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せんせい、あのね。(〆)/1766


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自分のトピックを作る
1485: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 08:47:01




ま、いつか教えてやるからそれまではお預けだな。

( 不満そうに再び顔を埋める彼女の頭を、くすくすと笑いながら優しくひと撫で。しかし実際に"お預け"されているのはどちらかといえば自分なのだが、まだ見ぬ未来のいつかの彼女の反応を楽しみにしておいても損はないだろう。彼女に触れる指先から此方の気持ちが余すことなく伝わっているかと言えば、鈍感な彼女のことだからきっとそうでは無いとは分かっていて。しかし今はまだそれで良くて、全てのしがらみが無くなった時に伝われば何の問題も無いので。10歳近くも年下の相手に甘えん坊などと言われては大人として立つ瀬がないのだが、彼女の温もりや匂い、伝わる鼓動すべてが心地良くて反論をする気にもなれなくて。───そうしたままどれくらいの時間が経ったのだろうか、ドアの向こうの廊下からは『男子ー!片付け手伝ってよー!』と文化祭の終わりが近づいた事を示唆するような声が聞こえ始めて。 )




1486: 御影 みき [×]
2024-11-28 10:48:57



また“卒業したら”……?
もー、卒業したらいっぱい教えて貰えてもらわなきゃ。

( いつか教えてやる、お預け、となればまたいつもの“卒業したら教えてやる”なのだろう。くすくすと柔らかく笑う彼とは対照的に不満げに唇を尖らせては、早く卒業の日が来ないかなぁなんて今までの内緒話を全部一気に聞かせてもらう気でいるようで( 当然、一気になんて言われてしまったらきっとオーバーヒートしてしまうのは目に見えているのだけれど )。ただただ穏やかな時間だけが流れているこの時間、もちろんいつまでもこれが続くのがいちばん幸せなのだけれどもちろんそういう訳もいかず先程までの盛り上がりのざわめきとはまた違った騒がしさが廊下から聞こえてくればそれに伴いこの時間も間もなく終了。流石にこんなに長い時間クラスを空けておく訳にはいかず、また手伝い不参加だなんてしたらもっと親友を不安にさせてしまうと最後にもう一度これの温もりを堪能するようにすり、と顔を寄せては「 ……ずっとここに居たいけど、行かなきゃ。 」と普段ならば彼から促されて漸く動き出すのだけれど今日は何だかお姉さんの気分なので、いい?と彼に確認をとるように緩く手を握って。 )





1487: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 11:24:25




そうだなぁ、お前が卒業した後も教えなきゃならない事がいっぱいあるんだから俺もずっと先生やらなきゃだな。

( その内容は学校の授業とは違うものだが、いつか教えると言った手前いつまでものらりくらりと流して躱すわけにはいかないだろう。立場こそ変われど彼女にとっていつまでも"先生"であり続けることに変わりはないのだが、ふと気になったのは卒業後に果たして彼女は自分の呼び方を変えてくるのだろうかということ。聞き慣れた『せんせー』呼びでももちろん問題無いのだが、もしかしたら名前で呼ばれる未来もあるのかもなと少しだけ考えてみれば何だか擽ったく感じてしまい。どこかお姉さんじみた言い方に年上としては何とも言えない気持ちにさせられてしまうが、そもそも自分が甘えるように彼女を抱き締め続けているがゆえの結果なので致し方なし。「………仕方ねーか。俺も、まだやる事あるしな。」と漸く顔を上げて小さく溜息吐けば応えるようにもう一度きゅ、と優しく、しかし一瞬だけ抱き締める手に力を込めてはするりと拘束を解いて。…今一緒に出ていけばどこかしらの片付けを手伝わされることが目に見えているので、やる事=生き物の世話という小狡い逃げ道ではあるのだが。 )




