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せんせい、あのね。(〆)/2169


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自分のトピックを作る
2150: 御影 みき [×]
2025-04-13 15:30:18






……それは分かってるけど…。
………早く卒業したい、…

( 彼に恋をしたその時から、この恋心が彼から返ってこない覚悟はしていたはず。はずなのだけれど、実際にそれを望まずにはいられないのは恋心の厄介なところ。これ以上何を言っても彼を困らせてしまう事は十二分に分かっていてもぽつりぽつりと零れる言葉には幼い子供が拗ねるようないじらしい色が混じり、最後に呟かれたのは自分と彼の境界線が無くなる日が早く来ないかと願う小さなつぶやき。卒業したからと言って彼が自分のことを好きになってくれるかどうかなんて分からないけれど、少なくとも現行の教師と生徒という関係性ではなくなれば1ミリでも彼の心に入り込めるのではないかとなんにも知らない純白の頭では彼が今自分にどんな想いを抱いてるかなんて少しもわかっていないようで。普段から彼のお手伝いをしたりというのは完全にみきの下心が行動の根底にあるものなのだけれど、それで彼が助かっているのであれば自分も彼と一緒にいる時間が出来て彼もお仕事が助かってWin-Winだろう。だがしかし最後に付け足された事柄にパッと思わず頭に浮かんでしまったのは熱に浮かされたままどろりと蕩けたダークブラウンで自分を見下ろす彼の瞳と、それから首筋にかかる熱い吐息と、柔らかな彼の唇の感触 ─── と今でも昨日のことかのように鮮明に思い出せるそれらに思わず頬を真っ赤に染めてしまっては、ぶんぶんと慌てて首を振って頭の中からそれらを追い出したあとに「 す、好きな人が困ってたら放っておけないから!それに、胃袋を掴もう作戦実行中だから! 」 と本来ならば当の本人にバラさない方が良いのではという作戦(言うまでもなく知られているのだけれど)を誤魔化しついでにうっかりぽろり。きっと高熱で意識が朦朧としていた間のことは覚えていないだろう彼にわざわざそれを教えてしまったらきっと目の前の“先生”はどうしようもなく困ってしまうから、今はまだみきの心の奥にしまっておくとして。 )




( / アッ良かった……1人だけそんな綺麗に浄化なんてされてしまったらドス黒い欲望塗れの私が足首掴んで止めるとこでした…!あぶない!(キラメキスマイル) う、嬉しい~~~…!!そんなこと言われたら逃がしてあげられませんからねずっとここで捕まえちゃいますから…!

とんでもないです!!むしろ私に時間を与えてくださるおかげでその分妄想に大変力が入りますので結果どちらにしても脳内が潤いますので!!こちらこそ末永く(強調)よろしくお願い致しますね…!!! /蹴可 )





2151: 鳴海 司 [×]
2025-04-15 22:31:51




つっても、もうあと1年ちょっとしか無いんだからすぐだろ。
留年さえしなけりゃな。

( ぽそぽそと今の関係性から解放されることを願う彼女の呟きに苦笑しながら考えるのは未来の今頃。恋のお相手が教師だという彼女の気持ち(と自分の立場の安全性)を考えれば卒業を願うのはこちらとて同じなのだが、それと同じくらいにこの騒がしい日々が終わることを考えてしまえばほんの少しの寂しさが滲んだりもして。…そんなささやかな気持ちは心の奥の方にしまい込んで、わざとらしいほどに意地悪な笑みを顔に貼り付けては"赤点脱却したとはいえ油断は禁物"だと言わんばかりに視線を送って。なぜだか真っ赤になった彼女に対して頭の上に疑問符を浮かべながも「おー、頼もしいよありがとな。……でもそっちはたぶん口に出さない方が正解だぞ。」と、相も変わらず隠し事が苦手なのかすべてを曝け出してしまうその様子を可笑しそうに笑い。よもや看病に来てくれていた時に自分がやらかしているとは微塵も思っておらず、それを知る事になるかもしれない未来ではきっと一悶着あったりなかったりするのだろうがそれはまだ知らない事で。 )



( / キラッキラのスマイルとは裏腹に絶対に浄化なんてさせねーぞという黒くて強い意志が主様からビシビシと感じ取れます…!!(ごくり)(失礼)
いやむしろ「もうどっかいけよ!」って言われても居座るくらいの覚悟でいますのでどうぞ諦めてください!!(?)

