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せんせい、あのね。(〆)/2211


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2188: 御影 みき [×]
2025-06-18 15:28:25





っ~……い、いじわる…!!
今は全然めんどくさいお顔じゃないもん、楽しそうなお顔だもん…!!


( どこまでも楽しそうにみきを見つめる彼のダークブラウンは、優しいけれどちょっぴりいじわるで。彼に見つめられているお顔と捕まえられた手がまるで発熱してしまったかのように熱くて頭がくらくらとまわるのに、不思議と目の前の彼から目を離すことが出来ない。そんな魔法にかけられてしまったかのようなみきの体も彼の手がするりと離れれば魔法が解けたのかおぼつかない足取りで数歩だけ後退り、ようやく唇からこぼれた言葉は彼の言葉に意義を唱えるものとどう考えても今の彼は“よく鳴るおもちゃを弄んで楽しんでいる彼”にしか見えないと抗議するもの。それからドキドキとどうしようもなく高鳴って煩い心臓と未だ彼の手の熱が抜けない自身の手から意識を遠ざけるために ─── あとこんなことが続いたら心臓が持たなくなってしまうので ─── もうすっかり帰り支度の終わったスクールバッグとお菓子たちの入った紙袋を手に取れば「 い、いじわるするせんせーなんて知らないんだからね!もう遅いから帰る!またあした!大好き! 」と照れ隠しに怒っていても拗ねていても威嚇をしていても最後の一言だけは欠かさず付け足したあとにふい!とそっぽを向けば、真っ赤な顔が未だ収まらないみきはそのままぱたぱたと騒がしく帰宅していき。 )




2189: 御影 みき [×]
2025-06-18 15:30:41




( / 表示バグが直ってない…!!
別端末から上げてみますがこれで上がってなかったらすみません…!! /蹴推奨 )




2190: 鳴海 司 [×]
2025-06-22 14:50:37




はいはい。
気をつけて帰れよー。

( 少し押せばあっという間に形成逆転。何の反撃もできずに真っ赤な顔でただ逃げ帰ることしかできなくなってしまった彼女の背を見送ればひらりと手を振って。パタパタと遠ざかっていく足音を聞きながら、照れ隠しではあるがあれほどぷんすこと怒りを露わにしていてもブレることのないお決まりの捨て台詞はやはり可笑しくてつい頬が緩んでしまい。──もうすぐ春。彼女が3年生になってもこの騒がしい毎日が続くのだろうなんて漠然と考えてはいるが、それをどこか楽しみにしている自分に対しても呆れたような笑みを零して。 )


~~~~~


( 4月。スポ大や文化祭の時など、騒がしくも懐いてくれていた3年生たちは無事卒業。少しだけ寂しくなったような気がしなくもないが、本日は新たな年度となった学校で始業式の後に入学式を控えた忙しい1日。着慣れないスーツを着てネクタイを締め、慌ただしくなる前にと準備室にて生き物の世話を。貼り出されたクラス替えの用紙を見て騒いでいるような声が外から聞こえてきたことで在校生の登校を確認すれば、新しいクラスってそわそわするよなーと自分の学生時代をふと思い出しては懐かしんだりしてみたりもして。 )




2191: 御影 みき [×]
2025-06-22 19:49:50





せんせーおはよ!
