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せんせい、あのね。(〆)/1410


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1358: 御影 みき [×]
2024-11-16 10:28:22



ぜーったいちがう!
……さっきの子だって完全に好きな人見る目だったもん。


( なんとも鈍感な彼にぷく!と頬を膨らませては、決してその子の恋心を否定するつもりもないし独り占めをしても良い立場ではないと分かっていながらもふつふつと湧き上がる嫉妬心はどうしても無くなってくれなくて。だいすきな彼のかっこよさが世間に知れ渡るのはとってもとっても良い事なのだし嬉しいことなのだけれど、でもその反転ライバルが増えるのは面白くないのはまた事実。だが彼への賞賛の黄色い声やよく懐いている先輩や友人からのお褒めの言葉しかみきには届いていなかったのか彼の言葉にきょとん、と瞳を丸くしては「 ……せんせーのがきゃあきゃあ言われてたのに…? 」と首を傾げ。むしろむきの方がおまけでしょ、と言いたげなその瞳は謙遜でも遠慮でもなくとても真剣で、けれど昨日よりも湧き上がってくる不安は少なくてそれはやっぱり左手の薬指のおかげなのだろうなとひっそりと思ったりもして。 )






1359: 鳴海 司 [×]
2024-11-16 11:01:56




そ、そうか……?
見た目が変わっただけでそんなに変わるもんかね──…あ、じゃあ普段のお前は見る目があるってことだ。

( ここまでハッキリと否定されては続く言葉も飲み込む他なく。女性のようにメイクをするでも無く、服装とほんの少し髪が整っただけ。それだけで騒がれるとなると、人は見た目に左右されやすいものなのだと改めて感じるに至り。しかし逆を返せば、オシャレ等々に無頓着な普段の様子を散々見ている彼女が飽きもせずに好意を伝えてきてくれるのは自分の内面を見てくれているという証拠にもなるわけで。ふとそれに気付けば隣で頬を膨らませる彼女に目を向けてにやりと、しかしいつもの意地悪な感じだけでは無くどこか照れと嬉しさのようなものも混ざった様な笑顔で冗談めいた言葉を投げかけて。真剣に疑問符を浮かべる彼女が何だか可笑しくもありつつその鈍感さには少し心配な部分もあり(自分も人の事は言えないが)。「………嫌?」と首を傾げ、彼女曰く黄色い声を受ける自分に不安を抱いてくれているのかと。最近ヤキモチを隠す事なく出してくれる彼女を可愛く思っていたりするのだがさすがにそれは口には出さず。昨日よりはほんの少しだけ薄くなっているものの、まだまだしっかりとお互いの指に引かれた黒い線はその存在を主張していて。 )




1360: 御影 みき [×]
2024-11-16 11:37:53



!!
…………だ、だって…全部すきだもん……。


( いつもの意地悪な笑顔(それももちろんだいすき)とは違う、どこかはにかむような笑顔の彼から降ってきた言葉に瞳をまんまるにしたあとじわりと頬を赤く褒めては、すすす…と恥ずかしそうに目線を逸らしながらもちろん彼の見た目も大好きだけどそれ以上に全部がすきなので何をされたって喜んでしまうのだと白状して。いつもしつこい程に好き好きと彼に伝えているけれどいざこうしてあらためて言うとなるとちょっぴり恥ずかしいので、ちらりと一瞬彼の方を向いてはそのままぷい!と恥ずかしそうにまた視線を逸らし。こてり、と自分とおんなじように首を傾げた彼にちょっぴり我慢しようと頑張った嫉妬心をそのまま問われてしまえばぴく、と少し肩を跳ねさせた後に「 …………すっっっごく、嫌。 」と幼い子どものように口を尖らせながら正直な気持ちをぽそり。だってみきは我慢しようとしたのに、せんせーが嫌って聞くから。可愛くない顔をしても可愛くないなって思わないでね、なんて心の中でこれにちょっぴり責任を押し付けては、分かってるくせに、と彼を見上げて。 )






1361: 鳴海 司 [×]
2024-11-16 12:33:21




はは、そりゃ良かった。
お前の前で無理に着飾んなくても嫌われる心配は無いってことだ。

( ほんのりと赤く染まった顔で恥ずかしそうに答える彼女に今度は何処か満足げな笑みを向けて。☆先生のように普段から身なりを整えているならまだしも、大したことをしていない素の自分でもきっと彼女なら笑顔で隣にいてくれるのだろう。そんな未来を頭の隅で想像しては今までに無い居心地の良さを感じ、すっかり視線を逸らしてしまった彼女の横顔を優しく見つめて。こうして彼女が率直な気持ちを口にするようになったのも長く一緒にいるからこそ。前までの彼女ならこちらが問いかけたところでそれすらも誤魔化して我慢していたのだろうと思ったところで、漸く前にバイト先の店長さんから聞いた"自分の気持ちを口にしない子"という言葉がすとんと腑に落ちて。彼女から見て自分は心を開くに値する人間になれたのかなと改めて感じれば、どこか責めるようにこちらを見上げてくるそんな様子すらも愛おしく。漏れ出る笑いを我慢する事なく、綺麗に纏められた髪を崩さない様に優しくその頭を撫でて。 )




1362: 御影 みき [×]
2024-11-16 13:53:29



き、嫌いになんてなるわけないじゃん!
……だいすきすぎて、困ってるのに。


( なんとも心外な彼の言葉に思わずバッ!と振り返って先ずそれを否定をすれば、またじわじわと恥ずかしそうに視線を逸らしながら小さな声でぼそりとむしろその真逆な状態で困っているのだと吐露して。こんなに大好きでどうしようも無いのにこれ以上近づけないのがもどかしくて、どうやったら好きになって貰えるのかを毎日考えているほどなのに。彼のことをすきになるのを辞められたら楽なのだろうけれど、頭でわかっているのに心は伴ってくれないのが初恋片思いの厄介なところで。てっきり呆れたように笑われるかハイハイといつものように流されるかと思っていたのに、みきの考えとは真逆に目の前の彼はどうしようもなく愛おしいものを見るような瞳をしながら頭を撫でてくれ。どこかそわりと期待をしてしまう心はそのままに、「 わ、…分かってるくせに…。いじわる…。 」と他の誰よりも今自分が色んなモヤモヤを抱えていることを理解している筈の彼に改めて其れを伝えるのはちょっぴり恥ずかしくて子供っぽくて、みきはぎゅ…と眉を寄せて眉尻を下げて。 )






1363: 鳴海 司 [×]
2024-11-16 14:21:11




!……ふ、それは頼もしいな。
………まあ困ってるのはこっちも同じようなもんなんだけど。

( 勢い良く振り返ってからの否定をされれば目を丸くしたものの、再びそろそろと外された視線に可笑しさが滲んできてしまいくすくすと笑って。しかし彼女の言う"困る"との言い分はこちらにも通ずるところが実際あったりするわけで。コンテストのPRタイムはあくまで演技の括りだし、手を伸ばせば届く距離にいるのに(頭を撫でたり等は別として)それ以上に近づけない絶妙な距離感に頭を悩ませなければいけないのは自分も同じ。年齢と立場からくる壁の高さを感じざるを得ない状況が、仕方ないとはいえまだ暫く続くということに対して小さく小さく愚痴を零して。不本意ながら自分の気持ちを吐露させられた事に不満を漏らす彼女に「文句を言うならお前のクラスメイトにな。俺は抵抗したんだぞこれでも。」と溜息混じりに苦笑しながら、そもそもの元凶と呼ぶべきはそっちだと責から逃れるように。…とはいえノリに流されて早々に抵抗を諦めた自分にまったく責が無いのかと問われれば口を噤むしかないのだが。 )




1364: 御影 みき [×]
2024-11-16 14:57:21



?せ、せんせーも困ってるの…?
…………み、みきがいっぱいわがまま言うから…?