ううっ……で、では主様のお言葉に甘えて一旦こちらは蹴らせて頂きます…と言いながら蹴れていないので主様にお任せします!(人任せ)
また相談や意見があればこちらで話し合いがてら雑談に花を咲かせられればと思いますので、その時はよろしくお願いします!!(蹴可) )




2152: 御影 みき [×]
2025-04-16 12:08:10





う゛、
……さ、最近は赤点無いもん!進学のためのお勉強も頑張ってるし…。


( ぎく、と最もな彼の指摘に肩を跳ねさせては、見なくてもわかる彼の意地悪な視線から逃れるように静かに視線を逸らしながら依然よりは留年の危険が無くなっていることをアピール。今の自分の進路的に現在のテストの点数はもちろんのこと大学受験に向けての諸々を頑張っていかなければならないのも事実なので、それもちゃんとやっていることはぽそぽそと付け足すとして。けれど自分が卒業をして大学に進めたとなれば、ただの生徒からの脱却のチャンスはあるかもしれないけれどこうして毎日のように顔を合わせる権利するも無くなってしまうということだろう。彼女でもなんでもない自分が卒業後まで彼と会う権利を強請るのも(そもそも担任でもなんでもない彼のLINEを貰ったことすらそもそもが奇跡だけれど)随分と我儘な話で、その寂しさはそっと胸の奥に閉まっておくしかなくて。それから必死に彼の家で看病をしてる時に起きた甘い瞬間のワンシーンたちを必死に頭から飛ばそうとしているうちにうっかり喋ってしまったみきの作戦に対しての指摘にハッ!と我に返れば「 い、今のなし!みきは純粋な気持ちでご飯作ってる! 」と先程とは違う意味でぶんぶん首を横に振りながらそんな作戦は実行してませんとあまりに遅すぎる訂正を。彼に美味しいご飯を食べて欲しいというのは間違いなく第一にある本音なのでもちろん純粋な気持ちというのも間違いでは無いのだけれど、けれどやっぱり邪な気持ちもあるのも事実なのでみきの夕陽色の瞳はわかりやすく泳いでおり。 )





2153: 鳴海 司 [×]
2025-04-18 22:25:11




はは、知ってる。
でも確かに最近お前頑張ってるもんな。他の先生からも話聞くくらいに。

( 彼女の頑張りを担任でなくとも知っているのは傍から見れば不思議かもしれないが、そもそも最初に彼女が勉強のやる気を出し始めたスタートは自分絡み(邪ではあるが)なのを知っているから。職員室での彼女の担任や他教科の先生たちの会話の中に『そういえば2年の御影、最近頑張ってますよね。』なんて話題があがれば、何故だか誇らしく思ってしまうのは彼女の成長を誰よりも間近で感じているからだろう。頑張っているアピールとは反対にまだまだ気まずそうな彼女の様子に対して薄く笑みを浮かべながら、彼女が歩もうとしている道を想像してみたりして。…こうして嵐のような毎日を送ることは確かに無くなるが、もしも本当に彼女が教鞭を執ることになったとして。そして更にもしもの話、同じ学校で勤めるようなことが起きればきっとまたその時は騒がしい日々を送る事になるんだろうな。なんて思っているのは口には出さずに。答えをすべて口に出してしまった後に、先ほどのは違うだなんてさすがに無理がある事で。「いやもう遅いだろ。つーか逆に最初っから純粋な気持ちで、とか言われてもたぶん信じてないぞ俺。お前の行動は下心ありきだと思ってるからな。」と、呆れたように且つ可笑しそうに笑い。彼女が心から純粋な気持ちでなんて──もしかしたらたまにはあるかもしれないが──まず見返りは何だと思ってしまうくらいにはこちらも警戒態勢が染み付いてしまっているのが現状で。とはいえ決してそれに対してネガティブな感情を持っているわけではないのだが。 )




