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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1492:
レド [×]
2026-09-29 08:09:58
>1491
ああそうだよ姉さん。今日は近衛隊の人間として姉さんにお願いしに来たんだ……
お願いだッ姉さん!今から大聖堂に行ってくれないか!?
(やはりレイラも感づいていた。用件を切り出しやすいよう、自分を気遣って微笑む彼女に申し訳なさを感じて目を閉じると、腰に帯びた刀を外す。そしてレイラを挟んで正面の床に刀を置くと……目的を明かしつつ、彼女に向けて土下座して。)
この前の会食で、俺が姉さんの身代わりに襲われてケガして帰ってきたろ?それが教皇様のお耳に入って、昨日俺とアリシアの所に教皇様の伝令が来てな……三日以内に姉さんを狙った犯人を捕まえて、たっぷりなぶってから殺せなかったら、王都ごと滅ぼすって息巻いてるんだ!そんなことできるわけないし、できなかったらこの教会も姉さんの実家も滅茶苦茶になる……だから……教皇様に元気な姿を見せて機嫌を直してほしいんだ……!
(土下座して、顔に冷や汗を垂らしながらも、レイラの瞳を真っ直ぐ見据えながら事の顛末を伝えて。どうしても聖教国へ行きたくないとレイラが明かした矢先に、まるで彼女を生贄にして教皇の命令を曲げろという内容……自分がレイラ(ねえさん)と同じ立場だったら相手を殴り倒していただろう。無害なフリをしてしっかり聞き耳を立てている大司教も横槍を入れてくるはずだ。到底通る要求とは思えない。だが、アリシアのため何もせず帰るわけにはいかない……レイラに殴り殺される覚悟で、再度額を床に押し当てながら彼女に懇願して。)
1493:
セレスティナ/レイラ [×]
2026-09-29 09:41:15
>1492
なっ…!一先ず顔を上げろ、レド!弟に土下座を迫る趣味はない!
(恥を捨てて自らに土下座するレドの姿に、驚愕で目を見開いたレイラは、慌てて顔を上げるように促して。突然のことに話を咀嚼しきれず、あたふたとした様子のレイラの傍らで、最後の一口を食べ終えたセレスティナがゆったりとした足取りでレドに迫った。その身体は赤黒い魔力に包まれ、まるで部屋の中の重力が一段強まったかのような圧を放っている。レドの話した内容が、彼女の逆鱗に触れたことは明らかであった。)
一介の信徒とその使い風情が、教皇様の御意志を上書きしようと…そう仰っているのですね。あぁ、なんたる傲慢、なんたる侮辱でしょうか。
あの世で身の程を弁えなさい。すぐにふざけた飼い主も其方に送ってあげます。
…やめろっ!!!
分かった…私は大聖堂に行く。いや、浄化祭に参加する…と言うべきだろうな。セレスティナ、私は先のお前の提案に魅入られて、自分の意思で浄化祭に臨むのだ。当然、道中で教皇との接触は避けられないだろう。そこにレドは関係ない。
しかし…
関係ないものは関係ないのだ!分かったらその手を退けろ!私に会いに来ただけの可愛い弟にちょっかいを出すなっ!
(先程までのじゃれ合いとは全く異なる明らかな殺意。冷めた眼差しでレドを見下すセレスティナは、彼を本気で手にかけるつもりであった。セレスティナが手を掲げ、魔法を行使しようとした刹那、レイラが両手を広げて間に割って入る。
自分の意思で浄化祭に参加するだけだ。そこにレドは関係ない。と、レドの打ち明けた話をなかったことにする、強引な主張を押し通さんとするレイラ。当然、立場的にもそんなものは受け入れられないセレスティナは食い下がるが、今のレイラに御託を並べたところで意味を成さないだろう。祖国の象徴たる勇者を傷付けないためにも、セレスティナはやむなく身に纏った魔力を霧散させた。)
1494:
レド [×]
2026-09-29 12:51:08
>1493
なんだと……!
