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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
1349:
レド [×]
2026-06-03 18:43:38
>1347
そっ、そりゃそう、なんだが……そっそれより!あんた姫様を迎えに来たんだろう!?はよ帰れよ。たのむから……
(目を開いたままこちらを見つめてくるエリスに思わずのけぞって、顔を横に逸らして。おかしい。第二団長エリーゼにさえも冷淡に接するこのエルフが自分に対しては妙に好奇のまなざしを向けてくる。しかも悪意無く。その金色の瞳に見られ続けていると心が揺さぶられそうになってくる……とにかくジェラルドの一言で行く末に葛藤を抱いている今、エリスと遊んでいる余裕は無い。たじろいで、顔を逸らしながらも視線だけはエリスの瞳に合わせ、早く立ち去れと告げて。)
(/ご無沙汰しております!またレドに付き合っていただければ幸いです!)
1350:
エリス/カトリーナ/シエル [×]
2026-06-03 20:04:11
>1349
おやおや、照れているのかな?少年。意外と可愛いところもあるじゃないか。
私としてはもう少し遊んでいても良いんだけど、確かにお姫様をこんな所にずっと寝かせている訳にもいかないからねぇ。仕方ないから帰るとするよ。それじゃあね、少年。
(たどたどしいレドの様子にエリスは口角を吊り上げると、相変わらずの性格の悪さを存分に発揮して揶揄った。やはりどこまで行っても鬼畜エルフは鬼畜である。しかし、レドの言い分にも一理あると思い至り、楽しい時間が終わりを告げるかの如く瞳を閉じてレドに背を向ると、本来の目的を果たすべくそのままカトリーナに歩み寄って、文字通りお姫様抱っこをする。再び振り返ることもなく帰路に着くエリスであったが、その足取りは軽く、去り際に告げた別れの言葉は珍しく心底楽しそうな声色であった。)
お~い!レドくーん!
このシエル、ついに完全復活っすよ!アリシアちゃんに言われて呼びに来ました!
(エリスが去って間もなくして、現れたのは銀髪のサイドテールを揺らした活発な騎士。レドもよく知るシエルであった。レドを見つけるなり、ぶんぶんと腕を振って駆け寄る様はなんとも子供っぽい。完全復活とは言うものの、まるで痛みを庇うような不自然な姿勢の走りから、完治していないことは明らかだが、シエルの気質的に心配かけまいとの振舞いなのであろう。治療を終えて早々に雑用に駆り出されるあたり、アリシアからの扱いは相変わらず酷いもので、無くなってもいい駒程度の認識である。)
1351:
トピ主 [×]
2026-06-03 20:05:06
(/こちらこそ、これからも宜しくお願い致します!)
1352:
レド [×]
2026-06-04 19:02:42
>1350
なっ!?ばかっ、そんなわけ……あっやっぱ待てよ!おい!
……くそおぉぉぉっ!ガキ扱いしやがって!……一体どうやったらあいつに勝て……
……シエル!?戻ってきたのか!?
(エリスにからかわれ、ムキになって顔を赤くしている内に、彼女はカトリーナ姫を抱き抱えて満足げに去って行く。また置いてきぼりにされた……二人の気配が無くなると、立ち去るエリスの背に向けて伸ばしていた手を下ろす。そしてここが王城であることも、自分が剣術指南であることも忘れ、地団駄を踏みながらわめき散らした。あのエルフには翻弄されっぱなしだ。密命の他に、あの女に一泡吹かせてやりたいという個人的な目標を抱いて城に乗り込んだというのに……溜息を吐いてふと視線をやると、見覚えのある活発な近衛兵が目に入る。シエルだ。まさかの再会に目を丸くして。)
そうか、アリシアがな。了解した。お役目ご苦労、案内を頼む……あまり無理すんなよ。
(だが姿勢からして完治しているとは思えない。アリシアが強引に連れ戻したのだろう。子供を慈しむアリシアも、旧友に対しては何の情も抱いていないのだろうか……複雑な表情を浮かべながら頷くと、せめてシエルに気遣いの言葉をかけて。)
1353:
シエル [×]
2026-06-05 09:15:38
>1352
心配はご無用っすよ!ほら、見ての通りピンピンして…いたたっ!前言撤回っす…程々に頑張ります…