2154: 御影 みき [×]
2025-04-19 18:39:19






…ん、そう。みき頑張ってるよ。早く卒業して、せんせーに女の子として見てほしいもん。


( 彼の“教師として”の優しい瞳にぱぁ、と小さく夕陽色の瞳を輝かせてはぱやぱやと周辺に小さな花を散らすように嬉しそうな雰囲気を纏わせながらもこくりと小さく頷いて。それから最後の一言を零した時に真っ直ぐに彼を純粋な夕陽の中に閉じ込めるように見つめては他の誰でもない彼が行動原理なのだということをあらためて公言。無論卒業したからと言って彼が自分を一人の女の子として見てくれる保証は無いしいつまで経っても自分が彼の教え子という事実は変わらないけれど、それでも教師と生徒という枠組みから外れさえすればもしかしたら今よりも彼から気持ちが帰ってくるかもしれないだなんて期待をせずにはいられないのが恋する乙女の脳の困るところで。日頃の行いが災いしたのか、残念ながら遅すぎる否定には乗ってくれない彼にむむむ…と眉を下げてながらも彼の言葉はどうしようもなく否定のできないことなのでそれを誤魔化すように先程彼から貰ったばかりのマカロンを見せては「あーあーもうそれは置いといて!ほら!マカロン今食べてもいい?」とへらりと誤魔化しスマイルを浮かべながら首を傾げて。別に誤魔化したいわけじゃないよ、マカロンを食べたかっただけだもん、なんて心の中の言い訳すらもきっと目の前の彼は全てお見通しなんだろうけれど。……でも、彼の表情の中にネガティブ感情が少しでも存在しないというのがきちんとわかっているせいかみきの瞳は逸らされることなく彼を見上げていて。 )





2155: 鳴海 司 [×]
2025-04-20 01:01:11




……別に今だって、女の子として見てないわけじゃないけど。

( どこか嬉しそうな彼女の様子を頬杖ついて見守りながら、変わらず口にする行動原理とやらには小さく溜息を吐いて。不純な動機と言ってしまえばそれまでだが、実際にそれで成績を上げてきてきているのは事実なので特に言及することも無く。…というのはやはり彼女に対して甘いのかもしれないが、それも今更なので。そうして無意識にぽつりと零れた言葉が、果たして彼女の言う"女の子として見てほしい"と合致しているかどうかは想像に任せるとしよう。どうやら都合が悪くなったらしい彼女があからさまに話題を逸らしたことに「あ、誤魔化した。」と指摘を入れつつも、今しがた自分から渡したばかりのマカロンを見せられてしまえば「はいはい、帰ってからでもいいし今でもいいし。御影のお好きにどーぞ。」と、これ以上の追求を諦めたように薄く笑みを浮かべて。とはいえ彼女のことを考えながら選んだマカロンを目の前で食べてくれるのであれば、その反応が気になってしまうのも本音なので。 )




2156: 御影 みき [×]
2025-04-20 12:12:27



、ほんと!?
ぎゅーってしたくなったり、もっと触りたいなって思ったりする!?

( 遠くに部活動をしている生徒たちの声が聞こえるこぽこぽとしたフィルターの音しかないこの準備室の中では人の小さなつぶやきは聞き取りやすく、更には好きな人の言葉ならば尚更みきの耳は聞き逃さないのか彼の呟きを上手に拾い上げたみきは分かりやすく期待をいっぱいに散らばせた夕陽色の瞳を輝かせて彼を見つめ。ちなみにぎゅーってしたくなるのももっと触りたいなって思ったりするのも自分が彼に思っていることをそのまま問いかけているだけなので“異性に対して”というよりは“好きな人に対して”の感情なのだけれど、今は彼が自分に対してそう思ってくれているのかの確認が最優先なのでそれはさておいて。彼の何とも容赦のない指摘は聞こえなかった振りをしながら彼のお言葉に甘えて丁寧に箱を開けば、そこには小さな宝石たちのような美しく色とりどりなマカロンが入っており、みきの瞳も同じようにキラキラと輝いて。「 いただきます、 」とみきが手に取ったのは恐らくイチゴ味であろう可愛らしいピンク色のマカロン。みきの小さな手にもよく馴染むそのサイズ感ににこにこと勝手に緩んでしまう頬をそのままに早速ひとくち頬張らば、構内に広がる心地よい甘酸っぱさと繊細なほろほろ感にきゅっと目を閉じて足をパタパタと言葉にならない美味しさを噛み締めては嚥下したあとに「 せんせー、これすっっっごく美味しい!あのね、甘いのがじゅわ~って出てくるみたいなの! 」とキラキラと輝く瞳でせんせーも食べて!とさすがに食べかけを差し出す訳にはいかずに箱の方を差し出して。 )