1488: 御影 みき [×]
2024-11-28 13:18:41



ぁ、で、でも卒業した後もずうっと“生徒”は……ちょっとやだ、かも……。


( 色んなことを教えてもらう分にはとっても嬉しいし、という事は卒業してからも彼がそばに居てくれるということなのでそれも幸せなのだけれど、いつまで経っても“生徒” だったらそれ以上にはなれないということなのでそれはちょっぴり困ると言わんばかりに眉を下げては呟くような小さな声で反論を。生徒じゃなくて女の子として見て、なんて言う勇気はまだないのだけれどそれでも卒業してもずっと先生をされてしまうとなると此方としても不都合があるので取り敢えずはそれを阻止しなければならないと、瞳にぜんぶ考えていることは書いてあるままにそろそろと彼を見上げて。いつも自分がするように最後の最後にもう一度、と言わんばかりにぎゅうと抱き締められれば自分もそれに応えるように彼に体を預けて2人っきりの時間は終了。自分が終わりを言い出したのにいざするりと解放されるとちょっぴり寂しくなるのは仕方がないことだろう。みきは惜しむように彼から数歩離れれば「 ふふ。うん、仕方ないからね。みきもほんとはやだけど、教室戻る。 」と彼の言葉にくすくすと笑いながら自分もそろそろ教室に戻ろうと身支度を整えて。 )






1489: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 14:51:19




あー、……まあ、その時はその時だよたぶん。

( 小さな反論はしっかり耳に届き、しかし確かに彼女の言うことは分からなくもなくて。この先どれほど経っても彼女が"教え子"だという事実はもちろん無くならないのだが、いつまでもその認識ではこちらとて大事なときに動けなくなってしまう。どうやら彼女も似たようなことを考えているのだと夕陽色が語っていることに気付けば、少しだけ気恥ずかしそうにふいと視線を逸らして未来のことは未来の自分に託すといういつもの形を取って。しばらく此処で時間を潰したのもあってか、やって来た時には真っ赤だった彼女の目元もぱっと見は分からない程度にまで回復しており。お互いの温もりが離れたことで久しぶりに感じる気がする空気は何だかヒンヤリしていて、それが余計に惜しさを演出している気さえして。身支度を整えている様子を何となく目で追いかけながら彼女が部屋から出ようとする間際に「──あ。ちょっと待って。」と声を掛けては彼女の左手を掴もうと手を伸ばして。 )




1490: 御影 みき [×]
2024-11-28 15:42:06



………ん、


( どこか気恥ずかしそうに視線を逸らした彼につられるようになんだか此方も恥ずかしくなってしまったのか、ぽぽぽと頬を染めながらもこくりと小さく頷いて。けれど“卒業後も生徒のままは嫌”という言葉に対して否定はしなかったということはもしかして彼もそういうふうに思ってくれているのかななんでちょっぴり思ったりしてはまたそれも恥ずかしくなってしまいそれ以上何かを言えることはなく。教室に帰ったらまず山田くんにちゃんと仲直り出来たよって報告に行かなきゃなぁなんてすっかり意識を教室の方に飛ばしていれば、ふとかけられた声と彼に左手を掴まれれば「 わ、……どしたのせんせー。 」とほぼ初めてなのではないかというくらい珍しい彼からのストップにきょとんと目を丸くしながら改めて彼の方へ向き直り。なにか伝え忘れかな、さっきずっとぼんやりしてたもんねとにこにこ暖かい気持ちで首を傾げては大人しく引き止めた理由を待って。 )