( てっきり困っているのは自分だけだと思ってたのに、どうやら彼も何かに困っている様子。話の流れからして恐らく自分に困っているのだろうと察すれば頭に思い浮かぶのは最近彼にわがままを言いまくってしまった自分の姿。彼に優勝やハグをねだったりまさに今お揃いの服装を着せていたり、確かに思い出していけば彼が困るようなことがあまりにも多すぎるとはわわ…と衝撃的な様子で口元を手で隠しては不安そうな夕陽を彼に向けて。彼の言葉に依然として柔らかな頬をぷく、と膨らませては「 でも普段と違うせんせーを見れたからみんなは許す…。 」となんともわがままにクラスメイトの行動は許してしまい。すっごくわがままを言えば自分だけが見たかったのだけれど、ただの一生徒でしかない自分にはそれを言う資格は無いのでそれを言うことの出来る資格を得られるまでは我慢。でもやっぱりモヤモヤはしてしまったので、周りに人が居ないことをしっかり確認した上でするりと彼の指先を握って。 )





1365: 鳴海 司 [×]
2024-11-16 15:32:33




え、別にお前の我儘くらいは……、
──…あー、いや。うん、やっぱり困ってるわ。
ハロウィンだからっていい歳した大人がこんなしっかりコスプレさせられてさぁ、助けを求めようにも誰かさんはむしろ目ぇキラキラさせてたみたいだし?

( 恐る恐るといった様子でこちらの困っている原因を探ってくる彼女の言葉には反射的に否定を…しようとした所で、ふと何かを思い付いたようにその言い分をころりと変えて。とはいっても責めるようなものではなく、どちらかと言えば明らかに楽しんでいる口ぶり。PRタイムの演技(という事にしておく)が嘘のように、あからさまな棒読みで腕を組んで態とらしくうんうんと唸り。何ともまあクラスメイトもとい協力者たちには甘い彼女にきょとんと目を丸くしては「うわ、何それずっる。贔屓だ贔屓ー。数の暴力だー。」と可笑しそうに笑い。しかし握られた指先からはほんの少しだけ彼女の不安のようなものを感じた気がしては、自然とその手を握り返して。そもそも彼女の格好だってだいぶ刺激が強く、生徒とはいえ他の男に見せるのが勿体無いと思っているあたり自分も案外独占欲が強いのかな、なんて考えていることは内緒。 )




1366: 御影 みき [×]
2024-11-16 17:02:04



う゛…。
ご、ごめんねせんせー、……ど、どうしたら許してくれる…?


( 彼の言い分はまあごもっともで、みきは自己PRの時の演技とは比べ物にならない棒読みにも気が付かずにぎく…と体を強ばらせては機嫌を伺うように彼の周りをあわあわ周って。確かにあの時は彼とお揃いの格好を見たいだとか彼のいつもと違う格好を見たいだとかの自分の好奇心を押し付けてしまった自覚がバッチリあるのでその分焦りもひとしお。どうしたら許してもらえるのかと飼い主に怒られた子犬のようにきゅ…と眉を下げてはどうしたら彼が困らないかの答えを待つように彼を見つめて。そっと手を握り返してくれる彼の手はとても優しくて、繋いだ手からまるで不安はほろほろと溶けていくよう。みきはそれに安心したように頬を綻ばせては「 でも、みきはいっつもせんせーを贔屓してるもん。たまには他のみんなも贔屓したげなきゃ。 」と偶にはこんな無謀な片思いを応援してくれる友人達にも報わなければと首を傾げて。最も結局はその贔屓も、彼の新しい一面を見たいからという彼関係のものなのだけれど。 )





1367: 鳴海 司 [×]
2024-11-16 19:35:56




んー、そうだなぁ……
…じゃあせっかくのハロウィンだし…trick or treat?

( まるでしゅんと垂れ下がった尻尾と耳が見えそうなほどこちらの機嫌を窺う様子の彼女が可愛くて面白くて。漏れ出そうな笑いを何とか堪えながらも、特に何かを考えていたわけでもなく。口元に手を当てて少し考えれば、そういえばこの仮装をするそもそもの原因は本日がハロウィンだから。首をこてりと傾げながら口にしたのはハロウィンお馴染みの台詞。これでお菓子が出ればそれはそれで良し、無ければ困らせられた仕返しが悪戯となるわけで。彼女の反論には正直一理あってしまう。…とはいえ「教師が生徒に贔屓されているっていうのも何だかなって感じだけどな…。否定できないのが悔しいけど。」と、決して悪い気がするわけではないのだが彼女の言葉に肯定を示しながら眉を下げて苦笑を零し。 )




1368: 御影 みき [×]
2024-11-16 20:17:07



へ、?
……え、えと、お菓子……あ゛。

もうみんなに配っちゃった…。


( こてりと首を傾げた彼から零れたのは正にハロウィンの合言葉と言っても過言ではない一言。お菓子なら持ってる!とポケットを探ろうとしたもののそもそもチャイナ服にそんなモノは存在しないし、ハロウィン用にと持ってきたお菓子はクラスの女の子たちに配って先程みんなで食べたばかり。“お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ”、つまりはみきには悪戯の道しか残っていないのでどんな悪戯をされようが甘んじて受け入れるしかないわけで。悪戯ってなんだろう…痛いのは嫌だなぁ…と彼をちらりと見上げては大人しく悪戯をされるのを待って。どうやら彼も贔屓されている自覚があるようで、なにだか自分に愛されてくれている自覚があるように感じてしまいみきは満足気に頬をほころばせては「 だって先生だけど好きな人だもん。他の人より贔屓しちゃうよ。 」なんて周りに人はいないのだけれどなんとなくこそこそと囁いては悪戯っぽく微笑んで。 )





1369: 鳴海 司 [×]
2024-11-16 23:55:59




──残念だったな?
じゃあ悪戯は……うーん、そうだなぁ………。…御影、手出して。

( 自信ありげにポケットを探ろうとした彼女の手はチャイナ服の表面を滑って終わり。しかもすでに配り終えた後ということで、残念ながら彼女に悪戯を避ける道は残されておらず。にっこりと笑ってみせては、彼女からの視線を受けながらまた少し考える素振りを。悪戯といってもこちらも何か用意があるわけでは無いので出来ることは限られてくるだろう。彼女に向けて片手を出せば、同じように片手を出すよう要求して。好きだから贔屓する、というのをわざわざ言葉にされてしまえば、ハッキリと"特別"を示されているようで何だか照れ臭さと優越感に近いものが心に湧き上がってくる気がしては「…あっそ。」と一言を返すのが精一杯で。彼女が時折見せる悪戯っぽい微笑みはやけに可愛らしく、更には服装が違うせいかいつもより言葉が甘く聞こえてしまってはふい、と視線を逸らして。…とはいえ今回のように彼女の利になる事があればあっさりと贔屓先を変えるのだろうが。 )




1370: 御影 みき [×]
2024-11-17 01:10:49



手、……?
……こ、こう…?


( にっこりと笑う彼とは対照的にどこか緊張した面持ちのままおずおずと差し出されている彼の手にちょん、と手を乗せては一体どんな悪戯をするのだろうかと首を傾げて。また手をなぞられるのだろうか、とふと過去のことを思い出せばちょっぴり警戒するようにもう片方の手で口元を抑えて声が出ないように完全ガード。さあ、何時でも来い!準備万端!と言わんばかりにちらりと彼を見上げれば様子を伺うような夕陽色は逸らされることなくどこか楽しそうに見える彼のダークブラウンを見つめて。照れ混じりの返事と逸らされた視線に“照れてる!かわいい!”とみきの笑顔はさらに嬉しそうに綻んで、「 せんせーもみきのことすきだからちょっぴり甘いもんねー。 」と他の生徒よりも彼と共にいる時間が長いからこそスポ体の後にアイスをくれたりテストの点が良ければご褒美を強請れたりと優遇されている自覚はばっちりあるので、彼をからかうような言葉をつむぎながら覗き込むように彼を見上げては繋いだ手を緩く振って。 )





1371: 鳴海 司 [×]
2024-11-17 08:26:45




、ははっ!警戒心たっかいなお前。
…1個でも当てたら悪戯終わりだからなー。

( どうやら過去から何かを学んでいるらしい彼女の行動に可笑しそうに笑っては、残念ながらただ擽るだけじゃないんだよなと心の中で呟いて。白くて小さな手の平に指先をちょん、と当ててはそのままするすると文字を書き始めて。もちろん彼女からは見えないように【ばか】【かわいい】【どんかん】【あかてん】など、あくまで自分が彼女から連想する言葉を単語の間に区切りをつけながら。どこか自信ありげな言葉と共にこちらを覗いてくる夕陽色と目が合えば、ばつが悪そうに苦笑しながら「お前はそうやってすぐ調子に乗るな。」と空いてる方の手で彼女の柔らかな頬を痛くないように摘んで。かと言って好きじゃないなんて否定の言葉を使うつもりは毛頭なくて、それを誤魔化すようにむにむにと摘んだ先の柔らかな感触を楽しんで。 )




