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冒険者ギルドの日常/1491


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自分のトピックを作る
1472: レド [×]
2026-09-21 10:22:02

>1471

(「おっぱいに夢中になっても指南役は指南役です!」かえって情けなく聞こえるセレスティナのフォローを胸に、トボトボと教会へ戻り始めて。ああ、アリシアの耳に入らなきゃいいが……そう溜息を吐いているとセレスティナの足が止まる。レドも足を止め、彼女が見つめている果物屋へと同じく視線を向けて。)

あれは……露天の果物屋だったような……ハッ、シケた果物屋が変な商売始めてやがる。女の笑顔を金で買う方も買う方だけどな。さあ行きましょう、大司教様。

(「ベルナ果実店」。王都郊外の市場は冒険者仲間と訪れたことはあるが、件の果物屋に関してはそんな店があったようなという程度の記憶しかない。現に果物の現物や値札を見てもさしたる特長は感じられない。ありふれた果物屋になぜあんな色めきだった人だかりができるのか……視線を移した先にその理由を見つけると、やれやれと首を振って。
「スマイル銀貨3枚」。どうやら皆、セレスティナと同じくらい美麗な銀髪をした看板娘の笑顔目当てに殺到しているらしい。これでは果物ではなく女を売っているようなものだ。その女の笑顔を金で買う方も買う方だ……バカバカしい商いの様子をいつまでも眺めていたくないのか、セレスティナに視線を向けるとさっさと立ち去るよう声をかけて。)

1473: セレスティナ/ラナ [×]
2026-09-21 11:53:46

>1472

少々お待ちください…ご主人様。少し大きなゴミを見つけてしまいましたので。折角ですし、片付けてから行きましょう。

(レドの声掛けに応じて立ち去ろうとした刹那、看板娘を囲む人混みの中に、あの忌々しい成金獣人の姿を見つけてしまう。行きの怒りが再燃したようで、赤黒い魔力を身に纏い、無詠唱で「地獄の門」を発動した――筈なのだが、何も起きない。魔法陣の出現もなければ、身に纏った禍々しい魔力が自分の意思とは関係なく霧散していく。状況が飲み込めず辺りを見渡すと、偶然か、真顔で此方を見つめる看板娘と目が合った。何の力も感じられない普通の娘と客達…けれど、これ以上ここに居るのは危険だと、本能が警鐘を鳴らす。震える手でレドの袖を掴むなり、セレスティナはバクバクと心臓を鳴らしながら駆け出した。)

1474: レド [×]
2026-09-21 18:00:00

>1473

うわ!やめろバカッ!こんな人混みで――
……?なっ、なんだよいったい!?

(セレスティナから赤黒い魔力が顕現したのに気づくと、慌てて目の前に立ちはだかって。どうやら先の成金獣人を見かけて仕返ししたいらしい!バカな、こんな人混みで!……しかし何も起こらない。セレスティナの意思に反して例の赤黒い魔力も消滅していく。同じく状況がよく飲み込めないまま、今度は彼女に袖を掴まれて引っ張られる。ロイヤルプリンが崩れないよう、慌てて紙袋をしっかり掴みながら一緒に駆け出して。
ただ……どうやらセレスティナが何かに怯えているのは察しがついた。おそらくは、スマイルとはかけ離れた真顔でこちらを睨んできたあの看板娘のせい……物売りの娘が大司教を震え上がらせるなど只者ではない。彼女に興味を持ったレドは思わず呟いて。)

あの娘……いったい何者だ?暇ができたら店を覗いてみるかな。

1475: セレスティナ [×]
2026-09-22 07:52:03

>1474

ハァ…ハァ……ここまで来ればきっと大丈夫ですね…

(人気のない路地裏に駆け込むとセレスティナはやっと足を止め、息を切らしながら壁に背を預けた。距離にして数百メートル程だが、力の殆どを魔力に依存している彼女にとって、この距離の全力疾走は余程身体に堪えたのだろう。足がプルプルと痙攣している。)

お気付きかと思いますが、あの看板娘…只者ではありません。一瞥しただけで魔法を無力化させるなんて芸当…到底人間に出来るものではありませんから。それこそ竜種くらいしか…
兎も角、ご主人様もこの辺でゴミ掃除をする際には気を付けてくださいね。

