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せんせい、あのね。(〆)/252


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自分のトピックを作る
121: 鳴海 司 [×]
2024-05-15 20:54:26




せっかく御影が持ってきてくれたのに俺だけ飲み物付きってのはさすがにな。
──つっても自販機で買ったやつだけど。

( 彼女の呟いた声はしっかり耳に届いたようで。確かに普段は自分用のコーヒーしか置いていないため、甘い物が好きな彼女がそれを飲みたいと言い出したこともないので砂糖もミルクも常備したことがなく。さすがに校内では買い揃えられないので別の飲み物をと売店横の自販機に買いに行ったのだが、彼女の好みに合っていたことに内心ホッとして。残念ながら入れ物はないので小さいサイズのペットボトルがそのまま出されるというシンプルな形にはなるが、彼女にココアを差し出して自分は残された方の紅茶を。自分も椅子に戻った後彼女からクッキーの説明を受けると、「へー、御影は器用なんだなー……、え?一味のクッキー?そんなのもあるのか…!」売り物になるのではないかというほど綺麗に、そして丁寧に焼かれているクッキーに心から感心していると、クッキーの味にしてはあまり聞き馴染みのないものが聞こえ。その意外な食材に驚きつつも自分の好みを反映してわざわざ作ってくれたのだと分かると無意識に頬が緩み、それを隠すかのように片手で口元を隠し咳払いをひとつ。いただきます、と珍しいクッキーの方を1枚手に取りそのまま口へ運ぶと、優しい甘さの後にピリリと程良い辛味。その新しい味わいに「…美味っ。俺これ好きだわ。」と目を輝かせて。 )




122: 御影 みき [×]
2024-05-16 00:15:21



んふふ。
でも嬉しい。ありがと、せんせー。

( 苦いものが苦手な自分にとっては彼がいつも愛飲している珈琲は最低限砂糖とミルクが入ってなければ飲めないが、無論ブラック派の彼の部屋にそんなものか置いてある訳もなくいつもは喉が渇いたら大体手持ちの飲み物を飲んでいるのだが、今日は彼が用意してくれたココアを有難く頂戴することに。彼から差し出されたココアを両手で受け取れば、嬉しそうにふにゃふにゃと笑いながらお礼を。一味クッキーの方を早速食べた彼の様子に、代打の味見は済ませたもののやはり自分で味見したものでは無いし更には好きな人に食べてもらっているという緊張感も相まってばくはくと心臓の鼓動はスピードを増していき。だがその緊張も、彼のきらきらとした瞳と美味しいの言葉でほっと解れ、「 よ、良かったぁあ…。 」と安心したように息を吐いて。 )




123: 鳴海 司 [×]
2024-05-16 07:28:31




高くつくぞ?…って言いたいけどクッキーの礼だし気にすんな。

( にやりと揶揄うように口角を上げるも、すぐ彼女の柔らかな笑みにつられるように優しい微笑みへと変わり。甘い物は嫌いではないのだが甘すぎるのはちょっと、という自分にとってこの一味クッキーはちょうど良く好みだったようで。もうひとつ、と手を伸ばしてはこちらの様子を気にかけていた彼女に気付き。「…あ、お前辛いの苦手だからこれ食ってないんだろ。想像以上には辛くないぞたぶん、ほら。」彼女のことだから、手作りのものは自分で味見をしたうえで自信満々に持ってくるだろうと思っていた。しかし目の前で今、明らかに緊張がほどけて安堵した様子の彼女を見て、こちらのクッキーに関してはそうではないのかもと考えを巡らせて。実のところ多少ピリ辛ではあるがこれくらいならいけるのではと──あくまで辛い物が好みである自分の判断だが──彼女の口元に手に取ったばかりの2枚目のクッキーを運び。 )




124: 御影 みき [×]
2024-05-16 10:11:40



、─── 。
いただき、ます。

( 袋から自分で取れ、ではなく彼の手ずから直接クッキーを食べろと言わんばかりに自身の口元に運ばれたクッキーにぱち!と大きな瞳をまん丸にしては「(意識したら負け意識したら負け!クラスの子にだってよくされてるし!)」と心の中で一生懸命自分を律しては、サイドヘアがクッキーにかからないように耳元にかけながらそろそろと小さく口を開けて。恥ずかしいから彼の方は見られなくて、伏せ目がちにずっとクッキーを見つめてしまったけれどきっとそこまで彼を意識せずに自然に食べられたはず。たぶん。そうぐるぐると色んな物事を考えながら咀嚼したクッキーの味は正直ちょっとよく分からなかったけれど、舌先を刺激するピリッとした辛さは感じたのか「 !…ぴりから、 」と咀嚼する口元を隠すように片手を添えながらぽそりと呟いて。数枚食べたらきっと舌が痛くなってしまうだろうけれど、1枚だけならなんてことはない。初めての種類のクッキーが上手く作れたことに安心したようににこ!と笑えば満足気に頷いて。 )




