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せんせい、あのね。(〆)/1749


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自分のトピックを作る
1645: 鳴海 司 [×]
2024-12-11 08:06:41




何言ってんだお前は…、
褒めても何も出ねーぞ。

( ニュアンスとしてはこちらが悪いというものだが、言葉としてはただの褒め言葉。どこか照れ臭そうな、しかし呆れたように溜息を吐きながらちぐはぐな彼女の台詞に肩を竦めて。しかし袖先を掴む手に少しだけ力が込められたことに気が付けば、薄く微笑みながら掴まれていない方の手で彼女の頭を優しくひと撫で。今はまだ彼女にストップを掛けられればそれに従う形にはしているが、それを拒否した場合にいったいこの夕陽色はどれほどまで蕩けてしまうのだろうという好奇心が心の奥にあったりするのだがそれはまだ表には出さずに。いつかの未来、彼女に少しだけ耐性がついたところで享受しきれないほどとろっとろに甘い時間を共有出来るかどうかは神のみぞ知るところ。今回のデート…もといお出かけだって彼女がテストで目標点数に達したゆえのご褒美であるにも関わらず、今度は積極的に補習への参加欲を露わにする彼女に目を丸くして。それ即ち"期末テストで赤点取ります"という宣言といっても過言では無いので。間違った方向にやる気を見せる様にやれやれと頭を抱えては「……補習に積極的なのはいいけど、冬休み中にそれで学校来るのたぶんお前1人だぞ。先生も生徒も含めたうえで。…つーか俺は絶対行かないからな、貴重な冬休みにわざわざ暖かい家を出てたまるか。」と、夏休みに比べて随分と短い冬休みはそもそも補習は無いと乾いた笑いを零し。その後には子供のようにイヤイヤと首を横に振りながら、まるで生命の危機に関わるかのように真剣な眼差しで家から一歩も出たくないと何とも不健康なアピールを。 )




1646: 御影 みき [×]
2024-12-11 10:40:10



だってホントのことだもん…。


( 呆れたような言葉とは裏腹に頭を撫でてくれる手や彼の表情はどこまでも優しくて。みきのちょっぴり困っていたような表情にはふんわりと撫でられて嬉しい!の色が滲んではちらりと彼を見たあとに少しだけ気恥しそうに視線を逸らして。褒めても何も出なくてもいいけれど、もうちょっとだけ手加減をしてくれないといつまで経っても心臓が落ち着かなくなってしまうからそれはなんとかしてもらおう…なんて恋愛初心者な恋する乙女はこっそりと1人胸の中で決意し。もしかして特別に2人だけの補習を…!?だなんて少女漫画よろしくな展開を期待してどきどきそわそわしたのも束の間、残念ながら現実はそう甘いものではないようで彼のきっぱりとした拒否にあんぐりと口を開けて。「 い、今完全に2人で補習の流れだったのに……!?せんせーが居ないなら意味ないじゃん…! 」と一瞬期待した自分がバカみたいだと不満げに唇を尖らせて。もっとも、彼の行きたくない理由については残念ながらまぁ彼はそうだろうな……と納得してしまったのだけれど。 )





1647: 鳴海 司 [×]
2024-12-11 11:18:07




お前は補習を何だと思ってんだ…。
───あーあ、そんなにテストのやる気が無いやつにはこの後考えてたご褒美も無しにするしか無いかなあ。

( 何だかんだ言いながらもこうして強請る割にはストップを掛けてくる焦らし上手な無自覚小悪魔に翻弄されているのはどちらかといえば自分の方なのだが。彼女の心臓が鍛えられるその時を待つなんて、気が付けば日が暮れていたというようなレベルでは収まらないだろう。痺れを切らして手加減(当社比)しつつもストップの声に従ってやらない日がくるのはもう少しだけ先の話で。相も変わらず少女漫画的な展開を夢見る彼女に苦笑しながら、補習の意味合いを曲解して捉えてしまっている事に教師としては一応言及を。冬の太陽は帰っていくのが本当に早く、夏はあれほど憎らしいのにその存在を恋しく思ってしまうなんて人間(主に自分)のエゴには驚いてしまう。そんなこんなで陽が傾き始めた頃合いになって、この後彼女を連れて行きたい場所があったのだが。と、あからさまに演技じみた口調でわざとらしく大きな溜息を吐いて。 )