(息を整え顔を上げるなり、あの果実屋の看板娘について認識を擦り合わせる。一瞥しただけで魔法を無効化するなど、到底人間に出来る芸当ではない。セレスティナの知る限り、そのような世界の理を捻じ曲げるような真似が可能なのは、地上最強と謳われる竜種…その中でもさらに上澄みの上位種に限るからだ。その旨を意味深にボソッと呟くと、最後は得意気に微笑んで、ゴミ掃除の際の注意喚起で締めくくった。もっとも、聖教徒ではないレドに、法も倫理も無視したその点の心配は無用なのだが。)

1476: レド [×]
2026-09-22 15:11:41

>1475

竜!?なんで竜が果物売りを。ともかく、ただの市井の娘じゃなさそうですね。
そんなことより!あんな街中で魔法なんか使わないでください!どれだけ巻き添えが、いやそれこそあの娘に消され……ううん……

(果物売りの娘の正体が最上位級の竜種ではないかとセレスティナから聞かされ、目を見開いて驚いて。そんな存在がどうして何の変哲もない果物屋の手伝いなどしているのか、という疑問は残るが、セレスティナほどの魔法の使い手を退ける娘、最低でもSランク級の実力なのは間違いない。顎に指を添えながら、注意すべき存在だと結論づけて。
それよりも、あんな人混みで攻撃を敢行しようとしたセレスティナに注意すべきだ。腰に手を当て、声を張り上げるが、彼女の姿を見るなりトーンダウンしていく。息が乱れ、身体を震わせ、大胆な露出の侍女服から晒した白い肌は汗で湿っている。無論その胸も……肉感的な彼女の姿を見ている内に頬が赤くなり、目線も泳ぎだして。さっきその胸に意識を奪われて以来、どうにも意識が逸らせなくなっている。)

1477: セレスティナ [×]
2026-09-22 19:17:33

>1476

ご主人様ったらこんな場所でお説教ですか?ふふ、人目もありませんし、お仕置きにはうってつけですね。
……一回も二回も変わりません。さ、気の向くままに触っていいですよ?

(説教が始まったかと思えば、分かりやすく胸に意識を逸らされてトーンダウンしていく。レドのそんな様を見たセレスティナは口角を吊り上げて、どこか期待を孕んだ眼差しを向けてじりじりと距離を詰める。走ったばかりで未だに熱を帯びた身体を密着させると、背伸びをしてレドの耳元に悪魔の囁きをして。路地裏に二人きり、先程人前で胸に舌を這わせていた状況に比べれば幾分健全と言えてしまう摩訶不思議な状況ではあるのだが……この聖職者の皮を被った痴女に、今まさしくレドの精神力が試されていた。)

