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天からの祝福の鐘は永遠に【NL】/528


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478: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-08 23:05:01

こんばんは。ふふふ…どうしたの?そんな狐に抓まれたような顔をして…もしかして堕天使を見るのは初めて…?
(いつの間にか部屋の入り口、骨董屋の主人の背後に立っており、異様な気配を察知してギョッとして振り返る老人に向け、微かに入り込む月の光に反射して輝く真紅の瞳をギラギラ輝かせながら、普段とは違う妖艶な気配を纏いつつにじり寄り)
素敵な呪いをありがとう…堕天使は受けた呪いをそのまま倍にして相手に返す力があるの…次は貴方があの迷宮で彷徨うとこ見てみたいな
(当然そんな力などないが口から出まかせでそう脅し文句を口にしつつ耳元顔寄せて囁くと触腕で顔を撫でて)

『ひ、ひいぃぃぃぃ!お、お許しをおぉぉぉ……っ』
(よもやあの空間から生還する者がいるとは思っていなかったのだろう、しかも敵に回したのがこれまた得体の知れない堕天使という存在だと知った老人は完全に気が触れ、部屋を飛び出したかと思うと階段から何かが転げ落ちるような音がして)

(そんな物音を聞きながらベッド上の相方の方を見やり、これって私が悪いのかな?とでも言いたげな苦笑いのような表情浮かべながら肩を竦めて)

479: ロズウェル [×]
2024-09-08 23:49:18

(階段を転げ落ちる救いのない物音を聴きながら、肩を竦める相方のなんとも言えない表情を見て声を上げて笑い)

んー、まぁ急いで帰ろうとして足でも滑らせたんだろうぜ。良い医者が見つかるといいな。
(まだ息があればな、っと小さく呟き、再びごろんとベッドに寝そべり。射し込む細い月光が、まだ外は夜の闇が続いていることを示して)

ま、でっかいカニをやっつけるのに、いい準備運動になったか?…ちょいとオーバースペックだったかもしれんがな。
それじゃ、もう一眠りするとしようかね~

480: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-09 00:27:01

うん、そうしよう…おやすみなさい…
(今回の一件の黒幕も再起不能に追い込み、今度こそはゆっくりと休めそうだと、既に体力的に限界近かったため襲いくる眠気にすんなり身を委ねると、程なくして小さな寝息を立て始めて)

──3日後。

ロゼ、準備できた?参加者は時間までに正面ゲート前に集まるようにって話だったよね
(最初こそ予定外のトラブルに見舞われたが、そのあとは恙無く砂漠の国での滞在を十分に満喫し、いよいよここでの滞在における最後の一大イベントである蟹漁祭の日を迎え、目標地点には定時出発の砂上を進む船で向かうとだけ聞かされており、そろそろ予定時刻が迫れば相方へと旅支度は出来たか尋ねて)

***

勝手に日付スキップしちゃったけどもしやり残したこととかあったら内容変えるから言ってね!

481: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-09 00:30:05

や、やっちゃった~…今更気づくなんて大失態…!お返事書き直すね!待ってて

482: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-09 00:50:37

うん、そうしよう…おやすみなさい…
(今回の一件の黒幕も再起不能に追い込み、今度こそはゆっくりと休めそうだと、既に体力的に限界近かったため襲いくる眠気にすんなり身を委ねると、程なくして小さな寝息を立て始めて)

──次の日。

ふわぁ……もう太陽があんなに……流石にちょっと寝過ぎちゃった。……あれ、ロゼ?どこか出掛けてるのかな?
(窓からの陽光に顔が照らされ、その眩しさに手で目元を覆い隠すようにしながら身体をゆっくり起こし、太陽の位置からしてもう昼過ぎだろうということがわかり、いくら疲れていたとはいえこんなにゆっくり寝たのは久しぶりだなと欠伸しながらもぬけの殻の隣のベッドを見れば、相方は先に起きて、一人でお酒でも飲んでるか散策してるしてるのだろうかと考えつつ、ここまでなんだかんだで気の休まる時間はあまりなかったし、いくら旅の相方とはいえ互いに一人の時間だって大切だということは理解しているため、あまり深く気にすることなく、大人しく室内でのんびり窓際のテーブルに座って街並みを眺めていて)

***

という訳で、改めてお返事はこっちにお願いね!

483: ロズウェル [×]
2024-09-09 18:34:34

(思いの外すっきり目覚めた翌日、まだ布団の中で寝息を立てている相方に声を掛けるのはやめ、のんびり散策に出かける。アスティが仕入れてきた情報のとおり街が蟹漁祭に関する話題で賑わっているのを感じて。ふと、自分たちのような他所者、しかもそれなりに腕が立ちそうな連中の立ち話に興味を惹かれて少しだけ聞き耳を立て…前夜祭…酒…。にやりと不適な笑みを浮かべ、そそくさとその場を後にして)

アスティ!いい知らせがあるぜっ、起きろって…あ、もう起きてたか、おはよ…昼だけど。
(のんびりとくつろぐ相方に声を掛け、先ほど仕入れてきたとっておきの情報を伝えて。蟹漁祭の前夜、参加者を労う目的で開かれる宴。なかなか盛大なイベントらしく、もちろんそこには大量の酒も振る舞われるとか…。少々お堅い雰囲気な可能性もあるが、参加者の半数は自分達と同じ冒険者。なかなか面白そうであり、やはり数多の酒に思いを馳せながらアスティの反応を伺って)

484: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-09 20:44:14

おかえりロゼ。…それで、良い知らせって!?……
(耳慣れた足音、部屋の前で止まりドアが開き中へと軽い足取りで入ってきた相方の方見れば、見るからに何か良いことがあったとわかる。かくして、その見立ては当たっていたようでグッドニュースを持ち帰ってきたという、相方の様子から掛け値なしに良い話なのだろうと期待に胸を膨らませつつその内容に興味を示して黙って耳を傾けて)
ふふっ、ロゼらしいね!せっかくだから参加してみてもいいんだけど…パーティ、なんだよね…?場合によってはドレスコードがあるかも?
(相方の話しに聞き入って、前夜祭と銘打っているが少し畏まった場である可能性を示唆され、それは即ちパーティなのでは?と、かつて王宮にいた頃に何度か参加したことのある、あの煌びやかな空間を思い浮かべて、もしもそうであるなら相応の服装、周りの人の気分を害さず雰囲気を壊さないための配慮が必要になるであろうことを自身と相方の服装を見つつ語って)

485: ロズウェル [×]
2024-09-09 22:21:23

ドレスコード…なるほど、な。
(すっかりお酒のことばかり考えていたが、服装、しかもドレスコードの有無などまったく考えておらず、ぽかーんとしながらアスティの呟いた単語を鸚鵡のように繰り返して。いつもの服装で行く気満々だったため、ややたじろぎ)

