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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1705:
鳴海 司 [×]
2024-12-18 16:07:49
コンテストありきだからなあんなの、
現実に素面で言えるわけ無いだろ…。
( こちらを覗き込んでくる夕陽色は機嫌良さげで、演技に関しては上手いと信じ込んでくれていることがありありと伝わってくるもの。もう一度あれと同じレベルの演技をと求められても出来る自信なんてもちろん無くて、気まずそうに且つどこか照れ臭そうに視線を逸らしながら呟いて。仮に相手が彼女では無かったとして、演技であれば用意された甘言を口にすることくらいは出来るかもしれない(気乗りはしないが)。しかし唇を落としたり俳優レベルに真剣な語り口調は間違いなく彼女にしかできないしそもそもしようとも思わないだろう。こちらの意図が伝わっているのかいないのかは定かでは無いが、照れたように微笑む彼女があまりにも可愛らしくて。「んー、可愛い姿を見納め中。」とくすり微笑みながら、その視線の意味を誤魔化すことなく真っ直ぐ伝えて。本日の彼女の門限にはまだ時間があるとはいえ、繋がれたままの手を離すのが何だか惜しく感じてしまうのはきっとお互い様。 )
1706:
御影 みき [×]
2024-12-18 17:36:28
、……じゃあもし来年のコンテスト出たら違う子にもちゅーするの?
( 彼の自己PRの完全に演技だと信じきっているみきにとって、彼のあれは“誰にでもできるもの”という認識。それならば来年のコンテストに出場したら自分では無い誰かにも甘い台詞を囁いたり手の甲にキスを落としたりもできるのでは無いかとふと頭に浮かんでしまえば、彼を見つめる夕陽には先程までの楽しそうな雰囲気に不安な影がよぎって。 もし願うことが許されるのなら、他の子に嘘でも甘い言葉なんて囁いて欲しくないしキスだってして欲しくない。ご褒美だって。今までこんなに何かに対して我儘になったことがないのに彼のことになると何故か沢山わがままになってしまうみきは無意識に彼の手をきゅ、と掴んではただただ彼の答えを待って。なあに、と聞いたのは此方なのだから彼の回答は何にも間違っていないのだけれど、だからといってこんな心が無防備な状態の時に爆弾を落としていいはずもなく。みきはぶわ、と頬を真っ赤にしては「 み、みおさめ、 」といつものように口をぱくぱくとさせながら彼の言葉を復唱するので精一杯で。彼に見られているところぜんぶが、そして繋いだままの手がとても熱くて、全身が心臓になってしまったかのようにどきどきと煩くて。突然の彼の真っ直ぐな言葉に、みきはあっという間にオーバーヒートしてしまったようで。 )
1707:
鳴海 司 [×]
2024-12-18 18:25:09
しない。あれは後にも先にも御影にだけで──って、
…あ、つーかそもそも来年は出ないからな!勝手にエントリーされる可能性があることが分かったからそこさえ注意してたら大丈夫だろ…!
( 緩く力の入った彼女の手に応えるように、少しでもその夕陽色を曇らせる不安を取り除きたい一心で返す言葉はどこか食い気味に。しかし勢いがつきすぎたせいか危うく余計なところまで口が滑りそうになったところでハッと気付き、それを誤魔化すように不参加の意を少し早口になりながらも力一杯語って。今年の参加は自分の知らない所で勝手に物事が進んでいたせいで、気付いた時にはもはや逃げ道など無かったまさに青天の霹靂。それならば来年はそこにさえ注意していれば再び観衆の目に晒されるようなことは無いだろうと。先程までのはにかむように薄らと赤らんだ頬とは違い、言葉通りの真っ赤っか。そんな様子に笑みを浮かべては「そ。せっかくこんなに可愛くお洒落してくれてんだから、満足するまで見とかないと勿体無いだろ?」とにやり。今日1日ずっと一緒にいたとはいえ、頭の先から足の先まで可愛さと愛らしさが極まったような本日の彼女の装いはまだまだ何時間でも見ていられるほどに魅力的。彼女が固まっているうちに、繋いだままだった手をするりと恋人繋ぎの形に自然とシフトチェンジしながら、動かなくなった彼女をにこにこと見つめ続けて。 )
1708:
御影 みき [×]
2024-12-18 19:13:30
、……ふふ!