ねえねえ聞いてさっき1年生の男の子に入学式のみきみたいなこと言われ、 ─── 。


( 春。それは別れの季節でもあり新しい出会いの季節でもある。みきが入学してからずっと(冷やかしつつも)彼への恋心を応援してくれていた3年生のお姉さまたちが卒業し、次はみきたちが最高学年として後輩たちの面倒を見る番。無事に大好きな親友や仲良しの山田くんとは同じ3-Bにクラス分けされて気分は上々なみきは、今日晴れて同じ学校の仲間となる新1年生に昇降口にて制服の胸元にお花をつけてあげる役目を全うしている最中にお花をつけてあげた新入生の男の子に『先輩!一目惚れしました!好きです、付き合ってください!』となんとなく2年前を彷彿とさせる告白を投げかけられた話を始業式が始まる前にどうしても彼に話したくて、今日は下ろしっぱなしの黒髪を揺らしてきらきらと楽しそうな笑顔を浮かべながらいつもの如くノックも無しにがらりと生物準備室のドアを開け…たと思えばみきの夕陽色の瞳に入ってきたのは大好きな人のスーツ姿にぴしりと固まって。そりゃあ今日は大切な行事ごとなのだからいつもスーツを着ていない教師陣もスーツなのはなんとなく例年通り理解はしているものの「 す、スーツだぁ…!! 」と古今東西老若男女問わず好きな人のスーツ姿なんて嫌いな人は居るはずもなく(諸説あり)、みきはぽわぽわと薄紅色に染まった両頬を手で抑えながらめろめろと彼にハートを飛ばしては“かっこいい” 、“すき” 、だなんて言葉に出さずとも何を考えているか分かってしまう夕陽色の瞳で彼を見つめて。 )




2192: 鳴海 司 [×]
2025-06-22 21:16:57




おー、おはよ。
あとお前はいつになったらちゃんとノックを──…?なに。

( ぱたぱたと響くいつもの足音。それが扉の前で一瞬止まるのもいつものことで、相も変わらずノックも無しに開かれる扉に慣れてしまってはいるもののそれはそれ。ちょうど餌やりを終えて片付けをしていたところで、3年生へと無事進級した彼女の変わらない一面に一応形だけは咎めるように注意の言葉を零して。そのまま視線をゆっくりと彼女の方へ向ければ、ほんのりと頬を染めて固まった様子の相手とぱちり目が合って。一拍置いて彼女から発されたのはやはり装いについてで、普段着慣れないこともあってかあからさまな好感情をダダ漏れにこちらへと向けられる夕陽色が何だか擽ったく感じてしまう。「…、そりゃ式典のある日くらいは着るから。つーか卒業式もあったんだから比較的最近見たばっかりだろ?」と、やれやれと呆れたような溜息は毎度ここまで新鮮な反応を貰っていることへの照れ隠し。確かに着る機会は少ないとはいえ、スーツを着るたびこんなにも"好き"を前面に出されるとどうにもむず痒くなってしまうのも本音で。 )




2193: 御影 みき [×]
2025-06-22 23:39:04




好きな人のスーツ姿はいつ見てもキュンキュンするものなのー!
…んふふ。かっこいい。

( 自分が伝えたかったこともすっかり忘れてそのまま彼の元へ歩み寄れば、勝手に緩んでしまう頬を隠そうともせずえへえへと微笑みながら“最近見たからと言って耐性がつくわけではない”と自身の瞳に想い人のスーツ姿を焼き付けるようにきらきらとした夕陽色は彼を写し続けて。もちろんいつもの白衣姿はよく見知っている彼の姿なので安心感があって大好きだし、ほかの生徒は見ることが滅多に無いであろう彼の私服姿はまるでモデルさんのように格好良くて大好きなのだけれど、彼のスタイルを際立たせ大人の色気すらも感じるスーツはまた特別なもの。更に1年に数回しか見られない限られたものだと考えれば尚更だ。みきはいつもと白衣の感触とは違うスーツの裾にちょん、と触れれば「 春はせんせーのスーツ姿が2回も見られるから幸せな季節だね! 」 だなんていつもの如く恥ずかしげもなくさらりと述べてへにゃへにゃと笑い。そんなみきの姿はとても幸せそうなものだが、きっと夏も秋も冬も彼の隣にいられるのならどんな季節でもみきは幸せに感じてしまうのだろうということは言うまでもなく。 )




2194: 鳴海 司 [×]
2025-06-25 15:30:04




…ふ、何だそれ。
ずいぶんお手軽な"幸せ"だなぁ。

( 普段見られない装いというのはそれだけで特別感が増すというのは、きっと本来ならば目にする機会もないであろう彼女の私服姿だとかを知っているからこそ確かに分からなくはない。そんな気持ちを隠すことなくどこまでも真っ直ぐ伝えられれば、気恥ずかしくはあるがもちろん嬉しく無いはずもなく。柔らかく緩んだ笑みを浮かべる彼女に絆されるように、たかだかスーツを着るというそれだけでこんなにも喜んでくれる彼女に向けて薄く微笑み。「そういやさっき何か言いかけてなかったか?」ちらりと壁に掛かった時計を見ればまだ時間には余裕がある。すぐに追い返す必要が無いと分かれば、裾に触れる彼女の手から離れすぎないよう自分の手の届く範囲で片付けを再開しつついつものようにお喋りに興じようと。 )




2195: 御影 みき [×]
2025-06-25 19:12:30




!そうだった!
