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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
475:
ティア [×]
2024-10-15 22:15:17
>474
…たしか……あれ…?思い出せない…?すみません…幼い頃に親元を離れたので記憶が曖昧なようです…とても大切な想い出だった筈なのですが…
(家族がいるであろう自分の生まれ故郷の名を出そうとするが、どれだけ記憶を辿っても大好きだった筈の故郷の名前が浮かばない。ティアは酷く困惑した様子で頭を抱えるが、すぐに顔を上げて視線をミミへと戻すと自分自身の不甲斐なさを謝罪した。幼い頃の記憶故に曖昧なものになったのだろうと安易な推測を述べるが、故郷の名はそう簡単に忘れるものではない。ティアの動揺を見るに、親元から離された際に脱走を防止する為に教会によって記憶の一部を改竄されたと見るべきであろう。)
476:
ルーシエル [×]
2024-10-15 22:41:12
>471
(ふわふわ浮かぶ炎の不可解な動きに小首かしげ眉を顰めた矢先、襲い掛かる巨大な熊とその素早い襲撃を物ともせず返り討ちにしたレドに驚愕し、大きく目を見開いて)
ヒエッ……あ、ありがと。これだけできれば十分だよレド…!やっぱり前衛と一緒でよかったよ…。
(森全体が揺れるような大きな音を立てて倒れた巨熊にゾっとして、先ほどよりレドとの距離を詰めてちょこちょこ早足でその背中を追って。更に歩いていくと、ようやく森を抜け湖のほとりに辿り着いて。黄金色の光が湖の水面に柔らかく反射し幻想的な風景が広がり)
わぁ…、綺麗。あ、お城にはあの橋で渡れそうだねっ。
(キラキラ光る湖をうっとり眺めながらも、中央に浮かぶ城へと続く橋を見つけ額に手を当ててそれを眺めて。お城と同じくだいぶ古そうだけど、造りはしっかりしていそうで歩いて渡れそう)
477:
ミミ [×]
2024-10-15 23:07:26
>475
…なるほど…思い出せないなら仕方ありませんね…。情報がないと打つ手がありませんし…思い出せたら、言ってくださいね。
(故郷の名前を忘れたことに違和感を持ち、それだけ大切な記憶を簡単に忘れられるわけがない…恐らく聖教国に記憶の改竄、消去をされた可能性があることに気づき。そのことを明かすと恐らく動揺するだろうと思ったのか、敢えて何も言わず思い出したら言ってくださいと笑みを浮かべて話して。ティアの家族を探す方法をいくつか思いついたが、今すぐに実行できるものばかりではない。一番早い方法は、この依頼をこなす最中どうにかして家族の居場所を特定すること…。)
478:
ティア [×]
2024-10-17 17:27:53
>477
…はい…私の為にそこまでしてくださってありがとうございます。
(故郷の記憶がないことを認識すると、その喪失感からティアの瞳は一層影を落とした。自由も記憶も奪われ、もはや想い出に縋ることすら許されないティアの現状は悲惨そのものであり、籠の中の鳥の方がまだマシなものであろう。それでもミミの言葉に一筋の希望を見出して、真っ直ぐに視線を向けて礼を言った。)
(/返信遅くなり申し訳ありません!)
479:
レド [×]
2024-10-17 18:15:55
>476
これは……すごい。解放した暁には、修復してからクレアさんに差し上げるようギルドに進言するか。レイラさんも聖教国では国賓の扱い、長年の功績を考えればクレアさんにも城の一つや二つ差し上げないと釣り合いが……おほん。ちょっと待ってください。
(森を抜けた先に広がる城と湖の美しさにときめいて、刀を納めて感心して。順調に森を突破できたからか、ルーシエルの信用に足る腕前を見せられたからか、すっかり気が抜けてムダ話まで始め……たくなる気持ちを抑え、咳払いしつつ胸ポケットから双眼鏡を取り出すと、城や橋の観察を始め出し)
ルーさん、美しさに惑わされちゃダメだよ……この城は湖と橋で四方をガッチリ固めた、れっきとした「要塞」なんですから。既に無法者が制圧していて、橋に入った途端攻撃される可能性だってある。冒険者たるもの、見た目で、はんだん……
(取り出した双眼鏡の筒は血で濡れている……仲間の遺品だ。筒越しにじっくりと敵地を見据えるその姿からは、自らの軽率さで仲間を失った過ちを繰り返さないという慎重な姿勢が伺えて。だが双眼鏡から視線を外し、「冒険者たるもの見た目で判断するな」と締めようとルーシエルに向き直った途端、急に固まって)
……て、敵の気配はなさそうだ。念のため先行して出方を伺ってきますよ……へへ……
(先日ギルドでルーシエルを子供と見間違えて喧嘩を売ったのは誰だっけ……それを誤魔化すように引きつった笑いを浮かべつつ、そそくさと自分だけ橋へ向かおうとして)
480:
ミミ [×]
2024-10-17 19:12:52
>478
いえいえ、お気になさらず。なんというか……昔から、困ってる人を見ると手を差し伸べたくなるので…。
さぁ、そろそろ馬車に戻りましょう?
(こちらに真っ直ぐな視線を向けてお礼を言うティアに、優しく微笑みながら気にしなくていいと当然のことをしてるかのように伝えて。恐らく、自分の言葉に一筋の希望を見出していることを察し…早く聖教国という牢獄から出してあげないとと再び固く決意して。冒険者になる前から、人のことを気にする余裕がなかったにも関わらず人のことばかりを気にして手を差し伸べていたことを思い出し、笑みを浮かべながら明かして。馬車で話していた人達も、ミミのそういったとこほに惹かれてついてきたのだろう。ティアも平静を取り戻したため、場所に戻ろうと手を差し伸べて)
(/いえいえ、大丈夫ですよ。あと、話に少し出てきた鍛冶屋のキャラを追加したいのですが…ミミのように半獣人のような姿になれる神獣とかって大丈夫でしょうか?)