(予想に反して頭を上げさせようとするレイラに思わず瞳を潤ませたその矢先、ドス黒い魔力を発するセレスティナを土下座したまま睨みつけて。自分を面罵するだけなら耐えられる。が、主君にして恋人たるアリシアまで侮辱した上、殺すとまで宣言した。それどころか今この瞬間、自分を殺しに来るとは。レドにとっては想定外の展開だが、今度ばかりは刀を抜くべきだ。応戦すべく床に置いた刀を取ろうとするが……)
ねっ、姉さん!……ごめん姉さん、辛い思いさせて……ありがとう……
(レイラがセレスティナの前に立ちはだかったのを目の当たりにすると、びくっと身体を震わせて硬直して。それどころか、今の話を聞かなかったことにして、あれだけ忌避した浄化祭に参加するという体で自ら大聖堂へ赴くという!まさか彼女がここまで自分を庇ってくれるとは思いもしなかった……まさに姉として自分を守ってくれたレイラの御心に感激したあまり、土下座したまま涙を流して。レドの灰色の瞳から零れ落ちる雫が、床を濡らし始めた。)
1495:
セレスティナ/レイラ/シル [×]
2026-09-29 16:13:25
>1494
な、泣くな…!お前が気負うことなど何もない…そうだろう?
セレスティナ、すぐに馬車を用意しろ。それと、シル!いつまで寝ている…早くこちらに来い。
(床に滴る涙を見て、レドが泣いていることに気が付くと、レイラは慌ててレドの上体を起こし、優しく抱きしめて。今しがた自分の意思で聖教国へ赴くと宣言したばかり。故にレドが気負うことなどないのだと、指で彼の涙を拭いながら慰めた。
そして、行くと決めたからにはすぐに実行に移さねばならない。視線をセレスティナに移すと、馬車の手配を指示し、さらに別の要件を伝えるべく廊下の壁に突き刺さったままのシルを呼び立てる。セレスティナが小さい溜め息を吐いて部屋を出るのと入れ替わりで、頭から血を流したシルが、見た目とは裏腹にピンピンとした様子で部屋に戻ってきた。)
はいはい…なんでしょーか。
シル、お前はウェルディを呼んでこい。客人を一人で帰らせる訳にはいかないからな。
うぇぇ…面倒臭いなぁ…わ、分かったから!もう投げないで!
それでは呼んできますよーっと、あ、その前に…弟くん、良いお姉ちゃんを持ったね!それじゃあ、ばいばーい。
(頭から流れ頬を伝う血をハンカチで拭いながら、気怠げに用件を尋ねるシル。レドの帰宅の為にウェルディを呼んでこいと指示を出されると、隠すこともなく嫌そうな反応を取るが、レイラの眉間に皺が寄ったのを見て慌てて了承した。
壁に埋まっていながらも、あれ程の声量では中で何が起きたのかは凡そ把握していたのだろう。立ち去り際に、「良いお姉ちゃんを持ったね!」と、取り繕うことを知らない彼女だからこその、純粋な感想を述べて、能天気に手を振りながら遂に部屋を出た。)
1496:
レド [×]
2026-09-30 06:38:16
>1495
ううっ、姉さん……
(レイラに優しく抱きかかえられながら、自分の腕でも涙を拭って泣くのを止めて。姉の優しさを身体に感じつつ、様子を見守る。レイラの言葉一つで大司教が渋々引き下がり、流れがレイラ出立へと一気に変わる。これが勇者様なのか……彼女の凄さをレドは改めて感じ取った。)
シル……ああ、良い姉を持てて、俺は幸せ者だよ……
(いつの間にか壁から抜け出してきたシルの感想に応えるように、頭をレイラの胸に預けて。これでアリシアの下へ帰れる。それも姉の優しさのおかげ……安堵のあまり、弟分としてすっかりレイラに甘えまくった。)
1497:
レイラ/ウェルディ [×]
2026-10-01 16:16:36
>1496
よしよし…たまにはこうして甘えられるのも悪くないな。
(レドが泣き止んだことを確認すると、レイラは安堵の笑みを浮かべて、優しい手つきで頭を撫でる。姉として頼られ、こうして甘えられるのも悪くはないと、弟の温もりを堪能しながらポツリと本心を呟いた。
そうこうしている内に、廊下から一つの足音が聞こえてくる。呼び立てたウェルディが部屋へと入ってきたことで、束の間の再会は終わりを迎えようとしていた。)
これはまぁ…ふふ、レドさん、正門までお見送り致しますね。
(部屋に入るなり二人の仲睦まじい光景を目の当たりにして、ウェルディは自身の口元に手を添えて上品に微笑む。そして、床に座るレドの視線に合わせてしゃがみ込むと、丁寧な口調で帰宅の案内を初めた。その際にも、健全な青年には目に毒な果実がばるんと音を立てて服から零れ落ちそうになる。)
(/返信遅れて申し訳ありません!)
