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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
1285:
鳴海 司 [×]
2024-11-09 20:04:26
『それにしても、山田先輩かっこいいなぁって思って見てましたけど鳴海せんせーもかっこいいですねぇ。御影先輩が羨ましいなぁ。』
( くすくすと可愛らしく、しかしどこか小悪魔のような妖艶さをちらつかせながら隣に立つ彼女を羨んで。しかし待ちに待った結果発表、今年の優勝者に選ばれた先輩に『おめでとうございますぅ!』ときらきら笑顔でぱちぱちと拍手を送って。───「…ほんとに優勝したよ。」と、名前を呼ばれてなお事態が飲み込めていない様子の彼女に、少し離れた所から拍手を送りながら見ていればその狼狽えっぷりに可笑しそうに吹き出して。だがまさに有言実行、宣言通り優勝を手にした彼女を素直に尊敬しながらも、これでミスターコンの優勝者に選ばれなかったら何言われるか分かったもんじゃないな…と小さな溜息を吐いて。とはいえこれ以上は誰にも何も出来ることはなく待つのは結果発表のみ。どうやら観客の反応を見る限り自分のPRはそこそこ良かったようだが、それは他の参加者(特に山田)だってもちろん割れんばかりの賛辞を貰っているわけで。 )
1286:
御影 みき [×]
2024-11-09 21:08:46
せ、せんせーはだめだよ!
………………え、えまちゃん(後輩)可愛いから、男の人はみんな好きになっちゃう…。
( 可愛らしい後輩の小悪魔的な呟きに慌てて自分の想い人はダメだとストップをかけてはふるふると首を振りながら絶妙に相手を褒めながら可愛い後輩と争ったら勝ち目がないと早々に白旗。自分は2年間かけてようやくここまで彼と仲良くなれたのに、こんなに可愛い子に言い寄られてしまったらさすがの彼も揺らいでしまうかもしれないとその瞳は実に真剣なもの。だがそうこうしているうちに優勝の実感がじわじわ湧いてきたのか、「 わ、わ、ありがとうございます…! 」と舞台のセンターまで司会の生徒に連れてこられてはミスコン優勝者の証であるティアラとローブを贈呈されて。さすがに猫耳は邪魔なので外し、ティアラやらローブを装着してはそこには小さな女王の誕生。─── だがしかし、問題なのはミスターコン。みきが優勝したとなれば恐らくみきとペアを組んで自己PRをした彼と山田が有力なのだろうけれどどちらもとても大きな歓声をもらっていたので発表されるまで観客もみき自身もどちらが優勝するかはわかっていないよう。まだザワザワと騒がしい観客をよそにどこか興奮気味に結果を一足見た司会がみきの肩を抱いてテンション高く再登場をすれば、いよいよ結果発表。『 さぁいよいよお待ちかね!ミスターコン優勝者の発表です!ミスコン優勝者御影さんのキスを得られるのは、─── 生物担当の鳴海先生ー!!!!! 』高らかな優勝者発表の後、一瞬の沈黙の後に割れるような歓声と悲鳴が歓声から投げかけられれば一方のみきはぽかんと瞳を丸めたままで。 )
1287:
鳴海 司 [×]
2024-11-09 23:15:31
……………えっ?
