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好き→→→→→嫌い(〆)/53


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自分のトピックを作る
21: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-18 17:49:57




( 軽薄な口振りから矢張り遊び呆けていた時期があることが判明する。現在は己一筋だというそれも事実だと思える筈もなく、素っ気なく「どうだか。」と目線を逸らして一蹴してみせ。後退し続けていた足元は彼が唐突として姿を消したことを切欠にぴたりと停止し、次に瞬きを行った時には背後に移動したらしい彼の掌が肩に置かれていた。飛翔したのか、と気付いたのも束の間、呼気が感じられる程耳朶に寄せられた口元が揶揄するように冗談を囁く。慣れない距離にぴくりと肩が動き微かに熱が集中する感覚を覚えるが、悪魔に恥ずかしい姿を晒すまいと全身に力を入れ。一瞬乱れた呼吸を整えた後、やや棘のある言葉を。)
──ッ、…貴方に逢いに来て、私にどんなメリットがあるんですか?




22: サレス [×]
2023-08-20 13:01:14




そんなもの必要?大事なのは利益じゃなくて心だよ、ミラちゃん

(想定していなかった角度からの返答に一度目を丸くした後、けらけら笑って訂正を。少し触れただけで強張った身体に仄々と熱を帯びた頬、如何にも初心であろうその反応は一層己の心を擽った。口調こそ冷静さを保っているものの、僅かな立ち振る舞いから小さな動揺が見て取れ自然と口許も緩む。「ごめんね、可愛かったからつい」大して悪びれた様子もなく謝罪の言葉を口にすると二度目の飛翔で彼女の正面へ。造作なく跪いて目線を落とし、視線を合わせるよう顔を上げ軽く小首を傾げれば)

でもまぁ、君が望むならなんだって捧げよう。金でも権力でも俺自身でも――なにがお望みかな?




23: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-21 02:44:00




( 凡そ悪魔らしからぬ発言内容に熱が段々と収まっていく。冷酷なイメージのある生き物だと思っていたが、心が大事だと宣う悪魔など他にいるだろうか、と呆れにも近い感情を抱きながらも言い返すこともせず口を閉じ。羽根が風を扇ぐ音を感知した時には彼はまた眼前へと舞い戻り、再び驚いた様にぴくりと肩が動く。恭しく尋ねる姿と端正な顔立ちは御伽噺の王子宛らではあるものの、これで素直に心を奪われるほど単純な質ではない。ふい、と顔を横に背けて素っ気なく答えるそれは、少しばかり意地の悪いもので。 )
望むもの?──貴方の執着から解放されること、と言ったら?




24: サレス [×]
2023-08-21 15:33:57




悪魔ってのは執念深いものなんだよ。そう簡単に手放すわけにはいかないなぁ

(ぐいと距離を縮めてからというもの、なかなか合わない視線と上手く躱された答え。なんだか焦らされているようで牴牾しく、二重の意味を込めて「ずるいね」と苦笑を。なんでも捧げると言った手前、彼女の発言を無下に斥けることは出来ない。膝下の埃を軽く払って立ち上がり、考え込むこと数秒程度。――あ。なにか閃いた顔、そこに悪戯っぽい笑みを浮かべて徐に口を開く。最早"一層距離を縮めてもらうためのこじつけ"とそう変わらない言い分だが、これは交換条件だと付け足して)

じゃあ俺を名前で呼んでくれる?それで俺が満足すれば、少しはミラちゃんを諦められるかも




25: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-21 18:15:59




( 言ってから少々意地が悪かったかと良心の呵責に苛まれたのか、段々と決まりが悪い表情を浮かべ始める。彼が考え込んでいる僅かな時間でさえもそれを加速させ、言い直そうかと口を開き掛けたその時、ちらりと映る視界の隅で表情が煌めき。紡がれた内容は等価交換といったもの、流石に悪魔らしい要素が垣間見えては喉を詰まらせ。親しい者しか本来名を呼ばない上、名を呼んでしまえば微かにでも距離が縮まってしまいそうで憚られる。とは言え少しでも執着が弱まる可能性があるのなら、一度その名を口にすることくらい問題はないだろう、そう結論づけると言い淀みながらも声に出し。辟易と気恥しさ、どっちともつかない様な微妙な表情で確認を付け足し。 )
──ッ、……サ、レス。…これで満足ですか?