1498:
レド [×]
2026-10-02 21:15:25
>1497
(「へへ……」と子供のような笑みをこぼしながら、頭を撫でるレイラの手を受け入れて。心地よい香り、撫でる手の温かさを感じ取ってすっかり安らいでいると、ふと目に飛び込んできた光景にぎょっとして、身体をびくっと痙攣させて。淑やかな振る舞い、上品な微笑み、そしてレドを惑わせるたわわな果実……ウェルディの存在に気付いたのだ。)
うぇ、ウェルディさん!……そ、それじゃあ姉さん、今日はありがとう。どうか気を付けて……俺も剣術指南として頑張るよ。
(慌ててレイラの胸から離れて立ち上がると刀を差し直し、凛々しい表情で敬礼しながらレイラに別れの挨拶をして。動揺したのはウェルディの胸を見たからだけではない。彼女に姉貴分の胸に甘えるという子供っぽい姿を見られたからでもある。最後くらい剣術指南としてかっこいい姿を見せようとキリッとした振る舞いを心がけたが、同時にレイラを真っ直ぐ見据えることで、ウェルディの胸を見ないようにも意識していた……)
(/いえいえ!こちらこそ遅くなりました!)
1499:
レイラ/ウェルディ [×]
2026-10-03 14:58:06
>1498
ああ、達者でな…レド。
では参りましょうか。
(すっかり元の調子へと戻り指南役に恥じない敬礼をするレドを見て、レイラは誇らしげな表情を浮かべ、手を振って見送っていたのだが…ウェルディが何の迷いもなくレドの手を握って歩みを進めると、僅かに顔を引き攣らせた。最後こそキリッとした姿を見せたものの、ウェルディから見れば、レイラの胸元で甘える姿が未だ姉離れ出来ていないように映ったのだろう。そうしたこともあり、結局最初の印象を覆すには至らず、呆然とするレイラの横をするりと通り抜けて部屋を出た。)
僅かな滞在時間でしたが、教会の居心地はどうでしたか?心安らげたなら良いのですが…
(正門へ向かう道中、ウェルディは歩く度にたわわを揺らしながらレドに質問を投げかける。教会に信徒以外が招かれることは稀なため、部外者から見た教会像を知りたいという純粋な興味本位が少し、そして、何があったのかはウェルディの知るところではないが、シルが血塗れであったり、セレスティナが不機嫌な面持ちで馬車を手配していた様子を見て、レドが何かに巻き込まれていないか心配を抱いたのもある。返答を待つ彼女の表情は柔らかな笑みでありながら、その瞳は不安に揺れていた。)
1500:
レド [×]
2026-10-04 10:19:07
>1499
えっ、あっ、ウェルディさん!?……じゃあね姉さん。
(やはり未だ幼い印象が拭えないのか、行きと同じくウェルディに手を引かれてあたふたして。だが、大司教や枢機卿という恐ろしい幹部がいる教会だ。下手に教会の面々を刺激しないためにも大人しく手を引かれることにする。去り際に、レイラに手を振って最後の挨拶をして。
……相変わらずウェルディの激しく露出した身体は刺激が強すぎる。歩くたびに揺れる大きすぎるものは勿論、腰や尻、脚だって危険極まりない。意識しないと彼女の身体を凝視しかねないので、天井に視線を向けることにする。中にいる者全てを包み込む厳粛かつ神聖な趣は、今まで見てきた街や農村の国教会とはまるで違う……と無言で感じ取っていたところにウェルディに質問され、彼女の顔に視線を向けて。だが、どうも表情が硬く見える。事情を知らずとも自分が来てからの異変を察しているのだろう。手をつないでいると、掌越しにも彼女の不安が伝わるものだ。)
はは、おかげさまで。勇者様にもお会いできましたからね。田舎者なだけに最初は教会のすごさに圧倒されましたけど、案内のウェルディさんが親切でよかったです。へへ……
