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冒険者ギルドの日常/1521


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自分のトピックを作る
1502: レド [×]
2026-10-05 01:02:40

>1501

んな……っっっ!

(ウェルディも喜んでくれたようだ。安心したのも束の間、声が漏れそうになって、思わず口を押さえて。喜びすぎて青少年ではとても直視できない光景が広がり始めた……教会の中を出るまでの間、まともに目を開いていられなかった。
正門に辿り着いたのを感じ取ると瞳を開き、近衛隊の馬車を視界に収めるとほっと一息吐いて。ここまで来ればセレスティナも意趣返しに来ないだろう。任務完了としていいはずだ。ウェルディの手を離れて彼女と正対し、別れの挨拶をする。)

はいウェルディさん。ここまで部外者の自分を案じてくれて本当にありがとうございました。またお会いできる機会、楽しみにしています!それでは………っ!

(真っ直ぐに背筋を伸ばし、案内のお礼を和やかに述べて。この教会は信徒でないと自由に入れないらしい。全ての人間の家と呼ぶには随分排他的なものだと引っかかるものはあったが、信徒でない自分にも常に優しかった彼女は別だ。本当にまた会いたい。最後に静かに一礼を……だが頭を下げたせいで見ないように意識していたもの、彼女の立派な胸と谷間が視界に入ってしまう。頭を上げるなり慌てて踵を返し、近衛隊の馬車へと歩き始めて。)

……大きすぎるよ……

(指をもじもじとさせながら、脳裏に焼きついて離れないウェルディの身体について思わず呟いて。使者としてレイラを聖教国へ向かわせる役目は果たしたが、行きの時と同じように顔を赤らめ、そわそわしながら歩く姿は、使者としてはなんとも不格好だ。これも師・ショウカクが老齢と諸事情により女の事は教えられなかった故……レドがウェルディの身体を平然と見られるようになるのはまだ先のことになりそうだ。)

1503: アリシア/セレスティナ [×]
2026-10-05 19:15:38

>1502

(/お城まで場面転換致します!)

(馬車が王城へ辿り着くと、近衛隊庁舎の前ではアリシア自ら迎えに出ていた。自らの、そして王国の命運すら左右する頼み事の成否をいち早く知りたいのだろう。馬車の窓から見えるアリシアはどこか落ち着かない様子でソワソワと指を弄っている。そして、馬車が庁舎の前に止まるなり颯爽とドアを開け、レドを出迎えた。)

おかえりなさい、レド殿。朝早くからお疲れ様でした。結果は――
はて…馬車にそのような積荷はありましたでしょうか?

(一先ずレドに労いの言葉をかけて、気になる結果を尋ねようとした所で、馬車の内部に見慣れない箱が置かれていることに気が付いた。人ひとり入りそうな程の大きさのそれは、明らかに近衛隊の所有物ではない。教会に持たされたものだろうかと、アリシアは小首を傾げて問いかける。次第に箱の中からは赤黒い魔力が漏れ出てきたことで、恐らくレドならばその正体に察しがつくことであろう。アリシア自身は自らの魔力と同質であるからこそ、違和感に気が付いていない様子である。)

1504: レド [×]
2026-10-06 20:36:34

>1503

(腕を組み、刀を抱きながら馬車に揺られて。道中多々あったが、役目は果たしてきた。師匠(オヤジ)が生きていたら「ま、おめぇにしちゃあ上出来だ」なんて褒めてくれるかな……と感慨にふけりながら形見のケープを撫でていると、窓からアリシアが見えた。不安そうに自ら出迎えをする彼女の姿は、さながら夫の帰りを待つ新妻のよう。彼女を安心させるべく悠々と馬車を降り、「アリシア様!首尾は……」と敬礼しながら明るく口を開いたが、彼女の指摘を聞くと急に笑顔が消え、件の箱に向き直って。)

……アリシア様、兵をお呼びください……結果の如何は、この箱次第のようです。

(見知らぬ箱から、覚えのある魔力を感じる。何と大胆不敵な。あの女、やはりタダで引き下がる気は無かったか……しかし罠かもしれない。アリシアに応援を要請すると、まずは箱に手を出さず、ただ冷酷な眼差しで箱を睨みつけながら……ゆっくりと野太刀を引き抜き、その白刃を完全に晒して。)

1505: アリシア/セレスティナ [×]
2026-10-08 14:27:23

>1504

わ、分かりました…

ちょ、ちょ、ちょっとお待ちください!ただのサプライズですよ!レイモンド殿下に許可は得ていますからぁ!

