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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1545:
鳴海 司 [×]
2024-12-02 14:49:00
いいもなにもお前以外に誰が使うんだよ。
( やっぱ分かりやすい。と自分のことは棚上げに、こんな些細なことでここまで嬉しそうに顔を輝かせる彼女が可愛くて柔らかく微笑み。改めてお揃いを強請ってくる彼女の仕草や声色はとても甘く、漸く聴き慣れたはずの名前呼びにその甘さが加わればまた攻撃力は一段と高まって。どきりと胸が高鳴るのを誤魔化すように「っ、…はいはい喜んで。───じゃあ俺の用事も済んだことだしそろそろ昼飯にするか。」と、スマホで時間の確認を。お昼時にはまだ少し早いが、これくらいの時間ならどこの店もまだ混む前だろうしスムーズに昼ご飯を食べられるだろう。小さい紙袋とはいえ荷物は荷物。それ持つから、と声を掛ければ手を差し出して。 )
1546:
御影 みき [×]
2024-12-02 15:25:00
ふふ、はあい。
─── …ね、せんせーって普段外食するの?
( 未だゆるゆると緩んでしまう頬をそのままに、確かにちょっぴりお腹がすいてきた時間だと彼の言葉に元気よく返事をしてはそういえば大人の男の人ってこういう時どんなお店行くんだろ…と普段は女子高生らしくファーストフード多めなみきはちらりと彼を見上げて純粋な疑問を投げかけて。マグカップがふたつ入っただけの紙袋は決して重くないし全然持てるのだけれど、紳士に紙袋を持ってくれようとする彼にきゅん。とまた単純にときめいては「 ありがと!優しいとこもだいすき。 」と当然のように感謝と共に愛も投げかけて。ハイハイと流されるのを分かっていても好きだと思ったらすぐ伝えなければ気が済まないので、恥ずかしいなんて感情は二の次。伝えられなくて後悔はしたくないので、いつだってみきは自分の気持ち(恋心)に正直で。 )
1547:
鳴海 司 [×]
2024-12-02 15:55:05
んー…友達と飲みに行くくらいで滅多にしないかな、
行ってもラーメンとか。
……あ。言っとくけど、オシャレなレストランとか高級フレンチとか俺に期待すんなよ。
( 彼女のように、当たり前に自分の気持ちを素直に伝えられるのは本当に美点だと思う。大人になればなるほど建前やらしがらみが多くなって気持ちを押し殺すことの方が当たり前になってくるもの。もちろん彼女と自分の間には今はまだどうしても超えられない壁があるためこちらから何かできる訳ではないので、こうして好きなだけ気持ちをぶつけてきてくれる彼女に感謝しつつも少しだけ羨ましかったりするのも事実なのだがそれは内緒で。彼女からの質問には少し考える素振りを見せるも、普段は惣菜弁当とごく稀にする自炊ばかり。外食は確かに楽だが、1人だとどうしても大手チェーンの牛丼屋であったりラーメン屋くらいの選択肢になってしまう。仲間内で行くのはだいたい居酒屋ばかりだし…と考えたところで、このクリスマスの雰囲気にピッタリなお洒落ランチを期待されているのではと態とらしくハッとすれば、渇いた笑いを浮かべながら"大人の男性"らしからぬ格好のつかない台詞を零して。ましてや異性とこうして休日にお出かけ(デート)なんて数年ぶり。「御影は何か食いたい物とか無いの?」と、とりあえず本日買い物に付き合ってくれた彼女のリクエストが何よりも先だと首を傾げて。 )
1548:
御影 みき [×]
2024-12-02 16:50:41
お、男の子のご飯って感じ…。