125: 鳴海 司 [×]
2024-05-16 13:28:42




な?
ちょうど良い辛さで美味い。

( 彼女の心の内での戦いなど知る由もなく、自分が作ったわけでもないのに彼女の笑顔を見るとこちらも満足そうに笑って。紅茶で喉を適度に潤わせながら、もう1種類のクッキーにも手を伸ばす。パリッと噛み砕かれた飴がじんわりと口内に甘さを広げて、唐辛子クッキーとの対比がとても良くこれも美味しい。相変わらず外から聞こえてくる運動部の元気な声を聞きながら、放課後なのでティータイムというには遅めではあるがなんとも充実した穏やかな時間が流れており。 )




126: 御影 みき [×]
2024-05-16 15:59:04



─── ふふ。なんか変な感じ。
せんせーとお茶会してるみたい。

( 室内まで聞こえてくる運動部たちの元気な掛け声と、それから遠くに響いている吹奏楽部の音。クッキーの香りと紅茶やココアの甘い香り、ちょっとずつ赤みをましていく太陽の色。立派なティーセットやケーキもないし、テーブルクロスだってかかっていないけれど、それでもこの穏やかな時間がどうしようもなく心安らぎ思わずふにゃりと笑い。「 このクッキーね、クラスの女の子たちはそれぞれ恋人だったり好きな人にあげてたんだよ。好きな人の喜んだ顔が見たいからって。…だからね、みきもせんせーにあげよって思ったの。 」 普段クラスでお菓子を出そうものなら一瞬で争奪戦になってしまう程甘いものに目がないクラスメイトたちが、自分たちよりも好きな人にあげたいとそれぞれラッピングや袋を持ち寄って、きっと今頃それぞれ想い人に手作りクッキーを渡しているはず。みんな上手くいけばいいな、なんて窓の方を優しい夕陽色で見つめてはまた彼の方に視線を戻して花が綻ぶように笑って。 )




127: 鳴海 司 [×]
2024-05-16 20:04:24




おいおい、ふぐ太郎とふろすけも忘れてやるなよ?

( 水槽の中から揃ってこちらを見ているメダカとカエルも参加者に加えた生物準備室でのティータイムは、あまりにもメルヘンさに欠けた童話のお茶会のようで。そもそもお茶会という響きが似合うのはこの室内で彼女だけなのだろうが、そんな彼女でさえさすがにペットボトルだと少しばかり格好がつかない気もする。だがそれが逆に自分たちらしい気もするし、そんな今の時間を楽しんでいる自分に気付いては薄く笑みが零れ。「あったあった、おれらの時もそういう風潮。そのまま流れで告白までしてカップル増えてたりして──…、…はいはい、お前はほんとブレないな。」彼女の話に頷きながら、最終的にその想いを伝えられて幸せになった友達もいたなと学生時代を思い出し。しかしこうして彼女が持ってきてくれたクッキーにもそういう純粋な想いが込められているのだと改めて聞くと、その真っ直ぐな言葉に幾分かの擽ったさを覚え。いつもストレートに想いを伝えてくる彼女には慣れていたつもりだがやはりこそばゆいものがある。視線をこちらに向けた彼女とは逆に、花のような笑顔をなぜか直視することができずにふいと窓の外に目をやって。 )




128: 御影 みき [×]
2024-05-16 22:04:37



…………眠りネズミのふぐ太郎と三月ウサギのふろすけ…帽子屋のせんせ…。
んふふ!