(ウェルディの不安を晴らすべく、穏やかに微笑みながら質問に答えて。天上のごとき異な空間に、血生臭い教義、渦巻く陰謀。王都聖教会は正直安らぎとは程遠い。しかも大司教セレスティナがこのまま引き下がるとも思えない。何かに巻き込まれるのはこれからかもしれないと身構えているとなおさらだ。
そして目の前の人物にも色々圧倒されるものがあるわけだが……それでも、こうして心から身を案じてくれる人に出会えたのは嬉しい。ウェルディをほめながら、照れくさそうに頬をかいて。)
1501:
ウェルディ [×]
2026-10-04 14:53:45
>1500
あら…そんなに褒めても何も出ませんよ。
(レドの返答を聞いて不安が拭われたばかりか、自分のことを褒められると笑みを深め、無意識のうちにウェルディの足取りはいっそう軽くなる。信徒でもない外の人間に褒められる行為に余程気分が上向いたようで、上下するたわわの動きにもその本心が現れていた。何も出ないなんて言いながらも、服からそのたわわが零れ落ちてしまいそうな勢いである。
その調子でしばらく歩みを進めるとようやく正門に辿り着き、門の前では既に近衛隊の馬車が控えていた。)
これでお別れですね。何時でもいらしてください…と言いたいところですが、信徒でない方の立ち入りは本来は特別なご用事がないと難しいので、次はぜひアリシアさんといらしてくださいね。
(案内を終えたウェルディはレドの手を離すと名残惜しそうに別れの挨拶を告げて。少々甘えん坊ながら、こんなにも真っ直ぐな青年。レドに対するウェルディの心象はかなり良いものであった。気持ち的には用がなくとも気軽に立ち寄ってほしいが、彼が信徒でない以上はそうもいかない。今回のようなレイラの滞在中を除けば、亜人排斥の前線基地たる教会に部外者の入る余地は無いことから、次は信徒であるアリシアと共に来て欲しいと付け加える。)
1502:
レド [×]
2026-10-05 01:02:40
>1501
んな……っっっ!
(ウェルディも喜んでくれたようだ。安心したのも束の間、声が漏れそうになって、思わず口を押さえて。喜びすぎて青少年ではとても直視できない光景が広がり始めた……教会の中を出るまでの間、まともに目を開いていられなかった。
正門に辿り着いたのを感じ取ると瞳を開き、近衛隊の馬車を視界に収めるとほっと一息吐いて。ここまで来ればセレスティナも意趣返しに来ないだろう。任務完了としていいはずだ。ウェルディの手を離れて彼女と正対し、別れの挨拶をする。)
はいウェルディさん。ここまで部外者の自分を案じてくれて本当にありがとうございました。またお会いできる機会、楽しみにしています!それでは………っ!
(真っ直ぐに背筋を伸ばし、案内のお礼を和やかに述べて。この教会は信徒でないと自由に入れないらしい。全ての人間の家と呼ぶには随分排他的なものだと引っかかるものはあったが、信徒でない自分にも常に優しかった彼女は別だ。本当にまた会いたい。最後に静かに一礼を……だが頭を下げたせいで見ないように意識していたもの、彼女の立派な胸と谷間が視界に入ってしまう。頭を上げるなり慌てて踵を返し、近衛隊の馬車へと歩き始めて。)
……大きすぎるよ……
(指をもじもじとさせながら、脳裏に焼きついて離れないウェルディの身体について思わず呟いて。使者としてレイラを聖教国へ向かわせる役目は果たしたが、行きの時と同じように顔を赤らめ、そわそわしながら歩く姿は、使者としてはなんとも不格好だ。これも師・ショウカクが老齢と諸事情により女の事は教えられなかった故……レドがウェルディの身体を平然と見られるようになるのはまだ先のことになりそうだ。)
1503:
アリシア/セレスティナ [×]
2026-10-05 19:15:38
>1502
(/お城まで場面転換致します!)
