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あぶのーまる 〆/88


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自分のトピックを作る
38: 古海 藍斗 [×]
2024-04-26 16:11:26



あ、いやこれは……ちょっと、緊張しててさ。友達の家に遊びに来るとか、あんまり経験なくて

(不覚にもちょうど戻ってきた相手に失態を晒してしまい、咄嗟にそれらしい言い訳をして。弁解と言いつつ、緊張も遊びの経験がないのも本当のことで。クラスメイトとは良い関係を築けている。気さくに話せるし冗談を言い合うこともあるが、所詮はその程度。わざわざ放課後や休日に一緒に遊ぶような友人などいなかった。僕は遥太以外は眼中にないので、これといって短所だと感じているわけではないが。とにかく突然の奇行を心配されたままでは肩身が狭いので、遥太の部屋へ通してもらおうとソファーから立ち上がり、彼に近づいて)


それより、僕、早くあの漫画読みたいなぁ……ね、遥太?



39: 古矢 遥太 [×]
2024-04-26 16:29:05

そうなんだ…じゃあ高校で初めて?友達…の家くるの
(常に優等生な相手の言葉に疑う余地もなく、時間とかじゃなければ良かったと微笑み。緊張するくらいと考えればもしかしてという気持ちが頭を霞めそうだったらいいなぁと思いつつ尋ねてみる。近付く相手に「こっちこっち」と自室に案内すれば扉を開いて中に招き入れ。「えーっと」等と独り言呟きつつ先ほど本屋で見ていた漫画を取って机の上に置き)
あんまり綺麗じゃないけど適当に座ってて!何のみたい?

40: 古海 藍斗 [×]
2024-04-26 16:47:22



ん、そうかも。遥太が初めて、かな。

(高校どころか、小中学校でも放課後友達と遊ぶことなんてなかった、なんて正直に全て話す勇気はなく、やや濁しつつ伝えて。おそらく、遥太は僕のことを完璧な優等生だと過信してる。彼の瞳に映る僕がそうだったならば、僕はそれを保ち続けよう。わざわざ格好悪い過去を馬鹿正直に話して幻想を崩す必要はない。手招きする彼について行き、興奮で熱くなっていく体温に気付かれぬよう、澄ました顔で部屋の中へ。飲み物を持ってきてくれるのか、質問されたので『あるもので大丈夫だよ、ありがと』と礼を言いつつ答えて。それにしても、あの、遥太の部屋だ。しまった、盗聴器でも持ってくればよかったな。監視カメラでもいい。また今度遊びに来る機会があれば絶対に持ってこようと密かに考えて)



41: 古矢 遥太 [×]
2024-04-26 16:57:43

えー嬉しいっ初めてかー
(肯定の言葉に目を大きく開いて輝かせ初めてという言葉を噛みしめふふふと無意識に笑い声零れ。相手の返答を聞けば「了解」と頭に敬礼のポーズすれば相手を残しリビングへ再びもどり何かあったかなっと冷蔵庫を物色し。麦茶位しかないやと少し落胆しつつもコップに二人分の飲み物を用意して)

42: 古海 藍斗 [×]
2024-04-26 17:21:08



……あー、やば……なんか今日、一段とかわいいな……


(彼が部屋を出て行ったことを確認すると、へなへなと魂が抜けたようにしゃがみ込み、頭を抱え。僕の一言一句に分かりやすい表情や仕草で反応を示す彼が、可愛くてしょうがない。あんな顔向けられたら意識せざるを得ないよ、ただの友達にあの反応、なんなの?僕のこと好きなの?……いや、それは絶対にないんだけど。辺りからは遥太の匂いが立ち込めて、僕の鼻腔をくすぐる。おかしな気分になってしまわぬように必死に理性を働かせ、素数を数えたり祖母の顔を思い出したり。せっかく信用してくれているんだ、ここで手を出したら全てがパーになる。先ほどの二の舞に演じぬよう、彼が戻ってくる前に即座に立ち上がり、机の上に置かれた例の少女漫画を手に取り、ぺらぺらめくってみて)



43: 古矢 遥太 [×]
2024-04-26 19:13:10

お待たせー
(麦茶をお盆に載せれば自室まで戻り机にお茶を一つづつ置き「座っててくれて良かったのに」と律儀に立てって読んでいる相手にクスクスと笑って。手の中にある漫画を見て読んでくれていたんだと分かれば趣味を共有しているような気分になり嬉しく感じ自分がテーブルの前に腰を下ろせば「古海くんもここ、ここ」とポンポン床を叩いて誘い)

44: 古海 藍斗 [×]
2024-04-26 19:35:51



あ……はい、失礼しまーす……

(帰ってきた相手に『おかえり。お、麦茶だ、ありが_』と言葉を返す途中で何故か笑い出した彼に首を傾げ。どうやら立ったまま待機していたのがおかしかったらしい。いや座ったら居心地良すぎてもう二度と立ち上がれなくなりそうで……と内心ぶつぶつと呟いていれば、僕を座らせるためか床を叩く彼。一気に緊張が走り、思わず敬語混じりでゆっくりと彼の隣に腰を下ろして。距離としては少し動けば肩が触れ合うくらい。そこで手持ちの漫画を開けば、どうせならしっかり読み込みたいと彼の方を見て)


……これ、しばらく読んでてもいい?