(レドの表情からただ事ではないと察したアリシアは言われるままに増援を呼びに離れようとするが、箱からひょっこりと顔を出したセレスティナの言葉に制止される。威圧するような魔力を消して、あわあわとした振る舞いを見せるセレスティナだが、これは相手を油断させる為の演技である。ただ、許可を得ての入場に偽りはないようで、王家の紋章が描かれた許可証を手に持って、白旗を上げるようにひらひらと揺らしていた。)

大司教様?何用でここまで…それに、その格好は……

う~む、何から話すべきでしょうか。一先ず、この格好はレドくんの趣味とだけ。

(面識のある大司教が出てきたことで、アリシアは警戒をやめて箱に近付きながら質問を投げかける。ここに来た用事もそうだが、最も気がかりなのはその破廉恥なメイド姿である。対するセレスティナは、投げかけられた問いにポッと頬を赤らめて、ここでも自分の趣味をレドに責任転嫁した。答えを聞くなり、不貞を疑っている訳ではないもののアリシアの不安を隠せない眼差しは反射的にレドに向けられる。この格好も、一連の流れも全て計算していたのだろう。アリシアが視線を離した一瞬の隙を縫うように、セレスティナの足元から伸びた赤黒い魔力が槍のように鋭い形へと変質し、アリシアを貫かんと襲いかかった。)

1506: レド [×]
2026-10-08 19:39:53

>1505

なに、レイモンド殿下!?……チッ、だからって何をネズミのようにコソコソと……あぶないっ!!

(案の定箱の中から現れたセレスティナに刀を突きつけようとしたが、王家の許可証を見せられると驚き、舌打ちして。まさかこの国の第四王子と直接の繋がりがあるとは……思わぬ人脈に唾を飲みつつも、刀を手に下げたまま警戒を怠らず、アリシアを守るように彼女の側に立つ。アリシアはセレスティナの無害そうな振る舞いに警戒を解いて箱に近づいたが、レドは知っている。笑裏蔵刀……この女は笑顔の裏に刃を隠していること。そして、先ほど自分もアリシアも殺すと宣言した相手であることを。
案の定、一瞬の隙を突いてアリシアへ魔力の槍が放たれた。自らの身体でアリシアを押しのけ、彼女を攻撃から庇う!)

ぐっ……ふふ、サプライズでしたじゃ済まなくなったぜ。カマトトぶってないで本性表したらどうなんだ、大司教。

(一瞬苦痛で顔を歪めながらも、ニヤリと笑ってセレスティナを挑発して。アリシアの身代わりとなって受けた槍が右の脇腹をかすめ、そこから血が滲んでいる。が、これで誰が見てもセレスティナは王城で凶行を働いた狼藉者となる。遠慮なく叩き潰せる好機と捉えているようだ。)

1507: アリシア/セレスティナ [×]
2026-10-08 22:15:20

>1506

レド殿…!?くっ…大司教様、例え貴女と言えどこのような狼藉を見過ごす訳に――

(自らを庇い手傷を負ったレドを見て、アリシアは悔しさに顔を歪ませる。抱いた怒りの感情を乗せた眼差しをセレスティナへ向け抗議しようとしたところで、前兆なく脚元から顕現した鎖に囚われ、口元さえも塞がれてしまった。無詠唱の「地獄の門」、それも鎖の一本一本に意思があるかのような洗練された魔力操作。対面している相手が自分より数段上である事実を突き付けられても、アリシアは鋭い眼差しをセレスティナに向け続けている。)

おやおや、やはり貴方々はそのような関係でしたか。であれば…敢えて一方を生かし、もう一方を先に始末した方が面白いものを見られそうですねぇ。安心してください。証拠を残さないためにも、最後はあの世で再会させてあげますから。