( ファーストフードやコーヒーチェーン店、ファミレスはよくあれどあまり友人とラーメン屋さんに行くことがない女子高生にとってはなんだか新鮮で、ちょっぴりそわそわした気持ちを感じながらも彼の普段の食生活にぽそりと一言。もちろんみきもラーメンは好きなので食べたくなったら食べに行くことはよくあるのでその気持ちは充分分かるのだけれど。だがしかしハッと何かに気がついたかなような反応の後に付け足された彼の言葉にぱち!と夕陽をまん丸にしては思わず吹き出してしまいながら「 大丈夫だよー、自分で払えるレベルのお店しか行きませーん。 」とくすくす可笑しそうに笑いながらふるふると首を振って。最もそういうところは大人のお姉さんとお兄さんが行くところなのでこんなチンチクリンが言っても1人浮いてしまう未来しか見えないので。それから彼に食べたいもののリクエストを聞かれればうーん…と悩ましげに首を傾げて考えること少し。パッと浮かんだ好物はなにだか彼に言うには子供っぽいような気がしてちょっぴり恥ずかしそうに「 ……オムライス…。 」と小さな声で正直に今食べたいものを答えて。オシャレなレストランでも、高級フレンチでもない、実に庶民的なメニューしか出てこない自分の子供舌には我ながら恥ずかしくなってしまうのだけれど。 )
1549:
鳴海 司 [×]
2024-12-02 18:56:08
男の子って歳でも無いけどな。
二郎系なんて食える気しねーもん、胃もたれと胸焼けする自信ある。
( 男の子、だなんて10歳近くも歳下の女子高生に言われてしまえば何だかむず痒くて苦笑いをすれば、実際若い子たちならペロリと食べてしまえるであろう流行りのガッツリ系は少々三十路の胃にはつらいので。そういう些細なところに案外年齢差を如実に感じたりするものなのだが、彼女の手作りを食べたことのある立場から言わせてもらえば味付けや量が余りにも自分に合いすぎていたので彼女とは食の好みの相違が無いのではと思っていたりもして。仮にもデート()だというのにまだ昼代を自分で出そうとしている彼女には悪いのだがもちろん払わせるつもりなんてこちらには毛頭無い。ただそれを先に言ってしまえば変に気を遣うのではと考えているので敢えて口にはしていないが。いつかフォーマルな服装で入るような店に彼女を連れて行ってあげたい気もするのだが、それはきっとまだまだ未来の話だろう。思い付いたものの何だか恥ずかしそうな様子で出してくれた答えは庶民の舌に馴染みのあるもの。背伸びして変わったような物でなく、素直に自身の食べたい物を教えてくれた彼女に何だかホッとしてくすくすと笑いながら「ん、りょーかい。オムライス…ってことは洋食か。えーっと確か……、──ちょっと歩いた先にオムライスが美味いって評判のカフェがあるみたいだから行ってみるか。」とスマホを取り出してぽちぽち検索を。彼女のリクエストが仮に中華であれ和食であれスムーズに店が決まるよう、実は先だって昼ご飯を食べられる店をいくつかピックアップしていて。 )
1550:
御影 みき [×]
2024-12-02 20:27:02
ふふ!
クラスの男の子たちがそれ美味しいって言ってたよ。みきもまだ食べたことないの。
( つい最近クラスの男の子たちが口にしていたラーメンの種類が出てくれば自分もいつか食べようと目論んでいる最中らしく特に胃もたれも胸焼けも感じぬままにヘラヘラも笑って。だってまだお皿いっぱいの天ぷらも何重にも巻かれて絞られた致死量の生クリームもぺろりと食べられてしまうので。女子高生は無敵なのだ。お店を調べてくれているのだろうかというにはあまりに早すぎるそのスピードにきょとん…と思わず瞳を丸くしては「 もしかして、…調べておいてくれたの? 」と気付きながらも男を立ててスルーするような良い女精神はまだ備わってないので思ったことをそのまま問いかけて。もしかしたら彼も、今日を楽しみにしてくれてたとか。そんな想いがじわじわと湧き上がればやっぱりみきの心はきゅんきゅんとときめいて暖かくなってしまい。やっぱりこの人のこういう優しいところが好き、と何度だって彼に恋に落ちてはにこ!と満面の笑顔を浮かべて「 ありがとう、司くん! 」とだいぶ慣れてきた名前呼びと共に感謝の気持ちを素直に伝えて。 )
1551:
鳴海 司 [×]
2024-12-02 22:16:57
まじかよ……さすが男子高校生だな…。
あれ結構量もあるって聞いたけど、さすがに御影はそんな食えないんじゃないか?