45: 古矢 遥太 [×]
2024-04-26 21:08:32

うんうん!是非読んでみて…
(相手が読んでいる間隣で一緒に読み返そうかと相手とは別の巻を手に取りパラパラ捲り始め。ヒロインに感情移入すれば一喜一憂して表情が変わり、ふとチラリと時計を見れば思ったより時間が過ぎており、先に確認したいこと口にし。家には一人しか居ないため自分は何時でも大丈夫と告げ)
あ…古海くんは門限とかある?

46: 古海 藍斗 [×]
2024-04-26 22:27:49



っふ、結構、面白いかも。絵も綺麗だし、ヒロインもかわいい。


(正直自分の好みに合う気がせず、そこまで期待していなかったが、さすが遥太が選んだ漫画だ。話の展開がなかなか面白くつい夢中になり読み進めていて。それに本屋で見た時は気付かなかったが、このヒロイン、どこか遥太に似ているような気がする。どうしてそう感じるのだろうかと隣の彼を見やると、漫画を楽しむ姿。ああ、こういう素直でまっすぐなところが似てるんだ。といっても遥太の方が百億倍も魅力的だが。肩を並べて一緒に漫画を読む至高の時間。こんな時が永遠に続けばいい__そんな願いは虚しく、現実が顔を出す。彼の問いに強がって全然大丈夫だと返そうとしたが、スマホに着信が。親からメッセージ通知が来ている。それを確認すると、眉間にしわを寄せ声色を落として)


僕はもう少しだけなら__あ、……ごめん、親からだ。……あー、帰ってこいってさ。まだ漫画も読み終わってないのに、ひどいなぁ…




47: 古矢 遥太 [×]
2024-04-26 23:29:42

そっか…ごめんね?怒ってないかな?
(パタリと自分の読んでた本を閉じ、相手の帰宅の時間になってしまったと理解すれば凄く寂しく感じ。両親が不在が原因だろうかと不思議に思いつつも自分が引き留めてしまったため怒られる様なことはないかと心配そうに尋ね。漫画を読んでいる間チラリと横目で見た相手は集中して読んでいてくれたこともあり「良かったら持って帰る?」と尋ね。相手の返事聞く前に取り敢えずと、先程片付けた戸棚の中から紙袋を取り出して)

48: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 08:19:58



ううん、僕の親はいつもこんな感じだし、気にしないで。……え?僕、今日は帰るつもりないけど


(親が怒る怒らない話でいえば確実に怒らせてはいるのだが、けろりと笑いながら答えて。合法的に遥太の隣にいられる幸福と親への反抗の罪悪感を天秤にかけた時、遥太への感情の方が何百倍も重要だと気付いて。紙袋を取り出す彼に、さも当然かのように真顔で帰宅する気はないと伝え。ああ、僕も存外浮かれているようだ。先ほどまで読んでいた少女漫画の登場人物のように、戸棚の前に立つ彼を背後から腕の中に捕えれば、耳元でそっと囁き)


寂しいんでしょ、顔見れば分かる。遥太さえよければ……今夜はずっと一緒にいよう?




49: 古矢 遥太 [×]
2024-04-27 08:51:56

そっか…心配されているんだね…古海くんは大変だと思うけど
(相手の親の様子を聞けば放任主義の自身の親とは違い凄く大事にされているんだなぁ、と相手の事情分からないまま自身で納得し、相手の心情を考えれば制限されることは大変だなぁと苦笑して。ふいに帰らないという相手に驚き振り返れば自身でも想像つかないくらい近くにいる相手にピタリと動き止め。お泊まりかな?いい匂い、少女漫画みたい、格好いい…等の思考がぐるぐる周り首から耳の先までかぁぁ、と熱が上がっていく感覚がして何か言わなければと何とか言葉絞り出し)
えと…えとお泊まりする?

50: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 09:11:38



……!うん、お泊まりデー……じゃなくてお泊まり、したい


(口が滑りデートと言いかけたのを訂正しつつ、犬が尻尾を振るように喜び興奮気味に相手に顔を近づけ。ああ、顔真っ赤だ、かわいい。その勢いのまま唇を奪いそうになるのをぎりぎり保っていた理性で抑止して、しかし依然と距離は近いまま。あーやばい好きすぎてどうにかなりそうだ、頭がふわふわとしてきた。遥太を摂取しすぎて禁断症状が出てる?でもやめられない、今夜はもっともっと彼との時間を楽しむんだ。遥太の使ってるシャンプーも洗剤もトイレットペーパーも全部把握して情報を持ち帰るんだ……強く決意を固めると、ごほんと咳払いをして)


明日も学校だしあまり夜更かしはできないけど、……っはは、誰かの家に泊まるのなんて初めてだし、楽しみ



51: 古矢 遥太 [×]
2024-04-27 09:27:45

ぁ…
(ぐっと顔が近づき少女漫画脳な自分はキスされてしまうと考えてしまい、しかし現実はそんな事はなく。同じ男だがキスされてしまうと思う事に嫌悪感はなく、憧れの相手だったが意識していたのだろうか…少女漫画では好きという気持ちと同じだと自覚するも相手も同じ男の為、自覚した瞬間失恋も決定しておりこの気持ちは隠そうと心に決め。しかし心臓はうるさい位に跳ね上がり、相手に聞こえてしまうかもと危惧。相手の咳払いに考え込む意識現実へ戻ってくれば少し上擦った声で夕食について尋ね)
ぁ!ご飯!何食べたい?僕大したもの作れないけど…