2157: 鳴海 司 [×]
2025-04-22 00:52:33




…、……"生徒"にそんな感情は抱きません。

( こちらの呟きを拾い上げた途端に目を輝かせたかと思えば、お互いの関係性を分かっているうえでいえば何とも恐ろしい質問が飛んできたことに目を見開いて固まり。少ししてからふいと顔を逸らしながら、先ほどの呟きよりは幾分か彼女の耳に届きやすい声量で言葉を零して。まさか頷けるはずも無いのでここはしっかりNOの意ではあるが、その問いかけから芋づるのように彼女に触れた記憶が思い起こされることには抗うことが出来ず。抱き付かれた時の柔らかさ、腕の中にすっぽりと収まってしまう小柄な体、指どおりのいい艶のある黒髪。鮮明に思い出されたそれらを思考から追い払うようにふるふると軽く頭を振って。こちらの指摘は無かった事のように華麗にスルーされてしまったが、マカロンを頬張る彼女の様子を見てしまえばその喜びようがあまりにも可愛らしくてつられるように頬が緩んでしまい。「喜んでもらえて何より。…って、俺が食っちゃ意味ないだろ。」薄らと上がった口角をそのままに彼女から差し出されたマカロンの箱を一瞥しては、この反応が見られただけで充分だし気にしなくていいから全部食べていいぞと視線を向けて。 )




2158: 御影 みき [×]
2025-04-22 10:54:57



え!?今女の子として見てるって言ったのに…!
……あ、卒業したあとなら思ってくれるってこと!?


( みきの期待とそわそわの入り交じった夕陽から逃れるように逸らされた彼の瞳と、先程よりも聞き取りやすくハッキリと発音されたNOの意思表示にみきは分かりやすく不満そうにさくらんぼ色の唇をとがらせて。だがしかし彼からのNOには随分と慣れてしまっているのでそれだけでは諦めないのがみきの良いところであり彼にとって厄介なところで、諦めません!と言わんばかりにくいくいと彼の服の裾を軽く引っ張って更なる質問を重ねていき。今だって女の子として見てないと言われた訳では無いのだからチャンスはまだあるはず!とその瞳は実に真っ直ぐに恋心を貫き通しており。女子高生にとって美味しいものというのは至極当然にシェアするもの(諸説あり)、みきは彼の反応にこてりと首を傾げてへらりと頬を弛めては「だってすっごく美味しいんだもん!美味しくて幸せだから、せんせーにも同じ幸せ感じてほしくって。」と彼が自分にバレンタインの時2人で分けてくれたように、今回のマカロンも美味しさをシェアしたいのだと幸せそうににこにこふわふわと笑って。 )






2159: 鳴海 司 [×]
2025-04-23 09:00:34




それは卒業してみないと分かりませーん。
それに女の子としてっていうのは…あの、ほら。女子生徒って意味。

( 裾を引っ張られることに何の抵抗もせず、卒業後のことは今は答えられないと小さく頭を振って。しかし随分と強くなってしまった彼女に何を言っても暖簾に腕押し。諦めることなくねえねえと真っ直ぐ向けられる夕陽色から逃れるように視線は逸らしたまま、"女の子として見ている"と口が滑ってしまったことに関してはあくまで"男女の違いとして"という意味合いだという言い訳…もとい、釈明を。懐かれ始めた当初は年齢差もあるためどれだけ可愛かろうがそれは妹に対するような心持ちだと思っていたはずなのだが、今ではすっかり1人の女性としての認識になってしまっているなんて口にするにはやはり壁が高すぎるので。何とも純粋な気持ちでのお裾分けと花のようにふわりと浮かぶ笑顔に心がじんわりと温かくなるような気がしては「分かった分かった。じゃあ1個貰うな。」と、依然差し出されたままの箱に手を伸ばし。カラフルな物は何となく彼女に楽しんでもらいたいという考えは無意識のもので、白いマカロンをひとつ箱から取り出してはバニラ味のそれを半分ほど齧って。 )




2160: 御影 みき [×]
2025-04-23 16:01:22



ず、ずるい!騙されたあ!
せっかく期待したのに!


