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冒険者ギルドの日常/511


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自分のトピックを作る
461: レド [×]
2024-10-10 23:33:38

>458
あっはははは、出禁は勘弁だなぁ。ルーさんやクレアさんに合わせる顔がなくなる。ま、森と言っても、ここは城主の手が加わってるんだ。アレを辿れば城まで迷わず着けますよ、ホラ。
(森を焼いたらギルド出禁だと怒られてもケタケタ笑って余裕の顔で、城主が整備したであろう林道を指し示して。昔はこの道を使って城主が政庁や市街まで登ったり、あるいは逆に行商や客人が城へ参じたりしたのだろう。多少荒れてはいるが視界は開けており、道幅も馬車が通れるほど広い。腰に帯びていた地図の巻物を広げながらそう説明する様子からして、さっきのはジョークだったのだろう)

……頼みますよルーさん。あなたは女エルフという身で一人旅ができて、俺の大刀にも立ち向かえる度胸の持ち主なんだ。本当は死んだ俺の仲間2人を合わせたくらい強いんじゃないかって……俺は信じてる。
(ルーシエルの魔法によって小瓶の液体が球となって宙を舞い、弾け飛んで霧となる不思議な光景をしみじみと見上げつつも、得体の知れない森の雰囲気に呑まれている彼女の肩をポンと叩いて励まし。そして大刀を頭上で掲げると、ルーシエルが起こした霧で刀の目釘を湿らせて。これは刀身と柄を繋ぐ目釘が抜けにくくするための所作……刀を抜いて戦闘に入る所作だ)

じゃ、行きますか。暗くなる前に突破しないと。
(ルーシエルの無言の仕草に応えるように、彼女の背丈ほどもある大刀を頭上で抜き払って長い刀身を晒すと、そのまま林道へと踏み込んでいき。潜む魔物の不意を突かれないように、急ぎすぎてルーシエルを置き去りにしないように……全身の神経を研ぎ澄ませながら)


462: クレア/ティア [×]
2024-10-11 12:11:24

>457

少し気分が優れないようです…外の風に当たって来ますね……

(自分の意思に反して身体の震えは治まる様子を見せず、このままでは誤魔化しが効かないと考えたティアは馬車を止めさせると足早に外に出た。外に出るなり、近くの木に手をついて前屈みの体勢で「ハァ…ハァ…」と苦しそうに呼吸を整える。)

ミミちゃん…ありがとうございます。私はもう十分に元気付けられたので聖女様の元へ行ってあげてください。

(自身の肩に添えられたミミの手を愛おしそうに両手で包み込み自身の胸の辺りに抱き寄せると、口元を緩めた安心したような表情で礼を言った。そして、ティアの異変を察するなり手を離すと、自分よりもティアと居る時間の長いミミが適任だと判断して傍に寄り添うように促した。)

463: ミミ [×]
2024-10-11 20:37:50

>462

クレア…わなった、行ってくる!

(口元を緩めて安心した表情を見て、クレアの言う通りもう大丈夫そうだと判断して。ティアと共に行動する時間が長い自分に寄り添うように促されると、口元に笑みを浮かべて頷き馬車から出て。出る際にティアの様子を見て、心配そうな表情を浮かべて)

聖女様…大丈夫ですか?すみません、聖女様がされたことを聞いていたのに気が回らなくて…

(馬車の中では前屈みになっていることしか分からなかったが、馬車を出た時点で苦しそうに呼吸をしていることに気づいて。ティアに近づいて背中を優しく擦りながら、ユリウスからレイラがティアにしたことを聞いていたのに気が回らなかったことを謝罪して)

464: ティア [×]
2024-10-12 18:14:45

>463

ミミさんは何も悪くありません…私の方こそ取り乱してしまい申し訳ありませんでした…

(背中を擦られると次第に呼吸は穏やかになり、幾分か楽な表情となったティアはミミへと向き直った。自身に向けられた謝罪に対して首を横に振ってミミには非はないと否定すると、些細なことに取り乱した自分が悪いと逆に頭を下げた。レイラに対して強いトラウマを持っている様子のティアだが、元はレイラに護衛を依頼する予定だったということから聖教国側はティアの精神状態など二の次で生きてさえいれば良いという考えであることが見て取れる。)