( 何だか楽しそう(に見える)彼女と隣の女子生徒のやり取りを遠くから──もちろん内容は聞こえないが──ぼーっと見守っていれば、司会者に連れられて舞台の真ん中へと誘導された彼女はどこか輝いて見える気もして。わざわざ用意されていたであろう優勝者のための装飾品に、凝ってるなぁなんて本日何度目かの感心をしていれば、司会生徒の異様なハイテンションで紹介されたミスターコンの優勝者の名前。…なるほど、先程の彼女の気持ちがよく分かった。名前を呼ばれてすぐさま喜びを表すほど、自分も彼女も優勝そのものには大した執着をしていなかったのでぽかんとしてしまうのだろう。ミスコン優勝者とミスターコン優勝者の似たような反応に観客席からは笑いも溢れたものの、その後すぐに今日1番とも言える歓声と何故だか悲鳴も上がっていて。『はいはい、似た物同士の反応はもういいですから!先生も早くこっち来てくださいねー!』とぐいぐい司会者に引っ張られて舞台の真ん中、彼女の隣に立たされて。 )
1288:
御影 みき [×]
2024-11-10 09:09:16
……せ、せんせー、…どうしよ、ほんとに優勝しちゃった…。
( もちろん彼は優勝できると思っていたのだけれど、まさか2人揃って優勝できるとは思わずにティアラを着けたみきはぱちぱちと驚いたように瞬きを繰り返して隣の彼に助けを求めて。これでは本当にこんな人前で彼にキスをすることになってしまう、と自分としては全く構わないしむしろウェルカムなのだけれど隣の彼はきっとそうではないだろうと優勝したにもかかわらずその夕日は不安そうに揺れていて。だってさっきのPRで好きな人はバレてしまったも同然だし、きっとこれから彼も今まで以上に色んな人に自分が隣に居ればからかわれることになってしまうだろう。みき的には虫除けにもなるし申し訳ないけれど牽制になるなぁとしか思わないけれど。『 今年のキングには~~~ミスコン優勝者のクイーンから!王冠とキスの贈呈がありま~~す!! 』と司会から高らかな宣言とともにスタッフ役の生徒から王冠を持たされれば、まさかこんなにナチュラルかつ速いタイミングで“其れ”が来ると思わずにみきは緊張気味に固まって。『 あ、別にせんせーからさっきみたいにするのもありでーす。 』と何度も客席の煽りが上手い司会が一言を付け足せばさらに観客のボルテージはマックスに。どちらからするでも構わないけれどとにかく教師と生徒の禁断の恋だなんてロールプレイを見せられた後故に客席も口笛を吹いたり『 先生キスされないでー! 』『みきやっちゃえー!』『 男見せろ先生ーッ! 』等々なんとも好き勝手に客席は盛り上がっているようで。そんな中みきはやはり自分の感情よりも彼の立場や気持ちを優先したいのか、きゅう、と眉を下げてどうしようと瞳だけで問いかけて。 )
1289:
鳴海 司 [×]
2024-11-10 10:07:20
ほんとまさかだよ…、
お前はまだしも教師枠の優勝なんて☆先生が最初で最後だと思ってたんだけどなぁ。
( 彼女ならば納得だがむしろ自分はどこまでいってもネタ枠扱いだと思っていたと、お互いの思考が見事に真逆なことには気付くはずも無く。とはいえキスという副賞があるのを知ったうえで参加した(正しくはさせられた)こともあり、ここまできてしまえばもはや腹を括る他なく。しかし思いのほか彼女の反応が静かなことには違和感を覚えており、それがまさかこちらへの影響を気にしてのことだとは少しも思う事なく純粋にさすがの彼女も羞恥心があるのだろうかと的外れの推理を。ならばこの場をどうしたものかと考えていれば、司会者からのさり気ない一言──本人的には煽りのつもりなのだろうが──が助け舟のように思えて。自分の本音を言えば、どちらがするにしても気持ち的に嫌だと思うようなことはまったく無いのだがただお互いがお互いの気持ちを優先してしまっているが故に現状足踏み状態なわけで。いつまでもここで大衆の目に晒されているわけにもいかないので、観客からの色んな声に耳を傾けながらも「いーよ御影。俺がする。」と彼女にしか聞こえない程度にぽつりと呟いて。そのまま返事を待つ事なく綺麗にセットされている髪を崩さないようにそっと彼女の頭に手を添えては、頬でも再びの手でもなくその小さな額にちゅ、とキスを落として。 )
1290:
御影 みき [×]
2024-11-10 11:07:18
─── …へ、?