(囚われの身となっても反抗的な態度を見せるアリシアと、自分を倒す気満々のレドの二人を視界に収めながら、纏った魔力の圧のみで自らを覆う箱を木っ端微塵に吹き飛ばし、セレスティナは余裕に満ちた笑みを浮かべる。目撃者のいない状況下、二人を始末さえすれば後は第四王子の手の者が揉み消しを図るという算段なのだろう。聖職者然とした柔らかな表情に似合わない残虐性を隠そうともせずに、趣味の悪い結末を語りながらゆったりとレドとの距離を縮めていく。本来魔導師が剣士との距離を縮めるのは悪手だが、これは重厚な盾にも勝る自らの魔力量への絶対の自信と、遠隔魔法(地獄の門等)を使用せず嬲り殺すという意思表示でもあり、完全にレドを舐めている故の行動であった。)

1508: レド [×]
2026-10-10 10:18:43

>1507

アリシアっ!?……冗談じゃない。そんな三流の筋書きに付き合ってられるか、よっ!

(一瞬で拘束されたアリシアを見て、思わず呼び捨てで叫んで。アリシアも並の腕じゃないのに、セレスティナの戦闘力は遥かに上なようだ。おそらく自分よりも……そして王国近衛隊の指揮官とその伴侶を平然と襲う様にも顔を歪ませた。多少の凶行は揉み消せるほどに第四王子との強固なつながりがあるのだろう。聖教国が王都に城のごとき教会を建て、布教することが許されている理由が分かった気がした。
肉弾戦に向かないであろうセレスティナが近づいてくる。恋人の前でいたぶる気だ。アリシアは「地獄の門」で拘束されたため、人混みへ逃れることはできない。が、こんな相手とまともに戦ったところでいいようにやられるだけだ……意を決したレドは高く飛び上がると、右手で刀を振り上げ、空中から襲い掛かる!……と見せかけて、空いた左手で胸当ての裏からピンのついた筒状の物体を取り出し、口でピンを引き抜く。そして空に向かって筒を放り投げると、耳をつんざくような炸裂音と共に筒が破裂し、空中に灰色の煙が舞い始めた。)

フン、むかし冒険者仲間とよく作っていた煙幕弾さ……ものの数秒で警備が来るぜ。さあどうする。

(着地するなり肩をすくめ、レドの頭上で舞っている煙について口角を上げながら説明して。ここは王城だ。異常な音と煙があれば即座に騎士たちが殺到するだろう。様々な派閥がある王国、セレスティナと第四王子勢だけで「騒ぎがあっても黙認するように」と全員に通達することもできまい。目撃者がいないなら、来てもらうまで。近衛隊の剣術指南という危険な場所へ赴く職に就いた以上、このような事態へ対処する手段も整えてきているのだ。)

1509: アリシア/セレスティナ/リュシエル [×]
2026-10-10 16:26:13

>1508

おやおや、それは困りましたねぇ…本当に人が来るのなら、ですが。

(歩みを止めレドの説明を聞き終えると、セレスティナは頬に手を添え、眉尻を下げて、わざとらしい困り顔を浮かべてみせる。確かに通常の区画であれば野次馬も集まることであろう。しかし、ここは国王ただ一人の私物に等しい近衛隊庁舎の敷地内。誰もが触れたがらず、そもそも触れる事を許されない、そんな腫れ物のような組織だ。情報収集に斥候を向かわせる派閥もあるだろうが、命令下達までのタイムロスは決して短くはない。アリシアが散々悪用してきた王国騎士団との指揮系統上の違いがここに来て裏目に出ることになる。救援を望めるとすれば庁舎内の近衛兵に縋る形になるが、庁舎にこれといった動きは見られず、その理由自らが庁舎の正面口から堂々と現れた。)