うん。もうせんせーのかっこいい所はみんなに見せたくないから、みんなに勝手にエントリーしないでねって言う。
( 食い気味に返ってきた彼の言葉は、他の誰でもないみきだけにするという今のみきにはあまりにも殺し文句な意味合いのもの。みきはぱち、と瞳を真ん丸にしてはその後に直ぐに慌てて来年の不参加を語る彼の様子に思わずくすくすと笑ってしまえば今すぐにでも彼に抱きつきたい気持ちをグッと堪えて、その代わりに不安から思わず繋いでしまった手に今度は安堵から柔く力を込めて。今年は彼がこんなに素敵な人なんだって色んな人に知ってもらえるのが嬉しくてエントリーを喜べたけれど、嫉妬心を覚えてしまったみきの心はもう彼のそんな部分を他の誰にも見せたくないだなんて独り占めしたい気持ちでいっぱいになってしまったらしく。満足するまで、だなんて彼の言葉にみきの鼓動はさらに早まり、いつの間にかするりと恋人繋ぎに変わった手にびくりと反応をしたあとに「 い、いつになったら、満足する…? 」と漸く問い掛けられたのは“これ以上見られたらおかしくなっちゃいます”と言ったようなギブアップの意図がたっぷり含まれた言葉。彼のダークブラウンには ─── みきの気の所為かもしれないけれど ─── どことなく暖かな愛情が含まれているような気がして、そんなにこにこした楽しそうなお顔で見つめられて平然としていられるほどみきの恋心は軽くないので逃げることも耐えることも出来ぬまま助けを求めるように羞恥で潤んでしまった夕陽で彼を見上げて。 )
1709:
鳴海 司 [×]
2024-12-18 21:07:56
まじで頼む。
……で、御影の方はまたエントリーするのか?
( 彼女の正直な独占欲には苦笑を浮かべるも、彼女が気にかけてくれるのであればとりあえずは自分の知らないところで事が進んでしまうような問題は起きないだろう。しかし問題は彼女の方。今年は他薦だったがそれ自体は別にルールを破っているわけではないのでもちろん何も悪いわけではないのだが、自分と違って生徒の彼女は来年もしっかりエントリーされる可能性はあるので。性格上自薦はしないだろうが、今年の盛り上がりっぷりから察するに2年連続優勝を狙うだとかで次回も他薦されてもおかしくはないだろう。そうなれば自分に関しては確かに彼女は安心するかもしれないが、彼女が出るのであればこちらとしてはその逆。またあの舞台の上で他の男に口説かれる様子を見るのは少しばかりもやりとするものがあるのは本音で、そんな気持ちを少しだけちらつかせるように彼女の顔を覗き込んで。明確な終わりの時間を伺うようにうるうるとした瞳でこちらを見上げてくる彼女に対し何ともさっぱりとした笑顔のまま、「んー…いつだろうなぁ。」と一言を返すのみ。近くにあった植え込みの塀にもたれ掛かるよう緩く腰掛けながらも繋いだままの手は決して離さずに。 )
1710:
御影 みき [×]
2024-12-18 22:55:30
、みき?
…………せんせーは、いや?