( どうしよう、こんなに人前だしご褒美のことなんにも言ってないしもしかしたら困ってるかも。そんな思考が渦巻く中でふと彼から降ってきた言葉はみきのとっては青天の霹靂。その言葉の意味を理解することなく優しく彼の手が後頭部に回れば額に降ってきたのは先程の手の甲に感じたものと同じ柔らかい感触で、ちゅ、と軽いリップ音が聞こえたのとほぼ同時に客席からは今日いちばんの大歓声が湧き上がり。きゃあきゃあとはしゃぐ女子の声や、盛り上がっている男子の声、それから悲鳴にも似た叫び声の恐らく彼に恋に落ちてしまった女子たちの声。それらがまるでテレビの中の音声のように遠くに感じて、みきはまだしっかりと彼の唇の感触が残っている額に王冠を持っていない手を添えては彼を見つめたままへにゃへにゃとその場に力なく座り込んで。じわじわと顔に熱が集まっている感覚と、だんだんと事態を理解して高鳴っていく心臓の音があまりにもうるさくて、「 え、…な、…せ、せんせー、…。 」と羞恥から潤んだ瞳を彼から逸らせないままぽそりと彼を呼ぶことしか出来ず。 )
1291:
鳴海 司 [×]
2024-11-10 13:40:58
…一応言っとくけど、この"ご褒美"のことは知ってたからな。
( へなへなと力無く座り込み潤んだ瞳でこちらを見上げることしか出来なくなっている彼女の手から、本来その手で被されるはずの王冠を取って自らの手で頭に被せてはちろりと舌を出して。彼女に向けられた言葉は客席からの(悲鳴混じりの)大歓声のおかげでしっかり彼女にしか届いていないだろう。司会の生徒へ「これでもうやる事終わりだよな?」と確認を取りながら、未だ座ったままの彼女にはくすくすと笑いを零しながら「大丈夫か?」と立ち上がらせるべく手を差し伸べて。自らの意思で参加した訳ではないとはいえ、ここまでの盛り上がりに貢献できたのであれば上等だし本音を言えば優勝者の副賞を他の誰にも渡すことなく受けることができたのも結果としては最良だろう。 )
1292:
御影 みき [×]
2024-11-10 15:49:17
!?!?
な、しって、…え、い、いつから…!?
( するりと手の中から外れた王冠はそのまま彼の頭にまるで突然のように収まり、ちろりと悪戯っぽく舌を出した表情の彼の言葉は更にみきを混乱させるには充分すぎるもので。王冠似合う、かっこいい。だいすき。と当たり前のようにそんな彼にきゅんきゅんとときめいているのも含め、知ってる上で自分の“優勝してね”というなんとも身勝手なお強請りに応えようとしてくれていたのかと思うと、先程のPRの演技の彼がふと脳裏に蘇ってはみきの鼓動をさらに早めさせて。あまりに自然に差し出されただいすきな手に揃いの薬指の黒い線が描かれている左手をそっと重ねてそのままゆっくり立ち上がれば、そんな動作すらもスマートな彼の様子にまた女子生徒からの黄色い悲鳴が。「 だ、だいじょぶじゃない…心臓壊れちゃう…。 」と額を片手で抑えたままふるふると真っ赤な顔で首を横に振ればいつかとおんなじようなことをウブにぽそぽそ答えて。自分がキスをする分には全く恥ずかしさもないしむしろ喜んでするだろうけれど、まさか彼の方からご褒美が貰えるとは思っていなかったためどきどきばくばくと未だ静かになってくれそうにない心臓をそのままに大盛り上がりの観客の方を見ては恥ずかしそうにふい、とそっぽを向いて。 )
1293:
鳴海 司 [×]
2024-11-10 21:44:13
さあ、いつからだろうな?
