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 可愛いの魔法 (〆)/2068


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自分のトピックを作る
1962: 逆巻 傑 [×]
2024-04-23 19:24:31



絶叫系も全然余裕だったみたいすね。
( 少女の手を借りて不安定なゴンドラの上から脱し、滑り落ちる水滴にも注意を払いながら借り物のカッパを脱ぐ。依然水との相性は悪けれど、アトラクションの感想は向かい合った喜色と同様であれば、言葉ではなく目顔で返事をして。代わりに怖いもの知らずの子どものように欠片も怯んだ様子なく次を急かす相手へ確認の一声を掛けたなら、口を動かすことばかりに気を取られて退場の足取りは緩やかな客たちに続いて階段を下りてゆく最中、焦らした問い掛けに答えるべくぐるりと付近を見回してみる。高揚した彼女──いや、自分たちの熱はティーカップの中でじっとしていられるだろうかと思案しては、小舟の次は大舟とばかりに船を模した巨大なブランコを指して )
──…次、あれは?

----

(/ 普段と違うことがあると同じように返すのってすごく難しいですよね…!毎日お仕事お疲れ様です。環境の変わるストレスもあるでしょうし、どうぞご無理のない範囲でお返事いただけますと幸いです* またご予定もしっかりと頭に入れました◎ いつもこまめなご連絡ありがとうございます!※蹴り推奨 )




1963: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-23 20:15:09



はい、なんかこう…スカッとしてよかったです!
( 彼もどうやら楽しんでくれているようで、表情からそれを読み取ることができては心が弾んで仕方がない。手を掬い取って小舟から降りたあとはカッパを脱ぎ戻すと、ぱっぱと周りに花を咲かせながらご機嫌な返答をして。周囲を見渡す彼へわくわくと次なる期待の視線を送っていると、指された指先の向こうへと視線を移したなら、大きく左右にゆったりと、けれど重たげに強く振り動かされるバイキングを双眸に捉え。昔、親に寄り添って乗った記憶があるそれは、端に到達した直後落下へ赴くその瞬間、えにも言えぬ浮遊感を感じたのを思い出す。懐かしさもあれば彼へと煌めいた視線を戻せばこくこくと頷いて賛同し、階段を降り終えたなら自然と彼の手を引いて次のアトラクションへと向かって )
いいですね、行きましょう!




1964: 逆巻 傑 [×]
2024-04-23 21:28:08



中央のほう座る?
( 小舟から連れ出され、手を引かれて大海原へ漕ぎ出すなど一体何処ぞの冒険物語だろうか。ゴンドラから陸地へと上がる際に手を貸してもらったおかげか、いつになく頼もしげに映る背中を眺めながら追い掛けては、ふとそんな思い付きが頭を過って。とはいえ次なるアトラクションまでの道のりは空想を広げるにはあまりに短く、順番待ちの列の最後尾につく頃には自然と、もしくは此方からさり気なく繋いだ体温は離れ。列が進むにつれて一歩ずつ出航が近付き、ついにその時が訪れたなら、小舟に乗る直前の相手の言葉を思い出し、これこそまさしく恐怖度に相当の差を生むであろう席の希望を尋ねて並び座る。そうして二人で散々荒波に揺られた後にはすっかり好奇心旺盛な冒険少年の心持ちで、コーヒーカップが気になると言ったこともはしゃぎ過ぎないようセーブしようと誓ったことも忘れ、先程と全く同じ台詞と共に心なし無邪気に垂直落下の絶叫マシンを指差して )
──…次、あれは?




1965: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-24 03:58:24



( 気を遣ってか中央寄りの座席への提案を受けては、大船は広く座席が取られているために余裕を持って望む席へと座ることができて、適度に楽しめる中級絶叫アトラクションとして揺られ満喫し。出口階段を降り、さて次はとこちらが問い掛ける前に彼から次なる提案が持ち掛けられると、はしゃぐ心のままに「あれも行きましょう!」と無邪気さで返したものの。向かったアトラクションにて、円柱の面にそれぞれ4席ずつ並んだ座席のうち内側の方に座り安全装置が降ろされた後のこと。何気に初めて乗るなあ、なんて好奇心溢れるなか開始のベルが鳴り響き、地上から足がゆっくり離れていき宙ぶらりんになる足。なんだか、地面があるとないとじゃ結構恐怖感が違うかもしれない──段々と遠ざかってく地上に小さくなっていく人々。ゆっくりと最上部へと昇っていくにつれて恐怖心の矢印もじわじわ上がっていくと、はわ、と不安げに波線状に口元歪ませては、視線は遠い地面を見つめたまま隣に並んで座る彼へと手を伸ばし助けを求めて )
…さ、逆巻さん逆巻さん、ちょっと手、握っててほしいかも…。




1966: 逆巻 傑 [×]
2024-04-24 12:29:15



…グリップの方が頼もしいすよ。
( 乗り気の承諾を得て身を沈めたフリーフォールの四人用シートは徐々に高度を上げ、遊園地内の他のアトラクションの背丈を次から次に追い越してゆく。地面の方ばかり見ている隣とは対照的に近付く空ばかり見ていたせいか、名前を呼ばれるまで相手の顔色の変化を察せず、求めに振り向いたのはかなりの高さまで昇った頃で。さすがに少々怖気付いているらしく、心細げに宙を彷徨う小さな手を左手で捕まえると、助言を与えつつ彼女の座席の右側グリップへ。勿論良かれと思ってのことだけれど、少女がそれでも自身の名を呼ぶようなら、伸ばした掌をグリップの内側へと滑り込ませ、指先を包むように軽く握って。ガコン、と座席が天井に当たって揺れ、あとは落下を待つだけという間際、両側から重なり合ったそれは、少し指を開けば自ずと恋人繋ぎの形になるはずで )




1967: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-24 15:43:57



そ、そんなぁ…逆巻さん、おねがい…──
( 安心感を求めて伸ばした手が冷えた無機質のグリップに戻されてしまえば、見放されでもしたかのような弱々しい落胆の声を上げる。ちらりと隣に眉尻を垂らした表情を向け再度懇願を呟くと、ガコンと頂上に達したことが分かる揺れに小さく「ひぇ、」と声を漏らしては息を呑み、不安げに青く広がる前方の空に視線を向け。落下寸前の静けさのなか伸びてきた手のひらが指先を包めば、それにひしっと縋るように指先を絡めたその瞬間、一本の命綱が切れたかのようにシートが垂直に落下する。「きゃああーーっ!」とよく通る声をアトラクションのエリア周辺に響き渡らせ、景色楽しむ余裕もなく双眸をぎゅっと固く瞑りながら落下の勢いに耐えたなら、やがて緩やかにバウンドしながら止まっていくシートの上で眉尻や目元ならず口角までも下げつつ、ひーんと弱音を吐くだろうか )
ち、地に足付いてないってこわい~…!
 



