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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
285:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-06-05 19:59:52
( 早足になっても結局は合う歩の隣、返ってきた答えは“本気”の方。それにまた彼へ目を流せば普段通りの軽薄な顔に、耳に馴染んだ色調の声。「……そうか、解った。」相棒がいつもの調子だからか、単にそういった事の理解が不十分な所為か、相変わらずの淡白な返事であっさり了承する。その後の駐車場までの道中、持っていたレポートは四つ折りに纏めて雑に白衣のポケットへ、 口に放っていた飴はさっさと噛み砕いて残る棒をその辺のゴミ箱へと。相棒が愛車を撫でる見慣れた光景をその三歩ほど後ろで退屈げに見詰めた後、此方へ飛んでくるヘルメットを当たり前のように両手で難無く受け取り、何の疑念も抱かずそれを被って、ハンドルを握る相棒の後ろに座る。――走り出すバイク。あっという間に流れていく景色を背に、遠く離れていくサイレンを聞きながら、いつの日か己も車で辿った道をぼんやり眺めて。「……着いたな。」少し経て、到着した相棒の家。オートロックやエレベーターの操作は相棒に任せ、己は少々ばかり固まった身体の筋を軽く伸ばして解す。「さて、行う場所は昨晩と同じソファーでいいか?」一度接触への緊張や羞恥を乗り越えた所為だろうか、いつになくふてぶてしく前のめりな研究意欲を、彼よりも先を歩く態度が示す。更にはドア前で立ち止まった今でさえ、実行場所の選択を彼へ淡々尋ねる合間に、足は部屋の主である相棒よりも先に玄関内に入らんと、鍵の開けられた其処に向けて無遠慮に踏み出されており )
(/ …ハッ!危なかった…何とか生き返りましたよ!()緊急を要する事でなければ「あの人本当は〇〇ですよ。」って聞き込み終わってから伝えてそうですけど、何か重要な事の時はその場で間髪入れずに「それ、嘘ですよね?」って看破してきそうで…本当に頼もしい栄君…()あっ私も絶対零度の方が好きです…絶対怒らせてはいけない人怒らせた感あって…()まあサトリですものね…ギスギスくらいしますよね…()國枝さんはそんな感じしますものね…そしてあらゆる方面で信頼されてる陣さん良いですね…()どういう事が切っ掛けになるんでしょうね…飄々とした男が一目置くって、結構大きな事が必要そうじゃないです?()良いですよね!!!それでガチの退魔の説法や呪文始まって、狼狽える敵を「……遅い。」って普段見ない呪具で真顔のまま一刀両断してほしい…めちゃくちゃ見たい…() )
286:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-06-07 17:33:00
(「や、別にそんなのどこでもいいけどさ…」自宅に誘ったのは紛れも無い自身なのだが、こうも堂々と宣言されると─少々たじろいでしまう。家主である自身よりも先を進む相棒の背中を見つめながら─今だけ、普段は気にもしない相棒の研究熱心さに呆れて─内心溜息を吐き出した。普段通り玄関先でブーツを脱ぎ、履いていた靴下もそこらにぽいぽい、と適当に脱ぎ捨てて裸足になる。そのままの流れでコートハンガーにジャケットを引っ掛け、普段家でそうするような─所謂、"気を抜いた"服装となった。先んじた相棒の背中を小さな欠伸混じりに追い、ソファに向かうと─「…じゃあ、触るよ?」一応は首を傾げて声を掛けつつ、まずは小手調べ─とでも言わんばかりに、相棒の髪に手を伸ばして触れてみる。手入れなどには気を使っていないように見えて、案外手触りの良いその黒髪を指先で梳きながら─もう片方の手で、相棒の頬に軽く触れてみた。元々普段もあまり綺麗と呼べる方ではないが─心做しか普段より肌荒れが酷い、ような気がする。これはまた研究に没頭していたな、と内心むす、と頬を膨らませながらも─指先でその頬を撫で)
