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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
24:
匿名さん [×]
2023-09-30 01:17:55
名前:Grace・Roberts(グレース・ロバーツ)
性別:女性
年齢:20
性格: 冷静沈着で物事の判断がしっかりできる。**かツッコミかと言われたらツッコミでノリが良くおっとりとした雰囲気が特徴的だが、たまに大人びたお姉さんのような雰囲気を見せることも。生真面目でコミュ力が高く積極的に行動できるタイプ。何かと振り回されてもついていこうと頑張る努力家な反面、無理をしすぎることも。時折怖がりな一面が垣間見えることがあるが、実はそれが素なのである。
普段は落ち着いており状況判断がしっかりできるのだが、彼女の中の「禁忌」に無理矢理触れられた時、自身が不利な状況でパニックになると子供のようにひどく泣き出して戦闘の行動パターンが露呈しやすくなる。体勢が崩れやすく、戦闘時に腰が引けていたり挙動不審になることからも「臆病」という言葉が似合うかもしれない。感情表現が豊かで喜怒哀楽ははっきりしている分、時折ボーッとしたり疲れ切って怠惰になったりすることも。
精神的に病んでいるからか、やや依存性がある。それでも周りの人間と関われるくらいには親切にできる心優しい部分も持つ。
容姿:サラサラな黒い髪のハーフアップ。艶がかかっており手入れがしっかりされていたのが頷ける。頭の後ろには大きめのサイズの薄い水色のリボンをつけている。パッチリとしていながらほんの少し垂れた目は鮮やかな桃色で、左目にはスペードの瞳を持つ。
白色のブラウスの上に黄緑色のオーバーオール付きスカート、濃いめの赤色のロッキンホースシューズを履いている。
蘇らせたいもの:
〈最愛なる親友-Emily・Coleman-〉
称号:臆病アリス
案内人:チェシャ
備考:貧乏でもなく、かと言って大金持ちというわけでもない、ごくごく一般的な家の子として生まれたGrace。
彼女は平凡な人間だったが、強いていうなら子供の頃から努力家で勉強熱心だった。
ただ、彼女は臆病だった為か友達を作ることが非常に難しかった。その上一人っ子なものだから余計同年代とも関わりが薄い。家族と話すことができても、他人の前だとどうしても吃ってしまう。その為、一人で黙々と勉強したり、読書をしたり、運動もしっかりして。ただ成績を良くする為に何でも頑張って行動してきた。
そんな暮らしを続けていた高校時代のある日のこと、彼女が通っている学校に転校生がやってきた。名前はEmily。どうやら彼女は父親の転勤による影響でこちらへ引っ越してきたばかりらしい。興味はあっても臆病だから眺めるだけ、暇さえあれば勉学に努める。そんな彼女にEmilyは他のクラスメイトと同じように話しかけてきた。まさか話しかけられるとは思っていなかったせいか変な反応になってしまい、せっかくの機会を台無しにしてしまったことを後悔するGrace。
放課後に体育のテストに向けて黙々と練習していると、Emilyが話しかけてくる。
『勉強も運動もできるなんてGraceはすごいね!もしよかったら教えてくれる?』
Graceは喋り慣れていなかったのであまり会話を続けてすることができなかったのだが、それでもEmilyはそんなことを気にせずに会話をする。
お互いに打ち解けながら、徐々に距離を縮めていった。
初めての友達、初めての会話__
友達が出来て初めてが沢山できるようになり、人生ってこんなに楽しいのか、と驚くくらいには人生を楽しむことができたGrace。喧嘩しても仲直りをして、また距離を縮める。
そんなある日、EmilyはGraceが臆病であることを知っており、その上で『友達作ろうよ!Graceはいい子だから絶対できるよ!』
と提案を持ちかける。
Graceは最初拒否を取ろうと思ったのだが、友達を作って初めて自分が「寂しさ」を感じていたことに気付いた彼女は、Emilyにアドバイスをもらいながら徐々に周りと交友関係を作っていった。
クラスの催しにも積極的に参加し、いつしかGraceは周りにたくさんの友達ができた。そうして二人は大親友になり、お互いの家にも遊びに行くようになった。
卒業式の時、EmilyとGraceはお互いに違う道を歩むことになる為かお互い酷く泣いた。文通は欠かせずにやることを約束して、別れを告げた。
