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冒険者ギルドの日常/512


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341: ルーシエル [×]
2024-09-15 23:40:57

>340
ど、どうしたの?……落ち着きなよ、ほら。
(やれやれ、ようやく年上のお姉さんを敬う気に…ってわけでもなさそう。急に怯えた表情を浮かべて床に座り込んでしまった青年を見やると、杖を引っ込めてその大きな手をよいしょと引っ張ってテーブルに着かせて。テーブルを挟んで自分もちょこんと椅子に座ると、氷が溶けて少し薄まった果実酒を一口)

資格がないって、どういうこと?
(決して達観してるわけじゃないけれど、青年が自責の念や後悔を抱いているのはわかる。そういえばクレアも少し似た感じだったっけ。私だって一緒に旅した相方のおやつをこっそり食べちゃったときは自責の念とやらを抱いたけれど、それとはまた違うのかなと考えながら落ち着いた声で尋ねて)

342: レド [×]
2024-09-16 09:18:25

>341
……?わっ、刀!
(ルーシエルに引っ張られて席に着くと、我に返って慌てて床に落ちた刀を拾い直して。どうやら尻餅ついたことすら覚えてないらしく)

やられたな、「姉さん」の方が何枚も上だったなんて。いいでしょう、ここまで来たからには何もかも話しましょう。あ、俺が奢りますから注文あればどうぞ……大分長い話になるのでね。
(それに引き換え目の前の女性は落ち着き払った姿で長耳を晒している……ようやくルーシエルがエルフ、それもひとかどの人物であると認めると、今まで使わなかった敬語でルーシエルに注文を促しつつ、拾った刀をテーブルの右手側に立て掛けて。すぐに抜刀できない位置に刀を置くことで、彼女に礼儀を示しているらしい)

名前を言ってませんでしたね。俺はレドと言います。Bランクの、冒険者「だった」者です。
(改めてルーシエルに向き直ると、神妙な面持ちで名を明かして)


343: ユリウス [×]
2024-09-16 18:08:14

>339

うぅ…分かんないよ…そんなのぉ…

(ミミの問いかけに、涙目で唸り声を上げたあとに首を横に振った。今の今まで考えたこともなかった事柄に内なる良心が傷んでいるのだろう。外の世界を知らず、聖教国の戒律と規則が全てである生活を送ってきたユリウスにとってミミの説教はそれ程心に響くものであった。まだ心の整理がつかないユリウスはソファの上で膝を抱えて縮こまり、完全に顔を伏せてしまった。)

344: アメリア [×]
2024-09-16 19:06:24

>331

すみません、果実酒と…あと、ナッツとチーズをください…。

(賑わう酒場の片隅、席について酒場の店員に果実酒とその果実酒に合うであろうつまみを注文し、店員は注文を確認した後カウンターの向こうへと入っていき、注文した者も届くのを待っている状態だ。声からして女性であることはわかるが…違和感を感じる。室内であるにも関わらず、彼女が身につけているマント型ケープのフードを外していないことだ…顔を見られたくないのか、若しくは他に見られたくないものがあるのか…そういったことを簡単に予想できる。)

345: ミミ [×]
2024-09-16 19:29:21

>343

…君は、一度この国から出た方が良い…居るべきじゃない。この国を出て、外の世界を見に行って…そうすれば、私が言ったことも全部わかるから。

(恐らくミミが言ったことが理解できないのは、正教国で生まれ育ち戒律や規則が全てだと思っているから…つまり、外の世界のことを何も知らない。外の世界を知らないということは、当然外の世界のルールも知らないだろう…再び前を向いて、ユリウスに聖教国から出て外の世界へ行くべきだと告げて。外の世界で生活して、外の世界のルールを知ればきっとミミが言ったことを理解できるだろう…)

346: ルーシエル [×]
2024-09-16 21:22:54

>342
(あらら、なんだか急に丁寧な物腰に変貌したレド、なかなかかわいいとこあるじゃんと小さく笑い)

へへ、姉さんなんて言われるとなんだか照れちゃうなぁ。私、ルーシエル。名前で呼んでくれていいよ。よろしくね、レド。
(「元」冒険者、なんて言い方をする青年は、何やら事情がありそうな様子。カランと氷の音をさせて果実酒を飲みながらお言葉に甘えて林檎のタルトの追加をお願いして)

私もここに長く居るわけじゃないけど…レドとは初対面だよね。ランクもついた冒険者だったってことは、以前はギルドに顔を出してたの?