1968: 逆巻 傑 [×]
2024-04-24 18:40:35



怖かったすね。
( 自らの感覚が感じ取ったのは、落下の瞬間の浮遊感、急速に縦に流れゆく視界と足元に感じる風圧、そして近傍から響く伸びやかな美声で。ゴンドラの止まる衝撃でグリップを握る手に一瞬力がこもると、我に返ったかのように小さく息を吐き、のろのろと下降を始めるシートの上で充足感に満たされながら遠くを眺める。そこへ地上に足がつくより先に少女の泣き言が耳に届けば、落下中のお手本のような悲鳴が蘇り、ふつふつと込み上げる可笑しさを堪え切れずに。ふっと吹き出し、そよ風ほどの笑い声を立てたなら、細めた双眸を隣に向けて到底そうは見えない応答を軽やかに返す。座席に乗り込んだ際の地面が目前に迫り、視線の高さが元に戻って安全バーのロックが解除されては、仄かな笑みを湛えたまま「…ほら、もう降りないと」と絡まった指先を眼差しで示して )




1969: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-24 21:37:48



思ってないでしょ~…、ふふ。
( 到底怖かったとは思えない様子な彼の口ぶりは子どもをあやすかのようで、つい唇を尖らせながら困ったように片頬をぷくぷくと膨らませて抗議するも可笑しげに笑う姿を見ていれば、ふ、とつられるように笑みを溢すと未だ宙ぶらりんの状況ながら次第にころころと笑い出して。彼が楽しいならわたしも楽しい。やがて恋しかった地面に足が着き漸く地上に戻ってきたような感覚になると、ほっとしながらも繋いだ手は離さなければならず少し名残惜しく。一瞬躊躇うように間を開けつつも「…ん、」と彼の手から指先を解けば、共に出口階段へと降りていくと。ずっと後回しにしてきたお化け屋敷だけれど、この後に及んでまだ行くような気分にならなければ、次のアトラクションはどうしようかと周囲を見回していたところ、〝あそこのパンケーキ可愛いしおいしかったね〟と満足げに笑い合いながら建物から出てきたカップルに視線が止まり。ファンシーな建物を見遣れば、ふんわり甘い香りが漏れ出すカフェの出入り口とグッズショップの出入り口があり、どうやら中は繋がっているようで。少し小腹が空いた気もするし、ひやりとした後だからかなんだか甘いものが食べたいかも。彼が次なるアトラクションを見定めるのに他所を向いていたなら、くい、と軽く彼の服の裾を引きながら提案をするだろうか )
……、逆巻さん。ちょっとあそこで休憩しません…?




1970: 逆巻 傑 [×]
2024-04-24 23:38:02



…──ん、そうすね。
( どこかのタイミングでは本来の目的であるお化け屋敷に臨む準備を問わなければとは思いつつも、楽しそうに笑う相手を前にしてはどうしてももう少しくらいはと劣後してしまう。時間はまだ真昼といったところで、そう急くこともないだろうと緩く構えては、例に漏れず裾を引かれた後の休憩の提案を気軽に肯定して。カフェらしき店の前まで来ると先程の位置までも漂っていた甘い香りがひときわ強くなり、パンケーキだろうかと当たりをつけた客の心理を読んだかの如く、その答えを表示したメニュー看板が目につく場所に配置されている。名物はスフレパンケーキのようで、大きく印刷された実物の写真を見るに、中心には遊園地のマスコットである鳩のキャラクターの焼印が押されるらしい。数秒だけ足を止め、その横を通り過ぎて店内へと足を踏み入れたなら、少女の踵を踏んで適当な席につき、今が好機かと漸く今日のミッションに切り込んで )
…そろそろ行けそうすか、本命。

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(/ 背後よりご相談を失礼致します…!まずは、絶叫系アトラクション三連続にお付き合いくださりありがとうございました!バイキングは本当に何も思い付かなかったので飛ばしてしまいましたが…。お化け屋敷に入る前でも後でも、他に乗りたいアトラクションや、やりたい展開があればお聞かせください◎
こちらからは3点ほど…できればで構わないので、ひとまず共有だけさせていただきますね。

・ミラーハウス
 逆巻がいっぱい!に見えるはずなので、『ゲームの本物当てるやつみたいだよね~、本物わかる?』のノリで戯れ程度に問い掛けてみて、ぴょんっと目の前に飛び込んできてくれても、勢い余って抱きつかれても、はたまた思いっきり鏡に向かって跳ぼうとして慌てて逆巻が引き寄せてもかわいいなって思います…。ひな季ちゃんが問い掛けて逆巻が本物を引き寄せるパターンでも!
・マスコットキャラクターとの邂逅
 中に人が入ってる着ぐるみでも、フィギュアだとか銅像だとかでも。ひな季ちゃんがお化け屋敷を出た後、魔除けの効果をどう捉えるのか、マスコットキャラクターへどう接するのかが見てみたい…というだけです。
・暗闇の中で手探り
 お化け屋敷の舞台裏ではぐれちゃった時のやつ。真っ暗闇の中で声を頼りに?手探りに?腕を伸ばしたら何かに触れて、形を確かめるために撫でていたらひな季ちゃんだった!のありがちなネタやりたいです。ひな季ちゃんには今日散々握った手とリングの感触で逆巻だと分かっていただけたら…。

また、カフェで休憩した後は、グッズショップに立ち寄ってお守り(仮)をゲットする流れで相違ないでしょうか…? )




1971: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-25 15:57:32



( わあい、と語尾に音符を浮かべながら笑みを広げては裾引いた手を離し、店先まで進んでくると店内に誘い込むような香りと表に出ているメニュー看板に食欲は高まり。弾む足取りで席へと着いたなら、もとより看板メニューのスプレパンケーキを頼むつもりではあるものの、一応全部のメニューに目を通したくて卓上のメニュー表をお互いから見えるように縦に広げて目を通していれば。切り出された本題には、甘いものを前に浮かれていた気分も幾分かしゅるしゅると縮むもので。眉尻を垂らしながらちらりと彼の方を一瞥しては、緩めに立てられた生クリームがとろりとかかり、ベリー類が散りばめられたはとハトの刻印スプレパンケーキの写真を指差して )
う~ん……、たぶん…これ食べたら頑張れそうかも…。逆巻さんはどれにしますか?

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( / いえいえ、小舟から連れ出され手を引かれ大海原へ…のくだりには、さすが!と読んでいてテンションが上がりましたし、冒険少年な逆巻さんにもほっこりして満喫しておりましたので*
乗りたいアトラクションとしては、ベタベタな〆として最後は観覧車に乗れたら嬉しいくらいです…!コーヒーカップについては乗ったていで描写飛ばしでもありかなあと思っております。

・ミラーハウス
 逆巻さんがいっぱい!ひな季にとって夢の世界ですね…。どちらのパターンも大変魅力的でかなり悩んでしまいましたが、鏡に向かって跳ぼうとしちゃうのがひな季らしく感じましたので、ぜひそれでお願いできたらなと*
・マスコットキャラクターとの邂逅
 おもしろい提案でによによしてました…ぜひそれも取り入れたいです…!とはいえ差し込む程度にはなると思いますが、中に人に入ってる着ぐるみと出逢うことにしようかと思います。どんな接し方かはその時のお楽しみということで…!
・暗闇の中で手探り
 お化け屋敷の中で、正体がホラー人形かもしれないのに平気で触れられるあたりさすが逆巻さんですね…()逆巻さんの手だと気付くのは、ひな季から逆巻さんの手に、または逆巻さんがひな季の手に触れてからわかるといった感じでしょうか?そうじゃないよ~って場合はご教示いただけますと幸いです…!

その流れで相違ありません◎
上記蹴り・割愛お好きに扱いください…! )




1972: 逆巻 傑 [×]
2024-04-25 22:17:49



お、えらい。
( 少女の指先を追ってメニュー表に目を落とせば、ねだって甘えているわけでも至福の時間に水を差すなと牽制しているわけでもなく、自ら何とか好物で恐怖心に折り合いをつけようとする健気な姿にミントの葉ほどの後押しをそっと添え。彼女の勇気が出るような味だと良いのだけれど、と呑気な顔をしたハトに目配せしたなら、そこに載る提供品を一通り眺めてからまた元の位置まで視線を戻して。呼び出しのベルを鳴らし、注文を終えた十数分後には、写真とそっくり同じスフレパンケーキのプレートが両者の前に並べられているはずで )
…俺もそれにしようかな。

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(/ 毎度ながらご丁寧なご反応をありがとうございます…!お言葉に甘えて未確定の部分以外は割愛しておりますが、心の燃料としてしかと受け止めておりますので!