481:
ティア/クレア [×]
2024-10-18 17:57:28
>480
そうですね…日が沈むまでに目的地に到着できれば良いのですが…
(教えにより無償の愛を説いている筈の聖教国でさえミミような性格の人間は滅多におらず、ミミの人柄にティアは内心で感動を覚えた。そして、馬車への乗車を促されるとこくりと頷き、日が沈むことで周囲の警戒が難しくなることを危惧しつつ、車内のソファに腰掛けた。車内の配置はティアが外へ出る前と比べて少しばかり変わっており、クレアの膝を枕にユリウスが眠っていた。ティアとミミが帰ってきたことを確認するとクレアはユリウスの頭を撫でつつ「おかえりなさい。」と笑みを向けた。)
482:
トピ主 [×]
2024-10-18 18:01:15
>480
(/設定の詳細次第となります!基本的に却下することはありませんが、世界観に反するものや過度に強すぎる力を持っていなければ大丈夫ですよ(^^))
483:
ルーシエル [×]
2024-10-18 21:59:34
>479
(クレアにお城をプレゼント!?…ふむふむ、そうすると私はそのお城を守る門番のドラゴンあたりをオマケで貰ってもいいかも。竜に乗って世界を旅するエルフなんてかっこいいしモテちゃうね。竜って餌とかあげれば懐くのかしら…。物思いに耽っていると、なにやらアレコレ話しかけられていることに気付き)
へ?見た目ではんだん…?
…レド…アンタ昨日、私のこと散々子供だなんだって言ってたよね…っ。覚えてるよ・・。ま、私もアンタのこと死んでるって思ったし、おあいこってことにしよっか。
(先陣切って橋へと向かいかけたレドにくっついて、トコトコ歩きながら橋を渡っていき。西の山々に溶けるように沈んでいく太陽。眩い光の幻想的な光景を少しずつ飲み込んでいくように、不穏な闇の気配がゆっくりと忍び寄ってきて)
484:
ミミ [×]
2024-10-18 22:25:28
>481
確かに…奇襲された場合対処できない可能性がありますね…急ぎましょうか…。
(ティアと共に馬車に乗車し、空いてるソファに腰掛けながらティアの話を聞いて。ティアの言う通り、周りが暗くなると視界が悪くなるため警戒が難しくなる…ミミは猫の半獣人なため周りが暗くなっても問題はないが、クレア達はそうはいかないだろう。急ぎましょうと告げて、クレアの方を向いて「ただいま~…あれ、さっきも同じような光景を見たような…」と、こちらも同じように笑みを向けて返し…つい先程もユリウスの頭を撫でながらおかえりと言ってもらったようなと口元に軽く手を当てながら呟き)
>482
(/ありがとうございます、あともう一つ…その神獣(若しくは幻獣)は過去に不死鳥の翼と交戦し、激戦の末お互い重症を負い、戦闘を続けるのが難しくなったという設定でも大丈夫でしょうか?ちなみに、神獣(幻獣)はその時の影響で力が落ち、現在はS級冒険者くらいの強さにしようかと考えてます。)
485:
レド [×]
2024-10-19 18:48:14
>483
う、うぐぐ、すみません、もう二度と子供扱いしま……敵だ!でやぁっ!!
(あぁバレてる……ルーシエルのプレッシャーを浴びながら橋を渡り切ったところで、城から何か飛んできたのを確認。ルーシエルを制しつつ抜いた刀を飛来した物体めがけて振り下ろすと、地面に叩きつけられたそれはバラバラに砕け散り。石で出来た悪魔の顔や翼のようなものが確認できるその断片からして、どうやらレドが破壊したのは動く石像・ガーゴイルのようだ!)
擬態とはな……クッ、またか!ごめんルーさん、援護してくれ!
(城の屋根を飾る石像に擬態していたせいで気づかなかったか……と息つく間もなく、またガーゴイルが城から飛来してレドを襲い。しかも今度は2体である。背丈こそルーシエルの半分程度しかないが、石の身体で空を飛ぶという性質は、剣士たるレドにとっては厄介だ。頭上にまとわりつく2体の攻撃をいなしつつも、このままでは分が悪いとルーシエルに援護を要請して)
486:
クレア [×]
2024-10-20 18:08:22
>484
えへへ…聖女様が居なくなってからこの子が凄い姿勢で眠っていたので、膝の上に寝かせてあげたらつい頭を撫でてしまいました。大人しくて良い子ですねぇ。
(ミミの呟きに照れたように微笑むと、ティアが馬車を出たことでその肩を枕にしていたユリウスは首を痛めそうな姿勢で眠っており、その状況を見ていられずに自分の膝を枕にした経緯を説明した。子供のようにスヤスヤと眠るユリウスの寝顔を見ては、その本性を知らないクレアは大人しくて良い子と評価したようだ。)
(/概要は了解致しました!あとは詳細な設定を確認次第判断させていただきます。)
487:
ミミ [×]
2024-10-20 21:20:32
>486
…あー……うん……まぁ…そう、なの……かなぁ……あはは…。
(どうして膝枕をして頭を撫でているかの経緯を聞き、子供のように眠る寝顔のユリウスとそのユリウスを微笑みながら見るクレア…何も知らずに見ればミミも微笑みながら見ていたのだが、ユリウスの性格をよく知っているミミは目を逸らしながらなんとも歯切れの悪い返しをして。半獣人であるミミは、先程のこともあってわかり合えない人だろうと思っており。)
(/了解です、設定が固まったらもう一つのトピにプロフを載せますね)
488:
ルーシエル [×]
2024-10-21 18:28:53
>485
へへ、任せといて!
(迫り来るガーゴイルが2体、1人きりだったら逃げ回りながら魔力を練り攻撃魔法で応戦する、というような忙しない戦い方になってただろうけれど。今日は頼もしい前衛が足止めしてくれている間に落ち着いて魔力を練ることができる。杖を水平に構えると、ふわりと長い褐色の髪を靡かせ流れる魔力を杖先に集中させ…。撃ち放った弾丸みたいに圧縮したエネルギーの小さな塊が、正確にガーゴイル2体の眉間を叩き)
どうだっ、思い知ったか!…あ、あれ?レ、レド、とどめをお願い!
(人間と同じように脳が筋肉の動きを司る魔物だったら、鋭い衝撃に昏倒するくらいのダメージを与えられていたかもしれない。けれど相手は動く石の塊。ランク相応の魔力では粉砕するには至らず、援護の援護をお願いして)
489:
レド [×]
2024-10-22 20:09:00
>488
上手い!これで勝てる……!