( 照れたり慌てたり、くるくる変わる彼女の表情はいつまで見ていても飽きるものではなく可笑しそうにくすくすと笑いながら首をこてりと傾げて。彼女のこれまでの素振りを見るに、このご褒美は完全にサプライズの予定だったのだろう。とはいえ実際に優勝してしまったことでそれが現実のものとなれば、少しは尻込みしてしまう気持ちも分からなくもない。漸く立ち上がれた彼女は今までに無いほど真っ赤で、そんな状態ですらも愛おしくて仕方がない。さり気なくお揃いになっている薬指はやはり誰にも気付かれることなく、『えー、ではこれでミスコン&ミスターコンイベントは終了となります!参加者の皆さんお疲れ様でした!では、今年の優勝者にもう一度大きい拍手をお願いしまーす!』との司会者の一言で、それまでも充分賑やかだった観客席から一際大きい声援とさらに大きな拍手が沸き起こりイベントは大盛況に幕を下ろして。 )
1294:
御影 みき [×]
2024-11-10 22:45:39
っ、…!!
( のらりくらりといつからご褒美のことを知っていたかの問いを躱した彼に目をまん丸にしたものの、想い人のこてりと首を傾げる仕草でさえ可愛くてときめいてしまう単純な脳はなにか言葉を発することも出来ず。そうこうしているうちにいつの間にやらミス、ミスターコンが大盛況のうちに幕を閉じれば観客からの大きな拍手と声援にぺこ!と真っ赤な顔のまま頭を下げて。それから彼と共にステージから降りた後、くい。と彼の白衣を引っ張ってはそのまま『みきおめでとー!』『キス写真あとで送ったげるからねー』なんでクラスメイトたちの声への返事もそこそこに取り急ぎ人気の少ない場所に移動して。未だ熱さの収まらない赤い頬のまま彼を潤んだ瞳でキッ!と見上げては「 あ、あんなにかっこいいのは聞いてません! 」と褒めているんだか苦情なんだかどちらとも付かない言葉を第一声。だってあんなに怒った演技はぼろぼろだったのに、人前で触れてくるのは無かったのに、ご褒美のキスなんて知りませんみたいな反応してたのに、色んな文句が出てくるけれどみきとしてはやはりその一言に今の言葉の全部が詰まっているようで、いっぱいいっぱいになってしまったときめきのキャパは未だ余裕ができそうになく。 )
1295:
鳴海 司 [×]
2024-11-11 00:24:07
───…っふ、何だそれ。
( 終わってすぐさま王冠を運営側に返そうとしていた矢先、彼女から無言で且つ何処か圧を感じるように裾を引っ張られたことで返還は叶わず。数名の生徒や一般客からはさっそく優勝者と記念写真をと声を掛けられたもののそれらはさり気なく躱し、彼女に誘われるがままに着いていけば先程までの賑わいから外れた人気の少ない比較的静かな場所へ辿り着き。到着するやいなや開口一番に掛けられた言葉はポジティブともネガティブとも取れる微妙なもので。ぽかんと一拍置いた後、そのちぐはぐさが何だか可笑しくてつい吹き出してしまい。「えーっと……、褒めてくれてんだよな?たぶん。」くすくす笑いを隠す素振りもなく、赤い顔と潤んだ瞳のおかげで何も怖くない睨みを効かせてくる彼女へと念のための確認を問いかけて。 )
1296:
御影 みき [×]
2024-11-11 05:37:12
ほ、褒めるし怒ってる!