そうして成人式にEmilyと再会したGrace。お互い望んだ職業に就くことができ、思い出話や現在の話に花を咲かせていた。Graceは毎日Emilyと手紙を送り合っており、いつしか激しく会いたい思いをグッと堪えながら会える日を楽しみに待っていた反動か、Graceは気付かないうちに彼女に執着するようになっていた。お互いが空いている日はお互いの家に行ったり、買い物をしたり。いつのまにかGraceは彼女の存在がないことに喪失感を覚えるようになった。寧ろ、彼女の周りの存在を無自覚に妬むようになっていった。
Graceの違和感に気付いたEmilyは、しばらくお互いは会わない方がいいと提案するがGraceは「自分の事がいらなくなったのか」と怒って数年ぶりに大喧嘩をし、そのまま道路を飛び出して走り去ろうとした途端に赤信号を無視してトラックが突っ込んできた。
『___Grace!!危ない?!!!』
これで終わりか、と思った刹那ーー
Emilyが彼女を抱きしめて庇ったのだ。
間一髪で助かったものの、当たりどころが悪かったのかトラックが爆発し、無慈悲にも炎を生み出していく。
家や木を巻き込み、辺りは大火事と化した。人々の悲鳴、サイレン音が鳴り響く。
不運にもトラックの近くにいた二人はたちまち大火事を起こしている炎に飲み込まれていってしまう。「一緒に逃げよう」とGraceは声をかけようとしたが、トラックのほぼ目の前にいたEmilyは__もう既に、爆発の衝撃と勢いよく燃え盛った炎に巻かれ、息絶えていた。幸か不幸か、Emilyが覆い被さっていなかったら死んでいたのはGraceだった状況である。
「Emilyィィイィィィイィィイイィィィィィ!!!!!いやああああああああああ!!!!!」
自分のせいだ。本当は依存していることなんてとっくにわかっていたはずだ。でも、失うのが怖かった。初めてできた友達だったから。
そんな貴方が離れていったら、私はそう思うのが怖くて怖くて、気付いたら酷いことばかり__
「ごめん…Emily…ごめんなさい…」
そう言って、Graceは気を失った。
…翌日、彼女は病院で目を覚ました。
幸いにも後遺症は残らず、命に別状はなかった。
…だが。
Emilyは、死んだ。飲酒運転かつ居眠り運転をしていたトラックの運転手によって、無惨にも殺されてしまったのだ。
今回の火事が起こったのも、彼の体に酒が大量に入っていたこと、運転席に酒が充満していたことが関係しているとニュースでは言っていた。
…いいや、Emilyを殺したのは…私だ。
あの時喧嘩したのは、Emilyが要らないからじゃない。
Emilyの為じゃない、自分の為に怒ってしまった、私の我儘が起きた事件。
そこからGraceは狂ったように仕事に必死に打ち込んだ。そうでもしないと気が狂ってしまいそうで。
周りはそれを見て憐れみの目を向けながら避けていった。
でもGraceにとってそれは高校時代に戻っただけのこと。何も気に留める必要は__
「あれ…どうして…どうして、涙が止まらないの……」
その涙を見て慰めるように、嘲り笑うように、憐れむように、謎の囁き声が彼女を導く。それはだんだんと大きくなり、気が狂いそうになりつつも「Emilyに謝りたい、仲直りがしたい」そんな感情を強く抱き、囁き声に応じるように不思議の国へと足を踏み入れていった。
ロルテ:
お願い…私はあの子に会わなくちゃいけないの__!
(段々と大きくなる囁き声に呼応するように声を荒げた瞬間、視界がぐにゃりと歪んでいく。まるで、何処かへ移動するかのように、周りの景色がどんどん変わっていくが、それと同時に足元がおぼつかなくなり、感覚が無くなっていくかのような不安定な違和感を強く感じ取ったGraceはその様子が気持ち悪くてたまらずに目をぎゅっと瞑ったーーところまでは覚えている。
目をゆっくりと開けると、非現実的な景色が目の前に広がる。その影響か少し混乱した様子を見せるGrace、気付けば彼女はどんよりとした空気の中に取り残されていた。辺りを見渡せば見えるのは、廃墟と化したのであろう遊園地の錆れたアトラクションが姿を現す。
不気味な雰囲気を感じ取りながら、倒れた身体をゆっくりと起こし、廃墟の景色に「幽霊でも出るんじゃないか」とやや恐怖を覚えているのか少し怯えた様子で声をかける)
あ、あの…えっと…私を呼んだのは__誰?
(/>11にて臆病アリスの参加希望をさせていただいた者です!pfが完成致しましたので、ご確認をお願いいたします。)
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