(自身の目の前で魔法の直撃を食らい、地面に叩き落されたガーゴイルたち。その隙に力を溜めた刀を猛然と振り降ろせば、2匹とも粉々に砕け散り)
はぁ助かった。ありがとうルーさん。飛び回る連中の眉間によく当ててくれた……いい仲間に出会えて嬉しいよ。
(ガーゴイルを砕いて浴びた粉塵を払いつつ、ルーシエルに向き直り。その顔は彼女の魔法の正確さを実感できて安心しきっており。どうやらこの一帯の敵は全滅したようだ。城の入口に向けて、改めて歩み始めることにして)
490:
クレア [×]
2024-10-23 02:00:22
>487
…あ…そ、そんなことよりも見てくださいよー!首都を出た途端に自然豊かな光景が広がっていますねぇ。デュランダルとはまた違った良さがあります!
(ミミの歯切れの悪い返答からユリウスとの間に何かあったであろうことを察したクレアは強引に話題を変えることにしたようだ。窓の外を指さしては見渡す限りの森を絶賛し始める。デュランダルと違い単に整備の届いていない田舎というだけなのだが、自然を褒めるほかにこれといって何がある訳でもない為に仕方のないことであった。)
491:
ミミ [×]
2024-10-23 07:58:59
>490
確かに、デュランダルにはない景色だね。そういえば、私が住んでた場所もこういう景色がある田舎だったっけ…。
(恐らくミミとユリウスとの間に何か…よくないことが起きたことを察したのだろうと、クレアが強引に話題を変えた際に察して。馬車の窓から森を見ながら、確かに交易都市であるデュランダルにはこういった自然はないと頷き、自分が過去に住んでた場所について話して。冒険者になる前にだろう、ミミが盗みを働いていたことからあまり裕福な場所ではなかったことがわかる。)
492:
ルーシエル [×]
2024-10-23 22:59:55
>489
へへへ、ありがと!でも褒めるのは城のお化け退治が終わってからだよ!さ、日も沈んじゃったし急ぐよっ
(自分が討ち損ねたガーゴイルをしっかり仕留めたレドの活躍、そして魔法を褒めてくれたことににっこり笑ってお礼を言って。周囲の気配もどうやら今のところは大丈夫そう。トテテッと魔力探知の炎を引き連れて小走りで橋を進み、一気に城の入り口へと駆けていき)
493:
レド [×]
2024-10-24 22:14:43
>492
(太陽の光を失ったことで威圧感や不気味さを増した、何が出るかも知れない未知の古城。ようやく辿り着いたその入口の大扉を、冷や汗垂らしながら見つめて。森ではルーシエルを励ましていたレドであったが、今度は自分が城の雰囲気に呑まれつつあり)
クッ、いよいよカチコミか。今のところ敵の気配は無いが、どうするか……馬鹿正直に正面から入るのも危ない。窓から侵入するか?窓から入っても安全の保証は無いが……
(ルーシエルの言う通りここまでは座興に過ぎない。ここからが本番、1年間逃げ回っていた冒険の始まりなのだ。そういったプレッシャーに晒されればどのように突入するかも決められず、顔もこわばり、更にはしきりにブレスレットをはめた左手を気にし出して。今はこのブレスレットをくれたルーシエルの命を預かっている身の上。そんな重責を感じて手袋の中にも冷や汗が滲んでいるようだ)
判断を誤ればまた仲間を失ってしまう……クソッ、どうしたらいいんだ。
494:
ルーシエル [×]
2024-10-25 23:36:21
(アレコレ思うところがあるのか、いざお城に踏み入ることに二の足を踏んでいるレドに気付いてサササっとUターンして)
レド、どーしたの?
足に根っこが生えちゃってるよっ。ほら、もう考えても仕方が無いし、正面から行くよ!…もしヤバくなったら、私を担いで逃げるくらい簡単でしょ?レド足速いし。それに私、羽根のように軽いんだから。
(レドのお尻をスパン!と叩き、長い手を掴んでぐいぐい引っ張って入り口の大扉の前に仁王立ちすると、手にした杖でガコッ!っと押しやり)
こんばんはー、おじゃましまーす。あ、開いた。レド、今よ!
(開いた隙間に小さな身体をスルリと忍び込ませ、レドを促して)
495:
ルーシエル [×]
2024-10-25 23:43:28
(/ レスアンカー付け忘れちゃったけど、>494は>493宛てね!)
496:
トピ主 [×]
2024-10-26 16:48:47
>ミミさん
最近諸事情でなかなか浮上出来なくて申し訳ありません…
明日には時間を確保出来そうなのでその際に返信致します!
497:
クレア/ティア [×]
2024-10-27 07:55:39
>491
そういえばミミちゃんの生い立ちを聞いたことがありませんでしたね…もし良ければ目的地に着くまで思い出話を聞かせてください。
(故郷を懐かしむようなミミの発言に興味を引かれたクレアは、共に依頼を受けている間柄にも関わらずミミの過去を知らないことを気にしているようで、目的地に着くまでの間にミミの生い立ちを聞こうと思い立った。興味津々と言った様子でミミの顔を覗き込み思い出話をせがむと、ティアも同様に興味があるのか便乗してウンウンと頷いた。)
498:
ミミ [×]
2024-10-27 12:34:47
>496
(/了解です、あまり無理をなさらずに…)
>497
私の生い立ち?あまり面白い話じゃないけど……2人共興味津々って感じだし、話そうかな。
(ミミが少し故郷の話をして気になったのだろう、ミミの過去についての話を聞きたいと言うクレアとそれに便乗するティアを交互に見て。少しだが自分の過去を話したのはユリウスのみ、外を見て目的地までもう少しかかると判断し、自分の過去について話し始めて。)
私さ、物心つく前に親に捨てられて…いわゆる、孤児だったんだよね。近くの村で拾われて、育ててもらって……その村が、本当に貧乏でね。自分達も食えるか食えないくらい貧しかったのに、見ず知らずの私が飢えないようにしてくれてね…本当、いい人達ばかりだよ。…そこで暮らし始めて、5年くらい経ったある日…村が盗賊達に襲われてね…食べ物や村長さんの家にあった家宝の短剣が奪われちゃったんだ。
(今でも鮮明に覚えている当時の記憶を思い浮かべながら話し始めて。貧しくても自分のことよりも人のことを優先するいい人達に囲まれて育ったことを明かし…ミミの性格は、恐らくその人達の影響だろう。当時のことを思い出していたミミは笑顔で話していたが、そんな村に盗賊が襲いかかってきたことを話す際は少し俯いており。)