347: イェンフゥイ [×]
2024-09-16 22:57:49

>344

あっはぁ、おにーさん面白いね。残念だけど、この腕はあげられないんだぁ。どうしても欲しいっていうなら……そこら辺のジャンクポーションでも飲んでみなよ

(辺りを見渡しながら呑んでいたのが、酒場初心者に見えたのだろう。かなり出来上がった状態の男たちが、酒場の楽しみ方を教えてやろうと話しかけてきて十数分。酒場に関するものと言えば、飲んで食えと至極簡単な内容だけで、武勇伝やら猥談やらが殆どを占めていた。気が向いた折りに相槌を打っていたのだが、何を気に入ったのかダル絡みをされる始末。丁度、こちらの身体について質問攻めが始まったため、気に触ったフリをして逃げることとした。)


…はぁ、あのおじさんたち、ちょっとしつこかったなぁ。あーあ、折角のエールが温くなっちゃった…ほんと萎える……ね、おねーさんもそう思うよね?

(犇めき合う客と忙しそうに跳ね回る給仕の間をスルスルと器用に歩いていると、視界の端に気になるものが映る。よくと観察してみれば、酒場という屋内にも関わらずフードを目深に被っており、明らかに怪しさ満点で。念願の"面白いもの"の予感に胸が弾む。フードを被った人物の席には酒も料理も置かれていなかったため、酒場に来たばかりであろうとあたりをつける。幸いその人物の近くの席は空いており、遠慮なく腰を下ろし、まるで知己の仲であるかのように声をかけて。)

348: アメリア [×]
2024-09-17 01:00:00

>347

(自分が注文した酒とつまみが届くまで、犇めき合う客の喧騒に耳を傾けており。決して興味があって聞いているのではなく、自分に関する話をしていないかどうかを確認するためであった。酒が回った者達のことだ、興味があるものには躊躇なく接する…相手が女性なら尚更そうするだろう。会話…というより一方的に話をされていると必ず「フードを取って」という話に辿り着いてしまう。目立たないように隅の方の席を選んだが、被ってるフードで余計目立つだろう。)

…え?えっと…ちょっと、何の話かわかりません…。というより、貴方…その体……。

(まるで知己の仲のように話しかけられたことに驚き、何かについて共感を求める発言に一体何について話していたかわからないため、少し俯きながら正直に何の話かわからないと告げて。ゆっぬりと顔を上げてイェンフゥイの姿を確認し、酔っぱらいではなさそうなことに安心すると同時に、体の所々が人とは思えない身体に変わっていることに目を見開いて静かに驚いており)

349: イェンフゥイ [×]
2024-09-17 17:40:38

>348

わからないかぁ、そっかそっかぁ…まぁ、いいや。どーでもいいことだし

(突然の声がけに気を悪くした様子もなく、淡々と返答を返してくれる律儀さに、先程までとは別の興味が頭を擡げる。しかし、言葉を交わすも俯き曖昧模糊となる表情に、少しばかり距離感を間違えたかしらんと小首を傾げて。いくら常識外に生きているとはいえ、いきなりフードを取ったり、顔を隠している理由を追求したりすることが悪手であることは十二分に理解している…つもりである。)


…あぁ、コレ?最高にお洒落で格好良いでしょ。コレのおかげでいっぱい稼げるし、格好良いし。イイコトづくめだよぉ

(次の話題を決めあぐねているところに、救いの一手が差し伸べられる。身体について訊かれることには慣れているため、これ幸いと話題に飛びつくことにして。邪険にすることなく会話を紡いでくれるあたり、心根が優しい人物なのかもしれない。であれば、俄然顔を隠している理由が気になるもので。取り敢えず、目の前の話題を広げていくかと、見えやすい様に相手の方へずずいと腕を寄せてみせ。)

350: ユリウス [×]
2024-09-17 19:03:58

>345

…考えてみる……

(聖教国を出ることを進められると、ユリウスは少しの沈黙の後顔を上げると「考えてみる」と小さく呟いた。国を出ることは容易ではないが、ユリウスの地位や魔力を駆使すれば不可能ではないだろう。何よりもニナを直視出来ない自分の心情の正体を探る為にもユリウスは外の世界へ関心を抱き始めていた。そうこう話しているうちにステージ上の準備が整ったようで聖歌隊の合唱が始まった。流石プロと言ったところか、聖歌隊は声のみならず身振り手振りまで完全に一致しており、現代語ではなく古代語で歌われている聖歌はどこか物悲しい雰囲気を纏っていた。)

351: レド [×]
2024-09-17 21:58:22

>346
姉さん、ルーシエル……ルーさんが来たのは最近なんですね。じゃあ入れ違いになるのか。俺はここ1年ギルド(ここ)に来てないけど、3年ほど前、18の時には在籍してました。本当はもっと早く入りたかったけど、絶対外せない「用事」があったんでね……
(まだ半分は瓶に残っていた蒸留酒(ジン)をグラスに注ぎ直すと、自らの身の上話を始めて。幼いころ盗賊団に襲われ家族を村ごと滅ぼされたこと、運よく元冒険者の剣士に拾われ敵討ちのため剣士になったこと、単騎で30人余りの賊を滅ぼすため、大砲のごとき威力を誇る巨大な剣閃を飛ばす技「竜狩り」を幼少から十余年かけて会得したこと、そして18の時、その「竜狩り」で盗賊団を寝ぐらごと粉砕して敵討ちを遂げたこと……)