1648: 御影 みき [×]
2024-12-11 12:45:57



!!
て、テストのやる気はある!せん、…司くんと2人っきりで冬休みに会いたかったの…。


( 彼の言葉は当然のように効果てきめん。“ご褒美!?”と一瞬で煌めいた夕陽色の瞳をまん丸にしながらもやる気はあるけれどただただ彼と冬休みに会いたかっただけだとバカ正直に吐露して。別にみきとしては彼に会える口実が補習でなくても構わないのだ、結果的に彼と2人っきりになれればそれで。みきはきゅ…と眉を下げて彼を見つめては「 ほ、ほんとだよ?テストのやる気はいっぱいあるからね? 」と視線を合わせたまましっかりと念を押すようにもう一度やる気アピールを。冬はずいぶんと陽が短くて、そうこう彼と会話をしているうちに空はぼんやりと夕焼け色から濃紺へと移り変わろうとしており街灯もぽつりぽつりと灯りを付け始め。ご褒美ってなんだろう、もうお家帰らなきゃダメかな、もうちょっとテスト頑張るアピールした方がいいかな、ゆっくりと変わっていく空模様のようにみきの心もぐるぐると忙しなく感情が入れ替わり、だがしかし目線だけはしっかりと大好きな彼を見つめていて。 )




1649: 鳴海 司 [×]
2024-12-11 14:35:09




──っ、はは!
お前の行動源ってほんとそればっかなんだな。
2人っきり…は別として、お前のバイト先にまた飲みに行くかもだし何だったら家知られてるし。どこかしらで会う機会くらいはあるんじゃねーの?

( 良く言えば素直、悪く言えば隠し事が出来ないバカ正直。そんな彼女が想像通りの答えを示せば可笑しそうに笑いつつも、本音を言えばそこまでして会いたいと思ってくれている事に悪い気はしなくて。不可抗力によって家の場所はお互いに知っているし、一応歩ける距離ではあるから場合によっては行動範囲が被れば会う事もあるのではないだろうか。…とはいえ諸々をすっ飛ばして家に遊びに行きたいなんて言われたとしたらそれはそれで困るのだが。"ご褒美"の言葉に釣られるように再度やる気の念押しをしてくる彼女にこちらもまた笑いながら「分かった分かった。案外現金なところあるよな御影は。」と、下心ありきではあるがそのやる気に関しても特に否定はせず。太陽がその身を隠そうとすることで周りが薄暗くなってくれば、空気の冷たさも一層引き締まるようなものになってくる。じわりじわりと夜が近付いてくる今、スマホを取り出して時間を確認すれば「んー……まあちょっと早いけど着く頃には大丈夫だろ。じゃあ行くか───って、そういえば御影は帰りの時間大丈夫なのか?その、門限とか…。」と、彼女を伴って目的地へと歩き出そうとしたところでぴたりと足を止めて念の為の確認を。まだ夜というには早い時間ではあるが、これからますます暗くなってくるのに彼女の帰宅事情を聞いておかないとそもそも連れ回すことがアウトかもしれないので。 )




1650: 御影 みき [×]
2024-12-11 19:08:22



!、
じゃあみんなよりちょっと多く司くんに会えるかも!