(向けられた気遣いの言葉に、シエルは大きく胸を張って自分の健在を示そうとしたものの…傷口を刺激して床に蹲る結果となった。それでも、心配かけまいと笑みを忘れず、小恥ずかしそうに頬をかく姿はなんとも健気である。
壁伝いにやっとの思いで立ち上がると、任務を続行すべく、すぐにレドに背を向けて歩みを進める。痛みを耐えているのか足元は覚束無いが、それでもレドの肩を借りようとしないのは親友であるアリシアを気遣って、その恋人に対する自分なりの線引きであった。)
レドくんはもうお城には慣れたっすか?さっき、楽しそうに踊ってましたけど。
(こんな自分の様子を見て、レドはきっと手を差し伸べようとしてくれるのだろう。しかし、その手を取ることはシエルにとってはアリシアへの裏切りに等しい。なによりレドにこれ以上迷惑をかけたくない。そんな思いで、シエルは先手を打って話題を振ることにした。ここに来るまでに見えた、レドが地団駄を踏む姿。シエルの目にはそれは気分良く小躍りしていたように映っていたのだろう。返事を聞くために振り返ったシエルの表情は夕焼けに照らされて眩さを増した笑顔。勘違いとはいえ、友人が小躍りするほど城での生活に慣れたことを心底安心している様子であった。)
1354:
レド [×]
2026-06-06 07:45:47
>1353
(痛みで床にうずくまり、壁を借りて立ち上がるシエルに「ああ、シエル……」と心配の声を漏らして手を伸ばす。が、いろいろ思うところがあるのだろう、肩を借りないシエルの心中を察すると手を下ろし、ただ彼女の後をついていくことにして。)
ハハ、むしろ逆だな。どうにも気分が浮ついちまう。お前も見ただろう、せわしなくて雑多な冒険者ギルドを。あそこで生活する冒険者(いきもの)にとってこの城は天上の世界、ここに出仕するなんて発想ありゃしないからな……だがいい景色だ。仲間にも見せたかったよ。
(「踊り」……さっきの地団駄を見られたか。シエルの質問に苦笑いを浮かべながら、まだ慣れてないと答えて。初日ながらも濃密な出会いとイベントに見舞われた王城生活初日であったが、ヴァルターやエリスの言動からして、辛抱すべきはこれからである。クレアさんが思い出すだけで「魔境」と身震いする王城の恐ろしさ、こんなものでは無いはずだと、レドは身構えていた。それはそれとして、冒険者の身では出仕するどころか一生見る機会も無いであろうフィリア王国の本拠は静謐・荘厳で、見ればレドの心が躍るのも確かである。手負いのシエルのペースに合わせてゆったりと足を運びつつ夕焼けを眺め、仲間にも見せたかったと微笑んで。)
1355:
シエル [×]
2026-06-08 22:13:56
>1354
いい景色…意識したことはなかったっすけど、確かにそうかもしれませんね。改めて自分は恵まれているんだと認識したっす!今度外のこと色々教えてくださいね!
(レドの感想を聞いたシエルは一瞬だけキョトンとして首を傾げるも、辺りを見渡してみてようやく言葉の意味を理解する。夕焼けに照らされた城、手入れの行き届いた庭園。今まで当たり前に思っていた光景は、そのどれもが生まれ次第では一生目にすることさえ叶わない代物である。雑用ばかりの毎日に飽き飽きしていたことが、今日を生きるために全力を尽くす人々に比べればどれだけ贅沢な悩みであったことか。それを認識するなり目を輝かせて、さらに知見を深めるべく、時間の出来た時に外のことをもっと教えて欲しいとねだった。)
1356:
レド [×]
2026-06-09 19:36:25
>1355
ははっ、もちろん。修行に冒険、ギルドのこと……俺もいろいろ語りたいし、俺もシエルからお城の話を聞きたいし。今日から世話になる。改めてよろしくな。
(部外者の見識に触れてシエルにも新たな発見があったのだろう、彼女の笑顔がよりキラキラと輝いて見える。王城という未知の世界で目にする夕暮れは、喪失を想起させる黄昏(ナイトフォール)に見えて気が晴れないものであったが、シエルの屈託無い笑顔を見て気分が和らいできた。いつになく柔らかい笑顔を見せながらシエルの隣に立つと、彼女の傷が痛まないようポンと優しくシエルの肩に手を当て、頼みを快諾して。)
1357:
シエル/アリシア [×]
2026-06-10 21:50:54
>1356
ふふっ、ありがとうっす。レドくん!レドくんも私のことバンバン頼っちゃってくださいね!
