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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
2399:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-21 21:09:46
ば、ばれてる…!
( 行きたそうな場所だとずばり見透かされていたらしく、双眸をぎゅむと瞑りながら自身のことを分かっていてくれて嬉しいような恥ずかしいような、あたふたと汗マークを頭上に浮かべる。けれど彼が誘いを了承してくれたものだから、ぱあっと嬉しそうに背後にお花を舞わせながら上機嫌に占いの館へと足を向けて。紫色の幕に覆われた店内へ足を踏み入れると、備え付けられた椅子の一つに自身も腰を下ろしては挨拶を交わしつつ質問に対してほんわり頬を染めながら、〝好きな人〟と隣の彼に手のひらで紹介するように向け相性占いについて真剣な表情で依頼をして。ほう、ときらり瞳を煌めかせた占い師が『相性占いですね!それでは、おふたりの生年月日をお聞きしても?』と水晶の前で両手のひらの指を組み合わせながら、にこやかに問い掛けるだろうか )
こんにちは!はい、初めてで。それで──…好きな人との相性を占って欲しいんですけど、お願いできますか?
2400:
逆巻 傑 [×]
2024-08-21 22:51:52
( 依頼内容については予想の範疇と言えば範疇だけれど、躊躇う間もなく〝隣の好きな人〟と一度に全ての事情を明かしてしまった彼女には多少なり喫驚し、同時にほんのりとした危機感を覚え。占い師の前ではどんな話も打ち明けやすくなってしまうと聞くが、早速雰囲気に呑まれてしまったのか。しかし子役や舞台役者の前でも堂々と発表していたことを思い返せばそういうわけでもなさそうで、それに自身が却って一層の危機感を募らせる中、こんな相談は腐るほど受けてきたであろう店主は形ばかりのリアクションを取ってから定番の問いを客に投げ掛け。相談者の望む結果になるにしろならないにしろ、あまり良い事の起こりそうにない展開に気乗りはしないものの、意気込んだ少女が公式プロフィール通りの生年月日を答えたのなら、此方も答えないわけにはいかずに )
──…199x年の、7月15日です。
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(/ お仕事お疲れ様です…!お言葉に甘えて返信は控えておりましたが、いつもちゃんと確認はしておりますので…!というご報告だけ。毎度細やかなご連絡ありがとうございます。蹴り推奨です◎ )
2401:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-22 16:53:05
えっ待ってください、今って何月…──やっぱり過ぎてるじゃないですか!
( 生年月日について問われれば、年齢も公開しているため隠すことなく「200X年の…」と公式通りの情報を占い師へと告げては今度は彼の番だと隣を見遣っては、そういえば誕生日を知らないと今更気付いたようにはっ…と口を開き。好き好きとアピールしておきながらそんなことも知らなかったなんて、と数瞬で察しから自戒へと表情をころころ変えていれば、彼の口から告げられた生年月日に一瞬自身の回りだけ時間が止まる。慌ててぱっと持ち上げたスマホのロック画面には当然見間違いようもなく〝8月〟と表記されていて、がーん!とショックを受け青ざめさせては、双眸を不等号に瞑りながら口を波線状にわあわあと抗議を垂れるけれど、聞かなかったから、と真っ当な理由を告げられたなら納得してすぐに大人しくなるはずで )
なんで言ってくれなかったんですか~…!
2402:
逆巻 傑 [×]
2024-08-22 19:57:03
…聞かれてないし。
( 己が口にした日付にいち早く反応したのは、尋ねた占い師ではなく隣に座る連れの方で。スマホのロック画面を確認したのち、何か取り返しのつかないことでも仕出かしたかのように慌てだす少女は焦りの矛先を此方へと向けるも、他人任せな解を渡せば呆れたのか諦めたのかそれ以上は追及することなく。対面で繰り広げられるやりとりを対岸の火事と静観していた店主はそこでふふふと目元を緩ませて、笑みを湛えたまま「占うまでもないみたいですけれど」と前置きしてから、いかにもな羽根ペンで机上の紙に聞き取った生年月日を書きつけてゆく。またいくつかの数字が羅列されてゆくその長方形の中で何が行われているのかはさっぱり分からないながら、彼女の台詞には心の中で同意を示して少し。満足げな頷きと共に導き出された結果は予想に反してポジティブなもので、先の呟きの意味を180度取り違えていたことに遅れて気付かされることとなり。相性はとても良い、互いを高め合う関係、恋愛はもちろん仕事のパートナーとしても適当、一緒にいると互いに尊敬と居心地の良さを覚えるはず…と、耳触りの良い言葉が次々並べたてられ、どことなく心当たりがあるような不思議な気持ちで顧客の方を窺っていた、ところまでは良かったのだけれど。極めつけの「このまま行けば必ず成就しますよ!」の一言で今までの全てが相談者の気分を上げるための甘言かと信憑性を丸ごと瓦解させては、相手はアイドルだと自身の方が口を滑らせそうになるのを堪えつつ、すっかり興味を失った様子で形だけは話に耳を傾け )
2403:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-23 14:51:01
た、たしかに…。
( 聞かなかった自分に非があるのを認めては、自分への不満からか唇を少し尖らせつつすごすごと大人しく正面を向く。占い師の前置きはどう意味か考えながらも手順を踏んでいく占い師の指先にいつしか夢中になり、ほわ…とぽかんとした表情で見つめているとやがて導き出された結果には自身もまた大いに心当たりがあり、あれもそれもと心当たりが増えていくにつれて、うんうんと小さく頷いていた真剣な表情は次第に嬉しそうな笑みを広げていき、必ず成就する、なんて言われれば「ほんとですか!」と両手を合わせながらきらきらと瞳を煌めかせては、その背後にはぶんぶんと尻尾さえ振っているようで。占いが終わり犬スタンプによる特別価格で支払いを済ませて占いの館から出れば、周りに花を咲かせたような浮かれた雰囲気を纏わせていて、隣の彼の顔を覗き込むように首を傾げると期待を込めた眼差しで問い掛け )
えへへへ…必ず成就する、ですって。どうですか傑さん、そろそろお付き合いなんて…!
2404:
逆巻 傑 [×]
2024-08-23 18:28:38
…そろそろも何も、ずっと無いすよ。
( 店主の思惑通りにまんまと機嫌を良くした少女と幕の間をくぐって外に出ては、早速寄越される浮かれた問いに占いの結果を真っ向から否定する返答を。必ず成就するといっても〝このまま行けば〟だし、大まかな時期さえ明言されない、多分に逃げ道の用意された言い振りに不信感は影を濃くするばかりで、子どもに説くかのように「真に受けない」と改めてはっきり結び。しかし予言めいたそれが紛い物であることを証明してやろうと少しムキになったのは、告げられた刹那に僅かでも心の揺らいだ自覚があるからか。こうなればとことん今日の〝デート〟に受けて立とうと、割引店舗一覧の載ったフライヤーから顔を上げて館内全ての店舗の載った案内板まで相手を連れて行けば、次なる目的地の希望を尋ね )
…他に行きたいところは?