52: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 10:07:26



何か作ってくれるの?そうだな……遥太が作ってくれるならなんでも食べたい。僕も手伝うよ。

(夕食はどうするかと聞かれれば、本心からなるものだが他人が聞けば歯の浮くような台詞を平然と口に出し。分かりやすく好意を全面に出しているつもりだが、まだ僕を意識してくれてはいないのだろうか。僕のことを好いてくれなんて高望みはしない。最終的に交際まで進展する未来も想像し難い。僕のこの異常なまでに拗れた愛を、彼が受け止めてくれるという自信を持てないからだ。だが少しくらい胸キュン……とやらをさせてやりたい。もっと漫画を読んで研究しなくては、と考えつつ、さらに彼との距離を密着させて。これはただ彼を肌で感じたいだけの気持ちが先行して無意識のうちにとった行動だが、ふと感じ取った彼の鼓動がやけに速い気がして。どうしたのかと彼の胸に手を当てて)

ん、どうしたの?すごい速度で心臓が動いてる……僕がお泊まりするからって緊張してる?



53: 古矢 遥太 [×]
2024-04-27 10:19:40

えっと…じゃあ冷蔵庫…
(「見に行こう」とと言葉を続けようとするも更に密着されれば上手く紡げず。先程自覚した恋心は自覚すれば気持ちが大きくなっていくのはずっと早く。このままだと男として色々大変な事になるという危険を感じれば身動ぎをして。呆気なく心臓の音を相手にばれてしまいどう言い訳しようかと思考巡らすもいい言葉見付からず、やんわりと相手の胸を押して体離そうとし。言い訳見付からなければ誤魔化すよう普段の相手とは違うなと思いつつ他の人にもこの距離感なのか…と少しもやもやしつつ伝え)
ふ、古海くんって意外とスキンシップとかするんだね

54: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 10:54:26



……遥太にしかしないよ。


(僕の体を押し返す手の感触に、遥太に触られちゃった…この服はもう洗濯できないな……と喜ぶのも束の間、僕の様子に違和感を悟ったらしい相手に気付き。こうなればもう一押しだと、真剣な眼差しで彼の目を射抜き、僕には君しかいないと伝え。気のいい友人を演じるだとか言って、恋の病を煩う僕の暴走を僕自身で止めることはできなかった。さあ、遥太はどんな反応を__と相手の顔を窺おうとした瞬間、机の上に置きっぱなしのスマホが着信音と共に震え出して。唐突な機械音に拍子抜けして無視しようかと考えたが、尚も続く騒音にやむを得なくそれを手に取り。画面に映る名前を見て表情を曇らせると、今度は電話か……と人知れず呟き。邪魔が入ったことに対する苛立ちと、遥太の気持ちへの興味がぐちゃぐちゃに入り混じり、ついでに頭を冷やしてこようと一声かけて)


__ごめん、また親からだ。……ちょっと出てくる



55: 古矢 遥太 [×]
2024-04-27 15:33:42

え…それって…
(熱に浮かされたようにぽーっと相手から視線を逸らすことができず、もしかしてという気持ちが霞めれば緊張しているためかカラカラになった喉から漸く声を絞り出すも相手の心理聞きたくなり。突然鳴り響いた機械音にびくりと肩を震わせれば少し正気に戻り机にある携帯を見つめ。「うん。大丈夫。」とだけ返事をすればその場から動けず出ていく相手の背中見つめ、相手が出ていけばへなりと腰が抜けたよう座り込んで赤く熱を持つ頬を両手で覆い。落ち着かせるようにと深く息を吐くも先程の光景、相手の声が頭から離れることはなく。「僕…古海くんが好きなんだ」と呟けば更に自覚芽生え)

56: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 18:36:52



分かりました、今日はもう帰りますから。……はい、すみませんでした。……では。


(親からの電話は、どこをほつき歩いてるんだーとか、さっさと帰ってこいーとか、そんな内容を怒鳴り声で繰り返されるもの。ご立腹のところを刺激しないように巧妙な嘘を混えつつ外泊の許しを得ようと企んだが、そう上手くはいかず、いい加減にしなければ外出禁止を言い渡すぞと脅迫めいたお言葉をいただいてしまって。門限とか外出禁止とか、どこの箱入り娘だよと他人事のように考えるが、実際にそれが施行されたとすればかなりまずいことになる。遥太との放課後デートがもう二度と叶わないじゃないか!そして散々迷いに迷った挙句、しぶしぶ帰宅する選択をとることにして。夢の一夜を過ごしてその後遊べなくなるより、今夜を見逃して次のチャンスを狙った方が賢明に思えた。それでも不満がないわけがなく、苛立ちをぶつけるように通話終了ボタンを乱雑に押せば、溜息を吐いて。遥太には無駄に期待させて悪いことをしたな。結局寂しがり屋の彼を置いて帰る選択をとってしまったことに申し訳なさを覚えて。ややしょぼくれて肩を落としながら再度彼の部屋に戻ると、何故か座り込んで顔を赤くしている相手。先ほど自分が仕掛けたことをすっかり忘れて、それが原因だとはつゆ知らずに早くも決心が揺らぎ)


