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BLなりきりチャット
自分のトピックを作る
73:
松風 宏斗 [×]
2023-06-28 23:26:19
たしかに、ここのサンドイッチは美味しいな。
( 素直に一口食べてくれた相手にはやっぱり可愛いと、そんなふうに思ってしまう。意地悪だという言葉には、なんのことやらと首を傾げるもこんなに悪戯したくなる相手は他にいないと愉しそうに笑って。そのまま彼にサンドイッチを渡すと自分の手元にあるものを食べて、たしかにどちらの味も美味しいと頷く。コーヒーを合間に飲みながら満足そうに一息ついて。)
74:
藤原 涼 [×]
2023-07-01 18:23:45
( 首を傾げてとぼける相手をじとっと見つめるが、なんだか此方もおかしくなって一緒に笑ってしまう。歳が離れているとはいえ、そんなことを感じさせないぐらい相手とは気負わず話ができる。
自分も残りのサンドイッチとアイスティーを胃に流し込めば、満足そうに「 だろ? 」と美味しいと言ってくれた相手へ笑顔を向ける。自分が好きな店を相手が気に入ってくれるのもとても嬉しいものだ。
朝食を平らげても相手とはまだ会話も続き、気がつけば幾らか時間は過ぎていた。ふと携帯で時間を確認すれば、店の中に1時間はいたらしく、少し名残惜しいが腰を上げて。)
そろそろ出ようぜ。
今度会った時は松風さんがおすすめの店、教えてよ。
75:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 18:31:34
あぁ。それまでにいくつか候補探しとくよ。
( 彼との時間はあっという間に過ぎてしまい、腕時計に目を移すともうそんな時間かと驚く。相手と話している時間は飾らない自分でいられるそんな気がして、とても心地の良いものに感じている。名残惜しそうに席を立つと「会計はまとめて払う」と伝えて、支払いを済ませると店の外に。)
バイト頑張って。
76:
藤原 涼 [×]
2023-07-02 18:57:30
…あ、じゃあ、その時は俺の奢りな。
( あっという間に支払いを終わらせてくれる相手には、なんだか不服そうにしつつも礼を言う。しかし、全部払ってもらってばかりでは此方の気持ち的に示しがつかないため、上記を告げては明るく笑った。)
ありがとう。松風さんも仕事頑張って!
またな。
( 店の外に出て激励の言葉を貰えば此方もお返し、少し後ろ髪が引かれるような思いをしながらも来た道を戻るように小走りで去っていく。また次も会えるのだと思えば既に楽しみで、バイトも頑張れそうだと鼻歌を歌いだした。)
━━━━━━━
相手と出会って約1週間ほどが経っただろか。
平日はお互いに仕事やバイトで結局すぐに会うことはできず、少し残念な気持ちを抱きつつも、いつも通りそつ無く仕事をこなしていた。
だが、そんなある日、滅多にならない携帯から着信を知らせる音が…バイト先へと向かいながら着信元を見てみれば、そこには“母さん”の文字。途端に眉間へと皺を寄せ、舌打ちを。すぐさま着信拒否にするものの、その後もしつこくメールやらメッセージやらが届く。嫌気がさして全て無視すると、乱暴に携帯をポケットへと突っ込んでしまった。
77:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 19:07:02
────
( 仕事が忙しく中々彼に連絡は取れないでいるが、近々また食事にでも誘おうかとスマホを取りだして相手の連絡先を選択する。今度は彼がゆっくりできる休みの日を選択しようと、相手の予定に合わせる気満々で文面を打つ。)
「仕事が忙しくて中々連絡できなかった。ごめん。今度涼くん、休みいつ?その日にまた食事でもどうかな。」
( 文面を送信し終えると、嬉しそうにスマホを眺める。仕事の休憩とはいえ、普段スマホを眺めて笑っているなんて絶対しないため、同僚からはついに恋人ができたのか、など質問攻めにあったのは後の話。)
78:
藤原 涼 [×]
2023-07-02 19:31:26
( 最近は機嫌よく過ごせていたのに、母親からのしつこい連絡に大分参ってきてしまった…、今日もまた家にはほとんど滞在せず外をぶらついて乱れきった心を落ち着かせていると、携帯に表示された「松風さん」の文字が目に入り、慌ててメッセージを開く。相手からの文章を読めば途端に表情が柔らかくなり、すぐさま返信を。)
