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Cat foot Paint(〆)/77


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自分のトピックを作る
61: 春翔 [×]
2024-11-28 22:35:09



(/お待たせしました!!!2週間も!!!もう暫く忙しくないと思いますので、お待たせすることはないと思います思いたい……!本当にやりたいことがありすぎて進まないのがもどかしく……誰のせいかと言われたら私なので罵って……いや、つらいから罵るのは無しで……。代わりに夢オチセロリを首に巻かせときましたので何卒…(?)

めちゃめちゃ行動かわいい~!小動物みある~~と背後は超ニコニコです。本当はまつ毛なげ~とかやりたかったんですけど、それはちゃんと素顔見た時に取っておこうかな、と!というかいつ素顔お披露目会します!?というかというか!新しく出た名前ってもしかしての……??きゃーっ!!ちょっと1人で大興奮してます。)

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(今まで出会った奴の中の大半が所謂変と分類されるような人間ばかりだった。しかし、ある程度人間を保っていて、話も大体は通じる生き物だったために扱いには長けていたと自負している。だが、この男は一体なんなんだと疑問が湧くほど未だ掴みきれない。言葉を表出したと思えば理解できないような遠回しや抽象的なもの。動いたと思えば意図がつかめず、いつも置いてけぼりにされてしまう。今回だってそうだ。「自らの意志で隠れてるわけじゃない恒星とは違うだろ。」男の素顔も知らないが、それを抜きにしても髪質や長身を活かせる体型、声も全て武器になるというのに何もかも捨ててしまっている現状。もしも腕が折れたら、絵が描けなくなってしまったら。そんなことを微塵も考えていなさそうな生活は誰も指摘しないのだろうか。だとしたらかわいそう、と思ってしまうが今は口出しすることもなく。そんな気持ちが伝わったのかなんなのか、撫でられた頭に握られた手に伝えられた言葉に目を丸くしてしまい。あまりにも突拍子のない出来事にかける言葉も見当たらず、暫く少し気まずいような時間を過ごしてはいつしか目の前で遠慮なしに寝息を立てる男に「……なんなんだよ」と思わず声を漏らしてしまい。

気付けば男がセロリを片手に此方へとにじり寄っている。なに、と声をかける間もなく俊敏な動きで首にその葉っぱを巻いてきた。……なんで?「は?」と目を覚ましたと同時にピンポーンと間抜けなチャイムの音が鳴り響き。ぼんやりと目も頭も覚めないまま取り敢えず二度寝しようかと再びソファへ横たわり。)




62: 桑嶋 紬 [×]
2024-11-30 19:37:54



(/お疲れ様です~!!いや本当に……頑張っていらした背後様を罵るなど出来るわけがありません……!!ネギみたいにされたセロリ…ちゃんとお花の言葉で返そうと思ったのですが、気が付いたらセロリ持たせてました。

寝てる飼い主の周りにオモチャお供えするワンちゃん感あるよな~と私も後々見返して思いましたね。“まつ毛なが……”もいずれやりましょうね!私も早くお顔お披露目したいのですが…そうですねえ……まず同居切っ掛けのぶっ倒れイベント経てから、その次にお顔お披露目で如何でしょう…!
ええ!例の自称のお二方に御座います!!まだお顔見せは先になるでしょうが、名前だけでも!と出番フラグだけ拵えちゃいました!!)


━━━

( 二人分の寝息が合奏されて暫く。合いの手のように鳴ったチャイムの発信源――変人画家“蚕繭”の担当画商は、もう二度程ボタンを押した後に十秒待って、その間に一切の反応が無い事に深々溜め息を吐き出しながら屋内にずかずか踏み込む。来たぞ、と声を掛けた所で静寂が返ってくるのも慣れたもので、そのまま奥のアトリエへと進みかけた所で視界に入ったリビングの状況にぎょっと硬直する。『ったく…何してたのかね、コレ……』テーブル一杯に並べられて一部乱れている薬達、近くにはペットボトルが転がって、更にその傍の床に横たわっている見覚えしかない枯れ枝。大方いつもの奇行の果てに寝こけてるんだろうと適当に思考を片付け、取り敢えずパンやらお握りやらが詰め込まれた差し入れのコンビニ袋をその辺に置き、変人を起こそうと爪先をリビングに向けて――今頃ソファを陣取る人物に気付く。『うお不審者…っ、』思わず口を衝いて出た素直過ぎる感想の後で、まじまじその人物の顔を見詰めて怪訝に眉を顰める。『……いや、何処かで見たような…?』どちらにしろこの家には不自然な存在と対峙した事に意識が向いていた為だろうか、足元の変人に唐突に足首を掴まれて飛び上がる程にビビり。「……そのひと、春翔さんです。頭痛いから寝てます。」此方の心臓がまだ治まらない内にダイイングメッセージを言うだけ言って、ごつっとまた床に額を伏せて眠った画家の姿は死体そのもの。何がどうだの欲しい情報は何一つ入らず、此方も頭痛がしそうな思いの画商は片手で自らの顔半分を押さえ込みつつ、『……コレの知り合い、か?』自称恋人、ライバルとも遭遇する“類は友を呼ぶ”の典型例を見た経験から彼是と心構えをする深呼吸の後、コレと床で熟睡する男を一瞥してから再度ソファの彼を窺う。)




63: 春翔 [×]
2024-12-03 20:17:59



(/うっうっ、優しさが身に染みる……。わ~っ!でもすぐに返信できる喜びに満ち満ち溢れてます!色々なことがしたい欲求マシマシ……。気付いたらセロリか~。まぁ仕方ないですよね。桑嶋だから。(?)