2405:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-23 22:52:55
ずっと!?でも占い師さんが──…、あぅ…。
( きっぱりはっきり否定をされてしまえば、特大衝撃マークを浮かべながら双眸を不等号にしてショックを受ける。さっき占い師さんがそう言っていたのに、と言葉を続けようとするものの畳み掛けるように真に受けないよう言われては少々不満げに眉尻を垂らしながら唇を尖らせつつ「すっごく当たっていたのに…」と床に視線を落とし。もう帰りますよ、なんて言われかねない雰囲気のなか連れられた先は、思いがけず案内掲示板の前で。双眸をぱちくりと瞬かせていると、次なる行き先の希望を問われては、魂胆を知らぬ身ゆえにみるみるうちに表情を煌めかせながら彼を見上げ。本当にデートみたいだ、と浮つきつつ彼の気が変わらぬうちにと忙しなく案内図に視線を走らせては、下のフロアにあるアイスクリーム屋さんを指差しながら希望を告げて )
…!、えっとあの、一緒にアイスが食べたいです…!
2406:
逆巻 傑 [×]
2024-08-24 12:32:21
…ああいうところには、これからも俺が一緒に行きます。
( でもだってと未練の残る様子で肩を落とした少女を横目に、胸を過るのは保護者的な懸念。スピリチュアルやオカルトの話になると輪をかけて人を疑わなくなり、さらに一度好きだと思ったものにはのめり込みやすい質らしいこの純真な高校生がいつか悪い大人に騙されやしないだろうかと、常々抱いていた憂惧がここにきて現実味を帯びてきては自身の同行を決定事項かのように伝え。占いを否定した後ということもあって「ね」と一音で念押しし、次の目的地に肯き隣にか後ろにか相手を伴わせてエスカレーターに乗ったあたりでいっそのこと自分が占術を身に付ければ良いのでは、と突飛な解決法に行き着くも、勿論そんな義理も暇もなく。そうして到着した希望のアイスクリーム屋の前でフレーバーメニューを眺めたなら、雑談がてら意見を参考にしようかとデジタルボードを見上げたままぼんやりと問い掛け )
…──水瀬さんは、なにが好き?
2407:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-24 15:54:10
( なんだかよく分からないけれど、真に受けないよう忠告しながらもまた同行してくれると名乗り出てくれるなんて思わなくて、きょとんと双眸を瞬かせてはまたお仕事外でも会えるような約束に〝いいんですか!〟と反応しそうになるものの、それよりも先に有無を言わさぬ念押しがあれば、瞳に煌めきを灯しながらこくりと頷いて。絶妙なズレを生じさせつつ行き着いたアイス屋さんでは、デジタルボードを眺める彼の横顔を見上げながら、なんだかんだデートらしいことをしてくれる彼が好きで、大好きで──そんな気持ちを溢れさせている中ふいに質問を投げかけられれば捉え方を間違えてしまい、拳をぐっと握りながら当然!とばかりに力説するように回答をして )
えっ、それはもちろん傑さんのことが…!
2408:
逆巻 傑 [×]
2024-08-24 17:40:12
──…俺はアイスじゃないです。
( 好きなアイスフレーバーの問いへメニューにない回答が寄越されると、ぼんやりとした表情のまま緩慢に振り向き、少し置いてから彼女の捉え違いに気が付いてふっと目元を緩める。と同時に発した指摘にはいつものような冷淡さも切れ味もなく、ただただ可愛らしい勘違いに顔を綻ばせただけのような響きで。それから声色はそのままに目を閉じながら正面に向き直れば、仄かに悪戯げに、けれど本心である質問の意図を明かし、相手がその内容に乗りたがるようならデジタルボードの見やすい自分のそばまで手招きして「なにが好きなの」と改めて聞き取るだろうか )
なんだ、好きなの分けてあげようと思ったのに。
2409:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-24 23:18:31
へ、…あ、そっちのこと…。
( 穏やかな指摘によって遅れて捉え違いに気付かされれば、ぽぽ、と頬を薄く赤らむ頬を両手のひらで包み込む。それは間違いに対しての羞恥心よりも、彼が纏う柔らかな雰囲気と笑い方へのときめきだったり、前に並んでいる一組のお客さんの耳にこちらの会話が聞こえていたようで『後ろのカップルかわいー』との微笑ましげな呟きが耳に届いたからで。そこへ質問の意図が明かされると「!」と反応してぱっと瞳を煌めかせ、嬉しそうに尻尾を振りながら手招きされるままに傍へ寄ってはデジタルボードに載った写真を指差し。しかしひとつだけには絞り切れないのか、メニューに向けた人差し指は他のメニューへと揺らぎ始め、あれこれと好きなものをおすすめしていく中で夏らしい期間限定フレーバーも気になりつつ、傍の彼を見上げて問い掛け )
いいんですか!わたしストロベリーチーズケーキが好きです!…あとモカコーヒーとか、ぱちぱちキャンディとか…、あっ。限定フレーバーのマンゴーパインも美味しそう…。傑さんはどれにしますかっ?