「 全然大丈夫。仕事お疲れ様。
今週末はバイト休みだから、行けるよ。
せっかくだし、今度は俺がそっち行く。」
( 上記を返信し、約束通り食事へと誘ってくれる相手を思えば嬉しそうに笑って、気持ちを切り替えんと大きく息を吸えば、相手からの返信を待つ。
前回は自分家の周辺で過ごしていたため、相手の家が遠くて不便だったことだろう、そこで次は自分が向こうの最寄りまで行こうと考えたらしい。)
79:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 19:38:58
「わかった。じゃあ、土曜の夕方17時頃、○○駅で待ってて。
なんなら、今度は俺の部屋泊まりに来てもいいけど?」
( 返ってきた返信には、直ぐに上記のように打つ。自分のマンションの最寄り駅を指定すると、その近くで美味しいご飯どころを探さなくてはと意気込み。ひとまずその後はスマホを仕舞い仕事に戻ることにして。)
80:
藤原 涼 [×]
2023-07-02 21:15:55
「 分かった! 松風さんが良いならそうしようかな。
土曜、楽しみにしてる 」
( 相手からの返信を読めば、心の中で“やった”と呟き、今度は自分が相手の家に泊まれることを楽しみに思う。ふと、このやりとりが本来恋人同士の行うもののように感じて照れくさくなるが、別に知り合い同士がご飯を食べて泊まることも普通だろう、と自分で自分を正当化して。そもそも既に自分の家に相手も泊まっているわけだし、何も変なことは無いはずだ。
相手へ再度返信を返すと、今頃また仕事をしているだろうと此方も携帯を仕舞い。早く土曜日にならないものかと待ちわびる。)
━━━━━━━━━━━
……ッ!…お前、こんな所まで付いてきたのかよ!
…離せッ!!
( それからまた数日後。
着替えなどの簡単な荷物を持ち、電車にのっては約束していた最寄り駅へ。
少し早めに着いてしまったが、時間まで適当に過ごそうと改札口を出た時、突然腕を掴まれて其方を振り向いた。
そこに居たのは白髪混じりにやつれきった身に覚えのある女性で、実際はもっと若いはずだが、その姿のせいで老婆にも見える。その女性は眼孔鋭く此方を見つめ、まるで呪文でも唱えているかのように『……涼、助けてよ 』と縋ってくる。
必死に振りほどこうとするが、しつこく迫ってくるその姿に、悲しみと怒りと、様々な感情が湧き上がり、自然と目に涙が溜まる。
暫くしてそんな2人の剣幕に周囲がざわつきはじめるのは言うまでもない。)
81:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 21:28:37
( 指定した時間より僅かに早く着いた。もう相手は来ているだろうか。そんなことを思いどこか浮ついた気持ちのまま辺りを探していれば、周囲が騒がしいことに気が付き。その渦中にいる人物を見れば、白髪の女性に迫られる彼の姿。彼の表情を見て、何も考えずに体が動くと、相手と女性との間に入り。)
─失礼。手を離してもらえますか。
彼は、俺との先約があるので。…それに、こんな目立つ場所で騒ぎになれば…、ほら。どちらが不利な状況か分かりますよね。
( 驚く程冷静に、尚且つ冷たい声と、視線を女性に向ける。この感情を表すならば苛立ち。だろうか。相手を自分の後ろに隠すようにして女性をただただ見下ろしていると、騒ぎを聞きつけたのか駅の警備員が数人こちらに向かってきており。)
82:
藤原 涼 [×]
2023-07-02 21:48:03
( 気持ちが悪くて、一刻も早く逃げ出したくて、思わず女を突き飛ばそうかと1歩踏み込んだ時、聞き覚えのある声がしたのと同時に目の前を遮られる。驚いて見上げると、そこに居たのは約束していた彼で、相手は女と自分を引き離してくれたようだ。
思わず相手の背中に身を寄せれば、ズズッと鼻を啜ってスーツの裾を握った。
女は邪魔されたことに苛立った様子で舌打ちをし相手を睨みつける。しかし、遠くから警備員が来るのを見てやっと諦めが着いたのか、そのまま急ぎ足で駅の中へと消えていった。
相手の背からちらりと覗いて、女が去っていったのを確認すると「 ありがとう 」と俯きながら小さな声を絞り出す。)
ごめん、変なところ見せて。
助かった…。
83:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 21:56:28
…大丈夫か?