1491: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 17:23:42




…線、せっかく引き直したんだからこっちもやり直しとかないとだろ。

( 未来の話なんて到底分かることではないが、何となく彼女とは共にいる図が容易に想像できてしまいそうで。その時に自分が彼女を"元教え子"として扱うのか"1人の女性"として扱うのかは今はまだ分からないのだが。先日その黒い線に特別な意味を付加させたばかりではあるが、田中えまの心無い言葉によって一度はそれすらも意味を成さないほどズタズタにされてしまっているはず。薄くなっていた分を上書きすることで再び存在感を取り戻せたのならば、再びその黒々とした線に特別を付与させてもおかしくはないだろう。昨日と同じく、しかし二度目ともなれば少しだけ慣れた手つきで彼女の左手を自身の口元に近付けてはちゅ、とリップ音をたてて薬指に優しくキスを落とし。ゆっくりと唇を離して一度彼女を見れば、「……───あ、俺の方はいいからな。ほら教室戻った戻った。」と掴んでいた手を離して。彼女のことだからきっと自分ももう1回する!と言ってくるのは目に見えているので。 )




1492: 御影 みき [×]
2024-11-28 18:58:28



っ、……!


( それはまるで先程まであ自分の首元に顔を埋めていた可愛らしい彼とはまた違う顔で、ちゅ。とリップ音を鳴らして唇が落とされればびくりとみきの体が跳ねてその瞳は彼の方へ、彼の唇へ釘付けになり。二度目の、否唇を落とされた数で言えば手の甲も含めて三度目なのだけれど何度されたって一向に慣れないし、先程彼をよしよしと甘やかしていた人物と同一人物とは思えない程に白い頬はあっという間に真っ赤に染まり。これはちゅうじゃなくて、黒い線に特別を付加しただけ。そうやって一生懸命自分の頭に言い聞かせるも心の奥の自分がちゅうはちゅうだと騒ぎ立てぐるぐると頭が混乱する。みきは彼から瞳を離せないままするりと話された左手をよわよわと胸の前まで持ってきて右手で包み込めば「 ず、ずるい……。 」と漸く出た言葉は小さくてなんとも情けない声なのだけれど、けれど言いたいことは本当はもっともっとあって。 )





1493: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 19:59:14




はは、大人はずるくないとやっていけないんだよ。

( 改めて引いた薬指の線に特別を付与させるためなのはもちろん、先ほどまで年下(しかも生徒)に甘えるような形になっていたことに今になって少しだけ気恥ずかしさと悔しさが滲んできたせい。いつもみたいに真っ赤な頬で上手く頭がまわっていないような素振りの彼女を見て満足そうに口角を上げては、何とも弱々しい反撃の言葉を否定せずむしろ頷いて。そのまま彼女の両肩に手を置いてくるりとドアの方向を向かせれば「はいはい、そろそろ行かないと誰か探しにくるかもよ。」とその背中を優しく押して。 )



( / ……そろそろですか?そろそろ私の出番ですか?(チラッ)

ハリー◯ッターにも負けず劣らず(?)の大長編となりましたが、改めてありがとうございました…!
でろっでろに甘いものを食べた後は塩辛いものを欲してしまうがゆえにちょっとね…えまちゃんというスパイスが効きすぎてしまったかもしれませんね……!でもそうなるとまた甘いものが欲しくなるのでこれは幸せ太り待った無しです最高です!!
山田も予定外に良いキャラに成長してくれて……彼にもいつかきっと幸せが訪れる事を祈らずにはいられません……!(号泣)
………あと実はthe・悪女なえまちゃん動かすのちょっと楽しかっt()

そろそろ次の相談の頃合いかなということで顔出しさせて頂きましたが、やり残したことなどあればもう少し後夜祭を続けるも全然良しですので! )




1494: 御影 みき [×]
2024-11-28 20:59:12



う゛…………こんなお顔じゃ教室戻れない…。


( 満足そうに笑う涼し気な表情の彼とは対照的に頬に両手を添えてしょぼしょぼ眉を下げるみきは、ひと目見ただけで何かあったと察せられてしまうくらいには頬が火照っており。だがしかしどうやら満足をしたらしい彼にくるりとドアの方に体を回転させられそのまま背中を押されれば教室に向かう他無くなってしまい。どうにかして教室に戻るまでにこの赤みを何とかしなきゃ…なんてむにむに頬を揉みながら準備室の扉を開ければそこはもういつも通りの賑やかな学校で。仕方ない、と心に踏ん切りを付けてみきは一歩廊下に踏み出したあとちらりとまだ火照りの残る顔で振り返っては「 またね、せんせー。だいすき! 」といつもの台詞を残してぱたぱたと自身の教室の方向へ走─── ろうとして、お淑やかにしなければならないのを思い出してチャイナ服の裾がめくれない程度にちょっぴり急いで戻っていき。 )