499:
レド [×]
2024-10-27 14:22:23
>494
!?や、ちょ、そういう問題じゃ、あっ開けるなッ襲われ…………無い。気にしすぎだったか……
(ケツを叩かれて正気に返ると、大きな身体・縛った長い黒髪をフラフラと揺らしながら、自分より小さなルーシエルに引きずられ。気が付けば既に彼女が扉を開けて城へ突入している。慌てて自分も中へ飛び込むと、とりあえず敵の気配が無いことに安心して息を吐き)
……長い事手つかずだな。無法者の相手はしなくて良さそうだ。
(ついに足を踏み入れた城内、まずは扉の前で周辺を見回して。2人が入り込んだ広大なエントランスの正面には、赤絨毯で彩られた大階段が2人を出迎えるかの如くそそり立っている。しかしその赤絨毯も塵にまみれ空気も淀んでおり、人が住んでいる形跡は欠片も無い。どうやら先に城を占拠した人間との戦闘は無さそうだと、少し顔を緩ませて)
しかしほんとに暗いな。暗闇から襲われたらひとたまりもない。各所に明かりを灯しながら、まずは1階から制圧したい……姐さん、どうです。
(だが日の落ちた城内は見通しが効かず、ここからではこれ以上の状況は確認できない。何より視界と安全な場所を確保しなければ探索は困難だ……そう判断して、先ほど引っぱたかれた尻をさすりながら、ルーシエルに提案して)
500:
クレア/ティア [×]
2024-10-30 18:00:15
>498
孤児に…盗賊……とても辛い幼少期を過ごしたんですね…その…ごめんなさい…
(ミミから語られた衝撃の過去にクレアは言葉を詰まらせた。幸いにも優しい村人たちに囲まれていたとは言え傍から聞けばそれを差し引いても悲惨な過去に他ならない。また触れてはいけない余計なことを口走ったのではないかと、クレアは自分の配慮のなさを後悔して俯いた。一方でティアはミミの話に不思議そうに首を傾げる。ティアの持ち得る外の情報が少ないあまり、頭の中をステーキと孤児と盗賊という相容れない存在がグルグルと巡っていた。)
501:
ルーシエル [×]
2024-10-30 22:49:20
>499
(城内に侵入してすぐ、慌てるレドの様子に気付いて少しばかり…だいぶ?軽率だったかなぁと反省するも、どうやら入った瞬間袋叩きにされることはなさそう。前方の大きな階段を眺めながら、レドの言葉を聞いて)
うん、そうだね。真っ暗闇を進んでも壁に頭ぶつけちゃうし危ないね。あ、そうだっ。よいしょっと…うわわっ!い、イヤー!!!
(明るくしようと杖の先端に柔らかい魔力の光を灯し、ふふんっと得意げな笑みを浮かべようとした矢先…その光は格好の標的にされたようで、蝙蝠の群が甲高い鳴き声を発しながら迫り。杖をめちゃくちゃに振り回しながらやかましく叫んで)
(/ お返事遅くなっちゃってゴメン!)
502:
ミミ [×]
2024-10-31 00:48:18
>500
いいよ、気にしてないからさ。それに、私は辛いなんて思ってなかったし……あ~…外で住んでるからと言って、必ず幸せってわけじゃないんですよ?飢えで困ってる人もたくさん居ますし、そんな人達からいろんな物を奪う族も居ます…。
(謝罪するクレアに笑みを浮かべながら気にしてないと告げて、確かに悲惨な過去だったかもしれないがその表情からは本当に辛いと思ってはいないということがわかり。ティアが不思議そうに首を傾げるのを見ては、知ってる外の情報が少なく理解が追いついてないのだろうと判断して簡単に説明して)
それでね、その盗賊をどうしても許せなくってさ…追いかけて奪われた物を取り返そうとしたんだよね。私、昔から運動神経だけは自信があったから…けど、体格のいい男ばかりだったから無傷じゃ済まなかった。おまけに全部取り返せそうになくて…なんとか村長の短剣だけは取り返せた。ボロボロになって村に帰ったら…みんなに怒られたっけ…けど、その倍くらい心配をかけちゃったし、私が生きて帰ってきたことを喜んでくれた。
(当時のミミがかなり危険な判断をして、村人に止められながらも盗賊を追いかけたことを明かして。運動神経がいいのは半獣人だったからだが、ユリウスが聞いてる可能性もありぼやかして伝えて。だが、戦闘経験がある複数の男と、そういった経験がなく大人達の仕事を手伝って多少身体能力がいい半獣人とでは大きな差があるだろう。ボロボロになりながらも短剣だけは取り返し、戻って命に関わるほど危険なことをしたことについて怒られたが…生きて戻ったことに涙を流しながら喜んでくれたことを思い出して静かに微笑み)
503:
レド [×]
2024-11-01 12:43:40
>501
イヤーッ!!!っと……!クソッ、気付かれたか!
(ルーシエルに迫る蝙蝠めがけて、柳の枝のように大刀をヒュンヒュン振り回せば蝙蝠どもを両断して。だが安心している暇はない。今の騒ぎに反応したか、間髪入れずに2つの白い影が階段を駆け下りてくるのを確認して。サーベルを持ったスケルトン達だ)
ルー、下がれっ!狙われてるぞ!
(ルーシエルを入口の大扉の前まで押しやって、階段から襲い来るスケルトン達の前に立ちはだかり。侵入者を排除せんと、ルーシエルの放つ光めがけて迫るスケルトン達。暗がりという不利の中、連中からルーシエルを守ろうと必死なのだろう、いつの間にか呼び捨てになっており)
(/ 大丈夫ですよ、ゆっくり行きましょう!)
504:
ルーシエル [×]
2024-11-03 00:33:05
あ、ありが…うわわっ!!……こんにゃろめ~、やられっぱなしで黙ってられるかってんだっ、えぇい!!……あ、レド、危ないかもっ
(蝙蝠をやっつけてもらってホッと一息…する間もなく今度はホネホネお化けが2体!?距離と時間を前衛が稼いでくれている間に再び魔力を練ると、杖を両手でぶん投げるみたいに振り降ろし、魔力で圧縮した風を怒りに任せて打ち放って。真空の刃がレドの身体を掠めてスケルトンをぶち抜くと、カラカラと木琴みたいな音を立ててそれらが崩れ落ち。急いでふわふわ揺れる光源を引っ込め、レドを促しながら大階段の脇へパタパタと走ると、闇に紛れて息を殺して)
…まいったね、思ったよりいっぱい居るじゃん、お化け。全部やっつけてたらキリないよ…。でもさ、コイツらを動かしてるボスみたいのがさ、どっかに居るんじゃない?