とりあえず、一旦ここから離れよう。
( 女が逃げていくのを最後まで見ていると、背後にいる相手から感謝の言葉が。助けるのは当然だと、気にしないでくれと伝えると相手の頭をそっと撫でる。駆けつけてきた警備員には、適当に話をして事を大きくせずに済ませた。ひとまずここから離れた方がいいと判断し、彼の手を取り。)
84:
藤原 涼 [×]
2023-07-02 22:12:48
( 優しく頭を撫でられると、今度は安心感で涙が溢れそうになる。たが、それをかろうじで我慢しつつ、相手からの言葉には静かに頷いて。手も取られるがままにやっとのこと歩き出す。
もし、彼が間に入ってくれなかったら、きっと自分は手を出していたことだろう。そう考えると、自分自身も怖くなって惨めな気持ちになる。)
……母親なんだよ、あれ。
最近連絡がしつこいとは思ってたけど、こっそり付いてきてたとは思わなかった。
金に困った時だけ、あぁやって俺に固執するんだ。
多分、彼氏に騙されたか捨てられたかどっちかだろうな。
………情けねぇ。
( 相手には話しておいた方が良いだろうかと、ぽつりぽつりと口を開く。最後に見た時はもっと派手な格好をして遊びまくっていたようだったが、先程みた様子だと生活が上手くいっていないのが見て取れる。
最後に呟いた言葉は、母親に向けてはもちろんのこと、そんな親と完全に関係を断ち切れていない自分にも向けられたものだった。)
85:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 22:29:04
……母親。
そうか。涼くんは自分を責めることはないよ。
( 手を取り歩いているとぽつりぽつりと話す彼の言葉に耳を傾け。先程の女性は彼の母であると知り、言葉を飲み込む。何故か彼自身が負い目を感じているのには、彼のせいではないとそう声をかけるしかない。
暫く歩くと、高層マンションにたどり着き。エントランスに入ればカードキーでエレベーターへ。52階のボタンを押し辿り着いた先にある部屋を開ければ中に入り。玄関を通り抜けると広いリビングとキッチン。リビングにはテーブルとイス。そして大型テレビの前にはソファがあるが、それ以外はあまり何も置いていないシンプルな部屋で。)
どうぞ。なんにも無い部屋だけど。
とりあえず、何か飲む?コーヒーか紅茶か…。
86:
藤原 涼 [×]
2023-07-02 22:47:54
( うん、と一言、相手からの気遣いに頷けば、少しは気持ちも落ち着いたようで顔を上げる。
暫く歩いてたどり着いたのは立派な高層マンションで、その大きさに圧倒されつつ相手について行く。エレベーターで52階のボタンを押す様子を見れば、自分の生活とは全然違うなぁ、なんて心の中で考えて。
部屋の中へ促されると、部屋の広さにも圧巻されるが、物が少ないところを見ると少し自分と似ているところもあってなんだか安心した。)
……あ、ありがとう。紅茶にしようかな。
( 部屋を見渡していた時、相手からの問いが聞こえて慌てて返答を。本来ならば一緒にご飯にいって楽しくやっていたはずなのに、自分のせいで気を遣わせているだろうな、と再度申し訳ない気持ちになりつつ、ソファーへとゆっくり腰を下ろす。
恐る恐る携帯の画面を見れば、もう母親からの連絡は来ていないようで、一先ず胸を撫で下ろした。)
87:
松風 宏斗 [×]
2023-07-02 23:04:36
はい。
ミルクと、砂糖もあるから使いたかったらどうぞ。