( / きゃ~~!!!私もちょうどそろそろ登場させていただこうと思っておりました!!!やっぱり相思相愛かも…()


こちらこそ本当に大長編をありがとうございました…!!きゅんきゅんしてはゴロゴロ転がったり『アッなんでこんなすれ違いを……心が痛い……』とひとり茶番を繰り返したりはちゃめちゃに堪能させて頂きました…!!!!
えまちゃんも山田くんも突発的に出していただいたキャラクターなのに2人とも本当に良い味がですぎていて…!最高のスパイスで甘さが際立ちました…!!!まだまだ自分、幸せ太りできます!任せてください!!!(?)

いや本当に!山田くん幸せになって欲しいしえまちゃんも動かすの楽しかったです……これが少女漫画だったらスピンオフとかでこの2人が付き合うやつ~~~!!!!と思ってました……へへ……


ぜひぜひこのまま次のご相談をさせて頂ければ幸いです!!
折角だしクリスマスデートとか……イルミネーション見に行ったりとか……やっちゃう……???期末テストとか頑張ったご褒美に…なるんじゃない……????とか密かにニチャニチャしておりましたが、背後様いかがでしょうか…? )





1495: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 21:40:32




──!
……っはは!律儀なやつ。

( 彼女を見送るのに自身も廊下まで出てくれば、勢いよく駆け出そうとしたものの何かを思い出したようにペースダウンした彼女に気付いてつい吹き出してしまい。そういえば俺が言ったからか。とその不思議な行動が腑に落ちれば、わざわざ気にしている健気さが一層愛おしくて。──この後教室では、突然居なくなったかと思えばやっと帰ってきた親友に何があったかを聞き出そうとする友人や、すべてとは言わずとも彼女に何があったかを知っている山田から心配の声を掛けられたりと彼女がただひたすら忙しくなるのは残念ながら自分には分からないことで。 )



( / やだ……伝わり合っている……。もはや相思相愛や以心伝心は主様と自分のためにあるような言葉ですね!(ビッグマウス)

もうほんとっ……!まさにそれすぎて……!みきちゃんにキュン死させられるかと思いきや甘々に溶けて、はたまたえまちゃんには『きっ、貴様……っ!みきちゃんを悲しませおって…許すまじ!!』と憤慨してみたりと中々に背後も暴れ回ってとても楽しい文化祭でした……圧倒的感謝…(拝)
うふふ……自分もまだまだイケますよぉ………体重計は壊しておきましたからねぇ………(ニチャア)

山田みたいに心が清い男子相手ならさすがのえまちゃんも浄化され…され………されるかなぁ…?
でも愛着湧いちゃってるからぜひぜひ幸せになって2人とも~~~!!!

き、きたーーーーーー!!遂にやってまいりました聖なる夜!クリスマス!!ヘイ!(?)
ご褒美にデートなんてまったく先生ったらどんどんみきちゃんに甘くなるんだから!最高!!
……とはいえ冬休みでしょうし、ご褒美でデートなんて先生があっさり頷くとは思えないんで何かしら買い出しさせましょうかね()
それに付き合ってもらうみたいな名目or街中でバッタリで…??みきちゃんの貴重な冬休みの、しかもクリスマスを……??頂戴しちゃう………???(満面の笑み)

……あ、あの…あと一応なうえに今更のご確認にはなりますが……2人はこのまま清い(?)関係のままで進めていっちゃって大丈夫でしょうか…?
もしくは少女漫画よろしく在学中に恋愛関係に発展させたいなど、主様のご希望があれば改めてですが是非ともお聞かせ願いたく…! )