(狙うは敵の親玉。小声で作戦…というにはだいぶ大雑把な考えを得意げに述べて)
505:
ルーシエル [×]
2024-11-03 00:42:22
(/ またレスアンカー付け忘れてる…(白目) >504は>503宛です。ゴメンなさい)
506:
レド [×]
2024-11-04 11:08:43
>504
なるほど。ザコは無視して一気に大将首を殺(と)りに行く、ってわけですね?いいね、カチコミらしくていいや……やろうルーさん。しかしそんな親玉、どこに潜んでいるものか……この階段の裏の大広間か、それとも上か……?
(自分が斬るまでもなく単なる骨の欠片に成り果てたスケルトン達を尻目に大階段の脇に潜り込むと、片膝ついてルーシエルに顔の高さを合わせつつ、彼女の提案に同意して。入口で感じたプレッシャーも親玉の物かもしれない。そんな大物はこの広大な城のどこに潜んでいるのだろうか。少しでも気配を感じ取ろうと、上下左右を見回し)
いずれにせよここからが本番だ、気を引き締めてかかりましょう。できればアレを見た連中が、ルーさんの力を思い知って逃げてくれればいいんですけどね、ふふ。
(一直線に親玉を狙うとしても、道中でザコとの戦闘はいくらか起こるだろう。ルーシエルの実力を恐れてザコが退いてくれる事を願いたい、そう苦笑いしながら、彼女が倒したスケルトンの成れの果てを親指で差して)
507:
ルーシエル [×]
2024-11-06 22:39:04
>506
うん、そうそう。どこに?そりゃ親分だもん、きっと王様がエッヘンって座ってる部屋みたいのに居るんじゃない?エルフの勘がそう言ってるよ、間違いないねっ
(カチコミってなんだろ…とぼんやり疑問に思いながらノリで頷いて。目指すは王座の間、根拠のない自信に後押しされた得意げな顔で持論を述べて。ちらりと階段裏の大広間を覗き見すると、割れた硝子の隙間から月明かりが所々差し込んでいて、全くの真っ暗闇というわけではなさそう。月追いの城、その異名がなんとなく頭に浮かんで)
あの大広間を抜けた先かな?広間はチョット距離があるから、またいっぱいお化け出てきたらヤバいかもしれないけど…。
一気に駆け抜ければさ、攻撃される前に抜けられそうじゃない?まぁ、レドの言うとおり私に恐れをなして大人しくしててくれてたら苦労しないんだけどね、へへへ。
(スポーツ選手のモノマネみたいな動きでアキレス腱を伸ばし準備運動を終えると、下からレドの顔を見上げて"準備はオッケー?"とその瞳に問いかけ)
508:
レド [×]
2024-11-08 21:32:22
>507
いやあのルーさん、魔物が俺達と同じように玉座で威張ってるタマとは限らないでしょ。そんな都合良く……行きそうだな……!
(なんとも都合のいいルーシエルの主張に片手で頭を抱えて呆れつつも、彼女に続いて大広間を覗き見て。真っ暗で陰鬱な玄関に比べ、月明りでほのかに青白く照らされた大広間は神秘的で、安らぎさえも感じる。だがその奥からは禍々しい強者の気配が漂っている……おそらく親玉はこの大広間を抜けた先にある、王座の間に鎮座していることだろう。前言撤回、ルーさんの見立ては正しい。そう思い直すと、ギュッと顔を引き締めて真顔になり、大広間の先を睨み)
よし、乗った。じゃあ行きま、しょうか、ね。あの、コケたりしないでくださいよ……いざとなったら俺、背負いますけど……
(もう迷いは無い、突撃あるのみだ。そう決意したようだが、その割には前髪をいじりながらソワソワしており。人懐っこくキラキラと上目遣いでこちらを見つめるルーシエルの眼差しが可愛かったから、だなんてこの土壇場で言えそうに無い)
509:
ルーシエル [×]
2024-11-13 22:13:33
>508
へへ、背負ってくれるのは、全部やっつけた後の帰り道ででもお願いしよっかな。じゃ、いくよ!
(心の準備も含め、なんだかんだでレドも大丈夫そう…だけど、なんだかモジモジしながら見られているような。ま、いっかとやや前傾姿勢で構えると、奥に待ち構えているであろう王座へと薄暗い中を全速力で駆け出して。長い髪を靡かせて懸命に手足を動かして走る様は野山を駆ける兎のよう……と思っているのは当人だけで、微妙な速度でバタバタと物音をさせながら大広間を走るその姿は格好の標的で)
ん、なんかモヤモヤしたのが集まって…って、こんにゃろ、やってけて…わっ、い、イヤァァァァ!!
(霧みたいな空気の濁りがいくつか生まれたかと思うと、ふわりと浮かぶウィスプの群が二人を意地悪そうに認識して。どんよりとした瘴気、本能的に身体に触れさせない方が良さそうと感じる粘っこい空気の塊が一斉に放たれて。迎え撃ってやろうかと一瞬横を見たその瞬間、足元の窪みに引っかかって盛大に転んでしまい。勢い余ってヘッドスライディングを華麗に決めながら頭上を通り過ぎる瘴気の塊を見送り、大広間の先へと続く扉に激突し)
あいたたた…、はっ、レド、ドア開けて、ドア!
510:
レド [×]
2024-11-17 18:54:40
>509
ルー!!!