( ぽわわん、と脳内でお茶会と言えば、な不思議の国の摩訶不思議な住人たちをそれぞれ当てはめていけば楽しげにくすくすと笑って。こんな素敵な夢なら悪くない、なんてありもしないもしもに思わず胸を躍らせればただのペットボトルである此も自分たちらしいお茶会でいいな、と大切に両手で持ったココアのペットボトルに視線を落として。だかしかしふと自分から視線を逸らしてしまった彼に不思議そうに首を傾げれば「 やっぱり高校生っていつの時代も変わらな、─── せんせ、どしたの?クッキー辛かった?ココア甘いから飲みな~? 」とてっきり彼が一味クッキーに舌を痺れさせたのだと勘違いしては自分の飲みかけのココアをなんの躊躇いもなく差し出して。ホラやっぱり辛いんじゃん、と言わんばかりにお姉さんの顔をしているがただの勘違いなのでもちろん彼の心情など知る由もなく。 )




129: 鳴海 司 [×]
2024-05-17 04:13:39




アリス、お茶のおかわりはいかが?……って言いたいとこだけど、今日はそれで勘弁な。

( いやに演技じみた言い回しで彼女を主人公に置き換えるも、残念ながら本日おかわりは用意していないため彼女が手に持つココアを見やっては肩を竦めて。それにしてもネズミのふぐ、ウサギのフロッグと、側から聞くだけでは何のことやらさっぱりだろう動物のラインナップに苦笑を零し。しかしまったくの見当違いでこちらにココアを差し出してくる彼女をちらりと一瞥、ココアを受け取り「…、ありがとな───…って、本当に飲んでいいんだな?これ。」口を付ける直前でピタリと動きを止めて。にこ、と態とらしいほど爽やかな笑みを顔に貼り付けてはきっと何の意識もしてなかったであろう彼女に、その笑顔とは真逆の意地悪なトーンで問いかけて。 )




130: 御影 みき [×]
2024-05-17 11:19:28



ふふ、みきがアリスなの?

( 演技じみた言い回しでも俳優のように整った顔があればそれはなにだか様になってしまうんだな、とまざまざと実感しつつ彼の言葉に笑って見せればココアで充分だよ、と楽しげに答え。マァでも人間の言葉を話すうさぎがいたら確かに追いかけちゃうな…だなんて彼のキャスティングに妙に納得してしまえば、この部屋ならばおこりんぼの女王すらも介入できまいと閉鎖的なお茶会に満足し。だがしかし彼からの質問にその意図がわからないのかきょと…と首を傾げては「 ?飲んでいいよ、だってそれみきの ─── ……!!! 」と、彼に答えている最中に質問の意図も彼の持つペットボトルが自分の飲みかけだということにも全部気がつけば一気に顔に熱が集まるのを感じ。でも渡しちゃった手前だめとも言えないし、辛いなら甘いもの飲んだ方がいいしでも間接き、きすなんて…!とみきの心はなんとも大慌てで駆け巡り。結局小さな声で「 か、…からいの、つらかったら、のんで。 」とぽそぽそと辿々しく呟いて。 )





131: 鳴海 司 [×]
2024-05-17 12:24:45




お前以外にいないだろ?
…ウサギ追っかけて穴に落ちそうな奴なんか。

( 女子だから、配役が余ってたから、と色々決め手はありそうなものなのだが敢えて小馬鹿にしたような口調でにやりと笑い。実際のところ、穴ではなく溝だったが先日落ちそうになったばかりの彼女は色んな意味でアリスにぴったりだと思う。そんな想像を頭の中に広げながら、食べても大きくなる事のないクッキーをまたひとつ口へ運び。良くも悪くも天然なのか素直に頷きかけた彼女だったが、状況に気付いた途端に慌てだしたその様子は面白いやら心配になるやら。時間にして特に長くは無かったが、彼女の心の中ではさぞ戦いが繰り広げられたのだろう。聞き取りが難しく思えるほどの声量でぽつりぽつりと呟く彼女に堪え切れず、「───……っふ、冗談だよ。お前ほんと…っくく、普段はぐいぐいくるくせに…こういうの弱いよな…!」肩をぷるぷると震わせて時折漏れ出る笑いを抑えながら、受け取ったココアを返すように彼女へと差し出して。 )




132: 御影 みき [×]
2024-05-17 16:58:43



ぅ……
だって人の言葉を喋るうさぎだよ?そんなのせんせーだって絶対追いかけちゃうでしょ?