(快諾してくれたレドに礼を述べて、また、何かあれば自分を頼るように自信満々に告げると、痛みも心做しか和らぎ、目的地へと進める足も幾分か軽くなった。
そうしてしばらく進むと、近衛隊庁舎、その中にあるアリシアの私室の前へ辿り着く。アリシアの用事とはそう、昼に取り付けた約束を果たすことである。)
到着っす!それじゃあレドくん、後は二人の時間を楽しんでください。ああ、でも…あんまりがっついちゃダメっすよ!アリシアちゃん押しに弱いですから……くれぐれも婚前ということを忘れずに!
(扉の前で足を止めたシエルはとびきりの笑顔でレドに振り向くなり、二人の時間を楽しむように告げるも、何か思い出したかのようにポンと手を叩き、余計なお節介をする。レドの人柄を考えれば結婚の契りを交わす前に一線を越えることなど考えにくいが、それでも親友のアリシアのこととなると過度に心配になるのだろう。一通りの忠告を終えたシエルは、アリシアをよろしく頼むという意味でぺこりと頭を下げてからその場を後にした。)
もう…部屋の前でうるさ……って、はぁ…もういないようですね。ではレド殿、中へお入りください。
(シエルの声量では当然部屋の中にも聞こえていたのだろう。扉を開くなり、若干不機嫌な様子のアリシアが出てくるが元凶の姿は既にない。小さく溜め息を吐くと、気を取り直して笑みを見せて、レドを部屋の中に招く。
部屋の中は綺麗に整頓されており、ベッドにかけられたシーツにはシワひとつ無い。アリシアの几帳面な性格を良く表しているが、一方で、今のアリシアの服装はワイシャツ一枚に短パンという、普段の格式高い軍服姿とは全く異なる姿であった。その短パンもワイシャツに覆われる形で完全に隠れており、瑞々しい太ももがその存在感を放っている。一見するとかなり際どい格好にも見える装いであった。)
1358:
レド [×]
2026-06-11 21:54:59
>1357
わーってっからシエル、もうちょっと静かに……やれやれ。
(大声でアリシアのことを話すシエルを呆れ顔で制して。元気になったのは安心できる。アリシアへの心配もあるのだろう。だがこんなに騒がしくては、まるでいかがわしい店で客を案内するポン引きの類のようである。ムードもへったくれも無い……やれやれと溜息を吐くと、扉が開かれる。)
アリシア様、失礼しま……っっ……!!
(勧めに応じ一礼して入室したが、アリシアの身なりを見た途端言葉が止まる。ななな、なんという無防備な姿……露になったなめらかな太ももに目が行ってしまう。ほぼワイシャツ1枚、服の下は生まれたままの姿であることだろう……アリシアは押しに弱いかもしれないが、レドはもっと弱い。今日も床で寝ないと耐えられない気がする……いったいどうやって一晩過ごせばいいものかと、顔を赤くしたまま固まっており。)
1359:
アリシア [×]
2026-06-12 20:53:35
>1358
おや?レド殿、お顔が真っ赤ですよ。あぁ、今日は暑いですからねぇ。
ふふっ、早く隣に来てください。
(先んじて部屋に備えられた二人がけのソファに腰掛けたところで、アリシアはレドが顔を真っ赤にして固まっている様子に気が付いた。こんな弄りがいのある状況を彼女がみすみす見逃す筈もなく、ニヤッと口角を吊り上げて悪戯な笑みを浮かべると、わざとらしく自らの顔を手で扇ぎ、形だけの暑がる素振りを見せてワイシャツのボタンを上から2つほど外す。その上で前屈みの姿勢を取って、未だ扉の近くにいるレドを覗き込むような姿勢で、顕になった胸元を見せつけながら隣に座るように促した。)
1360:
レド [×]
2026-06-13 12:33:13
>1359
あう……そっ、そうですね。今日は暑いですね!俺も楽にさせてもらいます!
(アリシアが胸元を開けると、慌てて顔をのけぞらせて。なんか、すごい積極的だ……シャツの胸元から覗く光景は、太もも以上にレドを混乱させる。そしてアリシアから隣に座るように促されると、自分も暑いからと身に付けている物を外し始める。ブーツをスリッパに履き替え、ケープを外し、馴染みの冒険者商会で仕立ててもらった刀や革鎧を解き、剣士ではなく黒シャツとボトムスに身を包んだ一人の青年へと戻る。だが舞い上がったレドは黒シャツすら脱いで、上半身をノースリーブの白い肌着一枚の姿にしてしまった!)