(馬車が王城へ辿り着くと、近衛隊庁舎の前ではアリシア自ら迎えに出ていた。自らの、そして王国の命運すら左右する頼み事の成否をいち早く知りたいのだろう。馬車の窓から見えるアリシアはどこか落ち着かない様子でソワソワと指を弄っている。そして、馬車が庁舎の前に止まるなり颯爽とドアを開け、レドを出迎えた。)
おかえりなさい、レド殿。朝早くからお疲れ様でした。結果は――
はて…馬車にそのような積荷はありましたでしょうか?
(一先ずレドに労いの言葉をかけて、気になる結果を尋ねようとした所で、馬車の内部に見慣れない箱が置かれていることに気が付いた。人ひとり入りそうな程の大きさのそれは、明らかに近衛隊の所有物ではない。教会に持たされたものだろうかと、アリシアは小首を傾げて問いかける。次第に箱の中からは赤黒い魔力が漏れ出てきたことで、恐らくレドならばその正体に察しがつくことであろう。アリシア自身は自らの魔力と同質であるからこそ、違和感に気が付いていない様子である。)
1504:
レド [×]
2026-10-06 20:36:34
>1503
(腕を組み、刀を抱きながら馬車に揺られて。道中多々あったが、役目は果たしてきた。師匠(オヤジ)が生きていたら「ま、おめぇにしちゃあ上出来だ」なんて褒めてくれるかな……と感慨にふけりながら形見のケープを撫でていると、窓からアリシアが見えた。不安そうに自ら出迎えをする彼女の姿は、さながら夫の帰りを待つ新妻のよう。彼女を安心させるべく悠々と馬車を降り、「アリシア様!首尾は……」と敬礼しながら明るく口を開いたが、彼女の指摘を聞くと急に笑顔が消え、件の箱に向き直って。)
……アリシア様、兵をお呼びください……結果の如何は、この箱次第のようです。
(見知らぬ箱から、覚えのある魔力を感じる。何と大胆不敵な。あの女、やはりタダで引き下がる気は無かったか……しかし罠かもしれない。アリシアに応援を要請すると、まずは箱に手を出さず、ただ冷酷な眼差しで箱を睨みつけながら……ゆっくりと野太刀を引き抜き、その白刃を完全に晒して。)
1505:
アリシア/セレスティナ [×]
2026-10-08 14:27:23
>1504
わ、分かりました…
ちょ、ちょ、ちょっとお待ちください!ただのサプライズですよ!レイモンド殿下に許可は得ていますからぁ!
(レドの表情からただ事ではないと察したアリシアは言われるままに増援を呼びに離れようとするが、箱からひょっこりと顔を出したセレスティナの言葉に制止される。威圧するような魔力を消して、あわあわとした振る舞いを見せるセレスティナだが、これは相手を油断させる為の演技である。ただ、許可を得ての入場に偽りはないようで、王家の紋章が描かれた許可証を手に持って、白旗を上げるようにひらひらと揺らしていた。)
大司教様?何用でここまで…それに、その格好は……
う~む、何から話すべきでしょうか。一先ず、この格好はレドくんの趣味とだけ。
(面識のある大司教が出てきたことで、アリシアは警戒をやめて箱に近付きながら質問を投げかける。ここに来た用事もそうだが、最も気がかりなのはその破廉恥なメイド姿である。対するセレスティナは、投げかけられた問いにポッと頬を赤らめて、ここでも自分の趣味をレドに責任転嫁した。答えを聞くなり、不貞を疑っている訳ではないもののアリシアの不安を隠せない眼差しは反射的にレドに向けられる。この格好も、一連の流れも全て計算していたのだろう。アリシアが視線を離した一瞬の隙を縫うように、セレスティナの足元から伸びた赤黒い魔力が槍のように鋭い形へと変質し、アリシアを貫かんと襲いかかった。)
1506:
レド [×]
2026-10-08 19:39:53
>1505
なに、レイモンド殿下!?……チッ、だからって何をネズミのようにコソコソと……あぶないっ!!