1372: 御影 みき [×]
2024-11-17 10:14:58



っ、…ふふ、くすぐったい。


( どうやら今回は擽る訳ではなく、手のひらに書かれた文字を当てるゲームらしい。するすると手のひらの上を彼の指が滑る感覚はちょっぴり擽ったくて、なんて書いてあるか見てしまわないように目を閉じながらみきから見たら逆文字になる文字たちを集中して当てようとするもそわそわする感覚に思わずくすくすと笑ってしまい。ただ文字数だけは分かるので「 んー、かぼちゃ!がいこつ! 」とハロウィンらしい単語たちを取り敢えずは当てずっぽうで答えていくも残念ながら彼の書いた文字とはかすりもしないのだけれど。むに、と柔らかく頬を摘む彼の手にもちろん抵抗する訳もなくされるがままにへにゃへにゃ笑えば「 えへ。だってほんとのことだもーん。 」と自信たっぷりに彼に甘やかされている自覚があるからこそ、そして彼が(生徒として、という前提があるけれど)好きという箇所を否定をしないからこそ自信たっぷりに答えてみせて。 )






1373: 鳴海 司 [×]
2024-11-17 11:20:12




はは、かすりもしないじゃん。

( どうやら文字数だけで単語を拾っているらしく、本当に難しいのかそもそも当てる気が無いのかは彼女にしか分からないのだが。しかしあまりにも当てずっぽう、一文字どころかニュアンスすら掠らない様子に可笑しそうに笑い。それならばと一瞬だけ思案するように指を止め、チラリと彼女を見やってしっかり目を瞑っていることを確認すれば次に書いた文字は【好き】の二文字。分かりやすい平仮名から漢字に変えたことで更に当てられなくなるだろうことは分かっているうえで。悔しいが彼女の指摘は大正解で、自分でも彼女に対しては一段と甘めに対応してしまっている自覚はあって。他の生徒と差をつけるつもりはもちろん無いのだが、一緒にいる時間が長ければどうしても彼女に構うことになる時間が増えるので多少は仕方ないだろう。「はー、お前には負けるよほんと。」と、こんなやり取りすらも満更ではなさそうに微笑めば散々柔らかさを堪能した頬から漸く手を離して。 )




1374: 御影 みき [×]
2024-11-17 12:44:13



えぇ…じゃあハロウィン関係ない単語ってこと、…?
……あ!今の“き”でしょ!うーん…最初の文字、…ヒント!ヒントちょうだい!


( かすりもしない、と言うことはきっとハロウィン関係の単語ではないということ。むむ、と眉をひそめてはさらに感覚を研ぎ澄ませて手のひらに集中すればようやく分かったのはたったの一文字。だがしかし最初の一文字は解読できなくて、ここまで難しいのならばストレートな正解は難しいかもしれないと判断すれば白旗をあげるようにヒントをねだり。彼の呆れるような言葉とは裏腹にその表情はとても優しくて、そんな彼の表情に胸がふわふわと浮かぶように嬉しそうに瞳を緩めれば「 んふふ、みきの勝ちー。 」先程頬を柔らかく掴まれたお返しに彼の頬をつん。とつついて悪戯っぽく笑い。 )





1375: 鳴海 司 [×]
2024-11-17 14:44:02




おっ、惜しい。
んー、ヒントか……、…お前に関係あることかなぁ。
これ言ったら喜ぶんじゃねーかな、みたいな。

( ようやく当てられた一文字。しかしやはり漢字は難しいらしくその前は読み取れなかった様子で。ヒントと言われてもたった二文字の答え(ましてや一文字は当たり)となるとこちらとしても難しく、少し悩みながら出したものは果たして彼女にとってヒントになったのかどうかは分かりかねるところだが。細い指先につつかれたのはどうやら頬だけでなく心の奥も。彼女の笑顔とその仕草に少し胸が高鳴ってしまったのを誤魔化すように、つついてきた指をその手ごと絡め取ってきゅ、と握れば「…負けついでに言うとさ、こういうの見せるのも贔屓してくれたら案外喜ぶかもよ、俺。」と、自由な方の手でするりと彼女のスリット部分──とはいえ触れるのは肌ではなく太ももに巻かれたチョーカーのみ──をつんと突いて。 )




1376: 御影 みき [×]
2024-11-17 15:46:34



みきに……関係あること…言ったら喜ぶ…。
………あ!“みき”!!


( 彼のヒントを呟きながらうんうん悩むこと数秒。目を瞑ったままハッ!と閃いた顔をすれば空き手で自分を指さしながら二文字で“き”か二文字目、そして自分に関係があり言ったら(呼んだら)喜ぶことと言えば自分の名前ではないかと答え。だって彼に名前呼びされたらとっても喜ぶ自信があるし。…最初の文字は“み”よりももっと画数が多かった気はするのだけれど。みきはどう?当たってる?と言わんばかりににこにこ口角を上げては彼からの答え合わせを待って。彼に悪戯をしたら大抵倍返しになって返ってくるもの。それを何度やったって学習しない哀れな子羊は彼の頬を突いていた指をあっさりと絡め取られてはみきの行動を拒んでいる訳ではなさそうなその行動にぴく、と肩を跳ねさせた後まん丸の瞳で彼を見上げて。せんせー、とその行動の意図を問いかけるように口を開こうとしたものの、その唇から零れたのは「 っひゃ、 」という甘い小さな悲鳴。肌に直接触れられた訳では無いけれどレースのチョーカーなんて合ってないようなものなので彼の指の感触はしっかりと伝わってしまい、彼の指に突かれた場所が火傷をしたように熱くて。一気に熱の上がってきた顔で驚いたように彼を見つめては、「 ひ、ひいき、…? 」と辛うじて唇から発することが出来たのは戸惑いと照れが混じった疑問だけで。 )






1377: 鳴海 司 [×]
2024-11-17 16:54:24




───……っふ、あはは!
そっか、そうきたかー……うん、じゃあそれが正解ってことで。

( こんなにも真っ直ぐ自信満々に"名前を呼ばれたら嬉しい"と伝えられたことは今までに無く。確かに"き"が付いて二文字ではあるが、その答えに面食らったようにきょとんとして一拍。耐えられないといったように破顔してしまえば、その笑いを後引きながらあまりにも可愛らしい答えに正解の判定を出さずにはいられなくて。漏れ出たような甘い声にぞくりと胸の中が震える感覚を覚えては更にそれを求めるかのように、指を押し当てたままチョーカーに沿ってつつ、となぞり。「ん。…つーかこの衣装お前が選んだのか?こんな無防備にちらつかせられたら他の男子たちの目に毒だろ。」とぽつり。初めに教室で彼女が見せびらかすようにくるりと回ったときや、廊下を歩くたびに隙間が開くスリット部分から覗く生足に男子たちの目線が集まっていたのを知っていて。更に言えばやはりこのレースのチョーカーが一層その色気に力添えをしているといっても過言ではなく、男としては嬉しくも個人としては少しばかり憎らしい気もするレース部分を爪で優しくカリ、と掻いて。 )




1378: 御影 みき [×]
2024-11-17 17:50:31



え゛!?
そうやって言うってことは違うの…!?