( これで来年の文化祭も安心、そうにこにこと安堵するように笑顔を浮かべていたのも束の間。彼からの質問にキョトン、と瞳をまんまるにしては少し悩んだような素振りを見せたあとにこちらを覗き込んでくる彼のダークブラウンを真っ直ぐに見つめながらこてりと首を傾げて。本当は彼の瞳を見るだけで今どんな気持ちでそれを問いかけたのかなんて彼限定のエスパーには手に取るように分かってしまうのだけれど、ちょっぴりわがままな乙女心は彼本人からそれを聞きたいと強請るように真っ直ぐ彼を見つめ返して。問いかけた終了時間はなんともさっぱりした素敵な笑顔の彼に流されてしまい、彼が植え込みの塀に軽く腰かけたことによりいつもとはまた違う目線の彼がこちらを見つめていることに更に恥ずかしさに拍車をかけて遂にはみきがギブアップするように視線を逸らしてしまい。「 あ、あんまり見られると、…恥ずかしい…… 」と漸く多少動かせるようになった唇から零れたのは“もう見つめないで”と突き放すような言葉ではなく、やめてとは言わないけれど自分は限界ですと言った風なよわよわしい言葉で。 )
1711:
鳴海 司 [×]
2024-12-19 08:24:00
う……、いや……っていうか………、
…あれだ。今年一緒に優勝を飾った相棒だからまあ……気にならないことも無いっつーか……。
( 明確に『嫌だから出ないでほしい』なんて言えるような立場にはいない、いてはいけないのだ、今は。それを口にしてしまえばあくまでいち生徒である彼女に過度な期待を持たせてしまうことになるだろうし、そもそも催しに参加するか否かは生徒の自由で教師が縛っていいものではない。…ただここで逆にはっきり『全然。お前の勝手だし好きにしたらいいと思う』なんて言えないのは厄介な気持ちがストップをかけているから。こちらの心の内を見透かすようにどこまでも真っ直ぐな夕陽色から僅かに視線を逸らしながら、大人として情けなくもごもごと零すのは逃げ場を無くした何とも分かりにくい独占欲で。穴が空くのではないかと自分でも思うほど彼女を見つめ続けていれば、遂に聞こえてきた限界を訴える言葉。「はいはい。」と笑いながら二つ返事を返せば、くい、と繋がれた手を少しだけ優しく引っ張ってお互いの間にある僅かな距離を詰めるようその行動だけで促して。 )
1712:
御影 みき [×]
2024-12-19 10:33:26
……それだけ、?
( 一緒に優勝を狙った相棒だから。最もらしい理由は間違いでは無いのだろうけれど、きっと大人の得意な逃げなのだろう。伊達に彼に2年間焦がれ続けている訳では無いみきにとってはそんなことは数学のテストよりもよほど簡単なこと。いつもならばここで納得した素振りを見せて彼を困らせないようにするのだけれど、なにだか今日はやっぱりすごく我儘で彼を見つめたままぽつりと呟くように問いかけて。だって今日も沢山いじわるされたし(それも好きだけれど)、少しくらいは困らせたってバチは当たらないはず。ギブアップの意を含んだ言葉はどうやらしっかり彼に届いたらしく彼からの返事が耳に入ればほっと安堵したように彼の方へと視線を戻しかけたその瞬間、くいと優しく繋いだままの手を引かれればそのまま完全に油断していたみきの体はぽすりと彼の方へと身を預けるように傾いて。「 ─── へ、 」ぽかんと開いたままの口から間抜けな声が盛れれば、ようやく収まりかけていた顔の熱がまたぶわりと再燃してしまい。 )
1713:
鳴海 司 [×]
2024-12-19 11:16:32
~~~っ、…あーもう。
お前が口説かれるところなんて山田の時に散々見せられたんだからもういいって話だよ。
……御影が出たいんならそれは自由だけど、俺は見に行かないぞたぶん。
( 動きづらい大人の唯一の逃げ道をじわりじわりと潰してくるような彼女の圧には残念ながら勝てなくて。諦めたようにも自棄になったようにも見える様子で大きな溜息を吐きながら口にしたのは『嫌』だとか『出ないでほしい』と明言することを何とか避けつつも、その内容はしっかりと嫉妬や独占欲といった感情が込められたもの。視線だけでなく顔ごとふいと逸らしてしまえば小さくぽつりと呟いて。きっと彼女が求めた答え方では無いだろうけれど、これでもギリギリのところを攻めている状態なのでこれ以上は勘弁してほしいと気まずそうに頭を掻いて。彼女の軽い体はほんの少し引いただけでこうも簡単に腕の中に収まってしまう。ほぼもたれ掛かっているだけとはいえ形的には一応腰掛けているおかげでいつもより随分とお互いの顔の位置が近い状態。更に耳元に顔を寄せては「───ハグが欲しいって言ってたろ。プレゼントに。」と声をかけ、しかし抱き締めるわけではなく空いてる方の手は彼女を支えるようにその細い腰にまわすのみで。 )
1714:
御影 みき [×]
2024-12-19 12:54:04
!!