26: サレス [×]
2023-08-22 22:10:04




――うん、完璧

(辿々しく発せられた恥じらいを含んだそれは、己の心を掴むには十分すぎた。これまで数多の異性から呼ばれたこの名前だが、それらを悠々と凌駕してしまう程の衝撃、破壊力。大きく跳ねた心臓の音が彼女に届いていないことを願って冷静を装う。忙しない鼓動とは裏腹に極めて平然たる表情で首肯くと、逃げるように拝廊まで飛翔した。「じゃあねミラちゃん、また明日」これ以上はマズい、段々と火照り始めた顔を隠すよう祭壇に背を向け、別れの挨拶もそこそこに闇夜へ飛び立つ。未だ収まらない高揚した気持ちはそのままに聖堂を離れ)



(/シスターさんの可愛らしい一挙一動に悪魔共々悶絶寸前の背後です、お世話になっております。そろそろ一区切りつくところまで進んだかなと顔を出させて頂きましたが今後如何しましょうか?上記にお返事して頂いても、次の日まで時間を飛ばしても、まったく違ったシチュエーションで新しく始めてしまっても構いませんので、ご意見伺えますと幸いです…!)





27: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-23 01:35:39




( 異性の名を呼ぶこと自体、何ら照れを催すようなことではない。それにも係わらず歯切れが悪くなってしまうのは何故だろうか。複雑に綯い交ぜになった心の内を整理し切れない最中、また明日という口約束に反応し視線を合わせて。来なくていい、と一言放ってしまえば良いものの中々それは叶わず、喉まで出かかったそれはとうとう音になることもなく。「…精々払われないように気をつけて下さい。」代わりに出た言葉は相も変わらず可愛げも温かさも感じられないもの。早々に舞い上がっていく様子を目で追い続けながら一抹の寂寞を抱くが、自身ではそれに気付くことなく拝廊に溶けて行く姿を見送り。)


( /お世話になっております…!此方こそ飄々とした素敵すぎる悪魔さんに心奪われております。今後の展開は相談してから進めようと一先ず続きのお返事だけさせて頂きました。同じような何時ものやり取りを違う場所、場面でやるのも良いですし、何かしらのアクションがあっても勿論良いなと思います…!主様に何かこういったやり取りや展開がしたい!というご提案がありましたら是非お聞かせ願えますと嬉しいです。 )




28: 1715 [×]
2023-08-23 23:31:57




(/そうですね…、個人的には(違う場所/時間帯で)もう一度日常的なやり取りを挟んでから、何か大きめのアクションを起こしてもいいのかなとは思いました。とはいえ現状本当にざっくりとしたイメージしか手元にありませんので、どんなアクション/ハプニング等に発展させるかはまたお話合いをさせて頂きたく…。一先ず悪魔としては、昼間辺りにシスターさんへ突撃やら先回りやらで絡みに行けたらと考えております…!)



29: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-24 00:39:58




( /此方も日常的な応酬をもう少し挟んだ方が良いかと考えておりましたのでそのようにさせて頂けたらと…!最初と同様此方から出した方が分かり易いかなと思いましたので一先ず昼の庭という状況で下記に投下させて頂きました◎夜の聖堂と違い昼間の庭なので、人影を察知して急いで木々に身を潜める、という小さなアクションも出来るかなと思ったのですが如何でしょう…!勿論違う場面場所への変更や書き直しは喜んでお受け致しますので遠慮なく仰って下さればと思います。 )


( 昨晩は散々だった、と考えながら行き着く先は広大な修道院の敷地の中でも気に入っている中庭。止まぬ悪魔の訪問に胃が痛くなるような感覚を覚えつつ、名前を呼んだのだから今日は姿を見せないだろうと勝手に思い込む傍ら芝生を踏み締める。半分が廻廊に面した庭は低木や真白な聖母像、花々が美しい調和を齎している。時間帯は午後に差し掛かっているものの幸いにも現時点では自身しか居らず、余りない一人の空間に自ずと頬が緩み。花の馨しい芳香に癒されながら、やや身を屈ませて低木に生る花を観察しつつ手入れがしっかり施されていることを確認し。 )




30: サレス [×]
2023-08-25 00:56:55



(/細かな心遣い恐れ入ります、非常に助かりました…!展開諸々も了解致しました。何かありましたらまた顔出しさせて頂くと思いますが、その際は宜しくお願い致します…!/此方は蹴って頂いて構いません)