( てっきり彼からはなまる満点を貰えると思いきや帰ってきたの心底楽しそうな笑い声。思わずパチリと瞳を開いて真剣に正解を当てに行った筈の答えが違うことに驚愕してはだったら正解はなんなんだと首を捻り。甘々判定で正解をくれる彼の優しさはとっても嬉しいのだけれどなんだか小さな子どもが大人にサービスをされているようでちょっぴり悔しくて、みきは彼の胸にぽす、となんとも無防備に背中を預けては今度は自分から見ても正しい向きの文字になるようにそのまま手のひらを出して「もっかい!次はこの向きで!」と相変わらず妙なところで負けず嫌いを発揮してはすっかりこれが悪戯ということも忘れてもうワンチャンスをねだって。直接肌に触れられているわけではないのに直接触れられるよりもぞくぞくと余計に彼の指の感覚を拾ってしまう体は彼の指がチョーカーの上を滑る度にびくりと跳ねて、甘ったるい吐息を無意識に零しながら「 お、お友達が、…っ選んで、くれて…。 」と途切れ途切れに彼の問いに答えて。だがしかし、いっぱいいっぱいの頭の中で“他の男子たち”という単語だけがやけに頭に残れば彼の目には毒ではないのだろうかとふと疑問が浮かび、それに言及しようと口を開けば今度はチョーカーを引っ掻くように爪で擦られて思わず彼に助けるように捕まったままの手に柔く力を込めて。 )





1379: 鳴海 司 [×]
2024-11-17 20:26:03




いやー合ってる合ってる。
正解っつったろ?──みき。

( 未だくすくすと耐え切れないといった様子で笑いながらも出された答えが正解であることは覆さない姿勢で。しかし変なところが負けず嫌いの彼女はやはり大サービスの正解判定に納得がいっていない様子。こちらに背を向けて手の平を出し、クイズのやり直し(と言っても向き的にもはやクイズとは呼べない)を今か今かと待っているその姿にこちらの笑いは一旦中断。さすがにクイズの答えが見える姿勢で先ほど書いた二文字を書くわけにはいかず、出されたままの手にするりと自分の手を重ね合わせて優しく握りゆっくりと下に下ろせば後ろから耳元で小さく正解(仮)を唱えて。自分の手がチョーカーの上を動くたびに彼女の体は小さく跳ね、いやに艶めいた吐息が形の良い唇から零れる様は何とも嗜虐心を煽られるようで。それでも何とかこちらの質問に答える彼女がやけに愛おしく、「そっか、自分で選んだわけじゃないんだな。…センスは良いと思うけど、あんまり可愛すぎるのも困りもんだよなぁ。」とチョーカーを撫でる手を止めることなく、力の入った手には応えるように同じく緩く力を込めて。 )




1380: 御影 みき [×]
2024-11-17 21:41:09



だってせんせー今じゃあって言って、─── っひぁ、


( 今じゃあって言ったじゃん。そう言い返そうとしたみきの言葉はするりと重なった彼の手と耳元で囁かれた声のおかげで最後まで紡がれることはなく。今までの人生の中で何百回何千回何万回と呼ばれてきた自分の名前が彼の唇から紡がれるだけでみきの頬やら耳は赤く染まりあっという間に動けなくなってしまう。彼に囁かれた方の耳がジンジンと熱くて、心地よい低音の優しい彼の声が何回でも頭の中をリフレインする。そんな事をされてしまえば当然のようにみきは何も言えなくなってしまうし、更に言ってしまえばドキドキと跳ねる心臓を沈めるので精一杯で彼を振り返ることすらできなくなってしまい。助けを求めるように握った手には優しく応えてくれるのに、もう反対の手は意地悪にチョーカーを撫で続けているちぐはぐな感覚にぐるぐると蕩けるような感覚に瞳を潤ませては、「 っこま、る…? 」 と甘い吐息の間に漸く疑問を挟むことに成功したもののなんで?というその次の語句は紡ぐことが出来ず。だがしかし蕩けた夕陽の中に恐らくその疑問は書いてあるだろうからきっと彼には伝わるだろう、先程は贔屓すると喜ぶと言っていたのに今は困ると零す彼の真意が分からなくてみきはただただ意地悪な手と優しい手に翻弄され続けて。 )





1381: 鳴海 司 [×]
2024-11-18 02:32:29




…あー、でも呼んでも喜んでもらえないなら確かに正解とは言えないのかもな。

( 反論の言葉のその先は紡がれる事がなく、体ごと言葉も固まってしまったかのような彼女に小さく笑いを零し。腕の中の彼女は面白いくらい微動だにしなくなってしまったが、綺麗に纏められた髪のおかげで曝け出された耳が真っ赤に染まっているのは良く見える。体勢はそのままに顔だけ天を仰げば、正解(仮)が本当の正解になるのは彼女の反応次第だと何処か態とらしくぼやいて。熱くて甘い息遣いの合間にぽろりと零れるように漸く落とされた短い単語は不完全な疑問で。しかし相変わらず彼女の瞳が口以上に雄弁に語ってくれるおかげで、ぽやぽやと蕩けながらも何とか言葉を補完した様子。…と言ってもきっとそれを理解出来るのは自分だけだとは思うのだが。緩く繋がれたままの手は偶然にも左手同士、彼女が必死に返した疑問への答えは「…そりゃ"予約"している相手が他の男からそういう目で見られるのはあんまり気持ちの良いもんじゃないからな。」と、お互いの薬指に書かれた少しだけ薄くなった黒い線をこれ見よがしに顔の前に上げて。ヤキモチだなんて妬ける立場では無いもののこの線が消えるまで、それまでの間はこのただの落書きが嫉妬をする際の隠れ蓑になってくれるので。 )




1382: 御影 みき [×]
2024-11-18 05:39:20





っ、ち、ちが…っ!び、びっくりしちゃったの!
……でも、あの、すっごく嬉しいから、…もっかい。もっかい呼んで…?


( 態とらしい彼のボヤきに漸く我に返って動けるようになれば、慌てて彼の方を振り返ろうとしたあとにやっぱりこんな真っ赤なお顔は見せる訳にはいかないと(耳で全部バレていることには気が付かずに)体勢は特に変わらず。けれど完全に油断していたところでの名前呼びだったので今度はもっとちゃんと聞きたいのだと捕まったままの手に緩く力を込めては小さな声でぽそりとアンコールのおねだりを。本当はもう一回どころかずうっと名前で呼んでほしいけれど、でも流石にそのわがままは彼を困らせてしまうだろうから口から零れることはなく。自分から出たとは思えないほど甘ったるい呼吸をするので精一杯の眼前には昨日書いたばかりの揃いの左手薬指の黒い線。予約している相手が他の異性からそういう目で見られるのは気持ちの良いものでは無い、自分が最近よく感じるその感情を彼も抱えてくれているのだとまだボンヤリと熱に浮かされた頭でもそれだけは理解ができては、何とも遠回りで愛おしい彼のいじらしさにきゅん、と胸がときめいては、眼前にある彼の左手の薬指にちゅ、と小さなリップ音を立ててキスをしたあとにするりとその手に頬擦りをして「 ─── やきもち、? 」とどろりとした蜂蜜のような甘い声で一言だけ小さな声で問いかけ。 )






1383: 鳴海 司 [×]
2024-11-18 09:24:23




クイズに正解したから悪戯タイムはもう終わり。
また今度な。

( 彼女のことだからもう一度名前呼びを願ってくるだろうと予想通りのおねだりに薄く口角を上げては、そう何度も呼ぶのも何だか勿体無いような気がして彼女にとって残念ではあるが終了のお知らせ。こういった不意打ちが上手くいったときの彼女の反応が好きだから、なんてさすがに口には出せないので敢えておねだりを聞いてあげない理由は胸の奥に飲み込んで。完全にこちらが主導権を握っていたはずが、突如として薬指に落とされた柔らかな感触に体はぴくりと跳ねてしまい。離れる際に熱を帯びた吐息が指にかかればぶるりと心が震え、その後に紡がれた短い一言は胸焼けがしそうなほど甘ったるい声音で。顔を赤く染めてこちらの攻撃を必死に耐えている様はどこからどう見ても食べられる側の小動物だったのだが、こうしてたまに突然の反撃を仕掛けてくるのはまさに窮鼠が猫を噛むようで。遠回しに彼女に向けていたものを真っ直ぐな一言で捕らえられては何だか格好がつかない。「──……さあ?どうだろうな。」と、出来るだけ黒い線を盾にしてみるも今となってはさほど意味が無いようにも感じられて。 )




1384: 御影 みき [×]
2024-11-18 15:35:41




せ、正解じゃないのに…!!ずるい…!!

ね、ね、本当はなんて書いたの?


