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 可愛いの魔法 (〆)/2149


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2019: 逆巻 傑 [×]
2024-05-05 15:00:19



…もう充分いるから、このくらいで満足しといて。( 平静を取り戻そうとするように短く息を吐くと、頬に触れる両手の手首をそっと捕まえて / そこから外させて腕を下ろさせつつ掌に親指をかけて握り、更に下に引いて膝立ち状態の相手を座らせようと / もし成功したなら「…ひな季さんがいると、他が何も見えなくなる」と呟いて、逃れるように再び広がった星空を見上げるだろうか / 思惑をすぐに読み取って「俺の家がひな季さんに侵略される…」とやや冗談めかすも、いらないとは言わずにおいて / 〆 )

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(/ 一部蹴り、一部〆とさせていただきました。2000レス記念、素敵なお部屋のご準備をありがとうございました…!いつもとはまた少し違う雰囲気の中でのお祝い、そしてやりとり、逆巻共々堪能させていただきました。実家に帰ってばたばたしたのと、単純に力量不足でテンポの良いお返事ができず、そこだけ心残りですが…!ひな季ちゃんは〝月が綺麗〟、逆巻は〝星が綺麗〟状態の交流、神秘的なお部屋の雰囲気も相俟ってとってもエモでチルでした…( 語彙力… ) )




2020: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-05 17:05:51



今日のところはこれくらいにしておきましょう…折角のプラネタリウムですもんね。( 充分だと聞けば満足げに表情を和らげ / されるがままに大人しく座り、彼は再び星を見上げるけれど自分は星を見る振りをして月を眺めたなら / 「ほんとに、綺麗ですね」と双眸緩ませながら独り言を呟くだろうか / 〆 )

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( / こちらも〆させていただきました!時間が取れず、今回いつものように絵のご用意ができなかったのがこちらも心残りでしたが、ご満足いただけたようならよかったです…!新情報もありがとうございました*
お返事のテンポについてはこちらこそ、ほとんど仕事だったり寝落ちだったりでお待たせしてしまいましたので…。それと明日はまた他の店舗に行かなくてはならないので、お伝えしていた通り夜のみのお返事になります。よろしくお願いします…!

それとお祝い直前のカレンダーについて、印があったのが気になったのですが、あれは…?(こそ) 何か失念してましたら申し訳ございません…! )




2021: 逆巻 傑 [×]
2024-05-05 17:34:32



(/ そんなそんな…!描いていただける時が有り難いだけで、絵は恒例だとは思っておりませんので…!すぐひなにはいつか海なんかにも一緒に行ってほしいですが、如何せん適当な口実がなく、また人目もあって夏イベントに入れるのを涙ながらに諦めたな…とイベント案出しの際の記憶を振り返っておりました…。また綺麗な〆もありがとうございます*
明日のご予定も承知しております!ご職業柄、連休も関係ない…というかむしろかき入れ時ですもんね。お疲れ様です…!

あっ…お気を遣わせてしまってすみません…!あれは、単にこどもの日ということで、背後が逆巻を5歳児にしようかと目論んで印をつけていただけの描写でした…。リアルや本編との兼ね合いもあるのでまたの機会にしても構いませんが、いかが致しましょうか…?※適宜割愛可です! )




2022: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-05 18:24:19



( / お心遣いのお言葉たちをありがとうございます…!
私も去年は同じような理由で諦めていたのですが…二人きりではないですが、海イベントもしかしたら可能かもしれないです…!MVか雑誌撮影とかで海に行って、休憩時間とかに海辺で足元ちゃぷちゃぷしてても楽しそうですし、「綺麗な貝殻見つけました!」「ヤドカリ見つけた」「ひぇ、足わさわさしてる…」ってわいわい(?)してても可愛いなあなんて。ただオチがなくてほのぼのして終わりそうですが…。

うきうきと印を付ける背後様と、解せない顔でそれを見ている逆巻さんの図が目に浮かびました…() めちゃくちゃやりたすぎます…こどもの日とはズレてしまいますが、もしよろしければですがお化け屋敷の本編終了後にお願いしても構わないでしょうか…? )




2023: 逆巻 傑 [×]
2024-05-05 20:16:24



(/ なるほど…!逆巻は生粋の都会っ子なのでヤドカリどころかロケバスから出るのすら嫌がりそうですが、そこはメンバーの助けを借りて数で押したり、外から大きい声で呼んで粘り勝ったりしていただけたらなと…。海辺でちゃぷちゃぷは是非したいですし、綺麗な貝殻も一緒に探したいし、ひな季ちゃんが砂浜に描いた相合傘を消したりもしたい…!今まで必ず進展に関わるイベントを起こさなければという強迫観念に囚われていた節があり、その結果シチュエーションを整えすぎたことを反省して、ほのぼの日常回的なものを挟むのも一案かなと思っていたところでした。撮影は夏が始まる少し前になるでしょうし、差し込むなら船上パーティー前後でしょうか…?

もちろんです…!では、またお化け屋敷デートが終わり次第ご相談させてください。
そしてお化け屋敷の方ですが、以降の展開として以下2パターンのうちどちらがお好みでしょうか?決定後に本編のお返事置かせていただきますね…!
①今の抱き合った状況で入ってきた扉が開いて無事脱出( スタッフに発見される・次の客が気付かずに通り過ぎて行く )→あとは順路に沿って出口へ( 腕にしがみつく・視界を塞ぐように胸元へ抱き寄せたまま・背中にひっつく形…その他自由形 )
②しばらく扉は閉じられたまま暗闇を探索→入ってきた箇所とは別の扉を見つけ、やがて自力で順路へと戻る )




2024: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-05 21:44:16



( / 大きい声でも呼んでも聞こえてないと思って、しつこくお呼び出しさせていただきますね() 逆巻さんもヤドカリ嫌なんですね、逆巻さんの平気な生き物の境界線が気になります…!小さいの相手に二人で嫌がって避けてる姿もおもしろそう…。砂浜に相合傘は名案ですね、ぜひ入れ込みたいです* そうだったのですね、ちょうど良い提案だったでしょうか…!差し込みのタイミングについても異論ございません◎

ありがとうございます…!
エラーの警告灯を点けておいたので①でスタッフに発見されるがいいかなあと思います。その後の胸元へ抱き寄せたままのシチュも大変魅力的なのですが、ひな季のぐすぐすが収まってしまいそうなので、背中にひっつく形で出口へ…でお願いします!スタッフに「イチャイチャしてるなよ…」と密かに思われてるとおもしろいですね()

こちらも適宜ご割愛くださいませ◎ )




