔をくすぐり、食欲がそそられてきて。パクッと齧り付いてみればサクッとしていながらもふわふわでうまく説明することは出来ないが兎に角美味しく。「…!とっても美味しいです。これはなんですか?」と目を輝かせながら隣にいる貴方に問い。)
82:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-16 22:28:11
そうか、ウルはメロヌパンが気に入ったか。こいつはな、メロヌという果物を模して作られたパンなんだ、甘くて美味いだろう?俺も大好きなんだ
(しっかり甘く味付けされたバターの風味を効かせたサクサクのクッキー生地に、これまたほんのり甘いふんわりしたパン生地、その二つの絶妙な組み合わせが美味しいそれは、主に贈答品として高値で取引される高級な果実であるメロヌの実の外見的特徴である格子状の模様を似せたメロヌパンで。彼女はそのメロヌパンが大層気に入った様子、瞳の輝きがより一層増したように見えて夢中になって大口開けかぶりつく様子を微笑ましげに見ながら、そのパンの名前や由来なんかの知識を簡素ながら話して聞かせてやり。美味しいものは心を豊かにしてくれるもの、街に来たばかりの頃は周囲の目を気にしてどこかオドオドしているようにも見えた彼女だが、今は心の底から幸せそうに表情を綻ばせていて、誘って良かったなとそんなことを考えながら自身は2個目のパンヘ手を伸そうとしたその時『ママーっ……どこー……!』街の通りを一人の小さな女の子が泣きじゃくりながらベンチの前をトボトボと歩き、通りかかって)
83:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-17 22:14:03
めろぬぱん…とても美味しいです、毎日でも食べたいくらい
(どうやら自分が今食べているパンの名前はメロヌパンというらしく、それについて名前や由来などを簡潔に話されると興味を持ちながらメロヌパンが気に入ったようで小さな一口でパンに齧り付いてその美味しさを味わっていて。自分が生きてきた中でこれは一番美味しいなと思いながら、とても気に入ったらしく毎日食べたいくらいだと零す。メロヌパンの甘さに浸っていれば、聞こえてきたのは貴方の声ではなく幼女が泣き声で。おそらくだが母親とはぐれてしまった様子で、幾らあなたやアイシアと話せるようになったからとはいえ、もちろん自分から話しかけに行くことは出来ず。だが貴方は助けるのだろうなと思うとじっと貴方のことを見つめ「…助けないのですか?」と声を掛ける。)
84:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-17 23:17:26
はは、それじゃあ今日帰ったらアイシアに相談してみるか……ん?あー……そうしたいとこなんだが……よし。ゴホン……お嬢ちゃん、迷子かい?
(そんなにも気に入ったのならと、本当に毎日食べられるように普段炊事や買い出しなんかも取り仕切っているアイシアに相談してみても良いだろうと前向きな返答、朝食にはパンが必ず出てくるため彼女用のパンだけでもメロヌパンに置き換えるなどやりようはありそうだと、考え巡らそうとしたところを幼い少女の声によって現実に引き戻され、当然見てみぬふりはしないのだろうと言わんばかりの目線に射抜かれれば軽くたじろぎ、勿論こんな幼い少女とて領民の一人、助けてやりたいのは山々なのだが一つだけ不安要素があって。しかし、目の前に実際に子供が泣いている、それを助けずしてなにが領主かと全ての思考を放棄して意を決してベンチから立ち上がれば少女の元へ、眼前に突如として現れた背の高い影に驚いた様子でこちらを見上げてくる少女へと自分の中では渾身の笑みと思っている不格好で引き攣った笑みを浮かべながら視線合わせるようしゃがみ込み軽く咳払いして声をかけたものの……『うわぁーん……!こわいよー!たすけておねえちゃん!』案の定というべきか、強面な己の顔を見た途端に何かをしたわけでもないのに思いっきり怖がられた上に泣き出してしまう始末で、しかもあろうことか少女はベンチに座っている彼女の元に駆け寄り助けを求めるように腰に腕を回し、お腹に顔を埋めて泣きついてしまって)
85:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-18 23:05:53
笑顔がとても下手ですね、まさか子供相手でも…っ!?