( 残念ながら精一杯のおねだりは悪戯終了のお知らせにより却下。本当は正解していないにも関わらず彼の甘々判定は今に限りちょっぴり不満で、ぷく!と頬を膨らませては繋いだままの手を軽く上下に振って。だがしかしやっぱり本来の正解は気になったのか彼の甘々判定を甘んじて受け入れることなく続けて問いかけ。文字数が2で二文字目が“き”。そして自分に関係があって喜ぶこと、あと一歩でたどり着けそうなのにたどり着けないモヤモヤに悔しそうに眉を寄せては背後にいる彼をちらりと振り向いてこてりと首を傾げて。此方としては精一杯の反撃、そしていっぱい遊ばれたのでちょっぴり彼の慌てる姿を見たいなの下心があってこそのみきの行動や言葉は残念ながら大ダメージを与える程ではなく。けれど唇が触れた瞬間にぴくりと反応を示し、こちらに問いに答える彼の声には拒否めいた色は混じっていないため嫌がっていないことは明白。どうだろうな、なんて揺さぶるような言葉も今のみきにはその真意なんてお見通しで、周囲に誰もいないことを確認しては「 せんせーかわいい、だいすき。 」とぎゅ!とそのまま後ろをふりかえって彼に抱きついて。いつもの制服よりもチャイナ服の生地が薄いせいでいつもよりも彼の体温が感じられる気がして、みきはニコニコ嬉しそうにこっそり微笑んで。 )






1385: 鳴海 司 [×]
2024-11-18 16:11:56




…ナイショ。
もしかしたら本当に"みき"って書いてたかもよ?

( 名前呼びを貰ってなお本来の正解まで聞き出そうとする彼女のなんと欲張りなことか。普段は何につけても甘めの判定を求めてくる彼女が、こんな時ばかりはその判定を受け入れようとしないのは負けず嫌い以外の何物でもないだろう。教えてほしそうにこちらを振り向く彼女に意地悪な笑顔を向けた後んべ、と舌を出して。呼ばないと言った割に再び名前を口にはしたが、これはあくまでクイズの正解(かもしれないもの)を答えているだけなので自分の中ではノーカンで。体のラインが出るほどタイトなチャイナ服を纏った状態で抱きつかれてしまえば彼女の柔らかさを直に感じてしまうのは仕方のない事で。先ほどまでは散々スリットの際どい部分──肌ではなくチョーカーではあるが──に触れてその甘い反応を楽しんでいたものだが、相手から迫られると両手を上げてしまうのはもはや反射のようなもの。「っ──、……あーはいはい。可愛いは余計だけどありがとな。」と溜息混じりに礼を述べては、生地の薄さゆえにお互いの鼓動が温かく混ざり合う心地よさに少しだけ身を委ねて。 )




1386: 御影 みき [×]
2024-11-18 17:47:31



!!
…えへへ。みき、せんせーの優しいとこだいす、…あ!…“好き”、とか!?……なーんて、そんなわけないか。


( どうやら素直には教えてくれないようで、もっと画数多い文字だったと反論する前に好きな人から紡がれたのは二度目の自分の名前。呼ばれた訳ではないけれど、みきからしたらこれも呼ばれたカウントに入るのでやっぱり甘々な彼にニコニコキラキラと瞳を輝かせた直後。ちょうど彼に告げようとした言葉がまさに彼の提示したヒントにピッタリ当てはまる!と気がついて回答したものの、あっさりと自らそんな訳が無いとその奇跡を投げ捨ててしまえば呆れたように笑いながらまた彼の胸にぽす、と背中を預けて。例え悪戯のゲームだとしても、彼がそんな思ってもいないことを書くわけが無いなんてちょっぴり悲しい諦めなのだけれど。決して抱き返すわけでも無く、でもだからといって離れろと無理やり体を引き剥がす訳でもない。だけど此方に少し此方に身を委ねてくれているのは当然みきにも伝わっていて、みきはふにゃりと笑いながら「 ふふふ。ヤキモチ妬いてくれたの嬉しい。みきはせんせーしか見えてないからだいじょーぶだよ。 」と彼に囁くように柔らかく言葉を紡ぐも、彼しか見えていないのがむしろ今心配要素なのだということは無自覚。だって今は自分の好い人がなんとも可愛らしいヤキモチを妬いてくれたのだから、それどころでは無いので。 )





1387: 鳴海 司 [×]
2024-11-18 19:24:33




、…………んー?

( クイズ中は掠りもしなかったのについにドンピシャで正解を当てた彼女は、あっさりとその解答を投げ捨ててしまったようで。もちろんそれを正解だと言えるわけもなければ、嘘を吐くのも違うのでこちらの答えは否定でも肯定でもなくどこまでも狡いもので首をこてりと傾げて終わり。相変わらず変なところで自信がないのか鈍感なのか、自分から正解を手放して再びこちらに凭れかかる彼女が何だか可笑しくて薄く微笑みながら、その正解を口にするためいつか隔たりが無くなる日に思いを馳せて。柔らかい笑みを携えながら、自信満々な言葉を紡ぐ彼女は本当に言葉通り真っ直ぐ自分の想い人しか見えていないのだろう。「そこに関しては心配してないっつーか、する必要が無さすぎて逆に困ってるというか…。」と乾いた笑いを零せば、彼女が自分以外に目を向けないことに無自覚ながらも自信を持ってしまうのは日頃彼女から伝えられる好意のせいとも言えるしおかげとも言える。しかしやはり何度考えても、特に何をしたわけでもないはずなのだがここまで熱烈に好かれているという事実には未だに頭を捻るものがあるのも事実で。 )




1388: 御影 みき [×]
2024-11-18 20:37:35




好きなんてせんせーに言われたらきっと心臓爆発しちゃうもん、自己PRのとき心臓大変だったんだからぁ。

( まさか自分がドンピシャの正解を叩き出しているとは思わず、もうお手上げだと言うように考えることを放棄しては億が一にでも彼にそんなことを言われてしまったら心臓がどうにかなってしまうと冗談半分に笑って( けれど心臓はほんとうにどうにかなってしまいそうにはなる )。自己PRのあの一シーンで一体どれだけの女子生徒がみきの立場を自身に置き換える想像をしたことだろう、それだけ格好良かったのだから仕方ないのだけれど、終わった今となればちょっぴり独り占めしたかったなの気持ちもあるのはまた事実。バッチリみきに愛されている自覚のある彼の言葉に満足気に表情を綻ばせたものの「 ??こまる……? 」とふとひっかかった箇所にはこてりと首を傾げて。いっつも好き好き言いすぎてしつこいのかな、でも好きだから許して欲しいな…なんて気遣ってるんだか気遣っていないんだか絶妙なラインを行ったり来たりしながらもやっぱり困る理由は分からずに大人しく彼の答えを待って。 )





1389: 鳴海 司 [×]
2024-11-18 23:01:03




自己PR……あぁ、…いやでもお前のことだから騒がしくなるんじゃねーかなと思ってたんだけどなぁ。

( 彼女の言葉にはた、と昨日のコンテストを思い出せば、引いたお題がお題だったのもあって確かに言葉に出した例の二文字。演技となるとやはり意識して棒読みになってしまうのは分かっていたので素の状態で臨んだのだが、こうして笑って済ませられているのならば彼女の中であれはしっかり演技として刻まれている様子。こっちから可愛いだとか、相手を褒めるようなことを言えば過剰なほど食い付いて騒がしくなる彼女が、演技だと思っているからこそなのかは分からないが驚くほど静かに自分の告白を受け入れていたことがやけに印象強くて。言葉の意味を理解できないというように首を傾げる彼女はきっとまったくの見当違いな推理を繰り広げていることだろう。「だって俺、未だに何でお前がそこまで好いてくれてるのか自分自身よく分かってねーもん。歳だって離れてるし、…そもそも好意を伝えられても今はそれに応えて付き合ってやることも出来ないし。」と、眉を下げて笑みを零しながらも何処か申し訳なさそうな声色でぽつりと返して。 )




1390: 御影 みき [×]
2024-11-19 09:44:40




だ、だって…まさかあんなに演技上手だと思わなくて、…。
びっくりして、真っ白になっちゃったの……。


( 恥ずかしそうにぽぽぽ、と頬を染めながら視線を落とせば、自己PRの時の演技とは思えない彼の自然な演技を思い出してはまた頬を染めて。最も、後ろから見ている彼からは真っ赤な耳が丸見えなのだけれど残念ながらみきはそれには気付いておらずただただあの時を思い出して致死量のときめきに胸を痛めていて。だって王子様みたいだったし、ちゅうされたし、好きって言われたし。どれか一つだけだったらきゃあきゃあはしゃげたのにまさかの3つ全部一緒にだったので色んなものがオーバーヒートしてしまったのだともそもそ返して。どこか申し訳なさそうな、みきに困っているというよりは自分自身に困っているような、そんな彼の言葉と表情にきょとんと瞳を丸くしたかと思えばみきはぱっと花が咲くように笑って。「 好きにきっかけはあっても、これ!っていう理由なんてないよう。歳が近いから好き、とか付き合えないから嫌い、とかそういうの関係なくみきはせんせーが好きだもん。……だから、そんな顔しないで? 」彼の両頬にそっと手を添えては真っ直ぐにダークブラウンを見つめながら首を傾げて。 )





1391: 鳴海 司 [×]
2024-11-19 10:54:36




──演技、ね 。
…そういやお前の対応も良かったもんな、あそこがいちばん盛り上がったんじゃないか?