2410:
逆巻 傑 [×]
2024-08-25 00:06:47
…、俺まで可愛くされた…。
( 男女二人連れであの会話内容ならカップルに間違われるのは致し方ないかと受容するものの、まとめて1セットで〝可愛い〟に分類されてしまえばどことなく釈然とせず、発言した本人達に聞こえないよう小声でぽつりと抗議をこぼし。そしてその片割れが近くに来てデジタルボードに向けた指を彷徨わせだすと、選びきれず目移りする様に顔の方へ視線を戻しつつ「浮気者…」とまた小さく呟いて。とはいっても今日は彼女の努力を労う日。アイスを多少欲張るくらいは許されて然るべきだろうと、候補に挙げられたうちから比較的優先度の低そうだった2つを選び取っては、じきミニサイズのそれらがカップに仲良く入れられることとなり )
…じゃあ、モカコーヒーと、ぱちぱちキャンディ。
2411:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-25 01:45:00
そ、それは──…いいんですよ!だってほんとの一途は傑さんに捧げてますからっ。
( すぐ傍にいたからか呟かれた言葉は当然耳に入り、聞き捨てならず衝撃マークを浮かべ。浮気者、というフレーズはなんだか罪のような気がして反論しようかと思うけれど口にしたのは肯定の言葉──というのも、どれも美味しいのだから一番なんて決められないし食べ物に対して〝好き〟がいっぱいあっても良いと思うから。なによりの想いを続く言葉に乗せては、えへへと八重歯を覗かせながらはにかんで。それぞれのフレーバーを注文し支払いへ進もうかという時、財布かスマホかを取り出そうとしたなら手で制してストップを掛け。改めてプレゼントを用意するつもりではあるけれど、ひとまずのお祝いとして支払いを申し出て無事お会計を済ませたなら、2種のフレーバーが盛られたカップを手に空きテーブルを探して席に着いた後は、「お誕生日おめでとうございます!」と互いのカップを乾杯のグラスに見立てるように軽く寄せてお祝いしようか )
あ、ここはわたしに出させてください!お誕生日のお祝いとしてはささやかですけど…。
2412:
逆巻 傑 [×]
2024-08-25 19:42:31
…そうじゃないと困るな。
( アイスには気の多い彼女から〝ほんとの一途〟を貰い受け、それを自然に肯定した後。注文を終えて受け取り口へと移動すれば、スマホを取り出そうとした支払いの手を制されてきょとんと瞬き。占いの際に悔やんでいた誕生日のことを今の今まで覚えていたのか、ひと月も前のイベントを祝おうという相変わらずの律儀さに「…え、や、いいのにそんな」と一度は遠慮するものの、意思が固いようならレジ前で押し問答を繰り広げるのも躊躇われて申し出に甘えることにして。柔い紙のカップが音もなくぶつかり、近くのテーブルの客から「あのカップルかわいー」と再び1セットで扱われつつ、祝辞に「どうも」と淡白に応えてマスクを外しては。選ばれたフレーバーたちから目線を上げ、少しだけ気になっていたことを手をつける前に訊いて )
…一緒にアイス食べたかったのは本当?
2413:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-25 23:12:02
ほんとです!一緒に犬カフェ行って、占いして、アイス食べて…あと一緒に映画も行きたいですっ、今度は怖くないやつ!
( 〝ほんとの一途じゃないと困る〟だなんて、どういう意味だろう。どきどきそわそわ気持ちが落ち着かないながらも聞くに聞けないまま祝辞を終えては、近くのテーブル席から再び似たフレーズが聞こえてくると、やっぱりそんな風に見えるのかなあと嬉しかったり恥ずかしかったりで、白い頬にほんのり桜色が乗る。ストロベリーチーズケーキにスプーンを差し込みつつ、彼が食べてからこちらも食べ始めようかと窺っていればマスクを外した端正な顔立ちと視線が合い。もちろん、と首を縦に振ってはデートと称するに相応しい(※個人的見解)だろう予定を完遂未遂問わずにうきうきと声音を弾ませながら並べ立てていくも、さすがにアイスのように欲張りかなあと手元に一度視線を落としては、おずおずと問い掛けて )
…って、欲張りすぎですよね…?
2414:
逆巻 傑 [×]
2024-08-26 16:00:00
〝ほんとの一途は俺に捧げてるから他は欲張ってもいい〟…らしいすよ。一説によれば。
( 希望自体も本当だと迷いなく言い切られ、ついでに次の目的地までもが示され、けれども言葉にしてみて多いと感じたのかふいにブレーキがかけられると、此方を窺う眼差しから遠くなったデジタルボードへと視線を移し。そこで彼女の発言を引き合いに出したのには特段深い意味はないものの、今日くらいは欲張ってもいいという思いと相俟って妙にその台詞を気に入っているのは確かで。モカコーヒーのアイスを掬って口に入れ、程よい甘さに心なし表情を緩めると「次は映画館すね」と言い添えてカップを相手側に近づける。もし4種のフレーバーを味わい尽くした後に調べた映画の上映時間がまだ先だったり、次の上映の席が満席だったりしたなら、どこかで時間を潰す必要があるだろうか )
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(/ 背後より失礼します。マッサージ店の後でも映画の後でも良いのですが、カプセルトイのマシーンがたくさんあるところを見回っていくつか回すのも欲張って構わないでしょうか…!よろしければご一考ください。 )
2415:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-27 02:16:30
それじゃあ、…──わあいっ!
( おずおず伺いを立てるような表情は、引き合いに出されたフレーズに〝!〟と瞳を微かに丸くすると徐々にきらきらと光を取り戻していき、次の目的が確定されればぱあっと晴れやかに綻ばせながら歓喜の声を上げて。映画のお供には必ずキャラメルポップコーンを買っていたけれど、前回二人でホラー映画を観た時は驚いてひっくり返しそうだからと頼むのを諦めていた。「今日は一緒にポップコーンも食べましょうね!」欲張っていいとのことだから今度は窺うような言い方はやめ、嬉しそうに笑い掛けながら要望を伝えて。アイスを分けっこしあって満喫したあとは早速観たい映画について二人調べるけれど、どうやら上映開始までは1時間はあるようで、店を出れば時間の潰し方を模索するように館内を歩きつつフライヤーにも目を通して )
どこか気になるお店とかありますか?
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( / 寝てしまっていて遅くなりました;
もちろん構いません◎ もしも具体的な腹案がまだないようでしたら、物欲センサーない方が回すと相手の欲しいものが当たる例の法則なんてやってみたいです…が、腹案があるようでしたら軽くご共有いただければそちら優先でもちろんやらせていただきますので…!
映画待ちの間にマッサージ店かカプセルトイショップか、はたまたその他でも。お好きな場所を選んでいだけると嬉しいです* )
2416:
逆巻 傑 [×]
2024-08-27 10:29:17
( 話し合いの結果、夢追う2人のラブロマンスミュージカル映画を観ることと、一緒にポップコーンを食べることが決定すると、次の議題は上映までの一時間の閑暇を如何にして過ごすかに移り。とはいえ行きたい場所には勝手に一人で行ってしまう自身の目に留まるのはやはりコスメストアばかりで、しかし何か目当ての品があるわけでもない漫ろ歩きに相手を付き合わせるのも忍びなく。彼女の希望も先程ので出尽くしたようであるし、とふとフライヤーに視線を落とせば、目を惹かれるのはリラックスした表情で寝そべった女性の写真。いつか機会があれば体験してみたいと前々から思ってはいたものの、そのいつかをなかなか掴めずにいたマッサージ店の広告が割引店舗の一覧に載っていては、どこも疲れてはいないし少女もそうは見えないけれど、良い感触が得られるようならこの機に訪れるのも一案かと )
…マッサージとか、興味あるすか。
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(/ ぜんぜん大丈夫です!健康第一なので、ゆっくりお休みください…oO
まさか、いつもは憎い物欲センサーがここで活躍するとは…!映画館の近くってガチャガチャありがちだよな~っていうのと、これ可愛いとかなんだこれとか言いながら眺めて回ったり、ふたりしてしゃがみ込んで回したりしてる図かわいいな~としか考えていなかったので、ぜひそのご提案に乗らせてください* ※蹴り可 )
2417:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-27 19:18:47
マッサージ?受けたことないんですよね…。
( 彼の言葉を反芻しつつ、フライヤーの中で泳がせていた視線をマッサージの写真に留める。なんだかくすぐったそうなイメージが先行していたり、この歳で受ける必要もないかと今まで縁がなかったりで気に留めたことがなかったけれど〝もしかして体がお疲れ…!?〟と思い込み、彼の方をぱっと見上げて数秒の間の後、「興味あります!」とはっきり断言をしてみせて。当初は犬カフェに行くことしか目的がなかったため結果いろいろ連れ回すことになった分、多少ここらでゆっくり体を休めてほしい。フライヤーに再び視線を落とし場所の確認をすると、早速お店がある方向を指差しマッサージ店へと歩き出そうか )
あっちの方にあるみたいです、行きましょう…!