1478: レド [×]
2026-09-23 13:53:48

>1477

~~~~~~ッッッ!!!

(これ幸いとばかりに、人気のない路地裏で誘惑を仕掛けてくるセレスティナ。目を必死に閉じ、歯を食いしばって、熱い身体、悪魔の囁きに耐える。それこそ先の店以上の行為が止められない状況だ……だが身体がぷるぷる震えて、ロイヤルプリンの紙袋を落としそうになったのを自覚すると、カッと目を見開き、紙袋を握りしめて。)

愚弄するなッッッ!!俺はご主人様だぞ!!!

(紙袋を持ってない方の手をセレスティナの腰に回すと、子供を無理やり運ぶかのようにそのまま自らの脇に片手で抱え上げて。レイラ(ねえさん)やアリシアが待っているのだ。こんな所で茶番に興じる暇は無い。顔を赤くしてムキになりながらも、バタバタと路地裏を抜け出すと、セレスティナを脇に抱えたまま教会へと走り出して。)

1479: セレスティナ/クロード [×]
2026-09-23 16:08:38

>1478

きゃっ!?ご主人様ぁ…!さすがにこの格好は私でも恥ずかしいですよ…!

(レドの葛藤する様を見て、堕ちるのは時間の問題かと思ったのも束の間、有無を言わさず脇に抱えられ、セレスティナは可愛らしい悲鳴を上げる。さすがの彼女でも物のように小脇に抱えられるのは恥じらいを伴うようで、ジタバタと抵抗するものの腕力でどうこう出来る相手ではなく渋々諦めて。もっとも魔法を行使すればその限りではないが、レドに危害を加えてまで脱出するつもりはないのだろう。さすが、身体が資本の冒険者だけあって、膨れ面で運ばれているとすぐに教会が見えてきた。)

止まれ、そこの二人。ここより先は聖域、変態の入る余地は……いや、すまない。そういうプレイ中の変態カップルかと思ったらお客人と大司教様か。ひとまず非礼を詫びよう。それで、なんでそんな格好で出歩いているんだ?

(教会の正面まで辿り着くと、丁度外出をしようとしていた赤髪の気怠げな司教と鉢合わせる。破廉恥な服装のメイドを小脇に抱え、刀を携えた長身の男。その出で立ちを見て、教会への侵入を試みる変質者だと判断したクロードは迎撃すべく、包帯を巻いていない方の腕を掲げて魔法陣を展開したが、すんでのところで二人の正体に気が付いて詠唱を取り止めた。自分に非があるとは微塵も思っていないものの、客人と上司に牙を向けたことを形式上謝罪して、ご尤もな質問を投げかける。そんな格好とは勿論、破廉恥なメイド服+それを小脇に抱えている特異な状態についてである。セレスティナはここぞとばかりに仮痴不癲を発動して、ピューピューと掠れた音の口笛を拭いて誤魔化すばかり、必然的に投げかけられた質問はレドに向けられることになった。)

1480: レド [×]
2026-09-23 19:28:54

>1479

へ、変態……いや、失礼しました。私は近衛隊副長アリシア・ライデンの使者、レド。勇者様にお目通りするため、勇者様に手土産を持って参りました。こうして市井の娘に扮した大司教殿に、先ほどまで店を案内していただいたところでございます。

(ズカズカと石畳を踏み荒らしながら教会へ戻ると、赤髪の司教が威嚇してくる。二人の正体にすぐ気がついて攻撃を止めたからよかったものの、すっかり変態扱いされて困り顔をして。だが露出の激しいメイドを抱えている武装した男など、変質者に見られても不思議ではない……背筋を伸ばし引き締まった顔つきになると、セレスティナを脇に抱えたまま自己紹介と事情の説明をし、証拠となるロイヤルプリンの紙袋を赤髪の司教、クロードに向け静かに突き出して。)

そうでしたな?大司教ど・の!

(それからセレスティナを脇から下ろして立たせると、思い切り彼女を睨みつけながら話を振って。レドは我関せずを許さない。変態扱いの巻き添えを食らったとあってはなおさらだ。)

1481: セレスティナ/クロード [×]
2026-09-23 22:26:37

>1480

なるほど、嘘ではなさそうだな。名乗り遅れたが、私の名はクロード。この教会の司教をしている者だ。
しかしなぜ、大司教様はそんな珍妙な格好をしているんだ?変装ならもっと他にやりようがあるだろう。