騒がしいから様子を見に来たが、何をやっているんだお前達は。

やはり居りましたか、筆頭守護者様。
今し方、教皇様に仇なす不届き者達に天誅を下していたのです。

不届き者の抹殺……そんな指令下っていただろうか。
そこの黒髪。お前からも話を聞かせろ。

(その正体は、神聖なる守護者筆頭リュシエル。澄んだ青髪に、イザベラと同じ黒い軍服。気怠げな表情とは裏腹に身に纏う魔力は神々しく煌めき、レイラのものと近しいどころか全く同質と言って差し支えない。けれど、その魔力量はレイラを優に上回っている。表向き、聖教国の最強格とされる存在がそこに居た。レドも知っての通り、近衛兵はシエルを除いてまともな精神状態ではない(アリシアを起因とする精神汚染)。国王の命令もなく指揮官も不在であれば、好んで動こうとはしないことであろう。信奉する聖教国の使者、それも最強と謳われる存在自らが「私が行く」と言い出せば尚のことだ。
数日後に控えた国家行事を前にして、警備上の理由でリュシエルがこの庁舎に滞在していることも計算に織り込んでいたセレスティナは勝ちを確信し、とうに困り顔の演技をやめて不敵な笑みを浮かべている。その横で、リュシエルは一方の言い分を聞いた後に、もう一方の言い分を聞くべくレドに視線を向けて問いかけた。その間にもアリシアを縛る鎖は締め付けを強めており、みしみしと骨が軋む音が響く。アリシアはレドに無用な心配をかけないために苦悶の表情を浮かべながらも声を抑えているが、レドの返答を受けたリュシエルの判断次第ではセレスティナに始末させる可能性さえある。)

1510: レド [×]
2026-10-10 18:03:32

>1509

クソッ、マジかよ……どーなってんだよこの国は。

(王城に異変があるのに、誰も来る気配が無い。いくら近衛隊が異常だからと言って城内の異変にすら対応しないとは、これでは不審者の思うがままではないか。なんなんだこの国は。舌打ちしながら刀を構え直すと、まるで姉貴分のようで、それでいて異なる気配を感じ取り、そちらに視線を向ける。教皇直属親衛隊、神聖なる守護者《セイクリッド・ガード》 筆頭リュシエル。その高名はレドも聞き及ぶ。)

……勇者レイラの弟分、レドと申します。レイラの紹介にて、昨日付で近衛隊剣術指南役を仰せつかりました。その挨拶で王都聖教会に赴けば、何をどうしたものかこの大司教殿が帰りの馬車に忍び込んでおりましてな。事もあろうに同じ信徒である我が主君アリシアに襲い掛かったので、こうして応戦した次第。

(突然の乱入者・リュシエルに問われると、刀を下げて一礼し、自己紹介と事情の説明をして。あまり好ましい相手では無いし、苦しむアリシアが気が気でない。が、リュシエルもセレスティナに即加勢する気配は無いようだ。かえって挽回のチャンスを見出すと、つとめて冷静な口調と表情で応対することにした。)

1511: アリシア/セレスティナ/リュシエル [×]
2026-10-10 20:55:23

>1510

レイラの弟分…なるほど、つまり教皇様の怒りを沈めるべくレイラに泣きつき、そこの大司教がそれに不満を覚えた。大方そんなところか。
隠し立ては感心しないが、良いだろう。今回はお前に付いてやる、黒髪。

(教皇の癇癪。それに伴い同僚のイザベラが近衛隊の副長宛に伝令を任されたのは、その内容も含めてリュシエルも知るところである。それに加えて二人の話から状況を整理したリュシエルは、初めから全てを明かさなかったレドに対して少しだけ目を細めて小言を言うものの、今回はレドの側に付くと決めたようだ。セレスティナが反応するより先に彼女の首筋に手刀を下ろすと、至近距離で尚且つ無警戒だったこともありセレスティナは為す術なく倒れ、それと同時にアリシアの拘束も解かれる。)

元より、私は下らん戦争を止めにここに来た。
そこの金髪では副団長を捕らえることは困難。仮に出来たとて、事を露見させずに対象を無力化するなど不可能だろう。だから、気は乗らないものの手伝ってやるつもりで来たのだが…随分な奇策を思いついたものだな。そこは褒めてやる、お陰で手間が省けた。
だが、いくらレイラと言えど際限なく教皇様の怒りを沈められる訳ではない。腹心である大司教を騎士団に拘束されたとあれば、折角の奇策も台無しだ。そこで一つ提案なのだが、お互いの為にも今この場で起きたことを全て無かったことにしてくれないだろうか?