( 口をついて出た言葉は音にもならないようなとても小さな呟きで。それにしても頑なにこちらを向かないということは、きっと耳以上に彼女の顔は真っ赤に染まっているのだろう。しかし残念ながら顔と違って無防備に晒されたままの耳は綺麗に赤く染まってしまっているのがよく見えるので、何となく無意識に手を伸ばしてはその小さな耳をつん、と指先でつつきながら自分の"演技"に対する彼女の返答の際に客席から割れんばかりの歓声があがったことを思い出して。こちらに向けられた朗らかな笑顔と、頬を包む柔らかな手の感触の心地良い温かさにどこかホッと気持ちが落ち着く気がして。「…ん、さんきゅ。……でもこっちとしては、華の女子高生の青春を費やされてることにちょっとだけ引け目ってもんを感じることもあるんですよ。」真っ直ぐにこちらを見つめる夕陽色に吸い込まれるように顔が近付けば額同士をこつんと当て、彼女の優しさに甘えてばかりの現状を不甲斐なく思うも下手に動けない現状に自嘲気味な笑みを零して。 )




1392: 御影 みき [×]
2024-11-19 15:52:12



みきのは演技じゃないんだけどね。
でも、結果的に盛り上がってよかったあ。


( 完璧にセットされた彼のカッコ良さを見ることなくこうして背中を預けて喋っていれば不思議といつも通り(いつもはこんなに距離は近くないけれどみきとしてはラッキーなので)に感じてとても落ち着いて、けれどそんな無防備な状態のままにふと耳に感じた彼の指先の感触にぴく。と反応こそすれどなんとか声にはならず。それから続けてあの時の自分の反応を思い返せば、あれは間違いなく演技でなくただのいつもの自分だったとへにゃへにゃ笑い。ただただ大好きな人にオーバーヒートするくらいときめいて、でもどうしても彼からの“好き”に返事をしたくて。全く周りが見える余裕のなかったあの場で抱きつかなかったのはほぼほぼ奇跡と言えるほど2人だけの世界に感じていたのは恐らくみきだけではないはずだとちらりと彼をふりかえって。元気出たかな、なんてじっと彼を見つめていればだんだんゆっくりとそのお顔が近付いてきて、好きな人がゆっくりと顔を近づけて来たらどんな状況だろうと期待してしまうのは乙女の脳なので“まさか…!”とそわそわして目をぎゅ!と瞑ったものの残念ながら触れたのは唇ではなく額同士。ちょっぴり残念な気持ちを抱えつつも、近過ぎて顔が見えないけれどやっぱりまだ彼は本調子ではないような気がして。みきはすり、と額同士を擦り合わせては「 みきは女子高生を卒業しても華の女子大生で次は華の社会人になるつもりなのでだいじょーぶでーす。 」と、大人が振り返るよりも現役の女子高生は引け目を感じるどころか実にプラス思考、更に言ってしまえば華の女子大生期間も華の社会人期間も彼に費やすつもりなのでたかが3年ごときで引け目を感じられてしまうと困ってしまうのだ、最低向こう6年は見て欲しい。 )






1393: 鳴海 司 [×]
2024-11-19 17:19:08




、……っはは!あれ素の反応かよ。
ナイスアドリブって思ったのになぁ。

( 彼女の答えにきょとんと一拍。彼女の反応を良いアシストとして受けたのは自分だけだったようだと知れば可笑しそうに破顔して。…ということはお互い知らず知らずのうちに心からの告白劇を繰り広げていたらしいのだが、それに気付いたのはどうやら自分だけのようで。もしもこの先自分と彼女との間に何の障害も無くなったときに想いを伝えることになったとして、コンテストでの一幕は何だか先にクイズの正解を見てしまったような気分になってしまう。とはいえ今はまだそれでいい、彼女にしっかり演技だと思わせられたならば結果としては上々以外の何物でもないので。声に出しての反応が無いのをいいことに、彼女が振り返ってもなお赤く染まった小さな耳をふにふにと弄びながらそんな事を考えて。こうして額が触れ合うことでお互いの考えている事が筒抜けになるのでは。なんてどこか空想じみたことを考えていたものの、何かを感じ取ったのか彼女からの優しさ溢れる台詞に目を丸くして。「───ふ、それだけ華の期間長いなら確かに少しくらいなら大丈夫そうかもな。」と笑みを零せば、とりあえずは華の女子高生の時間は甘んじて費やされようと。まさか彼女がその先まですでにスケジュールを組んで発言しているとはまったく思っていないわけだが。 )




1394: 御影 みき [×]
2024-11-19 18:27:21




そ、そんなアドリブできるくらいなら山田くんの時にもうやってるもん…。


( 振り返ってもなおふにふにと彼の指に弄ばれている耳に時たま小さく肩を跳ねさせたりとちょっぴり意識を持っていかれつつも、彼の演技のように上手にそんなことができるのであれば先ずそもそも山田のPRの時にできていたと恥ずかしそうに唇をとがらせ。彼がどんな気持ちであの自己PRを行ったかなんて当たり前のようにみきは分からないまま、自分は本当にときめいて自然に出てきた言葉なのにどこか余裕そうに見える彼にみきの夕陽色の瞳はちょっぴと不満そうで。 漸く彼の声が柔らかいものに変わったと分かれば安心したようにふわりと笑っては「 そうだよ、だからせんせーはそんなこと考えずにたくさんみきに愛されてくださーい。 」と無事に彼の許可(?)も得られたことだしこれからも遠慮なく華の女子高生期間を彼に費やしていくのだとまた改めて決意。他の女子高生のように彼ピとデートや手を繋いで下校や甘い青春のワンシーンはなかなか得られないけれど、こちとら彼を好きになった時点でその覚悟は出来ているしむしろ今は想像していた何倍も幸せなのでそれで良いのだとその笑顔はとても朗らかで。 )





1395: 鳴海 司 [×]
2024-11-19 20:54:58




────それはダメ。

( 不満そうな夕陽色と共にぽそぽそと呟かれた言葉に対して出たのはほとんど反射的なもので。それまで耳輪の部分を優しく弄っていただけの指が一瞬動きを止めれば、そのまま少し手を下げて耳朶から彼女の首筋までするりと指を滑らせて。コンテストでの彼女の返答は確か"大好き"だったはず。その場合例えアドリブだとしても、友愛ではなく愛情としての"大好き"を返す先は彼女のことを一途に想っていた相手になるわけで。柔らかい笑顔とは反対に口ぶりは確固たる自信に溢れているように聞こえる。いい大人が女子高生に愛されろだなんて、その響きは何とも甘美な毒のよう。懐いてくれるのはもちろん嬉しいのだが、普通の女子高生が送るはずの青春を送らせてやる事ができないという後ろめたさが付随するのは仕方がない。しかしそれでも良いと、飽きる事なく真っ直ぐな好意をひたすらに向けてくれる彼女がただただ愛おしくて。「はいはい。お手柔らかにお願いしまーす。」と諦めたような手振りと笑いを零しながらもその声色は満更でもなさそうで。 )




1396: 御影 みき [×]
2024-11-19 22:09:15



っん、!
─── っ、…だ、だめ……?