( こちらとしては実に真剣に言っているのにくすくすと楽しそうな笑顔を浮かべる彼にまたムキャ!と威嚇をしてはどちらの意味も兼ねているのだと正直に答えて。だってあんなにカッコよかったらいっぱい好きになっちゃう人いるもん、きっと今日だけで色んな女の子が好きになっちゃった、と言葉にはしないものの胸に湧き出てきたもやもやとした独占欲を表すように彼の白衣を掴んでいた手はゆっくりと彼の左手の薬指に移動されて。優勝してと強請ったのは自分なのに、いざ圧倒的なイケメン力(いけめんぢから)を他の人にまで見せつけられるとモヤモヤしてしまうのは乙女の難しいところ。「 ……ちゅうだって、みきがしたかった、 」ぷく。と柔らかく膨らんだ頬をそのまに小さな小さな声でぽそりと呟いたのは、優勝の副賞であるキスの件。だってきっと☆先生のようやキャラクターらまだしも彼からしてしまったらこれからそれなりに色んな人にからかわれるのは目に見えてるし、自分からしたらいつもの好きが暴走しただけかで終わるのに。…あと他の人にせんせーはみきのだって威嚇できたのに。みきはきゅ。と手に小さく力を込めてはぽやぽやと火照った顔をそのままに分かってるの?と言いたげに彼を見つめて。 )
1297:
鳴海 司 [×]
2024-11-11 08:11:10
えぇ……、
…優勝しろって言ったのお前なのに?
( 褒められているのならば喜ぶべきなのだろうが怒られてもいるとなればどうしてよいか分からず、眉を下げて困ったような笑いを浮かべながらそもそも頑張ったのは御影のためなんだぞと小さな溜息を吐いて。彼女の手が移動するのを止めることなく見ていればその行き先は左手。目立つようで意外に目立たない薬指の落書きがご不満なのだろうかと肩を竦めて。しかしどうやら彼女が拗ねている(?)のはそれだけではないようで、恥ずかしがって尻込みしていると思っていたのだが少し違っていたらしい。「別にどっちがしても一緒だろ?司会者もそう言ってたし──……あー…、もしかしてされる方は嫌、だったか?」てっきり彼女のことだからはしゃいで終わると思っていたのだが、そうでないなら考えられる事はそれしかないかもしれない。気まずそうに彼女から目を逸らして頭を掻きながら、申し訳なさそうに呟いて。その心の内が分かるはずもないのだが、自分としては本日の彼女は不特定多数から声を掛けられすぎているためその虫除けにはちょうどいいだろうという思いも込められていたのだがさすがにそれを口にすることは憚られて。 )
1298:
御影 みき [×]
2024-11-11 10:48:24
だって。あんなにカッコよかったらもっとせんせーのこと好きになる子いっぱいになっちゃうに決まってるもん…。
もっとかっこいいの抑えて優勝して…。(?)
( 彼を現在進行形で困らせているのは充分に分かっているのだけれど、恋する乙女の不安はなかなか拭われることがなくみきはむくれたままふるふると首を振って。ただでさえカッコイイのに、あんなことをされてしまえば、卒業式の後教師と生徒でなくなった時に彼とああなることを想像する女子生徒は数多くいるだろう。彼に咎められないことをいいことにそのままするりと指先を絡めてはむむむと唇をとがらせたあとにちらりと彼のダークブラウンを見上げて。される方は嫌だったか、なんて申し訳なさそうな彼の声が聞こえれば慌ててぶんぶんと首を振り「 ち、違うの!それはとっても嬉しくて、すっごくすっごく幸せだったんだけど、…。…ほ、ほかの女の子に、せんせーはみきの好きな人だって、…できるかなって。 」とだんだん言葉が尻すぼみになると同時にその瞳は恥ずかしそうに逸らされ。だって彼が良いと言ってくれたら人前だろうがなんだろうがハグだってキスだってできるし、恥ずかしいよりもほかの女の子に威嚇ができるならばみきとしては構わないのだから。 )
1299:
鳴海 司 [×]
2024-11-11 15:59:43
言ってることめちゃくちゃすぎて難しいって。
俺なんかより、お前だって優勝したことで充分にモテるんじゃねーの?……山田の件だって。
( 支離滅裂な彼女のご要望は余りにも難しく呆れるように笑うことしか出来ず。仮に自分に好意を寄せてくれる生徒が出てきたとしても、教師と生徒であることに変わりはないし卒業した後だとしても誰彼構わず良い顔をするほど自分は出来た人間ではない。…とはいえもう優勝してしまっているわけで何を言っても後の祭り。そもそも彼女だって、というよりむしろ彼女の方が着飾っている分人目は引くし実際に声も掛けられていたうえ、最後に何を話していたかは分からないがPRタイムの山田は明らかに演技ではなかったと傍から見ていてもはっきりと分かるほどだったので。言い淀むことなく否定の言葉を出してきてくれる辺り決して嫌がっていたわけで無いことが分かれば、とりあえずそれにはホッと安堵の息を漏らし。さらに恥ずかしそうに本音らしき言葉を呟く彼女にきょとんと目を丸くしては「………今更じゃね?」とポロリと一言だけが零れて。日頃からあれだけ懐いてきている状態を見れば、わざわざキスやハグで牽制をしなくても大抵は見れば分かるのでは…と首を傾げて。 )
1300:
御影 みき [×]
2024-11-11 19:15:12
みきは別にモテたりなんて、……へ、山田くん?