( まさしく自分と全く同じことを考えていたらしい彼にぎく、と肩を強ばらせたものの恐らく生き物が好きでましてや生物教師である彼だって人語を話すうさぎは追いかけてしまうのではないかと指摘し。きっと不思議の国に落っこちた彼女も自分たちのような好奇心の塊だったが故に摩訶不思議な住人たちと遭遇するようになったのだろう。……最も、みきはがアリスならば彼のいるお茶会から離席するはずもないのだが。心底可笑しそうに笑いを堪えつつ(堪えられてはいないのだが)此方にココアを返そうと差し出した彼に〝揶揄われた…!〟と更に頬を赤く染めては彼からココアを受け取りつつ「 もーっ!せんせぇ!! 」とぷんすこ怒って。ずるい、こっちは一生懸命悩んで悩んでそれから答えたのに!と柔らかい餅のような頬を膨らませては「 みきだってね、か、間接きすくらいしたことあるんだからね! 」 と拗ねたようにつん!とそっぽを向いて。 )




133: 鳴海 司 [×]
2024-05-17 18:54:59




んー……まあ正直、興味はあるよな。
捕まえたら飼ってみたい。ていうか俺の代わりに職員会議とか出て欲しい。

( 空想上の物語をここまで掘り下げていく大人と高校生も珍しいかもしれないが、彼女の指摘に真面目な顔で考えてはこくりと頷き。もしもそんな素敵な生き物がいるのならば、いっそのこと自分の助手的な立場に置いてしまいたいと欲に塗れた願望がダダ漏れで。そもそも職員室を避けてはいるもののさすがに会議に出ないわけにはいかない。まさにそれが明日控えていることを思い出してはあからさまにげんなりとした面持ちで溜息を吐いて。真っ赤な顔で膨らむ頬を見ているとつつきたくなる衝動に駆られそうになるのは何故だろうか。未だ楽しげな笑みを携えてはそんな事を考えながら、そっぽを向いた彼女の横顔を見ていると少しばかり聞き捨てならない発言が。ピシ、という擬音が生まれそうな固まった笑顔のまま「…………へー、……誰と?」と抑揚のないトーンで問い。 )




134: 御影 みき [×]
2024-05-17 21:10:45



せんせーほんっと職員室嫌いだよねぇ。
なんでそんなに嫌いなの?

( 人語を喋るうさぎに職員会議に出て欲しい、だなんて予想の斜め上を答える彼に思わずふは、と穏やかに笑ってしまえば入学当初からずっと職員室ではなく準備室に篭っているイメージのある彼の変わらずの姿勢に呆れ半分好奇心半分で問い掛けて。マァ此方としてはこの方が通い妻(押しかけているともいう)が出来るので全く問題ないしむしろ有難いのだが。なにだか少しだけ室内温度が下がったかのような気がしてぶる、と身震いしてはちょっぴり抑揚がないような彼の言葉に「 だ、誰って…あきちゃん(当たり前に女の子)とかみさきちゃん(当然女の子)とか…クラスの女の子だよぅ…。 」 となぜそんなことを気にするのかと不思議がりながら答えて。男の子に飲みかけをあげるとしてももう自分が飲まない(要らなくなった)ものをあげる程度なので、回し飲みをするとしても女の子だけだと。 )




135: 鳴海 司 [×]
2024-05-17 23:48:37




……………××先生。

( 彼女の疑問はもっともで、実際他の生徒にも訊かれたことのある質問であり。眉間に皺を寄せ、首を捻り、言おうか言わまいか悩みに悩んだ末たっぷりの間を空けてぽそりと出た単語は熱血体育教師の名前。悪い人ではないのは分かっているのだが、職員室にて隣の席であの暑苦しいパッションを常に全開にされるのがどうにも苦手で。思い出しただけで喉が乾いてきたのかまだたっぷり残ってた紅茶をぐいと半分ほど呷り。心なしかびくびくと答えた彼女の言葉を聞くと張り詰めていた空気を和らげるように固まっていた笑顔は解き、「女子だけか……ならまあ、うん。」ぶつぶつと呟いては納得したようにひとり頷いて。彼女の説明には含まれてないので自分が知る由はないのだが、きっと飲みかけをもらった男子は例えそれが再び彼女に戻ることはなくとも喜んだことだろう。ただしそれを知ってしまえばまた空気が凍る可能性が出てくるのだが。 )




136: 御影 みき [×]
2024-05-18 00:25:30



……………………あー…。
まぁ、その……小林くんも苦手って言ってたから。ね。

( ふと特定の名前が彼の口からこぼれ落ちれば、脳内でその人と彼を隣に並ばせてみれば納得の声がひとつ。彼とは正反対と言っても良い熱血体育教師のことはみきは結構好きだしよく話もするけれど、確かにあのテンションでずっと話しかけられ続けることを考えたら彼としてはしんどいだろうなぁといった様子で憐憫の視線を送ればクラスの中でも特に静かな男子も彼と同じことわ言っていたと雑に励まして。先程の冷たい雰囲気がするりと柔らかくなっていくのを感じては息が詰まるような感覚もそれと同時になくなり、安心したように息を吐きながら「 さすがに男の子には飲み途中のやつはあげないよぉ。もう飲まないなーとか味が苦手だなーってやつだけ。 」 と安心故に少々口が緩くなってしまったのか無防備にも上手に地雷を踏んでいき。 )