( 大好きな彼のダークブラウンの瞳がこちらに一向に向かないままに実にあっさりと期待を打ち砕かれては、不満です!という気持ちを隠そうともしないまま柔らかい頬を膨らませてキャンキャンと子うさぎの抗議を。だがしかしやっぱりちょん、と掴んだ彼の白衣の裾は離すことなく掴んでいるあたり心の奥底では彼のその誤魔化しに気づいているようないないような─── おそらく無意識下ではあるものの ───様子で、みきの不満気な夕陽色は彼から逸らされることなくムムム……と視線を送り続けて。だって自分が好きで勝手にしていることとはいえ2年という決して短くは無い期間彼に愛をぶつけていると言うのに、少し意識をするどころかただの女子生徒としてしか見られていないとは。自分の至らなさが招いた結果とはいえやっぱり一時期待して高揚した分今日のみきの頬は特に柔らかく膨らまされており。無事に彼の手元に渡ったバニラのマカロンにぱぁ!と嬉しそうに花を散らせば「 ね?ね!?すっごく美味しいでしょ! 」とまるで自分の事のようにきゃっきゃと問いかけて。ひと口食べただけでもわかる、ただのコンビニで売っているマカロン(もちろんそれもとても美味しいし学生にはそれが一番馴染み深い)とは全く違う繊細ながらもしつこ過ぎない甘さの其れはきっと彼の口にも合うだろう、と。 )





2161: 鳴海 司 [×]
2025-04-25 14:30:51




騙したなんて人聞きが悪いなぁ、
そもそも俺に期待なんかしても不毛だって普段から言ってんだろ。

( どれだけ吠えられようが小動物の威嚇なんて可愛らしい以外の何物でもなく。顔の向きはそのままにちらりと視線だけ向けては、柔らかな頬を膨らませているその様子にどこか楽しそうにその目を細めて。彼女が生徒でいる限りはその期待に応えてあげることができないのは自分でも少しだけもどかしく感じていたりするのが本音ではあるのだが。…そもそも大の大人が教え子に翻弄されてまんまと意識するようになってしまいましたなんて、それをすんなりと認めるには少しばかりいい年をした大人のプライドが許してくれないからというのもあったりするのだが。しっとりり、もっさり、ねっとり。独特な食感のマカロンはこういう機会でも無ければわざわざ自分で買って食べようと思ったこともなくて、生地も中のクリームも程よい甘さで食べやすいとはいえやはり口の中の水分が持っていかれてしまうのはお約束。「うん、確かにこれくらいの甘さなら美味いかも。……んん、でもやっぱり飲み物いるなこれ。」と、口内から失われていく水分に苦笑いを浮かべながら残り半分をぱくりと口に含み、もぐもぐと咀嚼しながらコーヒーを入れるべく立ち上がり。 )




2162: 御影 みき [×]
2025-04-26 22:07:34



……だって。
好きな人に女の子として見てます、って言われたら期待しちゃうもん……。


( いくらみきが不満そうな顔をしたり怒ったりしてみてもいつだって目の前の彼から返ってくるのはどこか楽しそうで微笑ましいものを見るような優しげな瞳ばかりで、何だかその余裕さすらも自分が子どもで彼が大人である年齢差を感じさせるようでみきの不満そうな様子はなおることもなく。口調こそは拗ね気味だけれど瞳だけは彼から視線を外さなかったりキュッと掴んだ彼の白衣の裾を離さないのは、やっぱりまだ心の奥底に期待の気持ちや彼への甘えに似た何かがあるからかもしれないのだけれど。けれど恐らく今こうして自分の方からぐいぐいとお強請りするのは彼の心の中の気持ちまでを見透かしていないからこそなのだが、いつかこの関係性の名前が変わった時に慌てて静止をするのは今度はみきの方というのはまだ神のみぞ知る話で。無事に共に美味しいマカロンを味わってくれた彼の感想に嬉しそうににこー!とキラキラニコニコ微笑んでは「 美味しいよねー!みき、あっという間に全部食べちゃいそう! 」と自分も残りのひとくちをパクリ。甘いものには珈琲、という大人な味覚はまだみきには分からないもので、乾いた口内を潤すべく珈琲をいれようと立ち上がった彼を視線で追いながら「 甘いもの食べた後にコーヒー飲んだらもっと苦く感じない…? 」とピスタチオ味のマカロンを手に取りつつこてりと首を傾げて。 )