……あ、PRの!すっごく素敵だったよね、みききゅんきゅんした!
( ぷく、と頬を膨らませていたものの彼からふと飛んできたクラスメイトの名前にきょとん、と目を丸くして首を傾げ。そういえばさっきの自己PRは彼も見ていたのかと思い出せばその件だろうと当たりをつけてへにゃりとその頬はようやく緩んで。まるで絵本の中に出てくる王子様のようにかしずいた山田くんは服装も相まっていつもよりもずっとずっとかっこよく見えたなぁと思い出せばなぜ突然山田が、というような不思議そうな瞳でちらりと彼を見て。なぜだかキョトンとした顔で今更だと零す彼に今度はこちらがキョトンとしてしまえば「 だ、だってこれはみきが一方的に懐いてるだけだし…取り入る隙もない!ってくらいじゃなきゃ取られちゃう……。 」と、自分がいつもしている告白だったりスキンシップは“あくまで自分が好き勝手しているだけ”なのでなんの牽制にもなっていないのではと不思議そうに夕陽を瞬きさせて。 )
1301:
鳴海 司 [×]
2024-11-11 19:53:53
あいつ最後に何か言ってただろ。
いいのか?行ってやんなくて。
( 彼がわざわざ煽りに来てくれたことでこちらも正面からその勝負に応え、その結果として優勝を手にすることが出来たので。確かにヨレヨレの白衣を着た自分なんかよりも、ビシッと決めていた彼の方があの場で彼女の隣に立っているのは非常に絵になっていた。そんな山田が彼女に対して本気の想いをぶつけている様子を見た側からすれば、すべてが終わった今気にならない筈もなく。何を言われたのだろうという好奇心はさすがに野暮なのでそれは蓋をしておいてもいいのだが、あのように大衆の前で公開告白(自分も似たようなものだが)をした相手を無下にするほど男として廃れてはいないので。まさかのキョトン返しに一拍考える間を置いた後吹き出せば、「──…いやいや、あれだけ四六時中一緒にいるんだから充分取り入る隙なんか無いんじゃないか?」くすくすと笑いを零しながら、意外に独占欲が強い彼女の一面すらも愛おしく感じては未だにキョトンとしたままの夕陽色を優しく見つめて。 )
1302:
御影 みき [×]
2024-11-11 20:43:04
、……本気だって、言ってた。
みきがせんせーのこと好きなの分かってるけど、考えて欲しいって。
……みきが今行って良いのかな。文化祭、辛い思い出になっちゃわないかな。
( 彼の言葉を聞いてそっと長いまつ毛に囲われた瞳を伏せれば、そのままぽつりぽつりと呟くように先程山田に伝えられたことを零して。彼と絡めたままの指は不安げに力が込められて、それからみきの視線は互いの薬指に書いてある指輪のような黒い線をじっと見つめておりどこか不安そうな心配そうな色が滲んでいるのはきっと本人にも無自覚。だってきっと今山田の元へ駆け付けても色良い返事はしてあげられないし、それによって彼の文化祭が台無しになってしまう可能性だってある。みき自身もどうしたらいいか分からないのか苦しそうに眉を下げては、自分の肩にのしかかったローブとティアラがなぜだか酷く重く感じてしまい。こちらはなんとも真剣なのだけれど、なぜだかくすくすと可笑しそうに笑いだした彼にみきの不思議そうな瞳はさらに丸くなり。確かに自分が四六時中一緒に居るのだから、彼に近寄る隙はそもそもないのかも…?とこてりと首をかしげつつ考えなおせば、優しさの中にどこか愛情のようなものを感じてしまうほど暖かくて穏やかな彼の視線に「 じゃあ、みきがせんせーにちゅうしなくても…最初から“せんせーはみきの!”ってしてたってこと…? 」とぱちぱち不思議そうに瞬きを繰り返す夕陽色で見つめ返しながら分かりやすく噛み砕いてみて。じゃあちゅうする必要も無いか、と言われればそれはそれでちょっぴり残念なのだけれど。 )