これはこれで動き易くていいんだがなぁ。それじゃアスティ、各々ちょろっと衣装の準備でもするかね。
(きっとアスティはささっと卒なくいい感じに準備すると思うが、かつてモルドールの一件で必要に迫られて正装をした際、アレがダメ、コレがダメとルーシエンに悪戯気味に揶揄われた記憶がふと蘇り、ぐぬぬ…と一人表情を曇らせて)

486: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-09 22:39:14

うん、そうしよっか。ロゼ、楽しみにしてるね?
(普段の相方の姿から、失礼ながらフォーマルな衣装に身を包み、ビシッとキメた姿というのがイマイチ想像出来ないというのが本音で。しかし、自分の中の相方はキメる時はしっかりキメる男、きっと今回もカッコいいところを見せてくれるだろうと相方の内心の負の感情には気づかないまま、期待を込めてそう言い放ちウインクして)

えっと、用意を済ませたら会場に現地集合でいいかな?
(今から衣装を用意するとなると、もし時間が押せばパーティの開始時間ギリギリになるであろうことを考え、ここへ一度戻るよりは会場付近で落ち合う方が現実的だろうかと相方へと方針を確認して)

487: ロズウェル [×]
2024-09-09 23:40:57

おう、りょーかいだ。それじゃ、陽が沈む頃にまた現地でな!
(そうと決まれば早速行動。落ち合う段取りをざっくり確認し合うと、散策の手荷物などを軽く整えて。ふと鏡に映った自分自身を見遣ると、少なくともこのだらしない無精髭は剃らないとなぁ…と苦笑しながら、所持金を懐に入れぼちぼち宿屋を後にして)

──夕暮れ時
アスティ、まだ来てないみてぇだな…。
(会場の入り口付近で落ち着かない面持ちであたりをキョロキョロ見渡して。無精髭を綺麗に落とし何年かぶりに眉を整え、短めの髪をナナメ後ろに流すように撫で付けると、やや色白の肌が相まって実年齢より少しだけ年下に見える自分自身に落ち着かず。漆黒のタキシードを着込み、首筋に異物感を齎すシャツの小さなカラーと蝶ネクタイを撫でると、リーフ模様があしらわれたアンティーク調のカフスボタンが光り。その装いに一際異彩を放つ穿ち焔。これだけは置いてくるわけにはいかぬと、まるで心の拠り所にするかのように腰のそれに触れ、相方の姿を探して)





488: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-10 01:19:09

…!ごめん、ロゼ。遅くなっちゃって…っ
(幸運なことに今日は前夜祭ということもあって、街中の服屋では商機を逃すまいと前夜祭参加者向けの衣装の用意から髪のセットまで請け負ってくれていて。王宮でのパーティではあまり着飾り自分を綺麗に見せることには無頓着、ドレスの選定なんかも付き人任せだったが今日はなんとなく相方に良いところを見せたいという気持ちがずっと頭の片隅にあり、ついついドレス選びにも熱が入ってしまって、気がつけば集合予定時間にギリギリ間に合うかどうかという時間になってしまい。待ち合わせ場所まで出来るだけ急ぎ駆けつけると、見慣れた背中の面影を背負ったタキシード姿の美丈夫が待ち人探すかのように辺りを見回しているのを見つけ、見目よい立ち姿には似つかわしくない物騒な腰の得物に相方である事を確信すると側まで駆け寄り、声をかけて)
っ………見違えちゃった…ロゼ素敵だよ、カッコいい!
(こちらを振り返る相方、トレードマークの無精髭が無いだけでだいぶ印象が変わり、より精悍さが際立って見えるその顔立ちに見惚れハッと息を呑み言葉を失ってしまう。普段とは違う、慣れない服装になんとなく本人は収まりが悪そうな顔をしているが、そんな事など気にならないぐらいに心の琴線に触れ、頬に微かな熱感を感じながらシンプルに飾らない言葉で、そう賛辞を送り)

えっと……私はどうかな……?ドレス自分で選んだのは初めてなんだ、変じゃないかな…?
(自身が選んだのはビスチェ風の、レースのついたスカートが広がったふんわりしたシルエットのドレス。色は悩んだが、ありのままの自分、相方が受け入れてくれた堕天使としての自分を象徴する黒色で。髪は高めの位置で一つに纏め、白い花飾りのついたヘッドドレス、胸元にも真っ白な花のコサージュがあしらわれていて。少し小走りでここまで来たため、服装に乱れや汚れがない事を改めて確認するよう視線下に落とし、再び顔を上げると相方と真っ直ぐに目を合わすのは気恥ずかしく少し目線横に流しつつ、こういう時自分から感想を聞きにいくのは無理矢理に褒め言葉を引き出すようであまりよろしくないとは思いつつ、気まずさに耐えかねてそう尋ねて)

489: ロズウェル [×]
2024-09-10 17:54:02

…。おぉ、流石だな、凄く似合ってるよ。やっぱり、本物は違うなぁ。完全に王女と家来だぜこりゃ。…それじゃ、前夜祭とやらを楽しむとしようか。…どうか足元にお気をつけくださいませ。
(気恥ずかしそうな面持ちでも、やっぱり別格の雰囲気を醸し出すアスティ、その姿に改めて惚れ惚れし一瞬黙してしまうも、すぐに率直な感想を述べて。ようやく自分の格好にも慣れてきたところ、ふと片膝をついてアスティの手を取りちょっぴり気障ったらしく目配せすると、立ち上がってゆっくり彼女の手を引いて前夜祭の会場へと進んでいき)

へぇ、なかなか賑わってるなぁ。さて、酒はどこかな?
(国の関係者と思しき人々、そして翌日からの祭に参加するのであろう腕自慢達を眺めながらも、一番のお目当てである銘酒の類を探して)

490: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-10 21:27:00

この感じ…なんだか懐かしいなぁ……ご機嫌よう
(中までまるで本物の付き人のようにエスコートしてくれた相方、紳士的な振る舞いに戸惑いを感じたのも束の間、会場へ入るや否やお酒を求めてフラフラとその場を離れて、パーティ会場を彷徨う相方の姿を尻目に、苦笑浮かべつつもやはりこの方が相方らしいなと、変わらぬ内面に少し安心する部分もあって。人で賑わうパーティ会場を一人歩けば、王宮で行われたパーティの記憶が否応無しに思い起こされ、しみじみ呟き。様々な種族や人種の集まる会場とはいえ天使はやはり物珍しいようで男女問わず声をかけられ、普段とは違うパーティ会場に相応しい立ち振る舞いとよそ行きの笑顔で挨拶を交わして)
…!
(声をかけてくれた人々と談笑しつつ、勧められた酒の入ったグラス左手に、相方も今頃色んなお酒を楽しんでる頃だろうかと酔い潰れたりしないといいけどなんて心配をしていると、不意に背後に何やらヒヤリとした突き刺すような殺気にも似た異様な気配を感じハッとして振り返ると、スーツに身を包んだ髭面の男性が銀色の髪をした女性を傍に控えさせ佇み、こちらを見ていて)