頑張って並べてる感あるの本当にかわいいです。今でも可愛いけど春翔にイメチェンさせてもっと可愛い路線も見てみたい~~!!!是非是非!!同居してから双子疑惑で混乱させてください!自称の~!!ほんと画商さんからも同じ奴だって思われてるの笑いすぎます。自称世話係としてこれからお賃金をいただければ……。。。)

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(再び夢の中へ、とはいかず。何かしらの声が遠くから聞こえるのを働かない頭でキャッチするもののアクションを起こすことも目を開けることもせず。そもそも誰が来たのかも気にならないどころか、不審者であれば大人しく床で寝ている男の命を差し出せばいいだけの話である。そんなこんなで勝手に話が進められているのを嫌に頭と共に聞き流して。此方に注目が来ると、礼節が皮膚の上を這っているため無視する事なく、目を見開いては其方へと目線をやり。「……あ?知り合いじゃねェよ。ソレの世話してんだわ。」此方とソレと称した男を見る目線は同等のモノのようで。それに機嫌を少し悪くしたのかぶっきらぼうな物言いになってしまい。しかし、何処かで見たことあるような顔だが、思い出す事はなく。数日前に居候してた男の顔に似てるなあ、なんて碌でもない感想だけを抱き。身体を少しだけ起こしては背中からもたれかかり。目の前の人物の身なりからそこそこ偉い奴だとは分かるが、足は組むし腕は縁で頬杖を付く態度。寧ろ誰になら謙遜するんだと言われても仕方ない。「つーか、アンタ誰?ソイツの保護者?だったらベビーシッター代くれないわけねェよな。大変なんだぜ。こいつの飯作ンのも、引き摺って部屋まで届けんのも、寝かしつけんのも、おやすみのキスも、洗濯も、掃除も、相手もしてやってるんだけど。」勿論対価は本人から貰ってる。つい先日も新作のベルトとスカーフをくすねたばかりである。しかし、搾取出来そうな箇所も嗅ぎつけは人一倍敏感であるからして、やってもいない事を悪びれもなくつらつら述べては、当然くれますよね?といったデカい態度。)




64: 桑嶋 紬 [×]
2024-12-05 17:20:15



(/これからじゃんじゃん色んな事やっていきましょう!!本当に桑嶋ってば読めない奴なので……まあセロリにも花言葉…野菜言葉?があるからいいか…と諦めてそのままGoいたしました。

本人なりにめっちゃ看病してるつもりの犬を想像しつつ書いてるので伝わって下さって大変善きです。私も楽しみです~!後はどうやってお顔出すか…本人は多分やらないので画商さんか誰かに髪纏められる感じかな…?もしくは近所のお子様達に悪戯でもされるか…?などとふわふわ流れ考えております。
画商さん的には恐らく同類に見えてます。今『また厄介者が増えた……』とか思ってますし、態度にも結構出ていらっしゃいますね……大分失礼しちゃってすいません…ちゃんとお賃金払うのでご勘弁を……。)


━━━

( そもそもの変人からして此方の理解が及ばない上、この画家に関わる人間にまともな奴はそう居ないと覚悟はしていたが――ベビーシッター、と来た。それも尋常じゃなく献身的で密なレベルの。『……コレの、ねぇ…』ふてぶてしくソファーに座る男へ、自らの名乗りを渋る程度には信じ難く眇めた視線と呟きを向けつつ、何か思案する素振りで口元に手を置く。……少なくとも其処に転がっている画家は男の名を知っていたし、多分恐らく、気遣ったつもりだろう言葉も発してはいたので、多少なりとも気を許している相手の筈。それにここ最近この家の雰囲気が変わった事も思考の視野に入れた所で、『あー……妙に家が綺麗になったのとか…ソレがこの前ホットケーキの絵やたら描いてたのとか…』彼是思い当たる節を見付けて一人腑に落ちた言葉の後、天を仰いで再度目元を掌で塞ぎ、『……エンゼルフィッシュって君の事かぁ…』いつぞや変人に尋ねた時の回答が今になって当て嵌まった事に少しばかり呆れの混じった溜め息と共に“解りにくい”と文句を落とした次、改めて目の前の彼と向き合う。『……自己紹介が遅れて悪かったね。私は伊藤という、其処の訳あり物件を担当してる画商だ。まあ…保護者、でも合ってはいるよ。』警戒は一応解けたよう、しかしながらやはりツッコミ待ちかと思える程の面倒事の気配を禁じ得ない新人物の登場に、諦めだか何だかよく解らない重さが絡まった挨拶を。『君が実際どの程度までしているかは置いといて、取り敢えずコレを生かしておいてくれたのならお礼はするよ。どの道今日は生活費とか諸々渡しに来たのだからね。』彼の態度に釣られたのかそこはかとなく明け透けな物言いでさくさく話を進めて、コンビニ袋の他に持っていた鞄を開け探った中から少し厚みのある茶封筒をテーブルの余ったスペースにそっと乗せ。『一月暮らす分には困らない筈だよ。どうせ本人に渡した所で猫に小判というか…“絵の道具が買えたら充分”とか言ってロクに管理もしないし、ここから好きに世話代でも何でも取っておいてくれ。』後半が段々投げ遣りになってきた感は否めないが、一先ず謝礼の件を済ませて、『今後とも、まあ……嫌気が差さない内は世話をしてくれると助かるよ。』疲れきった諦観を締め括りに、絵の進捗は、と画商がその場をさっさと去って奥のアトリエへと消えた後。今頃起きたらしい画家がずるり床から這ってソファーの肘掛けに両手を置き、其処に何とか上体を引っ掛けて彼を見上げ、「……頭は大丈夫ですか。」他に言い方は無かったのか、色々と問題のある端折り方で寝起きに二割増しのぼんやり声で彼に尋ねる。)