(見せられた紙袋はまさしく高級店「メゾン・ディートリヒ」のもの。これ程の品を用意したとなれば、セレスティナの変な企みによるものではないのだろうと確信を得ると、ここで初めてクロードは自身の名を名乗った。その際、同意を求められレドの横でコクコクと首を縦に振っているセレスティナを一瞥もしなかったあたり、クロードは本国の聖職者を信用しておらず、立場的には枢機卿側であることが明らかとなる。けれど、いくら好まない相手と言えど同じ聖職者として咎めなければならないことが一つ、それはセレスティナの破廉恥な服装である。当人に視線を移して呆れ顔を浮かべると、一先ずその理由を尋ねて。)

これは…レドくんの趣味で…

(触れられたくなかった事柄を突かれたことで、セレスティナはバツが悪そうに俯くと、自らの手をモジモジと弄りながら、この期に及んでレドに罪を擦り付けた。勿論、否定されればすぐに捲られるような嘘が通るとはセレスティナ自身微塵も思ってはいないのだが、単に誘惑を拒否された仕返しに、一瞬でも疑いの目をレドに向けさせたいのだろう。相変わらずの性悪痴女ぶりである。そして彼女の思惑通り、クロードの冷めた眼差しがレドに向けられる。)

1482: レド [×]
2026-09-24 19:17:43

>1481

なッッッ!!ふざけろこの野郎、大司教にそんな格好させる使者がいるかよ!店員も見知ってるくらいそのナリで出歩いてるくせに!
……クロード司教、我々も勇者様をお待たせしている。これにて失礼を……ほら、行くぞ!元はといえば全部アンタのせいなんだからな!

(この期に及んでそのあられもない格好を自分のせいにされ、クロードにも白い目を向けられると、とうとう行儀の良いふりを捨て、セレスティナに怒鳴りつけて。どうも目の前のクロード司教とは派閥的に対立しているようだからセレスティナを立てる必要がないと感じ取ったのもあるが、何よりこのふしだらな大司教に敬意を払っていられなくなったのだ。
ここで世間話に興じている余裕もない。クロードに一礼しつつも、セレスティナの腕を引っ張って先を急ごうとして。大司教に対する態度とも思えないが、尋問された怒りがぶり返してきたようだ。)

1483: セレスティナ/クロード [×]
2026-09-25 10:43:48

>1482

…大司教の胸に夢中になってしまう可愛い使者なら目の前にいますけどね。ふふ…

(レドのお利口な仮面を外すことに成功したセレスティナは満足そうにニマニマと口元を緩めると、耳元で皮肉を囁いて。一貫して性悪な言動を続ける彼女だが、腐っても聖職者。約束通り他人に聞こえないように配慮をする辺りは妙に律儀である。)

では、クロード司教。レドくんが色々我慢出来ないようなので、これにて失礼しますね。

あ、ああ…時間を取らせてすまなかったな…はぁ…

(まるでこの後レドにナニかをされるかのような意味深な物言いで、腕を引かれるままに教会の中へと姿を消すセレスティナ。そんな騒がしい二人を見送るとクロードは溜め息を吐いて。何が真実かはもはやどうでもよく、呆れ混じりの疲れた面持ちで目的地へと足を進めた。
一方、教会の廊下を進むセレスティナは視線を泳がせてソワソワしており、その理由は幾つかある。再び同僚にこんな破廉恥な格好を見られるかもしれない不安と期待、身体を鍛えた男に強引に腕を引かれている背徳的なこの状況。ふしだらな大司教を興奮させるに十分な条件が揃っていた。)

1484: レド [×]
2026-09-26 05:47:55

>1483

んなっ!?こんのぉ……

(悪びれもせず、耳元で囁いて愚弄するセレスティナにびくっと身体を震わせると、ぐぬぬ……と歯を食いしばりながら睨みつけて。この大司教、あのバカエルフとは別のベクトルでヤな女だ!なぜにこうも悪い女と変な縁ができるのか……妙な運命に歯噛みしながら、クロードと別れて再び教会へ入る。
セレスティナを引っ張りながら、迷うことなくレイラの部屋へと足を進めるレド。腐っても冒険者だ。ダンジョンのような王都聖教会といえども、一度通った道を忘れはしない……が、セレスティナの異変に気が付くと足を止める。)

はぁ……これでよく聖職者が務まるもんだ。姉さんじゃなくて枢機卿閣下の部屋へ行こうか?ええ?大司教どの!?

(街中の時以上に劣情を昂らせているセレスティナにげんなりして、やれやれと首を振って。これで先程ここで信徒に説教していた大司教というのだから、宗教というものが馬鹿らしくなってくる。冷めた目で枢機卿の部屋へ行くなどと脅すあたり、レドもだらしないセレスティナを邪険に扱い始めているようだ。)

1485: セレスティナ [×]
2026-09-26 09:03:25

>1484

んなっ!?レドくん、冗談でも言っていいことと悪いことがありますよ!そんな悪い子はこうです!