…………えへへ。だいじょーぶ。みきが出るのは今年だけって約束だから。
ごめんね?ちょっぴり困らせたかったの。
( それはもう嬉しそうに、そして幸せそうに。みきはにこにこと機嫌良さそうに微笑めばそっぽを向いてしまった彼の視線の先にちょこちょこと移動をしてきちんと自分が来年出ない旨と彼の立場や諸々を理解した上での質問だったことを素直に謝罪して。いつも自分ばかりが嫉妬して子どもみたい(事実子どもだけれど)なので、たまにはちょっぴり彼のそんなところを見てみたかった。とそこまで詳細にあの質問の裏をお話はできないけれど、それでも彼を真っ直ぐに見つめるみきの瞳は嬉しさと幸せに溢れてきらきらと輝いていて。いつも彼とこうして接近する時は大体自分がわがままに強請って彼がそれを仕方がなくといった様子で渋々だきしめてくれることが多く、今のように心がノーガードな状態でこうしてハグをされるなんて滅多にないためみきの心はそれはもう大混乱。あまりにバクバクとうるさい心臓はきっと彼にも聞こえてしまっているし、さらに耳元に寄せられた彼の唇から紡がれたちょっぴり低い大好きな声にまたびく、と肩を跳ねさせては「 っ、ぷれ、……もう、ヘアピンもらったのに、 」と石のように体を硬直させて彼の体に抱きつくことすらままならないままもう既にプレゼントは貰っていることをバカ正直に答えて。 )
1715:
鳴海 司 [×]
2024-12-19 14:37:59
えぇ……、
…人を困らせた結果がその顔なら俺はお前に対する認識を改めないといけなくなりそうだよ。
( 参加は今年だけ、との約束がすでに交わされていたことにぴくりと反応を示すも、照れ隠しゆえか言葉としては「ふーん。」という簡素なもの。その後すぐに謝罪を述べる彼女へと視線を戻せば、口ぶりとは裏腹に溢れんばかりに輝く笑顔。嬉しいという感情が前面に出ている夕陽色も負けじと輝いており、口元をひくつかせながらその素敵()な笑顔に言及しては、"手が掛かる生徒"に加えて"普段は天然なくせにたまに小狡い小悪魔"という認識が増えると苦笑を零して。いつもなら彼女からおねだりをされたうえでこの状態になることが多く、その際は彼女もごろにゃんと甘えてくるのがお決まりなのだがどうやら今は違っているようで。不意打ちに弱いのか動けなくなってしまっている彼女が可愛くて可笑しくてくすくすと笑いながら、"プレゼント"に対して辿々しくも反論をしてくる彼女に「言ったろ?あれは"親戚のお兄さんから貰うお年玉代わり"だって。お前が欲しいって強請ったのこっちじゃん。」と、何を当たり前なことを。といったトーンで、しかし声色はどこか楽しげに言葉を紡ぎ。 )
1716:
御影 みき [×]
2024-12-19 16:07:53
えー?