65: 春翔 [×]
2024-12-07 23:36:12



(/セロリに野菜言葉??なに????と調べたらあまりにも純粋すぎて泣いちゃいました。もしかして桑嶋さんからのメッセージ……?(違う)

お風呂上がりとかでもセクシー(???)ですよね。いやでも、それは背後の心臓に悪いからもうちょっと先のイベントで……。
むしろ生きてる限りはお世話をしてくれ、と過大解釈したので同居に持っていきやすいです!!!お金貰ってめちゃめちゃ調子乗っちゃってるのほんとに申し訳ない気持ちと、ちょっとだけ面白い気持ちが混在してます……。)

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(此方の反応も見ないまま勝手に話を進められる分、なにも返さなくて良いから楽だと右から左へと声が流れていき。「イトーね。イトー。アンタに似た男知ってるんだけど、相当な趣味だったわ。女装した男にいたぶられたい、とか。分かる?」なんて悪びれもなくただの世間話の一環として碌でもない事を尋ねるも回答は特に求めてない模様。置かれているコンビニ袋に目を向けてはそこそこ量の入った食料、後で食べるか、と勝手に自分のものだという思考に。するとぽん、と置かれた封筒。ゆっくりとした緩慢な動作で茶封筒を手に取れば、その厚さに少々不意を突かれてしまうが、すぐに中身を半分出しては満足気にペラペラと万札をめくりめくり。「さんきゅ。保険金の受け取り名義が俺になるまでは面倒見てやるよ。」軽く茶封筒へ口付けをしてはウインク付きで安心できない文言を。本心なのか冗談なのかは、神のみぞ知るというやつ。疲れ切った背中を笑顔で見送りながら久しぶりに見た札束にエアー頬擦りをしながら使い道を考えて。勿論雇い主である男の世話代に使うが、それを差し引いてもどっぷりと余りが出るのは分かりきった事実。優雅に流行りの鼻歌を歌いながら開けたスマホには某ブランドから出るクリスマスコフレの情報を眺めて。そんな最中に起きてきた男はまだぼんやりと夢の中なご様子。いつもなら突っ込みを入れざるを得ない言葉にも今は機嫌良く返しては、ふわふわの髪を手にかけてはその流れで奥にある頬を指でなぞり。……あまりにもすべすべな赤ちゃん肌にムカつくのはこの際心の内に秘めておく。)
ん、ふふ。お前の頭には負けるけどな。……なァ、おはようのキスは必要か?




66: 桑嶋 紬 [×]
2024-12-10 17:07:43



(/メッセージかどうかは……今後お話してれば解るかも…?(あやふや)桑嶋の事なのでめっちゃくちゃ解り難いとは思いますが。

お風呂上がりは定番のセクシー(?)イベントですよね!普段より血色良い桑嶋見れるイベントでもあるので、春翔さんがもうちょい桑嶋の顔に見慣れてから入れましょうか。今回は適当に理由着けて画商さんにちょっと髪纏めてもらう感じで……。
もう笑っちゃって良いと思いますよ。画商さん的には笑い事じゃありませんが……画商さんともお顔合わせ出来てお世話係公認になりましたし、今後とも桑嶋に振り回されて頂ければ……。)


━━━

( 彼の言葉に引いた様子で目元を攣らせた画商がもうすっかり家の奥へと見えなくなった後。リビングに残された二人の内の一方――先程コレだのソレだのと散々代名詞のみで指された変人は、どうもご機嫌な様子の目の前の男に口を半開いてゆらり首を揺らす。何をするでもなく只されるがまま、髪の内を分け入る手元を気にした素振りも無い事こそ、問い掛ける言葉への応答を思案する仕草らしい、今度は彼の体温が触れた側に頭を傾け少々の沈黙を満たしてから、「…おはようの……どういうのですか?」物言いは相変わらず朴訥茫洋として、しかし興味は案外確り向いている模様。ソファに引っ掛けた両手にもう少しばかり力を籠め、肘掛けを登るようにして彼との距離を縮めるが、寝起きの枯れ枝に登山は無茶だったのだろう、中途半端に止まった身体はまたずるずると下がって元の上体を引っ掻けた体勢に逆戻り。何か不満でも告げる犬の如く微かな唸りが洩れた次にはもう思考の矢印は飛んだのか、頬にある彼の手をのっそり掴んで、またにぎにぎと強さも皆無な握力で揉んだり掌を重ねたりして弄び始める。――一方その頃、水彩や油彩の各所アトリエを巡って一通りの進捗を確認し、一部の完成品を保管庫に移動するやら包んで持ち運ぶ準備を整えるやらと雑務を終えた画商は、幾つかの包装品を片腕に来た廊下を戻る。その帰路に見えたリビング内では変人と例のベビーシッターが何やら話しているようで、正直必要以上に関わりたくないが為に些か躊躇いの間を置きつつも、小さなノックをドア横の壁に挟んでから、『……そろそろ帰るから、挨拶だけしておくよ。それじゃあ、まあ……今後も頑張って。』聞いているのか否かはさておき、取り敢えず形だけの言葉を残して背を向けた画商の頭痛の種である画家は、ひらひらと呑気に片手を振ってそれを見送っていた。)