137: 鳴海 司 [×]
2024-05-18 08:49:47




陽キャとかいうレベルじゃねーからな…もはや太陽だよあの人。
夏場なんか最悪だぞ、温度が5度は上がってる絶対。

( 太陽のような、と良い意味の比喩表現でよく使われるそのシンボルは件の体育教師には例えでも何でもなくまさにそのままの意味で使われて。温度が上がるなどとそんな事は無いはずなのだが、これからくるであろう夏の時期は尚更職員室を避けてやると言わんばかりに真剣な表情で。色んなクラスの体育の授業がたまに目に入ったとき明らかに生徒側の温度に差があるのをよく見るのだがなるほど、彼女のいう小林含め比較的大人しめの生徒には辛い存在なのかもしれない。華麗に氷の地雷を踏み抜いていく彼女にどこか冷たい笑顔でにっこりと笑いかけ「へー…、周りの男子たちに経験させてあげるなんて御影さんは優しいんですねー?」彼女は気にしたことがないであろう、しかし紛れもない事実を態とらしいほど丁寧な口調で。 )




138: 御影 みき [×]
2024-05-18 16:39:42



そんな大袈裟、…………じゃあないね。
確かに夏は××先生の授業嫌かも……。

( 彼の言葉にアハアハと笑って大袈裟だと言いかけたもののよくよく考えてみたら確かに夏場はちょっぴり暑苦しい(オブラート表現)だと表情は苦笑いにシフトチェンジ。熱血なのはとても良い事なのだが、彼が熱くなればなるほど生徒たちが冷静になるという最悪の反比例が生まれてしまっているのは紛れもない事実でありそれは生徒であるみきも痛いほどに感じている。それならば元々苦手である彼は尚更であろう、あまり見たことの無い彼の真剣な表情に少しだけ同情を感じてしまい。だがしかし体の芯が冷えるような冷たい声と笑顔にびく、と体を強ばらせては不安げに眉を下げながら「 やさしい、……? 」と彼の言葉の意味がわからずに思わず言葉をオウム返しして。 )




139: 鳴海 司 [×]
2024-05-18 20:50:51




まじで俺部活の顧問とかやってなくて良かったって思ったわ……、これ夏休みまで出なきゃってなってたら干からびてた。

( 部活動に勤しむ生徒たちには申し訳ないが心からの本音がポロリと零れ。さすがにまったく来なくていい訳ではないのだが、それでも顧問を担っている先生方ほどではないのでホッと一息。クーラーの効いた職員室に居ればいいだけの話なのは承知の上で、それよりも自分の心の平穏の方が大事だと扇風機しかないこの部屋で夏を生き延びる事を心の中で改めて決意して。純粋すぎるが故なのか真意が伝わってない事に苦笑するも、不安そうな彼女の様子に気付くと若干気まずそうに視線逸らし。「…あー……や、悪い。大人気なかった。」無自覚に周りの男子生徒に好意を抱かせてしまいそうな彼女が心配で仕方がない。が、日頃から彼女の好意を流している自分にはそれを指摘する資格が無いのも本当なので、ムキになってしまった事に素直に反省の意を示し。 )




140: 御影 みき [×]
2024-05-18 22:32:14



部活動大変そうだよねぇ。
でも夏休みはせんせーに会えなくなるからやだ。

( 彼の言葉にご最もだと柔らかく笑ったものの、夏休みというのは余程のことがない限りこうして彼とコンスタントに会うことが出来ないのでみきにとってはあまり好きでは無いようでしゅん、と眉を下げて。夏休みも毎日会えたらいいのに、なんて小さな子供のような無茶を言うつもりは無いけれどそれでも夏休みという長い期間全く会えないというのは嫌で。彼から怖い雰囲気が消えたと思えばいつも此方を見ている視線は逸らされ、怖くは無いはずなのに不安感はさらに増して。「 …せんせ、怒ってた?なんで、? 」と純粋な夕日色の瞳で彼を見つめてはくい、と答えを強請るように彼の白衣の裾を軽く引っ張って。 )




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