だって困った顔のせんせーも可愛くて好きなんだもん。
( 認識を改めなくてはならない、という彼の言葉にへらりと笑っては先程まで少し照れたようにしていたのに今度は困ったように苦笑いを浮かべる彼を満足そうに夕陽の中に閉じ込めてはさほど反省の色が見えない声色を返して。元々の認識はきっと彼がいつも言っている“手のかかる生徒”なのだろうけれど、改まった認識は何になるんだろう…とこてりと首を傾げたもののそれを誤魔化すようににこ!と可愛らしく笑って見せて。本来ならば彼の方からこうして誘ってくれたこの状況、いつものようにきゃあきゃあとはしゃいで楽しむのが最も正解なのだろうけれど残念ながら今のみきの頭はオーバーヒートを起こしているのでただただ流れてきた言葉にぽつぽつと言葉を返すことが精一杯。さも当然、といったような声のトーンの彼の言葉には“たしかにそう言ってたかも、でも条件が揃ってないとハグはダメって言ってた、今は大丈夫なのかな、”とぐるぐると色んな言葉達が頭の中を駆け回るばかりで、いつもよりもずっとずっと近い距離でくすくすと笑う彼の顔から視線を外すことすら出来なくて。「 だ、だめって言われると思ったから、……ほんとにされると、ドキドキしちゃう、 」と十人が通り過ぎたら十人にドキドキしているのがバレてしまうような顔で小さく答えては、漸く動くようになったみきの両手はおずおずと彼の背に回されてそのままぎゅ、と抱きついて。 )
1717:
鳴海 司 [×]
2024-12-19 18:08:37
…おっさんの困った顔が可愛いとか言われてもなあ…、
そんなんで得した気になってんのお前だけだろうなきっと。
( 顔どころかどんな状態であれ彼女ならばネガティブな意見を投げてくることは無いのだろう。しかし大の大人が一回り近く下の相手にいいようにされたうえに困り顔まで可愛いだなんだと言われてしまっては何とも居た堪れない。先程追加したばかりの認識に、更に"変態"という物好きの上位互換のようなものが付け加えられては渇いた笑いを彼女に向けて。色んな考えが目まぐるしく回ってます、といった顔の彼女が固まってしばらく。漸く背に回された手を感じれば柔らかく微笑んで「そりゃあの時は昼間だし街中だし人多かったし……。…まあだからといって今みたいな状況ならいつでもいいってわけじゃねーけど。」と、彼女の懸念を溶かすように言葉を紡いで。ただ嬉しいだけならまだしもわざわざ『ドキドキする』だなんて可愛らしい言葉を追加してくる彼女が愛おしくて、全身で彼女の温もりやふわりと香る匂いなど全てを享受すればこちらの心も温かくなるようで。 )
1718:
御影 みき [×]
2024-12-19 19:53:02
だってホントだもーん。
好きな人の色んな顔見られたら嬉しいよ。
( いつものちょっぴり意地悪なせんせーも勿論大好きだけれど、今のように恥ずかしそうにそっぽを向いたりちょっぴり早口になってしまう彼もぜんぶが大好きで、心做しか乾いた視線を向けている彼とは対照的にみきはどこまでもにこやかで。彼はいつだって年齢を気にしているけれど、だいすきになった人ならば年齢なんて関係なくどんな顔だって可愛いのだから仕方がない。漸く抱きしめられた彼の体はこうして体を預けているとだんだんとお互いの体温が混じりあってとてもぽかぽかと暖かくなっていくようで、みきの驚きやら心配やら何やらを全部溶かしてしまうような彼の声色と言葉にだんだんと硬直していた体もリラックスしていきすり、と彼に擦り寄るように体を預けられるほどにまで回復して。「 ……折角がんばって帰ろうとしてたのに、また帰りたくなくなっちゃった。 」先程まで決意していた“これ以上わがまま言わずに帰る”という決意は残念ながら彼に抱きしめられて溶けた不安と共に流れてしまったようで、みきはきゅ、と彼に抱きつく力を強めては小さな小さな声でまたいつものわがままを零して。 )
1719:
鳴海 司 [×]
2024-12-19 21:25:26
──、…まあそれは、分からなくもないけど。
( 何をしようが何を言おうが、どんな自分でも受け入れてくれて好意を真っ直ぐ伝えてくれる(可愛いという感想に関しては多少複雑ではあるが)彼女の言葉に何のおべっかも含まれていないのは明白以外の何物でもなく。まさしく言葉通りの"好き"を全力で伝えてくれる彼女の言葉には、その耳に届くかどうか分からないほど小さな声で同意を零し。確かに彼女の笑顔、拗ねた顔、照れた顔、どこか不安げな顔ですら、様々な表情を見せてくれることが嬉しいことは紛れもない事実なので。──好きな人の、という大前提がちゃんと機能しているかどうかは本人のみの知るところ──。冬の夜ともなればキンと冷たい空気が張り詰めているような感覚さえ覚えるのだが、今こうして互いの体温が混ざり合っているおかげか心に加えて体もじんわり暖まっていくようで。背中に回された手に力が入るのを感じると同時に小さく紡がれた我儘は、夜の静けさといつもより近い距離に顔があるためしっかりと耳に届き。「ん、……まあここならすぐ帰れるし時間もまだあるし。…──もうちょっとだけ。」と、小さな体を優しく抱きしめて。休日に私服、そして一日中クリスマスの特殊な雰囲気に包まれていたせいか、彼女に対して普段よりも甘くなってしまっていることに一応自覚はしているのだが。 )
1720:
御影 みき [×]
2024-12-19 22:23:35
…………え!?!?、?