でっ、では……
(わたわたと装備を外したかと思えば、今度は気恥ずかしそうにそろそろと近づき、アリシアの隣に腰掛けて。肌着姿になったことで、安宿での一夜では見られなかったレドの上半身、ひたすら剣を振って生きてきたことで引き締まった腕や肩の筋肉が露になっている。暑さでなく緊張の汗でいくらか艶やかになったその筋肉はいかにも柔らかそうで、指で押せば沈み込んでしまいそうだ。)
1361:
アリシア/イザベラ [×]
2026-06-13 21:07:45
>1360
…見立て通り、よく鍛えられていますね。
その……触っても?いえ、これは野暮な質問でしたね。見せるということは触ってもいいと同義…と、以前同僚から伺いました。それでは遠慮なく堪能させていただきますね。
(レドの鍛え上げられた肉体を見て、アリシアは騎士の目線で感心したように頷いた。仕事柄、訓練などで男の裸体を見る機会が多い為に、そこに特別な興奮はないものの、恋人という関係性から流石に遠慮がちに触っても良いか尋ねる。しかしそこで、同僚…即ち同じ騎士であり、父親に付き纏う異常者ことフィオナの言葉を思い出す。「見せるということは触っても良いと同義」。おじさん専門痴女とも呼ぶべきフィオナがオズワルドへのボディータッチを正当化する為に放ったセリフであるが、恋愛に於いて異性経験のないアリシアはそれを真面目に捉えていた。これは裏を返せば、自分の身体も好きに触って良いというレドへのメッセージでもある。少しばかり頬を緩ませて、嬉々としてレドの腕に手を伸ばしたところで、思わぬ邪魔が入った。
まるでそこに何もないかのように窓をすり抜けて室内に入ってきた一匹のコウモリ。それだけでも異様な光景であるが、さらに驚くべきはそのコウモリが二人を認識するなり声を発したことである。)
ご機嫌よう、人間ちゃん。と…人間くん?貴方は初めましてね。ふふっ、お邪魔だったかしら?
(お上品な口調に、人を誘惑するかのような甘い声色。とてもコウモリに似つかわしくない淑女然とした振る舞いである。明らかに異様な存在であるが、アリシアに困惑した様子はない。むしろ間の悪さを恨むようにコウモリに鋭い視線を向けていた。そんなアリシアの様子を見て、コウモリは羽を口元に当ててお淑やかに微笑むような仕草を見せたかと思えば、赤黒く眩い光を発すると同時にその真の姿を明かした。
「お邪魔だったかしら?」。そのセリフと共に現れたのは、長い耳と鋭い犬歯が特徴的なピンク髪の吸血鬼。王国では御伽噺などによく登場する魔物であるが、彼女はその中でも最上位種、夜の支配者《ヴァンパイアロード》である。漏れ出る膨大な魔力がその存在感を強調しており、おそらくは無名冒険者であったレドが対峙した魔物の中で最高峰に位置するレベル。そんな規格外の魔物の襟元に付けられた銀色の十字架のブローチは、その所属が聖教国であることを示していた。)
1362:
レド [×]
2026-06-14 09:48:31
>1361
どど、同僚!?その、俺まだ覚悟が、ちょっ、まっ……
(「見せるということは触っても良いと同義」。同僚から聞いたという主張の下、自分の身体を触ってくる、何なら自身の身体をレドが触ることも許すアリシアを前にして声を上ずらせて。アリシアに近い立場でこんな支離滅裂な主張をする人間、あのオズワルドの愛人だろうと見当をつけつつも、今のレドには余裕が無い。嬉しそうなアリシアの手が迫る中、顔を真っ赤にしたまま固まって。
……いた途端異常な気配を察し、瞬時に立ち上がって構えを取って。気配の主からアリシアを守るべくアリシアの前に立つレドの顔からはウブな様子が一瞬で消え、剣士らしい殺気立った険しいものになっている。そしてその歯はギリッと噛みしめている。「なにいっ!?コウモリが窓をすり抜けて入ってきたーっ!?」と悲鳴を上げたくなるのを耐えているのだ。そのコウモリが人語を発し、さらには不気味な光を発しながら女に変身したとあってはなおさらである。)
何だお前は。乱入してくるとはとんでもない奴だ。