『これは珍しい…天使の冒険者か』
(静かに落ち着き払った口調でこちらに声をかけてくる男性からは先程感じたような不穏な気配は感じられなくなっており、さっきのは自分の気のせいだったのだろうかと、感じた違和感の出所が分からず言い知れぬ不安を感じるが、こんな人が大勢いる中で何か仕掛けてくるはずも無いだろうと一旦心を落ち着けて他の会場にいる大勢と変わらぬ対応をして)

491: ロズウェル [×]
2024-09-10 22:25:03

えぇっ、この25年ものもタダでもらっちゃっていいのか!?いや~なんだか悪いなぁ、くひひっ
(高価なものや珍しいもの、いろんなお酒をあれやこれや楽しみながら、グラスを勧めてくれるお姉さん達に愛想を振りまき。毎年来よう…としみじみ考えながら、ふと相方の存在を思い出して。なんだかんだで目立つ種族、それに加えて今日はいつにも増して別嬪さんな彼女に悪い虫でも付くやもしれぬと、その姿を探して)

よぉ、アスティ、楽しんでるか?ん、知り合いか?
(何となく気になる視線をアスティに投げる男を見やり、相方の傍に寄り言葉を挟んで。さっそく悪い虫…と思いきや、長い銀髪の女性を連れ落ち着いた振る舞い、そのような輩とはまた異なりそう。長身ゆえ見下ろすような視線、その佇まいにかなりのやり手だろうと想像して)

492: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-11 01:36:29

あ、ロゼ…ううん、初めて会った人
(2、3言葉を交わし、湧き上がる感情は怯えに似た何か。決して人相が特別悪いわけではない、立ち姿も整っていてガラが悪い輩とも違う、だというのに男の双眸にはどこか底知れぬ暗さが見える気がして、やはり先程背中に感じたような敵意や殺気は見えないが、今までに感じたことのないような得体の知れない不安を感じ、冷たい汗が背中を伝うような感覚覚えたその時、耳慣れた声が聞こえ振り返れば相方の姿があり、心底ホッとしたような表情で歩み寄るとそう答えて)

『連れが居たのか、これは失敬。…俺はこれで失礼する。行くぞソリス』
「はい、マスター」
(相方が来た途端にいきなりこちらへの関心を無くしたかのように男は踵を返し、そんな彼にソリスと呼ばれた人型はここで初めて口を開くと一切の異論も唱えずに頷きそのまま付き従い、こちらににこやかに手を振りそのまま二人揃って目の前から去っていき)

493: ロズウェル [×]
2024-09-11 16:58:58

(普段と異なるアスティの様子と、掴みどころがない二人の振る舞い、それらを冷静に観察し、その後姿に一瞥をくれ)

…なんだか不気味な連中だな。それにしても、一人にしちまってすまんな。つい酒に目が眩んで…へへ、色々珍しいのを飲んできたぜっ。
(気を取り直して明るい口調で相方に声を掛け、これからは一緒に回ろうと手を取って。引き続き酒を飲んだり食べ物を摘んだりと、至れり尽くせりの豪華な宴を存分に楽しみ)

はぁ…限界まで飲んで食ったよ…。アスティ、明日起きられなかったら引っ叩いて起こしてくれ~…。

494: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-11 18:11:04

あっ、ちょっと…もう、ロゼったら…二日酔いで動けないんて言っても知らないよ?……──帰ろっか
(楽しい空間、美味しい料理や酒肴とくればお酒が進むのは必定、国を挙げての祭りの前夜祭だけあって数多くのお酒が集まっており、それを全制覇する勢いの相方の後について、こちらもそこそこに酒と料理を楽しんでいくと、やがて完全に出来上がってしまってフラフラと酩酊状態の相方を慌てて抱き止めて。パーティの雰囲気にあてられる気持ちはわかるが、明日もあるんだからお優しく咎めるように口にしながら、暫くそのままの体勢で背中に回す手にほんの少し力を込めて瞳を閉じて。それから少しして身体離し柔らかく微笑むと、足元覚束ない相方へと肩を貸し、身体支えながら二人でパーティ会場を後にして)

495: ロズウェル [×]
2024-09-11 22:35:11

あぁ…また…飲み過ぎた……
(アスティに肩を借り、千鳥足でよろよろと月明かりに照らされた道を行く。正装してもこの体たらく、ちょっぴり身なりを整えたくらいでは、人間そう簡単に中身は変わらないなぁとぼんやり考えていると、ようやく宿の前について)

アスティ、何度目かもうわからんが、今日もありがとな…。

ところでな、その…。ん、綺麗だよ。本当に。
(本当は落ち合ったときに言いたかったが、小恥ずかしくて言い出せなかった言葉を、今日の最後、記憶を失う前に呟き。なんとか崩れ落ちる前に階段を上がりベッドに倒れ込むと、早々ぐーぐーいびきをかいて)

496: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-12 04:10:43

……もう、ズルいよ
(宿屋に戻って、それぞれが自分のベッドで横になって休もうかというタイミングで、ここにきて唐突に投下された相方の言葉による爆弾。しかし、それを口にした相方はと言えば、こちら側からそれについて何かを伝えたりリアクションをとる間も無くあっという間に深い眠りに落ちていて、その結果やり場を無くした感情が内心で渦巻く自分だけが取り残される形となり、ベッドひとつ分のスペースで隔てられた先にある隣のベッド上にてこちらの気も知らず呑気にも寝息立てる相方の寝顔を見てから、天井へと視線移して仰向けになり、一方的に言いたいこと言って寝た相方への意趣返しのように、こちらからもズルいよと一方的に悪態をついて呟けば、ドキドキと高鳴る胸、火照る頬の熱にもう暫く自分は眠れそうにないなとそんな風に考えているうちに夜は更けていって)

……んん、朝かぁ……ロゼ、起きて。早く起きて支度しないと船に乗り遅れるよ
(いつの間に眠ってしまったのだろう、日の登り始めぐらいの早朝の時間帯に目が開き。午前中には祭りの参加者を乗せた砂上船にて作戦地点まで向かうことになっており、余裕を持って支度するなら今からでも早過ぎるということはなく、ベッドから降りて相方のベッドの傍へ移動すればその身体をゆさゆさと優しく揺さぶって起こそうとして)