( 自分のバイト先もお互いの家もたしかに知っているし、家に至っては一応歩いても行ける距離。きっとおうちに行きたい!と言ったら彼は困るだろうから言わないけれど、またバイト先に飲みにきてくれるのであれば他の生徒たちよりも多い時間彼に会えるんだと嬉しそうにその瞳は輝いて。ほかの人たちよりも遅く“良いお年を”が言えて、他の人たちよりも早く“あけましておめでとう”が言えるならばみきはそれがとても幸せに思うのでその表情はへにゃへにゃと分かりやすく喜びに緩んでおり。彼の言う“ご褒美”はどうやら場所の他にも時間が関係しているらしく、何の想像もつかないみきはこてりと首を傾げつつ彼について行こう─── としたものの彼の歩みが止まったことによりみきもぴたりと足を止めて。時間について聞かれれば頬を薄紅色に染めた後にへにゃりと照れくさそうに笑えば「 あのね、お母さんに今日好きな人とお出かけなのって言ったらバイトが終わる時間までに帰ってくればいいって言ってくれたの。だからね、時間は平気。 」と小さな声で答えて。高校生のバイトの終わり時間、つまりは22時まで出掛けても良いともなれば時間としては充分に余裕があるだろうというみきの母なりの娘への愛情と優しさで。。 )







1651: 鳴海 司 [×]
2024-12-11 20:42:35




確かにな。
…実家に帰るのも年明けてからの予定だし、何だったらいっそのこと初詣とか一緒に行くか?なんて──。

( 彼女が家に来ること自体を嫌だなんて思うはずはもちろん無いのだが、家に上げるとなると前回の台風然り何かしらの理由が無い限りはやはり生徒という壁が高すぎて簡単にはいかないのが現実。とはいえただ会えるというだけでここまで喜びを露わにしてくれるのであれば、冬休み中にまた一度はバイト先に顔を見に行ってやるかくらいの気持ちで薄く微笑んで。そのままさらりと年明けのお誘いをあくまで軽い冗談のつもりで投げかけてみて。こちらの質問に柔らかく笑う彼女から出た答えは、逆にこちらがぎくりとするようなもの。彼女の言う好きな人=先生だというのはすでに母親に伝えていると前に聞いているので、本日のお出かけの相手が自分だと分かっているうえで快く送り出してくれたらしいのはありがたいのだが。「お、まえは…またそういう言い方を……、?…余計に気になるんだけど……まあもう言ったもんは仕方ないか…。」と溜息混じりに苦笑を零しながら、理解のある(少しありすぎる気もするが)御影母へ感謝の意と、やはりお会いした時にしっかり挨拶をしておかねばと改めて気が引き締まる思いが湧き上がって。───少しばかり居た堪れない気持ちがあったりもするのだが、とりあえずは遠慮なく、と目的地へ向けて歩き出して。 )




1652: 御影 みき [×]
2024-12-11 22:15:56





はつもうで…!!!


( それはもうきらきらとした期待に満ちた瞳。彼からしたら軽い冗談のつもりだったのだろうけれど口に出したが最後、残念ながらこちらはブレーキの搭載されていない恋する乙女なので当然それを真に受けては“行きたい!” と実際言葉にこそしていないけれどみきが思っていることは全部余すことなくその表情や瞳に書いてあって。だって初詣って寒いし人いっぱいだし絶対彼が嫌いな要素しかないはずなのに。ほんとに一緒に行ける?嬉しい、幸せ、そんな瞳でぱぁあ…!と嬉しそうに彼を見つめては彼が実際にイエスと言ってくれるのをあとは待つだけで。どうやら彼自身にも帰宅が遅くなることは納得していただけたようで、どこか釈然としないような彼とは対照的にみきはにこ!と満面の笑顔で応えて。やはり陽が落ちたあとのクリスマスシーズンらしく街は煌びやかな装飾で賑わっており、それらに目を奪われながら─── 指先はちゃっかり彼の袖を掴みつつ─── 彼の後をついていけば、こてりと首を傾げながら「 ね、司くん。ご褒美ってどこ行くの? 」と真ん丸で無垢な夕陽を彼の方へ向けて問いかけて。 )






1653: 鳴海 司 [×]
2024-12-12 06:47:59




……あー…と……、
…………………行く?