2025: 逆巻 傑 [×]
2024-05-05 23:59:25



>2001

( 指先が耳下付近の覚えのある輪郭に達すると同時、手を触れている箇所のそばから声が発されては瞬時に思考が繋がって。少女の首元だ、と謎の正体が導き出された瞬間の驚倒はこの洋館に入って以来最大で、仕掛けに慄く相手の如くびくっと肩を震わせ慌てて手を引っ込めると、それを追うように白い両腕が伸びて来てまたいつかのようにへたりと地に尻をつけ。早まった鼓動は相当参っているらしい涙声を聞いてすぐに治まるけれど、謝るタイミングは完全に逸してしまい、胸元に縋る頭を暗闇の中で恐る恐ると探り当て、宥めるように撫でて。そうしてすすり泣きばかりが部屋に響く中、暗晦と静寂が破られたのは突然のこと。勢いよく扉が開かれ、スタッフらしき男性が「大丈夫ですか!?申し訳ございません、機械の不具合で──」とお化け屋敷に似つかわしくないハキハキとした喋り方で部屋を見渡すのを顔を横向けて捉えれば、向こうも此方の存在、そして体勢に気が付き、その先が続かなくなってしまって。何とか「…出口まで案内しますので…」と気まずそうに絞り出した彼にばつが悪い思いを味わいながらも、今優先すべきはすっかり萎れてしまった彼女を外に出す一点のみ。腕の中に抱いている芸能人の名を知られぬよう耳元で小さく「…水瀬さん、立てますか」とささやき、それに肯定が返ったなら立ち上がるのを支え。そのまま明るい方へ歩き出すも、もし勇気を挫かれた足が進むのを躊躇う素振りを見せたとしたら、せめて怖いものを見なくて良いようにと自身の背に身を隠すよう促すだろうか )
…俺の後ろにいてください。そしたら怖くないから。

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(/ 最初の一回は手くらい振るかと思いますが、あとは見てるだけか無視かだと思いますので、根負けしてロケバスから出てくるまで呼んでやってください() たぶん見た目に嫌悪感を覚えるものは全般駄目だと思います。大きめの虫とか爬虫類とか…。二人して逃げて、ヤドカリが横断していくのを一緒に固唾を飲んで見守ってたりしてても可愛いですね*

ご回答ありがとうございます!絶対に「イチャイチャしてるなよ…」とは思われているでしょうから、決定的瞬間を見てしまったこのスタッフにはひな季ちゃんのお顔は見せられませんね…。それでは以降の遊園地デートもよろしくお願い致します…!※蹴り可 )




2026: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-06 20:41:28



──…っ!!?
( 彼の胸へと飛び込んだ勢いでキャップはころんと傍に転がると、彼の服をまた涙で濡らしてしまわないよう額を押し当てる形でぐすぐすと縋り付く。その間後頭部を彼の手のひらが優しく撫でてくれるけれど、正直トワハトくんより安心感を得られては、手のひらから投げ出されたトワハトくんは鞄の傍でぽつんと二人を立場なく見守っているだろうか。そこへ扉が勢いよく開かれたなら、また何が起きたかと肩をびくつかせ彼の首元に回した腕の力をきゅっと一瞬強めるものの、それがスタッフだとわかればほっと緩めて。双眸からほろほろと溢れる涙は安堵の温かいものへと変わると、問い掛けに「立てる…」とこくんと小さく頷き応じては、首元に回した手をそうっと離していきキャップを手繰り寄せ。そうして支えてもらいながら立ち上がるけれど、少し足が震える。そこにこちらを案じた提案がなされ彼が背中を見せたなら、すす…と近付いて服に皺が寄らないようにジャケットの裾を摘まむと、彼以外見えないようにキャップを深く被って案内に従って出口へと向かい。線が細い彼だけれど、誰よりも何よりも彼の存在が一番安心して、大好きで尊く感じられては前行く背中が頼もしく映り。やがて出口に辿り着けば垂れ幕が開けられ日差しが差し込み、背中の陰ながらもやけに外が眩しく感じてはきゅっと双眸を細めて。漸くお化け屋敷からの脱出が叶えば、背中からひょこりと顔を覗かせるようにして、案内をしてくれたスタッフへきちんと顔は見せられないながらもぺこりと会釈し「ありがとうございました…」と鼻声まじりにお礼を伝えると、『いえ…設備の不具合でご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした、よろしければこちらご利用ください』と前方に立つ彼に淡々とした口調でフードの無料券を手渡しているのが見えて )

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( / 爬虫類系も苦手なの意外でした…が、背後の苦手系統と一緒で親近感を覚えました() 蛇やカメレオンなどは無理なんですが、グミみたいなカエルだけはなんかちょっと可愛くて好きです…。解像度が上がり助かりました、ありがとうございます*

お返事いただいた中の、男性スタッフの〝…〟に全ての感情が詰まってそうで笑っちゃいました。情景豊かなお返事ありがとうございます、こちらこそ引き続きよろしくお願い致します…! / 蹴り推奨◎ )




2027: 逆巻 傑 [×]
2024-05-06 22:48:36



( スタッフが先導しようと半泣きの客を連れていようとお構いなしに機械仕掛けの脅かし役たちは飛び出してくるけれど、構造を知悉した彼も背中にすがる彼女も、そしてホラー耐性のある自身も反応を示さずに進むため、道中には虚しい作動と演出の音だけが鳴り響き。不具合の影響で泣き出してしまった少女を不憫に思ったのか、案内人が仕掛け手前で次に起こることを冷静に説明してくれたこともあり、難なく洋館からの脱出を遂げては改めての謝罪の言葉に「いえ」だとか「はあ」だとか応答して渡された二枚の紙を手中に受け取る。簡単な礼を述べてお化け屋敷を後にし、見送りの低頭でも詫びの気持ちを示す黒髪が見えなくなったところでその無料券を己の脇腹辺りに差し出すと、約束のご褒美で相手の気を引いて )
…チュロスだっけ?




2028: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-07 03:22:07



チュロス……チョコのやつがいいです…。
( 濡れたまつ毛に縁取られた双眸が差し出された無料券をじっと見つめたのち、深く被ったキャップのツバから目元が伺えるほど顔を上げて彼の方を一度見ては、ぽつ、と鼻音で反芻し小さく頷き返す。けれど甘味で釣られても眉尻はへなりと垂らしたまま、曇りどころかしとしとと降る雨空のような表情で。ホラー映画による特訓のおかげで難易度易しめはクリアしたものだと思っていたけれど、画面で見ているだけとは違い実践で自分自身がハプニングに見舞われるとなると、いくらトワハトくんが護ってくれていても恐怖度は桁違い。売店までの道のりから購入に至るまで、彼の背後に繋がったまま目元をハンカチで押さえつつぐすぐすめそめそしていれば、おやつを買ってもらえないことに駄々をこね泣き出した子どもに買い与える図にも見えるだろうし、痴話喧嘩したカップルの彼氏が宥めるためにおやつを買い与える図にも見えるだろうか )

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( / 前レスにて「フードの無料券」と限定的な表記をしてしまいましたが、パンケーキ後だと逆巻さんはフード食べたい気にならないかな…?と思い直したので「ドリンクかフードおひとつ無料券」で脳内変換よろしくお願い致します…!お好きなものをご注文ください…! / 蹴り推奨 )




2029: 逆巻 傑 [×]
2024-05-07 14:05:17



チュロスの…チョコ味と、…そらいろソーダ。
( お化け屋敷を出てもまだ恐怖が薄れないのか、命綱のように裾をつまんだままの少女を引き連れて売店まで辿り着くと、背後を気にしつつも努めて平常通りに接客しようとする店員に倣って、此方もできるだけ気を逸らさずに注文を済ませ。相手の所望の品と鮮やかな青色のシロップとソーダで作られたセパレートドリンクを無料券と引き換え、受け取ったそのままチュロスを斜め後ろへと受け渡したなら、ずっとそこに佇むわけにもいかず再び変わらぬ位置関係と緩い歩調で歩きだす。気の利いた言葉の一つも思い浮かばず、甘味の効果を祈りながらひたすら混ざって空色になったジュースをストローで吸い上げる様は、周囲から冷たい兄か彼氏かのように見られるだろうか。飲食物を消費しがてらあてもなく彷徨っていたつもりが、いつの間にか目路には先刻乗った絶叫アトラクションが映り込み始め、手に持ったクリアカップの中身も残り少なになれば顔色を窺うように泣き面を振り返って )
…何か乗ります?