(燦燦と降り注ぐ日光の下、闇に紛れることが出来ず己の燕尾服がよく目立つ昼間はあまり得意ではない。それでも態々外に出たのは勿論あのシスターに逢う為で、目的地は何時もの修道院。蝙蝠の如く天空を滑降するその最中、ぱっと視界に入ってきたのは花に囲まれた女性の人影。もしかして、そう逸る気持ちを抑えじわじわと距離を縮めてみれば、案の定それは意中の相手であった。他の修道女に見つかれば面倒事への発展は避けられないだろうが、幸い今は彼女一人だけ。変に目立たぬよう粛として庭園へ降着し、豊穣な香りが満ちるなかをゆっくりと歩を進める。緩緩と彼女へ逼っていき、最終的に隣へと屈めば)

綺麗に咲いてるんじゃない?ミラちゃんみたいに




31: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-25 02:46:29




──!?あ、貴方、なんでここに…!
( 自身の管理のお陰もあってか花々は瑞々しく咲いており、満足気な笑みを零したその時。真横から翳りが差したことに気付けばそれが隣に降り立った悪魔によるものであることを知る。何時もの如く突然すぎる来訪にびくりと飛び退き肩を戦慄かせながら、人目のつく昼間になぜ、昨晩名を呼んだのになぜ、と二重の意味が込められた言葉を漏らす。目立つという理由から彼が真昼間に訪ねてくることはそう多くない。自分の意思ではないとしても悪魔との逢瀬を目撃されたら面倒事は避けられず、自身の立場すら危うい。懸念と焦燥の滲む表情を彼へと向け、声量を最大限に抑えつつ捲し立てるように責め句を。 )
こんな明るい時に来るなんて何考えてるんですか!見つかったらどうするつもり?




32: サレス [×]
2023-08-25 23:59:30




へぇ、もう名前で呼んでくれないんだ

(こんな時間の訪問は彼女にとっての想定外。それによって分かり易く焦るその反応さえ愛おしいもので、これだけでも遥々足を運んだ甲斐があるというものだ。が、昨夜の名前呼びではなく「貴方」呼びに戻ったことには少々不服そうに口を尖らす。ぴんと食指を立て彼女の口許まで運べば流暢に言い募るそれを遮るように。勿論、己が此処に似つかわしくない存在だということは自分でも十分理解しているつもりである。されどそれが、その程度で、自身の行動範囲を狭める――シスターへの恋心を断念する理由にはなり得ない。一先ず軽く興奮状態の相手を落ち着かせるよう言葉を投げ、冗談交じりにけらけらと)

大丈夫、黙ってればバレないよ。見つかったら二人で逃げればいい




33: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-26 17:50:56




こんな昼間に態々私の所に来るより、他の女性や同族の女の子に会いに行った方が貴方も安全だと思いますけど。
( 名前のことについて追求を受けると、バツの悪そうな顔をしながら口を開き掛け、然しぴんと立った指によってそれは音を成さず。黙ったまま彼の言い分を待ち構えていれば返って来たのは何とも呑気で楽観的なもの。人の気も知らないで、とでも言いたげにじとりと睨め付けた後、尤もらしいことを滔滔と並べる。よりによって悪魔と真反対の立場である修道女の自分に逢いに来ずとも、暇潰しは他人を当たる方が相手にとっても得策だろう。彼の身を案じていると捉えることのできる発言だったが自覚するに至らず。再度周囲を見渡しつつ矢継ぎ早に場を離れる様催促を。 )
兎に角、少しでも一緒に居る所を見られたら危険なので早く帰って下さい。




34: サレス [×]
2023-08-27 23:44:43




昨日も言ったでしょ?俺にはミラちゃんしか居ないんだって。だから他に行くところも無いよ

(彼女の口からまるで己を慮るような台詞が出てきたことには驚いた。下手に騒いで目立つ可能性を危惧して実際に言葉にはしなかったものの、明らか上機嫌そうに目尻を下げ。折角の忠告だが無論本人に聞く気なんて更々無く、嘘か本当か分からないようなトーンで何時ものような甘言を吐いたうえで「嫌だ」と即答。「そんなに心配しなくても――」大丈夫、そう続けようとして言葉が出てこなかったのは、徐々に此方へと近付いてくるなにかの足音に気が付いたから。自分で言っておきながら何が大丈夫だよ、そう自嘲気味に笑って)

――はは、早速見つかっちゃうかな



35: ミラ・クロイツェル [×]
2023-08-28 23:44:47




嫌って…本当に見つかったら───、!?
( 戯れるように次々と吐かれる歯の浮くような言葉は、未だに信用に足りえない。加えて即座に放たれた否定に眉間は自ずと険しくなるというもの。彼の言葉に被せる様に説得を続けようとしたその時、同様に廻廊側から足音が聴こえぴたりと声を止め。だから言ったでしょう、と詰める前に一刻も早く身を隠さなくては、そう瞬時に思考を巡らせては笑う彼の腕を素早く絡め取って了承もなしに思い切り下に引っ張り、半ば強引にしゃがみ込む体勢をとり。低木に二人の身体を被せるためぴったりと身を寄せつつ、焦燥の面持ちでちらりと彼に視線を寄越す傍らじっと耳を?て。)