……あのさ、遥太。やっぱり今日は泊まれなくなっ……ん、座り込んでどうしたの?もしかして体調、悪かったりする?どうしよう、やっぱり泊まって行こうかな……



57: 古矢 遥太 [×]
2024-04-27 19:15:52


ふ、古海くん!?
(好きという気持ちが相手にばれてしまえば軽蔑されるかもしれない、少女漫画なら告白すれば一度振られたとしてもハッピーエンドになるのに……等とぐるぐる思考を巡らせていれば相手が戻って来たことに気付かず驚きの声を上げ。お泊まりがダメになったと告げられればせっかくのチャンスだったのにと酷く残念に思い。体調を心配してくれる相手に今ここで体調が悪いと嘘を吐けば残ってもらえるかもという悪魔の囁きが聞こえ。しかし目の前で心配してくれている相手にそういう嘘を吐きたくないと思えば気持ち切り替えるよう明るく笑って相手を安心させるよう沢山言葉紡ぎ)
そうなんだ…体調…ううん!全然大丈夫!気にしないで、平気だから

58: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 20:05:14



そう?それなら、いいんだけど……。

(大丈夫だと繰り返す彼は、さらに心配になるほど途端に明るく振る舞い始めて。本当に大丈夫なのかと怪訝に思いつつ、顔が赤く染まりつつも体調不良というほど顔色が悪いわけではないので、一旦は彼の言葉を飲み込むことにして。帰宅準備のため、床に置いていた鞄を持ち上げながら、ぼそり『帰りたくないなぁ……』とぼやいて。子供が駄々をこねるようなことを言っても相手も自分もどうすることもできないし状況は変わらない。それでも愚痴は溢れて、僕ってばダサいなぁと心の中で自虐。完全に意気消沈してしまい、もはや優等生の皮を被れているかどうかも怪しい。ああ、なんかもう、どうでもいいや。親との電話で疲労したし、遥太の家には泊まれないし、もう散々だ。まだ理性を保つ僕の一部分が自暴自棄だって警報を鳴らすが、もう構わない。遥太が、欲しくてたまらない。僕、今どんな顔してるんだろう。彼が知る僕の顔ではないことは確かだろう。光のない目でそっと彼に近づき、やや乱暴に顎を掬い上げて)


……ねえ、遥太。帰る前に、遥太とキスしたい



59: 古矢 遥太 [×]
2024-04-27 20:59:42


今度はちゃんと泊まりきてよ!僕も泊まって欲しかった…し…
(納得してくれたことにほっと胸を撫で下ろし、自分も一緒にいたかったと素直に言葉零れ相当恥ずかしいこと言っていると自覚すれば語尾が小さくなっていき。先程読みかけだった漫画等を準備途中だった紙袋へ詰め込み玄関まで見送りに行き「気を付けて」と言葉を伝えようとすればいつもと違う雰囲気の相手と目が合い吐き出された言葉の意味、意図が分からず自身の幻聴かと思うも相手の様子からそうではないようだと察し。もしかすると同じ気持ちなのだろうか、からかわれているのだろうか、このまましてしまって良いのだろうかと心のなかで自問自答繰り広げれば否定も肯定もできず)

ふ、古海くん?それって…どういう…

60: 古海 藍斗 [×]
2024-04-27 23:19:29



とぼけんなよ、分からないとか言うなよ……僕はこんなにも君が好きなのに……っ


(僕の暴走は止まることを知らず、口調も乱れて情緒不安定のまま彼に一方的な感情をぶつけて。汗がだらだらと垂れてくる。こんな穢らわしい手で触れてごめんなさい。それでも、こんな醜い僕でも、彼を恣にしたい。その一心で、戸惑う彼の唇を奪って。その甘い感触を味わう間が数秒。ついに、やってしまった。サーっと血の気が引いていき、我に帰った時には彼の家を飛び出して駅に向かって全速疾走する自分がいて。明日、どんな顔をして彼と接すればいい?もう顔も合わせたくないと言われたら。僕の人生は終わりだ。慎重に距離感を測りながら築いていた関係が、彼の拒絶一つで崩れ落ちる未来を危惧し、憂鬱な気分で家路を辿った)




61: 古矢 遥太 [×]
2024-04-28 02:09:29

古海くん?
(突然変わった相手の口調に驚きから顔を上げると苦しそうな表情目に写り、そのままの表情で口付けられれば何が起きたか理解するまで時間がかかり。理解する前に相手が出ていけば「古海くんっ!」と後ろから声をかけることしかできず、慌てて玄関から飛び出すも相手を追えるほど近くなくしばらく背中見つめ。諦めて玄関へ戻るとそのまま自室まで行けばベッドへ潜りこみ先程の口付け思い出して唇なぞりポツリポツリ呟き)古海くんが…僕を好き…?ホントに…?