(良かったです…!!!()ですねえ…その様子が目に浮かびますよ…()"絶対に嘘を見抜ける聞き込み担当"なんて、どの組織でも一人は欲しい人材ですね…()ですよね…そういう人好きなんです…まあ、空気は絶対零度に冷え切りますけどね()しますよ…まあ、本人の性格も多少あるでしょうけど…()ええ、國枝はこんな男ですよ…誰に対してもこんな感じですし…そうでしょう…!陣さんの人望は凄いですからね…都築さんが唯一「さん」付けで呼ぶ人(外)ですから…()ですねえ…相当な…命救われたくらいのことがないと…()あっ…イイ…好き…())
287:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-06-09 13:22:05
( 彼是と脱いでいく相棒を後ろに、己も靴だけは取り敢えず脱いでさっさとリビングのソファーへと。我が物顔で座ったその隣、相棒の一声に、ああ、と了承の意を頷き告げると、宣言通り此方に彼の手が伸びてくる。――先ずは髪、自分自身では基本的に雑な扱いをしているそれに相棒の指が通り、慣れない感覚に眉が微かに顰めるように動く。その殆ど同時に、頬への滑らかな感触。「……ん、」髪とは違ってじんわりと伝わってくる体温の違いに、知れず目元は心地好さげに伏せって細まり、喉からは小さな音が漏れ落ちた。――さて、此方もされるままとはいかず、相棒に倣って初めに目の前の金糸を目指して指を上げる。纏まりから溢れている毛先を爪で掬い、そのまま緩く摘まみ下ろした後、丁度触れた頬に掌を当てる。己よりは余程肌艶の良い其処を、すり、と一度撫でた後に輪郭を辿って辿り着いたのは、ピアスの飾られる相棒の耳。「……よくここまで開けられるな。」耳殼の上部分、装飾名で言うのならへリックスやインダストリアルが付けられる辺りを親指の腹でなぞりながら、感心とも呆れとも取れる吐息混じりの一声と共に顔を少し近付け、改めてまじまじと其処に観察の眼差しを注ぐ。己には無い物珍しさからだろうか、ご丁寧にもホールの一つ一つを順繰りにゆっくりと同じ指で辿った後に、「……ああ、そうだ。」ふと視線は彼の瞳へと合わさり、「今日は昨晩のように目を逸らすなよ。」今更だが先んじて、昨夜の逃避を封じる脅しじみた警告と共に、頬へと戻した指先で極軽く相棒の輪郭を抓り引っ張って )
(/ そんなの誰だって欲しいに決まってますよ…まあ他の部署が頼んだ所で陣さんら全員にガード食らいそうですし、本人に頼めたとして物凄い辛辣な言葉しか返って来なさそうですけれども()性癖の一致…!まあでも、それこそ余程の事が無い限りは穏やか(時々圧力)でしょうし…ね()性格は…ほら…皆のお陰でちょっとずつ改善されていくでしょうから…()でもそこが國枝さんの良い所ですし…私は好きですよ。尊敬と敬意払われてる人外良いですね…街の人間と妖怪からも人気ありそうです()あれですかね、ベタですがあと一撃食らったら倒れる、みたいな所を刑事さんが身を挺して助けてくれたとか…もしくは都築さんや陣さんが来るまで時間稼いだとか…()ね…それで敵倒した後は元の飄々ヘラヘラとした態度に戻るの…好き…())
288:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-06-09 20:31:34
(相棒の頬に触れれば、その喉からは小さく唸るような声が漏れ出た上に目が糸のように細まる─ホントに猫みたいだ、などと心の隅で思う。と、自身の髪に触れてくる彼の指にふと視線を落とす。その指は自身のものよりも随分と細くて華奢ではあるが─頬と同じくカサついた肌と浮き出た指の節が目に入り、自身の唇から小さな苦笑が漏れ出るのを感じた。その指はそのまま自身の頬を緩やかに滑り、ピアスが揺れる耳朶へと移動してくる─相棒の言葉通り、自身でもよくここまで自身の耳を穴だらけに出来たものだと思う。称賛とも呆れともつかない、その言葉にはあはは、と酷く乾いた笑い声を一つ返しておいた。ホールの、それもピアスの嵌った輪郭を律儀になぞっていく親指が妙に擽ったく、身を捩ろうとした所で─相棒と目線が噛み合う。目を逸らすな、との言葉と共に、至極軽くではあるが頬を抓られた。痛ぁい、とさして思ってもいない声を溢したものの、直ぐに真剣な表情を浮かべては相棒の瞳を見据え、「…勿論。アーネストの方こそ、逃げないでね?」と少しばかり冗談めかして笑う。相棒の頬に触れていた指先をそのまま下ろし、相変わらず荒れている唇に指の腹で緩く触れた。自然と─獲物を前にした動物のように瞳が細まり、唇の端には甘ったるい笑みが浮かぶのが自身でも分かる。「…ね、アーネスト。…いい?」あえて─何をしていいか、とは問わなかった。分かれとの意図を込めて首を傾げつつ、相棒からの返答を大人しく待って)