・アトラクション
 やはり観覧車は乗って帰りたいですよね…大賛成です!コーヒーカップについてもバイキング同様何も考え付いておりませんので、乗ったていにしていただけると助かります*
・暗闇の中で手探り
 触れるのは首元辺りだと美味しいな~と思っておりまして、その間ずっとひな季ちゃんに恐怖心を与え続けるのも忍びなく、リングで逆巻の手だと分かってもらえれば、という次第です!ただ背後様的にお化け的なものの手だと思って必死に息を殺すひな季ちゃんの方がイメージに合致するようなら、その辺りは好きにしていただいて構いませんので…!掛けられるひな季ちゃんの声か、いつも触れている顔周りに到達して相手の正体に勘付く逆巻、きっとホラー人形に遭遇するより遥かにびびるでしょうね…。

上記について特に疑問点等なければこちら蹴り可です◎ )




1973: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-26 00:18:28



( 偉い、なんて褒められては見えない尻尾が嬉しそうにぱたぱたと揺れて、えへへとはにかむばかりで。けれど、今回だけならず今までもたびたび彼の休日を借りて様々なことに付き合ってもらっているため、偉いのはどちらかというと逆巻さんなんだよね、なんて思う。だからせめて今日はめいっぱい羽を伸ばして楽しんでもらえたら良いのだけれど。やがて出来立てのふわふわ震えるスフレパンケーキのプレートが目の前にやってきたなら、瞳を煌めかせては何枚か写真に収めたあと存分に甘味を堪能するものの、やはり頭の片隅にあるのはお化け屋敷のことで、他愛のない会話をしながらも「これ食べたらお化け屋敷かあ…」と眉尻を垂らしつつあがくようにぽそり呟き。そういう類の場所に訪れるのは心霊ロケ以来で──、と何か思い出してはフォークを口へ差し込んだまま、はたと固まって。数秒の沈黙のあと、口の中のものを咀嚼するとパンケーキと一緒に頼んでいたミルクティーで流し込んでから、深刻そうに眉を顰めながら口を開き )
──…たいへん、逆巻さん。わたし、牧さんからまだお守りもらってない…!そういえばお化け屋敷にも霊が出るって言いません!?呪われたりしたらどうしよう…。

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( / いえいえこちらこそ、毎度素敵なイベント案を考えてくださる背後様のおかげですので!それにしてもいつも乗っかるばかりですみません…!いつも本当にありがとうございます。

・観覧車
 ご賛同ありがとうございます…!日が暮れだして遊園地内のイルミネーションが点き始めた頃を考えておりまして、そろそろ帰ろうかと切り出す逆巻さんに、ひな季から誘わせていただけたらと思っております。
・暗闇の中で手探り
 かしこまりました、ご教示いただきありがとうございます◎  ホラー人形に遭遇するよりびびっちゃう逆巻さんの姿、楽しみにしております*
・グッズ購入後
 すぐお化け屋敷の流れでよろしかったでしょうか?だとするなら、お化け屋敷→(マスコットキャラクターに遭遇→)コーヒーカップでブレイク(休憩)→復活したところでミラーハウス→観覧車かなあと思うのですが、何かご意見あればお願い致します…!特になにもなければ、ここ含めまるっと蹴り可です◎ )




1974: 逆巻 傑 [×]
2024-04-26 12:47:34



( パンケーキを前にした少女は悲喜こもごもで、面を輝かせ、眉尻を垂らし、頬を緩め、消沈しを繰り返し。普段以上に忙しない表情変化をテレビの前に座っているかの如くただ眺めながら、言葉少なにやさしい甘味を頬張っていれば、はたと停止する画面の向こうの存在に此方もスフレ生地に突き立てようとしていたフォークの動きを止めて。そうして対面する口の中が空になるのを待ってから告げられるのは、以前彼女のマネージャーに伝えていた依頼の未達。何事かと密かに身構えていただけに少し拍子抜けするも、廃ホテルで何の変哲もないアクセサリーにさえ縋っていた相手にとっては一大事だろう。さてどうしたものかと視線を落とした先、串刺しにされる寸前だったハトのマスコットキャラクターが今度は己に目配せしているように感じられては、試案をぴんと閃いて隣接するグッズショップを見遣り、それから前方に向き直って。深刻そうに睫毛を伏せ、その間に脳内で空事の内容を大まかに纏めると、動揺した面持ちへ真っ直ぐな眼差しを向け )
…まずいすね、それは…。…──でもこの遊園地には強力な味方がいるんで、心配しなくても多分──絶対、大丈夫すよ。

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(/ いえいえこちらこそ、いつも一方的にやりたいことをぶつけるばかりですみません…。妄想が膨らむあまりつい先走って細かいところまで一人で作りがちなのですが、やりづらさや不自由さを感じられる場合はご遠慮なく仰ってくださいね…!以前より私がプロットを作るせいでひな季ちゃんのアプローチの機会を潰しているのでは…?と懸念しておりまして、今後はあまりキャラクター達の行動を縛らないよう気を付けます…。
ご相談事に関しては全て賛成です◎ 蹴り可とのご配慮をいただきましたが、把握のご連絡まで! )




1975: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-26 13:46:51



( / やりづらいだとか不自由だとか、そういう風に感じたことは今まで一切ございませんので…!昔に他の方とお話を進めていても話の方向性が見えなくて、迷子になりがちで苦しくなってお相手解消なんてこともあったのですが、背後様がプロットを組んでくださるおかげで迷子になることがなく、本当にやりやすくて助かっておりまして…こんなに楽しんでお話を進めることができているのは背後様のおかげです…!
ひな季のアプローチの機会を危惧していらっしゃるようですが、少ないと感じでいるのでしたら完全にこちらの技量不足です…結果こちらばかり楽しんでしまっていてすみません…!早くお返事したいと逸る気持ちゆえか、最近また妙なところで積極性に欠けちゃうひな季というか…ただ楽しむ図になってるなあ、と私自身も感じてますので、ちょっとひな季の言動など見直そうと思います。それにあたり、ミラーハウスの件は少し行動が変わるかもしれません…どうするかは未定ですが定まったらご連絡しますね。
先にこちらのお返事のみで失礼します、こちらのお返事は任意で大丈夫です◎ 本編のお返事は夜にお持ちしますので、今暫くお待ちくださいませ…! )