2030: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-07 20:50:29



( 〝そらいろソーダ〟そんな名前のネイルとかありそうだなあ、なんてやり取りを聞きつつぼんやり思えば、やがて差し出されたチュロスを黒子のようにスッと受け取っては「ありがとうございます…」と消沈しっぱなしの声音で告げる。裾を持ったままなため、歩き出した彼に半ば連れられるように歩き進めながら出来立てのチュロスを、はぐ、と一口頬張ればサクサクの外身としっとりとした食感とほんのりビターな甘味に「おいしい…」ほっと心が解れるように呟いては、以降黙々と食して。涙は止まれど睫毛は濡れたせいかしゅんと肩を落としたように下がり気味で、依然としてぐすぐすと鼻を啜りしょんぼりと背中を丸めながら歩いていては、ふと振り返った彼をじっと見上げ。きょろ、と控えめに周囲を見回すけれど、絶叫系はなんだか乗る気分にはなれなくて。ゆったり腰を落ち着けられるような──、動作次第ではある意味絶叫系になりかねないけれど、楽しむリストとして候補に挙げていたコーヒーカップに目を留めては、指差しながら気を引くように、くいと裾を軽く引いて )
……あれ、コーヒーカップがいいです。




2031: 逆巻 傑 [×]
2024-05-07 23:26:48



ん、いいよ。
( 甘味も食べたし暫く歩いた。もしかすると振り返った先では少女が普段通りの眩い笑みを湛えてすっかり持ち直しているのでは、という希望的観測は、此方を見上げたつばの下の顔にすぐさま否定され。一か八かの賭けに負けたような心持ちでドリンクを吸い上げればずずっと空気の入った音が鳴り、空になったのを目でも確認して唇から離す。その間に周辺へ視線を巡らせた相手より次なる要望を受けては、娘の頼みを全て引き受けてしまう子煩悩な父親よろしく回転するカップを一瞥しただけで了承し。声が気持ち甘くなるのは睫毛を濡らした姿がやけに幼く見えるせいか、いつも明るい彼女が泣いていると無性に落ち着かなくなるせいか。本当に乗ることになるとは、と心中で洩らしつつ、中に透明だけが残ったプラスチック容器とストローを脇のゴミ箱に捨てると、最初に自身が偽の要望として挙げたコーヒーカップの列へと並んで。待ち時間はそう長くなく、程なくして動きを止めた色とりどりの器からぞろぞろと人が流れ出し、次は自分達の乗り込む番。いつまでも離れる気配のない裾の手が多少気になって控えめに声を掛け、眼差しで示してみるけれど、思うような反応が返らなかったなら諦めてそのままゴンドラにのぼるだろうか )
…水瀬さん、……。




2032: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-08 19:25:33



( 沈んだ心に、彼の声がふわりと溶け込んでいくのを感じる。そうやって優しくて、弱っている時に甘やかしてくれるところも大好き。きゅ、と裾を握る手の力を強めつつ、二つ返事ですぐに了承を得られた後は、チュロスを食べ終えた紙を彼が飲み物の空を捨てるのと一緒に隣で捨てると。いよいよコーヒーカップに乗ろうかとした時、そのままでは乗りにくいとでも言いたげな瞳を向けられると、ずっと摘まみっぱなしだった手元と彼の視線とを交互に見つめたのち、はっと察して「すみません…!」と手を裾から離し。そうしてコーヒーカップを模したゴンドラへと乗り込むとハンドルを挟んで対面に座り、やがて開始ベルが鳴ればメルヘンな音楽が流れ出すと共に土台がゆっくりと回転を始めるも、宛てのなくなった指先がトワハトくんの頭を撫でていたのはほんの僅かな間だけ。この心が癒えるのは彼でないと無理だと自覚したなら、俯きがちだった顔を上げて潤む双眸に彼を映すと、ハンドルの下でおずおずと両手を伸ばしながら彼との繋がりを求めて )
──…逆巻さん。やっぱり、もうちょっと…。




2033: 逆巻 傑 [×]
2024-05-08 22:12:03



( 意図は目顔で十分に通じたらしく、慌てた様子で裾から手が離されるとそのままメルヘンで溢れたコーヒーカップの中へと踏み入り。アトラクションが動き始め、そばの子連れや恋人達、回る景色を眺めながら考えていたのは、今日の特訓の成果のこと。生まれたての子鹿のような足取りではありながらも前進の兆しを見せた彼女だったが、お化け屋敷での予想外のハプニングにより更に苦手意識が強まったように見受けられる。でっちあげた逸話も大した効果を発揮しなかったようで、その証拠にマスコットの頭を撫でていた相手の指はやがて力不足と言わんばかりに此方へと伸ばされ──潤む瞳とか細い声で拠り所を求めて。今度は即答とはいかず、寄る辺のない両手に目を落として数秒躊躇するけれど、結局緩徐に右手を差し出せばあくまで〝裾の代わりに掴む場所を提供している〟というスタンスを崩さぬよう軽く掌の皮膚に触れるだけ。甘やかしている自覚があるのか一応の制限はつけてみるものの、果たしてその時自身は仕事のため恐怖心に立ち向かうこの健気なアイドルの手を振り払えるだろうか。もし本命に挑む前に発した『最後まで責任持つ』の言を引き合いに出されたなら、言いなりになる未来もそう遠くないはずで )
…、降りる時には離すから。




2034: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-08 23:35:06



( 手のひらを伸ばして数秒、じと視線を注ぐだけの彼の様子を見つめてはさすがにそこまでは甘やかせてもらえないかと、やっぱりだめ?と窺うように小首を傾げてみた時、そっと差し出された右手に、曇天の空に光が差したかのようにぱああ…と集中線が背後に差して。あくまで皮膚面を触れるだけな彼とは対照的に、手のひらが触れ合ったなら両手でやわく包み込む。いつも自分に可愛いの魔法や勇気の出る魔法、安心する魔法を掛けてくれる大好きな手。にぎ、としっかり捉えた直後、告げられた制限には素直に頷いたけれど降りる際にはきっと離しがたくて駄々を捏ねるに違いないだろう。メルヘンな曲をBGMに、大好きな彼の大好きなその手を形確かめるように緩く握ったりきゅっと包み込み直したり、彼の右手に重ねた自身の左手であたかも彼にも握り返してもらっている風をつくりあげたり。曇天だった表情も次第に柔らかな陽が差し始め、やがて幸せそうに表情を緩めては )
えへへ、帰りたくないなあ…。