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( / ありがとうございます…*
物欲センサーって本当に厄介ですよね() ガチャガチャってどんなのがあるか眺めてるだけでも盛り上がりますもんね…!提案のご快諾もありがとうございます、引き続きよろしくお願いします!
それとご連絡なのですが、9/10は終業後に予定がありまして、終日お返事が難しいかもしれません…ご承知おきいただけますと幸いです。 / 蹴り推奨です◎ )
2418:
逆巻 傑 [×]
2024-08-27 20:42:31
…じゃあ、またあとで。
( やはり若さ故か関心のうかがえない応答がこぼれ落ちた数秒後、此方が取り下げるより早く彼女が手のひらを返したように力強く肯けば、促されるままマッサージ店へ。全て表出する顔ばせから気を遣われたのは明らかだったが、他に行き先の当てもなく、ここは有り難く厚意に甘えておこうかと共に新体験へ一歩踏み出したなら。上半身のみの30分コースを選んで、パーテーションで簡易的に三つに区切られたスペースへと進む間際、少女へと挨拶を残してその奥へと進む。そうしてジレだけを脱いで施術台へと身を横たえ、目を伏せると同時に指圧が始まると、日々のストレッチだけでは不十分だった箇所が的確に解され、血の巡りが良くなってゆくのを感じ。眠りかけていたところに掛かった終了の声で両眼を開き、店を後にする頃には、睡気を引きずったような弛緩した空気を纏って自身の右手のひらを見つめつつ、普段以上に覇気のない口調でサービスへの満足度を洩らすだろうか )
…マッサージにはまる気持ち、ちょっと分かったかもしれないです。
2419:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-27 22:48:01
( 真似るように選んだ上半身30分コース。最初はくすぐったいイメージがあったけれど、受けてみれば存外にこの年齢でもしっかり心地良さを覚えるもので、学業にアイドルにと忙しない日々を送る体は解されていき。レッスンやライブの後に受けたらきっと気持ち良いだろうからメンバーのみんなにも味わって欲しいなあなんて思えば、指圧を受けたなんとなくの場所を覚えようと試み意識してはうとうとする間もなく。あっという間に30分が過ぎお店の外に出ると、緩い空気纏わせながら満足したように言葉を溢すものだから、日向ぼっこ後の猫のようで可愛らしくきゅんと小さく胸をときめかせ。メンバーのために、が目的ではあったけれど彼のことをそんなにもやわやわな雰囲気にできるのならば。ふむ、と自身の手のひらを眺めては、新たにひとつ決意を固めた表情でひとりごちて )
……マッサージ、覚えよう…。
2420:
逆巻 傑 [×]
2024-08-28 01:25:47
…そろそろ移動しとくすか。
( それぞれ手の内に何かを得て初体験を終えては、隣でマッサージの道を志す少女の真意を知らず、そんなに良かったのかと興味深げに視線を遣り。それから手のひらに乗せていた共感をスマホへと持ち替えれば、上映まではもう一店舗回るには短く、すぐ映画館へ向かうには些か長い時間。とりあえず早く着くぶんには良いだろうと急がない足取りで最上階へと進みだすも、チケットの発券とポップコーンを買う手間を差し引いても絶妙に持て余す暇をどうしようかとぼんやり思料していた矢先、エスカレーターを上り切ったそこに見えるのはずらりと並ぶカプセルトイのマシーンで。流行りのアニメのキャラクターフィギュアから変わり種のおもしろグッズまで幅広く取り扱った販売機につい足を止め、少女を振り返って寄り道する余裕があることを確認したなら、流し見る程度にラインナップを眺めて回ろうか )
まだ時間、平気すよね。
2421:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-28 02:45:34
へ~、最近のってすごく細かいんですね…あははっ、ガチャガチャのガチャなんてのもありますよ!
( 映画館へ移動を始めたものの目的の上映シアターの開場時間にすらまだ届かなくて、同じくどうしようかと考えていればガチャガチャコーナーへの寄り道提案に二つ返事で了承して。販売機の前では幼い子どもだけでなくちらほら大人も混じって参加しており、自身らも浮くことなく馴染んで入ってみると、縮小した食玩だったり身の回りの機械だったり、幼少期の記憶よりも更に精巧なディテールに進化したカプセルトイに感心しながらひとつひとつ販売機を眺めていけば、ガチャガチャそのものがカプセルトイになっている物を発見して指差し楽しげに笑ったり。次にふと目に留まったのは、ぷんすかと眉間に皺寄せ怒っているゆるいフォルムの猫のカプセルトイ。軽く眺めるだけのつもりがつい足を止めては、下段にあるそれに視線を合わせるように膝を折り屈むと、うずうずと手に入れたい欲求に駆られつつ、同様に彼にも何か物欲を掻き立てられる何かが見つかっているかを問い掛けてみて )
あ、これかわいい~っ…!わたしこれ回してみようかな…、傑さんは何か気になったのありました?
2422:
逆巻 傑 [×]
2024-08-28 12:09:39
…こういうの、どうやったら思い付くんすかね。
( プチプラコスメを精巧に再現したミニチュアだったり、タコの足の形の耳栓だったり、観音様の後光だったり。〝すごい〟と〝なんだこれ〟の入り混じるアイデア商品たちの間を緩々と歩き、時折振り返って「水瀬さん、これ欲しい?」と現役女子高校生の需要を確かめながら見回れば、何か目につくものがあったらしい彼女が体を畳んで小さくまとまるのに合わせて、自身も少し腰を屈めてそれを後方から覗き込み。また猫だ、という心の第一声は無表情ながらも雄弁な眼差しにありありと表れていたことだろうが、おそらく相手の位置からは窺えないか。此方にも目ぼしいものがあったかと尋ねる問いには「まぁ」と簡素に答え、それよりも、とでも言うように少女の隣で膝を折っては、そばで引き運のほどを見物するつもりで )
どれ狙いすか?