497: ロズウェル [×]
2024-09-12 19:13:05

ん… へへ、アスティ、流石にこれ以上は飲めないぜ…
(夢の中、巨大なジョッキになみなみ溢れそうな酒を飲みながら、潜在意識に擦り込まれているのか踊り子アスティから追加のコップを手渡され思わず呟いて。なんだか優しい声が少しずつ意識を覚醒させ…)

ハッ…おう、おはよ。…そうか、いよいよ蟹漁祭だな!
(やや重い身体で目覚めるも、楽しみなイベントに声は明るく。残った酒気を吹き飛ばすように冷水で顔を洗い、もはや記憶もなく乱雑に脱ぎ捨てられた昨夜の衣装を軽く整理してから、馴染んだいつもの動きやすい服装にささっと着替えて)

498: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-12 21:56:34

ふふ、おはよう。お酒の影響は…大丈夫そうかな?ちゃんと動けそうで安心したよ!
(完全に熟睡してるように見えたが、こちらの呼びかけに抵抗なくすんなり目を覚ました相方、パッと見前日のお酒の影響を引きずっているようには見えず、せっかくの祭りを存分に楽しめないという事態は避けられそうで安堵し。いつものスタイルにこちらも着替えるとキャスケットを被ると相方の方を見やり出発しようかと視線で合図を送り)

砂上船ってどんな感じなんだろうね?船は前に乗ったけど砂の上を進む船なんて想像もつかないよ
(出発の為に正面ゲートを目指しながら、巨大な甲殻類というのも勿論気になるが、作戦地点への移動に使われるという砂上船にまず関心を示し、未だ見ぬそれについて相方に話しを振って)

499: ロズウェル [×]
2024-09-13 00:31:58

砂の海を走る船…。確かに想像もつかねぇなぁ。案外、魔法を動力にして動くとか不思議なものかもしれんねぇ。いずれにせよ船酔いがないといいなっ
(ペガサスにも乗ったことのあるアスティでも想像がつかない乗り物、そういうものに出会う旅の醍醐味に心が踊るのを感じて。集合場所への道すがら、ちらほら参加者と思しき冒険者のような装いの連中を目にすればふと昨日の二人組をなんとなく思い出し。あの時感じた唯ならぬ雰囲気、外部から参加する腕利きの類だろうと考えて)

お、そろそろ集合場所の正面ゲートかな
(それとなく集まった連中の顔ぶれをチラ見するも、どうやら自分が見知った顔はないようで)

500: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-13 01:43:29

船酔いは…あれはちょっと勘弁してほしいなぁ……と、見るからにそれっぽい人たちが集まってるし間違いは無さそう!
(初めて乗った船で味わった嫌な感覚、相方の言葉で思い出し渋い顔をしながらそう言葉を交わしていれば、やがてたどり着いたのは一際人で賑わう場所で。そこに集まっているのは見るからに冒険者たちであるのがわかり、大小様々な得物を手にした、見るからに力自慢な者や片や魔術などの搦め手を得意としそうな者など千差万別で。これだけの人数が集まって撃退に注力するほどの獲物とは果たして…と、ますます興味が膨らんできて)

『勇気ある冒険者諸君!よくぞ集まってくれた!私こそがこの蟹漁祭の主催にして最高責任者のダグラスである!まず、出発の前に蟹漁祭について知らない者も中にはおるだろう、そこで!私が蟹漁祭について直々に説明してくれよう、心して聞くが良い』
(やがてゲートの手前、そこに用意されたお立ち台、そこに金色の鎧に身を包んだやたら偉そうで不遜な態度の男が立ち蟹漁祭の概要を話し始めて。ダグラスと名乗った男の話の内容を要約すると、数年に一度周期で砂漠の国を何故か襲撃してくる巨大な甲殻類を国内の腕利きの猛者と外部から招いた冒険者たち総出で追い払うのがこの蟹漁祭であり、『漁』と銘打ちながらなんとこれまでの歴史の中でその巨大甲殻類について国に被害が出ないよう進行方向を変えさせるのが精一杯で過去に一度たりとも討伐には至っていないという事実が告げられて、そんなとてつもなく大掛かりな小競り合いこそがこの祭りの真相であるようで。祭りの歴史についてのご高説の後、続けて冒険者を何班かに分けて役割分担をして事に当たることを話す。まずは魔法に長けた者たちによって編成される足止め部隊、砂上船の大筒や弩砲による兵器を用いる援護射撃部隊、そして前線で適宜攻撃、陽動を行う前線部隊の大きく分けて三つがあると説明があり、それぞれの部隊の中でもいくつかの班に別れて波状攻撃を仕掛けることになっているようで)

501: ロズウェル [×]
2024-09-13 17:58:24

へぇ…一回もやっつけたことないのかよ。アスティ、それなりに手強いかもしれねえ、気を抜かずにいこうぜ。…しっかし、偉そうなヤツだなっ…
(説明を聴きながら、男への失礼な感想は最後に小声で耳打ちするように相方に伝えて。自分たちの戦闘スタイルから役割は前線部隊への配属が濃厚だろうと考えながら、傭兵として旅をした数年前の出来事を少しだけ懐かしく思い出し集まった腕自慢達をそれとなく眺めて)

502: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-13 20:44:53

…こういう国を挙げての大規模作戦なんかでは分かりやすい旗印があった方が色々都合がいいんだよ
(男に対しあまりにも真っ直ぐ豪速球な感想を漏らす相方に苦笑しつつもその意見について否定はしないが、フォローらしいフォローを入れようとしない辺り、実質的に肯定しているも同義で。話しを聞いていればどうやら彼はこの国の騎士団長らしい、人間性はどうあれ人同士を団結させ率いるにはわかりやすくネームバリューのしっかりした人物の方がいいと、王宮にいた頃の自身の経験則から話し、例えそれが軽い神輿だとしても…とは思っても口にはせず肩を竦めて)

ねえ、ロゼはどこの部隊がいい?足止めは魔法が使えないといけないから、必然的に私たちは援護か前線にはなりそうだけど…
(やはり巨大甲殻類の強大さを聞き、怖気付いた者もいるようで足止め、もしくは援護部隊がいいかなぁ…といった声がちらほら。前線に関しては最も危険なため志願した勇気ある者のみが送り込まれるとのこと、なんとなく相方ならどちらを選ぶかはわかってはいるが一応意思確認して)

503: ロズウェル [×]
2024-09-13 22:34:36

ん、そりゃ前線部隊だろー。どんなのが出てくるのか近くで見てみたいしな。アスティ、ヤバそうだったら逃げようぜ。
(あっけらかんとして前線部隊を希望しながら、きっとさっきの偉そうなヤツも前線部隊でその良く通る声を張り上げるのだろうなぁと想像して。しかしながら、自分はともかく今のアスティは一見か弱い天使の姿であり前線を志願するとしたら堕天使の姿を見せる必要があるのだろうか。周りの目など気にしないが、ふとその辺りがなんとなく気になって、ちらっとアスティの表情を読み取ろうとその顔を覗き)

