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* 閉じた箱庭に花笑む [ 少女提供 / NGL / 指名制 ]/25


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21: * / 星垂 アオ [×]
2024-04-05 23:30:59




>19:小鳥遊 とんぼ

( 魅力的──そういった類の言葉は大変不本意ながら聞き慣れたもの。しかしながら不相応な称賛の中に好意的な色は見えず、一方的な好意を向けられているよりも反って気が楽に感じ曖昧に笑って流して。不慣れな手つきでどうにか猫を抱き上げれば、彼女の隣に座り猫を自分の膝の上に乗せ。ちょいちょいと猫を構いながら、先ほどと同じように申し訳なさげな表情で相手の方を向き )そうなんだ、それにしては懐っこいね。……あの、重ねてごめんなんだけど、ちょっとだけここで待たせてもらってもいい? 来ないかもしれないけど、少しだけ待っていたくて





22: 梵 蛍 [×]
2024-04-06 21:04:01




>20 : 神那木 純

牡丹さん、ごきげんよう。ええ、とっても綺麗に咲いているから、お部屋に飾ろうと思って…。
( ひらり と、どこからともなく現れたその人は長い髪を揺らしながらこちらに微笑む。まるで桜あかりのような彼女は自分には眩し過ぎてまともに目が合わせられない。一瞬怯んでしまって、返事を返すまでに一拍おいて挨拶を。" あなたのおかげ "という言葉と加密列と呼ばれたことに対してあからさまに頬を緩めて。それでも目線は頑なに梅の花から離そうとはせず。彼女の瞳に映っていることを自覚してしまったら緊張と照れ臭さと安心感とで一緒くたになって溶けてしまいそうで。そんな気持ちを誤魔化すために、梅の枝に手を伸ばし軽くジャンプをして届かないことを伝えて。)
でも、この通り身長が足りなくって…。枝に手が届かないのです。


(/ 承諾のお返事ありがとうございます…!神那木さんからのお返事ということで、数える程度話したことがあって、とっても優しい先輩だという認識ですが、先輩で生徒会長ということもあって緊張している…という体でお返事させて頂きました。お名前についても了承ありがとうございます、引き続きよろしくお願い致します…!/ 返信不要 )



23: * / 神那木 純 [×]
2024-04-07 21:01:22




>22:梵 蛍

まあ、素敵! きっと良い香りがするのでしょうね。……でも、残念。わたしも届きそうにないわ。取ってあげられたら良かったのだけど( ぱちん、と手のひらを合わせて少しばかり大袈裟に相手の思惑を褒め称えれば、横顔を見つめるばかりだった視線を梅の花へと移して。彼女が手を伸ばすのと同様に自分もそっと枝に手を伸ばしてみるけれど、台でもあれば届きそうに感じるがやはり届くには少しばかり足りない。手を伸ばすのはそこそこに諦めて肩を竦め、自身の頬に手をあてて悩んだ様子で数秒。中庭の花壇を整備するための道具類がしまわれている用具室であれば、目的のものが手に入るかもしれないと思い至れば名案とばかりに提案を )ねえ、用具室になら台になるものがあるのではないかしら?





24: 小鳥遊とんぼ [×]
2024-04-07 22:04:12




>20:星垂アオ 様

どうぞお好きに。アタシの場所ってわけでもありませんし( 自分の言葉は何事も無かったのように流され、とりあえずはほっとしていると、その次に続けられた言葉にぎょっとする。正直落ち着いて本が読めないので去ってほしいが、手紙を出した生徒の気持ちを考えれば、断われるほど薄情でもない。にこりと笑みを作って承諾の言葉を吐く。ああ、言ってしまったなと思いながら相手の膝の上の猫を見つめる。美人に可愛がられている猫はにゃあにゃあと幸せそうだ。素直になれて羨ましい。静かに黙ってあれこれ考えていると、ふと気づいたことに、自分はとんでもないことをしているのでは?とスッと青ざめる。邪魔者とでも思われて顔を覚えられたら最悪だ。相手にそのことを伝えようとドキドキしながら口を開いて )!……あの、これアタシが居て大丈夫ですか?それを出した子は人目につきたくなくて、わざわざ向日葵様を呼び出したのでは。




25: 梵 蛍 [×]
2024-04-08 20:40:18



>23 : 神那木 純

…ふむ。確かに、台があれば届きそうです。
( 梅に手を伸ばした彼女は一瞬絵画のようで、その姿に目を奪われる。毎動作が絵になってしまう彼女はやはり校内では目立つ人で、それ故に行動も常に監視されていると思うと大変なもんだなぁ。とふと他人事のように考えて。伸ばされた手は梅の枝を掴むことなく早々に引っ込められ、代わりに彼女は台を持ってくることを提案してくれる。だが、目に入った梅は新鮮な空気を吸って生き生きと咲いている。そんな梅を手折り、寒々しい部屋に閉じ込めるのはなんだか可哀想に感じられて。提案には同意しつつも 「 でも、 」 と言葉を続けて。)
とても綺麗に咲いているから、触れないでおきます。ここの方が綺麗でいられますし。ごめんなさい、牡丹さんが色々考えて下さったのに…。




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