67: 春翔 [×]
2024-12-13 22:31:59



(/出た~~!!桑嶋さんも難関思考!!!ほんと何考えてるのか分かんなさすぎて好きです。

だめだ、想像するだけで普通にドキドキしちゃいます。春翔より背後の方がヤバいです。もう本当に倒れちゃったらごめんなさい(?) わーっ!ほんとに楽しみです。今から春翔がどんな反応するのか必死に考えてます……!
公認となって懐もホカホカで今のところはご満悦ですね。ちょっとこれから爆発メーターが溜まっていくのかが問題かもですが……。場面転換は適当にしていただいても構いません~~!!)

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ふっ、あはははっ!お子ちゃまには厳しかったか?
(誰がどう見たって男の体力不足、というよりも体幹の無さが原因なのだが、そんなことを気にする様子は一切なく。からから、と可笑しさに堪え兼ねるように高笑いを溢しては、空いた片方の手で目を押さえ。機嫌がいい今は男が唸る姿さえ面白おかしく聞こえるようで、くつくつずっと笑いを溢しながら愉快愉快と言いたげな笑顔でボフンと背中をソファの座面に預けて。預けた手を弄られても咎めることはせずにそのまま。機嫌の良さは札の厚さと比例する事を24年目にして知った模様。そんな中で聞こえたあの男……女装が好きなのとは別の奴の声が聞こえてはその後ろ姿に手を振り「んー、次回からもよろしく。お手当は後ろのラックにあるボックスん中に突っ込んどいて。」と某壺もびっくりなほどの強欲さを突きつけておき。そんなこんなで、来た当初よりもマシになった頭痛は薬が効いてくれたのだろう。スマホを見ると微妙な数の通知と昼はもう過ぎているようで微妙な時間帯。変に寝ていたせいもあるが、なんとなく今日は動きたくない気分で。ついでに言うとお腹も減っている。まだ自分の手を握っている男を見ては「なぁ、なんか食うもんねェ……あー、いや。そこの袋取って。」先程置いて行った袋に食料が入っていたのを思い出し。どうせ碌な食い物がないのだから、飢えを凌ぐには丁度良く。家主でもある男を顎で使う事に対して何とも思わなければ、動ける奴が動くべきだと考える天上天下唯我独尊思考は大きく欠伸をして。)





68: 桑嶋 紬 [×]
2024-12-16 22:54:37



(/私も時々解らないんですよね桑嶋が……そこが変人たる由縁ですが。それはそれとして桑嶋とは違う意味でどこまでもマイペースな春翔さんの事、私も大好きですよ~~!!

倒れたら私が介抱しますのでご安心を!(?)私も楽しみですねえ…桑嶋はきっと普段と変わらないのでしょうけど……。溜まっていく…んじゃないでしょうかね…何せ利益得ている筈の画商さんをあんな事にするくらいなので……今の内に胃薬とか準備しときます……?
お言葉に甘えまして桑嶋ぶっ倒れイベントへ場面変換させて頂きました!ご覧の有り様ですのでご自由にご乱入下さいませ……ううん大惨事……。)


━━━

( 玄関のドアを開ける間際、また画商が疲労の青息を吐いていったのは二人の知らぬ所。その内の一人である変人は笑う男を見ているらしい、弄ぶ掌はそのままにぼんやりそちらへ顔を上げている。相も変わらず何を思考しているやら、はたまた何も考えていないやらどちらとも解らぬ沈黙のまま少々、不意と矛先が刺さった彼の声に此方もゆらり頭が揺れて、向いたのは指定されたコンビニ袋の方。するっと遊び道具を手放した緩やかな勢いに流れるまま袋の持ち手を指に引っ掛け、床に若干引き摺りつつも彼の元にお届け。「……どうぞ。」仮にも自分への差し入れだというのに、部屋隅の棚に積まれたブランド品同様執着なんて微塵も見せずに手渡した後、「……眠いです。」活動限界に達したらしい、つい先程も告げた一言を最後の言葉に、今度は額を肘掛け目掛けて落とし寝息を立て始める。
……それから暫くの日々が過ぎ。画商と男が顔を合わせたその後にも、変人の行動に変化は無い。資料室で図鑑を読み散らしたり、リビングのソファ後ろでラフ画を描き散らかしたり、その合間に彼と少々話したり。しかし、ここ最近は大型の作品に取り組んでいるようで、変人はアトリエに籠りきり。節立った頼りない指が支える筆はキャンバスを頻りと駆け回り、真っ白だった其処を色付けていく。「天使の梯子、橋……雲…」それに合わせてヤバい宗教にハマっているのかと引かれそうな呟きが幾つも零れていたが、それが不意にぴたりと止まり。かと思えば筆も身体のブレも全て静止、一時停止のボタンでも押されたのかという硬直から一秒、二秒、三秒――その身体が傾いた直後、がらごろがしゃばたん、と周りの絵道具まで巻き込みながら何の受け身も無く床へと強かに打ち付ける形で倒れ込む。そのまま画家の指先すら動く気配は無く、呼吸しているのかさえ怪しい静けさだけがアトリエに満ちていた。)