( 紅茶ときくと、お湯を入れて茶葉を蒸らし。ティーカップに注ぐと、それと一緒にミルクと砂糖を出してから自分の分も入れて。携帯の画面を気にしている所から、まだ連絡が来たり、母親が彼の家に押しかけて来る可能性があるかもしれない。そう思うと、心配になる。しかし自分が口を出していいものだろうか。なにか助けられることは、と考えつつ彼の隣に腰を下ろして。)
88:
藤原 涼 [×]
2023-07-03 18:20:13
( 相手から紅茶の入ったカップを受け取ると、礼を述べて一口飲む。温かい紅茶の香りに力を抜くように息を吐けば、隣に腰掛ける相手の方は見ず、カップの中に浮かんだ自分の顔を眺めて呆れたように笑った。)
虐待の話でよく聞くだろ、産むつもりなんて無かったーってので育児放棄する奴。典型的なダメ親なんだよ、アイツはさ。
…どうにか環境を変えたくて引っ越したのに、結局、家に1人でいると色々考えちまうし、家もバレたし、どうしたらいいんだか。
( 自分と母親の関係を更に上記のように述べ、紅茶をもう1口飲むと、砂糖を受け取ってカップの中に注ぎ、それが沈んでいく様をぼんやり見つめる。
あんな親元を離れて一人暮らしを始め清々するはずだったのに、静かな家にいるとどうしても思い出してしまう。)
89:
松風 宏斗 [×]
2023-07-03 21:12:56
…じゃあ、ここに住む?
( 彼の話を聞けばよくある親の育児放棄、虐待のそれと全く当てはまっており、また眉間に皺を寄せれば。家も特定され、身を危険に晒す可能性もあると知ると、なにか思いついたように彼を見つめて。暫くして口を開けば。)
90:
藤原 涼 [×]
2023-07-05 21:58:12
( 彼の言葉に思わず動きが止まり、彼の顔を見つめたまま瞬きを数回。数秒の間を挟めばやっとのこと「…ぇ」とだけ小さな声を出した。しかし、その表情はいくらか嬉しそうで。)
……正直、とってもありがたいけど。
でも、松風さんに迷惑かける訳にはいかねぇし…。
( 考えてみるととても魅力的な誘いである事には変わりないし、自分の心身的な安全のためにも最善策かもしれない。
だが、仲良くなったと言ってもまだ数回しか会ったことはないし、相手の方こそこんな他人を家に引き入れて大丈夫なのだろうか、と少し懸念はあるようで。)
91:
松風 宏斗 [×]
2023-07-07 20:35:41
迷惑なんて思わないよ。部屋も余ってるし、シェアハウスみたいで俺はなんかわくわくするんだけど。涼くんが嫌じゃなければ。
( 迷惑、そんなことは少しも思わなかった。むしろ、彼となら一緒に暮らしてみたいとさえ思ったのだ。他人にこんな感情を抱いたのは初めて。まぁ、勿論彼が嫌じゃなければの話だし、勝手にこちらが盛り上がってしまっているかんは否めない。部屋数にあまりもあるし、折角なら使って欲しい。)
92:
藤原 涼 [×]
2023-07-16 12:13:01
い、嫌じゃない!全然嫌じゃない。
( 相手からの言葉に、誤解されないように慌てて首を横に振りながら上記を伝える。
自分だって相手となら一緒に住んでも楽しそうだし、わくわくしてしまう気持ちも分かる。こんな立派な家に住むなんて場違いというか、少し緊張する気持ちは確かにあるが、それでも彼の言葉に甘えてもいいのなら、とちらりと相手の瞳を見つめて、おずおずと、なんだか照れくさそうに言葉を続けた。)
えっと、じゃあ、よろしくお願いします?
( / 連絡もできないまま更新をお待たせしてしまい申し訳ありません!まだいらっしゃいましたら、またお相手いただけると嬉しいです…!)
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