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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
62:
阿久津 絵留 / 3089 [×]
2025-04-13 22:33:54
──根古屋くん……そう。そう、ですか。
( これまでにないほどかなり急いで走ってきたこともあって、すぐに喋ることもできないほどに息が切れていたので大きく深呼吸をする。向こうも此方に気付けば顔を隠しており、そして檻の中に閉じ込められている彼女に対して何の反応も示さないあたり、この人物が檻の中に彼女を閉じ込めた張本人であると言うことは想像に難くなく。相手の顔を確認しようと近づこうとすれば、そこには今朝話したばかりの彼がいて。突然の事実を受け入れることができず、頭がぐらりと回るかのような感覚に襲われて項垂れ、思わず壁に手をついたままもう片方の手で視界を覆うようにして。──間違い無い、彼が悪魔なのだ。平然としているように見えるが、普通の人間ならばあの檻に対して何のリアクションもしないなど有り得ない。ましてや相談に乗っていたなどとこの状況で言えるだろうか。自分の感覚を信じる他ない、これほど近くから、微量とはいえど悪魔の力を感じるのだから。──友人が自分と対立する勢力だと知った時、どうするべきなのだろうか。それに対処する方法を自分は知らず、どう言葉をかけるべきなのかと言うことすらも考えられない。ただ自分を納得させるように相手の名前を呟けば、先ほどから続けて流れてくる汗をもう一度袖で拭い。そして真っ直ぐに、しかし鋭い眼を相手と、そして檻の中に閉じ込められた女子生徒に向ければ、自分がやるべきことをやらなければと檻の方へと近づいていき )
相談……分かりました。そう言うことなら──
( 彼が自分をここから遠ざけようとしていることは一目瞭然で、もし自分が彼の言う通りにここを退けば目の前の女子生徒はどうなるかも想像できる。幸いまだ彼は自分が天使であると言うことに気づいていないようだ。"相談"などと誤魔化して人を誑かそうとしているのならば、それを黙って見逃すわけにはいかない。彼の横を通り過ぎて黒の檻に素手で触れれば、どうにかしてこの檻を消すことができないかと、自身の内に潜む神より賜った力を注いでみる。それと同時にブロンドベージュの髪が徐々に輝かしい金色へと変化していき、さらに碧眼の瞳が弱く光ったかと思えば女子生徒を閉じ込めていた黒い檻が白い光と共に霧散していき。そうして開放された彼女を支えれば、無事に魔力を打ち消すことができたという安心感はひとまず置き、目の前の彼に対して静かに、しかし威圧感のある声で話しかけ)
私も相談に乗りますよ。同性だからこそ話しやすいこともあるでしょうし。
( / レス、ありがとうございます!やはり花粉は辛いですよね…!お返事をいただけるだけでもとても嬉しいので、どうかご自愛ください…!
違和感等ございません!素敵なロルですよ…!
取り敢えずは魔力を相殺すると言った形で檻の破壊を描写したのですが、天使の使う力を悪魔の使う力と同じように魔力と言うのには少し違和感がありまして、少し濁した形で書かせていただきました…!ロルにも書いたように天使の力という以上は神から拝借している力と言う印象ですので、呼び方は神聖力や聖力と言った呼び方の方がしっくりくるのかなと考えております…!
ここ最近少し時間があったことも相まって、私も嬉しさから思わずロルも含め長文になってしまったのですが、此方のロルも少しずつ短くなっていくと思いますので…!此方こそよろしくお願いいたします…!)
63:
根古屋 束 / 3093 [×]
2025-04-16 03:48:58
あ~………はは。そういうこと、ね
( 分かりました、と言いながら此方の意に反し近付いてくる足取りにはっきり立ち去って欲しいと伝えたつもりだったのだが通じなかったのか、と呆れ気味に息を吐き顔を上げる──と、存外鋭い瞳に射抜かれ普段見ている彼女の印象との違いに目を見張る。もう一度この場からの退去を促す事も出来たが、目の前の彼女が何をしようとしているのか単純に興味が湧いてしまいそのまま目で追ってみると迷いなく魔力の檻に素手で触れていて…。見えるだけでなく触れている、その時点で彼女が人間では無いのだと証明するのには十分で、もしや、と食い入るように凝視していればまず初めに視界が捉えたのは眩いばかりの金。そして契約が成るまで後僅かばかりであった檻が霧散していく白。──ようやく腑に落ちた。自分が彼女から感じていた純粋さ、人間にしてはあまりに聖人過ぎるその態度。まさかこんな所で悪魔である自分と相反する存在──“ 天使 ”に出くわすとは…誰も想像出来ないだろう。理解すると同時、ここまで微塵も疑う事をしなかった自分に思わず自嘲気味な笑いが零れ出て )
…相談に乗るって意気込むのは良いけどさ、その子が悩んでるのは恋の悩みなんだそうだ。…阿久津ってそういうの疎そうだし、本当に力になれるのか?──俺に任せといた方がその子も苦しまずに済むんじゃない?
( この遭遇は予想外であったが天使という存在自体は嫌いではない。この先どんな反応を返してくるのか揶揄い甲斐はありそうで退屈な生活に一滴のスパイスが加えられたような気さえする。しかし契約目前で獲物を掠め取られた事は面白くない。ゆったりとした足取りで階段下という奥まったこの場所の唯一の出入口である廊下方面を背に立つように移動しつつ淡々と現状の説明をしながら、そういえば彼女が愛だ恋だと話している場面をあまり見た事が無いような気がするなと思い立ち。もう隠す必要は無いとばかりにゆっくりとした瞬きの後に現れた真紅の瞳は背後から差す夕陽で一層不気味さを増していて。芝居がかったような仕草で首をこてんと傾げては、貼り付けた笑顔の中これだけは本物である挑戦的な光を宿らせた眼差しと共に、もしかしたらこの状況を打破する為の足掛かりになるやもしれない言葉を投げ掛けてみせて )
( / いつもお気遣い痛み入ります…!違和感も無かったようで安心いたしました…!
相殺の形での檻破壊把握です、ありがとうございます~!なるほど確かに魔力だと何か違う感がいたしますね…!相変わらず語彙力が乏しいのですが、神聖力という響きが神々しくて素敵で…良いですね…!
もし以前確認していたら二度手間で申し訳ないのですが、上記で力を相殺出来た事からも二人の能力は同程度の実力…という認識で大丈夫でしたでしょうか…?どちらの方が強い等の話を既にしていた場合は把握漏れですみません…! )
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