69: 春翔 [×]
2024-12-20 21:40:14



(/背後様の意思を飛び越してる……?背後様の意思ガン無視で桑嶋さんが全て牛耳ってる……?制御不可……?ひょっ!!!!そ、そんな~!褒めたって何も出ませんよ~!照れない春翔の代わりに私が超照れ。

それはそれでされてみたいです!!!!!ちょっと今の内に胃薬ばら撒いとこっかな。とは言いつつも春翔も春翔で適当に受け流しちゃいそうな気もするんですよね……。じゃないと同居できなさそう……。
ちゃんと倒れてる~~!倒れてる桑嶋さん相手にめちゃめちゃやってるよー!!しかもお金のことしか考えてない後先考えない(良く言えば)行動派すぎる……。思いやりは、あると思います(?))

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(思いがけない臨時収入は半分ほど無くなった。正しくは馬の餌になってしまった。もっと正しくいえば配当金と変わり果てた。しかし、それでもそれなりの分厚さは残っているわけで。欲しいものは人に買ってもらう生活故に使い道は賭け事以外に思い付かない陳腐な頭を持つ男はこれまた買ってもらった冬の新作、深緑のタートルネックニット、細身のベロアパンツをブラックレザーのトレンチコートで引き締めて。ワンポイントとして黄色のステッチが有名なブーツで遊ばせて。ちなみにマフラーはどっかの家に忘れたので首元は寒いまま。今日は予定もないし、かといって寒すぎるから何処か出掛けるようなこともせず。別の男を呼ぶからと追い出された家に中指を立てては、向かう先はセーフハウス。交通ICの残高を確認しながら電車に揺られてついた矢先、玄関を開ければ聞こえたのは関わりたくないようなもので。あの男のことだから何かしらの下敷きになってお陀仏なんて考えられる。そうなると後味が悪すぎる、と思い足を引き摺りながらもこもこスリッパで音の方へと。案の定部屋の中は泥棒が入ったと言われても信じられるほどの散らかり具合。「おい……。おい、なに寝てんだよ」その中心になている姫の腰付近を遠慮なく爪先でツンツンと突くも反応はなく。いつもなら唸り声のひとつやふたつ上げるのだが。しゃがみ込み、ゆさゆさ身体を大きく揺らしてみるも反応はなさそうで。流石に応答がないのは可笑しい。下手に救急車を呼んだところで保険金目当ての事件を起こしたと疑われかねない。ソースは1年前に経験したばかりである。しかし、此処で死なれたら毎月のお世話代も入ってこなければ保険金すら入ってこない。となると、この前出会った伊藤とかいう奴がまだマシなのか。此処までの思考は約1秒にも満たず。「おい、あの男の番号教えろ。つかお前のスマホどこだよ。」半ば無理矢理仰向けにさせてはペチペチ頬を軽く叩き。元より返答はない訳だから無駄な事だと気づいたのは手が5往復した頃。大きくため息をついては取り敢えず僅かな息を確認しては死んでいない事を認めて、一応は怪我人だろうに男の腕を掴んではずりずりリビングまで引き摺りソファへ寝かしておき。「ちゃんと給料倍額にしろって言っとけよ。」聞こえていない事前提に話しかけてはリビングにこの男の知り合いと連絡がつくものはないか物色をし。……しかし、こんな事でいつか本当にお陀仏されたら今後の収入は減ってしまう。さて、どうするべきか。)




70: 桑嶋 紬 [×]
2024-12-22 18:22:07



(/割と制御不可な感じですね……。その照れが見れただけで充分過ぎますねえ!今後も機会があればじゃんじゃん言わせて頂きますね!

まあ確かに同居する以上はスルーと受け流しスキルは必修科目でしょうね……桑嶋がコレなので結構な勢いで振り回す事になりそうですし……念の為胃薬多めに仕入れておきましょう。
春翔さんらしいな~~と背後ニッコニコになってしまいました。お金の為でも思いやりでもアレソレやってくれる春翔さんに感謝しかないです……この先もきっとご迷惑おかけしますので先に謝っておきますね……。)


━━━

( 倒れ込んだ身体は絵筆だけを確り握り締めたまま、家を訪れた彼の行動に合わせてぐらぐら揺れるばかりで意思ある音を一つも立てない。やっと動きを見せたのは、ソファに寝かされてから五分は経った後――といっても、始めは薄かった呼吸が僅かに深くなった程度の話。更に時間を掛けてじりじり傾いた顔が家探しをしている男の方を向いて漸く、意識が戻ったらしい証明が明確に成されたものの、普段と違い彼へ声を掛けずに空いている片手でソファの生地をぽんぽん叩いては辺りをきょろきょろり。視界に入った筈の男にも一切のリアクション無しに、背凭れを伝ってようやっとの体で自分の上体を起こす。それから何か言葉を発しようとしたらしいが、微かな音を通した喉が咳を吐き出し、ロクに水も飲まなかったその渇きを主張する。しかしそれでも、「……絵、を、」普段通りの宣言に口を動かして。「…まだ絵が出来ていません。途中です。続きを描かないといけません。描く所に戻ります。」枯れ葉が擦れるような嗄れ声でいつもと同じに、だが思考のベクトルは明らかにアトリエの方だけを向いた、彼への配分は一切と無い独り言ばかりを並べながら足を床に付けソファーからずり落ちる。続けて案外すんなり立ち上がりはするものの、平素に輪を掛けて重心の均衡は取れておらずふらふら後退したり前進したり、当然直ぐ様床にすっ転んで。「……ダメです、戻らないと、描かないと、」何の抵抗も無く倒れ俯せに突っ伏した状態から譫言が洩れたかと思えば、持ち上がらない身体から腕だけが伸びて床を突く蜘蛛さながらの体勢で、変人お化けは先ずリビングの出口を目標にずりずりと強引に移動を敢行する。)