62: 古海 藍斗 [×]
2024-04-28 05:46:46



__……僕は、間違ってしまったのかな


(翌日。ただでさえ地を這うように低い親からの信頼が、昨日の今日でついに崩れ去った。今朝は互いに口を聞くこともなく両親はさっさと家を出ていってしまって。そんな関係を修復しようとする気力は欠如していた。僕はもうひとつ、親よりも大事なのに崩壊寸前な彼との関係のこともあるからだ。外面は綺麗で丈夫そうに見えても、心の内側は繊細でどろどろの感情がひしめき合っているというのに。重い足取りで登校したとしてもそれは他人には伝わらず、通りすがる教師や生徒にはいつも通りに挨拶され、適当な笑顔でやり過ごして。席に着けば、まだ担任の姿がないことを確認。そして机の上に突っ伏し顔を隠して独り言を。遥太を守りたい、遥太に優しくしたい、遥太のことを知りたい、遥太が好きだ……すべて偽りのない本心だ。なのに、どうして僕はこんなにも不器用に自分の気持ちばかりを優先してしまうんだ。遥太に合わす顔がない。しかし学校に来てしまったからには対面しない道はなく、もうなるようになればいい、とまた自棄になって教室を飛び出して。一人になれる場所を探し、屋上に辿り着いて。僕の心情のように吹き荒れる風に目を細めると、雑に腰を下ろして頭を抱えたまま動けなくなって)


遥太、遥太、遥太……僕は一体、どうすれば……




63: 古矢 遥太 [×]
2024-04-28 08:31:31


古海くん…来てないのかな…鞄…ある…
(昨日の出来事の為かあまり眠る事ができず眠気に体を支配され大きな欠伸噛みしめながらも学校へ登校し、どう伝えようかどんな態度で接すればとか頭の中でシュミレーションするも答え見付からず。構えたまま自分の席へ行けば相手の姿なく、休みかと考えるも一度来ている様子の机にそろそろチャイムもなるだろうかと時計を見つつもじっとしておれず相手探しに行くため教室を出る。どこに行ったのか検討も付かず取り敢えず廊下を進んで行けば、他のクラスの女子生徒から呼び止められ。モテる相手と昨日仲良く話していたせいか恋文を渡してほしいと頼まれ、渡したくない気持ちから一度断るも女子の圧に耐えきれず受け取ってしまい)

64: 古海 藍斗 [×]
2024-04-28 17:17:34



わ……っ、ごめんね、大丈夫?


(心が吹き荒れようが授業には出なければならない。成績や評価が落ちたらいよいよ家族から捨てられる。それだけは避けなければ、と重い腰をあげて屋上を後にすれば、教室に戻るため廊下を歩いて。すると、とぼとぼ歩みを進めていたせいか、死角から飛び出してきた一人の女子生徒と肩がぶつかり反射的に謝って。短い悲鳴を上げた彼女は、僕の姿を見るなり顔を赤くして、小刻みに首を振った後、すぐに走り出してしまって。普段の僕なら気にかける出来事だが、今は彼女が飛び出してきた廊下の奥側にいる遥太を見つけ、それどころではなかった。学校、来てたんだ。なんだか顔色が悪い、寝不足なのか?そしてその寝不足の原因は、おそらく__。昨晩を思い出し自己嫌悪に苛まれる思考。それでもいつまでも柱の影から見ているわけにもいかず、ネクタイを締め直して物陰から姿を出して。叱られた後の飼い犬が如く、ばつが悪そうに肩を窄めながら彼に挨拶をして)


……は、遥太。おはよう。



65: 古矢 遥太 [×]
2024-04-28 22:11:10


あ…まって…
(受け取ってしまったもののやっぱりと返そうと顔を上げるがすでに走り去って行く背中だけ見つめ、昨日からこんな事ばかりだと苦笑し。素直に気持ちを伝えられる女子はいいなと少し嫉妬心わけば自身が告白する所を妄想し、ふと昨日のキスを思い出せば再び顔が赤く染まっていき。不意に探していた相手が現れ相手の顔を見た瞬間やはり渡したくない気持ち強まり無意識に後ろ手にラブレターを隠して)

古海くん?おおおはよう…

66: 古海 藍斗 [×]
2024-04-28 22:52:06



ん……昨日は、本当にごめん。らしくない暴走して、たくさん困らせた。


(挨拶を返してくれただけでも胸踊るほど嬉しく、安堵で思わず涙が滲む。しかし彼の優しさに甘えるわけにはいかない。募らせた罪悪感で表情を歪ませながら、彼に頭を下げ昨晩の謝罪をして。こんなことになったのは、僕が調子に乗りすぎてしまったからだ。いい感じに距離を縮められたことに優越感を覚え浮かれていた。これ以上彼に危害を与えないためにも、遠くから彼を眺め、隠し撮りをコレクションしてただけで満足していたあの頃の僕に戻ろう。僕の全ては遥太だということは変わらないが、遥太が僕に対して想うのは特別な感情ではないのだろう。そう勝手に結論づけて、大きく息を吸い相手の瞳を見て)


これからは、あんなことしないようにするから。……僕ら、ただのクラスメイトってだけの関係だし。




67: 古矢 遥太 [×]
2024-04-28 23:14:48


古海くんっ…昨日何であんなこと…そうじゃなくて…僕…僕…昨日の事何一つ嫌じゃなかった…から…その…
(頭を下げられた事に昨日のはやはり自分と同じ気持ちじゃなかったのかと軽いショックを受けつつも、とても楽しかった昨日とは別で距離を離れようとしている相手に焦りを覚え。真っ直ぐ目を見つめられれば自分の内心まで知られて引かれそうに思いそのまま笑って誤魔化すべきだと頭の中ではわかっているのにラブレターを隠していたことも忘れ咄嗟に相手の胸部分の服を握って相手と距離を詰め。言葉足らずのまま言葉を続けていくも予鈴がなる音聞こえ)