2035: 逆巻 傑 [×]
2024-05-09 12:33:07



現金だな…。
( やはり彼女には人の体温が一番の妙薬なのか、裾を握ってもマスコットの頭を撫でても涙が降り止むに留まっていた顔には、細部まで調べまわるような指遣いを受容しているうちに晴れ間が覗きだし。柔らかく緩む面差しを観察するように眺めては効果覿面だなと内心の安堵を微かに滲ませるけれど、莞爾と綻ぶ唇から零れた急転換の一言にはさすがに肩透かしを食って脱力した呟きを洩らす。そのまま漸くゆったりと背凭れに体を預けたなら、じきにカップの回転が遅くなって、やがては止まり。持ち直した少女相手なら手を離すのも気兼ねなく、身を起こして慣性で握り返した風の形を保っていた指先の力を緩めると、向こうの両手も緩むようであればするりと抜き出し、そうでなければ乗り込む際と同様に眼差しを投げ掛けて )
……、水瀬さん。




2036: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-09 15:34:29



( 終始ハンドルを一度も回すことのないまま悠々としたコーヒーブレイクがやがて終わりを告げると、周りの乗客は次のアトラクションや売店に向かう相談をしているのか、弾んだ声があちこちで飛び交いながらゴンドラからぞろぞろと降り始めていく。その一方で自身の腰はというと上がらぬまま。降りる時までと決められた手繋ぎが終わるからと、緩められた彼の手をきゅっと握り離せないでいて。視線の訴える内容はもちろんわかっている。一度手元に注いだ視線を彼へと上げたなら、その表情はまた曇り始めたものに変わっていては、眉尻を垂らしながら小首を傾げてぽつりと訴えかけて。その姿はまるで雨空の下に捨てられる寸前、くーん…と耳を垂らした子犬のようにも見えるだろうか。出口にはけていき周囲の人がまばらになりゆくと、立ち上がろうとしない雰囲気の自分らを気に掛けるように運営スタッフがそろそろ視線を送り始めるはずで )
…ま、まだ完全回復してない場合は…?




2037: 逆巻 傑 [×]
2024-05-09 19:07:46



( 少女が明確な意思を持って立ち上がろうとも手を離そうともしないから、その指先に結び止められる自身も浮かせた腰を再びゴンドラへと下ろし。物理的に振り払うことなら容易だろうが、制限の突破を窺う問い掛けと共に心細げな眼が向けられては、なまじ手を繋ぐ行為自体に嫌悪も抵抗もないだけに一時の迷いが生じて。しかしどこかで彼女との間に線を引かなければならないことも事実で、情に訴えかける視線から逃れるようにほんの少し顔を背け、すぐに思い直してそろと戻してから、最初に手繋ぎを乞うた際の相手の言葉を引き合いに出し )
…自分で言ったんでしょう、もうちょっとって。




2038: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-09 20:56:41



!、あぅ……。
( 引き合いに出された言葉に小さく衝撃マークを浮かべては、それは、と弁明しようとするものの事実なため何も言い返せず、噤んだ唇をちゅんと尖らせながら、しゅるしゅると萎縮するように肩を竦めつつ離しがたい手元へと視線を下げて押し黙る。いよいよ運営スタッフが呼び掛け用の無線に手を掛けようかとした時、はっ…と思い出されるのはお化け屋敷に入る直前に掛けられたあの言葉。ぱ、と視線を彼に戻したなら、引き合いに出されたよりも先に告げられたそれを訴えかけるように告げつつ、彼の手のひらを握る手は依然として離すまいと握られたまま、むしろ若干引き寄せるくらいで )
──…でっ…でも、逆巻さんだって。その前に、最後まで責任持ってくれるって自分で言ったもん。




2039: 逆巻 傑 [×]
2024-05-09 23:21:48



っ……、…確かに言ったすね。
( 決着までは早かった。相手を説き伏せるための方策がそっくりそのまま自分の首を絞めることになっては、反論の余地なく暫し沈黙して見合った後、溜め息と共に睫毛の影を落として負けを認め。しかしそうと決まってしまえば順応も早いもので、従う意思を示すように彼女の手に自身の指を軽く添え、指示を待つ飼い犬の如く目線をゆっくりと持ち上げて合わせる。少女がゴンドラから降りようと動き出したならそれに続き、律儀にひとときも離すことなくそこを脱して、綺麗に打ち返された約束の遵守に努めるだろうか )
…他に乗りたいものは?




2040: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-10 12:41:03



それじゃあ、!…──えへへ、やったあ。
( 今度は彼の意志で、自身の手に指先が添えられ繋ぎ返してもらえれば途端にぱっと表情に晴れ間が広がると、嬉しそうに綻ばせた頬には桜色が差して。周りにほわほわとお花を浮かばせながらベンチから腰を上げては、ゴンドラから降りそのまま軽い足取りでコーヒーカップのアトラクションを後にし。彼の右手と繋いだ左手を緩く引きつつ、次に乗るアトラクションについて右手の人差し指を顎先に添えながら、んん、ときょろきょろエリア全体を見回し考えると、コーヒーカップ、メリーゴーランドと続いた奥に観覧車がゆったりと回転しているのが見える。夕刻に日が落ち出したら遊園地のライトアップが始まるだろうし、観覧車から見える景色は綺麗だろうなあ、と一度視線を留めては「あれ、観覧車は絶対最後に乗りたいです!」と人差し指の先を観覧車へと移し向けては予約するように先に希望を伝え。ふと、ぴこんと電球マークを浮かべては、彼へ視線を戻すとうきうきと弾む気持ちのリズムを崩さぬまま続けるように本来の質問に応じて )
…で、次のは──…あっ、ミラーハウス。まだ行ってないですよねっ。




2041: 逆巻 傑 [×]
2024-05-10 19:24:44



…元気じゃん。
( 空には変わらぬ快晴が広がる一方、ころころと転じる眼前の面様にすっかり翻弄されては最早相手の思うまま。此方が折れて手を握り返した途端華やぐ表情に複雑な思いを味わい、コーヒーカップを後にする道中、スタッフのどこか恨めしそうな眼差しを浴びながら彼女の華奢な背に小さくぼやくも、それも須臾の間。使命から解放されて純粋に楽しめているらしい姿は心解れるものがあり、時折隣を見遣っては口元を綻ばせ。観覧車の時には人差し指の示す先を向くばかりだった顔も、次の希望を聞く際にはしっかりと視線が交わり、仄かな笑みを湛えて真意を確認したなら回答に沿った方向へと歩み出して )
別に水瀬さんの好きなところでいいけど、本当にミラーハウスにする?