本懐を遂げたらすぐにギルドの門を叩きました。聖騎士由来の清らかな冒険者にして、どんな悪党も地に伏せる天下無双の剣聖……「首狩り」になりたいと、前から決めてましたからね!
(度数40度に達する蒸留酒(ジン)をグイグイと飲みながら、冒険者を志した由来である「首狩り」への憧れを熱く語り出し)


352: アメリア [×]
2024-09-17 22:49:35

>349

…この体、元からこうだったわけではなさそうですね…。貴方から魔物の気配…みたいな物は感じられませんし…。

(自分の前に寄せられたイェンフゥイの腕を軽く顎に手を当てながら真剣な表情で見つめており。確かに、普通の人間よりも身体能力が高い分討伐の仕事で多く稼げるだろうと納得して。アメリアのように人間に近い見た目の魔物も存在するが、イェンフゥイの場合は特殊なケースだと思われる。魔物の気配が感じられないと言うが、熟練の冒険者でない限りわからない…アメリアの場合は、同族かどうかで気配を感じている。このことからイェンフゥイは体の一部が魔物の体に変わった人間だということがわかり、再びイェンフゥイの方を向いて「一体、どうやって…?」というような表情を浮かべており。今度はアメリアの顔がハッキリ見えて)

353: ミミ [×]
2024-09-17 22:57:34

>350

…前向きな答えを期待してるよ……それにしても、どこか物悲しい雰囲気だね…。

(ユリウスの小さな呟きをしっかり聞き取っており、前向き…要は聖教国から出て外の世界に行くという答えを期待していると告げて。聖教国から外に出るということから聖女…ティアのことを連想して。あの時は奇襲で言いそびれたが、ティアならあの誘いにどう答えたんだろうか…外へ出ることを選ぶのか、それとも聖女としての務めを重んじるか…そんなことを考えていると、聖歌隊の合唱を始まり。流石は聖歌隊、歌声から何から何まで調和が取れている…だが、その歌から感じられる雰囲気を呟き)

354: イェンフゥイ [×]
2024-09-17 23:36:56

>352

へぇ…おねーさん、こういうのに詳しいんだ?ふぅん、魔物由来でもないのかぁ…ちょっとがっかりかも。もっと浪漫のある腕だとよかったのに。

(まじまじと硬質な鱗に覆われた腕を見つめられ、何とも言えない擽ったさを覚える。こちらから見てみろと出しておいて滑稽な話だが、真剣に向き合われるのは初めてで。こそばゆさを誤魔化すようにエールを煽れば、的確な分析が返ってくる。この類に詳しい人物と出会ったことも、彼女がその手に明るい人物かもわからないが、その言葉には妙な説得力を感じ得る。年頃の少年よろしく浪漫溢れる事情が隠れているのではと期待していた故に、至極現実的な分析は中々に堪えた。つい肩が下がってしまうのも許してほしい。)


喉乾いてたからさ、そこら辺に落ちてた小瓶の中身飲んじゃったんだよね。そしたら、こーなったわけ……それより、おねーさん綺麗な顔してるね。隠してるのもったいないんじゃない?

(不意に耳へ届く衣擦れの音に、何やら身じろぎしたらしいことを察し、音の方へ顔を向ける。先程までフード一色だった視界に、やけに整った面立ちの女性がいて。その異質な美しさに、彼女こそ人から離れた場所に位置する存在ではなかろうかと考える。はっきりと視認した顔に言及しようかと口を開きかけたが、初めて捉えた彼女の表情があまりにも不思議そうに思えて。大方、腕への反応だろうとあたりをつけ、先にそちらへ触れることとする。ともあれ、特殊な腕について語れることも少ないため、結局は彼女の顔へ言及してみせ。)

355: ユリウス [×]
2024-09-17 23:54:40

>353

…この曲は聖教国の成り立ちを歌ったものなんだぁ…前半はこの地の暗黒期を歌っているからとくにそう感じるのかもねぇ…

(前向きな答えを期待しているというミミの言葉にユリウスは小さく頷いた。これから先、深く考えユリウス自身で答えを出すことであろう。そして、聖歌が物悲しい雰囲気だという感想を聞いて、その感想を肯定しつつ、曲の邪魔にならないように声量を抑えて解説を加えた。ユリウス曰く、その昔、聖教国の地は巨大な獣人の帝国の一部であり、その帝国では人間が奴隷として扱われていたようだ。前半はかつての言語で当時の生活を歌ったものである為、ミミの抱いた感想はもっともであろう。聖教国が獣人を忌み嫌い、人間以外の種族を嫌悪する理由はその内容から明らかであり、この国の根幹となっているのは聖なる教えによる「救済」ではなく正しく「復讐」であった。国の根幹が復讐心という歪なものである以上、ユリウスや司祭達のような歪んだ精神を持つものが生まれることは必然と言えるだろう。)

356: アメリア [×]
2024-09-18 07:44:48

>354

…えぇ、まぁ……旅をしていたら、自然と身につきまして…。浪漫…があるかはわかりませんが、原因が不明ですし…ひょっとしたら、何かあるかもしれませんよ…?