2423:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-28 13:28:34
あとで教えてくださいねっ。
( 彼はどんなものに興味が唆られたのだろうという興味を持てば、屈んだ体勢から斜め後ろに顔を向け見上げながら、にぱと無邪気な笑みを浮かべ。鞄から財布を取り出して小銭を何枚か手元に用意しつつ、狙いを窺われると「ん~…、これか、これが出たら嬉しいなって」人差し指で差したパッケージには、〝おててないない〟と〝おざなり〟で怒っている猫ちゃんの写真。早速、必要ぶん小銭を投入しては「出ますように!」と両手を合わせお祈りをしてからハンドルを回すと、ガチャガチャン、と懐かしい硬い音のあとにコトンとカプセルが落下してくる。取り出し口から引き抜き、ぱかっと開けてみると──残念ながら狙いの品ではないけれど、はちわれ模様の可愛いへそてんver.の怒った猫ちゃんが当たり。数秒間の沈黙の後「…これはこれで可愛いですけどねっ、もう一回!」と小銭を追加投入しもう一度回してみれば、今度は茶トラ模様のお座りver.が排出され二つ目のカプセルを手にしながら、小さな衝撃マーク浮かべつつはっと察して )
……、これは…物欲センサーに引っ掛かってますね…!?
2424:
逆巻 傑 [×]
2024-08-28 14:52:44
ついてるすかね、こんなアナログ機器に。
( 2度回しても目当ての猫が手元へ来ないことに、少女が主にデジタルの世界で言われる架空のセンサーを持ち出せば、何の仕掛けもなさそうな機器を一瞥して論説に疑義を呈し。とはいえ物は試し、「かわって」と今度は自身が硬貨をセットしてハンドルを捻ると、取り出して開いたカプセルの中には丸まったフォルムの〝おててないない〟猫が入っていて。出来すぎた検証結果に眼前のパッケージ写真と見比べ、隣の猫好きを見遣り、その先に物欲しそうな表情があったなら、一度シャム猫を背後に隠してこっそりと左手に握り、多少なりとも自分で引き当てた感覚を付与する目的とちょっとした悪戯心から、二つの握り拳を相手へ差し出し )
…どっちにあるか当ててみて、水瀬さんのセンサーで。
2425:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-28 21:11:45
……えっ。やっぱり物欲センサーあるんですよ…。
( 変わって、との指示に素直に場所を退いては今度は自分が後方から見守り。排出されたカプセルがぱかっと開かれては、目当ての品であるころんと丸いフォルムが転がり双眸をぱちくりと瞬かせ、あまりにもすんなり引き当てられてしまい思わず小さく驚嘆の声を漏らして。自身の手元に来たどちらかの猫と交換してくれないかな、と二匹の猫に視線を移してはその間にどちらかの手にシャム猫を隠し持ったようで、ふいに差し出された拳とともにゲームが始まっては真剣に右に左にと視線を動かし考えてみる。小さなカプセルトイは簡単に彼の手に収まってしまって大きさの変化すら分からない──もしかしたら中身のない拳の大きさを微調整しているのかもしれないけれど。犬のように鼻は利かないながら、ひなセンサーを働かせてみた結果、選んだ方にそっと手のひらを重ね置いた姿はおやつを当てようと試みた犬のようだろうか / 投稿時間の秒数の下一桁が奇数なら右手に、偶数または0なら左手に )
んん~…、…こっち!
2426:
逆巻 傑 [×]
2024-08-29 15:33:12
…、水瀬さんのセンサーは、当てにならないすね。
( カプセルトイを自身が引き当てたのは単に順番だっただろうが、次ぐ2分の1の確率まで悉く外す彼女にやや憐憫の目を向けては、まず選ばれた空の右手を開き、続いて〝おててないない〟猫を隠した左手を開いてみせて。センサーがどうこうというより今日は相手の運の巡り合わせが悪いらしい、という結果が得られたところで早々にゲームを切り上げると、差し出した両手を再び拳の形に変えることはなく。二種の運試しに負けた少女がもし開いたままの手のひらから目当ての玩具を取ろうとしなかったなら、様子を窺うように数秒見つめた後、「いらないの」の一言で回収を促すだろうか )
2427:
永瀬ひな季 [×]
2024-08-29 23:46:39
( / 気圧にやられていまして、お返事もう少々お待ちくださいませ…; 簡単なご報告のみですみません…。 )
2428:
逆巻 傑 [×]
2024-08-30 00:20:43
(/ いえいえ、ご体調の優れないなかご連絡ありがとうございます。こちらのことはお気になさらず、どうぞ回復するまでゆっくりとお休みください。お大事に…! )
2429:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-01 18:03:22
あれ!?
( 選んだ方の手のひらが開かれるけれどそこには何もなく、ここまで物欲センサーが引っ掛かってしまうとは思わず衝撃マークを浮かべる。憐れみの眼差しを注がれながらしょも…と眉尻を垂らして、当たらなかったのだから交換さえ難しそうだと思えば名残惜しそうに〝おててないない〟猫を見つめていると、回収を促される言葉にぱちっと双眸開き「貰っていいんですか…!」と見えない尻尾を振り。厚意に甘えて手のひらに鎮座する猫をそっと指先で摘まみあげては、嬉しそうに破顔しながら手元にやってきた猫を眺め。それから〝へそてん〟と〝お座り〟が乗った手のひらを開きながら交換を提案するとどちらが良いか伺いながら小首を傾げ )
えへへへ、可愛い~…!ありがとうございます!お礼にわたしのと交換って形にしましょう、どっちが良いですか?
----
( / お返事遅くなってしまって本当にすみません…;すっかり回復しました、お心遣いありがとうございました!
そちらは台風の影響など大丈夫でしたか…? )
2430:
逆巻 傑 [×]
2024-09-02 12:54:59
…じゃあ、似てる方で。
( 左手のシャム猫が無事に引き取られ、交換の選択肢として二匹の猫が眼前に差し出されると、双方に目配せしてから〝おててないない〟とフォルムが似ているという意で黒猫の〝お座り〟へと手を伸ばし。一体何が気に食わないのか眉間に皺寄せたマスコットと此方も微かに眉根を寄せにらめっこ、それから思い出したようにふっと緩めて三つ隣のマシンの前まで移動しては、時間をちらりと確認して「俺もいっこ回していいすか」と傍に問うて。『満月。』とシンプルに銘打たれたパッケージには各国から見える月の模様のキーホルダーが載せられていて、黄金色の円のほか、レア枠として餅つきうさぎのブルームーンver.も用意されているらしい。運試し程度に低確率を狙いつつ、しかしそれを口に出すわけでもなく了承を得るなりさっさと硬貨を入れてハンドルを回せば、2回の試行の結果としてノーマルの餅つきうさぎと吠えるライオンが排出され )
…まぁそう簡単に出ないか。
----
(/ 気圧は対策難しいですよね…、ご体調戻られたようで良かったです* 電車動かなくなっちゃったので外に出る用事もなく、台風の通過する間はずっと家におりました。のでこちらは特に被害なしです!ご心配ありがとうございます。背後会話蹴り可です◎ )
2431:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-02 21:26:31
んへへ…。
( ほんのりとお揃いみたいで嬉しくて、カプセルトイと対峙した彼の表情が微かに猫と一緒なように見えては、ますます愛着が湧いて緩みきった笑い声を溢す。自分もと申し出る彼にもちろんと頷き返しついていけば、どうやら月をモチーフにしたものが気になるようで以前交換しあった手作りキーホルダーと隣に並ぶのも可愛いなあ、なんて思っていると。狙いの品は外れたらしい呟きを耳にするとここぞとばかりにお財布を取り出し小銭を用意しては、先程の礼をするために意気揚々とお金をセットすると、引きの悪さがありながらもハンドルに手を掛けながら問い掛けて )
傑さんは何狙いですか?こういう時は他の人が引くと当たるのが定石ですから!