あのね、さっき新入生の子にお花つけるお仕事してたんだけどね、新入生の男の子に『一目惚れしました!付き合ってください!』って言われたの!

( 彼の裾を掴む手に何も言及されないことに嬉しそうにまた頬を緩ませたものの、彼の言葉に漸くこの準備室に来た理由を思い出しては幼い子供が大人に聞いて聞いて!と舌っ足らずながらお喋りをするようににこにこと楽しそうに先程の出来事を彼に報告して。こちらを見つめるきらきらとした真っ直ぐな瞳と今すぐにこの感情をこの人に伝えなければ後悔するというどこか焦燥感にも似た色の滲んだその声色は2年前の入学式の際に自分が彼にぶつけたものと全く同じだろう。…唯一違うとすれば、告白した相手にはもう心に決めた人が居るということくらい。みきは掴んだままの彼のスーツの裾にくい、と緩く力を込めては「 初めてせんせーと会った時にみきもおんなじようなこと言ったなぁって思い出してね、なんだかすっごくせんせーに会いたくなって会いに来ちゃった! 」 だなんて呑気に笑ってみせて。告白をされたことよりも自分たちの初対面のことを思い出したことを伝えたいその夕陽色の瞳は他の誰でもない彼だけを真っ直ぐに見つめており、報告ついでに大好きも伝えたくて来ました!と言わんばかりの笑顔はいつもと変わらぬきらきらとした彼への愛情に溢れたもので。 )




2196: 鳴海 司 [×]
2025-06-27 15:30:43




…………へー。
たとえ一目惚れでも出会い頭で告白するなんて猪突猛進な奴、お前以外にもいるもんなんだな。

( 想い人に対して別の人物から告白を受けたなんて話題を振るのは相手の反応を見るためだったり等の駆け引きが少なからず発生する…はずなのだが、彼女に関してはそんなことを微塵も考えていないことくらい分かっている。きらきらと輝く夕陽色が映すのは着慣れないスーツに身を包む自分のみで、同じくきらきらと輝く瞳で彼女に告白をしたらしい男子生徒などすでにそっちのけ状態なのだろう。自らがした事を今度は経験する側にまわり、そのデジャヴに浮かれて思い出を振り返るようにやってきた彼女はどこまでも一途で素直で。そしてそんな彼女の想いが揺らぐことなど無いと、この2年間のおかげで変な自信がついてしまっているため「…で?答えもあの時と一緒?」と、ぽつり。厳密に言えば断り文句は違うだろうが、YESかNOかというところではきっと同じ答えだろうと。ただわざわざそれを問うことに対して、彼女の報告をどこか面白くないと思ってしまっている自分がいることには気付けていないのだが。 )




2197: 御影 みき [×]
2025-06-27 18:46:36





んふふ。
やっぱりね、好き!って直感したらそれを伝えちゃうものなんだよ!