1496: 御影 みき [×]
2024-11-28 22:33:30




…お洋服どうしよ……。
でもあんまり可愛くし過ぎると気合入れすぎって思われる…?う゛ー、…。

( 期末テストで三教科平均点以上、生物60点以上。最早すでに恒例となった“テストご褒美”、今回はデート…もとい彼の買い出しのお手伝いである。そんな勝負日はいよいよ明日に迫っており、彼に『明日は何時に集合する?』と絵文字付きのメッセージを送ったはいいのだけれど問題は服装である。クローゼットの扉を開けて散々色んなお洋服と睨めっこを繰り返して数十分、未だに決まっていないのでみきは困り果てており。ワンピース、ミニスカート、大穴でショートパンツ。散々ファッションショーを繰り返しても決まらずにもういっそのこと彼にどんな服装の子が好きか聞こうかな…なんて諦め半分でベッドに腰掛けては悩ましげに唇を尖らせて。 )





( / ですよね!?!?私たちこそがオレンジの片割れってやつ…!漸く片割れに出会えることが出来て嬉しいですうへへ()

まさか大人になってからこんなに文化祭やら季節イベントをアオハル的に楽しめる機会が訪れるなんて本当に背後様には感謝しかありません…圧倒的感謝とキッスを…!送らせてください…!
キャ~~!!体重計なんてね、要りませんから(ガチ)!壊してしまいましょうね!これからクリスマスお正月とガチ太りイベントも控えてますから!太るなら幸せ太りだけでいいんじゃい!

されても「アラ~~(にちゃり笑顔)」になるしされなくても「悪女さいこ~!」になるからやっぱり性格悪計算高女子は最高ですね……2人とも幸せになってくれい特に山田……!!!!

一年で一番のカップルイベント!そうクリスマスです!やった~!クリスマスが今年もやって来る~!!!
せんせーが甘々になる度にみきはあわあわするし私たちはにちゃり笑顔になるの、世界が回っていて最アンド高ですね…!もっとやれ……!!!!
せっかくならね、『デート(買い出し)だから可愛くした!』をさせてあげたいので(無駄親心)買い出しに付き合う形に…しましょうか…!!冬服可愛いのいっぱいだから描写たのちみです…背後のきもおた力を駆使して精一杯おしゃれさせちゃお…!取り敢えず前日(?)くらいから始めようかなと適当に初めてみましたがやりにくい、他の設定等お好みございましたら遠慮なく仰ってください……!

アッアッこちらと致しましてももちろん清い(?)関係のままで大歓迎でございます…!!唇にキッスしたり交際宣言しなきゃセーフだろ、というガバルールで生きてますので……!!すみませんみきはガンガンに攻めていくと思いますがどうぞスルーしてくださいね…!!(???) )






1497: 鳴海 司 [×]
2024-11-28 23:12:03




…ん、…。
──『御影の都合良い時間でいいよ。』

( 夕飯(言わずもがな買ってきたお弁当)を食べ終え風呂も済ませた後、煙草に火をつけ一服中。ポコン、と鳴ったスマホに目を向ければ彼女からのメッセージ通知。少し厳しめにしたつもりの期末テストのボーダーラインを超えてきた彼女に驚きを隠せず、しかし約束は約束。今回のご褒美として強請られたのはデート。…とはいえさすがに教師と生徒がハッキリと"デート"という名目で出かけるのは憚られるので、自分の買い出し(完全にプライベートではあるが)に付き合ってもらうという名目に置き換えて今回のご褒美とさせてもらおうと。メッセージを送ってスマホを一旦置くも、何かを思いついたように再びアプリを開いては『一応俺に付き合わせる形だし、昼飯くらいは奢るからその前くらいがいいかもな。』と追加で送信。彼女が明日の服装に頭を悩ませていることなどつゆ知らず、こちらはのんびりと口から白い煙を吐き出して。 )



( / こちらこそ嬉しさ極まれりです……!もう離しませんからね!断面はアロンアルファでくっつけましたから!(?)