504: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-14 04:13:43

そうだよね、そうでなくちゃこのお祭りに参加する意味がないもん。生存は第一に、でも存分に楽しもうね
(こちらの期待を裏切らない頼もしい相方の言葉に、自身も同様にこの祭りに参加すると決めた時点で後方に控えて援護なんて役目に甘んじて、メインのターゲットの迫力や雄大さを体感出来ないなんて白ける展開だけはごめんだと、共に最前線へ赴く覚悟もやる気もあることを一切の迷いもなく示すも、それはある程度の安全マージンを積んだ上での話し、最悪の場合は共に退却も選択肢の一つとして頭の片隅に置きながらそのことを忘れないようにしようとサムズアップをしてみせて)
ん、どうしたの?何か気になることでもある?
(相方の何か物言いたげな目線に気づくと、流石に視線のみで意図を読み取ることは困難で、不思議そうにキョトンとしたような表情でその顔を見上げ小首傾げては何か他に心配事や思うところがあるのか尋ねて)

505: ロズウェル [×]
2024-09-14 13:47:52

あ、悪い悪い、少しぼーっとしてたよ。前線組はなかなか激しそうだからな、初っ端から飛ばして行くんだろう。きっとお前さんの戦いっぷりに皆んなビビるぜ。
(一人物思いにふけっていると相方の不思議そうな視線と声に現実に戻り。どうやらアスティも前線部隊としての参画に異論はない様子。そうと決まればさっそく辺りを見回し周囲の連中の様子を眺めつつ、志願すべくダグラスを見遣り不躾に声を上げて)

隊長さんよ、その前線舞台ってのに志願したいんだが。俺たち二人だ、何か必要な手続きとかあるのかい?

506: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-14 14:27:42

『なにぃ?非力な天使の娘を連れて前線だと?やれやれ、ピクニック気分では困るのだがな…まあ、良かろう。せいぜい私の威光に傷をつけんよう励むが良い。前線部隊志願者はあの船に乗り込み、待て』
(相方からの不躾な物言いに、ダグラスは目に見えて怪訝そうな顔でこちらを見やり。佇まいからして戦い慣れしており腕の立ちそうな相方はともかくとして、やはりパッと見では前線に立って戦えるようには見えない天使であるこちらを見ながら明らかに侮るような口調で言いつつ尊大な態度で、ゲートの外、砂上にある左右に水車のような外輪つきの船を指差し、乗り込み待つよう指示して)

…ロゼ、船乗ろっか。これだけの船が並ぶと壮観だね!
(ダグラスの態度に多少思うところはあったが、表には出さずに相方に乗船を促して。自分たちの乗る船の他にも大筒や弩砲が積まれた船が複数停泊しており、さしずめ砂上の大船団ともいうべき様相に声を弾ませて)

507: ロズウェル [×]
2024-09-14 18:52:49

あぁん? …そうかい。それじゃ行くか。
(ダグラスの態度に思わず食ってかかろうとした矢先、大人な反応で何事もなかったようにスルーしたアスティの振る舞いに言葉を引っ込めて。開始早々に揉め事を起こすのはよろしくない、自身の浅はかさを反省し)

これだけ勇ましい連中が集まると、なんだか海賊か何かみてぇだなぁ。
(アスティが思わず声をあげるくらい壮大な眺め、改めてかなり大掛かりな作戦の一部として動いていることを認識させて)

508: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-14 20:34:25

ふふ、そうだね!こういう時はこう言うんだよね?野郎ども出航の準備だ帆を上げ、錨を上げろー!ヨーソロー!って
(確かに砂上か海上かの違いこそあれど、この光景はまさに物語などに描かれる海賊の大船団そのものだと瞳を輝かせ。こういった場面での船長と船員のお約束の掛け合いを再現して、楽しげにおどけてみせて)

『まさかお前たちも前線部隊志願とは…このような形でまた会うとは奇妙な縁だな』

「もう、マスターはいつも態度が重々し過ぎます!こんなんだから初対面の人に暗くて怖そうな人だって、警戒されちゃうんですからね」
(そんなやり取りをしていれば、続けて船に乗り込んで来たのは昨日のパーティ会場で顔を合わせた男女の冒険者コンビで、その二人を見た途端昨日の記憶が蘇り身構えそうになったその時、昨日は静かに側に控えて口数少なく大人しくしていた女性が、一転して騒がしくそう捲し立てるように男性の態度を咎めて)

509: ロズウェル [×]
2024-09-14 21:34:23

(ヨーホー!と相方と海賊ごっこに興じていると、なにやら聞き覚えのある声に呼びかけられてそちらに目を向けて。昨夜、アスティを意味ありげに眺めていた長身の男とその従者と思われる女性。やや場の空気がピリついたかと思うと、良いタイミングで女性が発した言葉が緩衝材のようになり)

…おたくらも前線組かい。あぁ、少しの間よろしく頼むぜ。…。
(寡黙な男と対照的な従者の女性、長い銀髪とやや人工的な滑らかな肌。見れば関節の形状やその瞳から人を精巧に模造した人形の類だとこのとき初めて気がついて)

510: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-14 22:02:38

『ああ…よろしく頼む。俺はアルバス、この騒がしいのはソリスだ』

「騒がしいは余計ですよマスター。せっかくフォローしてあげたのに、失礼しちゃいますね。ぷんすか」
(アルバスと名乗った男は、自身の紹介のされ方が気に入らなかったようでまるで本当に感情のある人間のように憤慨するソリスに聞こえないふりをして適当にあしらいつつ握手を求めるよう手を差し出してきて)

私はアスティ、こっちは相棒のロゼだよ。よろしくね
(ソリスとのやり取りを見てすっかり毒気が抜かれてしまい、確かに今こうして対峙してみると、確かに彼女の言う通り最初のイメージに強く引っ張られ過ぎていただけなのかも、と思い直し。ともあれ今回は共闘関係にあるのだからと握手に応じてこちらも名乗り、相方をただの仲間ではなく相棒であると強調して紹介し)

511: ロズウェル [×]
2024-09-14 23:43:39

(なんだか二人の夫婦漫才のようなやりとりを面白おかしく見ていると、昨日感じた不気味さは鳴りを潜めていて自身思い過ごしだったのかもしれないと感じ。そして旅の相棒として紹介されることにも違和感はなくアスティに続けて握手に応じて)

随分と手強い相手って話じゃねぇか。お互い上手いこと協力して蟹だか海老だかをとっちめてやろうぜ。…おたくも前線部隊ってわけだ。所謂、前衛的な戦いができる、という理解で間違いないかい?
(そういえばアスティと組んでから大掛かりなパーティ戦は未経験。アルバスとソリスがどのような戦闘スタイルなのか今のところ不明だが、同じ前線部隊として共闘する手前、自然と彼らのスタンスに興味を持って)