( やはり若い力というのは凄まじく、自分も学生時代ならワンチャン……と考えてはみたがもはや想像するだけでお腹がいっぱいになってしまいそうな悲しい大人が年齢を実感しただけに終わり。無謀にも挑戦した同い年の友人(更に少食気味)が小盛りを食べるのすら精一杯だったといつだかに聞いたことがある。若いとはいえ女子には少し敷居が高いのではないだろうかと苦笑いをひとつ。スマホをしまい早速歩き出そうとしたところ真っ直ぐ投げかけられた疑問にぴたりと動きを止めて。そうやって思ったことをすんなりと口にしてくれるところもまた彼女の魅力なのだが、やはり少しだけ格好がつかないなと眉を下げて。「ン………まあ、…ほら、店っていざ探すとなったら案外見つけるの手間取ったりするしな。時間勿体無いだろ。」と、彼女のきらきらとした笑顔に照れ臭さを覚えては、それを誤魔化すようにはいはいと返事をしながら再び歩みを進めて。 )
1552:
御影 みき [×]
2024-12-03 00:31:19
えー?
いっぱいお腹すかせていけば食べられるよ。
( いつもと変わらないような彼とのやり取りも、ここが外で私服同士だと言うだけでちょっぴりまた気持ちも変わってくる。彼が大好きだという気持ちは変わらないけれど。みきはくすくすと楽しそうに笑いながら言葉を返していけば、ふと歩いている最中に距離が近かったせいかふと手と手が触れてしまい思わずぴく、と、肩を跳ねさせては慌てて手を引っこめたりなんて一幕もあったりなかったり。再び歩み始めた彼は、きっとちょっぴり照れてるんだろうなぁなんで思わず頬が緩んでしまう。そんなところももちろん可愛くて大好きなのだけれど、あまりそういって指摘すると彼をいじめているようになってしまうので可愛い!は何とか心のうちに留め。「 オムライス楽しみだなぁ。 」なんてにこにこと楽しそうに既に歩き始めていた彼を追いかけるようにちょっぴりスキップのような軽い足取りでぴょん、と追いかけてはにこにこと機嫌良さそうに頬を弛め。 )
1553:
鳴海 司 [×]
2024-12-03 07:40:58
────あそこだ。
( 準備室でのお喋りのようにいつもと同じ和やかな時間。周りから自分たちがどう見えているかなんてのも気にならないほどに。たまたま手が触れてしまったことには自分も少しだけぴくりと反応してしまったが彼女が慌てて手を引っ込めたことにくす、と微笑みながらも、いつか何も気にせずにその手を握って繋いだまま歩けるようになれたら──なんて事を考えてしまっては小さくふるふると頭を振って。彼女の好物なのかは定かではないが、今食べたい物として挙げたものを楽しみにしている彼女がひたすら可愛くて。そうして歩き始めて少し、お洒落ではあるが落ち着いた雰囲気の外観に、外には手書きの看板が立てられているカフェへと到着。中に入れば愛想の良い女性店員がにこやかな対応を、「2人です。」と人数を伝えて店内奥の2人用のテーブルへと案内されれば通路側の席に座り。メニューを開くと評判通りオムライスがお勧めらしく、オーソドックスなものからデミグラス、ホワイトソースがかかった写真はどれもふわトロ卵の美味しそうなものばかりで。 )
1554:
御影 みき [×]
2024-12-03 10:23:47
おしゃれ…!かわいい…!