何だったらリアル学生時代よりも遥かに楽しく充実して過ごせた説浮上してます……あったけえ…主様のいる世界線があったけえよお……!
すみません、(ガチ)が物凄く迫真で同意しながら笑ってしまいました(笑)
冬はね、寒いですからね!栄養蓄えておかないと!!

分かります……!見て楽しい動かして楽しい素敵なスパイス悪女田中えまちゃん…!果たしてこれからまた活躍の機会はくるのでしょうか…!?
山田もね……まだ諦めきれていないという、案外しぶとい奴ですからね…!みきちゃんは渡せないけどいつか幸せになってくれよな……!

やっほーい!!パジャマを脱いで出かけましょう~!!
みきちゃんのあわあわする姿を見て我々は大変に健康と幸せを噛み締めておりますもんね…なるみきいっぱいちゅき……!
主様もしやオシャレ番長様ですか…!?先生&背後のオシャレスキルの低さが浮き彫りになっちゃう……生暖かい目で見守って、そしてスルーしてくださいネ……。むしろやりやすい導入でいつもいつも助かっておりますありがとうございます!何よりみきちゃんがお洋服に悩む姿を見せて頂けるのこれ一種のご褒美ですので!!()

把握しました~!その2つだけは遵守いたしますね!
は~このくっつきたくてもくっつけない距離が最高of最高すぎて寿命がどんどん伸びていく~~!!
そして手が出せなくて悶えながら己と戦っている先生と背後を、みきちゃんと主様は楽しむんですね……くそぅこの小悪魔ペアめ!!(褒め言葉) )





1498: 御影 みき [×]
2024-11-29 00:12:10





─── 『 じゃあ11時くらいにしよー! 』
─── 『 バイトしてるから、お昼ご飯はちゃんと自分で払えます!(お気になさらず!と子犬がドヤ顔しているスタンプ) 』

( 長時間悩んだ甲斐があり何とか服装の方向性が決まっていったあたりで丁度彼からの返信も返ってきて、若者らしいスピードでポンポンとメッセージを返していけばいよいよデートが明日なのだとじわじわ実感が湧いてきたらしいみきは思わず寝転がったベッドの上でパタパタと足を上下させて。こうして彼としっかり待ち合わせをして外で会うというのも初めてで、自分から強請ったものとはいえいつもよりしっかりと浮腫み取りのストレッチをしたりちょっぴり良いパックやトリートメントをしたりと精一杯の下準備をしてもどこかそわそわしてしまうのは仕方の無いこと。『 明日楽しみにしてるね、おやすみ! 』と少し遅れて続けてメッセージを送信したけれど、やっぱり当日の朝になって迷わないように方向性だけじゃなくてお洋服自体も決めておこうとみきが眠るのはまだもうちょっと夜が更けてからで。 )




( / 当然ですよ!アロンアルファの上からグルーガンで固定しちゃいますからね!!もう取れません!!


う、う、うれし~~!!!背後様も充実を感じてくださっていたなら光栄の極みです…なるみきありがとう……!!!!
どうしてもね…秋から冬にかけては美味しいものしかないし蓄えのためもあるし、体重計とは疎遠になっちゃいますよね……ヘヘッ(笑い事ではない)

えまちゃん、ぜひぜひまたスパイス投入に現れて欲しいですよね…!動かしやすくて物語も動かしてくれてスパイス的役割も結果的に関係後押しもしてくれるえまちゃん、サイコーの女の子です……!
ほんとに…!こういう子はね、本当に…男の子の親友ポジションのまま恋愛感情引き摺りつつ幸せになってくれ山田くん(わがまま)…!!