ごほっ…ごほっ…私は構いません。それで戦争を回避出来るなら。よろしいでしょうか…?レド殿…

(セレスティナが倒れ切る前にお姫様抱っこの形で受け止めると、リュシエルはレドの前に歩み出て自らが城へ来た理由を語る。建前上は国家行事に参列予定の教皇の護衛に伴う警備上の打ち合わせだが、教皇自身が滅ぼす予定の土地に足を運ぶ筈もなく、本来であれば来る必要もない彼女の真の目的は戦争の阻止であった。アリシア一人では副団長エリスの拘束は困難であり、事を露見させず秘密裏に拉致するために手伝う心積りであったが、レドの奇策でその必要も無くなったというのがそれまでの流れである。しかし、ここで更に王国側が大司教を拘束などすれば、さすがのレイラでも教皇の怒りを抑えることは出来ないであろう。そこまで思い至ったリュシエルは、命まで狙われた二人の心情を考え眉尻を下げながらも、今起きたことを公にしないよう打診した。
アリシアは締め付けられていた肺に空気を送り込み、咳き込みながら了承の意思を示すものの、自分を庇う為に怪我を負ったレドへは負い目から伏し目がちに確認を取って。)

1512: レド [×]
2026-10-11 07:25:37

>1511

……!感謝いたします、リュシエル殿。勇者レイラの御心にも。

(最初から真相を知っていたリュシエルに驚くが、セレスティナほどの者を一瞬で気絶させた手並みを目の当たりにすると、一層戦慄して目を見開いて。噂には聞いていたが、まさしく大陸随一の腕と称して良い気がする。まともに戦えばセレスティナ以上に勝ち目がないと認識すると冷や汗が流れた。今回そんなリュシエルが隠し立てをしていてもなお助勢してくれたのは、まさしく命拾いという他ない。顔を緊張させたまま頭を静かに下げると、彼女の計らい、そして同じく協力してくれたレイラに感謝を述べて。
だがリュシエルからこの件を水に流すよう要請されると、血走った眼でセレスティナを睨みつけて。冗談では無い、主君、否、恋人が殺されかけたというのに。ましてや勇者様の意思に背いて自分達を襲いに来た女、ここで逃がせば本国や第四王子派と連携し、より困難な形で再びアリシアを襲うだろう。報復を断つためにも、この女は今ここで仕留めなければならないのに……)

アリシア様……!……仰せのままに。リュシエル殿、よしなにお願い申し上げる。

(そこへ拘束が解かれたアリシアが咳き込んでいるのに気付き、側に寄って彼女の肩を抱く。アリシアから弱弱しく提案を受け入れるようにお願いされると、苦しい表情で目を閉じる。さすがに恋人の意思は蹴れない。リュシエルの言い分ももっともだから尚の事である。しばし沈黙してから瞳を開くとアリシアへ頷き、リュシエルに顔を向ける。そして抜いた刀を静かに納め、淡々とした顔と声で提案を了承して。)

1513: アリシア/セレスティナ/リュシエル [×]
2026-10-11 17:10:41

>1512

うむ、そう言ってくれると信じていた。物分りの良い若者は嫌いではない。
しばらくはこの城に滞在する予定だ。また教会を起因とする面倒事に巻き込まれたら私を頼るといい。身内の尻拭いくらいはしてやる。

(期待通りの返答が返ってくると、リュシエルは満足そうに僅かに口角を吊り上げ、王都聖教会に送り届けるべくセレスティナを抱いたまま聖教国の馬車へと歩みを進めて。
乗り込む直前、ふと振り返ったリュシエルは最後にレドに言葉を送る。その内容は、自身の滞在中に起きた教会関係のトラブルを引き受けるというものだ。レイラを彷彿とさせる圧のある口調ながら、その実、彼女の面倒見の良さを表していた。伝い終えるなり馬車に乗り込み、出発と同時にその場には普段通りの静寂が訪れる。)

レド殿…ごほっ…お怪我の具合は大丈夫ですか?