……アリシア様、奴をご存じで?大聖堂からの使者のようですが。
(こめかみに青筋を立てながら、侵入者を睨みつけて。眼前のコウモリ女が放つプレッシャーは相当なもので、あのバカエルフ、副団長エリスが襲い来る戦慄の夜を想起させるわけだが、今のレドは逢瀬を邪魔された怒りの方が上回っている。しかし突然の乱入にもかかわらずアリシアは平静だ。どうやらこの女とは知り合いらしい。首無し女とツギハギ男の審問官以上の妖気を漂わせるこのコウモリ女、身なりからして聖教国の手の者なのだろう。背後にいるアリシアに首を向け、侵入者の素性を尋ねて。)
1363:
アリシア/イザベラ [×]
2026-06-14 12:42:37
>1362
彼女の名前はイザベラ。教皇様との連絡役です。詳しい素性は私にも分かりかねますが…私達がこうして生きているということは敵対の意思はないと取るべきでしょう。
それで、貴女が来たからには急を要する案件ですよね?手短に話を済ませていただきたいのですが。
(危機を察知した途端に自分を護るように立ちはだかるレドへの胸のときめきを、アリシアはなんとか顔に出さないように抑えていると、投げかけられた問いには険しい表情を浮かべて自らの知り得る情報を答えた。教会を介さない直接の伝令…それを寄越すと言うことは面倒事に他ならない為だ。そんなアリシアの心情を嘲笑うかのように、イザベラは口角を吊り上げて本題を告げる。)
お楽しみの最中だったものねぇ。ええ、では手短に一語一句違わず教皇のありがた~いお言葉を伝えるわ。すぅ…
殺せっ!殺すのだ!我が愛しの、愛しの、愛しの、勇者を…その命を狙った不届き者をッ!!!指を折りっ!爪を剥ぎっ!全身のあらゆる骨を砕きっ!虫の息となったところをオークに抱かせ、苦痛と恥辱に塗れた最期を迎えさせるのだッ!!!猶予は三日与える。それが叶わぬならば王都はその痕跡すら残さずに更と化すだろうッ!
とのことよぉ。ふふふ、教皇ったら顔を真っ赤にしちゃって、八つ当たりで傍にいた聖女を杖で殴ったり、手が付けられなかったんだからぁ。
それで、出来そうなの?副団長を生け捕りにして、それなりの知性のオーク、オークロード辺りかしらぁ?も捕まえて、拷問の果てに殺す。それを三日で完遂しろだなんて、とても難しい注文だけれど。無理なら手伝ってあげてもいいわよ?
は…?三日?それも、副団長を…?その…少し考える時間を……それに実行するにしても、せめてひと月ほど猶予が欲しいのですが…
それを私に言われてもねぇ…教皇の命令は変わらないわよ。…一つの方法を除けば。
(一呼吸置いて、イザベラは迫真の演技で教皇の言葉、身振り手振りを再現した。命令を要約すると、身の程知らずにも聖教国の象徴たる勇者の命を狙ったエルフへの報復、それもかなり苛烈な内容である。断れば戦争は不可避、仮に成功したとして騎士団の副団長を嬲り殺したとなれば、これも戦争は不可避であろう。将来的には戦争を企むアリシアであっても、それは必要な下準備を終えてからの話である。いま戦争が起きれば自分どころか第三王女の命の保証もない。苦い顔で俯くアリシアと、それを楽しむように微笑むイザベラ。一見すると八方塞がりな状況だが、イザベラがわざとアリシアには聞こえないようにぽつりと呟いたように一つだけ円満にこの状況を打破する方法が存在する。それは勇者ことレイラに直接教皇を宥めさせることだ。レイラとレドの繋がりを知ってか知らずが、イザベラは一瞬だけアリシアから目を逸らして、レドに茶目っ気のあるウインクを送る。)
1364:
レド [×]
2026-06-14 23:14:52
>1363
じょ、冗談じゃ……
(「イザベラ……」、コウモリ女、教皇直属の部下の名を呟きながら顔を戻して教皇からの要求を聞き、そして眉間に皺を寄せて。