( 好きな人の色んな顔が見られたら嬉しい。残念ながら閑静な住宅街に居るおかげでこの言葉に同意をする彼の小さな呟きはバッチリとみきの耳に届いてしまったようで、暫くのシンキングタイムの末漸くその言葉を理解するなりそこそこ大きな声で驚愕の声を上げながらまん丸に見開いた夕陽で彼を見上げて。“好きな人”の色んな顔が見られたら嬉しいに同意をしたということは、彼にもそれに該当するような人がいるということ。当然のようにもしかしたら自分かも…!なんて勘違いをする訳もなく、クリスマスのこの時期に二人でお出かけをして、手のかかる生徒で頭がいっぱいとまで言ってもらったにも関わらずみきは「 だ、だれ!?みきも知ってる人!? 」といつかのミスコン投票の時のように大慌てで彼に詰め寄ってはきゅ……と眉毛を下げて真っ直ぐ彼を見つめて。心地よいドキドキとそれからお互いの体温が混ざり合うようなこの時間がみきはとても好きで、だからこそよく彼にハグを強請ってしまうのだけれどその奥底では迷惑じゃないかな我儘じゃないかなとちょっぴり不安もあったりするのもまた事実。けれど自分を優しく抱き締め返してくれる彼の体温がそんな心配が杞憂だと言ってくれているような気がして、いつもならもうちょっとと強請るのは自分なのに彼の方からそう言われてしまったらちょっとと言わずにもっとずっとこうしたくなってしまうのも仕方の無いこと。「 ……ちょっとじゃ、やだ。ずっとがいい、 」いつもよりもずっとずっとふわふわと甘くて蕩けてしまいそうなこの今の状態を少しでも長く続けたくて、みきは彼の耳元にぽそりとそう呟くように答えてはまたぎゅ!と抱きついて。 )
1721:
鳴海 司 [×]
2024-12-20 06:41:56
────、…相変わらずだなお前は……。
そりゃもう、御影もよーーーく知ってる相手だよ。
( 少しの静寂の後、突如として大きな声を出されたことに「うるさっ!」と驚いてこちらも目を丸くさせては、夜の住宅街で大声を出すもんじゃありませんと一言苦言を。しかしその驚きと同時にまた顔を赤くさせるのではと思いきや、こういった肝心な面で頑なに自分を選択肢に入れない彼女に呆れたような笑いを浮かべて。聞きたくないような知りたいような、と恐怖混じりの好奇心を隠せない夕陽色の瞳がじっと見つめてくれば、こちらは腕を組んで神妙な面持ちで何度もこくこくと頷いて。自分で言うのも何だが『もうちょっと』というのは珍しく我儘な台詞だったと思う。だが彼女の口から答えられたのはそんな言葉に輪をかけるような可愛らしい我儘で。抱きつく彼女の腰に回していた手をその背に移動させては優しくとんとんと叩き、「いくら暖かいって言ってもここでずっとこのままはさすがに凍え死ぬなあ。」と笑いながら冗談を零し。自らの欲望のまま言えば、もちろんこのままでいたいのは自分も同じだし帰したくない。しかし今はまだ叶わないその気持ちを慰めるため、抱き締める手に柔く力を込めて。 )
1722:
御影 みき [×]
2024-12-20 09:07:42
み、みきもよーーーく知ってる相手、…。