( どこかレトロな雰囲気がありつつも現代的な雰囲気も併せ持つお洒落で落ち着くカフェにたどり着けばみきの瞳はキラキラと輝いて。店員さんの愛想も良く客層も落ち着いたマダムやおじいちゃまおばあちゃまが多い印象があるカフェをキョロキョロと興味深そうに見回しながら席へ案内されればなんとも自然な流れで奥側の席に座らせてもらい。あまりに自然すぎたが故にその事実に気が付いたのは席に座ってメニューを見ている最中だったので「 わ、おいしそう…!デミグラスソースも─── ハッ!あ、えと、奥側の席ありがとう…! 」とメニューへの感想もそこそこに気がついた時点でお礼を零して。自然なエスコートにときめいた気持ちはもちろんあるのだけれど、その中にも“慣れてるのかな、ほかの女の人にもしてたのかな”というもやもやが出てしまったのは心の内に秘めて。 )
1555:
鳴海 司 [×]
2024-12-03 11:17:33
ん、静かでいい感じだな。
落ち着いて飯食えそうで良かったよ。
( 昼時のピークと呼ぶにはまだ時間が早いからだろうが、ゆったりとコーヒーを嗜む年配のご夫婦や自分よりも遥かに人生の先輩方が目立つ客層のおかげで、クリスマスの煌びやかな賑わいのある街中とはまた違った雰囲気が店内に流れている気がする。彼女と共にメニューを見ていれば、まったく予想だにしていなかった礼を貰えばきょとんと一拍。「───へ?……ほんと律儀だなお前。どーいたしまして。」と、自分でも無意識下の行動ゆえに今までこんな事で礼など言われたことがなく間抜けな声が出てしまったが、そんな"慣れていない"反応をする彼女がやはり愛おしくて小さく笑いを零し。もちろんそんな彼女の心中など分からないが、秘められたもやもやすらも仮に知ったところでただただ可愛いとしか思えないだろう。「せっかくだし俺もオムライスにするとして……どれにするか…。」メニューと睨めっこをする事数分、看板メニューを注文するにあたっても拘りのお勧め品は一筋縄ではいかず。トマトソース、きのこの入った和風ソース、明太子ソースにチーズソースなど見れば見るほど悩ましいラインナップにお腹は空いてくる一方で。 )
1556:
御影 みき [×]
2024-12-03 13:30:04
ん゛ん……ケチャップソース…でもデミグラスも美味しそう…。
( 両腕を組んで真剣な表情で様々な種類のオムライスが並ぶメニューへとしっかり向き合えば、写真付きのメニューというものはやはり文字のみよりも数倍美味しそうに感じてしまうのは不思議だけどよくあること。折角ならばおうちでも再現出来そうな味を、と選ぼうとしているのだけれどやっぱりどれも選びきれなくて美味しそうでキラキラした瞳は悩ましげに色んなメニューへいったり来たりを繰り返してはどうしよう!と言った風に小さく呟いて。「 ……司くん決めた…? 」とちらりとヘルプを求めるように彼へと視線を映してはもし決まってたら待たせちゃ可哀想だし早く決めなきゃ、と言った様子で首を傾げて。 )
1557:
鳴海 司 [×]
2024-12-03 14:30:30
んー………──やっぱりここはオーソドックスにケチャップソースにしようかな、俺。
( 彼女に声を掛けられてすぐ、というわけにはいかず悩む事暫く。あっちこっちに視線を泳がせた結果、結局はいちばん最初に目に入ったオムライスの定番ケチャップソースを指差して。1番人気はデミグラスらしいが、自分の世代にはオムライスといえばケチャップという概念の方がまだ少しデミグラスを上回っているのもあって。別に敢えて言う必要も無いので口には出さないが彼女の呟きが聞こえたのも決め手のひとつ。彼女が悩んでいる選択肢のうちのひとつを自分が選べばそれを味見させることだって出来るし、そうすればどちらの味も楽しんでもらえるのではと。もちろん呟いていないだけで、彼女の選択肢が他にあるのならばそちらはまたいつかの機会に。ということになるのだが。 )
1558:
御影 みき [×]
2024-12-03 15:37:13
!
あのね、みきもそれ迷ってたの!おそろい!