465: ミミ [×]
2024-10-12 19:39:32

>464

…頭をあげてください、聖女様。聖女様の方こそ、何も悪くないじゃないですか…トラウマになる程の被害を受けたのでしょう?謝る必要なんてありませんよ…聖女様、何か困ったことがあれば私に遠慮なく相談してください。私は、聖女様の護衛ですから

(取り乱したことに対して頭を下げるティアに、頭を上げるように告げて。クレアからすれば可愛い妹かもしれないが、ティアからすればトラウマの象徴…トラウマになる程のことをされて、ティアは被害者なのだから謝る必要なんてないと告げて。本来レイラが護衛につく筈だったが、もし本当にレイラが護衛についていたらティアは生きた心地がしなかっただろう…ある意味自分達が護衛で良かったと思い。ティアに寄り添いながら、遠慮せず何でも相談してと優しく微笑みながら話して)

466: ルーシエル [×]
2024-10-12 22:47:55

>461
あ、ほんとだっ、道が残ってるね!暗くなると森の中は怖いし、急いで抜けちゃおう!
(自分よりだいぶしっかり者なレドに促され見つけた古い林道を見ると、思いの外さくっと森を抜けられそうな気がして心が軽くなり、明るい声を発して。私の背よりおっきいかも…と思わせる大刀のインパクトもあり、頼りになりそうな相手とパーティ組めてラッキー、くふふ…と含んだ笑みを飲み込み。それでも油断は禁物、ふわふわと揺れる柔らかい炎を杖の先端に浮かべ魔力による即席のセンサーを拵えて。フフン、と得意げに横を向きレドを見遣るも…あれ、居ない。すでに林道へと踏み込んでいる彼の背中を、風船を持った子供のようにフワフワと魔力探知の炎を従え、小走りで追って)

…ねぇ、レド。お城はお化けだらけってことらしいけどさ。レドはそういうモンスターを退治したことってある?ウィスプとか、スケルトンみたいなヤツかなぁ。
(林道を進みながら、そういえば今回の依頼で出くわしそうな魔物のイメージを呟いて。神経を集中させて進む彼にしてみれば雑音もいいとこだろうけれど、お喋りな気質と薄気味悪い森の雰囲気から、ついつい言葉を掛けて)

467: ティア [×]
2024-10-13 03:05:09

>465

ミミさんは本当にお優しいですね…実を言うと貴方々に実際にお会いするまで気が気ではなかったのです。なにか失礼をしては罵声を浴びせられるのではないか…叩かれるのではないか…と。けれど、その心配は杞憂に終わりました。依頼を受けてくださったのがミミさん達で本当に良かったです。

(言われた通り頭を上げると、ティアはミミの気遣いに感心した様子で瞳を潤ませた。ティアの面識のある冒険者と言えばユリウスと同様にレイラくらいのものであり、冒険者という職業に野蛮な偏見を持つのは当然である。会ったこともない冒険者に命を預けるに当たり、どんな仕打ちが待ち受けているのかと心配していたティアはその胸中を打ち明けると、心配が杞憂に終わったことを確信して憑き物が取れたような笑みを浮かべた。)

468: クレア/レイラ [×]
2024-10-13 06:38:55

不死鳥の翼 過去編「決別」

(神竜との戦いから数日後、雨雲に覆われたデュランダルの街並みと同様に、いつもは人で賑わうギルドは陰鬱な空気が立ち込めていた。その原因は言わずもがな、苛烈な戦いにより初めて仲間を失ったことで心身共に深く傷付いた不死鳥の翼の面々によるものである。とくに著しく憔悴していたのは、兼ねてよりカルロスとの恋仲が噂されていたクレアであった。品行方正で知られる彼女はこの数日間、人が変わったように食堂の一角を占拠しては浴びるように酒を飲んでいた。)

姉さま…これ以上は体に障る。あの戦いで姉さまは相応の代償を払っただろう?もはや長くない余生をこれ以上無為に削るようなことをするな…そんな状態では亡くなったカルロスが浮かばれないぞ。

(酒の空瓶が机上と床を問わず散乱した状態を見て、レイラは小さく舌打ちをした。見るに堪えない姉の醜態に対する怒りは勿論、姉をこのような状態に追いやった自分の力不足に対する苛立ちによるものである。包帯に巻かれて首から吊り下げられた自身の右腕を揺らし、酒瓶を蹴散らしながらクレアに迫ったレイラは新たに口に運ばれようとしていたグラスをクレアのその手ごと鷲掴みにして制止し、クレアの虚ろな瞳を真剣な眼差しで覗き込むと、溢れ出しそうな感情を抑え努めて冷静に説得を試みる。)