2432:
逆巻 傑 [×]
2024-09-03 00:56:15
( 先程の自分と重なるのか、隣の挑戦者が狙いを外したと分かってすかさず助っ人参戦した少女は、早くも引く気満々にハンドルに手をかけ。彼女の運の程ならついさっき確認した通りだし、今回は狙いがレア枠ということもあって同じ光景が繰り返されるとは思えなかったけれど、映画のスクリーンが解放されるまでの戯れとしては申し分ない賭け。正面を譲りつつ横からパッケージ写真を指差して目当ての種類を伝えれば、膝の上でゆるりと頬杖をつき、要らぬプレッシャーをかけるようにしおらしい敬語で淡く双眸を細めてみせ )
これ。青いの。…期待してます、水瀬さん。
2433:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-03 16:54:09
うう、プレッシャーを感じます…、……。
( 指し示されたパッケージの〝青いの〟を視認しては力強い頷きでこくりとやる気に漲るけれど、隣からのプレッシャーを掛ける言葉にやめて…と言いたげに苦い視線を送っては、瞳に映る何気ない仕草や悪戯げな雰囲気に胸からきゅんと音が鳴ったような。この視界を切り取ったアクリルスタンドがあったら欲しい…なんて邪念が却って功を成したのか、物欲センサーがそちらへ逸れたらしくハンドルを回し排出されたのは彼が望んだブルームーンver.の餅つきうさぎで。転がり出たカプセルを手に取れば、開けずとも商品の帯の隙間からその姿が伺えると「あ」と小さく一音を漏らしては、芸の一つでも成し得たように誇らしげに口角を上げながら両手でカプセルを差し出して )
2434:
逆巻 傑 [×]
2024-09-03 22:20:50
え。
( 短く声を上げた相手に呼応するように間の抜けた声を洩らせば、誇らしげに差し出されたカプセルを受け取って神妙に中を開く。「…侮れないすね、定石…」そこから現れた青い月を摘み上げて目線よりもやや高い位置に掲げ、しげしげと仰ぎ見ると同時に紡ぐのは考えを改めるような一言。まさか本当に引き当ててしまうとは、としばらく月見した後、その向こうに覗いた表情が白いポメラニアンと重なって、芸の成功におやつを与えるように、あるいはおつかいをする子どもにお駄賃を渡すように、一度目に引いた色違いの餅つきうさぎをそっと柔い皿へと乗せ置き。それから徐に立ち上がると直前には甲を見せた手を今度は返して差し伸べ、もしそれを掴む感覚があったとしたら、彼女が膝を伸ばす間だけ互いの指先が繋がれることとなるだろうか )
この調子で、映画も当たりだといいすね。
2435:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-04 23:26:32
──…!
( ふふんと誇らしげに、それでいて満足げに月見姿を眺めていればふいに手の皿に置かれたのは色違いの餅つきうさぎで、ぱちくりと双眸を瞬き貰っても良いのかとそれと彼とを交互に見つめ。先程とは違い正真正銘のお揃いに、ぱぱっと背景に嬉しそうに花を咲かせては差し伸べられた手に自身の手を重ね立ち上がると満面の笑みを同様に咲かせながら「傑さんとならなんでも大当たりです!」と頷いて。それから「ちょっと待ってくださいね」と一言添え、もぞもぞと指先を動かしバッグに早速今しがた交換した餅つきうさぎのキーホルダーを取り付けたなら、ちょうど上映時刻も頃合い。お月様を揺らしながらご機嫌な足取りで映画館へと向かおうか )
2436:
逆巻 傑 [×]
2024-09-05 00:45:37
今日はホラーじゃないからって。
( 緩んだ口許からこぼされる景気の良い一言に相変わらずのつれなさで返すと、少女のいそいそとキーホルダーを付けだす様を棒立ちで見守り、自分の渡した物で僅かずつ重たくなってゆくバッグにほんのりと愛着を覚える。黄金色の月がそこにぶら下がってやっと自分もいま付けるべきかと思い立つけれど、寸前になって揃いのデザインに気が付いてやめ、弾むような足音を連れて映画館へ。ポップコーンはしお味とキャラメル味のハーフ&ハーフ、せっかくなのでドリンクもつけて、3つ穴の空いたトレイでひとまとめにして座席につけば、早速両者の間のドリンクホルダーにはめ込んで。スクリーンの明るいうちにプラスチックの蓋の上から覗いて中身を確認しておき、自身の頼んだコーラの茶色が手前側と記憶した頃、ゆっくりと室内の照明が落ち始めて )
2437:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-06 01:49:25
( 二人でシェアできるセットのポップコーンにすら、ついカップルデートに関連付けさせては瞳を煌めかせる。今日はデートらしいデートをたくさん満喫できていてほこほことした心地で、上映前に中身を確認し奥の方と認識した飲み物をちゅうとストローで吸い上げ。甘いキャラメルポップコーンに今日は更に甘さを追い求てミルクティーを注文したのだけど、甘いキャラメルポップコーンにぴったりで更に幸せな気持ちになる。ホラー物ではないため恐怖に耐えるべく手を握ってもらうなんて展開がないのが少し残念なものの、やがて上映が始まったラブロマンスのミュージカル映画は夢を追う二人の物語で、自然と自分たちに重ねてしまえばすっかり感情移入して見入っていると。スクリーンに釘付けなあまり、探るようにしてふらりと手を伸ばした飲み物。氷が入った冷たいそれをちゅっとストローで吸い上げた瞬間──しゅわしゅわ、と弾ける炭酸の感覚に手のひらで口元を押さえながら小さな声を上げ。もしかしなくても飲み物を取り違えてしまったらしい。彼が口をつけたやつ、と隣で密かに一人あたふたと頬を染めるけれど、ちらりと横目で窺ってもし彼が気が付いていないようならそっと元の場所へ戻して素知らぬ顔で、反対側に置いた飲み物を今度は間違えないように上映終了まで握っていようか )
んっ…!……、……!!