( ふにふにとした耳への柔らかい刺激にそろそろ慣れ始めた頃、ピタリとその動きが止まったかと思うが早いか次に彼の指先が弄んだのは全くノーガードだった首元。びく!と肩を跳ねさせ更には先程まで我慢できていた声まで漏らしてしまえば、その行動の理由と咄嗟の否定の理由が結びつかずにみきの瞳には困惑と疑問が混ざり。今彼の手が触れている首の部分にまるで心臓があるようにどきどきと熱くなるのを感じつつ“ダメ”の理由を模索するも、山田がそれを嫌だと言うのならまだしも彼が拒否する理由だけはどうしても分からずに ─── 彼の手が首元にあるのも頭が回らない大きな原因の一つではあるけれど ─── みきはただただ答えを待つように彼を見上げて。すっかりいつも通りの彼の言葉は諦めたような口ぶりだけど彼限定のエスパーは決して満更ではないと思っているのは丸わかり。みきはするりと彼から手を離せば、にこ!といたずらっ子の笑顔を浮かべつつ「 ふふふ、やーだ。 」なんてノー手加減の宣言。だって毎日顔を合わせることのできるこの高校生の期間のうちに彼をメロメロにしなきゃいけないのだから、お手柔らかになんてしている場合ではないので。みきに何かを返せなくて困るんじゃなくて、みきに愛されすぎて困って欲しいのだとその夕陽は蠱惑的にキラキラ輝いて。 )





1397: 鳴海 司 [×]
2024-11-20 06:54:34




───…!
あ、いやほらアレだ。山田は真剣だったのに、それに返すのがアドリブでの台詞ってのも失礼だろ?

( 大きく跳ねた肩と漏れ出た甘い声にハッとすれば、ほんのりと熱の込もった白い首筋から漸く手を離し。こちらを見上げてくる夕陽色を真っ直ぐに見返す事ができず、行き場を無くした手を誤魔化すように自分の頭をぽり、と掻いては自分でも咄嗟に出た否定の言葉に驚きつつ、どうにか不自然にならないような理由を見つけては口早にそれを述べて。仮に彼女の返答がアドリブだとしても、やはり"大好き"だなんて台詞をそう易々と他の男に投げかけているシーンは見たくないだなんて──。そんな気持ちは最もらしい理由を盾に心の奥深くにしっかりとしまって。こちらの願いも虚しくはっきりと拒否されれば、そのいたずらっ子のような笑顔と口調に溜息混じりの笑いが零れ。彼女の思惑は知らずとも、いつもよりも何処か挑戦的な色を見せるその瞳がその気持ちを隠さず伝えてきているようで。…もちろんやられっぱなしなんて性に合わないのでやり返す事にはなるのだろうが。そうこうしていれば、気付けばこうして隠れて話をすること暫く。「…さ、そろそろ行くか。一応は宣伝を頼まれてるわけだしな。」と、さすがにいつまでも同じ所にいては宣伝()にならないと漸くその重い腰を上げて。 )




1398: 御影 みき [×]
2024-11-20 09:33:04



そ、そうなの…、?
でも、真剣にってなったらごめんなさいってなっちゃうのに…

( 彼の言葉にぱちぱちと不思議そうに瞬きをすれば、でもそんなこと言ったら彼と自分も演技と真剣なのに…と不思議そうに首を傾げて。それに真剣にとなってしまえばみんなの前で断ることになるのだからそちらの方が気の毒だ、と言いたげにバカ正直に彼の言い訳に流されて。2人っきりのちょっぴりいつもよりも甘い時間は残念ながら終わり、彼の言葉に“まだ二人っきりがいい”と瞳は不満げだけれどそうわがままを言う訳には行かないので渋々それに従いかけたものの「 はぁい。……あ、待って。 」とぴたりと止めては自身の太ももに巻いてあるレースチョーカーを外してそのまま自身の手首に巻き付けて。「 ─── これならせんせー贔屓になる? 」と悪戯っぽい笑顔を浮かべれば何も巻かれていないつるんとした太ももをぺち、と叩き。 )






1399: 鳴海 司 [×]
2024-11-20 10:24:33




それは………ま、もうコンテストも終わったわけだし結果的には良かったんじゃないか?

( 山田のPRタイムでは言葉を失いながらも、最終的にはその鈍感さにより別の意味で盛り上げた彼女には今となっては何処か安堵してしまう気持ちがあるのは事実(とはいえさすがに山田には同情の意を向けるが)。彼女が下手にアドリブのスキルを持っていなくて良かったという思いと、言葉通り大衆の面前でごめんなさいと頭を下げられる山田の姿を見てしまうのも居た堪れないのでそればかりは彼女の鈍感な部分に少しだけ救いを感じてみたりもして。二つ返事で…というには少しばかり後を引くような彼女の反応は予想通り。しかし引き止められるとは思わず疑問符を浮かべながら彼女の行動をただ見ていればそれは予想外のもので。自分が漏らしたほんの少しのヤキモチを気にかけてくれたのか悪戯っぽくも何とも可愛らしい笑みを浮かべる彼女に目を丸くさせて。「──っ…、…あー、うん。なるなる。どーも。」と、自分の幼稚な嫉妬心を浮き彫りにされた気がしては気恥ずかしそうに視線を逸らして。…本音を言えば、チョーカーが無くなったとてスリットから覗く生足の魅力が無くなるわけではないので複雑ではあるのだが。しかしわざわざ"贔屓"してくれたらしい彼女のいじらしさに一層の愛おしさを感じて。 )




1400: 御影 みき [×]
2024-11-20 15:21:12



???
そっか…。


( こて…とやはり彼の言葉には首を傾げつつもそれ以上なにか言及することもなく、確かにまぁもうコンテストは終わったしあれだけ盛り上がった(むしろ今もまだ優勝パワーは尾を引いている)ので良いのだろうと自分を納得させて。きっと自分の立場と彼の立場が逆になれば“演技でもやだ、他の子に好きって言わないで“と馬鹿正直にわがままを言うのだろうけれどそれはその時になってみなければ分からない話。どうやらみきなりの“贔屓”は功を奏したのか、彼の返事に嬉しそうににこ!と笑顔を浮かべれば「 良かった!他には何かせんせー限定の贔屓のところある? 」と、宣伝として人前で練り歩く前に彼にしか見せない箇所はあるかとくるくるその場で回って見せて。普段滅多にこうして嫉妬心(みきはそれに気が付いていないけれど)を見せてくれることのない彼がこうして独占しようとしてくれているのが嬉しいのかその表情はちょっぴり嬉しそうで。 )





1401: 鳴海 司 [×]
2024-11-20 16:04:42




他って言われてもそりゃ──、……あー…まあ大丈夫じゃないか?
……強いて言うならそうやって派手に動くような事が無ければ。

( 今年のコンテストは知らないところで話が進んでしまっての参加だったとはいえありがたいことに優勝できたのは事実。☆先生のように殿堂入りとまではいかなくていいので、来年も開催されるであろうコンテストでは前年の優勝者は参加権剥奪とかしてくんねーかななんて思ったりしてみて。そうすれば自分も彼女も比較的落ち着いた心持ちで文化祭を楽しめるはずだろう、きっと。贔屓の場所を選べとでも言うようにその場で華麗に回る彼女は、その提案によって更に此方の独占欲が刺激される事など微塵も考えていないのだろう。本音を言えばこんなに愛らしくて何処か妖艶的にも感じる衣装を纏った彼女を誰の目にも晒したくない。しかしいくら何でもそこまで独占は出来ないし言える関係でも無いので、それならばせめてちらちら覗く生足だけには気をつけて頂きたい所存。タイトなチャイナ服とはいえこうしてくるりと回ればスカートはスリットの部分からふわりと広がるし、それによって何とも刺激的な一瞬が生まれてしまうのできっとお年頃の男子たちの目はそちらに向いてしまうだろう。無防備にちらつかせられる足から視線を逸らしては、こんな指摘もセクハラになるのではという思いもありながら(散々チョーカー越しに太ももを弄ったあとで言うのも何だが)ぽつりと呟いて。 )




1402: 御影 みき [×]
2024-11-20 17:25:06



…………それだけ?