69: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 00:01:02



……っ、遥太……昼休み、話す時間作ろう。……その手紙のことも聞きたいし。


(いつものように困ったような笑顔を見せて僕の謝罪を受け入れてくれると思ったが、それこそ甘えた考えだったようで。それとなく僕が距離を取ろうとしているのを察したのだろうか、突然胸ぐらを掴まれ、必死に僕を引き止めようと彼は言葉を紡いでいて。昨晩の困惑と、僕を許容するような発言。嫌じゃなかったって、そんなことを言われたら、僕は__瞬間、予鈴の音で我にかえって。もう皆が教室に戻ったのか廊下には人影もなく、僕と彼だけ。僕達も戻らなければと放心状態の中でも冷静に考えれば、ふと彼の手に握られた手紙のようなものが気になって。とにかく今は時間がない。昼休みならばじっくり話し合いができるだろうと考え、彼の背中をなだめるように優しく叩いて提案し)




70: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 01:34:28

(/連投しちゃったみたいで、すみません)


こ、これは…うん、じゃあ昼休みに…
(ポンポンと宥められれば予鈴の音も耳に入り少し落ち着きを取り戻し。無意識に握りしめてしまっていた女子のラブレター目に入り今渡すべきかとじっと見つめるも相手の提案にこくりと頷いて、さすがに授業にでない訳には行かず二人で教室へ戻ると先程自分の吐いてしまった言葉思い返し後悔しつつ昼休みになるのを悶々と過ごし)

71: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 08:08:12



( / いえ、お気になさらず!


__遥太、こっち来て。今日は風が強いから誰もいないだろうし屋上で話そう


(授業が終わり、遥太を連れて屋上へと向かい。終始無言で、それでもちゃんと後ろについてきているのか彼の方を時々振り返り気に掛けながら、廊下と階段を進んでいき。管理が甘く鍵が開いたままの重い扉を開ければ、今朝一人で来た時と変わらずそこには人がいる気配はなく、ひゅーひゅーと風が吹く音だけがこだましていて。ここなら落ち着いて話せそうだ。といっても、昨晩の件と先ほどの彼の言葉について単刀直入には触れづらく、前口上に丁度いいかと彼が持っていた手紙について訊いてみて)


……とりあえず、あの手紙のことから教えてよ。誰からもらったの?



72: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 08:20:27


…これ…あの違うクラスの女の子にもらったと言うか…預かったんだけど…古海くんの…
(約束通り時間を作ってくれた相手にこくりと頷いて後ろをついていき屋上へ出た瞬間強い風が吹きぶるりと体震わすも思ったより寒くなく。普段来ない屋上の様子のを見渡していれば手紙の話振られ上着の、内ポケットへ仕舞っていた自分のではないラブレターを取り出しゆっくり差し出して。昨日の事は間違いでやはり女の子から告白されたら女の子の所へ行ってしまう様な気がして相手の表情見れずうつ向いたまま)

73: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 08:47:45



え、僕宛だったの?違うクラスの女子って……ああ、さっきの……

(目の前に出された手紙を受け取り、もしや授業前に肩がぶつかった彼女が書いたものなのかと記憶を辿り。ご丁寧に貼られたハートマークのシールを剥がして徐に封を開けて。便箋二枚分の想いが綴られたそれを読むものの、馬鹿馬鹿しいと無情な短い溜め息を吐き、その手紙を真ん中から裂いて破り捨て。手を離せば、紙切れが風に乗って遠くの空へ舞っていく。それを冷めた目で眺めながら、遥太に言って)


悪いけど、その女子には『古海くんは受け取ってくれなかった』って伝えてくれる?……僕は遥太の気持ち以外を受け取る気はないんだ



74: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 09:18:28


え?あ…
(受け取った手紙をその場で読んでいる相手を大人しく待ちつつも今すぐにでも引き止めたくなる気持ち抑え。ふと読み終わったであろう相手から紙を破る音が聞こえれば驚き顔を上げ、飛んでいく紙を見つめ。普段では考えられない様子の相手に少し動揺を見せつつも相手の言伝てに「うん」と頷き。これは伝えてもいいのか。拒絶されないのか、もしかするとと期待と不安が入り交じりつつ相手を見上げ)
…僕の気持ち…だけ?

75: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 09:54:15



ああ、僕は遥太だけだから。……遥太が僕の気持ちを受け入れてくれるのかは、分からないけど。


(真っ向から向けられた相手の視線に目を逸らしそうになるが、全てを受け止める覚悟を決め、見つめ返し。彼は少し期待したような目をしていて、心が痛む。きっと遥太は、僕の言動に絆されている。彼から憧れの感情を持たれていると察していたのに、それに付け入るようなことをした。彼の目には、優等生で完璧な僕が写っていて。僕の本性を知ったら、きっと彼は__僕の想いを伝えるのは怖くて、ずっと遠くから眺めていただけだったのに。彼の友人から情報を引き出したり、隠れて写真を撮ったり、うっかり屋の彼が落とした私物を拾い集めコレクションしたり。そんなことが彼にバレたら、嫌悪や拒絶を受けるだろうか。今年度から同じクラスになり出席番号順の席も近いせいで、距離感を見誤ったんだと後悔する僕を、優しい彼が引き止めようとするこの現状が嘘のようで。彼の気持ちを知りたい。それが僕の心を劈くようなものでも構わなかった)


僕に対して思うことがあれば、なんでも言ってほしい。なんだって受け止めるから。



76: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 13:20:37


…あの、僕…古海くんが好きです。クラスメートとか友人としてじゃなくて…その…恋愛的な
(相手の言葉に一緒の気持ちではないかと期待の方が勝れば意を決したようにこくりと唾を飲み込んで相手の目をじっと見つめ、それでも同性という壁が大きく感じればポツリポツリと呟くように言葉紡いでいき。自身で何を言っているのかだんだん分からなくなれば此方を見つめ返してくれている相手の服を引き寄せ少し背伸びをして唇へぶつけるように自分の唇重ね。歯が当たりじんじんする唇を抑えつつ「こういう意味で」と真っ赤な顔で伝え)


77: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 13:54:26



……え、………?