2438:
逆巻 傑 [×]
2024-09-06 12:05:51
…気にしなくていいすよ。
( それまで集中して鑑賞していた少女の様子に変化があったのは、夢にも恋にも進展の兆しが見えだした映画の中盤頃。急に落ち着きをなくしたかと思えば遠慮がちに此方を窺う視線に、何か気まずいシーンでもあっただろうかと思い返すもそれらしい画といえば腕を組んで歩く二人くらいのもので、ならばお手洗いにでも行きたいのかと予測をつけては、潜めた声で遠回しに退席を促し。しかし物語の行く末を最後まで見守る覚悟なのか、席を立つ気配もなく心なしかポップコーンに手の伸びる頻度も減ったように感じられれば、ドリンクを膝に抱えて戻さない彼女の素振りを少々不審には思いつつも、上映が終わるまで干渉することなく自らもまた炭酸飲料のストローに口をつけて )
2439:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-06 23:01:10
( やはりこちらの失態に気が付いていたのか、気遣った声掛けにぱちりと双眸を瞬くと小さくこくりと頷いた後は、尚更恥ずかしそうに身を縮こめて。気にしなくていいと言われるけれど、まだ中身の残る飲み物のストローへ口を付けたのを視認してはどうもぽっぽと頬は赤く染まってしまうものの、暗くスクリーンの光のみで照らされた館内ではろくに見えやしないだろう。中盤からは少しばかり上の空での鑑賞となりながらエンドロールまで流れ終わると、感想を溢しつつ明るくなったシアター内からぞろぞろと退場していく観客たちの中、座席に座ったまま空になった自身のドリンクカップを握りしめつつあたふた双眸をぎゅむりと瞑りながら謝罪を口にし )
あの、途中からすみませんでした、本当にわざとじゃなくて…!
2440:
逆巻 傑 [×]
2024-09-07 01:25:46
( 此方の言葉へ頷いても動きのない彼女に、己の予測が的外れであったことは上映中から理解していたものの、スクリーン内に明かりが灯って騒めきのような雑音が溢れだす中、不意に謝られるのにはまるで思い当たる節がなく。もしかすると手や足が当たったり、ポップコーンが相手側に転がり落ちたり程度はあったかもしれないが、目の前の焦り顔から察するにそういった類のものではないのだろう。須臾の間を置いて、眼差しは少女を捉えながらも思考の方に流れていた意識を瞳の先に向け直すと、ひとつ瞬いた後に既にマスクで覆った口元から気の抜けた声で尋ね )
…なんの話すか?
2441:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-07 12:55:29
えっ、あれ気付いてて言ってたんじゃ…?
( 見当が付かないらしい様子にきょとんと双眸を瞬かせれば、互いの間にはてなマークが浮かぶ。てっきり間違って彼の飲み物に口をつけ飲んでしまったことを分かっていて、ああ言ったのだと思ったのだけれど──と視線を彼のストローへ移した瞬間ぴたりと固まって。上映中は暗くて気が付かなかったけれど、ストローの先は自身のリップでほんのり淡いローズに色付いているのが照明が付いた今となってはよく見えて、かあぁと頬に熱が集まっていくと「─…っ!あの、わたしがゴミ捨てておきますね!」といってもシアターの出口でスタッフにゴミやトレイを渡すだけ。その間に気付かれてしまったらたいへん気まずいと、手を伸ばしひとまずカップのゴミを優先的に回収しようとして )
2442:
逆巻 傑 [×]
2024-09-07 18:21:03
ああ…、じゃあ、お願いします。
( 相手の視線を追ってストローの先に薔薇色の痕跡を看取したのと、彼女がそれの回収を申し出たのはどちらが先だっただろうか。意識に空白が生じてから顔を上げるまでの間に全ての事情を悟り、自分が気が付いたことに気が付かせないよう努めて平静に振る舞うと、手に握っていたカップのゴミを素直に渡し。それから問いに対しての答えがないことに不自然なほど当惑も追及もしないまま席を立っては、赤面を隠して前を行く黒髪へ、他の観客同様映画についての感想交換を始めようとしているようにも、少女を擁護しているようにも聞こえる口調で「映画、集中して見てたすね」と呟くように語りかけて )
2443:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-07 21:14:33
はい、思ったよりおもしろくて、…あとなんか自分に似てるなーって思ってたら観入っちゃいました。
( 何よりも先にカップを回収することばかり考えていたからか自身の視線はカップにばかり集中しており、彼の視線が仄かに色付く薔薇色に留まったか否かは知り得ないけれど、ひとまず無事回収し退場の波に乗って席を立ち、シアターから出た後はゴミをスタッフに無事受け渡すことができればほっと安堵して。薄く染まったままの頬で振り向いては映画の感想についてはにかみながら答え。ただ、後半は自身が引き起こしてしまったハプニングのせいで映画どころではなくなり、わりと情報が穴開き状態ではあるけれど途中経過では本当にその通りだったため返事は嘘ではなくて )
2444:
逆巻 傑 [×]
2024-09-07 22:27:51
( 口紅付きのストローがスタッフに引き渡されてゴミ箱へと消えてゆく一連の流れを、なんだか見てはいけないような気分でさりげなく目を逸らしながら通り過ぎれば、幅の広くなった通路で少女の横に並び。映画のヒロインに自身を重ねたのだという彼女の横顔をちらりと窺い、アイドルなんて夢追い人の最たるものだろうと納得するけれど、そこに至る苦労を知らない己には簡単な同調などできなくて、その言葉をただ静かに受け取る。そして自分達の進む先へと瞳を向けた時、表情という表情もなく無造作に放った映画の感想は、メイクスタッフから隣のヒロイン候補への拙い激励となるだろうか )
…俺も、おもしろかったんで。いつか、水瀬さんが夢を叶えるところも見たいすね。
2445:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-08 13:41:30
それにはね、実は傑さんが必要不可欠なんですよ。…一緒じゃないときっと叶えられないから、これからもそばにいてくださいね。
( 彼も映画の内容がおもしろいと感じたようで、それならDVDのレンタルが始まったらまた改めて観ようと密かに心に誓う。上映期間中に一人で来るというのも手ではあるけれど、二人で過ごした時間を他で上書きはなんだかしたくなくて。自身が夢を叶えるところを見たいなんて言われては小さく微笑むと、隣に並ぶ彼の顔を覗き込むように後ろ手を組みながら軽く半身を傾げれば、えへへと無邪気な笑みを溢し。チケットを見せる出入り口から抜け出すと、大人しく座りっぱなしだったから腕を突き上げ軽い伸びをしてはスマホの時刻を確認して。日が傾き夜が始まろうかとしている頃で、名残惜しさに時間は明言しないけれど彼もつられて時刻を確認したならそろそろ解散の流れになるだろうか )