2163: 鳴海 司 [×]
2025-04-30 20:30:35




はいはい、
俺の言葉選びが悪かったよ。

( 上げて落とされたことに拗ねた様子の彼女はどことなく不満そうではあるが、未だに裾から手を離さないところがどうにもいじらしくて可愛らしい。堪えきれなくなったのか、可笑しそうに笑みを漏らすのを隠そうとすることなく、しかし言葉だけは一応彼女からの文句(?)に形だけの謝罪を送り。…とはいえ、あくまで言葉選びのせい。先程の言葉を無かったことにしようとしているわけではないことに、彼女が気付くのはもう少し先の話かもしれなくて。贈った相手からマカロンを分けられたうえにその本人がこんなにも嬉しそうに喜んでくれているという少し不思議な流れに苦笑しつつ、彼女自身も美味しいと感じてくれていることに贈った側としては素直に嬉しいという気持ちが湧いてきて。インスタントコーヒーにお湯を注ぎ、甘さの残る口内を無糖のコーヒーで流せばスッキリとした心地に。「んー、別に苦味を強く感じるってほどじゃないな。むしろこういう甘い物にはコーヒーが一緒じゃないとそうそう食えない……ま、オトナなんで。」彼女の疑問に答えつつマグカップを持って再び席に戻れば、言葉を紡ぐ先に見えてくる"年のせい"という単語を避けるようにふふんと鼻を鳴らして。 )



( / 主様すみません!!!大変遅くなってしまって本当に申し訳ございませんんん……!!!

色々あってバタバタと生活環境が変わり、体調を崩し、と散々でしたが…とりあえずは少し落ち着きを取り戻しましたので…。
あれだけ言っていたにも関わらず、先にご連絡をせずにお待たせしてしまって本当にすみません…! )




2164: 御影 みき [×]
2025-05-01 11:51:57





、…ふふふ。
でもね、すっごく嬉しかったから。許してあげる。


( どこまでも優しくて可笑しそうに笑う彼の瞳はマカロンよりもずっと甘くって、どこか愛おしいものを見つめているような視線に感じてしまうのはみきがそう思っていて欲しいと願っているからだろか。言葉選びが悪かった、とはいえ先程の言葉を否定しない彼には残念ながら今は気づけてはいないけれど、みきはそんな彼に釣られるように不満げだった表情をふにゃりと和らげてはそのままするりと服の袖から彼の指先へと小さな手を移動させ緩く彼の指先を握り。じんわりと暖かな彼の指先は触れたらいつだって幸せな気分になってしまう魔法の手で、この手に触れられるのも触れるのも自分だけがいいだなんて立場も弁えずに願ってしまうのはわがままと分かっていてもやめられなくてみきは愛おしそうに目を細めて。室内に広がった珈琲の香りはこうして準備室にいる時以外でも嗅ぐとパブロフの犬のように彼のことを思い出してしまう、みきの中では大好きな彼の香りの中のひとつ。またひとつオトナとコドモの差を感じたのか彼の言葉につん。と唇を尖らせつつ「 ……みきだってすぐ飲めるようになるもーん。 」とさすがにこの場だけでマカロンを全て食べてしまうのは勿体ない(もちろんお腹的には今全て食べられる)ので、大切そうにマカロンの入った箱を閉じながら自分も直ぐオトナになるんだと返し。……残念ながら、気持ちも年齢的にもオトナになったとしてもみきが甘いものと共に飲むのはお砂糖やミルクが入った甘いコーヒーか紅茶なのだけれど、それはまだ先の話で。 )



( / うわー!!!!!!
大丈夫ですか!?!?!?もう全然此方は気にしなくて大丈夫ですのでどうかお身体を休ませることを優先なさってください…!
私がみきのように料理もできて看病もできる女子力を兼ね備えていればおうちに突撃したんですが……卵焼き程度しか作れず申し訳ないです……無理だけはなさらず、お大事になさってください…!!!私の有り余ってる元気がインターネットの波に乗せて届きますように…!!!! )