(ですねえ…多分考えてること当てられた挙げ句に「……お引き取り下さい、人間は嫌いです。」って言われて終わりますよ…()で、ですね…(震え声)まあだからこそ強さに拍車が掛かってるんですが…()ええ、改善は(非常にゆっくり)されていくのでご安心を…()好きだってさ國枝!!良かったね!!()ですです…まあ…郊外の奥まった場所に引きこもってるので、まず陣の存在すら知らない人は多そうですが。()あーいい…凄く良いですねそれ…()あっ好き…好きですそれ…())
289:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-06-12 19:42:01
( 己が溢した言葉には笑う声が一つ。それから上がった何とも軽薄極まりない悲鳴に満足して、殆どただ摘まんでいただけの指を離し、また相棒の頬に掌を当てる。真面目な顔をした彼の瞳から逸らさず見詰め合った数秒後、相棒と全く同じタイミングで笑いを零せば、「…愚問を垂れるな。逃げる訳が無いだろう。」嘲笑にも似た、自信に満ちる不遜な物言いで言葉を返す。――ふと、唇に温もりが触れる。意識が一瞬そちらに逸れて伏せた視界を、再び上げた所に映ったのは、昨晩と同じ甘さの混じる相棒の微笑み。思わず眉を鋭く顰めたのは、不機嫌になった訳でも、まして怒った訳でもなく。未だ慣れないその表情に、浮わつくように跳ねた心臓が巡らせる熱を誤魔化した所為。「……その為に来たのだろう。いちいち訊くな。」意図を問い返す野暮はしない、ぶっきらぼうだが期待を裏切らぬ答え。ずい、ともう一歩彼に迫った所で、その高い鼻先にぶつかりかけた己の眼鏡に気が付いた。「……邪魔になるな。」人避けの太いフレーム、それに目の負担を和らげる為の加工レンズなど、今は不必要。空いていた指でそれをずらし落とし、片手で蔓を畳めば適当にテーブルの方へと投げ置いて。よし、と一人準備万端と呟いた独り言と共に、眼鏡を放った側の手も彼に伸ばして、その無駄の無い綺麗な輪郭を余さず包み、もう一度――昨晩のあの感覚を確かめに、やはりぎこちなさの抜けない不器用な鈍い動きで、自分からゆっくりと顔を近付けて )
(/ ですよねー…言われたくない知られたくない事ピンポイントで当てられそう…それまで陣さん相手に柔らかい顔してたのに、断る時スンッ…って物凄い無表情になるんでしょうね…()ですねえ…それぞれ初めて都築さんが怒る所見た時のリアクションもちょっと気になりますね、驚くのか怯えるのか…()人間不信は根気強くいくのが一番ですよ…改善出来てるならそれでヨシ!!です()國枝さんにサインとか貰えますかね……()成る程……交友関係といますか、人間のお知り合いはあまりいない感じです…?()良いですよね…それくらい度胸据わってれば、「やるなあ、君。」って言ってくれるのでは…!()ね……この手のギャップや豹変はいつ見ても心臓鷲掴みにされますよね…() )
290:
掲示板ファンさん [×]
2024-09-21 22:37:19
(リアルが多忙になりまして、お顔出しもできずに申し訳ありません…もういらっしゃるかも分かりませんが、この場を借りて一言謝罪させて頂きたく…)
291:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-09-23 20:36:58
(/ お久し振りです。新生活、大変ご多忙でしたようで、まずはお疲れ様です。そして何よりご無事でした事をお喜び申し上げます。大きな事故や病気で何か危うい状況になったのかと心配しておりました…!何と言ったら良いのか解りませんが、こうしてお顔だけでも出して下さった事、とても嬉しく思います…! )
292:
掲示板ファンさん [×]
2024-09-23 20:47:56
(いらっしゃった…!?長らくお待たせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした…!リアルの都合もそこそこ落ち着いて参りましたので、お返事も出来るかと…!)
293:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-09-23 21:11:40
(/ いえいえ、本当に元気でいて下さっただけで何よりです。此方の方はこれから少々多忙になりますので、前よりちょっぴりのんびりとしたペースになってしまうかとは思いますが、それでも問題無ければまた宜しくお願い致します!! )
294:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-09-23 21:43:08
(勿論です…!こちらこそ宜しくお願い致します…!)
(ぼんやりと想定はしていたが、頬に触れる相棒の手の、想定以上のひやりとした冷たさに一瞬だけ身体をビクつかせるものの─まるでスローモーションのような速度で自身の方へ接近してくる相棒の緊張が目に見えているような顔に、ふと表情を緩める。自身の頬に添えられた両手は小刻みに震えているのが何となしに分かり、戯れ混じりに自身の方から顔を寄せてやった。目を細め、乾いてカサついた相棒の唇に、保湿やら何やらを細々と施している自身の唇を重ねる。ちゅ、とごく軽い、小鳥が餌を啄むようなリップ音が鳴る─細めた瞳を見開いた。相棒の不健康な色をした肌、そして指通りの良さそうな髪が目に飛び込んでくる。何気なくその髪へ指を通し、自身の方へ相棒の身体を引き寄せてみた─ところ、ソファのスプリングが完全にへたっていたらしい。ギッ、と一際酷い音を立て、身体が揺らぐ。ぼすん、と少々重たい音を立てて身体がソファの上に落下し、今しがたまで向き合っていた相棒の顔を下から見上げる形となった。唇を一旦離し、悪戯っぽさを纏った笑みを浮かべながら「…ここからどうする、アーネスト。…お好きにどうぞ?」ちゅ、と再び軽いリップ音を立てて相棒の頬にキスを送った後、首を傾げてみせる。返答を待つ間─本人の手によって眼鏡が外されているからか、普段よりも色が濃く見える赤い瞳の目尻に、空いた方の手の親指を添わせて)
295:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-09-24 19:29:32
(/ はい!ではまたお互い楽しみましょう!! )
( 此方の吐息が触れるその前に、相棒から距離が詰められる。想定よりも早く重なった感触に思わず動きを止めたその一瞬、髪を梳く指に反応する間も無く身体は彼に引かれるままに傾いて――「……っ、」咄嗟に頬から離した両手と膝をソファーの座面に突く。特別心配は要らぬ筈だが、一先ず相棒に全身のし掛かる真似だけはそれで防いだ後、今頃解放された呼吸に合わせて顔の見える位置までほんの少々頭を起こす。「……どうする、か。」口付けられた頬からじわじわ広がる熱さは今は放って彼からの問いを反芻し、ふむ、と実験器具でも前にしたような思案の顰めっ面を笑みへ返す。「……取り敢えず、貴様にされた事でもやり返してみるか。」三秒程度の沈黙の次、やや迷いを言葉尻に滲ませながらも至極真面目に一言。それから間も無く目元に添う手を緩やかに掴み取り、その甲へ、そして指先へとゆっくり押し当てるキスをして。続けて開いた唇の内に人差し指の先を含み、整えられた綺麗な爪を自らの舌先でぬるりと撫でてみる。「………む、」しかしどうも理想の動作とはいかなかったらしい、小さく不満の音を漏らして眉間の皺を深めたかと思えば指を口腔から抜き去り、伏し目になっていた視線を相棒の瞳へと戻す。そのまま屈めていった唇はまず額へ、次に頬へ――あとは首筋へもスタンプ宜しく己の温度を押し付け、再度離れたその赤い瞳には、調べ事をする際と同じ真摯さを帯びた、今に限っては見当違いな一途な熱量を持って相棒を見下ろしている。「イヴ、」無論彼を呼ぶ声もそれに倣って真剣そのもの。散々キスという名の確認作業じみた何かで違和感の残る其処を、ちろりと舌の縁で軽く拭った後、「……口を少し開けろ。」“そういう”目的にしては些か艶に欠ける不遜な物言いでそう指示を投げ、その言葉に応じるか否かも見ない内から、先程よりは多少滑らかになり始めた所作でそっと合わせた唇を柔く食み )
296:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-09-24 20:34:13
(顔を起こした相棒の所作を見守っていると─自身の、爪を丸く整えた指先が、弾性のある柔らかな触感の何かに突き当たった。少しばかりの驚きを伴って視線を動かすと、自身の指が相棒の口内へ含まれているのが目に入った─それに声を上げる間も無く、指が開放される。かと思えば、今度は額から首筋をなぞるようにキスが落とされ─その温い温度と擽ったさに少々身を捩った。ふと呼ばれた自身の名に顔を上げれば、そこには確かな熱を帯びているのに、妙に冷えたところのある─例えるなら、実験に勤しむ科学者が実験用動物に向けるような─眼差しを向けられ、半ば命令のような声色で口を開けろ、と言われる。─唇を舐める、無造作ながら不思議と艶っぽく見えてしまった舌の動きには見なかった振りをして─返事をする前に自身の唇を軽く食んでくる相棒を、我儘な子供でもあしらうように「はいはい、分かったよ~。」と笑いつつ軽く返事をしながら唇を開き、相棒の行動を待った。部屋が静まり返っているからか、聴覚以外の感覚が妙に鋭敏になっている気がする。自身の解いた後ろ髪がソファの座面に押し付けられて広がっているのが分かり、確実に跡になるな、今日は髪を洗わないと─などと見当違いなことをぼんやりと思考した。こちらから動いてやろうか、と一瞬思うものの─相棒のやりたいようにさせてやるのも面白そうだ、と思い直したらしい。同じく燻るような熱を帯びた瞳でじっと相棒を見つめたまま、次の行動を待って)
297:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-09-25 19:45:49
( いつもの軽薄に流す返事に一度食むのを止める。それから指示通りに動く様を確かめた後にまた口付け、開いた相棒の唇の内に恐る恐ると不慣れなぎこちなさで忍び込み、温い其処を探り始めて。――伸ばした舌先で彼のそれを不器用につついた次、擦り合わせるというよりかは一方的に舐めるような所作で表面同士を合わせ、少しずつじわじわと絡めていく。相変わらず息継ぎも上手く出来ない、微かな湿った音だけが響くその最中、「……ん、」ふと背筋を駆け下りる、淡い電流のようなぞわりとした感覚に漏れた声が鼻から抜ける。思わず顰まった眉は己にも知れず、溢しかけた唾液を啜ればそれは必然として、彼の舌にも吸い付く事と同義であり。――どの程度経ったか、少なくとも相棒から同じものを受けた時よりは短い時間。殆ど息を塞き止めていた為に早々に限界が来て唇を離せば、つうっと互いの間に引いた銀の糸が口の端を伝う。それを親指の腹で雑に拭いつつ呼吸を二度か三度、やっと整えた所で深い一息を。「……貴様はよく“これ”の息が続くな。」その開口一番、感心しているようにも、不機嫌に皮肉を吐いているようにも聞こえる、つまりは普段通りの物言いで先ずは率直な感想を一声。その合わせている己の瞳にほんのり溶ける、色を伴う燻りは無意識で、「…少し休憩だ。」今は無呼吸による倦怠に視線を伏せた後、相棒の上から退かんとのっそり鈍い動作で上体を起こし始めて )
298:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-09-25 20:33:07