(貴方が道に迷っている少女に話しかけたかと思うと引き攣った上手とは言えないような笑顔を浮かべているのを見て、それに笑顔が下手だと隠さず言うと「子供相手でもそうなるとは思わなかった」と続けようとした言葉は少女が腹に抱きついてきたことで止められて。幾ら子供だと言っても、やはり人間に対する恐怖心が完全に拭えた訳では無いため驚くことしか出来ず頭の中には大量のはてなマークを浮かべていて。だが、もちろんその少女を退かすなんてことも出来ず、取り敢えず落ち着こうと深呼吸を繰り返し、改めて少女に目を向ければ「あの人は怖い人ではありませんよ、優しくて良い人です。だから、私ではなくあの人のところに行ってください」と遠回しに行っても仕方がないと思い、貴方のところに行くように伝える。)
86:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-19 12:35:50
(子供というのは理屈よりも自らの感情に従って生きる生き物である、幼い子であれば尚更それが顕著であり顔が怖いという印象が一度でもつけばどんなに道理を説こうが彼女の説得も虚しくそのイメージを覆すことはできず『やだー!こわいー……!』最終的に更に強く彼女へと抱きつくと、こちらからは完全に顔を背けてしまって。半ば予想通りの展開に、やはりこうなったかと一つ小さく息を吐くと「ウル、こうなっては仕方がない。街の人への聞き込みは俺が請け負うから、その間その子がどこかへ行かないようそのまま一緒に連れてついてきてくれ」人間嫌いの彼女が子供に泣きつかれるというこの状況に戸惑っているのはわかるが、それでも少女のことを跳ね除けたり邪険に扱ったりはしないのを見て、申し訳ない気持ちはありつつもこの分なら大丈夫だろうとただ少女の事を見てるだけでいいからと自分と一緒に少女の親探しに付き合ってくれるよう頼み込んで)
87:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-20 02:30:43
で、ですが…!…わかりました、ご主人様がそういうのなら…
(此方の説得は意味の無いものとして終わってしまい、先程よりも強く抱きつかれるような形になってしまえばこれ以上説得しても聞いてくれないということが分かり。その状況を見て、貴方が街の人に聞き込みをし、その間自分が面倒を見るということになれば、それに驚き最初はそんなことができるわけないだろうと考えを否定しようとするも、最終的には間を置いて貴方がいつのならと頷き受け入れる。「行きますよ」と自分の腹に抱きついている少女2そう話しかけると立ち上がって。子供の接し方なんて、そんなもの分かるわけもないがきっと貴方ならそうするだろうという予想で手を繋いで隣を歩き。)
88:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-20 09:38:18
すまないな、ウル
(彼女としては不本意極まりない状況だろう、ある程度仕方のなかった事とはいえ望まぬ形で巻き込んでしまった事に眉尻下げつつ謝罪をしてから街を聞き込みして回ると、それほど広い街ではないため早速何人かから少女の母親に関する有力な手掛かりを掴む事が出来、それらを元に歩みを進めて。その間、彼女に手を引かれた少女はこちらのことは相変わらず頑なな様子で全く見ようともしない一方で逆に彼女には興味津々なようで『おねえちゃんは、どうしてあたまのうえにどうぶつみたいな、みみがあるの?このしっぽもほんもの?さわってみてもいい!?』幼い子供であるため獣人のことも、差別の事なんかも何も知らないようで、子供らしい好奇心を剥き出しにして彼女の頭の上の三角形の耳と腰にゆらゆら揺れる、美しい白銀の見事な毛並みのそれをキラキラした瞳で見やると、そんな目でそのまま彼女の顔を真っ直ぐに見上げて期待に満ちた眼差しで矢継ぎ早に質問を繰り出して)
89:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-20 22:30:56
いえ、誰かが悪いという訳ではありませんから…
(申し訳なさそうに眉尻を下げながら謝る貴方に対して首を振り、貴方も、この少女も決して誰も悪いことをしているわけではない為謝る必要はないと言って。数人に声を掛けるとこの少女の母親について知ることができ、そちらに向かっていると手を引かれている少女は此方を真っ直ぐな瞳で見上げながら何故自分には人間とは違う耳としっぽがあるのか、それに触っても良いかを此方が一つ一つ答える隙もないほど早く質問を投げかけてきて。差別のことなんて微塵も知らない少女からすれば、自分の容姿に気になることが山ほどあるのだろうと納得しながら「私は人間ではないからです。…少しだけですよ」と邪魔にならないように道の端に行くと少女が触りやすいようにしゃがみ頭を下げると少しだけなら、と言って。)
90:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-21 10:11:51
(少女にとっては初めて触れる獣人の耳や尻尾、そのどれもがとても刺激的で素敵な体験だった様子『わぁ~やわらか~い!ふわふわだね~』目をキラキラさせて彼女の獣人特有の部位に小さな手で優しく撫でるように触れていて、彼女としては見ず知らずの少女にこんなにも懐かれてしまって相変わらず困惑しているであろうことを考えると少し申し訳ないが、その様子を見て思わず微笑ましく感じてしまう自分がいて「随分懐かれたものだな、悪いがもう少しだけ付き合ってやってくれ」ある程度聞き込みを済ませて、少女の母親が街の広場の方で居なくなった娘を探し歩いていたという情報を掴むと、そちらへ向かうまでの間もうしばらく少女のことを構ってやっていて欲しいと再度お願いしては母親の目撃情報のあった広場まで再び共に歩き出して)
91:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-21 22:30:29
ん…ほら、そろそろ行きますよ
(どれだけ乱暴にされても怒ってはいけない、と自分に言い聞かせながら少女に触れられると、その手つきは優しく暖かいもので、それに内心驚きつつも、これ以上触らせてしまえば母親に再会できるのが遅くなってしまうと思い強制的にやめさせると再び手をつなぎ歩き出す。その少女と一緒にいる時間はあと少しらしく、それを貴方に伝えられると「いえ…獣人が物珍しいだけですよ」と貴方に最初に怖いという印象をもったこともあるが、何より同性で耳やしっぽが生えているからだと、決して懐かれている訳では無いことを伝える。)
92:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-22 06:59:44
かもしれないな、でも子供っていうのは可愛いもんだろう?素直で偏見もなくて……人間って奴はどうして成長すると物事を真っ直ぐに捉える事が出来なくなるのだろうな
(確かに少女が彼女に懐いているように見えるのは獣人が珍しいからというのは理由の一端としてはありそうで、しかし相手が人間で理由や形はどうあれ好意的に接して貰えるのは決して悪感情ばかりではないのではないかと思い、同じ人間でも邪心の欠片もない少女ぐらいの幼い子供には彼女も少なからず心を動かされているのではないかと本音を尋ねてみて。子供はこんなにも素直で差別意識や悪意を持たず彼女のような獣人とも接する事が出来るというのに、成長するに従って自分たちとは違う存在を受け入れることが出来なくなっていく、立場が上だとか下だとかそんな勝手な物差しで物事を判断し、自分たちよりも劣ると判断した存在に対してはとことん残酷になる事が出来てしまう。人というのはどこで間違ってしまうものなのか、互いを理解し受け入れ手を取り合って生きることは出来ないのか……なんだかんだ言いながらも少女の手を引いて一緒に歩いてあげている彼女の横顔眺めつつそんな事を思わずにはいられず『あっ……!ママ!』やがて聞き込みで得た情報を頼りに街の広場へと到着すると少女はすぐに母親の姿を見つけて握っていた彼女の手を離して一目散に駆け寄っていき。そして、少女と2、3言葉を交わした母親の目線がこちらへと向くと慌ててこちらへと駆け寄ってきて『領主様……!うちの娘がとんだご迷惑をおかけしたようで、申し訳ありませんっ……。そちらにお連れの獣人の方には特にお世話になったようで……獣人とは野蛮で話しが通じない、そんな存在だと聞いておりましたがそんな事はないのですね。本当にありがとうございました』領主が自ら少女を連れてきてくれたことに母親は恐縮しっぱなしで、そして目線は特に少女が懐いていた彼女の方へ、母親は獣人という存在への偏見を語りつつも人間と心を通わせる余地があると認識を改めた様子で深々とお辞儀をして)
93:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-22 22:28:52
仕方がありません、良くも悪くもそれが成長というものです。そんな人間が獣人に手を上げ、それを復讐する為に獣人もまた手を上げる…その繰り返しですから