1976: 逆巻 傑 [×]
2024-04-26 18:29:37



(/ とにかくまずはご不快な思いをおかけしていないようで良かったです…!そしてご意見を拝読するうち、先が決まっていないと迷子になってしまうというのは一理どころか百理あるなと思いましたし、進行とアプローチを即興で両立させるのは確かに至難の業だなと得心しましたので、この辺りで一度進め方の見直しをさせていただきたく存じます。
また、アプローチに関しては少ないというより、ひな季ちゃんのアプローチで恋に落ちないと意味がないのに、私があれこれ手を回しすぎるせいで何事もなく普通にくっつく人たちになっているかも…という懸念でした!楽しんでいただけているのは本当に嬉しいですし( もちろんこちらも毎度大いに楽しませていただいております! )、メタ雑談などではたっぷり愛情表現を受け取っておりますので、完全に本編の主旨の都合です…。しかしそんな物語の根幹に関わる部分を背後様一人に全て背負わせるのはあまりに無責任かと思い直しましたので、イベント案はこれまで通りにご提案させていただくとして、もし差し支えなければ同じタイミングでアプローチ案も案出し・ご相談させていただいてもよろしいでしょうか…?あくまで一案の域を出ないものであるため、可否は背後様の一存で決めていただいて構いませんし、うちのこをまるで理解できていないから全却下だとか、相談に上げてないけどロルを回す中で思い付いたからアドリブで入れちゃうだとか、採用にしてたけど場面にそぐわないからやっぱり入れないだとか…そんな感じでお好きなように扱っていただいて大丈夫です。いかがでしょうか…?
ミラーハウスでの展開と本編のお返事についても承知致しました◎ 毎度のことながら長文ですので適宜ご割愛ください…。 )




1977: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-26 20:40:05



( / 背後様も楽しんでいただけてるようでしたら何よりです…!!で、見直しのご提案に関しまして、【今まで通りイベント案のご提案+同じタイミングでアプローチ案も案出し・ご相談】については賛成なのですが、背後様のご負担が増えやしないでしょうか…?もちろんこちらからも案出しやご提案ができればと思うのですが、なんせ想像力が弱く…尽力致しますがご迷惑をお掛けしたらすみません…!案の採用可否につきましても、採用にしてたけどやっぱり入れないなどはないかと思いますが承知致しました◎ 背後様も本編中動かしていて、改変したい場合があればどうぞご遠慮なく。臨機応変に良い対応ができれば何よりなのですが…!それにあたり〝こうしたいからこう動いてほしい〟などのご要望があればいつでもお伝えください。背後様はひな季のことをしっかり(なんなら私以上に)捉えていてくださってるので大丈夫です◎

さて、次のお返事についてですが、仕事から帰宅後でまだ本編のお返事は練れていない状況ではありますが、この際にアプローチ案について現時点からご相談を始めた方がよろしいでしょうか…? )




1978: 逆巻 傑 [×]
2024-04-26 22:04:29



(/ イベント案もそうですが、アプローチ案につきましてもほとんど私の妄想発表会ですので負担等々はどうぞお気になさらず…!むしろ本来なら差し出がましいことにも関わらず、聞いていただけるだけで有り難いといいますか…。とにかく苦なく諸々練らせていただいておりますし、元来の募集主である此方が案を出すのは当然かと思いますので、迷惑だなんて一ミリも思っておりません。なんせひな季ちゃんを生み出してくださった時点で既に大功績ですし…!!
身に余るお言葉、光栄です…。改変の可能性は否めない…というかしょっちゅうありそうな予感がしておりますが、ひな季ちゃんの動きに関してはどうしても入れたいやりとりがある時のみお伝えさせていただきますね。背後様におかれましても、こういうことがしたいから逆巻にこう動いてほしい、等ございましたらいつでもお伝えください…!

上記蹴り・割愛可です◎
そうですね、ひとまず今回イベのアプローチ案をご相談できれば幸いです。以下に今思い付くものを置いておりますので、ご意見を頂戴したく、ご一読のほどよろしくお願い致します…!

①お化け屋敷から出た後、逆巻の腕にしがみついてめそめそぐずぐず→でもコーヒーカップで向かい合って座って対面の逆巻を見ているうちに「えへへ…帰りたくないなあ」と幸せそうに頬ゆるゆる→「現金だな…」ってなりたいです
② 「今日はありがとうございました」→「まぁ俺も久々の遊園地で普通に楽しんだし…」→「ほ、ほんと?これまでで何番目に楽しかったっ?」
③観覧車の中…?で「次は特訓じゃなくてデートで来ましょうねっ…」ってはにかみながら人差し指つんつんもじもじしてても可愛いし、「それじゃあ、次はいつにしましょうか!」って押し強くても可愛い )




1979: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-27 15:24:23



( / 様々なご厚意や温かいお言葉、感謝の念に堪えません…。背後様におかれましても、本当に素敵なキャラクターたちと設定を生み出してくださりありがとうございます。ここ一年は間違いなく、逆巻さんがなによりの推しです…!足を向けて寝られませんので方角を確認してから寝ますね()

上記蹴り可です!
ご提案につきまして、どれも可愛いので全部問題ございません◎ ①だけ追加の要望と、④としてミラーハウスの件について触れておりますので、こちらもご一読よろしくお願い致します。ご意見ございましたらなんなりと…!
いつも素敵なご提案ばかりゆえに全肯定bot化しちゃいますね…。そのため案が挙がる数だけ取り入れることとなりそうですが、どれかだけ選んでほしいなどでしたらお伝えくださいね…!

①コーヒーカップ、胸部より下は見えないだろうなあと思うので、めそめそぐずぐずが落ち着くまでカップの中で手を繋いでる(ひな季が手を離そうとしない)などしてると可愛くて、背後がほっこりするのですが取り入れてもよろしいでしょうか…?

④ミラーハウスの中でひな季から例のノリの問い掛けをして、うろちょろと翻弄?したのちに「本物はこっちでした!…あれ?」と本物の逆巻さんを見失い混乱ひな季。奥に逆巻さんの姿があるように見えて足を踏み出したひな季が普通に鏡におでこゴンしちゃって、その始終を傍観してた逆巻さんが呆れつつも心配して手を差し伸べて、ひな季が「えへへ、本物の逆巻さんだあ」と涙目にこにこで手をぎゅっ。 )




1980: 逆巻 傑 [×]
2024-04-27 21:20:54



(/ ひぇ、これ以上ない褒め言葉です…ありがとうございます…!私もひな季ちゃんがなによりの推しですし、ソシャゲでもひな季ちゃんに似た子に推し変するほど影響を受けております…( こそ )真似して此方も今日から寝室にコンパス置きますね…!※蹴り可

解釈違い等なくて安堵致しました…!また追加の要素もありがとうございます。此方からも他に何か思い付き次第ご相談させていただきますね、アプローチなんてあればあるだけ良いですから…( ぐっ )

①対面で座って回すやつの下で手を繋ぐ感じでしょうか?隣り合って座って手を繋いでいる感じでしょうか…?どちらにせよ可愛いのでぜひ…!

④自分の動きに自分で翻弄されるひな季ちゃん、愛おしすぎて笑顔になりました…。そして本物にはきっと待ち合わせで彼氏を見つけた時の彼女みたいな嬉しそうな笑顔が向けられるんだろうな…と想像して早くもときめきが…。合流しておでこの心配をした後に「やっぱり本物が一番かっこいい」「偽物の方に行ったくせに」「もう間違えませんから!」みたいな会話しながら出口まで手引いて連れて行きたいです…。 )




1981: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-28 12:04:01



( / 蹴り可とありましたが、嬉しすぎるご報告にによによが止まらず…!そして影響を受けてしまうのすごくわかります、私も漫画を読んでいて惹かれるキャラクターが、容姿だったり言動だったりが逆巻さんに似ていることがめちゃくちゃ増えました…(こそこそ)

かしこまりました、こちらからも何かあればまたご相談させていただきますね* 以降のイベントに関するアプローチ案は、このイベントが終わってからまたご相談させていただけますと幸いです。

①対面で回すやつの下で手を繋ぐイメージでした、距離的に多分大丈夫なはずです◎ ご賛同ありがとうございます…!