( 彼があの時驚いていたのと同じように、きっと自分も1年生に好意を告げられた時は嬉しさや照れよりもまず驚いた顔をしていたのだろう。けれど残念ながらその言葉を告げられた途端に返事よりも先にみきの脳裏を過ったのは2年間ずっと想い続けていた彼のことで、『せんせーもあの時こんな風にびっくりしたのかな』とか『おんなじように誰かを思い出したりしたのかな』とか、目の前の真っ直ぐな目をした1年生よりもみきの心の中は彼でいっぱいになってしまったのもまた事実。勿論恋の駆け引きなんて全く知らないみきはなんの躊躇いもなくキャッキャと共通の思い出に花を咲かせるように楽しそうなのだけれど、ぽつりと零された言葉に引き寄せられるように彼の方に視線を戻せばそこにあったのは他の生徒では気付かない程の小さな違いであるけれど“面白くない時の顔”をした彼で。2年間ずっと彼の元に通いつめていた恋する乙女は本人の知り得ない感情の機微すらもすっかり分かるようになったらしく、そんな彼の表情にきゅん。と胸を高鳴らせながらも彼の服の裾をくい、と引っ張っては「 せんせーとは違うお返事したよ。─── ……大好きな人がいるからごめんなさい、って。 」 と堪えきれない愛おしさがいっぱいに滲んだ声でそっと囁いてはふわりと笑って見せて。…だからそんなお顔しないで、なんて言ったら彼はきっと困るのだろうから、それはみきの心の中でそっと付け足すだけに留まり。 )




2198: 鳴海 司 [×]
2025-06-30 21:18:05




──ふ、脳と口が直結してるもんな御影は。

( 思い立ったら即行動、というイメージの強い彼女はやはりそのままで。そんな彼女と同じタイプだろう新1年生の話をしていたはずが、いつの間にか脳内を占めていたのは2年前に同じ行動を取ったことから始まり日頃から猪突猛進に好意を伝えてきてくれる彼女のことばかり。言葉こそ軽口のようなものだが無意識に緩む口元と共に、可笑しそうに細められた双眸をちらりと彼女に向けて。…とはいえ、何だか胸にもやついてしまうものがあるのも事実。顔や態度にこそ出していない(と思っている)が、引っ張られるがままに耳を寄せればそこに届いた囁きは優しい甘さを含んだもので。ぱち、と瞬きをひとつした後、一拍置いてじわりと熱を持った気がした耳を彼女から遠ざけるように姿勢を正せば「……、…あ、そ。」と、一言零すのみ。2年前の自分は目の前の生徒があまりにも理解不能で、『え。無理ですけど。』なんてまさに脳から直結したままを言葉にしてしまっていた気がする。そんな自分の冷たい断り文句とは別だが、実際に彼女には想い人がいるわけなのだから決して間違いではないわけで。だが馬鹿正直にそれを教えられれば、分かっていても少しばかり心が跳ねてしまったのは内緒。 )




2199: 御影 みき [×]
2025-07-01 11:24:13






う゛…。
が、我慢出来る時だってあるもん。

( 脳と口が直結している、とは馬鹿正直に素直なみきを表すにはまさにその通りの言葉で、みきは愉しそうに細められた彼のダークブラウンにぎくりと肩を跳ねさせてはその双眸から逃げるように視線を逸らしながら両手の指を所在なさげにいじいじ絡ませて。そりゃああの時は出会い頭になんの脈略もなく一方的な気持ちを押し付けてしまったけれどそれは今よりも子どもだったからで、今はちゃんと状況を見て発言を我慢出来る時だってあるのだ。…彼の前では我慢できない時がほとんどではあるけれど。甘さをたっぷり孕んだ答えはどうやら彼の“面白くない”の気持ちを少しは減らせたようで、じんわりと血色の良くなった耳元には自覚がないままあくまでなんにも気にしていませんといったスタンスを取り続ける彼がどうしようもなく可愛くて愛おしくて、みきは勝手に緩んでしまう頬をそのままに「 そうだよ、みきが好きなのは今までもこれからもせんせーだけだもん。……安心した? 」とナチュラルに未来まで織りまぜた気持ちを零しながらにこにこと彼を覗き込んではちょっぴりいたずらっぽい声色で問いかけて。あの頃は告白してもピシャリと跳ね除けられるだけだったのに、いざ自分にべったりだった生徒が違う誰かの元に行きそうになったら面白くないと思ってくれる(だけだとみきは思っている)彼のちょっぴり素直じゃない可愛さにみきはまた新鮮にときめいているのか、その夕陽は誰が見ても幸せそうで。 )








2200: 鳴海 司 [×]
2025-07-04 21:28:20




そうか?