36: サレス [×]
2023-08-31 02:47:33




(ぐらり、突如バランスを崩し大きく傾いた身体。じんじん痛む片腕と、隣で息を潜める彼女を見て漸く思考が追い付いた。庭先には彼女と同じ修道服を身に付けた女性の姿が見える。その様子から此方の存在には気が付いていないようだが、この悪魔にとってそんなことはもうどうでもよくなってしまっていた。てっきり彼女だけが身を隠し、侵入者である自分はあっさり見つかって駆逐、なんてオチを想像していたのだが。風で草花が揺れる音や衣服の擦れる音、彼女の呼吸音までも簡単に聞き取れてしまう程の、普段なら絶対に有り得ない距離感。この時間が永遠に続けばいいのに――なんて願いも虚しく、女性は人探しのためかきょろきょろと辺りを見渡しただけで、足早にその場を離れていく。徐々に遠のく背中を一瞥した後彼女へと目線を移して)

ミラちゃんのお蔭で助かったよ、俺だけ追放されちゃうところだったから




37: ミラ・クロイツェル [×]
2023-09-01 16:33:19




ッ、本当よ!もうちょっと自分の身を考えて下さい!
( 人影が去っていくまでの数十秒、心臓は留まることを知らず早鐘を打つ。そして知らずの内に止めてしまっていた呼吸を完全に気配が消えると同時に安堵で小さく吐き出し。すぐに顔ごと彼へと向けると掴んだ腕はそのままに、至近距離の状態の侭強い語気で言葉を返す。珍しく明白に怒りを顕にはしているものの、発言自体は心配していますと直接的に伝えるようなもの。しかし言い終わった後に距離感と安直な発言に気付いたのか、途端にぱっと腕を離すと表情も居た堪れなさそうに変わり、ふいと再び顔の向きを逸らし。 )




38: サレス [×]
2023-09-03 01:06:49




うん、ごめんね

(あまり長い付き合いとは言えないこの関係だが、こんなにもはっきりと感情を表に出す彼女は初めて見た。強い口調とは裏腹に、己を案ずるその言葉は嬉しいような照れくさいような情けないような。普段通りの軽口を返すことだって出来たが、それは彼女の気持ちを踏み躙ってしまう気がして。表情の見えない相手へ向け、困ったような笑みと共に素直な謝罪の言葉を口に。心配してくれてありがとう、感謝を音へと変える代わりに彼女の頭部へ触れそっと一撫で)




39: ミラ・クロイツェル [×]
2023-09-04 17:09:14




──私、貴方を助けたり、ましてや優しい態度をとったこともないのに、なんでそんな……
( 短い謝罪と、不意に頭部に訪れた柔らかい感触。撫でられているのだと直ぐに気付き、何時もなら振り払うそれも何故か邪険に扱う気が起きず素直に受け入れ。暫く沈黙を貫いていたものの、徐ろに周囲をぐるりと確認した後にぱっと立ち上がる。ちらりと彼へ一瞥を寄越したのを皮切りにゆっくりと口元が動き、小さな疑問を投げ掛け。それは危険を冒してまで逢いに来るほどの想いの根源が未だに分からない、という疑念から来た問いで。途中で口篭るように途切れた言葉の先は恐らく、何故そんなに好意を抱いてくれるのか、というようなものだろう。自身ではそれを明瞭に口にするのは少し憚られるのか視線だけでそう訴え。 )





40: サレス [×]
2023-09-07 00:21:23



俺はね、「何をされたか」なんてどうでもいいんだよ。理由も意味も必要ない。一番大事なのはこーこーろ、

(段々と窄まっていく彼女の語末。この後に続く言葉は此方へと向けられた視線から安易に想像がついた。しかし行動一つ一つに態々理由を見出すのはどうも性分に合わないらしく、真剣な表情で問い掛ける相手とは裏腹に、その様子を横目にくすりと嘲笑を浮かべたのち俄かに口を開く。その最中後を追うようにゆっくりと腰を上げ、いつか話した言葉と共にとんとん、と軽く胸を叩くジェスチャーを。改めて相手へ真っ直ぐな視線を送れば、ほんの僅かだけ照れくさそうに質問の答えを)

一目惚れだったから……じゃ、駄目かな?ミラちゃん




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