④とびきりの反応いただけてこちらもつい笑顔になりました…えへへ…。出口までの会話もかわいくてにっこりです、ぜひそれでよろしくお願い致します*

全文蹴り可です◎
本編のお返事は次に置かせていただきますね、大変お待たせ致しました。引き続きよろしくお願い致します! )




1982: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-28 12:10:00



>>1974

強力な味方……?
( ダンスや歌詞を間違えるよりも痛恨のミスとばかりに深刻な顔をしていたけれど、それを聞いた彼も深刻そうな顔をするものだから、益々どうしよう!とあせマークを頭上に散らしながら、はわはわと双眸をぎゅっと不等号にして動揺していれば。〝強力な味方がいる〟と聞くなりぴたりと動揺が治まると、不思議そうに双眸を瞬かせたまんまるな瞳を向けては、小首を傾げて反芻する。多分から絶対へと言い直された〝大丈夫〟は、絶対的な信頼と安心を置いている彼だからこそすんなり素直に耳に届けば、フォークを握る手の力を少し強めつつ、少々身を乗り出しながら詳細を求めて。説明を兼ねてグッズショップへと移動した、あとで、と言い聞かせられたならもちろんそれに大人しく従うだろう )
それ、詳しく聞かせてください…!




1983: 逆巻 傑 [×]
2024-04-28 19:50:07



…まずはこれ食べ終えてから、すね。
( 藁にも縋る思いとはこういうことを言うのだろうか。見え見えの釣り針にいとも容易く食い付いてきた少女に一抹の憂慮を抱きつつも、それだけ切迫した状況なのだろうという理解のもと、早速適当な作り話を披露しようとした折。店の入り口付近に待機列ができ始めるのを捉えては、今ここで話すより実際にグッズを見繕いながら話した方が早いこともあり、先にカフェを出ようと対面へ促して。そうして完食の後に隣のグッズショップへと移動したなら、真っ先に目についた片手サイズのマスコットキーホルダーをフックスタンドから掬い上げ、相手へと向ける。意気込むように小さく息を吸って語り始めたところで、そういえばこのキャラクターの名前も知らないことに気が付くと、ちらりと裏の商品名をカンニングしてから彼女の手のひらの上へと乗せ、ひとまず知識量を窺うことにして )
さっき言ってた〝強力な味方〟──この、…〝トワハトくん〟なんすけど、水瀬さん知ってるすか。




1984: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-28 22:55:03



トワハトくん。いえ、知らないです…。
( 会話もそこそこに完食完飲後、彼の後について隣接されるグッズショップへとやってくると様々な鳩グッズが並んでいるのが目に付く。そのうちの一つを手に取った彼が強力な味方だと言い添えながら、自身の手のひらの上にちょこんとマスコットキーホルダーを置いたなら、名前を反芻しつつ対面したトワハトくんの顔と見つめあいながら小首を傾げて。そういえばパンケーキに鳩の刻印がされていたし、鳩に関連した商品がこれだけ並んでいるし「この遊園地のキャラクターか何かなんだろうな、ってくらいしか」と、目線を手元のトワハトくんから彼へと移しながら推察を口にして。再び視線を手元に戻せば、未だに抱いたままの疑問を続けて問い掛けつつキーホルダーのチェーン部分をつまんで持ち上げると、指先で左右に捻る度にくるくるとマスコットは弄ばれるように回転し )
いったい強力な味方とどういう関係が…?




1985: 逆巻 傑 [×]
2024-04-29 00:05:40



──…ここのお化け屋敷、霊が出るって言われてるのに普通に営業してんの、変だと思わないすか。それ全部、トワハトくんのおかげなんすよ。遊園地内にいるトワハトくんが、皆を霊から護ってるとか。
( そんな話はでたらめだと首を振るように、あるいはその小さな双肩には重すぎる役目から逃れようと身を捩るように、遊園地のマスコットキャラクターは両者の目の先で少女の意のまま左右に揺れる。何か仕掛けでも探ろうかという訝しげな眼差しに小鳩が射抜かれるのを横目に、相手が自分を上回る知識を持たない確証を得ては、すっかり安心して適当な嘘を並べたて。この話を単なる遊園地内の逸話として終わらせず、ホラーロケ本番でも使えるお守りへと昇華するため、人差し指で宙ぶらりんの羽をつんと突いて揺らせば最後の一押し。興が乗ったのかついでのように付け足した「トワハトくんのパンケーキも食べたし、今なら効果倍増してるんじゃないすか」の一言は、果たして彼女をすぐにでも本命へと向かわせる助けとなるだろうか )
…だから、これを持ってればいつでもどこでも霊から護ってもらえるはずです。




1986: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-29 01:05:12



…──えっ。…この鳩が…?
( 待って、本当に出るの?とでも言いたげに瞬時に青ざめ固まる表情と指先。慣性で揺られたままのマスコットを前に、違う遊園地にすればよかったと後悔の念に苛まれ眉尻を垂らすものの、この鳩のおかげでみんなが護られ営業できているのだと聞けばマスコットを見る目が変わっていき、やがて尊敬を抱いたように煌めかせて。「トワハトくんにそんな力があったなんて…!」と宙ぶらりんにしていたキーホルダーを両手で支えるように、持ち方さえも変わり。それは買うしかない、と値段の確認をしようと裏の商品説明が書かれているところに目を向けると、そんな強い効力があるというのにそれに関する宣伝文句が入っていないことに気が付いては、キーホルダーが吊られている棚をざっくり見回してPOPにすらも書いていなければ、不思議そうに頭上にはてなマークを浮かべ指摘して )
…あれ、でもそういう説明書いてないんですね…?




1987: 逆巻 傑 [×]
2024-04-29 01:47:21



…え?…あぁ、まぁ逸話ってそういうもんだし──
( みるみる光を増す瞳に手応えを覚えたのも束の間、大事そうにマスコットを抱えた相手からその純粋さゆえの疑問が飛び出せば、先程の芝居めいた口調とは打って変わって妙に冷めた返答が口を衝き。しかしそこで思い直したように主張を翻し、芝居を演じ続けさせたのは後から言い聞かせようと腹に決めていた注意をここに繋げてしまおうという閃きで、胸裏はあくまでも現実的に、打算的に。少女がこんな事実無根のでっちあげを誰かに洩らして笑い者にならぬよう、そして何よりロケ本番までにこの一種の洗脳が解けぬようにと鳩を突いた人差し指を唇の前に立てたなら、内緒話然と声を落として )
…いや、書けないんすよ。この話、他人に伝えるとトワハトくんに護ってもらえなくなるらしくて。水瀬さんも絶対、誰にも話したら駄目すよ。




1988: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-29 02:38:26



へぇ~…、わ、わかりました!……えっ?
( 彼の手のひらで踊らされていることなんて知らぬまま、密やかに明かされる事柄に真剣な面持ちで耳を傾け生唾を飲み込むと、素直に警告を受け入れてはこくりと頷いてみせるけれど、彼が自分に話したということは──。はっ…と重大なことに気が付く。彼も一緒にお化け屋敷に入ってもらわなければいけないのに、とんでもないことを話させてしまった。両手の上にいる鳩と目の前の彼とを交互に見遣りながら、小声ながらもあたふたととり乱しつつ詰め寄って )
それだと逆巻さんはもうトワハトくんに…っどうするんですか…!?