( 冗談だよ。なんて言える雰囲気では無くなってしまったことくらいはさすがに察する事ができる。期待と喜びに満ちて輝く夕陽色にこちらをまっすぐ見つめられては、少しだけ気まずそうにしながらも目を逸らすことが出来なくて。こんなにも嬉しさを露わにする相手を可愛らしいと思わないはずもなく、自らが零した言葉に腹を括るしかないと悟れば改めてお誘いを。自分たちが向かう方向へ進めば進むほど人も段々と多くなっていき、袖先を掴む彼女の手が万が一にも離れてはぐれないようゆっくりとしたペースで歩いて。「もうちょいしたら分かる────あ、ほら見えてきた。」彼女の問いかけにまっすぐ前を見据えたまま答えようとしたところで、街路樹が立ち並ぶ並木道の先にある広場。人並みがあるためまだてっぺんしか見えないが、頂に大きな星が付いたそれは遠目から見ても分かる大きなクリスマスツリーで。 )




1654: 御影 みき [×]
2024-12-12 07:42:59



行く!
…………ぁ、で、でも。その…寒いし人いっばいいるし…大丈夫…?


( 目の輝きは依然維持をしたまま彼の言葉に元気よくこくりと頷いて彼のお誘いを受けたものの、ふと冷静になればもしかして冗談だったかも…せんせーの苦手な要素しかないし…と段々と不安になってきてしまったのかきらきらした表情からじわじわと不安そうな眉を下げた表情に変わっていけば、そのままその不安さを隠すことなく真っ直ぐに彼に問いかけて。ゆっくりとしたペースで歩く街並みは右を見ても左を見てもきらきら輝いており、心做しか歩いている人達すらも幸せそうに輝いて見えるのだからクリスマスというものは不思議。もうちょっとしたら分かる、という彼の言葉に首を傾げながらもその視線の方へ何の気なしに自身も視線を移せば、そこにあったのはイルミネーションで装飾された並木道と、それからその先にある大きな大きなクリスマスツリー。まだからキラキラ輝くてっぺんの星しか見えないけれど、遠目からでとその豪華さには目を奪われるのか「 わ、…!!おっきなクリスマスツリー…!! 」と嬉しそうに歓声をあげて。クリスマスツリーの存在自体は知っていたものの、中高生の子どもを連れた家族で見に来ることも友人同士でこんなカップルスポットにわざわざ寄ることもない為ほぼ今年初めてのイルミネーションと言っても過言では無いみきにとってこの光景はあまりにも幻想的できらきら瞳を輝かせて。 )






1655: 鳴海 司 [×]
2024-12-12 08:32:41




お気遣いどーも。
心配しなくても自分から誘っといて後からやっぱ無しなんて言わないから大丈夫だよ。
いくら出不精だからって、こんなに楽しみって顔に書いてる奴を無碍にするほど腐ってねーぞ俺は。

( 自分から言った手前引っ込みがつかなくなったというのはあるにしても、すでに期待の色を滲ませている彼女の瞳に見つめられれば悪い気がしないのも本音。ただやはり自分の思考をよく熟知しているらしく、輝くような表情から一転して不安そうにこちらの様子を伺う方へと変わった彼女にはへらりと笑みを向けて。もちろん寒さも人混みも苦手なのは変わらないが、彼女が喜んでくれるのならばそんなのはいくらだって耐えられる。安心させるように軽めの口調を崩さず、その頭をぽんぽんと優しく撫でてはにやりと笑い。クリスマスツリーへと続く並木道に足を踏み入れたところでちょうど時間も良く、木々に巻かれたイルミネーションに灯りが灯れば一帯はあっという間に幻想的な空間へと早変わり。ツリーへと辿り着く前に足を止めてイルミネーションに目を輝かせる人や写真を撮っている人を横目に、その光景に目を輝かせる彼女に「ご褒美。…って言っていいか分かんないけど、クリスマスって雰囲気は一際味わえるだろ。」と声を掛けて。周りには友人同士や小さい子供を伴った家族連れはちらほらいるものの、やはり過半数はカップルがその割合を占めているように思える。 )