(案の定箱の中から現れたセレスティナに刀を突きつけようとしたが、王家の許可証を見せられると驚き、舌打ちして。まさかこの国の第四王子と直接の繋がりがあるとは……思わぬ人脈に唾を飲みつつも、刀を手に下げたまま警戒を怠らず、アリシアを守るように彼女の側に立つ。アリシアはセレスティナの無害そうな振る舞いに警戒を解いて箱に近づいたが、レドは知っている。笑裏蔵刀……この女は笑顔の裏に刃を隠していること。そして、先ほど自分もアリシアも殺すと宣言した相手であることを。
案の定、一瞬の隙を突いてアリシアへ魔力の槍が放たれた。自らの身体でアリシアを押しのけ、彼女を攻撃から庇う!)
ぐっ……ふふ、サプライズでしたじゃ済まなくなったぜ。カマトトぶってないで本性表したらどうなんだ、大司教。
(一瞬苦痛で顔を歪めながらも、ニヤリと笑ってセレスティナを挑発して。アリシアの身代わりとなって受けた槍が右の脇腹をかすめ、そこから血が滲んでいる。が、これで誰が見てもセレスティナは王城で凶行を働いた狼藉者となる。遠慮なく叩き潰せる好機と捉えているようだ。)
1507:
アリシア/セレスティナ [×]
2026-10-08 22:15:20
>1506
レド殿…!?くっ…大司教様、例え貴女と言えどこのような狼藉を見過ごす訳に――
(自らを庇い手傷を負ったレドを見て、アリシアは悔しさに顔を歪ませる。抱いた怒りの感情を乗せた眼差しをセレスティナへ向け抗議しようとしたところで、前兆なく脚元から顕現した鎖に囚われ、口元さえも塞がれてしまった。無詠唱の「地獄の門」、それも鎖の一本一本に意思があるかのような洗練された魔力操作。対面している相手が自分より数段上である事実を突き付けられても、アリシアは鋭い眼差しをセレスティナに向け続けている。)
おやおや、やはり貴方々はそのような関係でしたか。であれば…敢えて一方を生かし、もう一方を先に始末した方が面白いものを見られそうですねぇ。安心してください。証拠を残さないためにも、最後はあの世で再会させてあげますから。
(囚われの身となっても反抗的な態度を見せるアリシアと、自分を倒す気満々のレドの二人を視界に収めながら、纏った魔力の圧のみで自らを覆う箱を木っ端微塵に吹き飛ばし、セレスティナは余裕に満ちた笑みを浮かべる。目撃者のいない状況下、二人を始末さえすれば後は第四王子の手の者が揉み消しを図るという算段なのだろう。聖職者然とした柔らかな表情に似合わない残虐性を隠そうともせずに、趣味の悪い結末を語りながらゆったりとレドとの距離を縮めていく。本来魔導師が剣士との距離を縮めるのは悪手だが、これは重厚な盾にも勝る自らの魔力量への絶対の自信と、遠隔魔法(地獄の門等)を使用せず嬲り殺すという意思表示でもあり、完全にレドを舐めている故の行動であった。)
1508:
レド [×]
2026-10-10 10:18:43
>1507
アリシアっ!?……冗談じゃない。そんな三流の筋書きに付き合ってられるか、よっ!