1303:
鳴海 司 [×]
2024-11-11 21:54:14
───そっか。
んー……俺がもし山田だったら、そこまで腹括って決意したんならむしろ気を遣われてその後何も声掛けられない方が寂しいかもな。
……それに、あいつはきっとそんなヤワな奴じゃねーと思うよ。
( 彼女から告げられた山田の一言はずっしりと重く、それでいてその強かさには素直に尊敬の念を抱き。仮に自分が同じ立場なら彼のように行動できただろうか。…いやきっと自分の気持ちに蓋をして押し留めて、相手の幸せをだ何だと綺麗事を並べ立てて自分が傷付きたくないがために最初から諦めているだろう。そう考えるとやはり山田のことは純粋に凄いと思うし、生徒から大切なことを学んだように感じて。そんな相手を気遣って悲しそうな表情を見せる彼女の優しさに薄く微笑んではティアラを避けてその頭を優しくひと撫でし、山田なら大丈夫だよと信頼に満ちた言葉を呟いて。どこか物足りなさそうな彼女の様子には気付いたものの、「そういう事だな。番犬だ番犬。」と、なお可笑しそうに笑い。そもそも入学早々に相手のことをよく知らない状態なのに告白をするような人物が噂にならない訳がなく、さらに言えばその後も挫けることなくひたすらアタックを仕掛けられているわけで。夏頃にはそんな事を知らない1年生はたくさんいたが、2学期も終わりに近くなる今の時期にはすでに1年生の大半も彼女の存在は知っていることだろう。そしてそんな彼女がいつも隣にいるならばそれだけで充分虫除けアピールにはなっているわけで。 )
1304:
御影 みき [×]
2024-11-11 22:53:49
、うん!
みき、ちゃんと自分の気持ち言ってくる。
…山田くんの気持ちはすっごく嬉しいけど、みきはせんせーのことが好きだからって。ごめんね、ってちゃんと言ってくる。
( ぽん、と頭に乗せられた大好きな手が優しく撫でてくれればそわそわとした不安はあっという間にどこかに消えてしまい、自分でも知らぬ間になにだか山田くんと距離が縮んでいるような気がする彼の言葉に勇気付けられればこくん、と小さく頷いて自分の気持ちを正直に吐露して。そうと決まるが早いかするりと彼の手を離せば何かを決意したようなきらりと芯のある真剣な夕陽を彼に向けてはぱたぱたとローブをはためかせながら、チリチリと首元の鈴を鳴らしながらきっとまだステージの近くにいるであろう山田の元へ走っていき。番犬、と誠に不本意ではあるけれど結果的に見ればあながち間違いでもないあだ名にぷく!と柔らかい頬を膨らませたものの、でも正直その番犬と呼ばれても違和感のない人間がそばにいることを彼が嫌がっていないのであればみきはそれでいいしもっと言ってしまえばその番犬が効果があるのであればなんの問題もなく。 )
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