2042: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-10 21:09:47



はい、わたしは逆巻さんの隣だったらどこでも好きなので!
( 浮かれた気持ちのなか、これまた浮かれた音楽に包まれた遊園地内にいては背後でぼやかれた声も聞こえなくて。周囲のアトラクションに視線を移していたため向けられていた笑みにも気付かないまま、真意について尋ねられると直情を晴れやかな笑みで告げるも「…あ、うそうそ、やっぱりお化け屋敷とかは嫌いです」と、ぱぱっと右手のひらを左右に振りながら訂正を。そうして辿り着いたミラーハウスの入り口、「そういえば遊園地っていつぶりですか」なんて世間話をしつつ待機列に並んでいれば、やがて自分らに入場の案内が回ってくると繋いだ手をゆるく引きながら中へと入ると。どこもかしこも自分と彼が映る景色に黒目がちな瞳を丸くしては、ほあ、と一瞬呆気に取られて。どこへ進めばいいのかわからなくなるような世界の中ながら、あちこちに大好きな人の姿が映っていては瞳を煌かせつつ歓喜の声を上げて )
わっ…すごぉい、逆巻さんがいっぱい!




2043: 逆巻 傑 [×]
2024-05-10 23:04:13



…ふ、正直でいいんじゃないすか。
( 調子の良い愛情表現は欠かさないながら危機回避能力を身に付けたらしい相手の慌ただしく明け透けな言動に、つい控えめに吹き出しては細めた瞳で横目に見る。当人にとっては笑い事ではないのだろうが、その裏にこれまでの苦労が滲むようで、心霊への恐怖心が自身への好意を上回ることが逆に彼女の仕事への真摯さと己への想いを本物と証明したように思われて。入場までの待機時間はほとんど遠いところから記憶を手繰り寄せるために使い、結局「…3年前くらい?」とはっきりしない回答と暈した思い出話に終始し。ミラーハウスに入った経験がなかったのか足を踏み入れてすぐに前方から歓声が上がれば、自分の存在を忘れているような少女の発言へ、少し遅れて隣に並びながら呟き程度にそっと付言して )
…水瀬さんもね。




2044: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-11 03:52:32



( 向けられた笑みを今度こそ直視すると、例に漏れずきゅんとときめいて尊さすら感じる中で、遊園地に来たのは3年前との回答に「へえ~」と和気藹々とした雰囲気でその場では返したものの、ミラーハウスに入る直前に〝誰と…!?〟はっと気にすることとなって。もしそれが当時付き合っていた彼女とかかと思えばそんなの好き同士で遊ぶ方が楽しいに違いない。ミラーハウスの中の景色についテンションが上がってしまったけれど、自分との遊園地デートを彼も楽しめているだろうかと気に掛けちらりと一度横目で窺うと。繋いでいた手を緩めていき「これ、ゲームの本物当てるやつみたいですよねっ」と彼の手の中からするりと抜け出しては、「逆巻さん、5秒だけ目瞑っててください」とぱっと開いて五本の指先を伸ばした手のひらを向け、指示通りに彼が双眸を閉じてくれたなら、次にその双眸が開けられた時には鏡の世界で無邪気に笑い掛ける自分の姿があちこちに様々な角度で映っているだろうか )
本物どれでしょーかっ!




2045: 逆巻 傑 [×]
2024-05-11 15:47:43



あぁ……。
( さてどう進もうかと鏡で作られた迷路へ目を走らせていれば、手の離れる感覚とは反対側の鏡越しに隣の相手が自分の元から遠のいてゆくのが見える。ぽつりと洩らした声は発言に対する納得と行動に対する喫驚が綯い交ぜになったもので、当惑しつつも素直に5秒間瞼を下ろすと、全ての謎は次に目を開けた瞬間に解けて。己を取り囲む同じ見目の少女達を見回し、声のした方向と正面の顔に当たりをつけて腕を伸ばすも、指先が触れるのは硬い鏡面。ひとつ瞬いて再び周囲を見回しては、早々に降参して答えを求め )
…、…──正解は?




2046: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-11 20:57:32



本物はこっちで、し…た…?あれ?あ、さか──
( 彼が指示通りに双眸を瞑っている間に背を向け迷路内をうろちょろと軽く彷徨い、自身の中でも5秒経過した後に振り返ると、挑戦を促した身ながら鏡に反射した無数の彼の姿に一瞬戸惑ったのは内緒。そのうちでもわりと正面に見えたような気がした姿へと、じゃん!と一歩前へ出て両手のひらを顔の傍で広げながら答え合わせをしようとしたものの、一歩前へ出た途端に本物かと思っていた姿はぐるりと別角度へと変わり、本物ではなかったと知れば言葉が徐々に尻すぼみになり困惑した声音へと転じて。頭上にはてなマークを二つほど浮かべながらぱちくりと瞬くけれど、同時に小首を傾げたそのタイミングで奥に彼らしい姿が確認できたように感じてはその方向へと駆け出した──次の瞬間、ゴン!と鏡に強かに額を打ち付け「み゙ゃっ!」と悲痛な声を上げては、目の前がチカチカと一瞬眩む。反動で外れた帽子が傍に転がりつつ、ずるずると正面の鏡に伝うように左手を付きながら、右手は打ち付けた額を押さえてその場でしゃがみ込んでしまって )




2047: 逆巻 傑 [×]
2024-05-11 22:43:50



何やって──、…本当に何やってるんすか。
( 相手は答え合わせとばかりに前へ踏み出すも自身の目前にその姿はなく、戸惑う彼女の様子に軽く眉を顰めたなら、出題者もまた此方の本物を見失ったのだと悟るまでにさして時間は掛からず。思わぬ間の抜けた展開に呆れ声が零れ落ちるも、直後に鈍い打音が聞こえた瞬間にはさすがに短く息を呑み、撃沈してゆく姿があらゆる角度から反射されると吐き出す息にまで憐憫を帯びて。鏡のうちから衝撃で振動する一枚が目に入り、やっと見つけ出した本物の少女の隣に身を屈めれば、横から顔を覗き込むようにして状態を窺い )
…大丈夫?ひなちゃん。




2048: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-12 08:57:40



……い、ったぁ~…。
( なんて愚かなんだろう。ズキズキじんじんと痛む額を押さえながら、堪えるような悲痛な呻き声を漏らしつつ深く恥じ入れていれば。身を案じる声がすぐ隣から聞こえてきたかと思えば、続く呼び名に手のひらから顔を上げ痛みに堪え潤んだ瞳をぱっと向ける。子どもっぽいと思われての呼び方かもしれないけれど、励ますためにそう呼んだのだったらまんまと乗せられ、潤む瞳を三日月型に細めながらふにゃりと破顔して。腕へと手を伸ばして指先が衣服に触れたなら、そのまま手のひらへの方へと滑らせていくときゅっと手を繋いで「ふふ、えへへ…本物の逆巻さんだあ」と触れられる嬉しさににこにこへらへらとした笑みを浮かべつつ )
大丈夫ですっ。……やっぱり、本物の逆巻さんが一番かっこいい!