(迫る唇が僕を襲い、辿々しい口付けをされ唖然と小さく声をもらして。相手の言動を咀嚼し理解しだすと、際限なくぼとぼと涙が溢れ落ち。すべてが信じられなくて自分の頭をグーで殴る。すごく痛い、夢じゃない。てっきり、困惑や憤りの感情を告白されるのかと思って覚悟をしていたのに。しかし僕は彼にあんなことをしたのに一体どうして好意を寄せてくれたんだろう。一旦冷静になれ、早まるな、彼が好きなのは優等生の仮面をかぶる僕だ……!__そう考えようにも、何万回も妄想して夢にまで見た彼からの愛の告白が現実に起きた、その破壊力は僕の理性を崩壊させてしまって。興奮のあまり力の加減をせずに握り潰す勢いで相手の手をとり、まつ毛とまつ毛が絡まり合いそうなほどのゼロ距離でべらべらと彼への愛を語って)

ねぇ、僕も……好き、だよ……遥太の隣にいたい……遥太の髪も目も口も爪先まで全部僕だけのものにして、僕以外の目に触れないようにしたいし、抜け落ちた髪も切り終えた爪も全部保管して大事にするし、写真も動画も四六時中ずっとずーっと撮り続けて監視したいし遥太の身体中を舐めまわしたいし……あ、やば、今のは…忘れて……




78: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 14:09:58

わっ古海くん?
(ポロポロ涙が零れる相手に嫌だったのかもとズキリ胸を痛めるもわたわたと慌て。突然の行動に理解できず相手の名前呼べば鈍い音を出した頭をよしよしと撫でてやり。顔が整っている相手の顔が近付けば先程とは打って代わりドキドキ心臓が早鐘をうち、相手からポンポン出てくる言葉を全ては理解出来なければ自分の中で簡単に解釈してへにゃりと力が抜けたよう微笑み)

爪…?動画…?えっと…いっぱい好きってこと?古海くんも?

79: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 15:07:32



うん、いっぱい大大大大大好きだよ!ああ、どうしよう……僕達、今から恋人ってことでしょ?今すぐクラスの奴らに報告しにいく?なんなら先生達にも言ってさぁ、皆に僕達を祝福してもらうんだ

(笑う遥太の可愛さに心臓がギュンとしつつ、恋人特権だと言わんばかりに彼を抱きしめながらほおずりして。もう何も取り繕わないでいいのかと思えばだんだんと高揚感で満ちていき、つい数分前まで昨夜の後悔やら相手への申し訳無さや自己嫌悪やらで苦しんでいたとは思えないほど晴れやかな表情で、幼子が夢を語るように目を輝かせ傍迷惑なことを言い出して。照れ屋な相手は嫌がるかもしれないが、僕の人生史上最大の奇跡が起こったのだ!こんなこと自慢せずにはいられないと優等生キャラをすっかり忘れて木にしがみつくコアラのような体勢でびったりと彼にまとわりついて)



80: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 15:34:10


恋人同士…ほんとに?嘘みたい
(ドキドキと心臓の音がうるさい程聞こえてくれば恋人恋人…と何度と言葉を呟き。それでも夢の中にいるようで昨日からまだ目が覚めてないのかという感覚に落ち。抱きしめられる胸の温かさや相手の匂いにくらくらしつつもおずおず相手の背にてを回しぴとりとくっついて。先程進展したばかりの二人の関係を皆に話すという言葉に優等生な相手が自分と付き合うとなれば障害もあるだろうと反応し顔を上げれば「だめだよ!」と咄嗟に言ってしまい)

81: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 16:26:16



えー、ダメ?……まったく、遥太は照れ屋だからしょうがないな

(抱き返してくれた体温に癒されていると、やはり提案を却下する声が聞こえて。内心残念に思うが、相手が嫌なら仕方がないと甘やかすようにデレた声を出し。それはそうと休み時間も終わりが近づいていて、それすなわち彼との密着時間も終わりを迎えてしまうということで。あーこのまま連れ帰って監禁したいーと天気の話でもするかのような軽さで呟きつつ、悩みも晴れアドレナリンが漲る身体は生活意欲も向上中のため、早く授業を受けてかっこいいところでも見せてやろうと一旦抱きしめる力を弱めて)


とりあえず、そろそろ教室戻ろうか。ほら、手。繋いで行こう?遥太の手のひらの汗腺から分泌される汗をこの手で感じ取りたいからさ。あ、安心して。もう一生手洗わないから!さっきキスもしたから顔も洗えないね、っふふ



82: 匿名さん [×]
2024-04-29 16:55:12


か、んきん?
(あまり耳にしない言葉にきょとんと首をかしげるつつ予鈴の音が聞こえ。最近予鈴に急かされてばかりだなと苦笑しつつ戻ると云う相手に同意して照れくさそうに頬を緩めたままそっと差し出された手を握り。相手の言葉に部分部分しか理解出来ないまま、引くことはないが頭がいい人は違うなぁと変な感心を抱き、誤魔化すようにへらりと笑って)
て、手は洗わないとだめだよっね?