71: 春翔 [×]
2024-12-25 01:35:54



(/今回を見てかなり制御不可なことが知れました。めちゃめちゃ執念~~!!!私はあまりにも無茶しすぎる桑嶋さんが好きです……。というか熱中出来るものがあるって素直に羨ましすぎません!?!?!?じゃんじゃん言ってください!!!自己肯定感高まります!!!!(?)

有り難く受け取っておきます……。液キャベも入れてくれてたらめちゃめちゃ喜びます……。
お金のためなら何でもします!!何でもやらせてください!!!給料倍額でお願いします!!!と言ってました。うーん、この……。)

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(探しても探しても碌なものは見つからず、たまにアクセサリーや小物が出てくるだけ。勿論全て有り難く頂戴する他ないが。そうぉうしている内に背後から音が聞こえて振り向いてはブツブツ何かを呟きながらリビングから出てこうとする姿が見えて。いつも通りふらついていると思えば倒れても出て行こうとする執念に若干のドン引きを感じてしまい。とりあえず引っ張った所でまだ戻ろうとするのは目に見えているから危なくない程度に見守るとして、やっと見つけたほぼボロボロになった名刺に書かれた番号に電話をかけるや否や「なァ、アイツの保険証どこに置いてんだ。あとあれ、睡眠薬とか置いてねェの?気絶させてえんだけど。」と、数コールで出た後に詳細も語らず、カウンターに肩肘付いて男を横目にツラツラと要望だけを述べては。取り敢えず病院案件ではあると思うが正直そこまでの世話は面倒すぎる。しかし、金を貰っている手前死なれては困る。「あー、いやな。普通に倒れてんだよ。」前々から思っていたのだが栄養失調すぎないか、という疑問。素人目線だから原因は何か分からないが。流石に点滴か何かしらを入れた……ところでというのは確かにそうなのだが、これ以上は見てられないという思いもあることはあり。高収入なそれには裏があると実感させられた真冬。大きなため息をついては電話口に「……メリークリスマス」と誰に向けてもいない独り言を。)




72: 桑嶋 紬 [×]
2024-12-27 21:40:07



(/メリークリスマス!(大幅出遅れ)
いやもう本当にえらい執念燃やしてまして……絵の為なら文字通り命削ってる奴ですよ桑嶋は……春翔さんくらい自信満々に生きられるのも私としてはめっちゃ羨ましいな~~!と感じておりますが。ふふ、それじゃあ遠慮無しにいきましょうか!!

じゃあ液キャベも同じぐらい仕入れておきましょうか……。
お金次第で何でもするの頼もしすぎて噴きました。まあ報酬は頑張った分だけ手に入るので、春翔さんには是非とも沢山頑張って頂きましょうか(?)取り敢えず先ずは病院連れてく所からですけど……。)


━━━

( 変人が倒れたその頃、画商は絶賛仕事の休憩中。客との交渉も一段落付いて、自家用車内で缶コーヒーの一服をしていたその最中、ふと鳴り響いた携帯の画面を見れば知らない番号が表示されている。「……はい。」一瞬不審がりつつもそれに出てみると、名乗りも無しにつらつら言葉が並べ立てられて、尚の事怪訝に眉を顰め沈黙した後、「あー……訳有りのベビーシッターか。」聞き覚えのある声と受けた説明にピンと来たらしい、半ば呆れ混じりではあるが状況を飲み込んだ確認を発して。「また倒れたのか……」なんて苦く呟いた声は電話口に届いたかどうか、一先ず息を吸い込んで頭を切り替え、「……保険証ならリビング右端の棚の中だ。睡眠薬は流石に置いていない。というか、その状態で薬飲ませたら気絶じゃ済まないだろう。」電話向こうの男からの問いに一つずつ答えとツッコミを返していく。「一度倒れたのなら、ほっとけばその内勝手にまた失神する。…それと病院に行くつもりなら、事情を通してある掛かり付けがあるから、其処に連れていってやってくれ。診察券も保険証と一緒に入っている。」世話をしているという男に情報共有をしていなかった此方の落ち度の手前、必要そうな事項を若干面倒がる態度を隠せていない言葉遣いでさらさら述べて、「……大方作業に集中して水も飲んでなかったんだろう。時々ある事だが、限界が来る前にソレを無理に絵から剥がすと、癇癪を起こすものでね……まあ、気を付けておいてくれ。」男の独り言と溜め息に釣られるように此方も大きな息を吐き出しつつ、もう一つの注意事項を愚痴がてらに話した後に腕時計を確認し、「さて、私はまた別の仕事があるから、ソレは君に任せるよ。…大変だろうが、頑張ってくれ。」やはり後半は投げ遣り感満載に、此方から一方的に通話を断ち切る。――その頃当の画家はといえば、担当画商の言う通り再び気絶したらしく、リビングから出る前にぐったり潰れたカエルの如く床に突っ伏した体勢のまま動かなくなっていた。)




73: 春翔 [×]
2025-01-04 07:09:45



(/明けま…………した?もう明けてます……?うそ、メリクリって言ったばっか……。絵への執念を燃やして欲しいのにまだぶっ倒れターン……申し訳ないと思いながらも悠長に電話しています。心の中では早く目覚めてと願っております……。何気に私も春翔の生き様は逆に尊敬する域ですね。どう育てばこうなるのかは永遠の謎です!