(枢機卿の制裁に余程堪えているのだろう。レドの脅迫にセレスティナはビクリと身体を震わせると、奇しくも先のレドと同じ反応を見せて。
意地でも枢機卿の元へは行かせないという意思表示で、グッと力を込めてレドの腕にしがみつくと、脅迫のお仕置きとばかりにポカポカと猫にも劣るパンチを脇腹に繰り出した。本気で殴ったとて、冒険者のレドに鍛えてもいないセレスティナの拳など意味を成さないのは承知で、それでも力を加減しているのは、これがじゃれ合いの範疇であることを意味している。
そうこうしている内に、やがてレイラの部屋の前まで辿り着く。部屋の真ん前に位置する廊下の壁には、デリカシーのない司祭ことシルの上半身がめり込み、はみ出した下半身はピクピクと震えていた。レイラを怒らせて乱暴に部屋を追い出されたことは想像に難くなく、その光景を見たセレスティナは思わず吹き出す。何はともあれ、この状態であればレドがレイラに本題を切り出す敷居は下がったと言えるだろう。)

1486: レド [×]
2026-09-26 18:51:39

>1485

わわっ!ちょっと!はぁ、姦淫のつぎは暴力かよ。聖教ってのも案外戒律がユルいな。誰でも極楽に行けそうでありがたいぜ……

(セレスティナからぽかぽかと殴……じゃれつかれて驚いて。脇腹をマッサージの如く叩かれながら、頭をかいて。なんとも子供っぽい大司教様の姿に、思わず聖教への皮肉がこぼれた。)

さて、やっと着……うん、元気そうで何よりだ。ねーさーん!おまたせー!プリン買ってきたよ、プリン!

(ようやくレイラの部屋へ戻ってくると、まず目の前の壁に前衛芸術のごとく埋もれているシルを一瞥して。レイラ(ねえさん)を怒らせたのだろう。哀れな姿だが、これから話を切り出すには丁度いい……と考えながらドアの前に立つと、彼女を呼びながらノックして。レイラを呼ぶ声はなんとも力が抜けていて、まるで本当の弟のような振る舞いであった。)

1487: セレスティナ/レイラ [×]
2026-09-27 02:17:15

>1486

ふむ…それはつまり、レドくんも聖教に入信すると、そういうことですね!
勇者様ぁ!レドくんが聖教に入るそうですよー!

でかしたレド……ってそれは本当か!?であれば、祝いをする他にあるまい。レドにも一つプリンをくれてやろう。

(皮肉を理解しつつもこの性悪大司教がそのまま受け流す筈もなく、じゃれついた手を止めて、考えるような仕草を見せたかと思えば、顔を上げるなり、拡大解釈によってレドに入信の意志があるかのように捏造してみせた。レドの呼びかけに被せて、レイラに大声でレドの入信を知らせると、返事を待たずして勢いのままにドアを開く。中にいたレイラは、まんまとその言葉を信じて、瞳を輝かせてレドに抱きついた。聖教の教えに特段興味のないレイラと言えど、可愛がっている弟分が同じ集団に属するのは悪い気がしないのだろう。一人で食べる気満々だったプリンを分け与えると言うくらいには嬉しそうだ。)

1488: レド [×]
2026-09-27 12:34:20

>1487

姉さん!……ってなに勝手に話進めてんだよセレス!俺はあれしなさい、これしなさい、って生活はキライなんだがな。
……ま、姉さんの側にいられるなら何でもいいけど。ありがとう、姉さん。

(レイラに瞳を輝かせながら抱きつかれて、思わず頬が緩んだ。が、なぜかセレスティナにより自分が聖教に入信するという流れになっているのに気が付くと彼女に顔を向け、眉間に皺を寄せながら抗議して。聖教の教義が気に食わないのもあるが、そもそもレドは何処ぞの信徒になって、戒律の下で己を律しながら働くという生活は好まないのだ。
とはいえレイラやアリシアといった聖教国と関わりの深い人間と接しておきながら、今更聖教と無関係で通すのも難しいだろう。なにより、お祝いでプリンをあげるほどにまで姉(レイラ)が喜んでいるのだ。ひとまず頬をかいて照れくさそうにしながら、プリンをくれると言うレイラにお礼を言って。)

1489: セレスティナ/レイラ [×]
2026-09-27 21:58:14

>1488

そうと決まれば、いずれ洗礼の義を執り行わなくてはな。勿論、私の弟なのだから、こんな地方の教会ではなく大聖堂でだ。

いやはや、冗談のつもりだったのですが、勇者様は随分と乗り気なようですよね…これは一体どうしたものか…