(一瞬で拘束されたアリシアを見て、思わず呼び捨てで叫んで。アリシアも並の腕じゃないのに、セレスティナの戦闘力は遥かに上なようだ。おそらく自分よりも……そして王国近衛隊の指揮官とその伴侶を平然と襲う様にも顔を歪ませた。多少の凶行は揉み消せるほどに第四王子との強固なつながりがあるのだろう。聖教国が王都に城のごとき教会を建て、布教することが許されている理由が分かった気がした。
肉弾戦に向かないであろうセレスティナが近づいてくる。恋人の前でいたぶる気だ。アリシアは「地獄の門」で拘束されたため、人混みへ逃れることはできない。が、こんな相手とまともに戦ったところでいいようにやられるだけだ……意を決したレドは高く飛び上がると、右手で刀を振り上げ、空中から襲い掛かる!……と見せかけて、空いた左手で胸当ての裏からピンのついた筒状の物体を取り出し、口でピンを引き抜く。そして空に向かって筒を放り投げると、耳をつんざくような炸裂音と共に筒が破裂し、空中に灰色の煙が舞い始めた。)
フン、むかし冒険者仲間とよく作っていた煙幕弾さ……ものの数秒で警備が来るぜ。さあどうする。
(着地するなり肩をすくめ、レドの頭上で舞っている煙について口角を上げながら説明して。ここは王城だ。異常な音と煙があれば即座に騎士たちが殺到するだろう。様々な派閥がある王国、セレスティナと第四王子勢だけで「騒ぎがあっても黙認するように」と全員に通達することもできまい。目撃者がいないなら、来てもらうまで。近衛隊の剣術指南という危険な場所へ赴く職に就いた以上、このような事態へ対処する手段も整えてきているのだ。)
1509:
アリシア/セレスティナ/リュシエル [×]
2026-10-10 16:26:13
>1508
おやおや、それは困りましたねぇ…本当に人が来るのなら、ですが。
(歩みを止めレドの説明を聞き終えると、セレスティナは頬に手を添え、眉尻を下げて、わざとらしい困り顔を浮かべてみせる。確かに通常の区画であれば野次馬も集まることであろう。しかし、ここは国王ただ一人の私物に等しい近衛隊庁舎の敷地内。誰もが触れたがらず、そもそも触れる事を許されない、そんな腫れ物のような組織だ。情報収集に斥候を向かわせる派閥もあるだろうが、命令下達までのタイムロスは決して短くはない。アリシアが散々悪用してきた王国騎士団との指揮系統上の違いがここに来て裏目に出ることになる。救援を望めるとすれば庁舎内の近衛兵に縋る形になるが、庁舎にこれといった動きは見られず、その理由自らが庁舎の正面口から堂々と現れた。)
騒がしいから様子を見に来たが、何をやっているんだお前達は。
やはり居りましたか、筆頭守護者様。
今し方、教皇様に仇なす不届き者達に天誅を下していたのです。
不届き者の抹殺……そんな指令下っていただろうか。
そこの黒髪。お前からも話を聞かせろ。
(その正体は、神聖なる守護者筆頭リュシエル。澄んだ青髪に、イザベラと同じ黒い軍服。気怠げな表情とは裏腹に身に纏う魔力は神々しく煌めき、レイラのものと近しいどころか全く同質と言って差し支えない。けれど、その魔力量はレイラを優に上回っている。表向き、聖教国の最強格とされる存在がそこに居た。レドも知っての通り、近衛兵はシエルを除いてまともな精神状態ではない(アリシアを起因とする精神汚染)。国王の命令もなく指揮官も不在であれば、好んで動こうとはしないことであろう。信奉する聖教国の使者、それも最強と謳われる存在自らが「私が行く」と言い出せば尚のことだ。
数日後に控えた国家行事を前にして、警備上の理由でリュシエルがこの庁舎に滞在していることも計算に織り込んでいたセレスティナは勝ちを確信し、とうに困り顔の演技をやめて不敵な笑みを浮かべている。その横で、リュシエルは一方の言い分を聞いた後に、もう一方の言い分を聞くべくレドに視線を向けて問いかけた。その間にもアリシアを縛る鎖は締め付けを強めており、みしみしと骨が軋む音が響く。アリシアはレドに無用な心配をかけないために苦悶の表情を浮かべながらも声を抑えているが、レドの返答を受けたリュシエルの判断次第ではセレスティナに始末させる可能性さえある。)