2165: 鳴海 司 [×]
2025-05-03 00:29:01




っ、………なに…。

( 無事にお許しを得られたらしいことがその言葉と、柔らかく解けた彼女の表情から伝わって笑みを浮かべ。…ていれば、ふいに自分の手に伝わる温もりにぴくりと肩を跳ねさせて。反射的にそちらに目を向けたものの、その手を引っ込めるようなことはせずにされるがままの状態で。彼女の白くて小さな手に指先をきゅ、と握られればさすがに気になる様子で、彼女の心情など知らぬままにぽつりと声をかけて。実際に彼女とは10歳近く年齢が離れているが、それも彼女が成人してしまえば大した差では無くなるのだろう。だが今はまだその差を大きく感じてしまうのも事実で、みなまで口に出さずとも"オトナ"と"コドモ"を感じさせるような言葉に彼女が不満そうな反応を見せるのは分かりきっていたこと。それを知っててなおわざと『オトナ』という単語を口にしたこともあり、予想通り尖ってしまった血色のいい唇を見ては可笑しそうに喉を鳴らし。「……飲んでみる?」と、どこか挑戦的に、しかも彼女がわざわざマカロンを片付けたのを見てから、砂糖もミルクも入っていないコーヒーを少しだけ彼女の方へ滑らせてみて。 )



( / 主様がお優しすぎてもうほんとお待たせしてしまったのが申し訳なく……。ちょっと体鍛えるために滝行でもしてきます… (?)
いつも主様に甘えてしまってばかりですみません…!季節の変わり目という最大の敵には残念ながら負け越しているのですが、今はもうしっかりと回復いたしましたので!!
いやいや主様の卵焼きなんてむしろ万病に効く万能薬なのでは???…もう一度体調を崩せばそれ食べられますか (チラッ) )




2166: 御影 みき [×]
2025-05-03 21:57:50





んー?
せんせーの手、好きだなぁって。

……この手に触られるだけでね、ふわふわ~って心が幸せになるの。魔法の手みたい。


( そのまま手を離されないことをいいことにするりとその手に己の指を絡めてはあっという間に恋人繋ぎの完成。とろけるように甘い声で何の恥ずかしげもなくサラリと答えてしまう言葉は実にみきらしく真っ直ぐな愛が籠っており、離してあげる気のない緩い鎖のように繋がれた彼と自分の手はだんだんとお互いの体温が混じり合いひとつに溶けていってしまうようで。どこか羞恥を滲ませているようにも見える彼の視線を受けてふわりと微笑めば、そのまま絡めていた指を解き彼の手の温もりを直接感じるようにするりとした陶器の頬に彼の手をそっと添えさせてはつぶやくように小さな声で“だいすき”と蜂蜜のように甘い声を零して。それからどこか挑戦的に笑う彼から勧められた珈琲はどこからどうみてもお砂糖もミルクも何も入っていない純度百パーセントのブラックコーヒー。どう考えても飲めないのは明らかなのだけれど、それを素直に言うのも本格的にオトナとコドモの溝が深まってしまうようでなんだかとても悔しく感じてしまう負けず嫌いは「 、み、みきだって、コーヒーくらい飲めるんだから! 」 とキュ、と唇を結んで恐る恐る彼のコーヒーカップを両手で持ち上げて。 )



( / 滝行なんて寒いし痛いし肩凝りが増すだけですよ…!だめだめ!おうちでヌクヌクしててください!!!(?)
今は回復されたとのこと、安心しました…!最近気温の差が激しいので体調を崩すのは当然です…大事に至らなくてよかった!私なんかが作る卵焼きよりもね、みきが作る雑炊の方が5億倍くらい味がいいはずなので!その分みきの手作りを先生に食べてもらいますね!!(なんの意味もない) )




2167: 鳴海 司 [×]
2025-05-07 03:00:06




…三十路のおっさんの手に対する感想が魔法って。
お前が言うからまだいいけど、俺としては何か恥ずかしいんだけどそれ───、っ…!