1989: 逆巻 傑 [×]
2024-04-29 03:24:27



( 至極真面目な顔で耳を傾ける少女の様子に、ふと思い出されるのは先日彼女のマネージャーと偶然会った時のこと。今お守りが手中にないのは決して忘れられているわけではなく、大方本番までに用意すれば問題ないと思ったか、お化け屋敷に赴く日程を知らされていなかったかというところだろう。その日は真剣に品物の選定に頭を悩ませていた相手へ、それらしいこじつけや作り話をくっつければ何でも良いのでは、と助言と共に幾つか例を示したところ、よく即興でそんな適当が考え付くものだと呆れたような感心したような目を向けられて居た堪れなくなったことを覚えている。己だって勿論この真っ白な少女に嘘など吐きたくはないけれど、これは致し方ないことなのだと記憶の中のスーツ姿に言い訳しては、立たせた人差し指を今度はネックレスのチェーンを掬い上げるのに使って、此方の身を案じる双眸の前に過去信じ込ませた法螺を掲げ )
俺にはこっちがあるんで。トワハトくんは水瀬さんの方が必要でしょ。




1990: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-29 21:19:57



あ、そっかあ!
( 複数のリングを嵌めた手が揃いの色のネックレスを掬い上げたなら、落ち着きなく移していた視線をそこに注ぐ。以前にお守りとして貸してもらった記憶が蘇り頭上にぴこんと電球マークを浮かばせると、ほっと安堵の笑みを咲かせながら胸を撫で下ろして。「それじゃあ、わたしは早速これ買ってきますね!」と重荷を課せられたマスコットキーホルダーを胸の前で小さく掲げては、早速レジへと向かって購入を図り。その際に彼が店外かレジから離れた場所で待っているようなら、レジ付近にあった個包装の鳩サブレを一緒に購入して鞄の中へとしまい込むだろうか。無事に買い終えてタグも切ってもらえば、その場で檸檬色のショルダーバッグに早速キーホルダーを取り付けて、それを揺らしつつ彼の元へと戻ると緊張の面持ちで拳をぐっと握りしめて出陣に息を巻き。けれど数秒後、眉尻を微かに垂らしながらやや下から窺うように彼を見上げては、お化け屋敷後の保証を求めて )
お待たせしました、…それじゃあ、本来の目的に臨みましょうか…!……あの、お化け屋敷終わってからすぐ解散とか言わないでくださいね、心の回復したいので…。




1991: 逆巻 傑 [×]
2024-04-29 22:09:15



( 比較的近場の遊園地でわざわざお土産を調達する必要もないかとそれきりでグッズショップを出ては、あちこちから聞こえてくる歓声悲鳴を背景音楽にお化け屋敷までの道のりを復習し、少女が会計を終えるのを待つ。リーフレットを開いて閉じる間に早速マスコットをお供にした相手が隣に戻り、気合十分の姿勢を示した──のはほんの数秒のこと。あまりに早く崩れ去った虚勢の下から弱気が顔を出し、入園してすぐと似た問い掛けが寄越されたなら、どうせこのために一日空けているのだからとことん付き合おうかと一瞥ののち遠回しな肯定を。それから記憶した地図に従い、使命への第一歩目を踏み出して )
…ま、引き受けたからには最後まで面倒見るすよ。




1992: 逆巻 傑 [×]
2024-04-29 22:18:28



>1991

(/ ごめんなさい、台詞「面倒見る」じゃなくて「責任持つ」でした…!ついでに「アイスでもチュロスでもポップコーンでも」って適当なお菓子を補完していただけると助かります…!※蹴り推奨 )




1993: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-30 16:29:10



チュロスがいいですっ…!
( お化け屋敷後も遊園地を満喫できる保証を得られるとともに、甘いご褒美の提案に再度意気込む姿勢を見せては、漸く彼の後に続くように一歩踏み出していくと──やがて辿り着いたのは、古く廃れた洋館を舞台にしたお化け屋敷。その外観は蔦が張り巡らされ、雨風に晒された結果朽ちて切れたような演出の黄色いテープ、keep outと書かれたものが入口に垂れ下がり物々しい雰囲気を纏っていて。先程まで歓声と悲鳴が入り混じっていた周りの声は、ここでは悲鳴が色濃く響きわたっている。気圧されてたじたじと彼の背後に隠れるようにしながら呟くも、彼にかスタッフにか促されたなら、警戒心たっぷりに瞳だけきょろきょろと周囲へ巡らせつつ、彼の影に隠れるようにしながら入館するだろうか )
……な、なんか結構、本格的…。




1994: 逆巻 傑 [×]
2024-04-30 19:10:31



( 寂れた洋館の様相を呈するそのアトラクションは、過去に此処で不吉な何かが起こったのだと雄弁に物語り、いかにも幽霊の棲み着いていそうな雰囲気を醸し出していて。手招くように揺れる黄色のテープが一層の不気味さを誘い、少女は入る前からすっかり及び腰。しかし逃げ出そうとはしない勇敢さに毎度の感心をしつつ、彼女の盾となる形で暗がりに足を踏み入れては、数歩進んだ辺りでふと立ち止まり。今回の特訓はロケ本番を見据えてのもの。あまり甘やかしてもその意味を為さないかと背後の気配を振り返れば、たった今閃いたというニュアンスを隠さずに問うて )
…、先行く?




1995: 永瀬ひな季 [×]
2024-04-30 20:45:24



え、嫌です。
( 仄かな明かりだけが灯り、演出のためか外気温よりも少し冷えたお化け屋敷の中ぴたりと彼の背後に寄り添っていたところ、ふと立ち止まった彼にぶつかりそうになりつつ問い掛けを受けては、間髪入れずに普段とは違う活気のない声音で即答する。けれど、続けてぽつりと紡ぎ始めた言葉には小さくとも明らかな決意を揺らめかせて。そ、と少しずつ彼の前へと足を踏み出していくものの、目の前に遮蔽物がないのはやっぱり怖くて、ショルダーバッグに付けたトワハトくんを左手にがしりと握りしめつつ、暗がりを恐る恐る前を進み出しながら台詞だけは頼もしくとも声音は縋るようで )
……嫌ですけど……ロケ本番は、逆巻さん近くにいないですもんね…。……、わ、わたしの傍から離れないでくださいね。




1996: 逆巻 傑 [×]
2024-05-01 01:05:54



…はい。
( 蝋燭の火のような頼りのない声がはっきりと否定を紡ぎ、予想と違わぬその答えを楽に受け入れて前方へと向き直りかけた時、それを留めたのもまた相手の言葉で。恐怖へ立ち向かわんとする少女の意思表示に自分で尋ねておきながら意外そうに眉を上げ、どこか呆気に取られたような表情のまま一歩先へと進み出てゆく小さな肩を目で追うと、精一杯の台詞へ淡い感激混じりの従順な返事を静かに落とし。以降は無駄口を叩く事なく後方から彼女の勇姿を目に収めることと凝った館内をつぶさに鑑賞することに専心し、足取りはさながら美術館でも巡るかという優雅さで。脅かし役は人間より機械の仕掛けが主らしく、屋敷内にはほとんど生気が感じられない。二歩ほど前を行くポニーテールに従って開かれた扉の先に入れば、廊下より更に暗いその部屋ではびくつく連れ人すら危うく見失ってしまいかねず。実はくぐったばかりのその扉が突然開いて上から逆さ吊りのホラー人形が現れる脅かしの仕掛けだとは知る由もなく、誤作動で開きっぱなしになっていた木板は、少女が天井に張り付く白いドレスを見つけると同時、ひとりでに閉じて室内に完全な暗闇をもたらすだろう )