( 彼のメニューが無事に決まれば自分も彼と同じメニューで迷っていたのだと上記を零し、同じメニューに惹かれていた、ただそれだけのそんな些細なおそろいすらも嬉しくてみきはにこにこ表情を和らげて。とは言っても、残念ながら彼の決め手のひとつが自分の呟きで気を遣ってくれたのにはまだまだ気が付けはしないのだけれど。彼がケチャップにするならデミグラスにすれば、彼は王道もいちばん人気も食べられるのでは!と人知れず彼と全く同じようにお互いを想う選択をしては「 じゃあみきデミグラスにしようっと!せん、……司くんにも一口あげるね。 」と無事に自分のメニューも決定。ケチャップのオムライス好きなのかなぁ、今度作ったら喜ぶかなぁ、なんて、好きな人との外食はその人の食の好みを知れるチャンスでもあるため勿論みきがそんなチャンスを逃すわけがなく本日もまた好きな人の好きなメニューだとか、味の傾向だとか、卵のふわふわ加減だとか。そういうのをしっかりちゃっかり調べるつもりらしく。 )
1559:
鳴海 司 [×]
2024-12-03 17:26:21
…はは!お揃いって。
ま、決まったならいいか。──すいません、
( 優柔不断が揃って同じようなメニューで悩んでいた、ただそれだけの事なのだがそんな事でこうも喜ばれてしまってはどうにも可笑しくて。更には彼女もどうやら同じようなことを考えていたらしく、当たり前のように告げられた一言に微笑んでは「はいはいありがとな。俺のも、…みきに一口やるから。」そもそも彼女にも食べさせようとしていたのでそこは問題ないのだが、少しだけ言い慣れてきた様子の名前呼びににやりと笑みを浮かべて対抗したのはほんの悪戯心。なんにせよ注文が決定したのなら良し、カウンターの向こうで店内の様子を伺っている従業員に視線を向けて手を挙げればすぐさま気付いてくれた様子。オーダーを取りに来た相手にケチャップソースとデミグラスソースのオムライスを注文すればどうやらセットにドリンクが付くらしい。「あ、じゃあホットコーヒーを。御影は?」 )
1560:
御影 みき [×]
2024-12-03 18:39:02
!!!
な、……ぅ……きゅ、急に呼ぶのは、ずるいと思います……。
( 嬉しいなぁ楽しみだなぁとるんるん上機嫌に表情を綻ばせていたものの、残念ながらそのご機嫌な顔はあまりにも自然かつ突然の彼からの名前呼びによってカッと熱が上がり遂には両手で隠されてしまい。そもそも好きな人に名前を呼ばれるだけでも此方には大ダメージだと言うのに、更に彼から一口あげるなんてなんとも甘美な気遣いはみきをめろめろとノックアウトさせるには充分すぎる攻撃で。テーブルの上に両肘をついて顔を隠していればいつの間にか彼が店員さんを読んでくれたようで、セットのドリンクを聞かれれば流石にこのまま注文するのは店員さんに失礼だろうとそっと両手を顔の前から退かしたものの顔色は依然として羞恥で真っ赤に染まり。「 お、オレンジジュースでお願いします…。 」と注文したドリンクすらもちょっと子供っぽくて恥ずかしいのだけれど美味しくオムライスを食べるためにはみきにはコーヒーは苦すぎるので致し方ないこと。無事に注文も終わり店員さんがまたカウンターの方へ戻っていき、そんな背中を見つめつつもやっぱり熱の下がらない顔のまま「 ……もう、絶対変に思われた…! 」とみきはまたバッと顔を両手で隠してしまい。 )
1561:
鳴海 司 [×]
2024-12-03 19:56:14
名前呼ぶだけなのに『今から呼びます』って宣言する方がおかしいだろ。
( 一瞬にして赤みを帯びた顔で抗議の意を唱える彼女はその可愛らしい顔を両手で隠してしまい、その反応に満足そうな笑みを浮かべながら一応は正論らしいツッコミを。赤みが落ち着くまで隠し続けたい彼女の気持ちはよく分かるが、残念ながらいくら仕事の出来る店員さんでもそこまでは気付けないだろう。オムライスは彼女の分も注文できたものの、ドリンクはさすがに話し合っていないので未だ赤い顔の彼女に聞く他無く。一方の店員さんは特に気付いた様子もなく(敢えて触れてくれていないだけかもしれないが )『畏まりました、少々お待ちくださいね。』と、戻る際もにこやかな笑顔を崩さなくて。「はは、すっげー赤いもんな。大丈夫だって、照れちゃって可愛いーくらいにしか思われてないんじゃないか?」と片肘で頬杖つきつつくすくすと可笑しそうに笑うのは彼女をそんな状態にした張本人のみで。 )
