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173:
キュアマジェスティ/ソラ・ハレワタール [×]
2024-04-06 03:15:21
【 遊園地 メリーゴーランド付近 】
>L、Lダミー×4、鯰尾藤四郎、遊園地all
キュアマジェスティ「任せて!」
マジェスティの言葉に頷いたり同意してくれた彼女達(L、鯰尾)へと満面の笑みを向けて密かに気合を入れる。
防御に回り間合いに入ろうとしてくる複数ものライイングフィギアを相手にしながら冷静に今一度、俯瞰する。L達が射撃したり斬り伏せたりしているにも関わらず敵の数は減るどころか増えていく一方。このままでは徒労に帰してしまう。何とかしなければ。
そう考えているとLから呼び掛けが。
「うん、一気に攻めよう!」
彼女の意図を完全に理解してはこくりと頷いてみせる。榴弾による穴ができたら瞬きの間に攻撃を入れることができるように一歩前に進み、じっと機会を待ち。
【 図書館廃墟 1階 資料室 】
>長宝院ねむり、ポット、クビナシ
扉を開けて資料室へと入ったと同時に問いかけの声。思わず驚かせてしまったことに対して深々と頭を下げて非を詫びる。
ソラ「ごめんなさい、びっくりさせちゃいましたよね」
現れたのは青い瞳に青い髪をサイドテールで纏めたねむりと同じ歳くらいの少女。
「初めまして、ソラ・ハレワタールです!」
続けて清々しいくらいに礼儀正しくかつ元気よく名前とともに挨拶を告げる。怪しい者ではないことを示す為、薄暗くて見えない故にはっきりと姿を認識する為に彼女達(ねむり、ポット、クビナシ)に近づく。
その最中にこの部屋の暗さに慣れきたのかねむり達との距離が近づいたからなのか人影の輪郭が徐々に浮かび上がってきてその全貌が明らかになってくる。目を凝らしてみると、1人は銀髪にマゼンタの瞳を持つ少女。もう1人(?)は頭部がティーポットの長身の男性。頭部に引っ掛かりを覚えるものの、ソラの置かれた状況を比べると些細なこと。最後の人物に目を向ける。先程の男性(ポット)と同じ服を着た男性。頭部へと視線を移すと断面が黒く、しかも泡のような何かが立ち上がっている。_首が、ない。
「おっおおおおばけー!!」
首から上がないことに気づくと、彼(クビナシ)をおばけだと認識してしまう。怖いものが苦手なソラは表情が青ざめ、ぴゅんと機敏な動きで本棚に隠れてがたがたと震え始める。
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