512: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-15 00:18:43

『まあな…得物はこいつだが近接戦闘の心得もある』

「マスターの武器は私の作った特別製なんです、こんな小さな弾ですが色々な効果のものが……」

『…あんまりベラベラ喋るな。戦いが始まれば嫌でもわかることだ』
(ロゼからの投げかけにロングコートの内の二丁の拳銃を見せるアルバス、武器の性質から中~遠距離特化かと思えば近接戦闘もこなせる旨を口にして、実際自ら進んで前線に出張ってくる以上はその言葉に一切の偽りがないのであろうことを示しており。どうやらただの拳銃ではなさそうなソレ、自分が作り上げたと豪語し、見た目には普通の銃弾のように見えるそれを手に能力の一端を得意げに語ろうとするソリスだがそれはアルバスにより制されてしまって)

なるほど、秘密って訳だね。あっ、そろそろ出発するみたい!
(一時的な協力関係にあるとは言え、同業者は今回のように味方になることもあれば商売敵となることもある、手の内を敢えて全部晒すメリットがないのは重々承知であるため、後はアルバスの言う通り実際に目で見て判断するのが良いだろうと納得して。やがて、他にも数十名の前線部隊志願者が乗り込んでくれば、全体に集まった人数からすれば明らかに少ないがこれで全員のようで出発の号令がかかり)

513: ロズウェル [×]
2024-09-15 10:51:45

(なんだかこちらの思いつきのような質問により主人に窘められることとなったソリスを少し気の毒に思い、こちらの意図が通じるかどうかわからないが、悪戯を指摘された子供のような表情を浮かべて苦笑いしてソリスに小さく目配せして。剣を使う自分やアスティとはまた異なる戦闘スタイル、それもどうやらギミックがあるよう)

あぁ、確かにそうだな。実戦を楽しみにしているよ。ん、いよいよ出発かい。
(アスティに促され会話を打ち切ると、これから前線部隊として過酷な戦いを共にする顔ぶれを見遣り)

514: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-15 12:04:07

ロゼ、甲板へいこう!
(程なくして動き出した砂上船、周りの冒険者たちが戦前の独特の緊張感に包まれ重苦しい雰囲気漂う中、相方へと甲板からの景色が見てみたいなんて、緊張感のかけらもなくこの場の雰囲気にそぐわない発言しては袖をくいくいと引いて)

──一方その頃、大船団旗艦内部にて

『何ぃ!?ガイアシザーの動きがおかしいだと!?…いつもより侵攻ルートが違い凶暴化までしているとは…ええぃ…!やむを得ん、出撃は取り消し……って、前線部隊の船は既に出航した後ではないか!…これはマズいことになった…』
(観測隊より大船団旗艦の艦長であるダグラスに風雲急を告げる報告が入る。その内容は本作戦のターゲットである巨大な甲殻類ガイアシザーの挙動がおかしいというもので。このイレギュラーだらけの緊急事態の中で正式な戦闘訓練を受けている者の方が少ない冒険者たちがガイアシザーに接敵するのはあまりにも高リスクであり、出撃は取りやめにするべきとの声が周囲から上がりダグラスはその声に従い断腸の思いで祭りの中止を宣言するも、元々先遣隊として目標地点へと先に向かい後続部隊と合流することになっていた前線部隊を乗せた船は既に出航した後で。連絡手段すらないこの状況にダグラスは冷や汗を流し)

515: ロズウェル [×]
2024-09-15 19:30:21

(相方に促され甲板に出ると陽光と風に一瞬目を細めるも、広大な砂漠を進む光景に圧倒され。アスティのキャスケットが飛ばされないように気をつけなと身振りで合図しながら、眼下の砂の海を眺め)

へへ、流石に砂漠だから魚はいねぇなぁ。…中央大陸に渡る前にこうして甲板から海を眺めたのがずいぶん昔のことに思えるよ。でかい魚がいたの、覚えてるか?…さぁて、今回の敵の巨大蟹をさがそうかね~
(相方に聞きたかったのは本当は魚ではなくそのやりとり。二人の過去を互いに知る前の関係を、何故だか懐かしく感じて尋ねるも今は前線部隊として作戦に参画中。あんまり感傷に浸ってるときではないと思い直し、本部の緊迫した状況など露知らず、手を額に当ててのんびりターゲットを探して)

516: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-15 20:14:37

覚えてるよ、それ見て出てきた感想が美味しそうなんて、食い意地張ってるみたいでなんだか今になって少し恥ずかしくなってきちゃうけど…思えば遠くまで…っ…!な、何…!?
(砂を掻き分けて進む船の速度は思っていた以上に速く、風に煽られ飛んでいきそうになるキャスケットを両手で慌てて押さえ相方に感謝の意を伝えるようにニッと悪戯っ子のような笑みを向けて、海で見た大きな魚、それを見た時に感じた感想まで明確に思い出すことが出来れば、食にそれなりに貪欲なのは誤魔化しようのない事実ではあるが、とはいえもう少し気の利いた感想は言えなかったものかとあの時の自分を省みて少し恥ずかしくなり、苦笑浮かべ目線遠くに向けて。不意に思い起こされた懐かしい記憶に少しばかり感傷的になりかけた思考は、辺り一帯に響く地響きにより中断させられれば少し離れた地点の砂の地面が大きく隆起していく様子を視認して)

…!あれがターゲットの……!…っ…すごい砂煙りで視界が…!
(砂の海から浮上してきたそれは、長い6本の足と一対の巨大な鎌のような形状をした長く鋭い鋏を持ち、全身を真っ赤な鉱石のようなものに覆われた全長は40m近くありそうな大きな蟹のような姿をした魔物で。鋏をドスドスと砂地に叩きつけてみせれば砂で周囲がまるで砂嵐のように巻き上がり、その激しさに思わず顔を背けて)

『いよいよお出ましか…だが、聞いていた話とは様子が違うようだが…?』

「そうですよね、明確な敵意を向けられない限りあまり攻撃性は高くないと聞いています」
(騒ぎを聞きつけた前線部隊の冒険者たちがゾロゾロと甲板に集まってきて、本作戦に向けて下調べは十分にしてきたらしいアルバスとソリスはガイアシザーの様子に違和感を覚えたようでそう漏らして)

517: ロズウェル [×]
2024-09-15 22:46:52

…ッ! …あれかい。想像以上にでけぇな・・。
(砂の海から姿を現した巨体、想像を超えるその大きさにまず圧倒され。質量から想像される圧倒的な破壊力だけでもかなりのものだろうと、アレとの対峙を脳内でシミュレートしながら舌を巻き。その様子を冷静に観察し懸念点を話すアルバスとソリスのペア、その会話の内容がなんとなく聞こえて)