1997: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-01 17:21:56



……?暗くてよく見えな──
( 壁際に佇む今にも動き出しそうな騎士の人形や、通り過ぎる瞬間にがたりと音を立ててズレる壁に掛けられた絵画、どこからか聞こえてくる少女の笑い声など、例に漏れず全てのポイントに肩を揺らし驚く度に「わっ」だとか「ひぇ」だとか怯えた声を漏らし、トワハトくんをぎゅっと握りしめる。あまり怖いものを見ないように暗がりな屋敷内を双眸を薄めておっかなびっくり進んでいくものだから、うっかり仕掛けのための部屋に入り込んだなんて気が付かずに。直前の入園者が、進路案内の標識にぶつかり仕掛け部屋へ誘導するかのようにずらしてしまったせいもあるだろう。明かりがないためやけに暗く薄目では見えにくいその部屋で、さすがに暗すぎて危なそう、と双眸の開きをよくしては頭上から垂れ下がる白い布に気が付き、誘導されるように視線を上げていけば「─…っっ!?」天井に張り付けられていたのは、顔に入った亀裂から血が染み出したような人形。ぱちりと視線が合い、ひゅっと息を吸うだけで声にならない声を上げ〝さすがに無理!〟と思い振り返ったその瞬間、扉が閉じ僅かな明かりさえ遮断されてしまえば辺りは完全に闇に包まれて。え、と思考も動きも止まるけれど、誤作動のせいで上手く動かない人形が背後でギッと軋んだ音をひとつ立てては、屋敷の外にも聞こえそうな悲鳴を上げながら、身を守るように頭を両手で抱えてその場にしゃがみ込んでは固く双眸を瞑って。扉の外では誤作動のエラーを示すランプが鈍く点っているだろうか )
っ…きゃーーっ!!?やだやだやだっ、なに、逆巻さんどこ!?




1998: 逆巻 傑 [×]
2024-05-01 19:53:22



( 世界観を大事に仕掛けが配置・演出されてきたこれまでの順路とは異なり、ただただ暗いだけのそこはまるでアトラクションの舞台裏。突然風合いが変わったことへ僅かな違和感を覚えつつも、そういう趣向の脅かしなのかと呑み込んで視界の悪い部屋の探索に動き出せば、少しそばを離れた隙に暗闇の中から少女の絶叫が聞こえ。咄嗟に振り返るも扉が閉じ切られた後では相手の位置が把握できず、整備用具やら替えの人形やらに当たって音を立てながら、とにかく声のした方へと進んだ先は血走った作り物の眼の真下。その場で軽く手を振ってみるけれど触れるのは空気ばかりで手応えがなく、どこかへ逃げ去ってしまったのかと予測しては、見えない周囲を見回しながら呼び掛けて )
…、…水瀬さん?




1999: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-01 20:51:59



ひ、──…っ、ふぁい…?
( 真っ暗闇の中では何もかもに恐怖を感じて、彼が移動して何かにぶつかり音を立てる度に肩をびくつかせながら身を震わせる。頭を抱えるように押さえた力をつい強めていけば耳元も軽く塞いでしまうも、自身の名を呼ぶ声にはっとして、そっと手を緩めて下ろしていきながら目を開けるけれど瞑っていたのと然程変わらぬ景色が広がっていて。ぐす、と鼻を啜りつつ縋るようでふやふやと細い声ながら彼の声に応じては、蹲るようにしゃがんでいた顔をそっと上げ首を伸ばして。怖いものは何も視界に入れたくないけれど、彼の姿を求めて濡れた睫毛に縁取られた双眸を暗闇の中で不安げに揺らしつつ見据え )




2000: 逆巻 傑 [×]
2024-05-01 21:48:16



( 名前を呼ぶ声に応答があったのは、並んだ際の常の顔の位置より更に下方。蹲っていたのかと心霊スポットでの一件を思い出してすぐに察すれば、腕は慎重に周辺へと伸ばしたまま、片膝をつく形でゆっくりと身を屈め。その時無闇に宙を探っていた指先が漸く何かにぶつかり、体温を持つことから恐らく彼女であろうとは思いながら、しかしそこが普段触れる機会のない場所だけに確信が得られず。自信のない声で二度目の問い掛けを口にしては、何に手を当てているのか輪郭を確かめるべく、リングを数個つけた右手で少女の首元をそっと上の方へと撫でてゆき )
…、水瀬さん…?




2001: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-01 22:31:27



( 闇の虚空を見つめていれば、ふいに何かが首元に触れる感触がしてひゅっとまた息を小さく吸い込んだのを皮切りに無意識に息を止めてしまう。お化けだったらどうしよう、さっき上にいたアレが動き出したのかな。そんなはずもないのに怖いものが苦手なあまり、特訓でホラー映画を観すぎたあまりそんな不安が瞬時に過ぎってしまえば、心臓はばくばくと激しく鼓動するのに体は動けずにいたその時──すぐ近くでもう一度自分を呼ぶ声がして、輪郭をなぞるように上がってくる指にはいくつかの凹凸が感じられると、はっとして。この手を、指を知っている。一瞬の緊張で渇いた喉は掠れた声で確かめるように名を呼び、安堵で動くようになった体は弾かれるようにして前方へと腕を伸ばしながら飛び込んで、そこにちょうど彼の体があったならそのまま背か首の後ろに腕を回し「怖いよぉ~!」と泣き泣き縋り付くだろうか )
──…さ、か…まきさん?逆巻さん…逆巻さんっ!




2002: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-01 22:44:55



こわいこわいお化け屋敷の途中ではありますが…終わるまでまだ先そうだったので、お祝い挟んじゃいますね。( こそこそメタ季 )

----

傑さん傑さんっ、わたしが良いって言うまで目開けちゃダメですよ。( 部屋に入る前、彼に告げた目を瞑る指示 / 瞑ったのを確認してから扉を開けると彼の両手を下から掬い取り、部屋中央までゆっくりと誘導 )まだです、…もう少し、あとちょっと──…あ、左足気を付けて。…で、ここで座ってください。( ラグの上の物に細心の注意と誘導を払い、彼が腰を落ち着けるとともに自身も隣に落ち着ければ / にぱ )はいっ、どうぞ目を開けてください!

( 照明を落とした部屋の中は星空のプラネタリウム / シリコン製のミニクラゲがゆらゆら揺蕩い、青のLEDでライトアップされたアクアリウムを足元にいくつか散らして / 部屋の真ん中には砂浜を模した淡いベージュの丸ラグ / ラグ上に置かれた木製トレーの上には、定番シャンメリーとお祝いグラス / 三段のケーキスタンドには下から順に生ハムと野菜のサンドイッチ、ベリージャム添えのスコーン、抹茶のチョコケーキが並べられ )




2003: 逆巻 傑 [×]
2024-05-01 23:35:38



タイミングどうしようか迷ってたんで助かります。本編は一時中断ってことで、お祝い終わってからか──、…とにかく区切りが良いところで再開するすね。( 何気なく目を遣ったカレンダーの5/5に印がついているのを見つけてぎくり / 気付かなかった振り )

----

…足元に何かあるんすか?……、( 目を閉じると彼女の手を柔く握り、誘導に従って部屋を歩き / 足元の注意を促されて爪先でちょんちょんと辺りを探れば、アクアリウムを不必要な大股で跨いで / その後離れゆく両手を一瞬引き止めかけるも、意図を理解すると大人しくそこへ腰を下ろし )──……星。( 合図を受けて瞼を開いたなら、俯き加減だった顔は徐々に天井の方へ / 満点の星空にあっという間に見入ってぽつり / それから周辺のセットへ視線を下ろしては、それが表現するものに思い至って楽しげな表情向け )…と、プライベートビーチ?