1562:
御影 みき [×]
2024-12-03 20:50:33
す、好きな人から名前で呼ばれたら心臓ギュッてなるんだもん……次から今から呼ぶねって言ってから呼んで……。
( 彼の言葉にふるふると首を振ってはいくら変だろうがおかしかろうがなんだろうが不意打ちの名前呼びはあまりにも破壊力が強すぎるので自身の心臓に優しくして欲しいと、両手の向こうからもごもごと無茶を。けれど名前はやっぱり呼んで欲しいなんて恋する乙女の我儘があるのもまた事実なので、決して呼ばないでとは言わず。幸か不幸か、店員さんの営業スマイルは崩されることがなく指摘もされることもなく無事に注文は終わり一安心。まるで他人事のようにくすくすと可笑しそうに笑いながらこちらを見つめる元凶の言葉にまたぴく、と反応をしてはそろそろと目元だけを指の隙間から覗かせては「 ……司くんは、可愛いって思ってくれてる、? 」とこうしていつもすぐ赤面してしまう自分のことを可愛いと思ってくれているのかと小さな声で問いかけて。店員さんにどう思われたのかもとても需要なのだけれど、でも目の前の彼にどう思われているかがなんやかんや1番大事で重要なので。 )
1563:
鳴海 司 [×]
2024-12-03 21:57:24
やだよ、
逆に呼びにくいだろそれ。
( 彼女の無茶振りにくすくす笑いが苦笑に変われば、そんな宣言ありきで名前を呼ぶだなんて今度は自分の方が変に意識してしまうのではとすんなり却下。もっとも、こうして不意打ちに呼んだときの彼女の反応が可愛いからというのもあるのだが。いつか彼女も名前呼びをされる事に慣れてしまえばこんな初々しい反応をしてくれなくなるかもなので、見られるうちに堪能しておきたいからなんて考えているのは内緒。彼女の顔を覆っている白い指の隙間から見えた夕陽色はどこか期待の色が滲んでいるように見えて。きっと肯定すればまた恥ずかしがって暫く顔は隠されたままになるのだろうが、否定するのも何だか違う気がする。ちらりと覗く彼女の瞳と視線を合わせれば優しく微笑み「思ってるよ。特に今日は気合いの入った格好してくれてるから尚更。」と、何だかんだで感想を述べるタイミングを逃し続けていた一段と可愛らしい本日の彼女の装いにも漸く触れることができて。 )
1564:
御影 みき [×]
2024-12-03 23:18:04
だ、だって……
好きな人に名前で呼ばれるの、心臓に悪い…。でも名前で呼ばれたいんだもん…。
( 当然のようにすんなりとみきの提案が却下されてしまえば、うるうると羞恥で潤んだ瞳をで困ったように眉を下げながら彼を見つめて複雑な心境をぽそり。きっとこの先、不意打ちで名前を呼ばれても今のように心臓が痛くなることが無くなったとしても彼に名前を呼ばれるだけでふわふわと勝手に頬が幸せそうに緩んでしまうのは想像しやすくて。いつか彼も自分と同じように、自分が名前を呼ぶだけで幸せを感じてくれるくらいに好きになってくれたら良いなぁなんて思ってしまったのは彼には内緒で。ちらりと恐る恐る覗いた先には優しげにこちらを見つめる彼のダークブラウンがあって、ただそれだけでもみきの単純な心臓は跳ね上がってしまったのに更に強請った以上の言葉が返ってくればまた熱の上がってきた顔を隠すように唯一見えていた瞳すらも両手で隠してしまい。「 …………だって、…デートだから、…。 」と小さな声で呟いた言葉は静かな店内のおかげで彼にはしっかり届いてしまうだろう。せんせーとのデートだからお洒落してきました、とはさすがに恥ずかしくて全部は答えられなくて、けれど貴方のためですという気持ちは伝えたくて「 可愛いって、思って欲しくて、 」と先程よりももっとか細い声でぽそりと呟いて。 )
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