1656: 御影 みき [×]
2024-12-12 11:34:37



!!
……ふふ、えへへ。うれしい、楽しみ。


( へらりと笑顔を浮かべる彼に釣られるように先程まで不安そうだったみきの瞳もだんだんとふにゃふにゃ柔らかいものに変わっていき、更には頭まで撫でられてしまえばもう不安なんて微塵たりとも心には残っておらず。言葉と同様の気持ちが全て書いてある柔らかな夕陽は愛おしさの滲む色で彼を見つめ続け、ふわふわ舞い上がった気持ちを表すように掴んだままの彼の服の袖を1度だけゆら、と揺らして。正にクリスマスデートと呼ぶに相応しい雰囲気の並木道はみきにとってあまりにもご褒美すぎる素敵な空間で。イルミネーションの灯りを映してきらきらと輝く瞳をそのまま彼の方へと向けては「 すごくご褒美!…きれい…!連れてきてくれてありがとう、司くん! 」と楽しそうにきゃっきゃと歓声を上げながらもこんなに素敵な空間へ連れてきてくれた彼へのお礼はしっかりと忘れずに。周りの空間がカップルだらけなことはどうやら気が付かないようだけれど、恐らく周囲の人達からは自分たちもそう見えていたらいいななんて思っているのは無意識で彼の袖を掴む手に力が入り。 )





1657: 鳴海 司 [×]
2024-12-12 14:46:25




……でも誘ったはいいけど、
御影なら家族とか友達と行く予定にしてたりするんじゃないか?

( 言葉通りの意味が込もった夕陽色と、溢れる気持ちが表れたかのように柔らかな笑みを浮かべる彼女を見つめるダークブラウンには愛おしさが詰まっており。しかしふと気付いたように首を傾げながら、そもそも年明けのこういったイベント事は彼女ならば家族または友達と過ごすように既にその予定が埋まっているのではと。まだにしてもこれから誘われる可能性だってあるだろうし、そんな貴重なイベントを自分に使わせるのが何だか急に申し訳なくなってきて。色とりどりの灯りに包まれた並木道をゆっくりと進みながら「どういたしまして。喜んでもらえて何よりだよ。……綺麗だな、ほんと。」と、楽しそうにしながらも律儀に礼を述べてくる彼女に笑いかけて。辺りを包む光のトンネルはもちろんなのだがその灯りを反射させる彼女の瞳の方が何倍も美しく見えては、イルミネーションではなく彼女のみを瞳に映したままぽつりと呟いて。 )




1658: 御影 みき [×]
2024-12-12 17:31:05



みんなとは毎年行ってるからだいじょーぶ!
……それに、今年は司くんがいちばん最初に約束してくれたしみきは司くんと行きたいの。


( クリスマス間近な今、まだまだ友人たちとはお正月の話が出ておらず幸運なことに初詣を約束したのは彼が一番乗り。みきはにこにこしながら大丈夫だと伝えるように彼を覗き込んでは、最後の言葉は彼にだけ聴こえるように小さな声でぽそぽそと甘えるように囁いて。色とりどりのカラフルな光たちは周りのカップルを含め甘い雰囲気にするには充分 ─── なのだけれど、残念ながら彼の言葉が誰に向けられたものなのかには気がつけなくて、その瞳にイルミネーションを映したまま「 ね!ぴかぴかですっごく幻想的…! 」と彼の言葉の対象物を勘違いして同意を返し。くるりと彼の方へと振り返れば「 クリスマスツリーの方行ってみよう! 」と人混みだから、はぐれちゃうから、イルミネーションで照らされているとはいえ夜だから。そんな幾つもの言い訳を心の中で用意しながら彼の手をとってそのままクリスマスツリーの方へと歩き出して。 )