(あまりに焦れったい舌の動きに目を細めつつ、広がる髪を片手でまとめた。暫しの間、部屋に満ちる湿った水音をぼんやりと聞いていたが─ふと、相棒から漏れ出た声に意識が引き戻される。少々懐かしい、舌に吸い付かれる感覚を感じながら目を細めていた。体感十秒程の後、相棒の唇が銀の糸を引きながら─自身からゆっくりと離れていく。呼吸を整えた相棒から吐き出される感想には少々眉を下げ、困ったように笑ってみせる。「んー、まあ…」─そりゃあ"経験"があるからだ、とは言い出し辛かった。自身の炎が移ったように燻る赤色からそれとなく目を逸らし、相棒が休憩だと言い出したのを良いことに─体が自由になった後、ソファを何度か手で叩いてスプリングの調子を確かめる。ギッ、と軋む音と共に─不自然な程深く沈み込む手に眉を顰め、「これ、そろそろ買い替えかな~…」と小さな呟きを口から零した。何年か前に家電量販店で買った、対して高くもないソファなのでこれといった思い入れは無いのだが─まあ、同じような色合いのものなら直ぐに見つかるだろう。少し湿り気を帯びた自身の唇を親指の腹で乱雑に拭い、呑気に伸びをして)
299:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-09-27 18:25:17
( 己が退いた後相棒も身体を起こし始めたのを横目に、白衣のポケットから手帳とペンを取り出しつつソファーに座り直す――つもりが、想定以上に下ろした腰が沈んだ為にバランスを取り損ね、背凭れに勢い良く背をぶつける。痛くはないものの不意を打たれた衝撃に思い切り眉間に皺を寄せ、「……そうだな。座る度に“こう”なる襤褸などさっさと替えろ。」ついでに舌も大きく打ち、丁度聞こえてきた相棒の呟きを刺々しい言葉で後押しする。取り敢えず体勢を整え、改めて開いた手帳の白紙に幾つか書き込んだ後、「時にイヴ、」視線も顔も文字を追う俯き加減のまま、ふと隣の彼へ声を掛ける。「貴様の奇行には随分慣れたつもりでいたが、その挙動はどうにも解せないな。」いつもの毒混じり、淡々として見えて何処と無く呆れたような、そんな色が窺える溜息も重ねて言葉を連ねる。「…この話題で、目を逸らすのも誤魔化すのも何度目だと思っている。」その挙動、この話題。それらの名詞が表すものを、自らの唇をとんとんと指先で叩いて示し、更に続く声は徐々に下降していく機嫌に伴い低く落ちていく。「何の思惑があるのかは知らんが――“それ”は此方を軽んじているようで、不愉快極まりない行為だ。」もう一つ打った舌打ちを読点に加えて、そこで漸く相棒の方へ尖った視線を流す。「……そうまでするだけの、余程退っ引きならない理由があるのだろうな?」問い掛ける形を持たせてはいるが、それは“そうではくては容赦しない”という皮肉――それにほんの少々、幼稚に拗ねた不機嫌も含めて。そのまま唇を曲げ結んでしまえば、ふんと相棒から顔を丸々背けて黙り込み )
300:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-10-02 08:27:57
(襤褸と呼称されたソファの件に、また買っとくからさ~、と普段通りの軽い返答を返そうとした時─他でもない自身に向けられる相棒の冷たい眼差しと声に、一瞬だけ怯んだ。研究者の鑑のような相棒に、我ながら碌でもない自身の過去─つまり、本当の事を話すのは気が引けるが─この際、最早仕方ないだろう。「…仕方ないなあ…」と面倒臭そうに頭を掻きながら顔を寄せて相棒の方を見据え、口を開く。「…俺さあ、昔色々とあったんだよね…そこら辺の男とか女と、まあ…ワンナイト?したりとかさ。…だから、その…『こういうの』は慣れてるって訳。…失望した?」口に出すことも躊躇われて時折言葉に詰まりつつも、声量だけははっきりとした声で相棒に自身の過去を告げた。この暴露が凶と出るか吉と出るか、そんなことは到底分からないが─心做しか、長年胸の奥にもやもやと不透明に蟠っていた何かがすっきりしたような気がする。相棒からの返答を待つ間の気まずい沈黙を誤魔化すように、尻ポケットから取り出したスマホで今のソファと同種類のソファの値段を検索し─手頃でデザインも良い商品をブックマークしておいた。近場の家電量販店に売っているようだし、また今度─それこそ休日にでもこのソファを買いに行くか─などとぼんやり考えていて)
(返信が遅れてすみません…そして私事ですが、某有名テーマパークの青薔薇隊に沼った影響で今更軍服キャラにハマりました…見た目だけ美人で性格は熱血系な『本官』タイプのお姉(あるいはお兄)さん、彫刻みたいな美貌のふわふわ幼女タイプな司令官さんとか…いいですよね…)
301:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-10-06 22:19:01
( 黙り込んだ己に近付く気配に気付き、不機嫌な視線だけをちらりと流す。そのまま訥々と語られる相棒の過去へ、暫しは口を挟まずじっと聞き入り。「……成る程、事情は把握した。」やがて彼の目が携帯の画面へと落ちていった頃、一言静かに相槌を打ち、「それから、貴様の目が如何に節穴であるのかもよく解った。」続けて深々とした呆れの溜息混じりに棘を刺すついで、自らの膝に頬杖を突いて鋭いその目線を相棒に固定して彼と向き合う。「そこらの虫が宣う下らん不義や不道徳が貴様にあった所で、私からの評価は一切変わらん。そんなものを一々憂うな、時間の無駄だ。」どんな汚点があろうが、それを幾ら知ろうが、“イヴ・アレクセイ”は自身の“相棒”である――毒に塗れながらも揺るがない答えは、アーネスト本人にとっての単なる事実。それ故声音は、実験結果でも伝えるような淡々としたもの。「むしろ幸運だろう、その経験は今の状況に大いに役立つ実例集だ。治験実験において、そういった具体性の高いサンプルは多い程早く研究が進む。」更につらつらと繋げていく言葉は励ましでもない、かといって苛立ちでもない、倫理人道など初めから投げ捨てた研究者の浮わついた熱が弛む唇の端に滲むそれ。そこまで言い切ってから一度息を入れ、「……質問の答えは以上だ。その綿より軽い頭でも理解出来たのなら、もう少しこの接触へ協力的になってほしいものだな。」高々幻滅したか問われただけの一言に何倍もの毒々しい棘を返した終わりにもう一つ皮肉を放り、「それとも何だ、此処に至る前に言った“遠慮も手加減もしない”というのは威勢だけの張りぼてだったか?」最後の最後、相棒の言葉をそっくり真似つつ、はっと嘲笑を鼻で抜かし煽るような物言いで珍しく彼を揶揄して )
(/ いえいえ、此方こそ遅れましてすいません!軍服美人、良いですよね!そこにギャップがあると尚更……私はサイトチラ見してきただけですが、モノトーンの色合いもデザインも素敵ですよね、青薔薇隊…沼るの解りますよ……! )
302:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-10-07 12:07:18
(相棒から自身に向けられる嘲笑と言葉に一瞬だけきょとん、としたような表情を浮かべた後─唇の端には、普段よりも幾分か色の濃い苦笑いが浮かんでいた。「んも~…」と文句を垂れるような声を漏らしながらガシガシ、と乱暴に頭を引っ掻き回し、自身の髪を乱す。─人が必死に繋ぎ止めているものを、あっさり蹴り飛ばして近付いてくる。こういう男なのだ、"相棒"─アーネストは。すう、と息を整えた後に手を伸ばし、些か乱暴に相棒の後頭部を掴んで自身の方へと引き寄せた。「…口開けて。」普段よりも低く、掠れた甘い声で声を掛けるものの─直ぐ様「まあ、開けなくてもするけどね」と付け足してから相棒の唇を勢い良く塞ぐ。唇の端から漏れ出る空気すら許さない勢いで食らい付き、無理矢理唇を開かせては自身の舌をねじ込んだ。後頭部を掴む指先に自然と力が入り、もう片方の手は相棒の腰へ伸ばし、今度は自身の方ではなく相棒の方へと体重を預ける─二人分の自重が掛かったソファは哀れな音を立てながら歪み、自然と相棒の上へ─つまり、先程とは逆の体勢になる。肉食獣が手負いの獲物を見下ろすような哀れみに満ちた、だがその中には明らかな情愛の炎が燃えている─あらゆる要素を掻き混ぜてどろり、と溶かしたような眼差しで相棒を見つめ、相棒にのしかかるようにして体重を預けて)
(ですよね…!軍服ってどうしてあんなにカッコ良く見えるんでしょうか…後は、そうですね…トンチキな見た目と性格してるのに強いタイプのキャラも好きですね…主人公たちが苦労してやっとこさ一撃入れられるようなボスを、ほんのおふざけで軽々倒しちゃうような感じの…ちなみに…ツイステのクルーウェル先生タイプも大好きです…モノトーンのパキッとした色合いと涼しい顔立ちの色男、いいですよね…)