1510:
レド [×]
2026-10-10 18:03:32
>1509
クソッ、マジかよ……どーなってんだよこの国は。
(王城に異変があるのに、誰も来る気配が無い。いくら近衛隊が異常だからと言って城内の異変にすら対応しないとは、これでは不審者の思うがままではないか。なんなんだこの国は。舌打ちしながら刀を構え直すと、まるで姉貴分のようで、それでいて異なる気配を感じ取り、そちらに視線を向ける。教皇直属親衛隊、神聖なる守護者《セイクリッド・ガード》 筆頭リュシエル。その高名はレドも聞き及ぶ。)
……勇者レイラの弟分、レドと申します。レイラの紹介にて、昨日付で近衛隊剣術指南役を仰せつかりました。その挨拶で王都聖教会に赴けば、何をどうしたものかこの大司教殿が帰りの馬車に忍び込んでおりましてな。事もあろうに同じ信徒である我が主君アリシアに襲い掛かったので、こうして応戦した次第。
(突然の乱入者・リュシエルに問われると、刀を下げて一礼し、自己紹介と事情の説明をして。あまり好ましい相手では無いし、苦しむアリシアが気が気でない。が、リュシエルもセレスティナに即加勢する気配は無いようだ。かえって挽回のチャンスを見出すと、つとめて冷静な口調と表情で応対することにした。)
1511:
アリシア/セレスティナ/リュシエル [×]
2026-10-10 20:55:23
>1510
レイラの弟分…なるほど、つまり教皇様の怒りを沈めるべくレイラに泣きつき、そこの大司教がそれに不満を覚えた。大方そんなところか。
隠し立ては感心しないが、良いだろう。今回はお前に付いてやる、黒髪。
(教皇の癇癪。それに伴い同僚のイザベラが近衛隊の副長宛に伝令を任されたのは、その内容も含めてリュシエルも知るところである。それに加えて二人の話から状況を整理したリュシエルは、初めから全てを明かさなかったレドに対して少しだけ目を細めて小言を言うものの、今回はレドの側に付くと決めたようだ。セレスティナが反応するより先に彼女の首筋に手刀を下ろすと、至近距離で尚且つ無警戒だったこともありセレスティナは為す術なく倒れ、それと同時にアリシアの拘束も解かれる。)
元より、私は下らん戦争を止めにここに来た。
そこの金髪では副団長を捕らえることは困難。仮に出来たとて、事を露見させずに対象を無力化するなど不可能だろう。だから、気は乗らないものの手伝ってやるつもりで来たのだが…随分な奇策を思いついたものだな。そこは褒めてやる、お陰で手間が省けた。
だが、いくらレイラと言えど際限なく教皇様の怒りを沈められる訳ではない。腹心である大司教を騎士団に拘束されたとあれば、折角の奇策も台無しだ。そこで一つ提案なのだが、お互いの為にも今この場で起きたことを全て無かったことにしてくれないだろうか?
ごほっ…ごほっ…私は構いません。それで戦争を回避出来るなら。よろしいでしょうか…?レド殿…
(セレスティナが倒れ切る前にお姫様抱っこの形で受け止めると、リュシエルはレドの前に歩み出て自らが城へ来た理由を語る。建前上は国家行事に参列予定の教皇の護衛に伴う警備上の打ち合わせだが、教皇自身が滅ぼす予定の土地に足を運ぶ筈もなく、本来であれば来る必要もない彼女の真の目的は戦争の阻止であった。アリシア一人では副団長エリスの拘束は困難であり、事を露見させず秘密裏に拉致するために手伝う心積りであったが、レドの奇策でその必要も無くなったというのがそれまでの流れである。しかし、ここで更に王国側が大司教を拘束などすれば、さすがのレイラでも教皇の怒りを抑えることは出来ないであろう。そこまで思い至ったリュシエルは、命まで狙われた二人の心情を考え眉尻を下げながらも、今起きたことを公にしないよう打診した。
アリシアは締め付けられていた肺に空気を送り込み、咳き込みながら了承の意思を示すものの、自分を庇う為に怪我を負ったレドへは負い目から伏し目がちに確認を取って。)
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