( 思っていたよりもなんとも単純な彼の回答にきょとん、と夕陽色をまんまるにしてはこてりと首を傾げて一言。何がダメなんだろう、と彼の目の前ならいいかと自分の格好を見下ろしてちょっぴり回ってみたりするけれど特に何か変なところ等も特にないのでみきにはやっぱり分からなくて。けれど思っていたよりも簡単な贔屓だったのでもちろん断る訳もなく(そもそも自分から聞いたので何を言われても二つ返事で了承してしまうだろうけど「 じゃあ今日は大人しくしてるね! 」とニコニコキラキラ元気にお返事を。いつもは自分ばかりああしてたくさんのわがままを言ってしまっている分、こうしてたまにぽろりと出る彼のちいちゃなわがままはどうしようもなく愛おしくて可愛く感じてしまうのでふんるんと楽しそうなまま「 いこ、! 」と人通りのある方向へと歩き出して。 )






1403: 鳴海 司 [×]
2024-11-20 19:58:12




そっ……、!
……はあ、…今日だけじゃなくて普段からおとなしくしてくれれば先生としては大いに助かるんだけどなー。

( それだけ、なんて色々と我慢しているこちらの頑張りをいとも簡単に剥ぎ取ってきそうな台詞に思わず声が出てしまうもすぐさま良い笑顔と共に了承の意を受け取ればぐっと飲み込み、代わりに何だか久しぶりな気がする軽口を。彼女の目線からはくるりと回っても自分の格好がどうにかなっている様は見えにくいのだろうが、その確認するための回転でさえ自分の方からはしっかりとスリットが仕事をしているのが見えてしまうのでとても心臓に悪い。そんなこちらの心境など微塵も知らない様子の彼女は、大人として情けなくなる小さな独占欲すらも無邪気に受け入れてくれたようで。あちこちから笑い声や話し声が賑やかに聞こえてくる廊下へと再び歩き出せばまたすぐさま四方八方から声を掛けられ、宣伝としては大成功なのだが元の服に着替えられるのはまだ当分後になりそうだなと諦めたような溜息を吐きながらも隣の彼女が楽しそうならばとりあえずはそれで良い。 )




1404: 御影 みき [×]
2024-11-21 03:58:36



普段暴れてるみたいに言わないでくださぁーい。


( 少しだけ久しぶりのような気がするいつもの彼のような軽口にへらりと笑って答えては、さっきみたいなヤキモチ妬きの彼もとっても可愛いけれどやっぱりいつもの彼も好きだなぁなんて結局はどんな彼でも愛せてしまうのでいつだって彼にメロメロなのは間違いなく。ひとたび人通りの多い廊下に出れば先程の二人っきりの甘ったるい空間はどこへやら、友人から全く知らない後輩や先輩にまで耐えず声をかけられ驚きながらもみきは楽しそうに後夜祭を楽しんでおり。『 えーっ先生かっこいいじゃん! 』『 私たちとも写真撮ってください! 』『 え、待って私も撮りたい! 』やはりいつもと雰囲気の違う彼にきゃあきゃあと色めき経つのは女子生徒たち。もちろん優勝コンビの相手であるみきがいることによって遠慮する生徒も多いのだけれどもちろんそんなことお構い無しな生徒だってたくさんいる訳で、めろめろと黄色い声を上げながらするりと彼に腕を組んだり距離が近かったりとみきとしてはとてももやもやするけれど自分も写真対応に追われてしまいどうすることもできず。やっぱり教室の中だけで着てもらえば…ううん、みきの前でだけ着てもらえば良かった!と先程の彼と同じような独占欲が心の中にもくもく湧き上がっては無意識に左手の薬指をきゅ。と握って。 )






1405: 鳴海 司 [×]
2024-11-21 10:14:51




──はいはい、
写真撮ったら2-Bに行けよお前ら、今の俺は2-Bの宣伝部長だからなー。

( 過去付き合ってきた相手にここまで嫉妬や独占欲のようなものをハッキリと示した記憶が無い分、どうしようもないくらい彼女に惹かれ始めているという現実を認識せざるを得なくて。とはいえ今はまだお互いの立場上どうしても進める限界があるので、そんな現状にひとり小さく溜息を吐きつつ他愛の無い話を彼女としながら歩いていれば、案の定あっさりと人だかりが出来てしまい。コンテストのおかげで一躍時の人のような扱いになってしまっているのは仕方がないとして、とりあえず写真を撮られればその代償にきちんと宣伝活動をこなして。『うちらのクラスの宣伝もしてよー!』『別の衣装用意しとくねー(笑)』なんて声も聞こえるが、「俺が宣伝するのは相棒の特権ありきだから無理でーす。」と、隣で別の対応をしている彼女(もちろんその胸中は分からないが)の肩に手を回してはくい、と自分の方へ引き寄せて。コンテストの優勝者が2人揃って歩いている、というのが宣伝効果として抜群なのは言わずもがななので。 )




1406: 御影 みき [×]
2024-11-21 11:02:17



『 御影せんぱい、いいなぁ。先生とお揃いですね! 』
えへへ。いいでしょ、せんせーとお揃いにしてもらったの!


( 彼の方をちらちらと気にしつつ知らない後輩とお話したり写真を撮るのはちょっぴり緊張するけれど、やっぱり彼とお揃いのチャイナ服に言及されてしまえばふにゃふにゃとその笑顔は嬉しそうで。そのまま後輩にチャイナ服を見せようと一回転 ─── しようとしたところはなんとか踏み止まり。今日のみきは派手に動かないお淑やかさんなので。そんなこんなで周囲の生徒たちと会話をしていればふと彼の手が方に回り、完全に油断をしていた上にもちろん相手が彼なのでそのまま彼に引き寄せられれば周囲からちょっぴり歓声が。きょとん…!と何が起こっているか分からない顔で瞬きを数回した後にパッと頬に朱を散らしては“い、いっぱい人いるのにいいのかな…!”とあわあわ混乱したあとに「 せ、せんせー専門の相棒です(?)!! 」とみき自身あんまり言葉の意味をよくわかっていないのだけれど取り敢えずは相棒アピールを。本当は相棒じゃない存在として誰かに紹介して貰えるようになれたらいいのに、なんてわがままは(彼にはバレているだろうけれど)胸の奥にこっそりしまい。 )





1407: 鳴海 司 [×]
2024-11-21 15:35:09




『昨日のミスコン見ましたぁっ!御影先輩かわいすぎてめっちゃファンですっ!』『先生との絡みやばかったですー!』『優勝した次の日にお揃いコスとかみき最高じゃーん!』『御影ちゃん、先生に飽きたらいつでも俺らのとこおいでー!』

( 1年生から3年生まで、歩けば歩くほど人に囲まれて絡まれる彼女の人気っぷりに純粋に感心しつつも危うく回りそうになった彼女が目に入り。何とか思い出したように踏み止まった彼女が可笑しくてくすくすと笑いながら、引き寄せたのはその後すぐ。つい動きそうになっていた彼女を抑えるためとあとはちょっとした虫除けのため。コンテストで見せた"禁断の愛ロールプレイ"の余韻がまだ残っている生徒たちからはまるで少女漫画を見るような目できゃっきゃと騒がれ、続く彼女の少し謎めいた宣言には男子たちから『専門!?先生ずりー!』とブーイングが多少なりとも飛んできたりと大変賑やかで。薄らと頬を染めた彼女が何を考えているかなんてあまりにも簡単な問題には笑いながらも敢えて何も言及せず。──こうして人前で彼女を紹介する際に別の言葉が使われるのはそう遠くない未来の話。 )




1408: 御影 みき [×]
2024-11-21 17:11:36



わ、わ……ありがとう…!!
でもみきはせんせーに飽きないから大丈夫…!


( 様々な賛辞の声にぽやぽやと頬を染めながらも拒否するべきところはちゃっかりやんわり拒否をするあたりちゃっかりしていると言うかなんというか。けれど嘘でもなんでもなく言葉通り彼に飽きるなんてことはないだろうし、彼以外の人のところに行く自分がそもそも想像できないのでその瞳は嘘偽りのないしっかりとした色で。専門の相棒、は無事に(?)彼から訂正されることはなかった為に無事に周囲に浸透していそうでざわざわと賑やかな周囲に思わずくすくすと笑ってしまい。だがしかしハッと思い出したかのように「 せ、せんせーもみき専門の相棒だから…!! 」 と彼の服の袖をキュ、と握りながら自分が彼の、ではなく彼も自分の専門なのだと付け足して。だってそうでも言わないとまためそめそ泣きながら薬指に頼らなければならなくなってしまうので、周囲への牽制はとても大切である。……えまちゃんへの対応はちょっぴり考えなければいけないのだろうけれど。 )






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