2人がイチャイチャしてくれれば我々の寿命が伸び、我々の寿命が伸びれば2人は永遠にイチャイチャできるという最高の永久機関が生まれちゃってますからね……なんて素晴らしいんだ……!
アッとんでもないです当方ただの根暗オタクですので…!!!!こういうお洋服着た恋する女こ子可愛いだろうなウヘヘの気持ちで着せているに過ぎませんのでお気になさらず……!!(???)
良かったー!!!ではこんな感じでよさげなタイミングで翌日に移行出来ればと思います…!ちなみにお洋服はまだ悩んでます!背後が!!()

アア~~~わかりますこの距離感がね、たまんねぇのですよね!! 競馬場にいるおぢさんくらい(エアプ)「いけ!!!おせおせ!!!」言うてます……(ニッコリ)
フフフいつも我々を満足させてくださりありがとうございます……!!!!みきは無意識ですが当方はちゃめちゃに歯茎むき出しスマイルで楽しませていただいております!二チャ!


背後様とお話させていただけるのが楽しすぎて毎回この会話を切るのが本当に本当に惜しいのですが、私のオタクトークがなるみきの邪魔になってはいけませんので此方で一旦背後は下がらせていただこうかと思います…!!
また何かございましたら遠慮なくお呼び立てくださいませ! /蹴可 )






1499: 鳴海 司 [×]
2024-11-29 00:51:37




────、

( 昨晩のメッセージは『了解、おやすみ。』で終了。次の日に響かないようにいつもより少し早めに就寝すれば、休みの日は布団とランデブーな自分でも比較的すっきりとした目覚めになって。季節はすでに冬、街もクリスマスカラーに彩られている中でこうした待ち合わせというのは何だか久しぶりに感じる気がする。男友達と会うくらいならば服装も楽でラフなものを選ぶのだが、さすがに本日はそういうわけにもいかなくて。…とはいえビシッとスーツでキメるなんて堅苦しいのは好みじゃない。黒のワイドパンツにニット素材のインナー、アウターはトレンチコートとシンプルではあるが普段のパーカーやジャージといったやる気のない服よりは遥かにマシだろう。冬の空気の冷たさで自然と肩に力が入るが、少しでも暖を取ろうとポケットに両手を突っ込んで待ち合わせ場所にて彼女の到着を待って。 )



( / うぐぅぅ……毎度のことながら主様のお話を蹴るのが本当に惜しくて心苦しくて……!!だって楽しいんだもの!!!(クソデカボイス)
しかしなるみきの邪魔をしたくないのは私も同じ気持ちですので、まだまだ広がりそうなオタトーーークはとりあえずこの辺でセーブしておきますね()

こちらこそ、何かありましたら(何もなくても)いつでも召喚してくださいませ!
これからも共になるみきを享受して楽しめれば幸いです…! /蹴可 )




1500: 御影 みき [×]
2024-11-29 05:28:02



─── おにーさん。おひとりだったら一緒に遊びませんか?

( いつもよりもちょっと早い時間に勝手に目が覚めて、早い時間に目が覚めたのにも関わらずやっぱりデートの日の朝というものはなぜかちょっとバタついちゃったりして。けれどしっかりふわふわとゆる巻きした髪を白リボンで高い位置にポニーテールにした髪は昨日のトリートメントでふんわり良い香りがしてツヤツヤだし、肌だっていつも以上にぴかぴか。結局服装は精一杯可愛いを押していこう!ということで、黒の薄手ハイネックニットに淡いブラウンチェックのプリーツミニスカート、足元はトップスと同じ黒のロングブーツ。袖先に白いファーが着いた白の膝上丈ノーカラーコートに白のリボン型のファーマフラーを合わせれば完璧なデートファッションの完成。誰がどう見てもデートです!といった風な様相で待ち合わせ場所までぱたぱたと駆けてくれば、待ち合わせ時間まであと15分ほどあるのに既に待ち合わせ場所には彼が。思わずそわそわと悪戯心が騒いでいつかの彼のように他人のフリをしてにこにこと声を掛けては彼の反応を伺うようにこてりと首を傾げて。 )