2004: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-02 00:30:52



?…はい、了解ですっ!( 一瞬様子のおかしい姿に双眸ぱち / 印のついたカレンダー見遣るも小首を傾げるだけで / 視線を戻せばにこやかに敬礼 )

----

さすが傑さん、プライベートビーチまで大正解です!( 反応を期待したきらきらな笑みで見つめては / 正解のクラッカーをぱーん! / プラネタリウムのライトに反射してきらきら )綺麗なものが好きって聞いてたので、こういうのも好きかな~って思ってたら派生して夜のビーチになっちゃいました。ヒトデとか貝殻もありますよ。( ケーキスタンドのお皿の上にはそれらを模した半透明のカラフルなアクリルストーン / ひとつ指先で摘まむと顔の傍まで持ち上げてにこにこ )




2005: 逆巻 傑 [×]
2024-05-02 10:04:14



…ん、好き。疲れた時とかしばらくここにいたい。( 趣味をストレートに肯定 / こじんまりと座っていた足を徐々に寛がせると / 癒される仄暗さと綺麗な光たちに普段より幾分か気の抜けた様子で )…あぁ、こっちにも星があると思ったら、これヒトデか。( 徐に相手の顔のそばへと腕を伸ばし / 木に生った果実を摘むように、一回り小さな手ごと星形の後ろ側に手のひらを添えて少し引き寄せ )




2006: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-02 12:46:17



えへへ、よかったあ…!いつでもお部屋のセットしますからね。( 嬉しそうにふにゃんと柔らかく破顔しては / 星夜と海と、それから月が揃った景色を満足げに見つめ / 「ちなみにこれはお持ち帰り可です」と一番近くにあったアクアリウムの上部を手のひらでぽん )ふふ、海の星って書いてヒトデだから間違いじゃないかも。床に散らしたら踏んじゃいそうだったから、こっちに飾り付けてみました。( くすくすと小さく笑いながら、手のひら越しに微笑ましげに見つめると / ふと今更ながら浮かんだ名案 / むむ、とちょっと悔しげに唇を尖らせるも、すぐに無邪気な笑みに変わり )…あ。飴細工にすればよかった…そしたらこのままあーんってできたのに。えへへ。




2007: 逆巻 傑 [×]
2024-05-02 18:38:07



ひな季さんにさせられないすよ、そんなこと。いくら疲れてても。( 上ばかり見つめていた顔を隣の笑みにゆっくりと向け / 安らいだ表情はそのまま、ほんの僅かに眉下げると気持ちだけ受け取っておくことにして / 「…寝室かな」早くも持ち帰るつもりでじっと吟味しては、置き場所まで決定し )…間違いなく踏んでた。( 先程の状況を振り返り、踏んだ時の痛みまで想像して / 深刻そうに頷き / 不意の発案には仮にそうだとしても口を開かない意思を暗に示して撥ねつけ / にも関わらず、体温の高い彼女の手のことはそっと優しく握って )粘る間に溶けて指汚れただろうし、アクリルで良かったんじゃないすか?




2008: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-02 20:14:10



んん…、でも、ちょっとでも癒しになれるなら、わたしは力になりたいタイプなので。…だから、いつでも頼っていいんですよ。( きょと、と双眸を一度瞬けば / いつでもウェルカムな姿勢を示すように両腕を広げると朗らかな笑み浮かべ / 「ちなみにこれ色も変えれるみたいです」ひとつ手に取り底にあるスイッチをぽちれば / 淡いピンク色だったり紫色だったり、緑だったり )そう、かな…?そうかも…。( 彼が言うならそうなのかもしれない / 微かに指先ぴくり / 頬を淡くぽぽっと染めつつ僅かに手のひらの体温も上がったような / 視線をそわり )…そうだ、お祝いの言葉がまだです!乾杯しませんか。( は、とぽつんと空のままのグラスを見遣っては声を掛け )




2009: 逆巻 傑 [×]
2024-05-02 21:22:18



…、…じゃあ、声。…聴かせててください。好きなんで。( 何かを考えているのかいないのか、ぼんやりと相手の顔を眺めれば / ささやかな願い事と共に新情報をひとつ / 連れ帰ることが確定しているためか興味深げに色を変えるクラゲに視線注ぎ / ややあって「…あれみたいすね、ペンライト」とおぼえた既視感の正体に思い当たり )──…。( 部屋が暗いせいで顔色の変化には気付かず、相手をへこませただけのように映って / 今だけ飴細工にならないかとアクリルストーンを窺うも勿論なるはずなく / 多少名残惜しそうにしつつ、指先から抜けてゆくように手離し )!…すね、部屋に浸ってて忘れてた。( 呼び掛けを受けて此方もは、と / 最早慣れた手際でシャンメリーをふたつのグラスに注ぎ、赤のポピーが浮き出たそれを手に )




2010: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-02 21:46:04



声っ?…それはいいんですけど、んと、……大好き…、ずっと大好き。( ここにきて新情報が追加されては小さな衝撃マークを頭上に / いざそう言われると何を発したらいいのか、恥じらいながら視線を彷徨わせると / 折角音に乗せるなら想いも乗せたくて、ころんと転がる鈴音のようにぽつり / 「確かに!…あれでも待ってこれ、白色がないやつです」ぱ、と表情綻ばせるものの、一周回って青色に戻れば / ずーん… )ふふふ、夢中になってもらえたのなら冥利に尽きるってものです。…では改めまして──…2000レス、おめでとうございますっ!( 内情には気づかぬまま、ぽかぽかと温かな手をグラスに掛けて / ポピーの咲いたグラスを控えめにこつんと触れ合わせては / 咲き誇るポピーに引けを取らぬ笑みを湛えながら )まだまだこれからも、よろしくお願いします!




2011: 逆巻 傑 [×]
2024-05-02 22:51:05



──…、終わり?( 迷った末の言葉選びへ何か物言いたげに口開きかけるもやめて / 一度離れた両唇を閉じ合わせると、同様に一言だけぽつり / 仄青い光を湛えた眼差しで静かに見据え / 肩を落とす相手に小さく笑み零し、その手からアクアリウムを攫えば自分でも色を変えつつ「そうなると何色にするか迷うな」 )おめでとうございます。……2000レス…。( 笑顔が戻ったことに内心ほっと / グラスの鳴るのに合わせて祝辞述べ、まずはひとくち / 喉を下ったタイミングで遅れて実感したのか、傾けたグラスを戻しつつ独り言の声量で / 思い馳せるように柔らかく目伏せたなら、数瞬ののち屈託のない笑みで応えて )こちらこそ。ひな季さんといると時間があっという間すぎるけど、まだまだあれば安心すね。




2012: 永瀬ひな季 [×]
2024-05-03 10:03:10



お、終わらないです!…今日もかっこよくて、でもこの空間にいる傑さんが綺麗でうっとりしちゃって、見てるだけできゅんきゅんして好きーって思うんですけど…、声聞いてるとなんだか落ち着いて……わたしも傑さんの声が好きみたい、わたしを呼ぶ優しい声が大好き。( 視線を合わせ、きぱり / 溢れる幸せのように止まらない言葉たちを、はにかむ両頬包むように手を添えながら紡いでいくと / さらさらと静かで涼やかな、優しさ孕む声を思い出した耳朶へ指先伸ばして、えへへ / アクアリウムの色に仄かに照らされた表情を見つめながら「白があったら白にしてました?」 )──…わたしも、傑さんといると楽しくてあっという間です!たくさん話してきてるはずなのに、まだまだ話し足りなくて不思議。( グラスを傾けこくんと一口 / 向けられる笑みにきゅん / 緩まる頬 / レス数を人差し指でなぞれば、数字では表しきれない思いを溢し )




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