303:
アーネスト・ブラッドフォード [×]
2024-10-11 23:27:49
( 普段は飄々として軽薄で、時に憂いを帯びる相棒の表情。笑顔が印象深い其処に浮かぶ唖然や苦みは中々に物珍しく、その変化に機嫌は多少上向いたよう、「……見応えのある間抜け面だな。」先程よりは多少柔らかい音で皮肉を落とす。――ぐっと彼の手で近付けられる互いの距離。甘い声に妙にざわめく心臓が、また眉間に皺を寄せ上げて、「……ああ、」それでも応答に開いた唇は一瞬の内に彼が奪い去った。思わず息を止めた其処にぬるりとしたものが入り込み、己の口腔をその温度で侵していく。…元は己の煽りへの応じ、荒々しいそれを当然拒む事はしない。しかし未だ手のやり場を惑い、半端に浮かせたその間に身体は相棒の掛ける重みのまま傾いて――立場逆転、今度は己が彼の下に。重力に従い顔へと掛かる金糸の奥、赤目と合う夕暮れ混じりの碧眼は、澄んでいるのに深みに絡め取られるような、空を映す底無し沼にも似ていて。「……ん、」その眼差しに声を漏らし、彼が触れた舌から背や腰へ抜けていく淡い痺れに身動ぐ。だが彼とソファーに確りと挟まれた身はそう簡単に動けもしない、只々口の中を侵食するそれに拙く倣い返すだけで精一杯だった。……やがて感情がどうだとか、反応がどうだとか、そんな分析を巡らせる思考さえも食われていくように、白い靄が頭を少しずつ覆って。その隅で酸素不足だと判断を下す両手はやっと彼の背に着陸し、ぐっと服を引いて唇を剥がそうと試みる中、苦しげに鋭く細められた瞳は相棒の炎を移し仄かに溶けて熱を帯び )
(/ 良いですよね!手袋と軍帽も備わると尚の事最高です……私も好きですそういうの!!遊び人や道化師みたいな見た目で全然強そうには見えないのに、いざ自分に攻撃が向くと圧倒出来る強さを持ったキャラ……あっ解りますよ…格好いいというか美形ですよね、クルーウェル先生…私個人としましては今のハロウィンで登場してきたスカリー君に射抜かれておりました… )
304:
イヴ・アレクセイ [×]
2024-10-24 01:52:17
……
(自身に喰われまい、と必死に自身の服を引いて抵抗する相棒の姿を甘ったるい眼差しで見下ろした時─仄かな、だが確かに熱情の炎を帯びて溶けた相棒の瞳と、目線がかちりと噛み合う。─その瞬間、妙にぞくぞくとした─例えるなら、獲物を甚振る変態趣味のサイコ・キラーのような─感覚が背筋を走るのが分かった。苦しげに顰められた眉、途切れ途切れの息遣い、自身の服を引く震えた手─その全てが愛おしく、可愛らしく─そして、"もっと虐めたい"。"それ"が、相棒に対するキュートアグレッションであることは─半ば本能的に理解した。大人しく唇を離してやる代わりに相棒の頬を手の甲でするりと撫でた後、更に深く、深く─相棒の口内を侵食する。そんな最中、自身も初めての時は上手く息できなかったなあ、などと頭の片隅でぼんやり呟く自身声が聞こえた気がした。─キスなど数え切れないほどしてきたが、それでも"初めてのキス"の記憶だけは、鮮烈に脳に焼き付いている。柔らかさの欠片もなく、かさついている割には妙に弾力のある、不思議な感触の唇だった。そんなことを考えている内、相棒の腰へと自然に手が伸びる。そのまま腰を抱こうとしたところで─キュートアグレッションに侵食されていた脳が、唐突に理性を取り戻した。腰の寸前まで伸びていた手を途中で引っ込め、慌てて相棒から唇を離す。眉を下げて心配そうな瞳で相棒の顔を覗き込み、問い掛けてみて)
…ご、ごめ~ん…大丈夫?
(お返事遅れてすみません…スカリーくん、いいですよね…!私は以前のイベントのロロも好きですね…クセの塊(オブラート)って感じで…())
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