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【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】/291


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259: スレ主/本編再々開 [×]
ID:896f7f474 2025-03-12 06:41:00


>>廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、????×1】


たったったった


軽い足音を立てて、霧の中を駆けていく小さな人影、背負った小さなうさぎのリュックが揺れる。

どこか動き慣れた様な身のこなしで――しかし途方にくれた様な疲れの見える足取りで荒れ果てたやや和風の廃屋敷の敷地内…そしてその屋内へと躊躇無く入って行く。


ことも「……ここは、わたしの“まち”じゃない。」


―思わずそう口に出してしまう幼い小学生低学年ほどの少女(ことも)だったが……

――このばしょ■みた■こと■ある――

脳裏を巡る奇妙な…しかし確実な(デジャヴ)

しかしそれを思考する前に不意に感じた悪寒に息を止めて…リビングの棚の陰に隠れる。

即視感(デジャヴ)が正しければこの後…

――しかし(今回)はあの喉が詰まった様な濁った声は聞こえてこない。しかし隠れて身構えていた少女(ことも)は別の違和感を感じ取っていた。

――

―代わりに台所の方面から聞こえてくる、ぐちゃぐちゃと水気のあるモノを咀嚼する様なイヤな音。――ぼんやりとした天井の照明は薄っすらとその音の発生源にいる(ナニカ)の影を映し出していた。
人間サイズの巨大な――昆虫、それが鎌腕に原型を留めていない血塗れの肉塊を捉えて喰らっている。

ことも「……かまきり?」

――






>>キアナ・カスラナ、早川アキ、墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、???×多数】

二人(キアナ、早川)が邂逅している丁度その頃、新たにこの辛気くさい場所を走る人影が一つ。

ハァッハァッハァッハァッ…ゼェゼェ

全力疾走して来た様な苦しげな息遣いとやや重苦しい足音と共に少し歩いたあとどうにか息を整えているらしい。トラッカー帽を逆被りにした青と白のストライプのシャツにズボンという井出立ちの小太りの青い双眸の青年(エディ)

エディ「ゼェゼェ…此処は――“また”墓地?」

霧の立ち込める何の変哲も無い西洋風の墓地群――違和感を強いて言うなら開けた屋外である筈なのにやたらと黴の臭いが強く感じる点だ。

それに立ち込め続ける濃い(霧)


トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン(単調な手打ち太鼓の音)


何処からともなく聞こえて来る音。

和太鼓やドラムの類では無く、アフリカや中米辺りの素朴な手打ちの太鼓の単調な音色、場所や状況が許せばエキゾチックな風情もあるかもしれないがこの異常な状況下では不気味さや不吉さ以外のモノを感じられないだろう。

何処から鳴っているかも分からないが――それに併せるように墓場に変化が起き始める。

ボゴッ

ズルズルズル…

エディ「あ…わ…が…いやだ、いやだああああ」

墓地でそんな悲鳴があがる。

――解っていた、少なくとも…コレが肉を伴う(現実)であろう事を――しかし青年(エディ)のなけなしの理性は自己防衛の為に――起き上がってきた(ソレら)を認識する事を拒む。

それが(二度目)だとしても

その場に尻餅をつく形で腰が抜けてしまった小太りの青年(エディ)の周囲からゆっくりと、墓場から起き上がる(腐乱死体)の群れが徐々に歩み寄り始めていた。



>>霧雨亜理紗、チュエ、旧校舎ALL

【旧校舎/????、????×3】

片や姿の見えない親友を探して、片や得体の知れない状況下でまともな(人)に出遭えた事を喜んでいる最中――この木造の昭和の不気味なノスタルジック感雰囲気溢れる校舎の…そう離れていない場所から激しくガラスを割る音が響いてくる。

―まるで校舎内に建物の外から(ナニカ)が侵入して来たかの様に

それも一度ではなく続けて数回、安っぽい曇りガラスを割って入って来るのが手に取るように分かるそんな物音。

それから一呼吸置いて――何処か覚束無い足取りの複数人分の足音が、ぎしっぎしっと廊下の劣化したリノリウムや木造の床を踏む独特の音と共に聞こえてくる。

速度はそう速く無い様だが――それらは確実に二人(霧雨亜理紗、チュエ)に近付きつつある。



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