高額貰えるんだったら基本何でもやります。本当に。ただし文句は人一倍多いです。そして電話先の先生がどんな人なのかもワクワク……。優しかったら、いいナ……。)

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(とりあえず覚えたのは右端の棚の中に全部入っているということ。後は全て覚える気がないというか、普通にムカついたので右から左へと聞き流すことに。あまりにも人任せというか、拾ったのなら最後まで面倒見なさいと言いたげな口調に怠いですといい代わりに大きな舌打ちを溢すや否や切られた通話。というかそもそも倒れる可能性があるなら放牧する方が悪いのでは……?勿論給料は上げてもらう以外の道は見えず。話が終わったところで男の方を見ればきちんと力尽きている様子が伺え、大人しくしてくれるに越したことはないと悠長に棚を探り。案外すぐ見つかった保険証に診察カードやら。そこに書いてある電話番号へ掛けながら冷蔵庫に向かい新しいボトルウォーターを一口。ついでに飲みかけもそれを男の近くに置いては、一応飲めたら飲んどけという伝わらない意思を表明しておき。「どーも、お得意様がぶっ倒れたんだけど。……名前知らねェけど、多分その画家。別に病院行く必要ねェなら放置するけど、連れてくんなら救急車呼んだ方がいいのかコレ。……つか往診してくれた方が楽なんだけど。」相手が誰であろうが太々しい態度は変わらず、むしろ悪化していっている様な感じがするのはこの家に順応していっている証のよう。僅かに上下していることで男の安否を確認しては向こうからも返事を待ちながらその辺の椅子に腰掛け足を組み。ついでにあくびをひとつ溢し。)




74: 桑嶋 紬 [×]
2025-01-08 00:27:52



(/明けちゃいましたね……もうお仕事まで始まっちゃいましたよ……?時の流れ早すぎないです…?下手にパニックになっちゃうよりは断然良いと思います。では要望にお答えして目覚めました桑嶋がちょっかいかけに参りました。いや本当にどう育ったんでしょうね……まあそんな春翔さんが格好良くて可愛いからいいですかね!!

このくらいはっきりバシバシ文句言ってくれる方が桑嶋とは上手く付き合えそうなので、背後としましては全然大歓迎でお賃金あげちゃいますねえ。おっと期待されていらっしゃる……先生はまあ、優しい方なのでは…?少なくとも物腰穏やかでスルースキルは高い御仁です!)


━━━

( 殆ど死体同然の変人からの反応は皆無だったが、掛けられた電話の方は直ぐにコール音が止む。『はい、富岡医院です。』通話口に居るのは恐らく画商とそう変わらない歳だろう男性の声。『…ええと、』出たと同時に注がれる言葉に些か困惑の音を零した後に、『……もしかして、桑嶋さんの事でしょうか?画家をやっていらっしゃる……』“お得意様”の一言に検討を付けてみれば、どうやらそれで正解。そのまま更に矢継ぎ早に要望を受けて今度は悩む唸りが数秒、それから、『ううん、そうですね……熱や頭痛などの異常が無く、動こうとする気力があるようであれば、何か飲食物を摂取させて様子を見るのは如何でしょう。』かかりつけという事もあって枯れ枝変人の容態に多少慣れがあるのだろう、至極穏やかな物腰ですんなりと策を一つ講じて彼に渡す。『例えば栄養剤やゼリー飲料だとか…或いはチョコ等のお菓子を一欠片でも……取り敢えず詰まらず飲み込んでくれそうな物を口に入れてあげて、それで駄目でしたら当医院までお越し下さい。』それは最早雪山で遭難した相手への、さもなくば自宅介護者への対応なのだが、それはさておき。この電話口の医療者も医療者で案外スルースキルは高いよう、“往診”の二文字を“来院”にしれっと変えて彼に差し返した。――と、次の一瞬。いつの間にやら目を覚ました変人が、椅子に座る彼の足首辺りをがっと鷲掴む。「……はる、と、さん。」リビングの出口とは逆方向の彼の元まで這いずって、なけなしを振り絞ったような弱々しい声で今頃認識したらしい男の名を呼ぶなり、「…絵を、描かないといけません。描く所、まで……つれてって、下さい…」か細い言葉を繋いで彼に要求を。絵を描く以前に立てもしない、男の足首を引くにも切れかけの蝋燭の火より儚い握力で衰弱ぶりに拍車をかけながらも、「お願い、します。おねがい……」そればかりはっきりと、壊れたレコーダーの如く繰り返し彼に訴える。)




76: 春翔 [×]
2025-01-15 00:18:58



(/なんで……?なんで…………。明けたら明けたで忙しいのなに……?こわい。ちょっかい意識があることが分かったのでお医者様に言われた通りウィダ……ゼリ……を……。お願いだから10秒チャージしてくれーっ!!と願ってます。ぎえーっ!!(断末魔)失礼しましたあまりの褒め言葉に断末魔が出てしまいました。