1659: 鳴海 司 [×]
2024-12-12 17:58:15




、……そっか。
じゃあまあ、それなら遠慮なく新年早々の御影は俺が予約したってことで。

( どうやら彼女の予約はまだ埋まってなかったうえに先約制で、一番乗りにそこを埋めてしまったらしいことに未だ少しの申し訳なさはありつつもホッとしたのも事実。悪戯っ子のような、しかしどこか満足そうな笑みを、こちらを覗き込んでくる彼女に向けて。思わず零れてしまった呟きではあったが肝心なところで鈍感な彼女には伝わっていない様子。キャッチボールが上手くいっていない事に気付かず、イルミネーションにも負けないほどキラキラと輝く笑顔の彼女が何だか可笑しくて。そんな彼女の一声と共に手を取らられば、はいはいとそのままツリーの方へ歩みを進めて。───近付いてみれば大きさはもちろん、ぴかぴか光るイルミネーションの他に様々なオーナメントに飾り付けられたクリスマスツリーは圧巻で。その足元にもこれ見よがしにクリスマスプレゼント(もちろん箱だけのお飾りではある)が積まれていたりと、中々に気合いの入った飾り付けが為されていて。「おー……、これは見る価値あるなぁ。すげー…!」と、ツリーの迫力に気圧されて語彙力は何処かへ飛んで行ってしまったようで簡単な感想しか出てこないが、見ているだけで大人までワクワクしてしまうほどの物なので致し方なく。 )




1660: 御影 みき [×]
2024-12-12 19:33:14



ふふ!
……あ。ほんとはお正月だけじゃなくてもその先も予約して欲しいけど!


( 彼の言葉にくすくすと笑ってしまいながらももちろん彼が自分を予約したことも間違いでは無いので特に否定せず、むしろそんな彼の言葉を拝借して未来へのわがままを零しては特に照れるわけでもなくにこにこと上機嫌に微笑んで“ね?”と彼に問いかけるようにこてりと首を傾げ。言葉こそ冗談半分のような口調だけれどもちろんこれは紛れもない本心なので気持ちはしっかりと真剣なものでみきの瞳は真っ直ぐに彼の綺麗なダークブラウンを見つめていて。大小様々で色んな種類のオーナメントに、更にはツリーの下には子どもたちの夢のような数のプレゼントボックス。隣の彼がそれを見て感嘆の声を上げているのを聞いては“かわいい!”なんて思わず頬を弛めてしまい、離すタイミングを失ってしまった繋いだままの手に柔く力を込めて「 近くで見るとさらにおっきいねぇ…!どうやって運んだり飾り付けしたんだろ……色んな職人さんたちの努力の結晶だね! 」とにこにこきらきら楽しそうな笑顔を向けて。こんな素敵でロマンチックな光景も誰かの頑張った結果で、ありがとう職人さん!お陰でみきは今好きな人と楽しいです!と心の中であったことも無い職人さんたちに感謝の気持ちを述べては視線をまたツリーの方へと戻して。 )






1661: 鳴海 司 [×]
2024-12-12 21:43:57




あんまり予約入れすぎても管理が大変だからなー、
朝伝えられた職員会議、昼過ぎには忘れてる人間だぞ?

( にこにこと機嫌良く微笑む彼女の口調は軽めだが、その内容が本心なのは日頃から余す事なく伝えられている好意とやはりその夕陽色が物語ってくれていて。予約が出来るものならしてやりたいのは山々ではあるが、さすがにそう易々と口にしていいものでは無いだろう。言葉にする事自体は確かに簡単だが彼女は少なくとも向こう1年はまだ自分の生徒。無責任に彼女の未来を縛り付けるにはまだ許されないので、自嘲気味に冗談を零すことで彼女からの甘い誘惑に対する本音は隠して。語彙力が乏しくなった感想は自然に出てしまったもので、それに彼女がどんな気持ちを抱いたかなんてもちろん知る由なく。周りの人が写真を撮ったり綺麗だ何だと思い思いに話している中、この大きなツリーの設置から飾り付けまで頑張ってくれたであろう職人さんに思いを馳せているのはきっとこの場で彼女だけだろう。「着眼点そこかよ。お前のそういうところ好きだわ。」と、何とも彼女らしい感想に喉をくつくつと鳴らして笑いながら紡がれた言葉は無意識で。顔も知らない職人たちも、ツリーを見てまさか自分たちへの感謝を述べてくれている人がいるなんて思いもしないのではないだろうか。 )




1662: 御影 みき [×]
2024-12-12 22:51:42



み、みきの予約と職員会議おんなじレベルなの…!?