2049: 逆巻 傑 [×]
2024-05-12 14:03:07



( 心配が先に立ちつつも多少の揶揄を込めた呼び名に、いつも此方の意図に関わらず喜色を滲ませる少女は例に漏れず上げた顔を蕩けるように和らげ。細められてきらきらと光る涙の膜に気を取られる間に流れるように手を捕えられるも、特段の抵抗を示さないどころか、胸裏では何故か涓滴の安堵感を覚えて。目も向けないまま印ばかり握り返し、半ば相手の言葉を無視して前髪をかき分け額を確認すると、ほんのり赤みは残るものの腫れたような様子はなく。前髪を元に戻して傍に転がっていた帽子を雑に被せたなら、ひと足先に膝を伸ばした後、説得力のない嘉賞に漸く反応して )
…偽物の方に行ったくせに。




2050: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-12 15:25:56



( 強かに額を打ちつけた痛みも一瞬で吹っ飛んだようににこにこと浮かべていれば、怪我の様子を気に掛けて額へ注がれる彼の視線をじっと見つめ、やっぱり本物が一番!と再認識してはほんのり赤みの残る額と同じように頬もほんのり染めるけれど。雑に被せられた帽子のツバでその視線を遮られ指摘された言葉にどきりと衝撃マークを浮かべると、帽子に空いている片手を乗せて深く被り収めつつ遅れて立ち上がっては、強い語気ながらもなんだか説得力の弱そうな主張をして。痛い思いはしたものの、大好きな人の姿が反射してあらゆる角度から堪能できた幸せ空間だったには違いなく、微かに未練を残しつつミラーハウスから脱出するだろうか )
もっ…もう間違えないもん!……、でもあれはいい空間でした…。




2051: 逆巻 傑 [×]
2024-05-12 17:07:14



へぇ……。…鏡…好きなんすか…?
( 反論の瞬間には増した相手の語勢も、それに紐付いてか中での出来事を振り返る折にはたちまち緩み。発言の背景を解さず、そんなに楽しかったのかと意外そうに相槌を打つけれど、言葉選びへの違和感を覚えては恐らくそういうことではないだろうなと自分でも思いつつ控えめに意図を探って。空回りする程のはしゃぎようを見せたのだから可能性はなくはないだとか、そういえばダンスのレッスン室も鏡張りのはずだとか、取り留めのない思量が飛び交う脳内を俯瞰しつつ、ミラーハウスを出て漫ろ歩きをしていれば不意に二時の方向に鳩の着ぐるみが闊歩しているのが見え。時間を忘れて楽しめるように、と〝鳩時計から飛び出してきた鳩〟というコンセプトでデザインされた(とキーホルダーのタグに書いてあった)マスコットキャラクターは確かに可愛らしい外見ながら知名度の低さからかそこまでの人気はないらしく、遠巻きに写真を撮られる姿はどこか寂しげにも映り )

----

(/ 一旦トワハトくん着ぐるみを登場させておりますが、他のタイミングが望ましかったり優先したい事柄があったりする場合はスルーしていただいて構いませんので…!※蹴り推奨 )




2052: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-12 20:40:43



?…ふ、あははっ、違いますよ~!逆巻さんでいっぱいの世界だったからです。
( 先程の発言の経緯をなんだか誤解されていることに気が付けば、双眸をぱちりと瞬いたあとにくすくすと笑みを溢しながら朗らかに訂正していると。ふと彼が他へ一瞬気を取られているようで、同じ方向へと視線を向けてみるとそこにはぽてりぽてりと愛らしい丸っこいフォルムで歩くトワハトくんの姿があり。「わ~っ、トワハトくんだあ」と歩くお守りの姿に小さく歓喜の声を上げながら、無邪気に煌めく瞳を向けつつ足を止め。他の入園者が遠巻きに撮影をしている姿を見れば、てっきりトワハトくんの写真を待ち受け画像などに設定しておくのもお守りとして効果があるのだろうと勝手に一人解釈をしては、一緒に撮ってもらいたい気持ちがあるもののお守りが重複するのは良くないとも聞く──となると。繋いだ手のひらごと徐に鎖骨の高さまで手を上げ指先を絡めて、遠くにいるトワハトくんへお祈りのポーズを構えたなら、「どうかこれからもお守りください…あとできたら怖いの平気になりますように…」とお祈りだけでなく重すぎる願いを呟いて )

----

( / 実はトワハトくんの邂逅について、うっかり失念していたことにミラーハウスに入った後に気が付きまして…観覧車から景色を見下ろしたタイミングで着ぐるみ発見を捩じ込もうかと考えていたところでした!ご配慮ありがとうございます、乗っからせていただきました* / 蹴り推奨 )




2053: 逆巻 傑 [×]
2024-05-12 22:56:00



あぁ──…いや、そんなさも当然みたいに言われても。
( 鏡好きほどのインパクトはなくとも、彼女のミラーハウスの楽しみ方だって一般的ではないはずだ。それをまるで共通認識かのように正されると、一瞬流されそうになるも既の所で踏みとどまり、半眼で苦情を申し立てて。しかしその頃には相手の瞳はマスコットキャラクターの着ぐるみに向けられており、子どもさながらに喜悦したのも束の間、自分の両手代わりに繋いだ手を組み合わせて胸の前に掲げ、何やら念じ始め。強欲なのか謙虚なのか分からない内容に口を挟まず隣からその様子を傍観していたものの、筒抜けの心中を聞き終えてはちらりと目線の先を窺い、それからまた少女を見遣って )
…、トワハトくんのこと軽めの神様だと思ってる?




2054: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-13 00:56:07


へ。…幽霊から護ってくれるくらいだから、そんな感じかと思ったんですけど──…そ、そうですよね!
( 願いごとを伝えきり、鎖骨辺りまで上げていた手を下ろしてはさて何の話だったか。ふと思い出したように顔を上げれば、直前のツッコミに対して〝好きなものに囲まれたらいかに幸せか〟を語ろうかと彼に視線を向け口を開きかけた時、投げかけられた質問にきょとんと瞬かせた瞳から図星の欠片が零れ落ち。霊から護ってくれるというくらいだから、彼の言う通りそれなりに神に近い存在をマスコット化したものかと思っていたのだけれど──えへへと頬を掻きながら納得したような口振りをするものの、それは決して例の逸話がデマだと気が付いたわけではなく。あくまで護ってくれるだけと純粋に信じきったまま、欲張りに願いごとを乗せたことへの恥じらいに薄く頬を染めて )
お願いごとまではさすがに無理ですよねっ、欲張っちゃいました、えへへ。




2055: 逆巻 傑 [×]
2024-05-13 12:34:06



さぁ…俺もそこまでは知らないけど、今日はこの遊園地でいろいろ遊んだし、ついでに一個くらいは叶えてくれるんじゃないすか?
( 此方の軽い尋ねに対し、己の欲心を恥じるかのように頬を赤らめた彼女へじっと目を留める。その願いの切実さを知っているし、元より守護の力もでっちあげだ。幾らか逸話が増えたところで困るのはせいぜい設定を覚えておかなければならない自分くらいのものだろうと静かに腹を決めては、明後日の方を向き、適当な理由付けと共に常識外に都合の良い論理展開をして。腰の辺りへ下りていた〝祈りのポーズ〟のまま繋いだ手を再び胸の前まで持ち上げ、実際には何の力も有さないマスコットキャラクターへ「水瀬さんが怖いの平気になりますように」と口の中で唱えたなら、パフォーマンスを終えて視線は隣へ。もし続く問い掛けに肯定が返ったとしたら、「じゃあこれは終わりで」と絡まった指先、および重なった手のひらをすげなく離すだろうか )
…これで本番頑張れそう?