お駄賃くれるならいっぱい文句いっちゃおーっ!!!あまりにも現金すぎますね!!!!あまりにも(春翔にとって)残酷すぎて心の中で泣いちゃいました。スルースキル高すぎません?ちゃっかり往診を来院にされたの面白すぎました。)

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(大人しく話を聞いていれば、どれもこれも己には優しくない話ばかり。世の中は世知辛すぎる。電話一本で駆けつけてくれる優しい恋人はどこにもいないらしい。面倒見ると言った手前、全て自分でしないといけない?成人男性の介護を?絶縁した親でさえまだそんな年齢ではない筈。「ぶっ倒れた成人野郎をどうやって連れてくってんだよ。」呆れたように伝えれば足元に妙な感覚があり。下を見ればどこぞの奴隷が主人の許しを乞うような構図(実際の立場は逆に近いが)を思い返し。ほんの少しだけ鼓膜を震わす声は語音として認識されず、環境音の一種かと言われても違和感がない。「ま、なんかあったらまた連絡するわ。」と電話口の相手が何か言ってそうではあるが一方的に通話を切り、今一度目の前の今にも死にそうな男が言っていることを聞けば、どうやら絵を描きたいだとかなんとか。自分を客観視出来ないのかなんなのか、ともかくそんな状態であるのは100人中110人が分かることだろう。「ハイハイ。」と適当に返事しては案の定簡単に引き剥がせる男の手から逃れては、その脚で冷蔵庫まで向かい、買い貯めて勝手にぶち込んでいたパウチのゼリー飲料の中からエネルギーに特化したメジャーなものを取り出し。パキッと開封するのは極上の優しさ。「これ飲んだら引き摺ってやるから。喉詰まらせんなよ。」と男の横に置いては自分は先程と同じ場所に腰を下ろし。この後、ちゃんとアトリエまで引き摺るかは決めあぐねている、というよりか何と言って男を寝かせようかと思案している最中。)




77: 桑嶋 紬 [×]
2025-01-18 01:51:08



(/はわ……取り敢えず無理はしないで下さいね……?チャージ!何とか出来ました!!桑嶋もう寝る寸前ですけど!舟漕ぎまくってますけど出来ましたよ!!新鮮な断末魔聞けまして大変嬉しゅうございます!不意打ちで褒めるのも悪くないですねえ……。

ええもうバッシバシ言っちゃって下さい!優しいけど甘くはないのがお医者先生です。大概の事は「はいはいそうですね~」ってにこやかスルーするタイプなイメージで……多分桑嶋の事も春翔さんの事も“ちょっとワガママ言う子供”くらいの感覚で応対してます。春翔さんとは違う意味で強かだあ……。)


━━━

( 男からの文句を軽い一笑に伏した電話相手は、『はい、お大事にどうぞ。』と繋がりの切れる直前にそうお決まりの挨拶を告げて終わる。それからもう一方、足にしがみついた変人は相変わらず同じ懇願を繰り返していたが、申し訳程度の力しか籠められていない手の中から足が逃れた拍子に途切れる。寄る辺の無い掌が床にぺしゃり力尽き、いつになくぼさぼさ乱れた髪を散らかしたまま、行き倒れさながらすっかり沈黙した画家の前には、蓋の開けられた某ゼリー飲料。次いで降ってくる男の声に寝そべった頭を少し転がして、丁度顔の横に置かれたそれと向き合った変人は、「……はい。」といやに素直に返事をして、のそのそとパックを掴み髪の毛の内側に埋もれる口まで運ぶ。そのパウチも手も毛の中に隠れていく様は妖怪の捕食風景か何かとツッコミたくなるような状況を、飲料の謳い文句である十秒を大分オーバーする五分少々継続し――漸く飲みきったらしい、パックが確りと潰れた状態で髪の隙間からその辺へ放り出される。そこから遅れてケホッと咳き込む弱々しい音を一つ零した後、「…春翔さん、飲みました。」取り込んだ水分兼エネルギーの潤滑油分、先程よりははっきりした声が現状報告を。続けて進まない床這いから匍匐前進へと多少なりとも進化した移動で、ちょっぴり遠ざかっていた椅子との距離を詰めたかと思えば、「お願いします連れてって下さい。絵を描く所、まだ途中だった、描かないと、描きたいです早く、」口から流れる、要求も執念も願望も揃って玉突き事故を起こした言葉の羅列。それと一緒に出した手は彼のズボンの裾を掴んで、上体を更に起こさんと支え代わりに引っ張り、首は彼を見上げるのにぷるぷる目一杯伸ばされて。――しかし、かくっと不意に画家の身体が傾く。「ん、ん……?」本人も予想外のブレだったのか珍しく疑問符混じりの唸りが洩れた次、「……ねむいです。困ります、絵を、かかないと……」自分の状態を正しく理解してそのまま出力する。ただその上でも、彼の服に絡めた指だけは離さず、「はるとさん……おねがい、です……つれてって、」もう既に呂律まで怪しいのに何とやらの一つ覚えにそれだけ紡ぐその折々、眠気の船出に釣られているらしい頭がぐわんぐわんと何度も床に落ちかけて。恐らくはもうあと一押し、或いは時間経過でも寝そうな勢いな癖に、ぐずる子供の如く呻いてもぞもぞ身動いてと、どうも強引に意識を引き戻して現の縁に粘り込んでいる様子。)




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