(肩を抱かれながら、アリシアは自身を差し置いてレドの容態を尋ねる。元々華奢な体格で、まともに鍛錬を積んでいないアリシアにとっては鎖による締め付けが相当の負荷となっていたのだろう。未だに咳が治まる気配はないが、それでも恋人であり、流血を伴う怪我を負ったレドの方が自分のことよりも心配なようだ。)

1514: レド [×]
2026-10-12 07:13:02

>1513

わ、若……?ははっ、ご厚意に感謝いたします。リュシエル殿。

(リュシエルの「若者」という言葉にきょとんとして。自分とそう大差ない年齢に見えるんだが……一体何歳……と呆然としていたところに、リュシエルから教会関係について面倒を見ると伝えられる。今恋人もろとも教会関係者に襲われたレドとしては、彼女の口調と相まって何だか先輩風を吹かされているみたいで面白くない。が、悪い人ではなさそうだ。今回の仲裁と併せて礼を言うと、頭を下げでリュシエルの馬車を見送って。)

アリシア様、俺が支えます。一旦お部屋に戻りましょう……ああ、俺は問題ありませんよ。傷は戦歴ですから。

(アリシアと二人きりになると、引き続き彼女の肩を抱いたまま彼女の身を案じる。ひとまずアリシアを休ませるべく、一旦彼女の部屋に戻ろうと提案して。自分の右脇腹の切り傷は問題ないと微笑みながら伝えるが、少々表情が硬くて冷や汗も垂れている。切り裂かれた服から血がにじんでいる程度、剣士としては傷の内にも入らないかすり傷だが……痛いものは痛いのだ。)

1515: アリシア [×]
2026-10-12 12:32:05

>1514

レド殿…ええ、そうしましょう。どうかご無理はなさらないでくださいね。

(問題ないとは言うものの、痛みを我慢しているようなレドの表情にアリシアは心を痛めて俯いてしまう。提案を了承し、レドの肩を借りながら足を進めるものの、あまり負荷をかけないよう極力自分の足で立つ努力をしながら部屋を目指した。
静寂に包まれた廊下を進み自室に辿り着くと、遂に緊張の糸が解れて、アリシアは吸い込まれるようにソファに倒れ込む。)

すぐに手当をしますね…

(だが、部屋に着いて終わりではない。自分よりも怪我の度合いが明らかに酷いレドを治療すべく、部屋の隅に置かれた救急箱を用意しようと足に力を入れるが、身体がプルプルと震えるだけでまるで立ち上がれる気配はない。名家の生まれでプライドが高いことも相まり、自分の不甲斐なさを悔いてアリシアの目尻には思わず涙が浮かんだ。)

1516: レド [×]
2026-10-12 18:46:43

>1515

……!お構いなく。自分でできます。
あの野郎、よくも……!アリシア様!ここまでされて引き下がるわけにはいきません。ほとぼりが冷めたらあの野郎を……あだだっ!

(ダメージが残っているのか、治療を施そうとするがソファから立ち上がれないアリシアを片手で制して、自分で救急箱を取って。上を脱いで上半身は肌着だけにして、傷口に薬を塗ってから布で押さえ、包帯を巻いて手当てする。
手当てを終えると悲しむアリシアが見え、傷がうずく。憎しみが湧き上がったレドは早くもセレスティナへの報復を誓うが、言い終える前に傷が痛み出して脇腹を押さえて。怒りほど傷に障るものは無い。)

1517: 名無しさん [×]
2026-10-12 22:29:09

(/失礼します!こちらのスレッドはなりきり参加可能でしょうか? もし1対1でしたら申し訳ありません! もし、可能でしたらキャラクターの種族設定に範囲指定などがあるのかお聞きしたいです!(人間、エルフや獣人以外の亜種系のダークエルフやスノーエルフなどもOKなのかなど) なりきり中失礼いたしました!)

1518: アリシア [×]
2026-10-13 08:15:39

>1516

い、今は安静にしてください!私はただ、レド殿が隣にいてくれればそれでいいんです…仕返しは体調が万全になったら検討しましょう…?真正面からではなく罠に嵌めるとか…例えば、この手錠などは対象の魔力を封じられる代物です。見たところ大司教様は戦闘の多くを魔力に依存していますし、手錠を嵌めることさえ出来ればこちらのものです。もしでしたら今晩私で練習しても――

(明らかに自分を起因として怒りを滾らせ、そして傷を痛めるレドを見て、慌てて安静にするように促すと、落ち着かせるべくレドへの変わらぬ愛を語って。宥めるためとは言え口に出すのは小恥ずかしかったのか、言い終えるとアリシアの頬はすっかり赤く染まっていた。恥ずかしさを誤魔化す為に、内ポケットに忍ばせた魔封じの手錠を取り出して、矢継ぎ早に思い付いた報復の方法を語るが、勢い任せに喋っていたために手錠プレイまで話が逸れて、再びアリシアは赤面して顔を伏せる。)