詰みである。三日で達成できる内容では無い。達成したとて王国は滅ぶ。そして噂で聞いていた以上に大人げない教皇に呆れ果てた。好色、短気、横暴、残虐、頑迷……一国どころか一部隊をも統率できそうにない老人に見え、なぜこんな男を信者が崇拝するのかレドには理解できなかった。だいたいあのバカエルフが、その程度で屈服するはずがない……こんなバカな要求に従ってアリシアを危険に晒したくないし、あのバカエルフは俺が決着をつけるんだ。他人があの女を嬲り者にするのは、どうも癪だ……
そう思案している最中にこちらに何か呟き、目配せしてくるイザベラに目を細めて。この女、口ぶりからして教皇への忠誠心は薄いし、エリス捕縛も回避したいようだ。無論イザベラが仄めかす抜け穴の内容も察している。姉さん(レイラ)こういう面倒事には巻き込みたくなかったのに……そもそも孤高で攻撃的な勇者レイラがこんな人柱になるような頼みを聞くわけがない。話を切り出した途端に殴られるだろう。勇者にこんな頼み事を通せる人間など存在しない……一人を除いては。)
アリシア様、あのバカエルフのためにあなたが危険を冒すことはありませんよ。明日の朝、教会に行ってきます。俺が姉さん……勇者レイラを説得して教皇様に引き合わせ、聖下の御心をお鎮めしましょう。
(アリシアに身体を向けると、立場上教皇の下命の抜け穴を伝授できないであろうイザベラに代わり、代案を提示して。何も悪い事をしていないのに教皇のご機嫌を取れなどと、レドが行ったとて聞くとは思えない頼み事である。それでも勇者レイラが弟のように可愛がり、勇者襲撃の身代わりとなって傷を負ってきたレドならば、まだチャンスはある……言い終わると「これでいいんだろう?」と言わんばかりに、イザベラを睨んで。)
1365:
アリシア/イザベラ [×]
2026-06-15 16:45:27
>1364
あらぁ、人間くんはとっても頭が良いのね。そんな方法思いつかなかったわぁ。
レド殿…恩に着ます。このお礼はいつか必ず…
(レドの告げた代案を聞いて、イザベラはわざとらしく口元に手を添えて驚いた素振りを見せると、まるで子供の相手をするかのように褒めちぎった。一見すると小馬鹿にしたような態度にも見えるがそのような意図はなく、自分を頂点捕食者と信じて疑わない彼女にとって、それは人間が犬や猫の芸を褒めるのと同様の可愛がりである。
一方で、アリシアは申し訳なさそうに俯きながら、藁にも縋る思いでレドの案を受け入れた。自分自身、そしてなにより第三王女の為を思えば、それ以外の選択肢などないも同然である。恋人に負担を強いることには気が引けるが、一先ずは一件落着…そうして顔を上げた矢先に、鋭い頭痛が彼女を襲う。昼頃に異端審問官との接触で悪魔の人格が主導権を奪ったように、今宵はイザベラをトリガーとして内に宿った悪魔が刺激されたようだ。)
あら、想定より早いわね。もう侵食がそこまで…?この様子じゃこの子も長くはないかも。
ふふ、今はそんなこと考えてる場合じゃないわね。ごめんなさい、貴方に起きられると面倒なの。しばらく眠っていてもらうわ。
(しばらくアリシアを観察しながら、ぶつぶつと意味深な発言を呟くイザベラであったが、ふと我に返って状況の解決を図る。今、アリシアの中に眠る悪魔を起こしてしまえば、せっかく平和な方向で纏まった話がご破算になりかねないからだ。両手で頭を抑えて藻掻き苦しむアリシアに向けて手をかざすと、そこから伸びた赤黒い魔力の帯で彼女の首を包み、締め上げる。余程の圧だったのだろう、抵抗という抵抗もなくアリシアは一瞬で意識を手放し、人の切れた人形のようにだらんとソファもたれかかった。傍から見れば単にイザベラが乱心したようにも映るが、人の心など知る由もない魔物がそんなことを気にする筈もなく、レドの目も気にせずに、呑気にもテーブルに備えられたクッキーを一つ口に含み。「美味しいわねぇ
。」と、事の説明もなしに場違いな感想を漏らす始末である。)
1366:
レド [×]
2026-06-16 01:12:28
>1365
ははは、お構いなく。そのための剣術指南です。これからも何なりと……
……アリシア様?アリシアっ!!……この魔力は!