(ルーさん、脚力は大丈夫か……?そう不安を覚えながら、全力とは程遠いゆったりした動作で走りながら後を追うと、突然目の前でルーシエルがずっこけて扉にぶつかったのに愕然として。自らもスライディングして瘴気を潜り抜けて扉の前に立つと、けたたましい音を炸裂させながら前蹴りで扉をブチ破り、中にルーシエルを押し込むと、急いで閉めて閂をかけ)
……ルーさん、宴会芸は勝ってからにしてくれ……今のは笑えないぞ。
(とりあえず霧の化物は撒けたか?ルーさんも無事そうだ。また仲間を失うかと思った……そう安心すると刀を地面に突き刺し、しゃがみつつ心底心配な顔でルーシエルを見つめて。扉の中は窓から月明りが差し、壁沿いに椅子が並ぶ小部屋になっており、奥には金の縁取りや紋章で飾られた豪華な鉄の扉がある。ルーシエルへの心配が先に立つあまり、ここは玉座の間に繋がる控室で、この鉄扉を開ければ目指す玉座と対面できることにレドの方は気付いておらず)
511:
ルーシエル [×]
2024-11-20 19:26:01
…はい、ごめんなさい。
(敵を目の前にして盛大に転んで、さらには扉に激突するという失態を晒したことにしょぼんと項垂れて。彼のトラウマを刺激する仲間の死に直結しかねない失態。こうなったら奥に潜んでいるに違いない敵の親玉をやっつけて名誉挽回するしかないと、手にした杖を握り直して。幸い、あんまり引きずることなく頭の切り替えが出来るくらいには単純な気質。下ばっかり向いてられるかってんだっ)
レド、ここを進んだら、きっといよいよ親分とご対面だよ。ところで私、作戦があるんだけどさ。
…レドが扉をばーん!って開けるでしょ?そしたらそこに敵がわらわら来るじゃん。それを前衛が食い止めてる間に…私が横から親分を狙い撃ちするってのはどう?
(灰色の瞳をキラリと輝かせて、やや単純な戦術を得意げに披露すると、水平に構えた杖で射撃するみたいに片目を瞑ってまだ見ぬ標的に狙いを定めて)
512:
レド [×]
2024-11-25 21:46:44
>511
(対面?扉?何を言っているのかと周りに目を向けると、いかにも玉座がありそうな豪華な鉄扉に気付き。あれか……と呟きながら扉を見つめると、苦笑いしながらルーシエルに向き直り)
やれやれ、簡単に言ってくれるなぁ。まあいいでしょう。そういえば剣士なら剣士らしく魔物狩りしてろって言ってましたよね……思う存分見てください。
(すっと立ち上がって地面に刺した刀を引き抜き、ポケットから取り出した小瓶の液体を刀身に振りかけて。瓶を投げ捨て刀を掲げると、塗れた刀身が青白い光を帯びていき……瓶の中身は聖水である。アンデッドへの特効、そして自分が目立って敵を引き付ける効果を期待しているのだ。輝く刃を静かに見つめる姿は真剣そのものであり……依頼を受けた時から自分が囮になる覚悟はできていたのだろう)
じゃあ行きます……あ、そうだ。昔ルーさんと同じポジションだった立場としての意見ですが。
……敵を狙うときは、名誉挽回しようとか、外したらどうしようとか、余計な事は考えなくていい。ただ敵を仕留めることだけ考えればいい……以上です。
(おそらく親玉が待ち構えているであろう鉄扉の前に立つと、扉の方を向いたままルーシエルにアドバイス……昔の自分の失敗に基づいたアドバイスを静かに投げかけて。彼女が先の失敗を取り返そうと気が逸っているのではと感じてのことだろう。そして言い終わるや否や後ろに下がり、鉄扉めがけて突進すると、肩から扉をブチ破って部屋の中へと突入し……!)
(/だいぶ遅くなってすみません!)
513:
労働 [×]
2024-11-26 09:18:19
(/参加しようかなと思っており参加希望なのですが、大丈夫なのですか?
514:
労働 [×]
2024-11-26 09:18:19
(/参加しようかなと思っており参加希望なのですが、大丈夫なのですか?
515:
労働 [×]
2024-11-26 09:18:19
(/参加しようかなと思っており参加希望なのですが、大丈夫なのですか?
516:
ルーシエル [×]
2024-11-29 22:49:04
>>512
(聖水に濡れた滑らかな刃は、夜空に浮かぶ欠けた月みたい。その冷たい輝きがレドの覚悟を表しているみたいで、無意識に杖を握りなおして。その直後、大きな音と共に開け放たれた扉の奥に、それを見た)
…ッ!
(王座の前に佇むのは、柔らかい月光を受けぬらりとした光沢を浮かべる体躯の魔物と思しき巨体。六本の手足をゆらゆら唄うように動かして仮初の命に似た何かをアンデッドに纏わせるその姿は、数多の楽器隊を導き巨大な音像を創り出すオーケストラの指揮者のよう。悪意を持って世に放たれた数々の旋律ーースケルトンやウィスプ等の群れが、剣士と魔法使いという五線譜には居場所のない異質な二人を排除しようと迫り来る…!)
…親分が虫っぽくてやなヤな感じだけど、敵が待ち構えてるのはお見通しだよっ、えいっ!!
(小さく圧縮した魔力を散弾みたいに扇状に撃ち放って、複数のアンデッドを無力化して。それでも、弾丸の雨を掻い潜ったアンデッドが二人目掛けて距離を詰めて)
レドっ、そっちお願い!
(/ こっちこそ遅くてごめん!この月末月初はすんごく忙しいから、のんびりペースだと助かる…!)
517:
ルーシエル [×]
2024-11-29 22:54:05
(/ 労働さん。今トピ主さんがお忙しくて顔出し出来ない状況っぽいですが、別で立っている打ち合わせ用トピに、キャラシートを投稿してみては如何でしょう?)
518:
レド [×]
2024-12-04 22:47:05
>516
(ルーシエルの目の前で稲妻のような閃光が走ると、彼女が撃ち漏らしたアンデッドは青い炎に巻かれながら燃え尽きて。レドが薙ぎ払ったのだ。その勢いのまま、レドはルーシエルの横に立ち)
ハッ、Bランク勢を相手になんとも豪華なお出迎え。光栄じゃないですかルーさん。確かに当主の虫みたいなセンスはいただけないが。
まあ安心してください。俺は昔から得意なんだ……世の中のためにならない害虫の駆除ってヤツが……!
(敵陣の真っ只中にいる緊迫した状況に似つかわしくない、穏やかな顔でルーシエルと親玉達を見比べて。ルーシエル。そそっかしくて子供っぽいが、躊躇なく戦端を開く姿はやはりひとかどの戦士。得体の知れない連中を産み出す異形の怪物の相手など、冒険で心の傷を負った自分一人では到底立ち向かえそうに無かったが、彼女と一緒ならやれそうだ……もう迷いは無い。やがて「害虫駆除なら任せろ」と言わんばかりに、ルーシエルからもらった虫除けのブレスレットを着けた左手を掲げつつ、敵陣へと歩を進めていき)
聞けバカどもッッ!!当代最強……あー、「首狩り」様に次いで最強の剣士・レドがお前らのタマを取りに来た……俺を殺せるものがあるか!