(イェンフゥイの腕について真剣に考えて気づかなかったが、自分が魔族だと悟られる可能性がある発言をしたことに今更気づき、少し視線を逸らして旅をしている最中に見分け方やそういったことの知識が身についたとと嘘を吐いて。アメリアの分析が夢や浪漫等が一切ない現実的なものだったことに肩を下げているイェンフゥイに、少々苦笑いしながら隠された何かがあるかもしれないと告げて。実際こうなった原因がわからないため、その可能性も無くはないだろう…。)

…あの…あまり、その辺に落ちてた物を口に入れない方がいいですよ…?…そういう環境下に居たのであれば、仕方のないことですが……恐らく貴方が口にしたのは、魔法薬…それも、あまり良くない物が込められた代物かもしれません…。
…え…あ、ありがとうございます……そう言って頂けると嬉しいですが、その…あまり、自分に自信がなくて……。

(アメリアの表情から汲み取ってもらいイェンフゥイの体が今の状態になってしまった理由を話してもらうと、考察する前に落ちてる物を食べない方が良いと苦笑いしながら話して。ただ、イェンフゥイが食べることに困る環境に居たという可能性もあったため付け加えて。改めてイェンフゥイが口にした液体について考察し、それが呪い等の良くないものが込められた魔法薬のようなものではないかという答えを出して。アメリアの顔について言及されると、わかりやすく照れた様子でお礼を言いフードを外さない理由を自分に自信がないからと話す…あまり見られたくないのは顔ではなく頭だが…。)

357: ミミ [×]
2024-09-18 07:47:43

>355

…なるほどねぇ…なんというか、聖教国なのに救済って感じがしないね…正しく復讐って感じ…。

(ユリウスの解説を聞き、昔は今と逆で獣人が人間を奴隷のように扱っていたことを知り。ミミは獣人の帝国とは別の場所で生まれ育ったため、初めて知ったというような表情を浮かべており。今まで聞いた情報やこの歌から、聖教国でありながら救済ではなく獣人への復讐が根幹になっていることがわかる…大体こういったことは長い年月を経て和解するものだが、それは難しそうだと思い聖歌隊が歌う歌に静かに聴いており)

358: ユリウス [×]
2024-09-18 08:29:50

>357

…そういう見方もあるねぇ…けどさぁ、嫌なことされたらやり返したいって思うのは当然でしょ。ミミちゃんも辛い経験がある筈だけど誰かに復讐したいとは思わないの…?

(救済ではなく復讐のようだと言うミミの意見に同意しつつも、復讐心を抱くのは人として当然だと考えるユリウスは、道中で少し触れたミミの過去を引き合いに出して、ミミには復讐をしたい相手はいないのか尋ねた。デートとは名ばかりで、おなじ任務で背中を預けるに当たり、邪魔の入らない会場でミミの過去や人となりを詮索することが元からのユリウスの目的のようだ。)

359: ミミ [×]
2024-09-18 13:52:08

>358

…ん~……居ない…って言ったら嘘になるかな。私のことを捨てた、顔も知らない親…とかね。けど、この国みたいに消そうなんて思ってないよ…何不自由なく、少し退屈だけど幸せな生活を送る……これって、ある意味復讐だと思わない?

(ユリウスの言うように、復讐心を持つことは普通のことだ…先程話したであろう過去のことを引き合いに出し、その過去の中で復讐したい相手はいないかという問いかけに、真っ先に自分の生みの親が思い浮かび。顔を知らないということは、物心付く前に捨てられたということが分かる。その親に復讐したいと思ったことはあるが、聖教国のように命を奪おうとは思っていないということを明かして。ミミの復讐を聞いた辺り、そこまで強く思ってなさそうだ)

360: ユリウス [×]
2024-09-18 14:33:02

>359

酷い親もいるものだね…う~ん…でも、それって復讐なのかなぁ…やっぱり私には外の人が考えてる事は分からないよぉ…

(ミミの復讐の手段を聞いてユリウスは頭を抱えた。小さく唸り声をあげて考えてみても、実力行使しか知らないユリウスにとって、幸せに生きることが間接的に復讐に繋がるということが理解出来ないようである。聖教国の中と外の人間の大きな考え方の差にユリウスは堪らず弱音を吐く。)

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