( 彼女の言葉に今度は少し違った意味での羞恥心が顔を出して。もちろん言われた言葉が嫌だというわけではなく、むしろ彼女らしいといえばらしいのでそんな風に言ってくれることが可愛いとさえ思ってしまうわけで。しかしこちとら仮にもいい歳した大人、魔法だなんてファンタジーの代名詞のような例えが似合うはずもないと苦笑してみせて。そうして彼女にされるがまま手を弄られていたものの、ふいにその手を頬に添えさせられればぴしりと固まり。白く、そして柔らかな頬は触れた瞬間だけひんやりと感じたものの、すぐさま自分の手の熱と溶け合いじんわりと暖かさを帯びていき。更には小さな小さな声で零された"聞き慣れたはずの言葉"は、普段よりも数倍甘さを孕んでいるようでそれも何だか擽ったく。思った通りの負けず嫌いを発揮させた彼女は少し強気に、しかしいざ飲んでみるとなれば恐々とマグカップを手に取るその様子に「はいはい。………なあ、こっちまで無駄に緊張が伝わってきそうなんだけど?」と、思わず可笑しそうな笑みを浮かべて。…一応、彼女に差し出した方の飲み口は自らが口を付けた方と反対ではあるが、それでも同じマグカップに口を付けるということに変わりはない。が、目の前の彼女はブラックコーヒーを相手にしているためそれどころでは無い様子。にやにやとした笑顔のまま頬杖をつき、彼女の反応を今か今かと待ち望んで。 )



( / ウッ……主様が私を甘やかす……!!そ、そんな事言われたらお布団から出ないですからね!!(出ろ)
み、みきちゃんの手作り雑炊……!くそぅ……先生だけに許された特権ってやつですか…!!(ギリィ)
…いいもん私は主様の卵焼きで元気100倍になれますもん!!(?) )




2168: 御影 みき [×]
2025-05-07 19:38:03





─── …ふふ。びくってした。
せんせーの手、いつもよりちょっぴりあっついね。


( 廊下と扉を一枚隔てただけのこの準備室は不思議な程に静かで、遠くで聞こえている部活動に励む生徒の声と室内のフィルターの音以外はなんの音もない。故に互いの声や息遣いがよく聞こえてしまうし、もっと近づけば心臓の音だって聞こえてしまうかもしれないほどの2人きりの空間はみきにとってとても甘美で落ち着くもの(彼は真逆の感情を抱えているかもしれないけれど)。まるで熱があったあの時のようにじんわりと暖かな彼の手はとても心地が良くて、みきは長いまつ毛に囲われた瞳を閉じたままその手の感触に甘えるようにくすくすと柔らかく笑っては彼が手を引こうとしないのをいいことにすり。とその手に柔い頬を擦り寄らせて。コーヒーくらい飲める、と啖呵をきったものの中々それを飲むには至らずにむむむ…とふわりと苦味の漂う黒色と睨めっこを続けていればどこかからかうような彼の言葉にみきはぎくりと肩を跳ねさせ。「 き、緊張なんてしてないもん! 」と先程までの睨み合いを誤魔化すようにぶんぶんと首を横に振れば、ままよ!と言わんばかりにそのままコーヒーを一口。途端に口の中に広がるなんとも言い難い芳醇な苦味とコクに思わず目をぎゅっと握ってはその苦みを逃がすようにそのまま足をパタパタと上下させて悶え。「 っ~…!! 」 と声にならない悲鳴をあげながら何とかごくんと嚥下したはいいものの口の中に残る苦さにじわりと目尻には涙が滲んで。─── 想像では苦さを我慢しながらポーカーフェイスで「苦くない!」 と強がってみせる予定だったのだけど、当然そんなことが出来るはずもなく。 )



( / 良いんですよ、お布団の外は風邪菌がうようよしてて危険なんですから…!ずっとぬくぬくのままなるみきのお話しましょうねぇ~~~!!(怪異の類)
アッそんな私の卵焼きなんかではせいぜい20倍が限界ですから…!(過言) )





2169: 鳴海 司 [×]
2025-05-09 14:41:20




( / 主様ごめんなさい!
昨日か今日には返す予定だったのですが、ちょっと厳しそうなので明日の夕方以降のお返事になります…!

いつもお待たせしてばかりですみませんんん… (土下座)
取り急ぎご連絡をばと……こちら蹴可ですので! )

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