…煩い

(レイラの懸命な訴えは、冷たく放たれた一言に一蹴された。今のクレアは恋人を喪って憔悴した上、過剰に摂取した酒によって正常な判断を下せる状態にない。今の彼女にとってレイラの訴えは雑音に他ならなかったのだ。レイラの手を雑に振り払うと、反動で大きく水面の揺れた酒を口につけ、瞬く間に飲み干した。そして、慣れた手つきで新しい酒瓶を開けてグラスに注ごうとした刹那、再びその手が抑えられた。クレアは掴まれた自身の手にポツリポツリと伝う温かい感触の正体が分からず、虚ろな表情のまま思わず首を傾げた。)

姉さま…!なぜ分かってくれないんだ…!姉さまがいなくなっては誰よりも私が悲しむのだぞ…!お願いだから…酒をやめてくれ…

(誰よりも慕っていた姉に冷たく突き放されたことで、抑え込んでいたレイラの感情は決壊した。瞳から大粒の涙を流しながら感情的に声を張り上げるその様は、いつものお高くとまった勇者様からは想像もつかない程に弱々しいものであった。いくら強がっていてもやはり人間誰しも心の拠り所がある。その拠り所から拒絶されたのだからレイラの反応は当然のものであろう。しかし、その悲痛の叫びはクレアに届くことはなく「パリンッ!!!」という瓶の割れる騒音により掻き消された。)

……姉さま…?………
……もう知らぬ…勝手にしろ…

(騒音と共に大きく視界が歪んだ。次第に目の前の世界が赤く染まり何事かと纏まらない思考を整理する。自分が酒瓶で殴られたことを理解するのにそう時間は掛からなかったが、心が現実を受け入れられずレイラはしばらく放心状態で立ち尽くした。ようやく心までも現実を受け入れると、服の袖で血と涙を拭い、拳を握り締めて沸々と湧いてきた怒りを押し殺した。理不尽な拒絶により、もはやクレアへの愛情は憎悪へと変わっており、ゴミを見るような冷めた目でクレアを一瞥すると「勝手にしろ」と言い残してギルドを後にした。)

469: トピ主 [×]
2024-10-13 06:43:55

レイラと決別した原因であるクレアの酒カスエピソードです。
これを機にレイラの我儘に拍車が掛かることになりました。
多分現段階だと多くの参加者様にとってレイラはただの傲慢勇者というイメージなのかと思ったのでエピソードを投稿した次第です!
普段はツンとしてますが本当は仲間想いの良い子なんです(>_<)

470: ミミ [×]
2024-10-13 08:54:52

>467

…本当に酷い人だったんですね…えぇ、私とクレアは絶対にそんなことはしないですよ。最初にも申し上げましたが、聖女様のことは命に変えても守りますよ!
……聖女様、最初の方にした話…覚えてますか?抜け出したいかって話…。この依頼が終わったら、聖教国から抜け出して自由になりませんか…?

(クレアとティアの話を聞いていると別人の話をしているようにも聞こえてくるが、残念ながら同一人物…どちらの話も信じていることもあり、少々複雑な気分でそう告げて。憑き物が取れた笑みにつられて笑みを浮かべて、再度命に変えても守ると告げて。最初の頃の会話で思い出した「この国から抜け出したいか」という話を再び持ち出して、一緒に抜け出せないかと誘って。今現在ミミとティアのみだったため、チャンスだと思ったのだろう)

>468
>469

(/当時のクレアは本当に荒れてたみたいですね…レイラの今の行動も決して許される行動ではないかもしれませんが、何かのキッカケで少しずつクレアや周りの人達に寄り添えるようになるといいですね…。)

471: レド [×]
2024-10-13 16:04:44

>466
うーん、無くはない。んですけど、俺も「首狩り」に憧れて冒険者になった身、アンデッドだ幽霊だの相手は好きでも得意でもない……スケルトンはともかく、ウィスプみたいな実体の無い奴はアーダンに任せっきりだったし。一応武器にエンチャントする聖水は持ってたけど、正直ルーさんが頼りだなぁ。
(ルーシエルの杖から浮かぶ魔力探知の炎を見ると、「こんな魔法も使えるのか」と内心感心し、彼女の話に付き合うことにして。炎(アレ)があれば多少の奇襲はどうにかなる、彼女の気を紛らわす事を優先しよう、と。しかし時折ルーシエルにちらりと顔を向けながら魔物の話をする姿は年相応の頼りないもの。「首狩り」が目当てで冒険者になったレドはアンデッドの類には興味がなく、対処は仲間の魔術師に任せきりだったのだ。「これからはこういう事も自分で対処しなきゃならないのか。ぐぬぬ……」とレドが呟いたその直後、ルーシエルが灯した魔力探知の炎が揺らぎ出し)