2056: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-13 21:37:48



そうだといいな──……。
( 微かな期待を孕んだ声色で返しては、彼が見つめた明後日の方向を自身もつられるように向くけれど、今度は彼が手のひらを持ち上げたなら驚いた瞳で彼の方を見遣ると、真似るように何かお祈りしているようにも見えて。一体何を願ったのだろうか、あまりにも小さな呟きはがやがやと賑わう園内では拾うことができず、そわりと興味津々に心が働く。視線が再び交わってからの質問にはふるふると首を左右に振っては「…っま、まだ!最後にあれだけ乗ったら、頑張れるから」と、きゅっと絡めた指は離さぬまま、日が暮れ出した空を背景にゆったりと回る観覧車を他の手で指差して )




2057: 逆巻 傑 [×]
2024-05-13 23:25:02



忘れてないすよ。
( 何か問いたげに此方を見つめていた双眸は心持ちの確認にはっとして、慌てて首を振る。まだこの時間を終わらせまいと僅かに力のこもった指と、反対側の手で指し示される観覧車にそっと相好を崩しては、少し屈折して伝わってしまったらしい意図を正すべく置き据えるような確かな口調で応答し。何なら他のアトラクションを経由しても構わないくらいだったが、大車輪の隙間に覗く暖色の混じり始めた空を見上げて解散までを逆算すると、目標へと歩きだしつつ手元に目を落とし、提案の代わりにごく自然に移り変わった繋ぎ方へ言及を )
…ちなみに握り方はこのままでいいんすか。




2058: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-14 13:15:22



本当?よかったあ…。
( 指差していた手を胸元に添えると、ほ…と安堵の息を吐きながら表情と指先を和らげて。目標に向かって先に足を踏み出した彼に合わせて自身も足を踏み出したなら、言及内容と視線につられて手元に視線を向ける。トワハトくんを拝む際に合掌の形を本来取ろうかと思っていたけれど、彼の手を離しがたくて、その手のひらごと両手を組んでお祈りしてからそのままの形──所謂恋人繋ぎ。隣り合わせで観覧車へ乗り込んではゴンドラが傾くため手を離すことになるだろうから、それまでのささやかな間だけ。繋いだ手を胸の高さ辺りまで持ち上げては、微かに眉尻を垂らしながら覗き込むように小首を傾げ )
はい、…観覧車に乗るまでのちょっとの間だけ、でも、…だめ?




2059: 逆巻 傑 [×]
2024-05-15 06:49:27



いや、分かってやってんなら──…だめ、でしょ。余計だめ。
( あまりに何事もなく振る舞われるものだから無意識だろうと思いきや、相手にも恋人繋ぎの意識があると知っては予想を裏切られて眉を持ち上げ。その驚きの余韻を残したまま思わずルーズな線引きの基準を洩らしかけるも、互いの立場と関係を思えばここを許すのは悪手と判断して、言葉半ばで着地点の変更を。自分に言い聞かせるように繰り返した後、するりと指を抜き出して元の握り方に戻したなら、観覧車へと促すようにその手を柔く引っ張って )




2060: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-15 12:26:33



えぇ~っ、けち…。
( 余計にダメだと念押しまでされてしまい指を引き抜かれてしまえば、心底残念そうに八の字に眉尻を垂らし、見えない尻尾をしゅんと垂らしながら不満を溢すけれど。てっきりそのまま繋いでくれなくなるのかと思いきや、しっかりとまた元の形で繋ぎ直してくれると〝!〟と尻尾をぴんと立て嬉しそうに振り「やっぱり今の嘘、逆巻さん大好き!」と直前の言葉を訂正し、ぎゅっと握り返しては軽い足取りで観覧車へと向かって。列に並んでいる間に刻々と日は沈み、順番が回ってきてカラフルなゴンドラのうちのピンク色に乗り込めば、懐かしい床の不安定さに「隣合わせに座ったら傾きますよね…」と名残惜しくも手を離したならそのまま対面になるように座り、ゴンドラが上昇しだしたところで園内のライトアップが始まるだろうか。緩やかに上昇していく窓の外に一度視線を向けては、期待に煌めかせた表情を綻ばせ )
あ、点いた。上まで行ったら絶対、綺麗ですよね…!




2061: 逆巻 傑 [×]
2024-05-15 20:54:29



けちとかじゃなくて。
( 大人として守った節操を、さも己が出し惜しんだかのようにすり替えられては、間髪入れぬ応答で直ちにピントの修正を図り。それでも観覧車のゴンドラに乗り込むまでいじけた視線を浴び続けるのはやむを得ないかと諦念を抱いた矢先、手のひと握りでころりと機嫌を直した相手の言動に見事に振り回されて、口を衝くのは「…まるで子守りだな…」という独り言然とした呟き。すっかり気が抜けてしまってほとんど腕を引かれる形で待機列に並べば、進んだ先で底を浚うピンク色の中へと入り、ふたりきりの空間でも寛いだ様子で深く座面に腰掛けて。少女に促されて側面のアクリルから外を覗いた後は、さすがに疲れが出たのか遠ざかってゆく地上をぼんやりと眺め続け )
…ほんとだ。ライトアップされると一気に雰囲気変わるすね。




2062: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-15 21:51:06



観覧車はお昼より夜がおすすめって、マップに書いてあったから。正解でしたね!
( きらきらと輝く遊園地のイルミネーションが微かに反射して彼の横顔を照らしては、ぼんやり黄昏れるように外を眺める彼もまたかっこよくて、景色よりも眼前の光景に満足げに頬を緩める。こういう時って何を話すものか、ろくに恋愛経験もなければ窓の外を見る振りしてその綺麗な横顔をじっと見つめるだけで。やがて頂上付近へと差し掛かった頃、漸く口を開いては「─…逆巻さん、今日はありがとうございました。お化け屋敷以外にもたくさん付き合ってもらっちゃって…」頬を掻きながら、にへ、と緩んだ笑みを浮かべると、ふと思い出したようにトワハトくんをぶらさげた鞄から取り出したのは、グッズショップで購入した鳩サブレ。自身のイメージカラーである白色のアイシングが施された3枚の鳩サブレを両手で差し出しながら、オタクの定番3セットになぞらえて )
あのこれ、ささやかなお礼ですが。食べる用、観賞用、布教用に!




2063: 逆巻 傑 [×]
2024-05-16 13:04:52



…別世界…。
( 辺りが薄暗くなるにつれて映えだし、絶叫アトラクションから眺めた昼間とは異なる表情を見せる園内に、ほとんど開いていない唇が紡いだ一言は相手に応えるようでも、ただそこから零れ落ちただけのようでもあり。光に見入る双眸の先が声を受けてゆるりと対面に移動すると、差し出された3枚の菓子を「毎度律儀に…」と小さく洩らして眼下の景色同様に眺めてから、やがて素直に受け取ろうかと両腕を伸ばす。その折にアイドルには馴染み深いであろう用途分けが付け足されては、それでこの枚数かとふっと笑んで鳩サブレを手中に収めつつ、浅い知識で強欲にも特典を欲する振りをして )
…──握手券は?