昼寝から起こされて怒り狂ってる…ってわけでもなさそうかい?
(アスティを含め3人に向かって軽口を叩きつつも、自慢の鋭い鋏でぶち抜く対象を求めるように砂の大地を突き刺す巨体を観察して)

518: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-15 23:27:02

『さてな…直接問いただしてみるか?生憎と魔物語はサッパリだがな…始めろ、ソリス』

「かしこまりました、マスター。物質の構成を完了…ファイア!」
(ロゼからの疑問、それに対する答えは持ち合わせてはいないようでアルバスは皮肉めいた物言いで小さく肩を竦めると、傍のソリスへと攻撃の指示を出して。それを受けてソリスは両手を広げ手のひらを真下へ向けて魔力を集中させると、自身を中心とした両翼にそれぞれ3門ずつ、魔力によって生成されたものとわかる淡い光を纏った固定式の大筒が生成され一斉射撃。それらは寸分狂わずガイアシザーへと着弾し怯ませて)

今のは魔道具…!でも、これでこっちの攻撃が全く通用しない訳じゃないのはわかったね、行こうロゼ!最初からとばしてていくよ!
(原理は不明だがソリスは瞬時に大筒型の魔道具を生成し、攻撃を試みたのだと理解して、魔力によって生成された大筒による攻撃は確かに効果が確認出来た、強大な敵だがキチンとダメージは通ることをこの目で確認し、大砲の直撃を受けた部位の赤い鉱石がボロボロ崩れているのがわかり。こちらも出し惜しみは無しだと堕天使の力を解放して、周囲の冒険者たちが堕天使という異質な存在にざわつくのを尻目に大鎌構えて船の甲板を飛び降りて)

519: ロズウェル [×]
2024-09-16 00:24:47

(処理が自動化されたシステムのように無駄なく攻撃態勢を整え先制の攻撃魔法を放ったソリスに小さく口笛を吹いて、その流れるような動きを賞賛し)

あぁ、お互い油断すんなよッ
(ソリスの先制攻撃に触発されたように甲板から躍り出て攻撃対象へと突き進むアスティの後を追いながら、抜刀した刃に青白い炎を纏わせ。砂に足を取られる厄介な地形、それを鑑みて間合いを取ることを意識しながら、見上げるように巨体を眺め対象への距離を詰め)

520: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-16 01:10:21

ロゼ、あの巨体を支える脚にはかなりの重量がかかってるはずだから、攻め続ければチャンスを作れるかもしれない、連携して一本狙うよ!
(すぐに追いかけてきてくれた相方と足並みを揃えると、巨体ゆえに小回りが効かないであろうこと、そして甲殻類特有の細く長い足、あの中の一本でも傷を負わせることが出来れば転倒ないし、移動をかなり制限出来るのではないかと推測して横目で視線送りながらそう語りかけて)

『……援護してやる』

「お任せください」
(堕天使化したこちらの姿を見たアルバスは一瞬の沈黙の後、意図を汲んだように二丁の拳銃を構えるとガイアシザーの右側前方の脚へ向けて引き金を引き、光るワイヤーのようなものが放たれれば脚に突き刺さりそのまま身体ごと真っ直ぐ飛んでいき、張り付いてもう片方の拳銃で接射、小爆発を起こしその爆風で離脱して。そこに追い討ちをかけるようにソリスは大量のマスケット銃を生成、それらを一発撃っては放棄、撃っては放棄を繰り返し間髪入れず攻撃を繰り出すとガイアシザーは右前脚に集中するダメージに軽くよろめくような動作を見せて)

521: ロズウェル [×]
2024-09-16 20:51:46

おお、任せとけっ!だが、アレの一撃をもらっちまうとタダじゃ済まなそうだな。
(桁違いの破壊力がありそうな鋏を警戒しながらアスティに促された対象の脚を見やると、その直後アルバスの急襲とそれを後方から支援するソリスの連携攻撃を目にし。他人の手柄に乗っかるような形となり少し癪だが、その銃撃が浴びせた火力に対象が僅かによろめいた好機を逃すわけはなく、ダメージが見える脚に青白い炎を纏った刃を叩き入れながら、相方の攻撃に備え即時に反応できるよう神経を集中させて)

522: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-17 00:40:51

ロゼ!私が気を引くから、一発大きいのお見舞いしちゃって!よろしくね!
(アルバスとソリスの連携攻撃によって害され、怒りを燃やすガイアシザーは足元付近の自分たちに敵意を向け鋏を振り翳してきて。そんな鋏による攻撃を引きつけるよう身体強化で高めた走力を以ってわざと真正面を横切るように移動して、かくしてこちらに意識を向けたガイアシザーは鋏を振り上げ攻撃を仕掛けてきて)
っ…ふ、『聖蝕・跳』!
(地面ごと抉るように横薙ぎで振り回される巨大な鋏。伸ばしたしなやかな触腕で地面叩きその弾みで上空へ飛び上がり回避を試みると下を通り過ぎる鋏の上に降り立ち、再び同じ方法を用いて触腕で鋏を叩き跳躍、ガイアシザーの顔がこちらを向いた瞬間に大きく広く広げた触腕で視界を覆って)

523: ロズウェル [×]
2024-09-17 21:38:35

りょーかい。ちょいと連携が足りなかったな、頼んだぜ!
(アルバス、ソリスペアに対してスタンドプレーが目立つ自身の行動をやや詫びつつ、アスティの動きに注意を引かれたガイアシザーの目線を確認し。必要最小限の動作で音なく飛び上がり穿ち焔を構えると、火力を上げた青白い炎が力強く燃える。一瞬、敵の懐を一気に切りつけたい衝動に駆られるがその硬さは未知数である為、やはりダメージを与えている脚を完全に破壊し機動力を殺すのが先だと、狙いを定め刃を振り下ろし)

へへっ、焼いて食ったら何人分だろうな、これ
(叩き切った長い脚を見ながら、本体へのダメージと意図した機動力の低下の度合いを探るように眺め)

524: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-17 22:06:32

ナイス連携!祝勝会はカニパーティで決まりだね
(穿ち焔の炎を纏った斬撃を受けて燃え上がる脚、なんとも香ばしい香りが辺りに立ちこめると集中攻撃を受けた箇所がガイアシザーの体重を支え切れずにポッキリ折れて、支えの一部を失ったことで身体が右側に大きく傾いで。確実に大きなダメージを与え、機動力を奪ったのが視覚的にわかれば相方に向けてウインクしてそう軽口を叩いて)

(脚を一本奪った自分たちの戦果を見て、他の前線部隊も手柄を上げろとばかりに我先にとガイアシザーへ向けて突撃を開始して。しかし、その時折れたガイアシザーの脚の断面からこぼれ落ちた、身体の表面を覆う赤い鉱石と同じ色の体液が地面に着弾した瞬間大爆発を起こし、突撃を仕掛けた前線部隊の大半が一瞬で消し飛んで)

なっ……何が起こったの……!?