2446:
逆巻 傑 [×]
2024-09-08 19:46:20
そのつもりです。
( 夢追う高校生アイドルの求めに対し、そちらを瞥見してから零した返答はたったの一言。決まり切った事柄であるかのようにそれだけで話題を打ち切ると、特段示し合わせるでもなく最上階から一階へ、今日立ち寄ったテナントのそばを通ったり通らなかったりしつつ出口までの道を辿り。空調の効いた室内から自動ドアを通って外に出たなら、少し暑さの和らいだぬるい空気に包まれ、夏も終わりだなと唐突に実感する。日が落ちるのも早くなってきた夕焼け空を見て夜を予感したせいか、徐に餅つきうさぎ模様のブルームーンを取り出して鞄に提げては、この時間特有の寂寞のなか別れの挨拶を )
…じゃあ、ここで。帰り道気をつけて。
2447:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-09 16:36:32
えへへ、お揃いですね。
( わんこ可愛かったし占い楽しかったな、アイスも美味しかった、あのテナント今度行ってみたいな──たくさんどきどききゅんきゅんと大好きが溢れる一日だった、出口へ向かいながらしゃぼん玉のようにふわふわ心地良い一日の思い出が浮かんでは消えて。外へ出れば夕暮れも相俟って段々と近付く秋の気配を感じ、なんだか名残惜しいような気持ちになる。ぬるく穏やかな風に靡く横髪を押さえつつ別れ際に月のキーホルダーを提げたのを見ては、嬉しそうに八重歯覗かせながら自身のバッグにぶら下がる色違いの月を軽く持ち上げ主張して。それから別れの挨拶に、「今日のデートすごく楽しかったです、ありがとうございました!傑さんも気を付けて帰ってくださいね」と一日の幸せを滲ませた笑みを浮かべれば、手をひらひらと振り帰路へ。──そうして一度背を向け二、三歩。ちょうど彼も背を向けて歩き出した頃か。徐にくるりと踵を返してたたっと駆け寄っては、足を止める程度に背後から彼の腕を引き寄せたなら、距離の近くなった彼の耳に手のひらと口元を寄せて「傑さんのお嫁さんになることも、わたしの夢ですよ」と耳打ちして。すぐにぱっと手を離し解放しては夕焼け以外にほの赤い色を頬に差しながら、えへへとはにかんだ笑みを浮かべると「じゃあ、またお仕事で!」とぶんぶんと手を振っては今度こそ帰路について )
----
( / 犬カフェ+αイベント、こちらからは上記で〆とさせていただきました!デートとっても楽しかったです…ありがとうございました* 上記のお返事は任意です◎
感想はまた後ほどお伝えしますね…! )
2448:
逆巻 傑 [×]
2024-09-09 22:03:10
良かったです。デートじゃないけど。
( 夕暮れの、時の流れが滞留して、あらゆるものの輪郭が曖昧になるような感覚の中。向かい合った色違いの月と寄越された分かりやすい繋がりに何だかほっとして、僅かに和らげた目顔で喜色に応えては、そのままの微笑で少女のこだわる単語に普段通りの姿勢を示し。揺れる手を残して背を向けた相手の後ろ姿から地面へと視線が落ち、体を反転させる間だけ伏し目に進行方向を回転させて、風に流されるように踏み出した──最初の一歩の直後。腕を掴む手に振り返った右耳へふいに囁かれるのは、アイドルとしてではない彼女の夢。突然のことに頭の整理の追いついていない己の返事を待つでもなく、伝えっぱなしにして言い逃げの形で去ってゆく夢いっぱいの高校生に、犬カフェでの会話が過ってそれは夢違いだとか、今時お嫁さんが夢なんて幼稚園児でも言わないだとか、犬と猫は飼うんだろうかとか、とりとめのない思料を一通り終えたなら。輝きを失わないまま視界から消えてゆく大小の太陽に、思わず目を眇めて )
……、眩し…。
----
(/ こちらも〆させていただきました。今回イベもありがとうございました…!逆巻はなかなか認めませんが、紛うことなきデートでしたね…*
初っ端からひな季ちゃん節全開でコミカル可愛かったですし、折に触れて『デートっぽい!』と喜んでいるのも初々しくて終始にっこりでした。前々から楽しみにしていたお手のシーンも、逆巻が疲れているのかと思ってマッサージに付き合ってくれる優しさも、ほんとの一途捧げてくれるところも、全編通して余すところなく愛しさの塊だったのですが、逆巻の〝水瀬さんの〟認定で口から感情垂れ流し状態になっちゃう姿が破壊力すさまじくて何十メートルか吹っ飛びました…。最後のお嫁さんも夢発言も甘酸っぱくてリアルにきゅんってしましたし、映画館での仕掛けも上手く活用してくださって、さすが背後様…の念が日々募っております。ご褒美回と言っても過言ではないほどただただ幸せに満喫させていただきまして、まだまだ語り尽くせないところではありますが、冗長になってしまうのでこの辺にしておきますね…! )
2449:
永瀬ひな季 [×]
2024-09-10 01:42:02
( / いつもながらこちらが散らかしたロルを綺麗に〆てくださってありがとうございます…惚れ惚れ…。はい、れっきとしたデートでしたね*
いっぱい嬉しい感想をありがとうございます、潤います…〝水瀬さんの〟認定シーンは前後のやりとりも含めて私もとても大好きで、言い訳したり犬を撫でてた癖でついひな季のことも撫でちゃうのもによによ不可避でした…。そしてなんと言ってもおあいこのお手の破壊力ですよ…!!私もその動画が欲しいです、切実に。
自分は守れないトワハトくんにじわっと笑っちゃいましたし、一緒に可愛くされたのも占いに付いてきてくれる保護者感も、プレッシャーを掛けてくる仕草もツボでした…本当に挙げていくとキリがないです…。
映画館のやつはやっぱり仕掛けだったのですね!やっちゃって良いかなあとどきどきしておりましたので一安心です。他にも仕掛けがあったにも関わらず取り逃がしていたなどありましたらすみません…!お嫁さんも夢発言については、最後にもう一つ何かやっときたいなあといっぱい考えてのものでしたので、きゅんとしていただけて嬉しいです*
幸せいっぱいなデート回、改めてありがとうございました~*
上記全文蹴り可です◎
さて、次は本編なら文化祭イベになるかなあと思いますが、小話を挟んでおきたいなどご希望はございますでしょうか?
それと最近、思うように時間が取れずお返事が遅くてすみません…!今月中には必ずイベント纏めなどしておきますね。 )
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