1519: トピ主 [×]
2026-10-13 08:23:09

>1517

ご参加希望ありがとうございます!
大変嬉しい申し出ではあるのですが、現状お相手を出来る人員が揃っておらず、おそらく追加の新規様がいらっしゃるまでお待ちして頂くことになるかと思います…それでも良ければぜひご参加ください!
種族は人間・獣人・エルフが基準となっていますが、これといった範囲指定は設けていないので、新たなものは都度ご確認して頂ければと思います。プロフィールの確認後、世界観に矛盾がなければ基本的にOKを出す方針です!

以降のご返信は下記打ち合わせ用トピックにてお願い致します。

https://m.saychat.jp/bbs/thread/698276/

1520: レド [×]
2026-10-13 20:41:59

>1518

……!すみません、軽率でした……

(アリシアの言葉で我に返り、背筋を伸ばして謝って。そうだ、先走って自分が先立ってしまう真似はよくない……と反省したが、アリシアもその気が無いわけではなさそうで、大司教を捕らえる魔封じの手錠の話になった。嵌められれば勝てそうだが、知略に長ける大司教を欺くのも容易でない。どうやって誘い込むか……などと真面目な顔で聞いていたのだが、あろうことか話は手錠プレイへと逸れてしまった。拘束され、無防備な姿を晒すアリシアがつい頭に浮かんでしまい、アリシアと同じく紅潮した顔を手で覆って。)

……報告が遅れました。お察しとは存じますが、レイラを聖教国へ出立させることに成功しました。レイラも浄化祭に参列する体で大聖堂へ赴くとのこと。王国を刺激せずに済みそうで、彼女の計らいに感謝するばかりです……

(咳払いしてスタスタ歩きアリシアの隣に腰掛けると、至って神妙な顔で状況報告をして。こうして話題を変えないと、今夜どころか今この場で手錠プレイを致しかねない、お互いに……)

1521: アリシア [×]
2026-10-13 23:38:43

>1520

レド殿ならば、必ずやり遂げてくれると信じていました。本当に…ありがとうございました。後日お会いする際に、勇者様にも私からのお礼の言葉をお伝えください。

(レドの表情が切り替わると、アリシアもそれに合わせて背筋を伸ばす。成功報告を受けるなり、心からホッとした表情で礼を述べて、レイラにも自分の感謝を伝えて欲しいと言伝を託した。本来ならば直接礼に伺うのが筋だが、当のレイラがアリシアを露骨に避けているのだから無理な話である。礼儀を重んじる騎士社会に生きるものとして心に若干の憂いを抱え、言い終えるなりアリシアはほんの一瞬だけ苦笑いを浮かべた。)

私からも、レド殿にお伝えしなければならないことが幾つかあります。
まずは…ご存知かとは思いますが、フリード戦争の勝利を記念するパレードが3日後に執り行われる予定です。慣例通りならば各部隊の剣術指南役も招かれる筈なので、勿論レド殿にも来賓として参加していただきます。これに関しては、殆ど席に座っているだけでいいので、席順や挨拶回りなどの細かいことは私が当日にご案内しますね。

(すぐに気持ちを切り替えて普段の柔らかな笑みを見せると、アリシアからも話を切り出す。用件は複数あるようだが、まず初めに彼女が語ったのは3日後に迫った「対フリード戦勝記念パレード」についてだ。国を挙げての祝日である為、王国人ならば誰しも存在は知っていることだろう。そのパレードにレドも招かれると話すアリシアの表情はどこか誇らしげである。序列による席順や各派閥や利害関係による挨拶回りなど、多少の面倒はあるものの基本的には約半日席に座っているだけで、ここで語れることはそう多くはない。そういった行事に場馴れしていることもあり、最後にアリシアは自分に任せてと言わんばかりの得意げな表情でレドの手を握るが、その際に手に持ったままの手錠を意図せず手渡す形となり、みるみる頬が赤く染まる。パレード当日の案内の約束と同時に今晩の約束まで取り付けてしまった。)

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