俺それまだ知らないけど。

( 反論は自信満々…というわけではなくむしろその逆。そんな姿がやはり可笑しくてくつくつと喉を鳴らして笑ってしまえば、その少しだけ意地悪さを含んだ笑みのまま小首を傾げて。勢いをそのままに好意を告げられた入学式から丸2年。躱せど退かない彼女の真っ直ぐな猛攻は、3年目ともなれば確かに少しばかり落ち着いたような気がしなくもない。そういう意味で言えば少しずつ大人になってきているのだなと感じることもあるのは事実なのだが、きっとそれを伝えればまた調子に乗せてしまいそうなので敢えて何も言ってやらない。まるで拗ねた子供を宥めるかのような言い方にバツの悪さを感じながら「…安心って──…あーもう。いつまでもこんなとこで油売ってないでそろそろ教室戻れって。今日は俺も忙しいんだから。」と、放っておけばいつまでも話に花を咲かせてしまいそうな彼女から視線を逸らしたまま、窓の戸締り等を確認したりと自らも退室の意思を示して。 )




2201: 御影 みき [×]
2025-07-05 09:20:41





、……だって。
せんせー相手だと、我慢できないんだもん…。


( 表情を見ずともこういう時の彼がどんな顔をしているのかなんてみきには簡単にわかってしまう。そもそもこんなに我慢できないのはせんせーがこんなにもみきのことメロメロにするからだもん。なんて言わんばかりにみきはつん、と拗ねたように唇を尖らせながら言葉を返しては、とは言え今年こそ彼へのわがままだったり無茶なおねだりを減らそうと心の中で密かに決意をひとつ。…したのだけれど、残念ながらそれが結果に結びつかなかったと分かるのに時間はさほどかからないだろう。ニコニコと楽しそうな笑顔のまま彼の反応を伺おうとしていたものの、この時間の終了を促す彼の言葉に「 !そうだった!…ごめんねせんせー、お邪魔しました! 」とはっと我に返って時計の方へ目をやればそろそろ自分も教室の方へ戻らねばならない時間。更には教師陣の忙しい時間をこれ以上邪魔してはいけないと妙なところで気遣いが発揮されればみきはぱたぱたと相変わらず忙しない様子で扉の方へと駆けながら「 また放課後にね!だいすき! 」と今日は生物の授業がないのでこの後彼に会えるのは放課後だろうと放課後にまた来る旨と案の定堪えられなかった大好きを付け足しながら教室に戻っていき。 )







『 ねぇみき、今年の担任誰だろーねー。 』
ね!でも厳しくない先生がいいなぁ。修学旅行も一緒に行くし!