83: 古海 藍斗 [×]
2024-04-29 17:42:38



そっか、分かったよ。遥太に菌を移してしまう可能性もあるし、ちゃんと洗う。……僕は遥太に移された病原菌なら逆に健康になれそうだけどね


(遥太は驚くほど素直で…なんというか、すこーし鈍感で、僕の発言の意味がよく分かっていないのかずっと嬉しそうに微笑むだけで。僕の内側を見せても以前と変わらない対応で僕を受け入れてくれる。それがなんとも嬉しくて、調子に乗りべらべらとオブラートに包まない直接的な言葉を言い続けてしまう。本当に、彼は僕の何を見て僕を好きになったのだろうか。その他にも話したいことや問いたいことがたくさんあるので、次の二人きりになれる時間を約束しようと握った彼の手をさらに強く握りしめて)


授業終わったらさ、一緒に昼飯食べよ?



84: 古矢 遥太 [×]
2024-04-29 20:47:20

古海くん、何か…いつもと雰囲気違うね
(いつもの優等生な相手とは想像がつかない事を云う相手にクスクスと笑って。これが恋人同士の古海くんなのか…自分しか見れない古海くんだと感動さえ覚えれば深く考えずにぽろりと口にしており。次の休み時間のご飯の食べる約束すればウンウンと頷いて楽しみと繋いだ手を前後に揺らし機嫌がいいこと体で表し、教室が近付けば、他の生徒の姿が見え、ばれてしまうとスルリと手を離して)

85: 古海 藍斗 [×]
2024-04-30 11:30:49



__遥太は、どうして僕なんかを好きになってくれたの?


(時間は過ぎ、一緒に昼飯を食べようと再び屋上に戻ってきて。強風といっても過言ではなかった数時間前とは打って変わり、風が止んで穏やかな気候になっていたその場所で、朝コンビニで買ってきたおにぎりを食べつつ彼に訊いて。ぐっと距離が縮まった昨日を思い返してみても、朝は寝癖を指摘してあくまで事故だが髪の毛を抜いてしまったり、落書きしてるでしょと炙り出すような真似をして無理に見させたり……家に押しかけたり……む、無理やりキスしたり……あれ、僕、すごく嫌な奴では……?こんなんだから嫌われていてもおかしくないと思っていたのだが、今日の告白ですべてが逆転された。寛容すぎる彼が何を思っているのかと、欠点だと自覚している部分を口に出してみて)


ほら、僕って優等生とか言われるけど、実際は……全然、そんなことないしさ。なんというか、情緒不安定だし?遥太のこと好きすぎるし?……ちょっと、変な奴なんだ



86: 古矢 遥太 [×]
2024-04-30 12:24:26

す…好きになった理由!?…えっと、初めは凄くかっこよくて、皆に優しくて…凄く憧れだったんだ。ずっと目で追ってて、僕も古海くんみたいになりたいなって…。でも仲良くしていくうちに古海くんのこと一人占めしたいって思うようになっちゃって…
(相手の隣に腰掛け買ってきたコンビニのおにぎりをもぐもぐと咀嚼していたが不意討ちの質問にゴホゴホとむせ混み、一段落したあと少し照れくさそうにうつむきつつ自分の気持ち打ち明けていき、相手の顔を見ること出来ず食べ掛けのおにぎりじっとみつめ耳の先じんわりと赤く染め上げる。相手の言葉を否定しつつも更に告白続け、恋人同士になったのだからと勇気を出して相手の名前呼びつつ語尾だんだん小さくなり)
ううん、情緒不安定…?はわからないけど…昨日見せてくれた古海くんもいつもと違うと思ったけど凄くドキドキして…僕、どっちの藍斗くんも好きだな…と思う…かな

87: 古海 藍斗 [×]
2024-04-30 12:49:37



…………ヴッ……!!

(尊みの爆撃を受けた僕はふらりとよろけて気絶したように倒れ込んで。僕への想いを言葉にしつつ耳まで赤く染める遥太を見ているだけでも限界だったが、名前を呼ばれ限界突破だ。藍斗くん……あいとくん……アイトクン……これほどまでに親から名付けられた名前を愛おしいと思ったのは初めてで、多幸感に満ちた表情でその名を復唱して。ここまで受け入れてくれて、優等生じゃない素の自分まで好きと言われたら、もう、"アレ"を見せても今更拒絶されないんじゃないか。ふと魔がさして、放課後の約束を取り付けようと倒れた体勢のまま長く伸びた前髪で目に影を落としながら言って)


……放課後、僕の家に来てよ。遥太に見せたいものがあるんだ



88: 古矢 遥太 [×]
2024-04-30 15:37:00


あ、藍斗くん?藍斗くんは僕なんか…どこがいいの?
(急に倒れ込む相手に驚きを隠せず顔を覗きこみながらよしよしと頭を撫で。相手が自分を好きになる要素全くなく、不安が溢れればぽろりとこぼれ。家と聞けば昨日のことを思い出すもまだ親が帰って来ないためすかさずうんっと返事を返し)
見せたいもの?なんだろー


(/どういう展開がいいでしょう?希望ありますか?)

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