(一度抱きついていた腕を離して、早速紙袋からプリンを取り出すと、レイラは備え付けのスプーンでそれを頬張りながらレドの入信を前提に話を進める。戒律上、洗礼ならばどの教会でも行えるのだか、レイラとしては自分の弟分が地方の些末な教会で洗礼を済ませることを良しとせず、総本山たる大聖堂で執り行う気が満々なようだ。そんな様子を見て、今さら冗談だと打ち明けられず、セレスティナは困ったように眉尻を下げてポツリと本心を呟く。全く以て自業自得である。)

そうそう、大聖堂と言えば……本国ではもうじき「浄化祭」の時期ですね。折角ですし、数年ぶりに勇者様も参加されてはどうでしょうか。きっと教皇様もお喜びになられますよ。

ウッ……食事中にあのような悍ましい祭りを思い出させるなっ!私は絶対に行かないぞ。やることも無いのに私が大聖堂に帰らず、王都教会に滞在しているのだって、この時期に帰れば間違いなくあの祭りに参加させられるからだ!

(一旦話題を変えるべくセレスティナは頭を捻り、大聖堂から無理やり話を連想する。大聖堂の置かれている本国、すなわち聖教国ではこの時期になると「浄化祭」が執り行われることを思い出すと、レイラに参加を勧めて。セレスティナからすれば、理由は定かではないがレイラは数年前に一度参加したきり浄化祭に姿を見せていない。教皇への顔見せも兼ねて久しぶりに参加してはどうかという何気ない提案だったのだが、帰ってきた反応は想定外のものであった。
逃げ惑う亜人達を矢で射抜き、それを浄化と称す悍ましい祭り。数年前に目にした凄惨な光景が脳裏を過ぎり、吐き出しそうになったプリンをなんとか飲み込んだレイラは、皿の上に残ったプリンをセレスティナに投げつけ激昂した。今現在、依頼もなにも受けていない暇な期間にも関わらず、最も快適な大聖堂ではなく王都教会に滞在しているのも、この時期に第二の実家たる聖教国に帰れば間違いなく浄化祭への参加を促されるからである。言い終えるなり、弱々しく床に蹲ったことから、レイラには相当のトラウマなのだろう。奇しくも再びプリンを谷間で受け止めたセレスティナは、レイラがなぜそこまで浄化祭を嫌がるのか理解できておらず、困り顔で首を傾げており、重くなった空気を打開すべく縋るような視線でレドに助けを求めた。)

1490: レド [×]
2026-09-28 12:45:37

>1489

(和やかな雰囲気の中プリンを頬張るレイラを、微笑みながら見守って。いい空気だ。後は適当なところで用件を切り出せばいいと安心していた矢先、セレスティナが発したある言葉をきっかけに、一転して剣呑な雰囲気になってしまった。
「浄化祭」。噂で聞いたことしかないが、レイラ(ねえさん)の拒絶反応からして、おおかた浄化と称した亜人虐殺であることは容易に想像がつく。こんな悪習への参加を避けるためにここへ留まっているのだ。これでは用件を切り出したところでレイラ(ねえさん)が本国へ行くはずがない……この瞬間「詰み」である、と言うより最初から果たせぬ任務であったことを思い知らされると、片手で口を塞ぎながら俯いて。)

……姉さん、大丈夫?

(いまさら自分に何が出来るとも思えないが、弱りきった姉を黙って見ているわけにもいかない……取り乱して蹲るレイラの側にしゃがみ込み、彼女の両肩に両手を添えてその身を案じて。今レドが出来るせめてもの慰めであった。)

1491: セレスティナ/レイラ [×]
2026-09-28 16:47:03

>1490

ああ…大丈夫だ。
それで、レドは今日何を目的に来たんだ?ただ私に会いたかっただけならば、それでも構わないが…お前のことだ、きっとそうではないのだろう。

(レドの慰めによって少しだけ調子を取り戻したレイラは、弟の前でいつまでも情けない姿を晒す訳にはいかないと、自らを奮い立たせて顔を上げる。自分に会うためだけに来たと言うならばレイラとしては大歓迎だが、自らが要求したとは言え、わざわざこれ程の品を二つ返事で用意して来たからには、何からの相談事と見るべきであろう。そこまで思い至ると、なんとか控え目な笑みを作って本題へ入りやすいように自ら問いかけた。
その傍らで、セレスティナは食べ物を粗末にしない為に、自らの谷間を皿にして、投げつけられたロイヤルプリンを黙々とスプーンで口に運んでいる。一見するとレイラ達の会話に興味を示していないように映るが、ただの猿芝居である。本国の聖職者として、レイラの一挙手一投足を把握すべく耳を澄ませていた。)

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