( わいわい、がやがや。始業式が無事に終わり教室に戻ってきた生徒たちは実に賑やかで、担任は誰かやら昨日面白いショート動画を見つけたやら好きな人とクラスが離れたやら、今日は一限目が始業式で二限目がLHRなので生徒たち自身も気が楽らしく新しいクラスメイトたちと早速交流を深めているようで。みきも例外なく近くの友人たちと会話に花を咲かせているものの、会話のネタはもっぱら担任は誰かという話題。始業式ではおじいちゃん先生が整列させてくれたけどどうかな、☆先生だったらいいなぁ、ゴリ先だけは嫌!だなんて周りの女子たちと共にきゃっきゃと好き勝手予想を立ててはいるものの、『ま!みきは☆先生よりも担任になって欲しい先生いるもんねー?』『今朝も会いに行ったんでしょ?』「 んふふ、そうなの!スーツのせんせーもかっこよかったぁ~…! 」と友人からのからかいにも照れることなく馬鹿正直に今朝の想い人を思い返してはへにゃへにゃと頬を弛めて。…そもそも面倒くさいのが嫌いな自分の想い人は担任だなんて引き受けたがらないだろうということ前提は思考の隅に追いやっておき。 )





2202: 鳴海 司 [×]
2025-07-08 11:43:50




───、お前らー。
喋んのはいいけど席につけよ。チャイム鳴ってんぞ。

( ほぼ毎日のルーティンと化している朝の襲来()も、3年目に突入すれば相手をするのも慣れたもの。…なのだが、退室を促す前に唇を尖らせながら呟かれたのは今までで1番といっても過言ではないかもしれない一言で。好意があるのを分かっているからこそ攻撃力の高いその台詞は彼女が部屋を出た後にじわじわと熱をもたらすには充分で、「……ほんと、タチ悪い…。」と零したぼやきは廊下から聞こえる喧騒にかき消されて。────始業式を終え、学年がひとつ上がった在校生たちも新たなクラスに収まった模様。3-Aでは担任となった☆先生が入った瞬間、悲鳴に近い女子の黄色い声が響く中、チャイムが鳴っているにも関わらず盛り上がっている様子の目の前の教室──3-Bのドアをガラガラと開けば未だに席を立ったままお喋りに花を咲かせている生徒たちに一声かけて。 )




2203: 御影 みき [×]
2025-07-08 20:51:02






っわ!び、びっくりした…すごい悲鳴…
『隣のクラスうるさっ』
『あーもうこれ絶対隣が☆先生だよ最悪~!』


( アイドルのライブってこんな感じなんだろうなぁといった具合の黄色い歓声はどうやら隣のクラスから。誰が担任になったかなんて見ずとも分かるこの女子たちの歓喜の悲鳴は3-Bの女子たちを落胆させるには十分な効果があったようで、先程まで前髪をせっせと整えたりマスカラを足したりとメイク直しをしていた女子たちはやる気をなくしスマホを弄り始める始末。だがしかしみきの本命は別なので、制服のポケットにいつも入れている恋守をこっそり取り出しては“担任の先生がいいだなんてわがままは言わないので、せんせーが副担任とかでありますように”と我儘なんだか遠慮しいなんだか絶妙な願いをひとつ。制服の胸ポケットに刺している雪の結晶のヘアピンも、肌身離さずつけているリボンモチーフのネックレスも、そういえば気がついたら彼から貰ったものだらけだなぁなんてふと思い出していれば、がらりと空いた教室の扉の音に導かれるようにそちらに目を向けて ─── 「 せんせー!? 」と、両手で恋守を持った状態そのままでガタリと立ち上がれば驚きと喜びでキラキラ輝く夕陽色の瞳に大好きな人を写して。 )



2204: 鳴海 司 [×]
2025-07-10 21:32:42




はいそこ、
席につけって言ってんのに逆に立たないでくださーい。

( 隣のクラスと打って変わって純粋に驚きからくる『え!?まさか鳴海先生が担任なの!?』という生徒の声には、正直自分でもまさかだよなと頷きたくなってしまう。これまで担任業に就いていた先生方の異動が重なり、新たに赴任してきた新任教師に担任を任せることも無くはないがそれはさすがに酷だし基本的には選択肢から外される。ということは、そこそこ赴任歴も長くなった自分が担任を受け持つという可能性が今までより高くなるのは必至だったのだろう。これまではのらりくらりとそれとなく躱してきたがそういうわけにもいかず、満を辞してこの3-Bの担任を任されることになったわけで。…とはいえ担任になったからといってやる気に満ち溢れたりするはずもなく、いつもの調子で教壇にあがり。そこである程度予想はしていたがやはり一番大袈裟な反応を示した彼女が可笑しくて、つい笑いそうになるのを堪えつつ着席を促して。『ね、みき良かったねえ。』『うちらからすれば当たりは☆先生だけど、みきは大当たりじゃん。』と彼女の近くに座る友人たちは、毎日☆先生を眺められる眼福タイムを得られなかった代わりに別の楽しみを得たと言わんばかりにきゃっきゃと盛り上がり。 )




2205: 御影 みき [×]
2025-07-11 11:45:33






ご、ごめんなさぁい…!