(寄ってくる有象無象に青い三日月の剣閃を浴びせて駆逐しつつ、部屋の中ほどへ進み出て仁王立ちすると、大音声を上げながら親玉とその眷属に青く輝く刃を突きつけて。これだけパフォーマンスすれば敵を引き付けられるだろうか?「手筈通りにやりますから、あとよろしくお願いします」と言いたげに、空いた左手で背中越しのサムズアップをルーシエルに送って)
(/ 了解です!レドからも「ルーさんのためならいくらでも待てる」と伝言を預かっています。)
519:
ルーシエル [×]
2024-12-08 01:42:10
>518
(ぬらりと眩い光を帯びた長刀を操り亡者達を切り捨てて無力化するレドの巧みな刀捌きに見惚れながらも、謙虚に"首刈り"さんへのリスペクトを忘れないところに彼らしさを感じて口元を緩めて。でもその腕前を危険視したのか、はたまた本能的に何かを彼の姿に感じたのか。有象無象のアンデッドはその動きを止め、代わりにスライムに似た柔らかそうな塊が六体、ふわりと宙に浮かび虫親分を守るように浮遊する。ん、スライム…?)
レド、ばっちり…!…あのスライムみたいのも纏めてやっつけるよ…!
(かつてスライムの群れを退治したときみたいに、小さく圧縮した魔力の弾丸で浮遊する一体を正確に撃ち抜き。コアを潰されたそれが溶解するみたいに崩れ落ちるのと同時に、二匹目を同じ要領で撃ち抜くも…飛散したコアが再び融合しその射撃をやり過ごして。それならばと振り払った杖から放たれた火炎が複数の塊を焼き払うと、一体は悍ましい音を立てて蒸発しながらも、その他は粘性を持った身体で炎を飲み込んで握り潰して。…一度見た攻撃を学習してるんだ…直感でそれを感じ取ったその瞬間、消滅した二体が再生され、六体の塊が一斉に火炎を纏った小さな魔力の弾丸を射ち放つ!)
っ!!…なにさ、真似っこ!!
(左肩に焼けるような鋭い痛み、一発喰らったみたい。二人の眼前、空気中に描き出された幾何学模様が、間髪入れずに射ち放たれた二発目を防いで。六体全てが同時に同じ攻撃を仕掛けてくる…並列化されたレプリカみたい)
…レド、見てた?…あれは多分、一度に六体全部を仕留めないとダメだと思う。…残念だけど今の私の魔力じゃ足りないよ。
…前に教えてくれたよね?「竜狩り」のこと。…一撃で賊を殲滅したって。…アンタがもう一度それをやってくれて、六体が再生するまで少しだけ時間をくれたら。私はありったけの魔力をあの虫親分に叩き込んでやること、できると思う。
(魔力が描き出した防御膜のカーテンがあと何発耐えられるのかわからない。かつて彼が仲間を亡くした出来事を追体験させるみたいに残酷な仕打ちだけれど。きっと乗り越えられると信じたから、"できるよね"と最後に付け加え、手にした杖を握りしめそこに魔力を篭め始めて)
520:
レド [×]
2024-12-15 01:54:40
>519
(ルーシエルが「竜狩り」を求めた時には、既にレドは敵に対して半身に構え、腰を落とし、肩に担いだ大刀に気合を溜める所作―――「竜狩り」の発射シークエンスに入っており。見たところルーシエルはスライムの相手に慣れているようだが、そんな彼女が異常な再生力と模倣能力を持つ今回の相手に押されているのを目の当たりにして、最早「竜狩り」を撃つ以外に手立てが無いと決心していたようだ。覚悟を決めて握る刀の刀身が、聖水の魔力に闘気が加わったことで光を増していき)
―――依頼を受けた時から感じていたよ。アンタは鬼だとな……!
そして、優しい人でも……クッ、痛い……怖い……だが!
(スライム、否、その先の虫親分を睨みつつ、顔中に汗を吹き出しながらルーシエルに語りかけて。炎に巻かれる仲間を尻目に大技を決めるという、仲間を失った時と同じ運命を辿ってしまった。そんな心理的抵抗と、刀に闘気を集中させる苦しさで顔が歪む、目まいや頭痛が走る、意識が飛びそうになる……だがこの人が「竜狩り」に何を求めているかは理解している。自分の命を張ってまで俺を立ち直らせようとしてくれているのだ……!絶対守らねば……!そんな決意が青年を踏ん張らせる。何秒か経った後、一歩踏み込んで更に腰を落とし。どうやらチャージが完了したようだ。闘気と魔力、異なる2つのエネルギーが融合した刀身がバチバチと音を鳴らしながら一層激しく輝き、青白い光がルーシエルの全身をも照らし始める!)
……俺にこれを使わせたからには、百年は語り継いでもらうぞ!あいつらじゃ到底真似できない、レドの魔法……!
必殺の、「竜狩り」をッッッッッ!!!
(身を翻しながら光輝く刀を振り抜くと、刀から解放されたエネルギーが青い満月のような光波となって飛翔する!その光波の前に六体のスライム達は吐き出した炎もろとも跡形もなく吹き飛んで……いやまだ光波は止まらない。粒子の尾を引き、陰鬱な闇を切り裂きながら、スライムの後ろに控える虫親分めがけて彗星のごとく飛んでいき。この「竜狩り」、木っ端どもだけにやる安い技じゃない。本当の狙いは虫親分(オマエ)だ!)
今だ!撃てーっ!撃ちまくれ!!
(光波は虫親分の胸当たりに着弾して、敵の巨体を覆うほどの爆発を起こす。できればこのまま倒れて欲しいのだが、負傷したルーシエルの援護にはなるだろうか。刀を振り抜いた姿勢のまま叫び、彼女にトドメを促して)
(/大変お待たせしてすみません……「竜狩り」完成です。トドメお任せします!)
521:
ルーシエル [×]
2024-12-18 22:56:05
>520
(レドの咆哮と共に撃ち放たれた青白い光の波が六つの浮遊体を跡形も無く消し飛ばす!それでもまだ破壊衝動を失っていない波が、背後で蠢く敵の親玉を襲って。硬そうな甲殻を引き裂き致命傷とも思えるダメージを与えながらも、六本の脚を地面に付けなんとか踏みとどまった蟲の化物が感情の見えない大きな眼で二人を威嚇し。――レプリカセットの再生を試みる…!)