( 冗談交じりに返された彼の言葉に瞳をまん丸にしてあんぐり口を開け“信じられない!”の顔をすれば、その後にしっかりと拗ねてますのアピールをする為にぷくりと頬を膨らませて。最も冗談だということはよく分かっているし、彼が自分との約束を忘れたことがないのも充分によく知っているのでそこは全く心配はしていないのだけれど。だがしかしみきも1限目の数学の方程式を昼頃にはすっかり忘れているので全く彼のことを強く言えないのが残念ながら現実で。みきとしてはしっかりとクリスマスツリーを作ってくれた職人さんたちのこだわりと頑張りを感じた故の大真面目な発言だったのだけれど、どうやら世間一般的に見たら少しズレていたらしくくつくつと笑う彼に首を傾げたものの次いで告げられた言葉にみきの寒さで少し赤くなった頬は違う意味でパッとさらに赤みを増して。深い意味は無い(と言うよりも言葉通りの意味)なのは分かっているのだけれど好きな人からの“好き”はあまりに破壊力が強くて、みきはそれが彼にバレないようにパッと明後日の方向を向いては「 だ、だってクリスマスツリーの飾り付けって意外と大変だもん!こんなにおっきいなら尚更だよね! 」 と視線こそ合わない(合わせられない)もののアハアハと誤魔化すように言葉を紡いで。 )





1663: 鳴海 司 [×]
2024-12-13 07:56:01




ばか、教師にとって職員会議は重要なんだぞ?
………まあ忘れてるんだけど。

( 腰に手を当て態とらしいほど"教師"といった振る舞いをしたものの、すぐさま反省2割といった様子で苦笑して。残念ながら人間の脳というものは嫌なことはできるだけ頭の隅に追いやるように出来ているのだろう、そしてその結果綺麗さっぱり記憶の彼方に飛んでいってしまって慌てる羽目になるまでがセット。しかし彼女との約束はどんな些細なことでも忘れない──忘れたフリをしたことはあるが──ということは、すでにその時点で職員会議より遥かに大切だということになるわけで。突然彼女の顔が自分どころかツリーからも逸れた方向を向いたことに疑問符を浮かべながらも「でもまあ確かにこの大きさはなぁ。家に飾るような小さいツリーの飾り付けは楽しかったけどな、子供の頃。」と、存在こそ知ってはいたものの想像以上に大きかった目の前のツリーと、記憶の中にある小さい頃に純粋に楽しんで飾り付けた小さな家庭用ツリーの思い出を比べながら楽しげに笑って。 )




1664: 御影 みき [×]
2024-12-13 09:11:33



わ、忘れてちゃ意味ないと思うの…。


( 重要、だなんて教師らしい最もな言葉を豪語する割にみきの記憶の中の彼は『そういえば今日職員会議だった』なんて言っているイメージの方が強くて、みきは思わず拗ねていますの顔から呆れていますの顔にシフトチェンジ。もし、もしも自分が晴れて彼とおんなじ教職になれて、更には奇跡的におんなじ学校に配属されたとしたらきっと絶対毎回呼びに来てあげよう……だなんてまだ見ぬ未来の自分の職業について思いを馳せては困ったようにくすくすと笑ってしまい。彼の子どもの頃の話を聞くのはなんだか新鮮で、もし顔の赤さについて言われたら寒いからって言い訳しようとこっそり考えながらもちらりと彼の方を向けば楽しそうに笑う彼の表情にみきの単純な心臓はきゅん、と高鳴って。「 司くんのおうちのクリスマス、お姉さんたちがすっごく盛り上がってそう。 」と彼から聞いた断片的な情報しか知らないお姉様や妹さんのことをふと思い出してはそういったイベント事は盛り上がってくれそうだなぁなんてへにゃりと笑い。 )






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