( 自分が彼に想いを寄せているというのは同じ3年生…どころか恐らく2年生も知っているであろうほどの周知の事実なのだけれど、あまりにも分かりやすい自分への彼の慣れた対応とクラスメイトからの微笑ましそうな生暖かな視線にパッと頬に朱を散らせばみきはそのまま恋守を大切そうにポケットにしまいながら静かにすすす…と素直に着席し。 どきどきと高鳴る心臓はきっと暫くは落ち着いてくれそうになく、生物の授業ではないのに─── しかもスーツ姿の ─── 彼が自分のクラスの教壇に立っている姿を見つめるみきの瞳はぽわぽわきらきらとどこか夢見心地のようで誰が見ても幸せです嬉しいですという感情がダダ漏れているのが明らか。せんせーが担任なんだ、修学旅行一緒に行ける、会いにいかなくても毎日会える(※けれどそれはそれとして準備室には足を運ぶ)、とじわじわと喜びを実感してきた乙女心はうきうきと浮き足立ち、まるで自分事のように喜んでくれる友人たちからの言葉にこくこくと何度も頷いては「 どうしよう…幸せすぎて、ふふ!勝手にニコニコしちゃう、 」とほんのり薄紅色に色付いた両頬に手を添えてふにゃふにゃと幸せそうに笑って。 )





2206: 鳴海 司 [×]
2025-07-14 22:15:20




──じゃあ改めて。
…えー、担任やらなきゃならなくなりました鳴海です。
3年生ともなると色々と考えることが増えて大変だとは思うけど、俺はこの1年平穏に過ごしたいですよろしくお願いします。

( 彼女が着席したのを見れば、若干数名から好奇の視線を感じながらこほんと咳払いをひとつ。スーツ効果でいつもよりはビシッとしてるような見目ではあるが、これから1年を共にする生徒たちに向けての挨拶は相変わらずどこか緩いもので。そもそもすでにこれまでの2年を同じ学校で過ごした生徒たちなので今更改めて固い文言を投げかけるつもりもなく、自分も比較的穏やかな気持ちでこの場に立てているのが本音。…周りの友人たちが何を言ったかは分からないが、1人だけあからさまな幸せオーラを醸し出している彼女が変な暴走をしなければ、だが。『やる気出してせんせー!』『俺は、って何だよ俺はって!』『生徒に寄り添えー!』と、気心知れた(?)男子たちからはさっそく揶揄われる始末ではあるが、それに対して「うるせー。」と適当に返すのも厳しく生徒を律するようなやり方が自分に向いてないことは重々承知しているからで。 )



( / 主様主様、少しご相談が…!(チラリ)

例の新任教師ちゃんなのですが、ただ単に同じ系統の授業担当というのみの絡みにするか、副担任に据えてしまうかで悩んでおりまして…。
どちらがよろしいと思います…? )





2207: 御影 みき [×]
2025-07-15 16:03:54




『 はいせんせー!彼女いますかー! 』
『 因みにこいつはいませーん 』
『 ばっ、言うなお前! 』

( 新学期、さらには新しいクラスに新しい担任ともなれば生徒たちのテンションが高いのもまぁ仕方のないこと。軽薄なテンションで彼へと質問を飛ばしたのは1,2年とみきとはクラスの違った男子生徒で、みきの告白騒動は知っていても未だ彼の元へ通いつめているということまでは知らないのであろうその声色はただただ純粋に絡みやすい先生へと野次を飛ばしているもので。みきはその言葉に「!」とわかりやすく反応をしては ─── その返答が何かは誰よりもわかりきっているのだけれど ─── 何故だかソワソワした期待やその回答が気になります!という気持ちが前面に出た夕陽色の瞳で彼を見つめて。 )


( /は、背後様ったら知ってましたけど天才ですか…!?!?
副担任ならせんせーと絡むことも増える(というよりもほぼ新任ちゃんの教育係的な立ち位置になる?)し、クラスの生徒たちと関わることも多いですし地獄度が増して最高ですね……!!!(ニチャリ) )




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