2064: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-16 17:02:33



あ、握手券ですかっ?
( 差し出したお菓子が彼の手に無事渡れば満足げに笑みを広げたものの、次いだ思わぬ要求を受けては双眸をぱちくりと瞬かせる。そんなのなくても、いくらでも握手するし手だって繋ぐ──むしろ彼相手ならこちらからお願いしたいくらいだし、もし握手会に彼が参加してくれるならずっと手を握っていられるようにたくさん券をあげたい。予想外の要求にあたふたすると、ほわりと頬を染めつつ真剣な表情で、お菓子を渡して空いた両手をぐっと握りしめながらころころと話題を巡らせて。お願いしますとばかりに両手を伸ばしたなら、最後に期待で煌めく瞳を向けつつ小首を傾げ )
今日は持ってなくてその、でも、逆巻さんなら何枚でも何十枚でもあげます!ていうか握手券なくても握手しますし、むしろ握手してほしいくらいですっ!…え、もし券あげたら本当に握手会来てくれます?




2065: 逆巻 傑 [×]
2024-05-16 19:18:38



いや、冗談──…
( ほんの軽い思い付きで口にしたアイドル知識が想定外に少女を前のめりにさせたようであれば、熱を増してゆく弁舌に撤回の隙はなく。霧のように掻き消えていった己の声を遠くに聞き、熱烈な誘いの最後に吸い込まれそうな瞳から見つめられると、気圧され気味の視線は相手の顔に留まった次に伸ばされた手へと落ち、果てには完全に瞼を下ろして。はっきりとした断りを口にすると共に手の感覚だけでトランプの束のように3枚の鳩サブレを揃え、伏し目がちに両眼を開いて鞄に仕舞った頃には当惑の色は失せていて、再度握手を求めるように差し出された瑞々しい両手を見遣る。理由の一つは実直に券を手にしたファンに後ろめたいから。そしてもう一つは──。先程の動きを逆に辿るように彼女の顔まで眼差しを戻すと、もしこれが本当の握手会だとしたら対面側にはいない、ファンよりも踏み込んだ関係性であることを公然と自負して )
…、行かない。ズルだし……、俺〝こっち側〟じゃないし。




2066: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-16 22:15:50



そ、そっかあ…。
( すっかりその気になっていたけれど、はっきりと握手会を断られてしまえばしょんぼりと眉尻や肩を落として。確かにズルだ、と一理どころか百理ある言葉に納得しては握り返されることのない手のひらを徐々に膝上へと戻していると。〝こっち側じゃない〟彼の瞳とゆっくり交わっていけばきょとんと双眸を瞬いて。ファンとアイドルという関係性ではないことを指しているのだろう、視線を斜め上へと一度逸らしてふと考えたあと徐に立ち上がると、不安定に微かに揺れるゴンドラの床を渡り、半分の距離を越えた辺りで彼側へゆったりゴンドラが傾けば、合わせてふらり。「わ、」と小さく驚いた声漏らしつつ彼の隣の座面に両手を付いて辿り付けば、体を反転させて座面に腰を落ち着けると、にへらと微笑んで。それから以前玲ちゃん推しかと尋ねた際に返ってきた言葉を引っ張ってくると、頂上へ到達し煌めいた景色が一望できる窓の外へ視線を配りながら、絶対的な自信を秘めた双眸を緩めて宣言し )
こういう、こと?…──そうは言っても、前に推しって言ってくれたの忘れてないですからねっ。ライブはいつか絶対観に来てくださいね、この景色よりもずっときらきらしてみせますから。




2067: 逆巻 傑 [×]
2024-05-17 18:25:43



…そういうこと。
( やおらにゴンドラが傾斜して、綱渡りの如く危うげな足取りで座席の間を渡った少女が無事〝こっち側〟へと腰を下ろす。ファンからすれば憧れのアイドルが自らの隣に進んで来てくれる経験など一生の思い出となるに違いないが、担当ヘアメイクである己はそれを平然と受け入れ、仄かに口元を綻ばせるばかり。しかし多少の好感が上乗せされているとはいえこの関係も契約の上に結ばれたはかないもので、もし担当から外れて顔を合わせる機会が減ったなら彼女の想いも風化し、やがては消えるのだろう。そんな念慮が頭を掠めて一抹の寂寥を覚えたせいか、少し肩を寄せて相手と同じ窓から覗き下ろした光に、自然と耳元に近づいた唇からは「…遠いな」という声がこぼれ。そのまま内から放たれる煌めきを宿した傍の瞳へ注意を移すと、宙ぶらりんの約束で淡い縁を結び直そうとするかのように肯いて )
今もじゅうぶんきらきらしてるけど、…まぁ、そうすね。いつか。




2068: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-17 21:35:13



( こうして隣に来たのは自分だけれど、彼の方から少し身を寄せてきてはどきりと心臓が跳ねて鼓動が強くなり。〝遠いな〟と呟く彼とは反対に〝近いな〟と心の中で呟きながら、頬や耳たぶは桃色に染まり、景色よりも彼の横顔に夢中になる。近くで再び交わる視線に微かに双眸を見開くと「や、約束ですよ!逆巻さんが観に来てくれるまで、絶対アイドル辞めないですから!」ぴ、と小指だけを立てた拳を彼との間に作っては、より強固な縁を繋いで離すまいとするように見えるかもしれない。小指へと彼の指が絡んだなら小指を折り曲げて約束を紡ぎ、絡まなかったとしても「絶対ね」と彼の手を取り指を絡ませようとするだろうか。互いの小指を解いたなら、表情を幸せいっぱいに緩めながら今日いちにちの感想を謝辞と共に伝えて )
──…わたし、今日すごく楽しかったです!息抜きもできたし…本当にありがとうございました。




2069: 逆巻 傑 [×]
2024-05-18 15:35:50



…推しは推せるうちに推せ、だっけ。
( 彼女と指切りをするのはこれで2回目。前回のように公衆の面前ではないぶん抵抗感は薄れるけれど、やはりこの子どもじみた儀式には未だ気恥ずかしさが伴い、数瞬躊躇った後におそるおそると小指を伸ばす。不確かな約束をより確かなものにしようとする相手に対し、目の前の顧客がいつかアイドルではなくなる時が来るのかと当然の未来に小さな衝撃を受けては、また聞きかじっただけの格言を口にしつつ契りを交わして。頂上を過ぎて陽が沈むように緩やかな下降を始めるゴンドラの中、一日を締め括る改めての礼が伝えられると、特訓の成果には微妙な顔をする反面、充実度に関しては同意を示し、同行者ではなく友人の立場から礼を述べ )
いいえ。…特訓になったかは、ちょっと怪しいけど…、俺も久々の遊園地で特訓関係なく楽しんだし、こちらこそありがとうございました。




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