1501: 鳴海 司 [×]
2024-11-29 08:19:13




!…あー、悪いけど可愛い彼女待ってるんでひとりじゃ無いんですよねー。

( 息をするたび口から出る白い息をぼんやり眺めながら待っていれば突如として掛けられた声は、他人のフリというには残念ながらあまりにもよく聞き慣れた声。もちろん反射的にそちらを見たことで目の前にいる人物が誰だかをすぐに頭が把握したからということもあるのだが。いつだかの仕返しのようなことをする彼女に、そのいつだかの彼女の反応とは違ってにやりと口角を上げながらわざと"彼女"という単語を強調すれば、言葉通りとても可愛らしい格好をした相手をしっかりと瞳に映してにこにこ笑い。 )




1502: 御影 みき [×]
2024-11-29 09:45:32




!!!
……………あ、う、…か、かのじょ、…来ました…。

( てっきり上手に騙されてくれると思っていたいたのに、にやりとした笑顔とわざとらしい言葉に反対に此方が顔をカッと赤らめては恥ずかしそうにファーマフラーに顔を埋めつつ小さな声で到着の報告を。常日頃から彼女になりたいと思っているしなれるのなら当然その座を喜んで受け取るつもりではあるのだけれど、いざそういった風にからかわれてしまうと途端にしおらしくなってしまうのはいつものこと。「 ……ご、ごめんね、待った? 」今ので一気に身体が熱くなってしまったのでみきは全く寒くないのだけれど、先に外で待っててくれていた彼は寒いだろうと羞恥で視線は合わせられないまま小さく問いかけて。 )





1503: 鳴海 司 [×]
2024-11-29 11:35:37




はは、待ってました。

( 彼女の様子を見ればこちらの反撃が成功したのは一目瞭然。可笑しそうにくすくすと笑いつつも、改めて彼女の服装を見ればやはり一段と可愛らしいと思うのも本当で。いつもの見慣れた制服姿やたまたま数回見る機会のあった私服とは違い、間違いなく今日この日の為に彼女が考えて選んだものだと思うと何だか一層愛おしく思う気がしてくる。そんな気持ちが込もった視線を彼女に向けるも、残念ながら恥ずかしそうな彼女の夕陽色とは視線が絡むことなく。「や、俺も来たとこ。…つーかお前こそ早くね?まだ集合時間前だぞ。」待ち合わせのド定番、常套句のやり取りに何だかむずむずしそうだが、ポケットからスマホを取り出して時間を確認すれば予定の集合時間よりもそこそこ余裕のある到着。とはいえ自分もさらに10分ほど前に着いたばかりなのでお互い様ではあるのだが。 )




1504: 御影 みき [×]
2024-11-29 12:05:04




……早く来たら、その分長くせんせーと居られるかなって思って、


( 先程は彼の反撃によって逸らしてしまった視線も、今や私服の彼の眩しさと照れで次は上げられなくなってしまったらしい。以前にも私服は見たことあるけれど、男の人のコート姿ってなんだかいつもよりも何倍もかっこよく見えてしまうものでそれも相まってなんだかとても気恥ずかしくて。時間について言及されればちょっぴり恥ずかしそうに頬を染めながらぽそぽそと“少しでも貴方といる時間を増やしたかったです”と素直に吐露して。そもそもその作戦も彼が早めに来ないと成立しなかったのだけれど、さすが大人は時間前行動が完璧なのでみきの作戦は大成功。約束の時間よりも少し早く合流できたことによって無事デート時間はちょっぴり増えて。それがとても嬉しくて、漸くちらりと顔を上げて彼と目線を合わせれば「 だから、早く来てくれてうれしい。 」とへにゃへにゃ柔らかく微笑んで。 )






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