(たしかに、子供というのは愛らしいものだ。ただ自分の思ったように伸び伸びと生活し、差別なんて言葉も知らない純粋無垢な存在なのだから当たり前だろう。それが大人になるにつれなくなっていき、自分に言えないほどのことをしてきた大人のようになってしまう。だが、今更何を言おうとそれは変えられないものであると何度も実感してきた為、子供から大人になっていく所謂「成長」だと受け止めることにして。残酷な扱いを受けた獣人が腹を立て、鋭い爪や牙で攻撃をし、人間には不作法で粗暴な者だと罵られ、手を挙げられる…そんな負の連鎖が何十年、何百年も続いている。いつに待ち望んでいた少女とその母親の再会。繋いでいた手は離され真っ直ぐ母親のところに駆け寄る姿を見て、なんとも言えない感情に耽ってしまう。少女とほんの少しだけ会話をした母親が恐縮した様子で頭を下げ、なんと獣人の自分にも感謝の言葉をかけたのを聞くと、どうかこの親子だけは獣人が全て悪い訳では無いと思わないで欲しいと心から願って。)
94:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-23 11:18:49
(容姿が違うだとか、血筋がどうとか始まりはきっと些細なことだった。しかし、それが次第に差別となり争いの火種となり結果的に生存競争に勝利した人間が獣人を隷属させた。人というのは自分の信じる正義のためならばとことん残酷になれる生き物である、反抗されたらその何倍にもしてやり返すのだ、獣人である彼女は人間に刃向かった同胞たちに対する目を背けたくなるような仕打ちをこれまでに沢山見てきたであろうことは想像に難くなく、そしてそれを仕方のない事として諦観してしまっている。だがそんなものはあまりにも不毛であり、繰り返される負の連鎖は一刻も早く断ち切るべきなのだと、理想を思い描くは容易いが叶えるには力不足な現実に歯痒さを感じて苦虫を噛み潰したような表情浮かべてしまうが『バイバイ、きつねのおねえちゃん!またあそぼーね!』『こら、領主様とそのお連れ様に失礼でしょう。……本当にうちの娘がすみません……』目の前の二人のように獣人に悪意を持たず接してくれる人もいる、身近なところからなら変えていけるかもしれないという微かな希望が見えた気がして彼女と顔を見合わせるように見やり一つ頷き「ああ、狐のお姉ちゃんも今日だけでは遊び足りなかったそうだ、また会う事があれば遊んでやってくれ」なんて、相変わらずの不恰好な笑みを浮かべながら当人の意見は聞かずに勝手にそう返事をしていて)
95:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-23 22:15:06
ちょっ、何勝手なことを…。…また機会があれば、少しくらいは相手してあげます。それまでいい子にしてるんですよ
(今でも変わらず、人間は嫌いで信用出来ない。それはこれからどんなことがあっても揺らぐことはないだろう。だが、人間という一つの枠組みで考えず決めつけるのではなく少女の母親がしてくれたように人間の中にも自分の知っているようなことをする人たちばかりではないことを胸に留めて。獣人の自分に悪意を持たず、ただ真っ直ぐ自分に向き合ってくれる二人に、今は素直に感謝や嬉しさを伝えることは出来ないが、いつか絶対に伝えたいと思いながら、此方の確認も取らず少女の発言に返事をしたのを聞いて訂正させようとするが、この少女ならそれも悪くないかと思えてきて、いい子にしているのならまた耳やしっぽを触らせてあげてもいいかと考えて。)
96:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-24 16:04:03
ウル、ありがとな。お前がいてくれて助かった、意外に面倒見がいいんだな
(優しく諭すような彼女の言葉に元気よく返事をして頷くと、そのまま母親に手を引かれて去っていく少女を見送れば、無事に送り届けることのできた安堵から一気に体の力が抜けて一つ大きなため息を吐き、彼女に向き直って改めてお礼を述べ。自分一人だったら延々と少女に泣かれ、怯えられ途方に暮れてしまっていたことだろう、そうならずに済んだのは彼女が少女の心を掴んでくれたからに他ならず、想定外の事態に戸惑い見せながらも年下の子供の扱いは意外にも上手かったことには驚きが隠せず。改めて彼女が本当は心優しい女性なのだということを感じ取り、これまでは境遇的にそういった面を表に出す機会は無かっただろうが、これからは自分の元でそんな彼女の良い部分をどんどん発揮していつかは種族の垣根を超えて、せめてこの街の中でだけでも領民たちから愛される存在になって欲しいと密かに願い)
97:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-24 22:29:47
意外とは失礼ですね、私でも子供をを邪険に扱うようなことをはしませんよ
(母親に手を引かれるまま自宅へと帰っていく後ろ姿を眺めていれば、隣にいる貴方から言われたのは感謝の言葉で。面倒見がいい、と言われればその前についてきた意外に、という言葉に少し機嫌を損ねながら、幾ら人間が好きではないとはいえ子供であるのは間違いないため、大人の人間よりは警戒心はなく。「…ご主人様、疲れてしまいました。帰ってもよろしいですか?」と今日一日で貴方に買い取られ、人間嫌いだったのを少しだが克服して肉体的にも精神的にも疲れが響いてしまったのか貴方の腕に頭をぽすん、と預けるとそれを伝える。街に来たいと言ったのは自分だというのに、我ながら意外とわがままなのかもしれないと思っていて。)
98:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-25 18:42:06
あ、ああ……大丈夫か?無理はする事ない、帰ったらゆっくり休めばいい。戻る頃にはアイシアがあの部屋をウルが生活出来るように整えてくれているはずだ
(己の腕の中、不意に身を預けてきた彼女に微かに高鳴る胸、初めはそっけなく感情の起伏すらもあまり見えなかったのが嘘のように、こちらの顔を見上げてまるで甘えるかのように真っ直ぐに要求を伝えてくるその姿がなんとも愛らしく、魅力的に見えてしまって。これまで貴族としてさまざまな高貴な立場の女性達と接点を持つ機会はあったがそれらのどんな女性にも抱いた事のない感情に戸惑いを感じると目線を泳がせながら、彼女の思うようにすればいいと肯定して。屋敷を出る前に彼女の私室となる予定となっている、これまでずっとほったらかしになっていた元客室を日常生活を送るのに差し支えないよう整えるようにアイシアに頼んであったため、帰ったらすぐにでも部屋でのんびり身体を休めることも出来るだろうと伝えると、街の入り口に待たせている馬車目指し歩き出して)
99:
ウルペース [×]
ID:39ba6d435 2024-10-26 00:13:31
たしかに、そうですね
(突然体を預けてもふらついたり驚いた様子も見せない相手に流石軍人時代に鍛えていただけあるなと感心しながらも、人間よりも発達した耳で僅かに貴方から聞こえる心音が早く脈をうっているような気がしたのを感じ取り、何故だろうと疑問に思っていて。客室だった部屋が今日自身の部屋になったことで、今頃アイシアはその部屋の掃除を終えている頃だろうと言われると、貴方以上に信頼をしているのかアイシアの話題が出るだけで表情が緩んで。街の入り口で待っている馬車へ向かっている途中、疲労からか軽い眠気が襲ってきて、小さな欠伸を零して。あっという間に馬車までつけば、それに乗り込みゆらゆらと揺れるのが心地よいのか眠そうにウトウトとしながら貴方の方を見て「…今日、一緒に寝ても構いませんか」とやはりまだ慣れない部屋で一人ポツンと夜寝るのは寂しいのかそんなことを聞いて。)
100:
カイン=ランドル=アルフォンス [×]
2024-10-26 13:13:45
それは……ああ、わかった、ウルがそう望むのであれば
(馬車の揺れに合わせてこっくりこっくり船を漕ぎ眠たげにしている彼女、そんな様子を横目に微笑ましく見守っていれば顔を上げてこちらへと向けられた目、眠気のせいだろうかどこか舌っ足らずで甘えたような口調での思わぬ要求に再びドキリ、異性との同衾の経験などないがどういった事がその先にあるのかは理解している、勿論彼女側にそういった意図はないだろうと理解はしているが、一度変に意識すれば思考の深みに嵌ってしまうもの。しかし、眠気をこらえるようにしながらも、まるでこちらへと縋るように細められる瞳の奥の不安やら心細さのようなものを感じ取れば、自身の中にある庇護欲が強く刺激され、一瞬芽生えかけた下心を思考の外に完全に追いやると彼女の望みへと応えるように頷いてみせて。馬車が屋敷の前に到着する頃には、眠気に耐えかねた彼女は自身の肩に身を預けて穏やかな寝息を立てていて「ウル、起きろ。着いたぞ」気持ちよさそうに眠っているところを起こすのはなんとも忍びなかったが、このままにしておくわけにはいかないため肩を揺すって。それでも起きないようなら抱えてでも屋敷の中へと連れて行くしかないかと頭の片隅考えていて)
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