この通り!俺は力押ししか能が無くて、ね!
(その途端、ルーシエルの眼前で、茂みから飛び出した3メートル近い高さを持つ熊の胸に大刀を突き入れて。そのまま熊を蹴り倒して引き抜いた刀を、地に伏した熊のノドに突き刺して絶命させると、ルーシエルに振り返り)


~~~

>468
>469

(/こりゃ酷い……こればかりはレイラに同情、この有様ではレイラ一人じゃどうにもならなかったことでしょう。それにしても、こういう時こそチーム最年長として生き残りをまとめるべきタコ坊主、ダンテは何やってたんですかね……)


472: ティア [×]
2024-10-14 15:01:10

>470

…!大変嬉しいお誘いなのですが…返答には少しお時間を頂けないでしょうか…?もし今ここでミミさんの手を取ったとして、この国に残す家族の身が心配なのです…

(再度宣言された命に変えても守るというミミの意気込みに、ティアは少し頬を赤くして照れた様子で感謝の意味を込めたお辞儀で返した。そして、続けられたミミの大胆な提案に思わずピクリと身体を震わせて反応すると、顎に手を当てて深刻な表情で考え込んだ。自由への強い憧れを抱くティアにとって魅力的な提案である一方で、国を捨てた際に残された家族は異端として極刑は免れないことであろう。ティアの選択ひとつで失われる命のことを思うとすぐには決断を下せないようだ。)

473: トピ主 [×]
2024-10-14 15:09:42

>470

(/そうですね…様々なイベントを通してレイラにはこれから更生してもらいたいと思っています!)

>471

(/普段はどちらかと言えば加害者側のレイラですが、この件に関しては本当に可哀想ですよね…ダンテはこの時には自慢のハゲ頭に包帯をグルグル巻いて入院しています。)

474: ミミ [×]
2024-10-14 17:08:49

>472

んー…確かに、それは心配ですね…。抜け出す手段は考えていましたが……ちなみに、家族の居場所は?

(既に聖教国から抜け出す方法まで考えていたことを明かしたが、ティアの家族のことまでは気が回ってなかったようだ。確かに、ティアが姿を消したことを「抜け出した」と思われれば、家族の命は危ないだろう…新しい策を考えようとしており、家族の具体的な位置を尋ねて)

475: ティア [×]
2024-10-15 22:15:17

>474

…たしか……あれ…?思い出せない…?すみません…幼い頃に親元を離れたので記憶が曖昧なようです…とても大切な想い出だった筈なのですが…

(家族がいるであろう自分の生まれ故郷の名を出そうとするが、どれだけ記憶を辿っても大好きだった筈の故郷の名前が浮かばない。ティアは酷く困惑した様子で頭を抱えるが、すぐに顔を上げて視線をミミへと戻すと自分自身の不甲斐なさを謝罪した。幼い頃の記憶故に曖昧なものになったのだろうと安易な推測を述べるが、故郷の名はそう簡単に忘れるものではない。ティアの動揺を見るに、親元から離された際に脱走を防止する為に教会によって記憶の一部を改竄されたと見るべきであろう。)

476: ルーシエル [×]
2024-10-15 22:41:12

>471
(ふわふわ浮かぶ炎の不可解な動きに小首かしげ眉を顰めた矢先、襲い掛かる巨大な熊とその素早い襲撃を物ともせず返り討ちにしたレドに驚愕し、大きく目を見開いて)

ヒエッ……あ、ありがと。これだけできれば十分だよレド…!やっぱり前衛と一緒でよかったよ…。
(森全体が揺れるような大きな音を立てて倒れた巨熊にゾっとして、先ほどよりレドとの距離を詰めてちょこちょこ早足でその背中を追って。更に歩いていくと、ようやく森を抜け湖のほとりに辿り着いて。黄金色の光が湖の水面に柔らかく反射し幻想的な風景が広がり)

わぁ…、綺麗。あ、お城にはあの橋で渡れそうだねっ。
(キラキラ光る湖をうっとり眺めながらも、中央に浮かぶ城へと続く橋を見つけ額に手を当ててそれを眺めて。お城と同じくだいぶ古そうだけど、造りはしっかりしていそうで歩いて渡れそう)