『迂闊だったな…手負いの獣ほど注意して当たらなければならん…狩りの鉄則だ』
(激しい爆炎と砂煙りの後に残ったのは爆風の外側にいて辛うじて息のある怪我人と、様子見のため下がった自分と相方、そしてアルバスとソリスのコンビのみで。爆発により大きく窪んだ砂地、一気に形勢逆転といった様相に驚愕する自身の傍らでアルバスは眼前の地獄のような光景を特になんの感慨もなさそうに見やりながら冷静にそう呟き)

525: ロズウェル [×]
2024-09-18 22:12:51

なんだっ!?
(相方とほぼ同時に叫び、爆発の衝撃に不意を付かれしゃがみ込んで顔を伏せてながら衝撃の正体を探ると、どうやら自身が切断したガイアシザーの脚が爆発したよう。鼓膜はなんとか大丈夫、隣を見るとアスティも驚きはしているが無事なようで安堵し)

…あいつ、屁でもねぇって顔してやがる。大したもんだぜ。しかしどう攻める?迂闊な攻撃は爆発を誘発するな。本体を一気に叩いて息の根止めるしかねぇか。
(平然と状況を見定めるアルバスに気付いて。攻め方を独り言のように呟きながら、相方の見解を尋ね)

526: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-19 02:59:56

ちょっと待って、もしかしたらあの体液を使った攻撃手段を持っている可能性もあるから接近戦は無謀だよ。でも、確かに困ったことになったね…直接攻撃ならなんとかダメージを与えられそうってところでこの展開は……そういえばそろそろ後続の支援部隊が到着する頃のはずだけど…
(遠距離からの攻撃で傷を負わせ、接近戦にて強烈な一撃を加えることでようやく脚を一本奪えた。しかし、あの爆発する体液を見た後ではまた同じ手を使って攻めるのも、不用意に接近するのすら多大なリスクがあり、逸る気持ちに理解を示しつつも相方を制止して。かと言って遠距離攻撃のみでも決定打にはならなそうなのは先程のソリスによる重火器による一斉砲撃に対するリアクションが証明しており、なるほど確かにこれでは討伐は困難な訳だと納得し。せめて援護をしてくれる後詰めの部隊が来てくれないことには勝ち筋を見出すのは中々に困難を極めそうで、思い出したように言及して)

「…先程からずっと見ていますが、それらしい姿は一切見えないですね」
(遠眼鏡型の魔道具手にして覗き込み自分たちが先程やってきた方向を見つつソリスは、本来ならこちらへとっくに向かっているはずの後続部隊らしき船影は見えないと、あるいは自分たち前線部隊は孤立無援の窮地に陥っている可能性を示唆して。そうしている間にガイアシザーはこちらをターゲットとみなし、脚を一本失ったことで緩慢な動作ながらこちらへと迫ってきていて)
……腹を括るしかないみたいだね、このまま船を破壊されたらどの道、砂漠のど真ん中に取り残された私たちに生きる道はない……討伐は無理でもせめて追い払う。ロゼ…生きるも死ぬも一緒だよ…!
(船はかなり長い距離を航行してきたため、既に砂漠の国からは大きく離れていることが容易に想像できて、もしガイアシザーにこれ以上暴れさせて帰りの足を無くすことになれば、食料や水分も必要最低限しか用意していない以上、どの道砂漠の真ん中で野垂れ死にするのは必定で。それならば危険を承知で戦う他ないと、相方へ向けて決死の覚悟でそう口にして)

527: ロズウェル [×]
2024-09-19 21:58:51

あぁ、確かに爆死も野垂れ死にもゴメンだぜ。生憎まだ俺たちを葬り去るつもりのようだが、戦意を喪失させるくらいのダメージを与えてやる他なさそうだな。

(脚一本失ったくらいではどうということはなさそう、痛みに鈍感な生物なのかもしれない。しかしながら、むやみに接近戦を挑むのは飛んで火にいるなんとやらになりかねないのも事実。残った戦力である自身と相方、そしてアルバスとソリスのペアでなんとかする他ない)

おっさん、状況は見ての通りだ。お互いここでくたばるつもりはないだろ?…少しばかり協業といこうぜ。
(先ほどの短い戦闘できっとこちらの特性は十分把握しているだろうと、自身の得物である刀に再び青白い炎を浮かべて。即席の安っぽいチームプレーを狙うのではなく、互いのスタンドプレーが作り出す効果を最大限に利用しようと持ちかけて)

528: アスティ [×]
ID:db0a5ad19 2024-09-19 22:51:07

『是非も無い、か…ソリス、お前は残る魔力を次の一発に全て注ぎ込め』

「承知しました、マスター。後のことはお任せします」
(選択肢は無いのだろうとロゼの言葉に一つため息をついたアルバスはソリスにそう言い含めてから二丁拳銃構え、砂地をものともせずまるで接地面が砂の影響を受けずまるで浮いているかのような足取りでガイアシザーへと距離を詰めていき。するとガイアシザーは外敵を追い払おうと身体を震わせ、自らを覆う赤い鉱石を振り払うように周囲にばら撒き始めて。それらは地面に着弾すると赤みをより増していき時間差で爆発を起こして。その爆発の間を縫うようにアルバスは駆け抜けていき)

ロゼ、私たちも続くよ!さっきから見ていて気がついたんだけど、あの蟹は凶暴だけど一度敵視した存在がいるとそれ以外は目に入らなくなる質みたい、そこを突こう!
(戦いながら観察していて気付いたあの蟹の欠点、頭に血がのぼりやすい質なのか一度ターゲットを決めると執拗にその相手だけを狙い続け、状況判断能力も高くなさそうなのを感じ取り。そういった欠点を補うため周辺を無差別に爆破する能力を持っているのだろうと分析し、その見立て通り既にこちらには目もくれず砂の上を駆けるアルバスへ執拗に鋏を突き立てようとしていて狙うは死角だと相方へと伝えて)
私たちも一発大きいのかましちゃうよ『聖蝕・筒』!ロゼっ……!
(アルバスが稼いだ時間、そこに叩き込むのは二人の合わせ技だと相方へと合図を送り、自身は触腕を操り細く長い内側にうねりのある筒を作り出して。すると遮る物のない砂漠を吹く強い風はその筒の内側を渦巻くように吹き抜けていき、その風下にいるはガイアシザー。即席の巨大なガスバーナー、空洞を吹き抜ける風は炎の勢いをより強め対象を焼き尽くすことだろう)

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