( どこか神妙な顔つきで腕を組み頷く彼にちょっぴりの不安を覚えつつも彼の言葉を小さく復唱しながら一生懸命自分の周りの人達を思い返して。むむむ、と無意識に眉を寄せながら考えるものの残念ながら該当者は誰一人と出ることなく。まりあちゃんかな、でもよーーーくは知らないな…まさかえまちゃん?いやでも…とぐるぐる頭を回転させては、苦し紛れだけれど自分がよく知っている人物と言えば「 あ、あきちゃん…? 」と、年上キラーな親友の名前を小さく呟いて正解かを問いかけるように恐る恐る彼を見つめて。朝はなんだか今日は寒いなぁなんて思っていたけれど彼と合流したあとは何だかずっとポカポカしていて、日が落ちた今がいちばん寒いはずなのに何故だかみきはいちばん暖かく感じて。それはきっと優しく抱きしめてくれる彼の手や、優しく背中を叩いてくれる手、暖かな体温がきっとそう思わせてくれているのだろう。みきはぽつりと零された彼の冗談にふふ、と笑ってしまえば「 みきの体温ぽかぽかだからだいじょーぶ。人間カイロだもん。 」と子ども体温で温かい自分の体温を分け与えるように彼の体にすり、と身を寄せて。 )
1723:
鳴海 司 [×]
2024-12-20 10:31:19
、……なるほどそうきたか…。
ハズレー。ほんとお前の考えはたまに読めないときがあって飽きねーわ。
( 彼女の頭の中で、本人を除いて何人を思い浮かべているのか分からないがその時点ですでに正解ではないんだよなぁと思いながらも敢えて見守り。暫く待った後に挙げられた答えは、こちらとしてもまったく予想の斜め上。話したりする事はあれどだいたいは彼女が隣にいてそのついでくらいなのに、よく名前が挙がったなと変な回転を見せる頭に感心を覚えて。ましてや親友の恋心を知っているうえでその相手に自らを好きだと思わせるような悪女が彼女の友達にいるわけ無いだろうと可笑しそうに笑いながらも小さく溜息を吐いて。物理的な暖かさだけでなくふわふわとした多幸感からくる心地良い温もりに目を閉じながら、「そういやそうだったな。…ん、まじであったかい。……御影抱いたまま寝たら冬でも気持ち良く眠れそうだなぁ。」と、確かに人間カイロの肩書きに納得するほど温かい彼女の体温をじんわりと感じて。一度暖まってしまえば布団から出たくないのは当然として、問題は布団に入るとき。冷んやりと冷たい布団が暖まるまでのただ辛いあの時間も、彼女が横にいれば絶対に抱き枕として有用だろうとくすくす笑い。 )
1724:
御影 みき [×]
2024-12-20 11:28:04
えぇ………。
だってみきがよーーーく知ってるのなんてあきちゃんくらい……ヒント!ヒントちょーだい?
( どうやらあきちゃんはハズレだったようで、更に彼の口ぶりから察するに彼すらも想定外の答えだったらしくみきは難しそうに更に眉を寄せて。でも確かに言われてみれば彼と親友がふたりきりで話しているところすら見たことないしなぁ、と思い返せばやっぱり簡単には該当者が思い浮かばずにひとつだけヒントを強請り。ほんとは“好きな人の色んな顔が見られると嬉しい”に賛同してくれた彼のその人を知るのはちょっぴり怖いのだけれど、でもそれ上に自分の好きな人にそれに該当する人が居るというのならば知りたくなってしまうのは仕方の無いことで、ヒントを強請るみきの瞳は真剣で。いつもよりもずっと近い場所から聞こえる彼の声は幾度となく聞いたことのある柔らかでリラックスしているもので、彼もこの時間を幸せだと感じてくれていたらいいなぁなんてわがままにも思ってしまい。だがしかし次に聞こえた彼の言葉にぽぽぽと頬を赤らめては「 ……持って帰る? 」と今日はよく冷える夜だし、明日は日曜日だし、だなんて心の中で幾つか言い訳を並べながら彼を真っ直ぐに見つめてはこてりと首を傾げて何度目か分からない問いかけを。寒いのが嫌いな彼の為になら、いくらだってお布団の中で人間湯たんぽとして活躍するつもりなのに。 )
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