477: ミミ [×]
2024-10-15 23:07:26

>475

…なるほど…思い出せないなら仕方ありませんね…。情報がないと打つ手がありませんし…思い出せたら、言ってくださいね。

(故郷の名前を忘れたことに違和感を持ち、それだけ大切な記憶を簡単に忘れられるわけがない…恐らく聖教国に記憶の改竄、消去をされた可能性があることに気づき。そのことを明かすと恐らく動揺するだろうと思ったのか、敢えて何も言わず思い出したら言ってくださいと笑みを浮かべて話して。ティアの家族を探す方法をいくつか思いついたが、今すぐに実行できるものばかりではない。一番早い方法は、この依頼をこなす最中どうにかして家族の居場所を特定すること…。)

478: ティア [×]
2024-10-17 17:27:53

>477

…はい…私の為にそこまでしてくださってありがとうございます。

(故郷の記憶がないことを認識すると、その喪失感からティアの瞳は一層影を落とした。自由も記憶も奪われ、もはや想い出に縋ることすら許されないティアの現状は悲惨そのものであり、籠の中の鳥の方がまだマシなものであろう。それでもミミの言葉に一筋の希望を見出して、真っ直ぐに視線を向けて礼を言った。)

(/返信遅くなり申し訳ありません!)

479: レド [×]
2024-10-17 18:15:55

>476
これは……すごい。解放した暁には、修復してからクレアさんに差し上げるようギルドに進言するか。レイラさんも聖教国では国賓の扱い、長年の功績を考えればクレアさんにも城の一つや二つ差し上げないと釣り合いが……おほん。ちょっと待ってください。
(森を抜けた先に広がる城と湖の美しさにときめいて、刀を納めて感心して。順調に森を突破できたからか、ルーシエルの信用に足る腕前を見せられたからか、すっかり気が抜けてムダ話まで始め……たくなる気持ちを抑え、咳払いしつつ胸ポケットから双眼鏡を取り出すと、城や橋の観察を始め出し)

ルーさん、美しさに惑わされちゃダメだよ……この城は湖と橋で四方をガッチリ固めた、れっきとした「要塞」なんですから。既に無法者が制圧していて、橋に入った途端攻撃される可能性だってある。冒険者たるもの、見た目で、はんだん……
(取り出した双眼鏡の筒は血で濡れている……仲間の遺品だ。筒越しにじっくりと敵地を見据えるその姿からは、自らの軽率さで仲間を失った過ちを繰り返さないという慎重な姿勢が伺えて。だが双眼鏡から視線を外し、「冒険者たるもの見た目で判断するな」と締めようとルーシエルに向き直った途端、急に固まって)

……て、敵の気配はなさそうだ。念のため先行して出方を伺ってきますよ……へへ……
(先日ギルドでルーシエルを子供と見間違えて喧嘩を売ったのは誰だっけ……それを誤魔化すように引きつった笑いを浮かべつつ、そそくさと自分だけ橋へ向かおうとして)

480: ミミ [×]
2024-10-17 19:12:52

>478

いえいえ、お気になさらず。なんというか……昔から、困ってる人を見ると手を差し伸べたくなるので…。
さぁ、そろそろ馬車に戻りましょう?

(こちらに真っ直ぐな視線を向けてお礼を言うティアに、優しく微笑みながら気にしなくていいと当然のことをしてるかのように伝えて。恐らく、自分の言葉に一筋の希望を見出していることを察し…早く聖教国という牢獄から出してあげないとと再び固く決意して。冒険者になる前から、人のことを気にする余裕がなかったにも関わらず人のことばかりを気にして手を差し伸べていたことを思い出し、笑みを浮かべながら明かして。馬車で話していた人達も、ミミのそういったとこほに惹かれてついてきたのだろう。ティアも平静を取り戻したため、場所に戻ろうと手を差し伸べて)

(/いえいえ、大丈夫ですよ。あと、話に少し出てきた鍛冶屋のキャラを追加したいのですが…ミミのように半獣人のような姿になれる神獣とかって大丈夫でしょうか?)

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