…百年でも千年でも語り継いであげるよ!…だって私はエルフだからねッ!このままトドメいっちゃうよ!!
(レドの「竜狩り」を学習したアイツらが複製されたら、きっともう勝ち目はないのだから。大っ嫌いな虫みたいな異型に全力で距離を詰め大きく跳躍!…地面から浮いたのはせいぜい50cmくらいだけれど。両手で掴んだ杖を振り下ろして敵の顔面を引っぱたくと同時に、ありったけの魔力を叩き込めば、鋭い閃光と共に生じた爆発音が鼓膜を麻痺させ尖った長耳をぴくぴくさせて。涙目になりながらも、崩れ落ちる敵の身体が視界に入り)
…やっつけた…やっつけたよッ!…アレ?
(レドの竜狩りを喰らった矢先に直接魔力を叩き込まれ硬そうな身体を崩れさせながらも、こちらを道連れにするみたいに掴み掛かろうと長い腕が伸びてきて。魔力はもうスッカラカンの空っぽ。あ、やばい、レド、私死んだ。こんな虫みたいなヤツに………ん、虫…?そういえば私、虫対策した…!自身の左手首に付けた炎の魔力を練りこんだブレスレットを引きちぎって掴み、覚悟を決めてポカッ!と虫親分の身体に小さな拳を叩き付ければ、炎を纏いながら断末魔の奇声を上げて虫親分が灰と化して。――有象無象のアンデッドを生み出していた元凶が朽ち果てたからか、はたまた老朽化が進んだ城に戦闘の衝撃がとどめを刺したのか。ガラガラと天井や城壁が崩れていき、足元が揺れて)
い、イヤアアァァァッ!!レ、レド、生き埋めになる前に逃げるよッ!…ほら、早く!
(もう魔力も体力も全部使い切ったのだからと、長身の彼に手を伸ばすことで、担いで運んでと無言のアピールをして)
(/ペースは全然大丈夫!むしろこっちにあわせてもらってありがとうございます…!かっこよく決めてもらえたので、お言葉に甘えてトドメをば!)
522:
レド [×]
2024-12-23 22:00:55
>521
(い、一撃では殺(と)れなかったか。ならもう一発と意気込んだ矢先。ルーシエルが親玉に突撃して、魔力を込めた杖で頭をブン殴っている光景に絶句し、炸裂する閃光を片手で防ぎながら固まって。なっ……!「叩き込んでやる」ってそういう……いや驚いてる場合じゃない、援護しなければ、と慌ててルーシエルに駆け寄れば、彼女の拳で燃え尽きる虫親分を前にして呆然と立ち尽くして。マジかよ、このバケモノを殴り倒したぞこの人……)
……フッ、はははッ……見てるかアーダン、ペトラ。お前たち、とんでもない人を俺の前に遣わして―――!?
クッ、しっかり捕まっててくださいよルーさん。後は俺の仕事だ……デヤアッ!!
(親玉を討ち取った途端に始まった崩落、差し伸べられるルーシエルの小さな手。感傷に浸っている暇は無い、やるべきことはただ一つ。彼女を背負って駆け抜け、瓦礫の降る玉座の間を飛び出し。気合を発しながら刀を振り上げ地面に衝撃波を走らせれば、ウィスプを撒くために閂をかけてしまった扉を粉砕し、大広間へとなだれ込み。このまま突っ切り、急いで入口から脱出する―――切羽詰まった状況、荒い息と汗からレドにも疲労の色が見える。それでも焦っている様子は見られない、むしろどこか落ち着いてすらおり)
―――背中が心地良い。これが生命の暖かさってヤツか……
今度こそ、共に帰るんだ……!
523:
ルーシエル [×]
2024-12-25 23:44:54
>522
うん、悪いけどお願いするね…って、うわっ、高っ!
(想像以上に高い視界に驚きながらも、広い背中の安定感にやや安堵し…たのも束の間。脱兎の如く凄い速さで来た道を疾走するスピード感に狼狽えて)
ちょっ、レド、そんな急いだら転ぶよっ、って、ドア!ドアにぶつかるー!!
(ブレーキは掛けられず扉が迫ってくれば、反射的に目をギュッと瞑ってしまう。けれども激突する衝撃は訪れず、激しい破壊音に長耳をぴくり。打ち抜かれた扉を振り返って眺めていると、みるみるうちに入口を抜けて。小さくお礼を言って降ろしてもらうと、足が地面の感触を忘れてたみたいに躓いて転んだ後、立ち上がって)
はぁ…ありがと、助かったよ。レド、やっぱりアンタ走るの速いね。
私も本気出せばエルリンピック出場狙えるかなって思ってたけど…ちょっとレベルが違ったよ、へへ。
(怪しげなエルフのスポーツ祭典について語りつつ、ようやく安堵してふにゃっと笑って。ふと後ろを振り向くと、月明かりに照らされた古城の一部が、ゆっくりと崩れながら湖に沈んでいく様子が視界に入って)
…月追いの城…ちょっと壊れちゃったけど…報酬はちゃんと貰えるよね。…とりあえず、帰ろっか?
524:
レド [×]
2024-12-27 16:52:44
>523
(無我夢中で崩れ行く城の中を走り抜けると、いつの間にか柔らかな月明りと澄み切った風を肌に感じて立ち止まって。どうやら脱出できたようだ。ルーシエルを背中から降ろし、役目を終えて聖水の光を失った刀を鞘に納めると、優しい笑顔をこちらに向ける彼女へ向き直り)
帰る……?そうか、今度こそ終わったんだな……
(ルーシエルの無事を確認すると緊張の糸が切れたのか、膝から崩れ落ちて地面に座り込んで。子供のようにぺたんと座る姿からは、城の中で見せた荒々しい有り様はどこにも感じられない。うつむきながら乱れた呼吸と吹き出る汗を整え終わると、穏やかな表情で湖面を照らす青白い月を見上げて)
冒険なんて二度としないつもりだったが……これであいつらも許してくれるだろうか。
525:
ルーシエル [×]
2024-12-30 21:39:26
(/ お返事遅くなっててごめんなさい!お休みに入ったとたん背後が風邪で寝込んでしまって…だいぶ良くなってきたので明日にはお返事できそうです…!)
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(C) Mikle