(なにをいけしゃあしゃあと……人をナメ腐った態度を取るイザベラにむっとしつつも、申し訳なさそうに俯くアリシアに微笑んでみせて。この程度のことは織り込み済みだ。たとえ密命を帯びていても、ギリギリまでアリシアに尽くしてみせる……そう決意した矢先、アリシアが異常な頭痛に苦しみ始める。宿の時と同じような……我を忘れてアリシアの側に寄った矢先、彼女がイザベラに締め上げられ気絶した。何が起こったのかレドにはさっぱり理解できないが、ひとつだけ分かることがある……イザベラの放った魔力が、アリシアやエルフリーデが使う悪魔の魔法「地獄の門」と同質であることだ。)
てっ、てめぇ!何しやがる!……さてはお前、アリシアと同じ「悪魔」ってヤツだな!?
(恋人を締め上げておきながら呑気にクッキーを貪るイザベラに吠える。今すぐ刀を拾ってこのコウモリ女を両断したいほどハラワタが煮えくり返っているが、刀より先に意識を失ったアリシアの肩を抱く。……気絶しているだけのようだ。安堵の息を漏らしつつも、再度イザベラに鋭い視線を向ける。そして今まで得てきた情報を基に、イザベラもアリシアもいわゆる「悪魔」なのかと問い詰めて。)
1367:
アリシア/イザベラ [×]
2026-06-16 10:46:24
>1366
悪魔…ねぇ。本質的にはさして違いは無いけれど、一つの定義として、「人間に害を成す知性を持った魔物」がそう呼ばれているわ。その点、私はべつに人間に何かしようって気は無いもの。だから、悪魔ではないと見倣してもらえれば嬉しいわね。
(イザベラは咀嚼を終えたクッキーを飲み込み、艶かしく舌なめずりをすると、そのままテーブルに腰掛けて、勿体ぶることもなくレドの問いに答えた。曰く、悪魔という存在は魔物という枠組みの中の一つのカテゴリーに過ぎず、その分類は主観によるものが大きいようだ。レドが見抜いたように、イザベラとアリシアの魔力が同質なのもその為である。吸血鬼の最上位種であることに誇りを持つ彼女にとっては、悪魔などという曖昧な存在に括られる行為はそのプライドを傷付けるもので、悪魔と同一視しないでほしいという旨を最後に付け加えた。)
気になるならもっと深ぁいところまで教えてあげてもいいわよ?その子に憑いた悪魔が何者なのか、その子がこれからどうなってしまうのか、そして……その子を救うにはどうすればいいのか、その全てを…ね。
ふふっ、もちろんタダではないわ。私の願いを一つ聞いてくれたら、という条件付きだけれど。どう?魅力的な提案じゃないかしらぁ?
(レドに肩を抱かれ、未だに深い眠りにつくアリシアを眺めながらイザベラは言葉を続ける。アリシアに憑く悪魔の正体、今の状態を放置した末の結末、そして何よりもレドが求めているであろう悪魔の祓い方まで、その全てを教えることもやぶさかでないと言ってのけた。しかしそれは契約の対価としての報酬であり、先に要件を言わないあたり生半可な内容ではないのだろう。レドの言葉を待つイザベラは深紅の瞳をギラリと輝かせていた。)
1368:
レド [×]
2026-06-17 02:36:44
>1367
「人間に害を成す知性を持った魔物」か。親の顔より見てきた気もするがな……いずれにせよやっぱりアリシアは悪魔憑きで、このままではもたないってことか。
……かわいそうなアリシア。ずっと独りで、騎士として身を削ってきたんだな……それで、なんだよ。
(イザベラが話し終わるとアリシアをソファに横たえ、脱ぎ捨てたシャツ・ケープ……刀を拾い始める。そして肌着一枚で眠るアリシアの前で膝をつくと自らのシャツとケープをかけてやり、彼女の頭をそっと撫でて。どういう経緯でアリシアに悪魔が憑りついたのかまでは確証が持てない。だが誰にもすがれず、ここまで身を削る事を強いられた人生だったのは分かる……彼女の苦難を偲び、瞳を潤ませて。
一方で自分に取引を持ちかけるイザベラに対しては流し目で睨みつけて。人間に何かしようという気はないと言いながら、教皇の無茶な要求に苦慮するアリシアを笑い、人の弱みに付け込んで取引を要求し始める。悪魔の定義が何であろうと、このコウモリはろくな女では無い。イザベラの要求を待つレドの視線は冷たかった。)
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